JP2008181268A - 携帯機器、携帯録音機器、情報機器、プログラムおよびセキュリティ装置 - Google Patents

携帯機器、携帯録音機器、情報機器、プログラムおよびセキュリティ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯機器の盗難・紛失時にその携帯機器を取得した他人により機密性のある情報が漏洩することを防止するために、携帯機器を利用する毎に利用者が本人認証を実施する必要のない携帯機器、携帯録音機器、情報機器、プログラムおよびセキュリティ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】携帯機器は、セキュリティ付加データを記録処理モードの場合には書き込み再生処理モードの場合には読み出すセキュリティ付加データ記憶手段と、初期設定モードの場合には認証情報を情報機器から受信し再生処理モードの場合には前記認証情報および前記情報機器が前記セキュリティ付加データを再生するときは前記セキュリティ付加データを前記情報機器へ送信する第1の通信手段と、初期設定モードの場合には前記第1の通信手段の出力である前記認証情報を書き込み再生処理モードの場合には前記認証情報を読み出す第1の認証情報記憶手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポータブルオーディオ機器、ポータブルビデオ機器、携帯電話、個人用携帯情報端末(PDA)などの携帯機器において、その機器の盗難・紛失時にデータに含まれる機密情報の漏洩を防止する携帯機器、携帯録音機器、情報機器、プログラムおよびセキュリティ装置に関するものである。
近年、ポータブルオーディオ機器、ポータブルビデオ機器、携帯電話、個人用携帯情報端末(PDA)などの携帯機器が普及してきている。携帯電話や個人用携帯情報端末(PDA)には住所録などの個人情報や業務・取引に関する機密データが含まれており、機密情報に対するセキュリティへの対応がなされてきている。また、ポータブルオーディオ機器の録音データやポータブルビデオ機器における録画データにおいても、例えば重要会議データなどの機密情報が含まれており、機密情報の流出により経済的に大きな損失をもたらすリスクを有している。
さらに、半導体技術や磁気記録技術の進化により、大容量の記録媒体が携帯機器に内蔵されている機器が増加してきている。そこで、携帯機器が盗難・紛失した場合、その携帯機器に内蔵されている記録媒体にある機密情報が漏洩するリスクが発生するため、携帯機器における機密情報の漏洩を防止するセキュリティ装置への要望がますます高まってきている。
これらに対応するために、本人認証機能を設けることにより携帯機器の盗難・紛失時における機密情報の漏洩を防止している。現在用いられている本人認証機能は、大きく2つの方式に分類できる。第1の認証方式としてパスワード方式があり、広く普及している。この方法は携帯機器の使用時にパスワード入力を行うことにより機器の使用を可能にするものである。そのため、パスワードを知らない他人による不正使用を防止できる。パスワード方式は、実装が容易であり多くの携帯機器で実装されている。
第2の認証方式としてバイオメトリックス方式がある(例えば特許文献1参照。)。これは、指紋などの生体情報に基づいて本人認証を行う技術であり、一部の携帯電話などで実用化され始めている。
特開2004−62826号公報
しかしながら上記の従来の構成では、パスワード方式では人間の記憶にもとづき入力を行うものであり、パスワード自体も容易に思い出せるものを設定する場合が多く、パスワードのハッキングなどにより他人にパスワードが漏洩する可能性が残る。また、バイオメトリックス方式では、コスト・サイズの問題や認識パターンの漏洩したときの変更の困難性などから、現状一部の携帯機器に採用されるに留まっている。
以上のように携帯機器の使用時に本人認証を行うこれらの方式では、パスワードや認証パターンなどの認証情報の漏洩リスクが存在し、携帯機器が盗難・紛失した場合に記録されている秘密情報が他人に漏洩する可能性が残っているという問題点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、携帯機器の盗難・紛失時にその携帯機器を取得した他人により機密性のある情報が漏洩することを防止するために、携帯機器を利用する毎に利用者が本人認証を実施する必要のない携帯機器、携帯録音機器、情報機器、プログラムおよびセキュリティ装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明の請求項1に係る携帯機器は、セキュリティ付加データを記録処理モードの場合には書き込み再生処理モードの場合には読み出すセキュリティ付加データ記憶手段と、初期設定モードの場合には認証情報を情報機器から受信し再生処理モードの場合には前記認証情報および前記情報機器が前記セキュリティ付加データを再生するときは前記セキュリティ付加データを前記情報機器へ送信する第1の通信手段と、初期設定モードの場合には前記第1の通信手段の出力である前記認証情報を書き込み再生処理モードの場合には前記認証情報を読み出す第1の認証情報記憶手段と、を備えた構成を有している。
また、本発明の請求項2に係る情報機器は、初期設定モードの場合には自己が作成した認証情報を書き込む第2の認証情報記憶手段と、初期設定モードの場合には前記認証情報を携帯機器へ送信し再生処理モードの場合には前記携帯機器の認証情報を前記携帯機器から受信しセキュリティ付加データを再生するときは前記セキュリティ付加データを前記携帯機器から受信する第2の通信手段と、再生処理モードの場合には前記携帯機器の認証情報が第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報と一致するときは前記セキュリティ付加データの再生を可能にする第2の制御手段と、を備えた構成を有している。
さらに、本発明の請求項3に係るプログラムは、情報機器を、初期設定モードの場合には自己が作成した認証情報を書き込む第2の認証情報記憶手段と、初期設定モードの場合には前記第1の認証情報を携帯機器へ送信し再生処理モードの場合には前記携帯機器の認証情報を前記携帯機器から受信しセキュリティ付加データを再生するときは前記セキュリティ付加データを前記携帯機器から受信する第2の通信手段と、再生処理モードの場合には前記携帯機器の認証情報が第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報と一致するときは前記セキュリティ付加データの再生を可能にする第2の制御手段と、して機能させる構成を有している。
また、本発明の請求項4に係るセキュリティ装置は、上述の携帯機器と、上述の情報機器と、を備えた構成を有している。
さらに、本発明の請求項5に係る携帯録音機器は、セキュリティ付加音声データを録音処理モードの場合には書き込み再生処理モードの場合には読み出すセキュリティ付加音声データ記憶手段と、初期設定モードの場合には認証情報を情報機器から受信し再生処理モードの場合には前記認証情報および前記情報機器が前記セキュリティ付加音声データを再生するときは前記セキュリティ付加音声データを前記情報機器へ送信する第1の通信手段と、初期設定モードの場合には前記第1の通信手段の出力である前記認証情報を書き込み再生処理モードの場合には前記認証情報を読み出す第1の認証情報記憶手段と、を備えた構成を有している。
また、本発明の請求項6に係る情報機器は、初期設定モードの場合には自己が作成した認証情報を書き込む第2の認証情報記憶手段と、初期設定モードの場合には前記認証情報を携帯録音機器へ送信し再生処理モードの場合には前記携帯録音機器の認証情報を前記携帯録音機器から受信しセキュリティ付加音声データを再生するときは前記セキュリティ付加音声データを前記携帯録音機器から受信する第2の通信手段と、再生処理モードの場合には前記携帯録音機器の認証情報が第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報と一致するときは前記セキュリティ付加音声データの再生を可能にする第2の制御手段と、を備えた構成を有している。
さらに、本発明の請求項7に係るプログラムは、情報機器を、初期設定モードの場合には自己が作成した認証情報を書き込む第2の認証情報記憶手段と、初期設定モードの場合には前記認証情報を携帯録音機器へ送信し再生処理モードの場合には前記携帯録音機器の認証情報を前記携帯録音機器から受信しセキュリティ付加音声データを再生するときは前記セキュリティ付加音声データを前記携帯録音機器から受信する第2の通信手段と、再生処理モードの場合には前記携帯録音機器の認証情報が第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報と一致するときは前記セキュリティ付加音声データの再生を可能にする第2の制御手段と、として機能させる構成を有している。
また、本発明の請求項8に係るセキュリティ装置は、請求項5に係る携帯録音機器と、請求項6に係る情報機器と、を備えた構成を有している。
さらに、本発明の請求項9に係る情報機器は、他の情報機器の第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報と自己の第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報の授受を行う認証情報入出力手段を更に有し、第2の認証情報記憶手段は前記他の情報機器から受けた認証情報を更に書き込む構成を有している。
また、本発明の請求項10に係るプログラムは、情報機器を、他の情報機器の第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報と自己の第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報の授受を行う認証情報入出力手段を更に有し、第2の認証情報記憶手段は前記他の情報機器から受けた認証情報を更に書き込む機能をさせるための構成を有している。
以上のように本発明は、携帯機器を使用する毎に利用者が本人認証を実施することなく、携帯機器の盗難・紛失時にその携帯機器を取得した他人により機密情報の漏洩を防ぐことができるという優れた効果が得られる。
以下、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における携帯機器および情報機器の構成を示すブロック図である。図1において、1は携帯機器である音声録音機器、2は情報機器であるPCを示している。101は音声録音機器1の制御を行うマイコンである。102は音声データの管理情報であるTOC(Table Of Contents)、セキュリティなし音声データ、セキュリティ付加音声データ、認識キーなどを格納するフラッシュメモリである。103はPC2との通信を行うためのUSBコントローラ、104は音声データの圧縮・伸張を行う音声圧縮伸長LSI、105は音声データを入力するマイク、106は音声データを出力するスピーカー、107はオーディオ機器を操作する入力キー、108はオーディオ機器の状態や入力指示内容を表示する表示器である。また、111はPC2を制御するCPU、112は音声編集アプリケーション、認識キーなどを格納するハードディスク、113はオーディオ機器と通信を行うためのUSBI/F、114はメモリ、115は入出力I/F、116はキーボード、117はマウス、118はディスプレイである。
ここで、本実施の形態では、PC2には音声録音機器1の音声データを再生することが可能な音声編集アプリケーションがハードディスク112上に格納されており、音声録音機器1とPC2上のアプリケーションとの通信はUSB接続によりなされるものとしている。
以上のように構成された本発明の実施の形態1について、以下図2、図3、図4を用いて動作を説明する。図2は、本発明の実施の形態1におけるセキュリティ装置の初期設定モードの動作を示すフローチャートである。初期設定モードでは、本人認証に用いる認証キーを生成し、音声録音機器1のフラッシュメモリ102とPC2のハードディスク112に生成された認証キーを格納する。まず音声録音機器1とPC2をUSBケーブルで接続する。PC2上のCPU111により、キーボード116とマウス117を操作し、ハードディスク112に格納されている音声編集アプリケーションを起動する。ステップS201では、PC2上の音声編集アプリケーションを用いて認証キーを生成する。手法として、PC名、ユーザー名、CPU名などの固有情報をハッシュ化することにより固定長の認証キーを作成することができる。その後、処理はステップS202へ進む。ステップS202では、メモリ114上に生成された認証キーをUSBI/F113を経由し、PC2のUSBコントローラ103を用いて、マイコン101に送信する。その後、処理はS203へ進む。ステップS203では、メモリ114に生成された認証キーをハードディスク112へ格納する。その後、PC2の処理を終了する。ステップS204では、PC2で生成された認証キーを、音声録音機器1のUSBコントローラ103を経由しマイコン101で受信する。その後、処理はS205へ進む。ステップS205では、フラッシュメモリ102に認証キーが格納されているかどうかを確認する。すでに認証キーが格納されている場合は、音声録音機器1の処理を終了する。まだ認証キーが格納されていない場合は、ステップ206へ進む。ステップS206では、フラッシュメモリ102に認証キーを格納する。その後、音声録音機器1の処理を終了する。本初期設定モードにより、音声録音機器1上のフラッシュメモリ102に認証キーが格納されていない場合は音声録音機器1上のフラッシュメモリ102とPC2上のハードディスク112に同一の認証キーが格納される。
図3は、本発明の実施の形態1におけるセキュリティ装置の録音処理モードの動作を示すフローチャートである。録音処理モードについては、会議室などのPC2との接続ができない場所で音声録音機器1を単体で操作する場合について述べる。ステップS301では、音声録音機器1上のフラッシュメモリ102に認証キーが格納されているかどうかを判断する。もし格納されていればステップS302へ進む。格納されていない場合は、ステップS303へ進む。ステップS302では、セキュリティを付加した録音を実施するかどうかを判断する。セキュリティ付加音声データの録音とセキュリティなし音声データの録音の指定方法として、音声データを格納するフォルダーを区別することにより実施できる。音声録音機器1では、ユーザーが録音した音声データを整理するために複数のフォルダーを設定し、区別できるようにしている場合が多い。そのうちの1つをセキュリティを付加した音声データの録音用のフォルダーとして指定することにより、そのフォルダーに格納する録音データをセキュリティ付加音声データとして録音することが可能となる。セキュリティを付加した音声データの録音を実施する場合は、ステップS304へ進む。セキュリティをつけずに音声データの録音を実施する場合は、ステップS303へ進む。ステップS303では、セキュリティを付加せずに音声データの録音を実施する。セキュリティなし音声データの録音では、マイク105より録音したデータを音声圧縮伸張LSI104を用いてデータ圧縮を行い、フラッシュメモリ102へ音声データを格納する。このとき音声データにはセキュリティは付加されない。その後、ユーザーの停止操作などにより録音処理を終了する。ステップS304では、セキュリティを付加した音声データの録音を実施する。セキュリティ付加音声データの録音では、マイク105より録音したデータを音声圧縮伸張LSI104を用いてデータ圧縮を行い、フラッシュメモリ102へセキュリティを付加した音声データを格納する。フラッシュメモリ上の音声データの管理はTOCを用いて実施しており、音声データにセキュリティが付加されているかどうかはTOCに記述されている音声データの属性により管理する。その後、ユーザーの停止操作などにより録音処理を終了する。
ここで、セキュリティ付加された音声データは、再生ができないように管理する。これにより、セキュリティが付加された音声データが音声録音機器1単体では再生されることがなくなり、重要会議などで録音した機密性の高いデータの漏洩を防ぐことができる。
図4は、本発明の実施の形態1におけるセキュリティ装置のセキュリティ付加音声データの再生処理モードの動作を示すフローチャートである。セキュリティ付加音声データの再生処理については、PC2との接続を行うことにより実現する。まず音声録音機器1とPC2をUSBケーブルを用いて接続する。PC2上のCPU111により、キーボード116とマウス117を操作し、ハードディスク112に格納されている音声編集アプリケーションを起動する。ステップS401では、音声録音機器1上のフラッシュメモリ102に格納された認証キーをUSBコントローラー103を経由してPC2に送信する。その後、音声録音機器1の処理を終了する。ステップS402では、音声録音機器1上の認証キーをPC2上のUSBI/Fを経由し、メモリ114に転送する。その後、処理はステップS403に進む。ステップS403では、PC2上の音声編集アプリケーションは、ハードディスク112に格納されている認証キーと音声録音機器1より転送されPC2上のメモリ114に格納された認証キーが一致しているかどうかを判断する。もし一致している場合は、セキュリティ付加音声データを再生可能状態とし、ステップS404に進む。認証キーが一致していない場合は、PC2の処理を終了する。ステップS404では、PC2上のキーボード116やマウス117によりユーザーよりセキュリティ付加音声データの再生が指示された場合、ステップS405において音声録音機器1のフラッシュメモリ102にあるセキュリティ付加音声データをUSBI/F113を経由してPC2のメモリ104に転送し、そのデータを再生する。その後、処理を終了する。
以上のように本実施の形態1によれば、携帯機器(例えば音声録音機器1)が盗難・紛失した場合、携帯機器を入手した他人は携帯機器単体ではセキュリティ付加データ(例えばセキュリティ付加音声データ)を再生することができない。また、たとえ同一機種の情報機器のアプリケーション(例えば同一の音声編集アプリケーション)を保有していたとしても、本人認証のための認証情報(認証キー)が異なるためセキュリティ付加データの再生を行うことができない。従って、携帯機器を使用する毎に利用者が本人認証を実施することなく機密情報(例えば機密性のある音声データ)の漏洩を防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、携帯機器と情報機器の通信をUSB通信により実現したが、通信方式には依存しない。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における携帯機器および情報機器からなるセキュリティ装置の構成を示すブロック図である。図5において、1は携帯機器である音声録音機器、2は情報機器であるPCを示している。101は音声録音機器1の制御を行うマイコンである。102は音声データの管理情報であるTOC(Table Of Contents)、セキュリティなし音声データ、セキュリティ付加音声データ、認識キーなどを格納するフラッシュメモリである。103はPC2との通信を行うためのUSBコントローラ、104は音声データの圧縮・伸張を行う音声圧縮慎重LSI、105は音声データを入力するマイク、106は音声データを出力するスピーカー、107はオーディオ機器を操作する入力キー、108はオーディオ機器の状態や入力指示内容を表示する表示器である。また、111はPC2を制御するCPU、512は音声編集アプリケーション、第1の認証キー、第2の認証キーなどを格納するハードディスク、113はオーディオ機器と通信を行うためのUSBI/F、114はメモリ、115は入出力I/F、116はキーボード、117はマウス、118はディスプレイ、519はメモリカード装置である。ここで、本実施の形態では、PC2には音声録音機器1の音声データを再生することが可能な音声編集アプリケーションがハードディスク112上に格納されており、音声録音機器1とPC2上のアプリケーションとの通信はUSB接続によりなされるものとしている。また、本実施の形態では、音声録音機器1に格納されたセキュリティ付加音声データを利用者が所有している複数のPCでも再生できるように、ハードディスク112に第1の認証キーと第2の認証キーを格納している。さらに、作成したPCの認証キーを他のPCへ転送するために、実施の形態1の構成にメモリカード装置519を追加している。
以上のように構成された本発明の実施の形態2について、以下図6を用いて説明する。ここでは、音声録音機器1に格納されたセキュリティ付加音声データが複数のPCで再生が可能となる方法についてのみ記載する。その他の動作は、実施の形態1と同様である。図6は、本発明の実施の形態2におけるセキュリティ装置の認証キー転送処理モードの動作を示すフローチャートである。ここでは、PC61には、音声録音機器1と同一の認証キーである第1の認証キーが格納されており、またPC62には、別の音声録音機器用の認証キーでは第2の認証キーが格納されているとしている。まず音声録音機器1とPC61をUSBケーブルで接続する。PC61上のCPU111により、キーボード116とマウス117を操作し、ハードディスク512に格納されている音声編集アプリケーションを起動し、メモリカードをメモリカード装置519へ挿入する。ステップS601では、PC61上の音声編集アプリケーションを用いてハードディスク512に格納された第1の認証キーをメモリカード装置519へ転送する。その後、処理はステップS602へ進む。音声録音機器1とPC62をUSBケーブルで接続する。PC62上のCPU111により、キーボード116とマウス117を操作し、ハードディスク512に格納されている音声編集アプリケーションを起動し、ステップS601で用いたメモリカードをメモリカード装置519へ挿入する。ステップS602では、PC62上の音声へ編集アプリケーションを用いてメモリカード装置519の第1の認証キーをメモリ114へ転送する。その後、処理はステップS603へ進む。ステップS603では、メモリ114に格納された認証キーがハードディスク512に格納された認証キー異なるかを判断する。もし、異なる場合は、ステップS604へ進む。そうでない場合は、処理を終了する。ステップS604では、メモリ114に格納された認証キーをハードディスク512に追記する。その後、処理を終了する。
なお、ここでは、第1の認証キー、第2の認証キーを用いて2台のPCを対象に説明をしたが、特に台数には制限はなく、ハードディスク512に格納可能な認証キーの数を増やすことにより、利用可能なPCの台数を増やすことが可能である。
以上のように本実施の形態2によれば、音声録音機器1に格納されたセキュリティ付加音声データを、本人所有の複数の情報機器で利用者が再生することが可能となり、利用者の利便性を向上させることができる。
本発明の携帯機器、携帯録音機器、情報機器、プログラムおよびセキュリティ装置は、携帯機器を使用する毎に利用者が本人認証を実施することなく、携帯機器の盗難・紛失時にその携帯機器を取得した他人により機密情報の漏洩を防ぐことができるという優れた効果を有しているため、携帯機器の盗難・紛失時に機密情報の漏洩を防止する機能が必要となる携帯機器等において有用である。
本発明の実施の形態1における携帯機器および情報機器からなるセキュリティ装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるセキュリティ装置の初期設定モードの動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1におけるセキュリティ装置の録音処理モードの動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1におけるセキュリティ装置のセキュリティ付加音声データの再生処理モードの動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における携帯機器および情報機器からなるセキュリティ装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2におけるセキュリティ装置の認証キー転送処理モードの動作を示すフローチャート
符号の説明
101 マイコン
102 フラッシュメモリ
103 USBコントローラ
104 音声圧縮伸長LSI
105 マイク
106 スピーカー
107 入力キー
108 表示器
111 CPU
112 ハードディスク
113 USBI/F
114 メモリ
115 入出力I/F
116 キーボード
117 マウス
118 ディスプレイ

Claims (10)

  1. セキュリティ付加データを記録処理モードの場合には書き込み再生処理モードの場合には読み出すセキュリティ付加データ記憶手段と、
    初期設定モードの場合には認証情報を情報機器から受信し再生処理モードの場合には前記認証情報および前記情報機器が前記セキュリティ付加データを再生するときは前記セキュリティ付加データを前記情報機器へ送信する第1の通信手段と、
    初期設定モードの場合には前記第1の通信手段の出力である前記認証情報を書き込み再生処理モードの場合には前記認証情報を読み出す第1の認証情報記憶手段と、
    を有する携帯機器。
  2. 初期設定モードの場合には自己が作成した認証情報を書き込む第2の認証情報記憶手段と、
    初期設定モードの場合には前記認証情報を携帯機器へ送信し再生処理モードの場合には前記携帯機器の認証情報を前記携帯機器から受信しセキュリティ付加データを再生するときは前記セキュリティ付加データを前記携帯機器から受信する第2の通信手段と、
    再生処理モードの場合には前記携帯機器の認証情報が第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報と一致するときは前記セキュリティ付加データの再生を可能にする第2の制御手段と、
    を有する情報機器。
  3. 情報機器を、
    初期設定モードの場合には自己が作成した認証情報を書き込む第2の認証情報記憶手段と、
    初期設定モードの場合には前記第1の認証情報を携帯機器へ送信し再生処理モードの場合には前記携帯機器の認証情報を前記携帯機器から受信しセキュリティ付加データを再生するときは前記セキュリティ付加データを前記携帯機器から受信する第2の通信手段と、
    再生処理モードの場合には前記携帯機器の認証情報が第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報と一致するときは前記セキュリティ付加データの再生を可能にする第2の制御手段と、
    して機能させるためのプログラム。
  4. 請求項1記載の携帯機器と、
    請求項2記載の情報機器と、
    を有するセキュリティ装置。
  5. セキュリティ付加音声データを録音処理モードの場合には書き込み再生処理モードの場合には読み出すセキュリティ付加音声データ記憶手段と、
    初期設定モードの場合には認証情報を情報機器から受信し再生処理モードの場合には前記認証情報および前記情報機器が前記セキュリティ付加音声データを再生するときは前記セキュリティ付加音声データを前記情報機器へ送信する第1の通信手段と、
    初期設定モードの場合には前記第1の通信手段の出力である前記認証情報を書き込み再生処理モードの場合には前記認証情報を読み出す第1の認証情報記憶手段と、
    を有する携帯録音機器。
  6. 初期設定モードの場合には自己が作成した認証情報を書き込む第2の認証情報記憶手段と、
    初期設定モードの場合には前記認証情報を携帯録音機器へ送信し再生処理モードの場合には前記携帯録音機器の認証情報を前記携帯録音機器から受信しセキュリティ付加音声データを再生するときは前記セキュリティ付加音声データを前記携帯録音機器から受信する第2の通信手段と、
    再生処理モードの場合には前記携帯録音機器の認証情報が第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報と一致するときは前記セキュリティ付加音声データの再生を可能にする第2の制御手段と、
    を有する情報機器。
  7. 情報機器を、
    初期設定モードの場合には自己が作成した認証情報を書き込む第2の認証情報記憶手段と、
    初期設定モードの場合には前記認証情報を携帯録音機器へ送信し再生処理モードの場合には前記携帯録音機器の認証情報を前記携帯録音機器から受信しセキュリティ付加音声データを再生するときは前記セキュリティ付加音声データを前記携帯録音機器から受信する第2の通信手段と、
    再生処理モードの場合には前記携帯録音機器の認証情報が第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報と一致するときは前記セキュリティ付加音声データの再生を可能にする第2の制御手段と、
    として機能させるためのプログラム。
  8. 請求項5記載の携帯録音機器と、
    請求項6記載の情報機器と、
    を有するセキュリティ装置。
  9. 他の情報機器の第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報と自己の第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報の授受を行う認証情報入出力手段を更に有し、
    第2の認証情報記憶手段は前記他の情報機器から受けた認証情報を更に書き込む
    請求項2または6記載の情報機器。
  10. 情報機器を、
    他の情報機器の第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報と自己の第2の認証情報記憶手段に書き込まれた認証情報の授受を行う認証情報入出力手段を更に有し、
    第2の認証情報記憶手段は前記他の情報機器から受けた認証情報を更に書き込む
    機能をさせるための請求項3または7記載のプログラム。
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