JP2008178525A - 愛玩動物の葬儀用蒲団セット - Google Patents

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【課題】火葬場での火葬は元より、移動式の火葬車においても、愛玩動物との最後の別れを、心穏やかに見送ることができる愛玩動物の葬儀用蒲団セットを提供する。
【解決手段】愛玩動物Dの遺体を包むための、敷き蒲団2と掛け蒲団3とを備え、敷き蒲団2の表面側の中央部には、愛玩動物Dの遺体を固定するための帯布23が設けられている。また、敷き布団2の裏面側には、略矩形状に象られたレース部が設けられている。レース部は、敷き布団2の長手方向に沿った部分のみが縫い付けられているので、短手方向を引き出すことで、レース部の一部が略U字状に形成された取手となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、愛玩動物の遺体を包む掛け蒲団と敷き蒲団とを備えた愛玩動物の葬儀用蒲団セットに関する。
家族の一員である犬や猫などの愛玩動物が死亡した場合には、丁重に弔ってやりたいものである。このような遺族の気持ちを鑑みて、例えば、特許文献1〜6のようなものが提案されている。
特許文献1には、生分解性プラスチック材料で容体および蓋体を一体成形した小動物埋葬用棺が記載されている。また、特許文献2〜4には、紙製のペット用棺桶が記載されている。特許文献5には、抗菌消臭剤およびガス吸収剤を含有したプラスチックフィルムで形成した収納保存袋が記載されている。また、特許文献6には、壁面一部を上方に向けて狭め湾曲合体した先端側を内側に湾曲したカール部分に、上側開口部分を覆うカバー部材を吊掛可能とした略スワン籠状の第1の遺体収容籠体と、開口側縁枠部の対称位置に取っ手を有し、第1の遺体収容籠体に収容可能とした第2の遺体収容籠体と、第2の遺体収容籠体の内底部に敷設する遺体載置用のクッション部材、遺体を包皮するカバー体とを備えたものである。
特開平8−182714号公報 実用新案登録第3003362号公報 実用新案登録第3039422号公報 特開2004−329132号公報 特開2005−494号公報 実用新案登録第3109029号公報
しかし、特許文献1〜6に記載されているような、様々な葬具が提案されているが、依然として、遺体を、タオルに包んだり、単なる段ボール製の箱体に収容したりして、火葬炉に入れられている。
特に、移動式の火葬車で火葬を行う場合には、火葬炉が車両に搭載できる大きさという制約があるために、火葬炉のサイズが比較的小さいものが多いので、火葬炉の入り口の高さや幅が限られ、段ボール製の箱体さえ遺体を収容することが拒まれるケースがある。
そうなると、折角、遺族が愛玩動物を安らかな気持ちで、今までの感謝の気持ちを込めて見送ってやりたいと思い、棺とした箱体に遺体を収容した状態で火葬車に持ち込んだとしても、火葬する段階で、業者により遺体を箱体の外へ出すことを指示されてしまうので、何も纏わない状態で遺体を荼毘に付すことになってしまう。従って、遺族が悲しい気持ちで厳かに火葬を行いたいと希望していても、愛玩動物が物のように扱われてしまうことに憤りを感じる結果となる。
そこで本発明は、火葬場での火葬は元より、移動式の火葬車においても、愛玩動物との最後の別れを、心穏やかに見送ることができる愛玩動物の葬儀用蒲団セットを提供することを目的とする。
本発明の愛玩動物の葬儀用蒲団セットは、愛玩動物の遺体を包むための、掛け蒲団と敷き蒲団とを備え、前記敷き蒲団には、前記愛玩動物の遺体を固定するための紐状体が設けられていることを特徴とする。
本発明の愛玩動物の葬儀用蒲団セットは、愛玩動物の遺体を包むための、掛け蒲団と敷き蒲団とを備えているので、嵩張らず、移動式の火葬車で火葬をする場合にも、本発明の葬儀用蒲団セットに遺体を包んだまま火葬炉へ入れることができる。従って、愛玩動物が何も纏わない状態で、火葬炉内まで運ばれて火葬されるという事態を回避することができる。また、敷き蒲団に遺体を固定するための紐状体が設けられているので、紐状体により遺体を固定することで、遺族が愛玩動物の遺体を敷き蒲団に載せ、掛け蒲団を掛けた状態で、敷き蒲団を持って移動させても、敷き蒲団上から愛玩動物の遺体が落ちることが防止できる。従って、最後の見送りのために、火葬炉まで運んでいる最中に、本発明の葬儀用蒲団セットから愛玩動物の遺体が滑落してしまって、場の雰囲気が台無しとなってしまうことが防止できる。
前記敷き蒲団には、前記愛玩動物の遺体を載置した状態で抱え上げるための略U字状の取手が、両側部に一対以上設けられているのが望ましい。敷き蒲団に愛玩動物の遺体を載置した状態で抱え上げるためは、敷き蒲団に取手が設けられていなければ、柔らかい敷き蒲団の両端を手で掴むことになる。そうなると、手で掴んだ敷き蒲団の間のみで支持されることになるので、遺体は線で支えられた状態となり、不安定な状態となる。また、敷き蒲団を掴んだ一方の手が外れてしまうと、他方の手のみで敷き蒲団を掴むことになるので、掛け蒲団が外れ、遺体を固定した敷き蒲団が振り子のようになったり、勢いで遺体が敷き蒲団から落ちたりするおそれがある。本発明の葬儀用蒲団セットの敷き蒲団には両側部に略U字状の取手が一対以上設けられていることで、愛玩動物が小型で一人で持つときや、中型または大型で二人で持つときでも、取手を持てば、設けられた取手が一対であれば、略U字状の取手が取り付けられた幅で遺体が支持され、二対以上であれば取手同士の間の幅で遺体が支持されるので、面で遺体を支えることができる。従って、安定した状態で遺体を敷き蒲団に載せたまま移動することができるので、悼む気持ちが阻害されることなく安心して遺体を移動させることができる。
前記掛け蒲団には、前記愛玩動物の遺体の頭部を覗かせるための切欠部が設けられていることが望ましい。愛玩動物と最後のお別れをするときに、敷き蒲団に横たわった愛玩動物の遺体の頭部を掛け蒲団から覗かせるために、敷き蒲団に対して掛け蒲団を斜めにしたり、掛け蒲団の一部を大きくたぐり寄せたりしなくても、掛け蒲団の切欠部から顔を見ることができる。従って、掛け蒲団が大きく乱れることなく敷き蒲団に掛けた状態で、愛玩動物を見送ることができる。
前記切欠部は、略矩形状に形成された掛け蒲団の一つの角部に設けられているのが望ましい。略矩形状に形成された掛け蒲団の一つの角部に切欠部が設けられていると、胴部から斜め上方へ伸びる頭部を有する犬や猫などの愛玩動物を横たわらせたときに、切欠部から頭部を露出させることができる。従って、敷き蒲団に掛け蒲団を斜めにしたり、角部を大きくたぐり寄せたりすることなく、愛玩動物の顔を覗かせた状態で敷き蒲団に載置することができる。
前記掛け蒲団および前記敷き蒲団は、有機栽培によって育成された綿花を用いて形成されていることで、綿花の育成には農薬や化学肥料が使用されないので、本発明の葬儀用蒲団セットに触れる遺族への影響や、火葬により燃焼したり土葬により埋めたりすることによる環境への影響を排除することができる。
本発明は、愛玩動物の遺体を包むための、掛け蒲団と敷き蒲団とを備え、前記敷き蒲団には、前記愛玩動物の遺体を固定するための紐状体が設けられていることで、遺体を本発明の葬儀用蒲団セットに包んだまま火葬炉へ移動させても、愛玩動物の遺体が落ちることがなく、遺体を包んだまま火葬炉へ入れることができる。従って、愛玩動物が、何も纏わない状態で、火葬炉まで運ばれて火葬されるという事態を回避することができる。よって、本発明は、火葬場での火葬は元より、移動式の火葬車においても、愛玩動物との最後の別れを、心穏やかに見送ることができる。
本発明の実施の形態1に係る愛玩動物の葬儀用蒲団セットを、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る愛玩動物の葬儀用蒲団セットを示す図である。図2は、図1に示す愛玩動物の葬儀用蒲団セットの敷き蒲団を示す平面図である。図3は、図1に示す愛玩動物の葬儀用蒲団セットの敷き蒲団を示す背面図である。図4は、図1に示す愛玩動物の葬儀用蒲団セットの掛け蒲団を示す平面図である。図5は、図1に示す愛玩動物の葬儀用蒲団セットの枕を示す斜視図である。
図1に示すように、葬儀用蒲団セット1は、敷き蒲団2と、掛け蒲団3と、枕4とを備え、愛玩動物を包んで火葬または土葬などの葬儀を行う際に用いられるものである。本実施の形態1では、遺体となった愛玩動物としてミニチュアダックスフンドなどの愛玩犬Dを例に説明する。
図2に示すように、敷き蒲団2は、長辺が約75cm、短辺が約50cmの略矩形状に形成され、敷き蒲団本体21の周囲に、美観を向上させるためのフリル部22が設けられている。敷き蒲団2には、紐状体として帯布23が、表面側の中央部に縫い目2aにより固定されている。
この帯布23は、愛玩犬Dを敷き蒲団2上に横たわらせ、愛玩犬Dの胴体に巻いて結んで固定するに十分なように約90cm程度の長さに形成されている。本実施の形態1では、愛玩犬Dを固定する紐状体として、敷き蒲団2を折り畳んだときでもコンパクトにまとまる帯布23としたが、細長く愛玩犬Dに巻いたり結んだりして固定できるものであれば、綿紐や麻紐とすることができる。また、火葬の際の有毒ガスの発生や、土葬したときの土壌汚染などを考慮しなければ、紐状体を化学繊維製の紐や帯体、革ベルトや金属チェーンなどとすることができる。また本実施の形態1では、愛玩犬Dとして小型犬としているので、敷き蒲団2の中央部に設けられた帯布23の本数を1本としているが、中型、大型の愛玩動物のサイズに応じて敷き蒲団の大きさを大きくすると共に、帯布23の本数を適宜増加させることも可能である。複数本の帯布23を敷き蒲団2に設けるときには、敷き蒲団2の長手方向に合わせて愛玩犬Dを横たわらせ、胴部にそれぞれ結ぶことでしっかりと愛玩犬Dを固定できるよう、複数本の帯布23を敷き蒲団2の中央部に長手方向に沿って並べて配置するのが望ましい。
図3に示すように、敷き蒲団2の裏面側には、矩形状の枠に象られたレース部24が設けられている。このレース部24は、敷き蒲団2の長辺に沿って縫い目2bにより長辺部側が縫い付けられ、短辺側が縫い付けられていない。このレース部24の縫い付けられていない短辺側は、敷き蒲団2の両短辺から引き出されることで、敷き蒲団2の側部に設けられた略U字状の取手25となる。なお、本実施の形態1に係る敷き蒲団2では、取手25を両側部に一対設けているが、中型、大型の愛玩動物の重量に応じて、二対、三対以上設けてもよい。また、矩形状の枠に象られたレース部の短辺側を縫い付け、長辺側を引き出すことで、敷き蒲団2の側部に設けられた略U字状の取手とすることも可能である。更に、レース部を矩形状の枠とせずに、敷き蒲団2の対向する角部同士を結ぶ対角線上に、X字状になるように縫い付けて、レース部を襷掛けのように形成することで、敷き蒲団2の側部に設けられた略U字状の取手とすることも可能である。
敷き蒲団本体21は、蒲団綿のみを内包しているので、変形が自在である。従って、敷き蒲団2と掛け蒲団3とをそれぞれ折り畳んで収納したり、運搬したりするときに、小型のパッケージに入れることができる。しかし、愛玩犬Dを敷き蒲団2に載置して移動するときに、安定して愛玩犬Dを移動できるように、敷き蒲団2の変形を規制する板状の芯材を入れてもよい。
図4に示すように、掛け蒲団3は、長辺が約80cm、短辺が約70cmの略矩形状に形成され、掛け蒲団本体31の周囲に、美観を向上させるためにフリル部32が設けられている。
図5に示すように、枕4は、枕本体41の表面側の周囲にレース部42が設けられ、枕本体41の表面側には、リボン部43が設けられており、かわいらしさを演出している。
敷き蒲団2と、掛け蒲団3と、枕4とは、有機栽培により育成された綿花を用いた綿布(有機栽培綿)により形成されている。有機栽培綿はオーガニックコットン(登録商標)と呼ばれ、農薬や化学肥料を3年間使わないで栽培された農地で、かつ農薬や化学肥料を使わないで育成された綿花を元に、綿布が製造されるまでの全工程において、化学薬品による環境負荷を最小限に減らして製造されたものである。従って、オーガニックコットンにより形成された葬儀用蒲団セット1は、アレルギーのある遺族が触っても皮膚に炎症を起こすことはなく、火葬により燃焼しても有害なガスとなって周囲に広がることもない。また、葬儀用蒲団セット1を土葬により埋葬しても、葬儀用蒲団セット1から土壌汚染するような有害な物質が流れ出ることなく土に戻る。従って、葬儀用蒲団セット1は、環境に配慮された素材で形成されているので、安心して使用することができる。
以上のように構成された本発明の実施の形態1に係る愛玩動物の葬儀用蒲団セットの使用状態について、更に図6および図7を参照しながら説明する。図6は、敷き蒲団に愛玩犬を固定した状態を示す平面図である。図7は、愛玩犬を葬儀用蒲団セットに包み、持ち上げた状態を示す図である。
図6に示すように、敷き蒲団2を広げ、遺体となった愛玩犬Dの胴部Bを、敷き蒲団2の長手方向に合わせて載置する。次に、枕4を愛玩犬Dの頭部Hの下に入れる。枕4は、敷き蒲団2に固定していない方が望ましい。それは、愛玩犬Dなどの動物が、人知れず息を引き取り、伏せた状態や丸まった状態で死後硬直してしまった場合では、愛玩犬Dの頭部Hの位置が敷き蒲団2に対して一定とはならないため、枕4を敷き蒲団2に固定していると、死後硬直した愛玩犬Dの頭部Hの位置に、枕4を適宜配置することができないからである。
愛玩犬Dを敷き蒲団2に載置すると、帯布23を胴部Bに巻いて結び愛玩犬Dを敷き蒲団2に固定する。この場合、帯布23の両端を交差させて結び、再び交差させて結ぶ固結びとしたり、蝶が羽根を開いたような形に結ぶ蝶結びとしたりすることができる。
次に、図1に示すように、掛け蒲団3を愛玩犬Dに掛け、掛け蒲団3の一の角部をたぐり寄せ、頭部Hを露出させる。そして、図7に示すように、取手25を敷き蒲団2の両端から引き出して把持し、愛玩犬Dを包んだ葬儀用蒲団セット1全体を持ち上げる。レース部24の一部を引き出すことで、略U字状となる取手25は、取手25が設けられた幅で愛玩犬Dが支持され、面で愛玩犬Dを支えることができるので、安定した状態で愛玩犬Dを敷き蒲団2に載せたまま火葬炉や埋葬する場所まで移動することができる。従って、悼む気持ちが阻害されることなく安心して愛玩犬Dを移動させることができる。また、本実施の形態1では、レース編みされ、矩形状の枠に象ったレース部24の一部を取手25としているので、遺族には取手25が特別に設けられていることを意識させないだけでなく、かわいらしさを演出することができる。
このように、葬儀用蒲団セット1は、愛玩犬Dを包んだまま火葬炉へ移動させても、愛玩犬Dが帯布23により敷き蒲団2に固定されているので、愛玩犬Dが落ちることがなく、愛玩犬Dを包んだまま火葬炉へ入れることができる。従って、愛玩犬Dが、何も纏わない状態で、火葬炉まで運ばれて火葬されるという事態を回避することができる。従って、葬儀用蒲団セット1は、火葬場での火葬は元より、移動式の火葬車においても、愛玩犬Dの最後の別れを、心穏やかに見送ることができる。
次に、本発明の実施の形態2に係る愛玩動物の葬儀用蒲団セットを図8に基づいて説明する。図8は、本発明の実施の形態2に係る愛玩動物の葬儀用蒲団セットの掛け蒲団を示す平面図である。なお、図8においては、実施の形態2に係る掛け蒲団のみを図示しており、敷き蒲団については図2および図3と同じものが使用できるので、詳細な説明は省略する。
図8に示すように、掛け蒲団11は、愛玩犬Dの頭部を覗かせるための切欠部11aが設けられている。この切欠部11aは、略矩形状に形成された掛け蒲団11の一つの角部に、略三角形状に設けられている。このように、掛け蒲団11の一つの角部に切欠部11aが設けられていることで、愛玩犬Dと最後のお別れをするときに、敷き蒲団2に横たわった愛玩犬Dの頭部Hを掛け蒲団11から覗かせるために、敷き蒲団2(図2および図3参照)に対して掛け蒲団を斜めにしたり、掛け蒲団の一部を大きくたぐり寄せたりしなくても、掛け蒲団11の切欠部11aから顔を見ることができる。従って、掛け蒲団11が大きく乱れることなく敷き蒲団2に掛けた状態で、愛玩犬Dを見送ることができる。
また、切欠部11aを一つの角部に設けることで、死後硬直で固まってしまった愛玩犬Dの顔の向きに応じて、敷き蒲団2に載置する愛玩犬Dの方向が変わっても、掛け蒲団11を裏返したり、回転させたりして使用することで、敷き蒲団2の4つの角部のいずれにも切欠部11aの位置を合わせることが可能である。
以上、本発明の実施の形態1,2について説明してきたが、本発明は前記実施の形態1,2に限定されるものではない。例えば、本実施の形態1,2では、矩形状に形成された敷き蒲団2としているが、円形や、三角形以上の多角形とすることができる以外に、ハート型などのトランプのマークや、星型、王冠などの形を象ったり、異形状としたりすることができる。また、愛玩動物として愛玩犬を例に説明したが、猫やうさぎなどの哺乳類、トカゲやワニなどの爬虫類、カエルやイモリなどの両生類、九官鳥やインコなどの鳥類、金魚や熱帯魚などの魚類など、一般家庭で愛玩動物として飼育可能な動物であれば、葬儀用蒲団セット1を使用することが可能である。
本発明の愛玩動物の葬儀用蒲団セットは、愛玩動物を火葬したり、土葬したりするときの葬具として好適であり、特に、愛玩犬や愛玩猫を包む葬具として最適である。
本発明の実施の形態1に係る愛玩動物の葬儀用蒲団セットを示す図である。 図1に示す愛玩動物の葬儀用蒲団セットの敷き蒲団を示す平面図である。 図1に示す愛玩動物の葬儀用蒲団セットの敷き蒲団を示す背面図である。 図1に示す愛玩動物の葬儀用蒲団セットの掛け蒲団を示す平面図である。 図1に示す愛玩動物の葬儀用蒲団セットの枕を示す斜視図である。 敷き蒲団に愛玩犬を固定した状態を示す平面図である。 愛玩犬を葬儀用蒲団セットに包み、持ち上げた状態を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る愛玩動物の葬儀用蒲団セットの掛け蒲団を示す平面図である。
符号の説明
1 葬儀用蒲団セット
2 敷き蒲団
21 敷き蒲団本体
22 フリル部
23 帯布
24 レース部
2a,2b 縫い目
25 取手
3 掛け蒲団
31 掛け蒲団本体
32 フリル部
4 枕
41 枕本体
42 レース部
43 リボン部
11 掛け蒲団
11a 切欠部

Claims (5)

  1. 愛玩動物の遺体を包むための、掛け蒲団と敷き蒲団とを備え、
    前記敷き蒲団には、前記愛玩動物の遺体を固定するための紐状体が設けられていることを特徴とする愛玩動物の葬儀用蒲団セット。
  2. 前記敷き蒲団には、前記愛玩動物の遺体を載置した状態で抱え上げるための略U字状の取手が、両側部に一対以上設けられていることを特徴とする請求項1記載の愛玩動物の葬儀用蒲団セット。
  3. 前記掛け蒲団には、前記愛玩動物の遺体の頭部を覗かせるための切欠部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の愛玩動物の葬儀用蒲団セット。
  4. 前記切欠部は、略矩形状に形成された掛け蒲団の一つの角部に設けられていることを特徴とする請求項3記載の愛玩動物の葬儀用蒲団セット。
  5. 前記掛け蒲団および前記敷き蒲団は、有機栽培によって育成された綿花を用いて形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかの項に記載の愛玩動物の葬儀用蒲団セット。
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