JP2008185009A - Rotation controller of work vehicle engine - Google Patents
Rotation controller of work vehicle engine Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008185009A JP2008185009A JP2007021256A JP2007021256A JP2008185009A JP 2008185009 A JP2008185009 A JP 2008185009A JP 2007021256 A JP2007021256 A JP 2007021256A JP 2007021256 A JP2007021256 A JP 2007021256A JP 2008185009 A JP2008185009 A JP 2008185009A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- engine
- rotation
- transmission
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
Description
この発明は、トラクタや運搬作業車等の走行装置で、エンジンの回転数を複数段階に設定する手段とエンジンの出力回転を多段に変速する変速装置を備えた作業車のエンジン回転制御装置に関する。
BACKGROUND OF THE
作業車の走行速度を変速する変速装置として、エンジンの回転数を複数段階に設定すると共にエンジンの出力回転をギア変速等で複数段に変速可能にして軽作業時や単なる平地走行時にはエンジン回転を低回転に設定しギア変速で所望の走行速度にして燃料の消費を節約し、重作業時や登板走行時にはエンジン回転を高回転に設定しギア変速等で所望の走行速度にして高トルクで走行できるようにしたものがある。例えば、特開2005−344756号公報には、アクセルレバーでエンジン回転数を高・低速に設定可能にし、低速回転に設定している場合に、アクセルペダルで増速操作を行うとエンジンの増速と共にギア変速を増速段に変えて走行速度を増速する変速装置が記載されている。
前記従来の作業車のエンジン回転制御装置では、アクセルレバーでエンジン回転数を高速に設定したままアクセルペダルで増速操作を行うと、エンジン回転数の高回転移行に伴って走行速度が急に高速走行となって危険であるため、アクセルレバーでエンジン回転数を低速に設定している場合のみにアクセルペダルで増速操作を行うとエンジンの増速と共にギア変速を増速段に変えるようにしているが、エンジン回転数を高速に設定してさらにギア変速を高速にして高速走行を行いたい場合もある。 In the conventional engine rotation control device for a work vehicle, if the acceleration operation is performed with the accelerator pedal while the engine speed is set to a high speed with the accelerator lever, the traveling speed suddenly increases as the engine speed shifts to a higher speed. Since it is dangerous to run, if the accelerator pedal is used to increase the speed only when the engine speed is set to a low speed using the accelerator lever, the gear shift is changed to the speed increasing stage as the engine speed increases. However, there is a case where the engine speed is set to a high speed and the gear shift is further set to a high speed for high speed driving.
エンジン回転数設定が低速でも高速でもギア変速を高速に切換可能にすると、エンジン回転数を低速に設定している時のギア変速による増減速感とエンジン回転数を高速に設定している時のギア変速による増減速感とには違いが有って、高速設定時には急増減速になり危険を感じる。 Even if the engine speed is set to low speed or high speed, the gear shift can be switched to high speed. When the engine speed is set to low speed, the feeling of acceleration / deceleration due to gear shift and when the engine speed is set to high speed There is a difference from the feeling of acceleration / deceleration due to gear shifting, and there is a danger of sudden increase / decrease in speed setting.
本発明では、エンジン回転数を高速回転に設定した場合でもギア変速等による走行速度の変更がスムーズに行われ、走行中にエンジン回転数を低速回転から高速回転に切り換えても急増速にならず安全に走行速度を増速できるようにすることを課題とする。 In the present invention, even when the engine speed is set to a high speed, the travel speed is smoothly changed by gear shifting or the like, and even if the engine speed is switched from a low speed to a high speed during travel, the speed does not increase rapidly. It is an object to be able to increase the traveling speed safely.
上記本発明の課題は、次の解決手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、エンジン回転数を低速から高速まで複数段階に設定するエンジン回転数設定手段Aとエンジン出力回転を低速から高速まで複数段階に変速する伝動変速手段Bを設けた作業車のエンジン回転制御装置において、伝動変速手段Bによる高速段階の伝動変速時にエンジン回転数設定手段Aを低速から高速へ切り換えた際の回転増加率を伝動変速手段Bによる低速段階の伝動変速時に同様に切り換えた際の回転増加率よりも小さくする回転増加率制御を設けたことを特徴とする。
The problems of the present invention are solved by the following means.
The invention according to
この制御により、高速段階の伝動変速時にエンジン回転数設定手段Aを低速から高速へ切り換えても走行速度が急加速しない。
また、請求項2に記載の発明は、走行クラッチの断続を検出するクラッチセンサ1を設け、このクラッチセンサ1が走行クラッチの入を検出した場合のみに、請求項1の制御を行うようにした。
With this control, the traveling speed does not suddenly accelerate even when the engine speed setting means A is switched from low speed to high speed at the time of high-speed transmission.
Further, the invention according to claim 2 is provided with a
この制御により、走行クラッチが入の場合すなわち走行中に急加速されるのを防ぎ、走行せずにエンジン回転数設定手段Aでエンジンのみの回転を変える増速は速やかに行われる。 By this control, when the traveling clutch is engaged, that is, sudden acceleration during traveling is prevented, the engine speed setting means A speeds up changing the rotation of only the engine without traveling.
請求項1記載の発明によれば、伝動変速段階を一定に設定した状態でエンジン回転数設定手段Aで低速から高速へ切り換えると、走行速度がエンジンの回転が増加した分だけ増速されるが、伝動変速を高速段階にしているとエンジン回転がゆっくり上昇することになって急加速走行を防止されることになり、伝動変速段階を低速にしているとエンジン回転数設定手段Aの増速設定でエンジン回転が速やかに上昇するが走行速度が低速であるために変速ショックが無い程度で素早く増速して、安全な運転が可能になる。 According to the first aspect of the present invention, when the engine speed setting means A is switched from the low speed to the high speed while the transmission gear shifting stage is set to be constant, the traveling speed is increased by the increase of the engine speed. When the transmission gear shift is set to the high speed stage, the engine speed slowly rises to prevent sudden acceleration travel, and when the transmission gear shift stage is set to the low speed, the engine speed setting means A increases the speed setting. Thus, the engine speed rises quickly, but since the running speed is low, the speed is increased quickly to the extent that there is no shift shock, and safe driving becomes possible.
また、請求項2記載の発明によれば、エンジンの増速回転がゆっくりとなるのは走行クラッチを入にした走行時のみになり、エンジン単体の点検調整の際には通常の増速となって、調整を行い易い。 According to the second aspect of the present invention, the speed increase of the engine is slow only when traveling with the traveling clutch engaged, and the normal speed is increased during inspection and adjustment of the engine alone. Adjustment is easy.
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
なお、本明細書において作業車両の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後という。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
In the present specification, the left and right directions in the forward direction of the work vehicle are referred to as left and right, respectively, the forward direction is referred to as front, and the reverse direction is referred to as rear.
図1と図2は、作業車両の一例として示すトラクタの全体を示す図面で、機体の前後部に前輪10,10と後輪11,11を備え、機体の後部に搭載したエンジン12の回転動力をミッションケース13内のギア変速装置と油圧変速装置によって適宜に減速して、これらの前輪10,10と後輪11,11に伝えるように構成している。
FIGS. 1 and 2 are drawings showing an entire tractor as an example of a work vehicle. Front and
機体中央のハンドルポスト14にはステアリングハンドル15が支持され、その後方には操縦席16が設けられている。ステリングハンドル14の下方左側には機体の進行方向を前後方向に切り換える前後進レバー17が設けられている。この前後進レバー17を前側に移動させると機体が前進し、後方へ移動させると後進する。
A
また、ハンドルポスト14を挟んで前後進レバー17の反対側にはアクセルレバー18が設けられ、また、ステップフロアー19の右コーナー部にはアクセルペダル20と左右のブレーキペダル21,22が配置され、ステップフロアー19の左コーナーにはクラッチペダル23が配置されている。
An
また、一速から八速まで変速段を選択可能なHSTレバー24は操縦席16の左前方部にあり、低速、中速、高速及び中立のいずれかの位置を選択できる副変速レバー25はその後方にあり、更にその後方に一速から三速までと中立位置を選択できるPTO変速レバー26が設けられている。
Further, the HST lever 24 that can select the gear position from the first speed to the eighth speed is located in the left front portion of the
さらに、操縦席16の右側には、作業機(図示せず)の高さを設定するポジションレバー27と圃場の耕耘深さを自動的に設定する自動耕深レバー28、これらのレバー27,28の後に作業機の右上げスイッチ29と右下げスイッチ30が配置され、更にその後に自動水平スイッチ31(オンでトラクタの絶対水平位置(圃場面に対する水平でなく、地球の水平面に対して水平)を保つ)とバックアップスイッチ32(オンで前後進レバー23が後進位置にあるときに、作業機上げ用リンク33が作業機を上昇させる)が配置されている。また、機体の後方には作業機を連結する前記リンク33が設けられている。
Further, on the right side of the
このトラクタに用いられるエンジン12は、蓄圧式燃料噴射ディーゼルエンジンが用いられているが、その蓄圧式燃料噴射ディーゼルエンジンについてその回転制御方法の概要を説明する。
As the
蓄圧式燃料噴射ディーゼルエンジンとは、ディーゼルエンジンにおいて各気筒へ燃料を噴射するインジェクタへの燃料供給を要求された圧力にしたコモンレール(蓄圧室)を介して行うもので、図3に示すシステム図で燃料噴射制御状態を説明する。 The accumulator fuel-injection diesel engine performs fuel supply to the injectors that inject fuel into each cylinder in the diesel engine through a common rail (accumulation chamber) at the required pressure. The fuel injection control state will be described.
燃料タンク40内の燃料は吸入路41により燃料フィルタ42を介してエンジン12で駆動される高圧ポンプ43に吸入され、この高圧ポンプ43によって加圧された高圧燃料は吐出路44によりコモンレール45に導かれて蓄えられる。
The fuel in the
コモンレール45内の高圧燃料は各高圧燃料供給路46により気筒数分のインジェクタ(燃料噴射弁)47に供給され、エンジンコントロールユニット(以下「ECU」という)48からの指令に基づき、各気筒毎にインジェクタ47が開弁作動して、高圧燃料がエンジン12の各燃焼室内に噴射供給される。
The high-pressure fuel in the
各インジェクタ47での余剰燃料(リターン燃料)は各リターン路49により共通リターン路50へ導かれ、燃料タンク40へ戻される。
また、コモンレール45内の燃料圧力(コモンレール圧力)を制御するため、高圧ポンプ43に圧力制御弁51が設けられている。この圧力制御弁51はECU48からのデューティ信号によって高圧ポンプ43から燃料タンク40への余剰燃料のリターン路50の流路面積を調整するものであり、これによりコモンレール45側への燃料吐出量を調整して、コモンレール圧力を制御することが出来る。具体的には、エンジン運転条件に応じて目標コモンレール圧力を設定し、コモンレール圧センサ52により検出されるコモンレール圧力がこの目標コモンレール圧力と一致するように、圧力制御弁51を介してコモンレール圧力をフィードバック制御する。
Excess fuel (return fuel) in each
Further, a
このように、コモンレール圧力を変更することで燃料噴射量を変更してエンジン回転数を制御できるので、例えば、回転数変動を監視して0.1秒間に100rpm以上の回転変動があればコモンレール圧力を低下させて回転数の変動を緩やかにするようなことが出来る。 In this way, the engine speed can be controlled by changing the fuel injection amount by changing the common rail pressure. For example, if the rotational speed fluctuation is monitored and there is a rotational fluctuation of 100 rpm or more in 0.1 second, the common rail pressure It is possible to make the fluctuation of the rotational speed moderate by reducing the.
この蓄圧式燃料噴射ディーゼルエンジン12は、データマップから導かれるレール圧やメイン噴射タイミング及びパイロット噴射回数で出力を制御されている。
データマップは、エンジン12の出力を制御するパターンを図4に示す走行モード(ドループ制御)M1と通常作業モード(アイソクロナス制御)M2及び重作業モードM3の三種類のアクセルトルクマップAMに設定している。このアクセルトルクマップAMは回転数と出力トルクとの関係からなり、走行モードM1は負荷が加わると出力トルクが低下するモードで単なる走行時に使用し、通常作業モードM2は負荷が加わっても限界までは出力トルクを一定に保つモードで通常の作業時に使用し、重作業モードM3は出力トルクが限界に達すると回転数を上昇させて限界を高めるモードで特に作業負荷が大きくなるような場合に使用して作業限界を高める。
The pressure-accumulated fuel-
In the data map, patterns for controlling the output of the
図5は、トラクタの制御信号とエンジン制御信号の流れを示す制御ブロック図で、HSTレバー24の変速操作位置が主変速センサ59からECU48に入力し、副変速レバー25の低・中・高速操作位置が変速センサ60からECU48に入力する。他に、最高エンジン回転数を設定する回転数設定スイッチ61(これが本発明のエンジン回転数設定手段Aに相当する)からの3000,2500,2000rpm等の設定値や前後進レバー17の前後進スイッチ62から前進、中立、後進の位置信号やクラッチペダル23のクラッチセンサ63からクラッチ入・切信号や作業・走行切換スイッチ64からの作業・走行設定信号がECU48に入力する。
FIG. 5 is a control block diagram showing the flow of the tractor control signal and the engine control signal. The shift operation position of the
ECU48には、上記の他に前記のアクセルトルクマップから制御データを適宜に取り込み、エンジン用各センサ69から回転数や外気温等のデータが入力し、コモンレールの圧力制御弁51へコモンレール圧が制御信号として出力される。さらに、走行速度の表示器であるマルチアイ65には変速設定時の最高走行速度や実走行速度が表示される。
In addition to the above, the
作業・走行切換スイッチ64は、アクセルトルクマップAMの使用モードを設定し、作業にすると通常作業モードM2を使用して制御することになり、走行にすると走行モードM1を使用して制御することになる。この作業・走行切換スイッチ64は、単独で設けても良いが、アクセルレバー18に路上走行と作業の切換位置を設けてこの切換位置で信号を出すようにしても良く、回転数設定スイッチ61に連動しても良い。アクセルレバー18を増速にした時には通常作業モードM2から重作業モードM3に移行して制御することになる。この制御で、アクセルレバー18を走行にした場合には、アクセルペダル20でのエンジン回転数制御が優先となり、アクセルレバー18を作業にした場合には、エンジン回転数を設定値に保持する作業制御が優先となる。
The work / travel change-
また、前記と違って、PTO変速レバー26が変速位置に移動したことを検出するPTOスイッチ34のオン信号で、作業制御に切り替わるようにしても良い。PTOスイッチ34は単独で設けても良い。
In addition, unlike the above, it may be switched to work control by an ON signal of the PTO switch 34 that detects that the
さらに、この作業制御への移行は、作業機を下げた状態をポジションレバー27の下げ操作やリンク33の下げを検出する作業機下げセンサ70からのオン信号にすれば、より正確に作業状態を検出できる。
Furthermore, the shift to the work control can be performed more accurately if the work machine is lowered by using an ON signal from the work
PTOスイッチ34と作業機下げセンサ70が共にオン信号で作業制御に移行し、どちらかの信号がオフになると作業制御を解除するようにすれば、エンジン回転を低下して作業を中断した時のエンジン12の燃料消費を低減できる。この場合に、作業制御を解除したままで再度回転数設定スイッチ61で回転数を設定することで作業制御状態にするようにすれば、作業開始に対応し易い。この際に、クラッチ入信号でエンジン回転数が徐々に設定回転数に復帰して作業制御に移行にするようにして、作業機の起動をスムースに行える。
If both the PTO switch 34 and the work implement lowering
HSTレバー24や副変速レバー25の変速操作を検出して変速の際に起こる負荷変動でのエンジン回転の低下が少ない作業制御にするようにすると変速ショックを少なく出来る。この作業制御状態は変速の開始から終了までの極短い時間に限定することで、変速操作後のエンジン回転変更の応答性が良い。
If the shift operation of the
作業制御は、左右のブレーキペダル21,22を踏み込むと急速に解除されるようにすることで、急停止が可能になり、一旦作業制御を解除すると解除が持続状態になる。
また、作業制御は、前記の条件に加えて、クラッチペダル23のクラッチセンサ63からクラッチ切信号で解除し、クラッチ入信号で作業制御移行にすると、走行停止時のエンジン回転を低下させて燃料消費率を低減できる。
The work control can be stopped suddenly by depressing the left and
In addition to the above conditions, when the work control is released by the clutch disengagement signal from the clutch sensor 63 of the
図6は、本発明の伝動変速手段BであるHSTレバー24や副変速レバー25の変速位置でエンジン12の回転上昇率を変更する制御のフローチャートである。ステップS1でエンジン回転数を例えば2000rpmから2500rpmに変更すれば、ステップS2でHSTレバー24か副変速レバー25が高速位置(本実施例では、HSTレバー24が五速以上で、副変速レバー25が高速の場合を高速位置と判定する)であるかの判断を行い、YESであればさらにステップS3でクラッチペダル23の入を判定し、この判定もYESであれば、ステップS4のエンジン回転緩上昇として2000rpmから2500rpmにする変更時間を長くして走行速度がゆっくりと速くなるようにする。なお、エンジン回転緩上昇の手段は、例えばコモンレールの圧力上昇スピードを遅くして燃料供給量を徐々に多くする、といった方法で行う。ステップS2とステップS3のどちらかの判定がNOであれば、ステップS5のエンジン急上昇を行う。
FIG. 6 is a flowchart of the control for changing the rotation increase rate of the
図7は、前後進切換レバー17の位置によってエンジン回転数設定値を制限する制御のフローチャートで、後進時にエンジン回転が高くなって高速後進になるのを防ぐ。ステップS10で回転設定スイッチ61でエンジン回転数Tを設定し、ステップS11で前後進スイッチ62が後進(バック)であればステップS12でエンジン回転数Tの8割(0.8T)になるようにする。ステップS11で前後進スイッチ62が後進以外(前進か中立)であれば、ステップS13でエンジン回転数Tのままでエンジン12の回転を上昇する。具体的には、設定回転数を2000rpmにすると、バック時の回転数は1600rpmになる。
FIG. 7 is a flowchart of control for limiting the engine speed setting value depending on the position of the forward /
なお、前記例では、後進時のエンジン回転数を前進或いは中立時の8割に計算しているが、これ以外に後進時用の低減回転数を適宜に決めても良い。
図8は、エンジン回転数の設定制御のフローチャート図で、以下では回転数設定値をアクセルメモリという。
In the above example, the engine speed at the time of reverse travel is calculated as 80% at the time of forward travel or neutral, but a reduced rotational speed for reverse travel may be determined as appropriate.
FIG. 8 is a flowchart of the engine speed setting control. Hereinafter, the engine speed setting value is referred to as an accelerator memory.
ステップS20で各センサや操作スイッチのデータを読み込み、ステップS21のアクセルメモリの判定で、アクセルメモリが無ければステップS22のアクセルメモリ操作ありの判定に移行し、YESであればステップS23のアクセルメモリをセットし、NOであればステップS24のアクセルレバー18やアクセルペダル20での設定回転数でエンジン回転数を制御する。
In step S20, the data of each sensor and operation switch is read. If the accelerator memory is not determined in step S21, the process proceeds to the determination in step S22 that there is an accelerator memory operation. If YES, the accelerator memory in step S23 is determined. If it is set and NO, the engine speed is controlled by the set speed at the
ステップS21のアクセルメモリの判定で、アクセルメモリがあれば、ステップS25のアクセルメモリ操作ありの判定判定に移行し、YESであればステップS26のアクセルメモリをセットし、NOであればステップS27のクラッチセンサ63からクラッチ切信号有りの判定を行い、YESであればステップS28のエンジン回転数をアクセルレバー設定回転数に保持し、NOであればステップS29のアクセルメモリの回転数でエンジン回転数を制御する。 If it is determined in step S21 that the accelerator memory is present, the process proceeds to step S25 to determine whether the accelerator memory is being operated. If YES, the accelerator memory in step S26 is set. If NO, the clutch in step S27 is set. It is determined from the sensor 63 that there is a clutch disengagement signal. If YES, the engine speed in step S28 is held at the accelerator lever set speed, and if NO, the engine speed is controlled by the accelerator memory speed in step S29. To do.
ステップS30でPTOスイッチ68からの信号でPTOクラッチが入から切になったかの判定を行い、YESであればステップS31のエンジン回転数をアクセルレバー設定回転数に保持し、NOであればステップS32の左右ブレーキ21,22の両方がONかの判定に移行し、YESであればステップS33のアクセルメモリをリセットする。NOであればステップS34のPTOクラッチが切から入になったかの判定を行い、NOであれば後述するステップS38の前に飛び、YESであればステップS35のPTOクラッチ昇圧完了の判定に移行し、NOであればステップS36のエンジン回転数をアクセルレバー設定回転数に保持し、YESであればステップS37のアクセルメモリの回転数でエンジン回転数を制御する。
In step S30, a signal from the
ステップS38ではアクセルメモリの増減操作を判定し、NOであればそのまま制御を終了し、YESであればステップS39アクセルメモリの設定回転数を変更して制御を終了する。 In step S38, the accelerator memory increase / decrease operation is determined. If NO, the control is terminated as it is, and if YES, the set rotational speed of the accelerator memory is changed in step S39, and the control is terminated.
図9は、走行速度を表示する表示装置(別呼称マルチアイ)65への走行速度表示制御のフローチャートで、ステップS40で各センサや操作スイッチのデータを読み込み、ステップS41のHSTレバー24が中立かの判定で、YESならばステップS42で車速表示を現在エンジン回転数と副変速位置で演算した最高車速を点滅表示する。NOであればステップS43のクラッチペダル23の切判定を行い、YESならばステップS45で車速表示を現在エンジン回転数と副変速位置及びHSTレバー位置で演算した最高車速を点滅表示する。
FIG. 9 is a flowchart of the traveling speed display control to the display device (also called multi-eye) 65 that displays the traveling speed. In step S40, data of each sensor and operation switch is read, and whether the
ステップS43のクラッチペダル23の切判定がNOであれば、さらにステップS44の前後進レバー17が中立かの判定を行い、YESならば前記ステップS45の処理を行う。NOであればステップS46で車速表示を現在車速センサの車速(実走行速度)で表示する。
If NO in step S43, the determination of whether the forward /
1 クラッチセンサ
24 HSTレバー
25 副変速レバー
61 回転数設定スイッチ
A エンジン回転数設定手段
B 伝動変速手段
1
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007021256A JP2008185009A (en) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | Rotation controller of work vehicle engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007021256A JP2008185009A (en) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | Rotation controller of work vehicle engine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008185009A true JP2008185009A (en) | 2008-08-14 |
Family
ID=39728220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007021256A Pending JP2008185009A (en) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | Rotation controller of work vehicle engine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008185009A (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010150856A1 (en) * | 2009-06-25 | 2010-12-29 | 三菱重工業株式会社 | Engine exhaust energy recovery device |
JP2011214427A (en) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Kubota Corp | Transmission control device of working vehicle |
JP2016145566A (en) * | 2015-02-09 | 2016-08-12 | ヤンマー株式会社 | Work vehicle engine control device |
JP2016211513A (en) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | 株式会社クボタ | Working vehicle |
-
2007
- 2007-01-31 JP JP2007021256A patent/JP2008185009A/en active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010150856A1 (en) * | 2009-06-25 | 2010-12-29 | 三菱重工業株式会社 | Engine exhaust energy recovery device |
JP2011007094A (en) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Engine exhaust energy recovery device |
CN102422000A (en) * | 2009-06-25 | 2012-04-18 | 三菱重工业株式会社 | Engine exhaust energy recovery device |
KR101333969B1 (en) * | 2009-06-25 | 2013-11-27 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | Engine exhaust energy recovery device and recovery method |
JP2011214427A (en) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Kubota Corp | Transmission control device of working vehicle |
JP2016145566A (en) * | 2015-02-09 | 2016-08-12 | ヤンマー株式会社 | Work vehicle engine control device |
JP2016211513A (en) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | 株式会社クボタ | Working vehicle |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5413211B2 (en) | Tractor engine control system | |
US8504257B2 (en) | Work vehicle and method of controlling the same | |
US8152690B2 (en) | Engine revolutions control device of working vehicle and method | |
CN103688089B (en) | Work vehicle and method for controlling work vehicle | |
KR20140066712A (en) | Drive control method and system for operating a hydraulic driven work machine | |
JP2018108764A (en) | Work vehicle and operation system of work vehicle | |
JP2008185009A (en) | Rotation controller of work vehicle engine | |
JP2014047802A (en) | Shift control device for work vehicle | |
JP6332217B2 (en) | Tractor | |
JP5817291B2 (en) | Shift control device for work vehicle | |
JP2014028584A (en) | Tractor | |
JP6127940B2 (en) | Work vehicle | |
JP2008196600A (en) | Travel control device of working vehicle | |
JP2008057391A (en) | Work vehicle | |
JP2013245810A (en) | Speed change control device for working vehicle | |
JP6079829B2 (en) | Work vehicle | |
JP5124528B2 (en) | Work vehicle load control device | |
JP2010025057A (en) | Traveling working machine | |
JP5700150B1 (en) | Work vehicle | |
JP5998718B2 (en) | Shift control device for work vehicle | |
JP2010127206A (en) | Engine output control device | |
JP5125613B2 (en) | Travel transmission for work vehicle | |
JP2015166635A5 (en) | ||
JP5076711B2 (en) | Travel transmission for work vehicle | |
JP5261422B2 (en) | Travel drive control system |