JP2008175415A - Grain drier - Google Patents
Grain drier Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008175415A JP2008175415A JP2007007134A JP2007007134A JP2008175415A JP 2008175415 A JP2008175415 A JP 2008175415A JP 2007007134 A JP2007007134 A JP 2007007134A JP 2007007134 A JP2007007134 A JP 2007007134A JP 2008175415 A JP2008175415 A JP 2008175415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain
- moisture
- moisture value
- drying
- variation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
Description
この発明は、穀物乾燥機に関するものである。 The present invention relates to a grain dryer.
循環式穀物乾燥機において、複数の穀粒流下通路の下部に繰出モータによって流下通路からの穀粒を正逆転駆動しながら繰り出す繰出バルブを設け、所定量毎の穀粒を繰り出しながら乾燥し、水分検出手段及びこの検出データに基づいて水分のバラツキを算出するバラツキ算出手段を設け、検出水分値があらかじめ決定している水分値以上であって、水分バラツキが所定値以上の場合に、当該水分バラツキが所定値以下になるまで繰出バルブの連続駆動回転数を変更すべく繰出制御手段を設け、流下通路からの繰出穀粒量を変更し混合を促進するものは公知である(特許文献1)。
循環式の穀物乾燥機には異なる圃場から収穫された穀粒を順次張り込むために、穀粒層毎に水分値が異なる場合がある。この発明は、穀粒層毎に水分値のバラツキがある場合に、上下の穀粒層を混合し水分値を均等化しながら乾燥し仕上げ乾燥精度の向上を図ろうとするものである。 Since the grains harvested from different fields are sequentially put into the circulation type grain dryer, the moisture value may be different for each grain layer. In the present invention, when there is a variation in moisture value for each grain layer, the upper and lower grain layers are mixed and dried while equalizing the moisture value to improve the finishing drying accuracy.
請求項1の発明は、貯溜室(2)と乾燥室(3)と集穀室(4)とを穀粒が循環する穀物乾燥機において、乾燥室(3)には左右複数の穀粒流下通路(9)を設け、該左右複数の穀粒流下通路(9)それぞれの下部には穀粒を繰り出す繰出バルブ(10)を設け、循環中の穀粒の水分値を検出する水分検出手段(SE5)を設け、張込乾燥穀粒を複数の穀粒層(LV1〜LV10)に区分して各穀粒層(LV1〜LV10)毎の代表水分値を制御部(41)で検出する構成とし、前記穀粒層(LV1〜LV10)の代表水分値のバラツキ状態が設定範囲外と判定されると前記複数の繰出バルブ(10,10)を異なる速度で回転駆動する構成としたことを特徴とする穀物乾燥機とする。
The invention of
前記構成によると、循環式穀物乾燥機に穀粒が張り込まれると、水分検出手段(SE5)により複数の穀粒層(LV1〜LV10)それぞれの代表水分値が検出される。そして、穀粒層の代表水分値の水分バラツキが設定範囲外の場合に、繰出バルブ(10,10)が異なる速度で回転し、左右の穀粒流下通路(9)から異なる量の穀粒が繰り出されることで上下の穀粒層の穀粒が混合される。 According to the said structure, if a grain is stuck in a circulation type grain dryer, the representative moisture value of each of several grain layers (LV1-LV10) will be detected by a moisture detection means (SE5). And when the moisture variation of the representative moisture value of the grain layer is outside the set range, the feeding valves (10, 10) rotate at different speeds, and different amounts of grain are left from the left and right grain flow passages (9). By being fed out, the grains of the upper and lower grain layers are mixed.
請求項2の発明は、貯溜室(2)と乾燥室(3)と集穀室(4)とを穀粒が循環する穀物乾燥機において、乾燥室(3)には左右複数の穀粒流下通路(9)を設け、該左右複数の穀粒流下通路(9)それぞれの下部には穀粒を繰り出す繰出バルブ(10)を設け、循環中の穀粒の水分値を検出する水分検出手段(SE5)を設け、該水分検出手段(SE5)が設定水分値以下を検出すると繰出バルブ(10)を異なる速度で回転駆動する構成としたことを特徴とする穀物乾燥機とする。
The invention of
前記構成によると、循環式穀物乾燥機に穀粒が張り込まれると、水分検出手段(SE5)により穀粒の水分値が検出され、該水分検出手段(SE5)が設定水分値以下を検出すると繰出バルブ(10)を異なる速度で回転駆動する。 According to the above configuration, when the grain is put into the circulation type grain dryer, the moisture value of the grain is detected by the moisture detection means (SE5), and the moisture detection means (SE5) detects the set moisture value or less. The feeding valve (10) is rotationally driven at different speeds.
請求項1の発明は、張り込まれた穀粒の水分値のバラツキが大きい場合に穀粒層を上下方向に崩すことで、穀粒を混合し穀粒水分値を均等化しながら乾燥することができる。
請求項2の発明は、穀粒が高水分時に繰出バルブ(10)を異なる速度で回転駆動すると、速度が遅いほうの繰出バルブ(10)側の穀粒流下通路(9)の穀粒が停滞して蒸れてしまう欠点があったが、ある程度乾燥された後に繰出バルブ(10)を異なる速度で回転駆動することで穀粒の蒸れを防止しながら穀粒層(LV1〜LV10)の穀粒バラツキを解消することができる。
In the invention of
In the invention of
以下この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
まず、図1及び図2に基づきこの発明を実施する循環式穀物乾燥機の全体構成について説明する。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
First, based on FIG.1 and FIG.2, the whole structure of the circulation type grain dryer which implements this invention is demonstrated.
1は穀物乾燥機の機枠で、この機枠1内には穀粒を貯留する貯溜室2、穀粒を乾燥する乾燥室3及び乾燥室3で乾燥した穀粒が通過する集穀室4を上方から下方に順次配設している。乾燥室3には機体正面から見て左右にわたって穀粒流下通路9を複数並設し、内側の穀粒流下通路9の間にはバーナ5の熱風が通過する熱風室6を配設し、内側の穀粒流下通路9の左右外側には吸引排気ファン7に通じる排風室8をそれぞれ配設し、穀粒流下通路9の下端部にはそれぞれ繰出バルブ10を設けている。
なお、この繰出バルブ10は、例えば図6に示すように、円筒体の上下に所定幅の上下開口溝部10a,10bを軸方向に沿うように形成し、繰出バルブ10の上下開口溝部10a,10bを上下に向く状態で待機し、繰出バルブモータM3への制御出力によりまず、360度時計方向に正転し、下開口溝部10bが上昇回転する途中で主としてV字型に形成する穀粒流下通路9の左側部の穀粒を取り込みながら下向きになる位置になり穀粒を集穀室4に排出する。次いで、反時計方向に360度逆転し、穀粒流下通路9の右側部の穀粒を取り込みながら下向きになる位置になり穀粒を集穀室4に排出するように構成している。
For example, as shown in FIG. 6, the
そして、この繰出バルブ10を所定時間毎に所定時間の正回転、停止、逆回転、停止させて、穀物を穀粒流下通路9に滞留して所定時間熱風を浴びせて乾燥し、その後に繰出バルブ10を駆動して穀粒を流下排出し、貯溜室2で待機している次の乾燥穀粒層と入替えて順次乾燥するように構成している。
Then, the
前記機枠1の外側には集穀室4の前後一側に集めた穀物を貯溜室2に揚穀還元する昇降機11を立設している。この昇降機11内には上下に軸架した駆動プーリ12a及び従動プーリ12bにバケットベルト13を巻き掛け、集穀室4の底部に設ける下部搬送装置14により乾燥穀物を前後一側に移送し、昇降機11により揚穀するように構成している。この昇降機11で揚穀された穀物は、昇降機11の投げ口から上部搬送装置16の始端側に供給され、更に上部搬送装置16により横送して貯溜室2の上部中央部に配設する回転拡散板18に送り、貯溜室2内に拡散落下させるように構成している。
On the outer side of the
前記昇降機11、下部搬送装置14、上部搬送装置16から構成されている穀物循環系は、昇降機11の機枠上部に配設している昇降機モータ(図示省略)により駆動される。また、昇降機11における上下中途部の壁面には、バケットベルト13の上昇行程と下降行程の間隔部に取込み口(図示省略)を設けて、この取込み口(図示省略)の下方部位に水分センサSE5を着脱自在に配設している。この水分センサSE5は、例えば一対の電極ロール間でサンプル粒を1粒ずつ圧縮粉砕し、その抵抗値を電気的に処理して穀粒の水分値に換算する公知のものである。
The grain circulation system composed of the
次に、穀物乾燥機の作用について説明する。
張込ホッパ(図示省略)から昇降機11を利用して貯溜室2に所定量の穀物を張り込む。次いで、穀物種類、乾燥仕上水分値等を設定し、乾燥作業を開始する。貯溜室2内の穀物は乾燥室3を流下し熱風を浴びながら集穀室4に流下する。熱風により乾燥された穀類は下部搬送装置14で一側に移送され、次いで昇降機11により揚穀され、上部搬送装置16に引き継がれ再び貯溜室2に循環移送され、暫くの間調質作用を受ける。このような行程を繰り返しながら仕上水分値に到達すると、乾燥作業は終了する。
Next, the operation of the grain dryer will be described.
A predetermined amount of grain is put into the
次に、図3に基づき制御ブロック構成について説明する。
バーナ風胴25の上方に設けたコントロールボックス45にはコントローラ(CPU)41を設けている。コントローラ41の入力側には、各種スイッチ及びセンサを接続している。コントローラ41の入力側には、張込スイッチSW0、通風乾燥スイッチSW1、乾燥スイッチSW2、排出スイッチSW3、停止スイッチSW4、タイマの増加スイッチSW9、タイマの減少スイッチSW10、緊急停止スイッチ11を接続し、また、入力回路を介して外気温度センサSE1、熱風温度センサSE2、排風温度センサSE3、水分計電極温度センサSE4、水分センサSE5、張込量センサSE6を接続している。
Next, a control block configuration will be described with reference to FIG.
A controller (CPU) 41 is provided in a
また、コントローラ41には入力回路を介して穀物種類設定スイッチSW7、水分値設定スイッチSW8、張込量設定スイッチSW9を接続し、また、出力回路を介して穀物表示装置34b、水分表示装置35a、張込量表示装置36bを接続している。
The
また、コントローラ(制御部)41の出力側には、出力回路を介して送風機モータM1、昇降機モータM2、繰出バルブモータM3、バーナ燃焼系のバーナファンモータ(図示省略)、バーナ気化筒モータ(図示省略)、燃料供給用の電磁ポンプ(図示省略)、燃料バルブ(図示省略)、イグナイタ(図示省略)、水分計モータ(図示省略)を接続し、また、出力回路を介して各種表示項目のデジタル表示をする表示部32、穀物乾燥機の各種異常表示用の異常表示モニタ33等を接続している。
Further, on the output side of the controller (control unit) 41, a blower motor M1, an elevator motor M2, a feed valve motor M3, a burner combustion motor burner fan motor (not shown), and a burner vaporizing cylinder motor (not shown) are connected via an output circuit. Omission), an electromagnetic pump for fuel supply (not shown), a fuel valve (not shown), an igniter (not shown), a moisture meter motor (not shown), and a digital display of various display items via an output circuit
コントローラ41のバーナ駆動信号は電磁ポンプ(図示省略)のON/OFF信号及び大小供給信号、バーナ気化筒モータ(図示省略)の回転数指令信号、バーナファンモータ(図示省略)の回転数指令信号、イグナイタ(図示省略)の通電信号等があり、燃料供給量、燃焼空気供給量及び気化筒回転数を同調制御し液体燃料を気化燃焼させるように構成している。
The burner drive signal of the
また、乾燥作業中には、予め設定記憶されている熱風設定温度と熱風温度センサSE2の検出熱風温度とを比較し、その差が小になるように周期的にオンされる燃料供給用の電磁ポンプ(図示省略)のオンタイム信号を長短に変更制御しながら乾燥作業をし、穀物水分が目標水分値になると乾燥作業を停止する。 Also, during the drying operation, the hot air set temperature preset and stored is compared with the hot air temperature detected by the hot air temperature sensor SE2, and the electromagnetic waves for fuel supply that are periodically turned on so as to reduce the difference are compared. The drying operation is performed while changing the on-time signal of a pump (not shown) to be longer or shorter, and when the grain moisture reaches the target moisture value, the drying operation is stopped.
次に、水分値の検出及び表示構成について説明する。
乾燥穀粒は収穫穀稈の倒伏の具合や、刈取時期の早い遅い等の関係で水分値のバラツキがあり、また、大型の穀物乾燥機では異なる圃場の穀粒を同時に乾燥することもあり、張込穀粒は張込層により異なる水分値を形成することがある。このような状況下では、水分値を測定した穀粒層でバラツキが生じ、全体として過乾燥や未乾燥で乾燥作業が終了するという不具合が発生する。この実施形態ではこのような不具合を解消しようとするものである。
Next, the moisture value detection and display configuration will be described.
Dried kernels vary in moisture levels due to factors such as the degree of lodging of harvested cereals and the early and late harvesting times. Noodle grains may form different moisture values depending on the tension layer. Under such circumstances, a variation occurs in the grain layer whose moisture value is measured, and there arises a problem that the drying operation is terminated as a whole by being overdried or not dried. This embodiment is intended to solve such a problem.
穀粒の張り込みが終了すると、紐で吊り下げられた錘40を下降させて張込穀粒上面に当接させて張込穀粒量を検出する張込量センサSE6により穀粒の張込量が検出され、あるいは、張込量設定スイッチSE9により張込量が設定されると、この検出設定張込量、乾燥室3の乾燥穀粒量、前記繰出バルブ10の繰出タイミング、繰出速度により、所定の計算式に基づき全張込量の乾燥穀粒層数(LV1〜LV10)及び全張込量の乾燥作業が一循環するに要する時間(n)、測定回数(M)が算出決定される(図5)。なお、図1に示すように、穀物の満量張り込みの場合には、乾燥穀粒層をLV10に設定するように構成している。
When the tension of the grain is finished, the
ここで穀粒層とは張込穀粒を上下方向に便宜上複数の層としてみなすことで、張込穀粒のバラツキ状態を把握しやすくするためのものである。
乾燥スイッチSW2をONし乾燥作業が開始されると、穀粒が最初に乾燥室3及び集穀室4を通過し貯溜室2に一回循環する過程で、図5に基づいて、各穀粒層(LV1〜LV10)から所定のサンプル粒数(例えば32粒)を水分センサSE5に取り込み、一対の電極ロール間でサンプル粒を1粒ずつ圧縮粉砕し、その抵抗値を電気的に処理し、バラツキ最高水分値、バラツキ最低水分値及び平均水分値を算出して記憶装置に記憶し、各乾燥穀粒層毎のバラツキ最高水分値、バラツキ最低水分値及び平均水分値を前記表示部32に順次表示する。なお、図4は各穀粒層(LV1〜LV10)毎の代表水分値となる平均水分値の検出例を示している。
Here, the grain layer is to make it easy to grasp the variation state of the stretched grain by regarding the stretched grain as a plurality of layers for convenience in the vertical direction.
When the drying switch SW2 is turned ON and the drying operation is started, each grain passes through the drying
この構成によると、穀物乾燥機内の全穀粒を穀粒層(LV1〜LV10)に区分し、各穀粒層(LV1〜LV10)における水分値のバラツキ及び代表水分値を算出表示するので、乾燥穀粒全体のバラツキ具合を通観することができる。従って、各穀粒層(LV1〜LV10)について、それぞれバラツキ具合、及び、未乾燥あるいは過乾燥の具合を知ることができ、穀粒層(LV1〜LV10)に応じた適切な乾燥対応、例えば高水分の穀粒層の乾燥時にバーナ5の燃焼量を上げて乾燥を促進させる等の対応をとることができ、むら乾燥を防止することができる。
According to this configuration, the whole grain in the grain dryer is divided into grain layers (LV1 to LV10), and variations in moisture values and representative moisture values in each grain layer (LV1 to LV10) are calculated and displayed. You can see the variation of the whole grain. Therefore, for each grain layer (LV1 to LV10), it is possible to know the degree of variation and the degree of undried or overdried, and appropriate drying response according to the grain layer (LV1 to LV10), for example, high It is possible to take measures such as increasing the combustion amount of the
次に、本発明の繰出バルブ10の繰り出し制御について説明する。
この制御は、張込穀粒の穀粒層に設定範囲外の水分むらがある場合に、水分むらを残さないように繰出乾燥するもので、繰出バルブ10を同じ時間の正転及び逆転を繰り返す通常繰出駆動から、正転時間と逆転時間の長さを変更し、上下に隣接している穀粒層層を混じりあうようにして水分むらを解消しようとするものである。
Next, the feeding control of the feeding
In this control, when the grain layer of the stretched grain has moisture unevenness outside the set range, the
通常乾燥作業時の繰出バルブ10の駆動は、正逆転駆動を同じ周期で繰り返して行い、籾、麦の穀粒種別に対応して、駆動時間及び停止時間を変更することで循環量を変えるようにしている。
The drive of the feeding
本出願人は、水分むらのある穀粒の乾燥に関し次の知見を得た。即ち、循環式穀物乾燥機において繰出バルブ10の正逆駆動を同じ周期で繰り返して穀粒を繰り出し乾燥作業をすると、麦の場合には流れ込みのよさと粒の小ささから、乾燥初期に水分むらが多少あっても、乾燥作業中に穀粒乾燥の水分移行が進み、乾燥作業終了時にはほとんど水分むらがなくなっている。しかし、籾の場合には、全体に混じりあうことがなく籾殻により水分移行が少ないことから、乾燥仕上がり時に水分むらが残っている。
The present applicant has obtained the following knowledge regarding drying of grains with uneven moisture. That is, when the grain is fed and dried by repeating the forward / reverse drive of the feeding
そこで、通常乾燥時の繰出バルブ10の正逆転駆動の周期を変更することにより、水分むらを解消し穀粒の損傷を回避しながら仕上げ水分値まで乾燥しようとするものである。
図4に示すように、乾燥作業が開始されると、張込穀粒を複数の穀粒層(LV1〜LV10)に区分し初期水分値を測定し、穀粒層毎の最高水分値及び最低水分値、平均水分値(代表水分値)、標準偏差をそれぞれ算出し、全穀粒層の代表水分値の上下が設定範囲以上(例えば3%以上)になるとバラツキ有りと判定する。
Therefore, by changing the forward / reverse drive period of the feeding
As shown in FIG. 4, when the drying operation is started, the stretched grain is divided into a plurality of grain layers (LV1 to LV10), the initial moisture value is measured, and the highest moisture value and the lowest value for each grain layer are measured. A moisture value, an average moisture value (representative moisture value), and a standard deviation are respectively calculated, and when the upper and lower values of the representative moisture value of the whole grain layer are equal to or greater than a set range (for example, 3% or more), it is determined that there is variation.
そして、水分値のバラツキがないと判定された場合には、例えば、穀粒循環量が1時間当り8トンのときには、通常繰出駆動状態(正転時間t1を45Sec、停止時間2Secとし、逆転時間t2を45Sec、停止時間2Sec)とし、繰出バルブ10により穀粒を繰り出す。すると、図8に示すように、乾燥室3に滞留している左右の穀粒が交互に同じ量ずつ繰り出され、異なる穀粒層の穀粒が混じり合わない状態で繰り出され乾燥される。
When it is determined that there is no variation in moisture value, for example, when the amount of grain circulation is 8 tons per hour, the normal payout drive state (normal rotation time t1 is 45 Sec, stop time 2Sec, reverse rotation time) The t2 is 45 Sec and the stop time is 2 Sec), and the grain is fed by the feeding
また、水分値のバラツキがあると判断した場合には、バラツキ解消繰出駆動状態(正転時間t120Sec、停止時間2Sec、逆転時間t264Sec、停止時間2Sec)とし、繰出バルブ10により穀粒を繰り出す。すると、図7に示すように、穀粒流下通路9に滞留している穀粒が、一側に対して他側が多く繰り出された結果、張込時の穀粒層は左右方向にわたって崩れ、異なる穀粒層の穀粒が混じり合いながら繰り出され乾燥され、混合した穀粒は循環され新たな穀粒層Fとして貯溜室2に順次貯溜される。
Further, when it is determined that there is a variation in the moisture value, the variation elimination feeding drive state (forward rotation time t120Sec, stop time 2Sec, reverse rotation time t264Sec, stop time 2Sec) is set, and the grain is fed out by the feeding
しかして、繰出バルブ10による穀粒の繰り出し量を左右で異なるよう駆動することで上下穀粒層の穀粒が順次混合されバラツキが解消される。
なお、穀粒層毎の代表水分値のバラツキが設定範囲内(例えば1.5%)になることを検出するか、設定時間が経過すると、繰出バルブ10の駆動を左右同じに戻すよう制御する。
Thus, the grains in the upper and lower grain layers are sequentially mixed by driving the feeding amount of the grains by the feeding
In addition, when it detects that the variation | variation of the representative moisture value for every grain layer becomes in a setting range (for example, 1.5%), or when setting time passes, it controls to return the drive of the
前記構成によると、水分むら穀粒の乾燥時には、繰出バルブ10をバラツキ解消繰出駆動状態で駆動することにより、乾燥室3に滞留している左右の穀粒が一側に対して他側が多く繰り出され、左右の穀粒が混じり合いながら繰り出されて穀粒の混合が促進され水分むらを解消することができる。
According to the above configuration, when drying the uneven grain, the left and right grains staying in the drying
また、水分むら穀粒の乾燥の場合には、バラツキ解消駆動状態の正転時間t1を20Sec、停止時間を2Sec、逆転時間t2を64.3Sec、停止時間を2Secとして、これらの合計時間を88.6Secとし、通常繰出駆動状態の繰出合計時間、88.6Secと同じにすることで、1周期当りの左右繰出バルブ10の繰出量を同じにするように構成してもよい。このように構成すると、繰出穀粒が受ける乾燥熱量が変わらないので均等に乾燥を進行させるができる。
Further, in the case of drying the uneven grain, the forward rotation time t1 in the dispersion elimination driving state is 20 Sec, the stop time is 2 Sec, the reverse rotation time t2 is 64.3 Sec, the stop time is 2 Sec, and the total time is 88. .6Sec, and the same total feed time in the normal payout drive state, 88.6Sec, may be configured to make the feed amount of the left and
また、水分むら穀粒の乾燥をするに当り、所定水分値(例えば、20%)以上の穀粒層があると通常繰出駆動状態で繰出バルブ10を駆動しながら乾燥し、全ての穀粒層が所定水分値(例えば、20%)以下になると、通常繰出駆動状態からバラツキ解消駆動状態へ変更できるように構成してもよい。あるいは、乾燥作業開始から設定時間経過後(例えば2時間後)に通常繰出駆動状態からバラツキ解消駆動状態へ変更できるようにしても良い。
In addition, when drying the uneven grain, if there is a grain layer of a predetermined moisture value (for example, 20%) or more, the grain is dried while driving the feeding
このように構成すると、高水分時の穀粒の穀粒流下通路9における停滞時間を短くし、穀粒の蒸れによる品質の低下を防止することができる。なお、図8はその制御フローの一例を示すものである。
If comprised in this way, the stagnation time in the grain flow down
また、繰出バルブ10のバラツキ解消繰出駆動を次のように構成してもよい。水分むら穀粒の乾燥を行なうに当り、乾燥作業が開始されると、穀粒の初期水分値を測定し、バラツキ最高水分値、バラツキ最低水分値及び平均水分値をそれぞれ算出する。そして、最高水分値及び最低水分値からバラツキ水分値を算出し、算出バラツキ水分値と基準バラツキ水分値を比較して水分むらの大小を判定する。次いで、平均水分値と乾燥目標水分値から必要乾燥水分値を算出し、この必要乾燥水分値とバラツキ解消に要する基準必要乾燥水分値から、連続乾燥作業で水分むらの解消が困難か否かを判定する。そして、連続乾燥作業では水分むらの解消が困難と判定すると、乾燥作業に通風乾燥作業(熱風送らずに外気空気のみを送風する)を加えて、繰出バルブ10をバラツキ解消繰出駆動状態で駆動しながら循環させる。
Further, the variation elimination feeding drive of the feeding
このように構成することにより、乾燥開始時の水分値が目標水分値に近い場合にも、水分むらを解消しながら目標水分値に仕上げることができる。
また、繰出バルブ10のバラツキ解消繰出駆動を次のように構成してもよい。水分むら穀粒の乾燥を行なうに当り、乾燥作業が開始されると、穀粒の初期水分値を測定し、バラツキ最高水分値、バラツキ最低水分値及び平均水分値をそれぞれ算出する。そして、最高水分値及び最低水分値からバラツキ水分値を算出し、算出バラツキ水分値と基準バラツキ水分値から水分むらの大小を判定する。そして、水分むらの大小に応じて長短の乾燥休止時間を設け、この乾燥休止時間では通風乾燥をしながら、繰出バルブ10をバラツキ解消繰出駆動状態で駆動しながら水分むら解消を実行し、穀粒の混合を促進させる。
By configuring in this way, even when the moisture value at the start of drying is close to the target moisture value, it is possible to finish the target moisture value while eliminating unevenness in moisture.
Further, the variation elimination feeding drive of the feeding
前記構成によると、乾燥開始時の水分値が目標水分値に近い場合にも、穀粒の循環量を多くし水分むらを解消しながら目標水分値に仕上げることができる。
また、繰出バルブ10のバラツキ解消繰出駆動を次のように構成してもよい。水分むら穀粒の乾燥を行なうに当り、乾燥作業が開始から所定時間経過時(あるいは仕上げ水分値から所定水分値低い中間水分値)までは、通常繰出駆動状態で繰出バルブ10を駆動しながら初期の通常乾燥作業をする。次いで、穀粒の中間水分値を測定し、バラツキ最高水分値、バラツキ最低水分値及び平均水分値をそれぞれ算出し、最高水分値及び最低水分値からバラツキ水分値を算出し、算出バラツキ水分値と基準バラツキ水分値から水分むらの大小を判定する。そして、水分むらの大小に応じて長短の乾燥休止時間を設定し、この設定乾燥休止時間では通風乾燥をしながら、バラツキ解消駆動状態で繰出バルブ10を駆動し、穀粒の混合を促進しながら穀粒を乾燥する。
According to the said structure, even when the moisture value at the time of a drying start is close to a target moisture value, it can finish to a target moisture value, increasing the circulation amount of a grain and eliminating moisture irregularity.
Further, the variation elimination feeding drive of the feeding
前記構成によると、穀粒の過剰な乾燥を防止しながら穀粒の循環量を多くし、水分むらを解消しながら目標水分値に仕上げることができる。
なお、前記設定乾燥休止時間の終了時に、乾燥穀粒を複数の穀粒層に分けて穀粒の中間水分値を測定し、バラツキ最高水分値、バラツキ最低水分値及び平均水分値をそれぞれ算出し、最高水分値及び最低水分値からバラツキ水分値を算出し、水分むらのある穀粒層についてだけ、水分むらを解消するためにバラツキ解消駆動状態で繰出バルブ10を駆動するように構成してもよい。このように構成することにより、水分むらの解消精度を高めることができる。
According to the said structure, the amount of circulation of a grain can be increased, preventing excessive drying of a grain, and it can finish to a target moisture value, eliminating a water nonuniformity.
At the end of the set drying pause time, the dried grain is divided into a plurality of grain layers, the intermediate moisture value of the grain is measured, and the variation maximum moisture value, the variation minimum moisture value, and the average moisture value are respectively calculated. Alternatively, the variation moisture value may be calculated from the maximum moisture value and the minimum moisture value, and the feeding
次に、乾燥作業終了時の水分値表示を次のように行なうように構成してもよい。乾燥仕上げ水分値の設定範囲の水分値(例えば+1.5%程度)の時点で、乾燥機内の全乾燥穀粒を複数ブロックに区分して各ブロックの水分値を測定し、これら穀粒層の中間平均水分値を測定する。そして、水分値が仕上げ水分値になり乾燥作業の終了時には、前記中間平均水分値から「1.5%」減少した水分値を仕上げ水分値として表示部32に表示する。前記構成によると、乾燥終了時に水分値表示を迅速にすることができる。
Next, the moisture value at the end of the drying operation may be displayed as follows. At the time of the moisture value (for example, about + 1.5%) in the set range of the dry finish moisture value, the total dry grain in the dryer is divided into a plurality of blocks, and the moisture value of each block is measured. Measure the mean average moisture value. When the moisture value becomes the finished moisture value and the drying operation is completed, the moisture value reduced by “1.5%” from the intermediate average moisture value is displayed on the
また、次のように構成してもよい。乾燥作業開始時(あるいは、乾燥作業の途中、あるいはは乾燥作業終了時)に、それぞれの水分値を測定し把握する。制御盤には高水分部分排出スイッチ(図示省略)、低水分部分排出スイッチ(図示省略)を設け、繰出バルブ10の穀粒繰出速度と複数の穀粒層の水分値情報により、要望部分である高水分値部分の穀粒、あるいは、低水分値部分の穀粒が上部搬送装置16の排出漏斗41(図2に示す)に到達したときに排出弁41aを開き、要望部分の穀粒のみを排出する。なお、表示部32に乾燥作業終了時の穀粒層毎の水分値を表示するように構成してもよい。
Moreover, you may comprise as follows. At the start of the drying operation (or during the drying operation or at the end of the drying operation), each moisture value is measured and grasped. The control panel is provided with a high moisture partial discharge switch (not shown) and a low moisture partial discharge switch (not shown), and is a desired portion based on the grain feeding speed of the feeding
また、表示部32に穀粒層毎の水分値をグラフ表示するにあたり、水分むらが残っている場合には、水分むら解消のために要する追加乾燥時間を合わせて表示するようにし、また、水分むらが残っていない場合には、通風循環乾燥が必要ないことを表示するようにしてもよい。
In addition, when the moisture value for each grain layer is displayed in a graph on the
前記構成によると、高水分値穀粒部分、あるいは、低水分値穀粒部分を排出し、水分値の均等化した穀粒だけを纏めたり、また、オペレータが穀粒層毎の水分値を知ることができる。 According to the said structure, a high moisture value grain part or a low moisture value grain part is discharged | emitted, and only the grain in which the moisture value was equalized is collected, and an operator knows the moisture value for every grain layer. be able to.
次に、乾燥制御の他の実施形態について説明する。
この実施形態は、青米の多く混じっている穀粒を乾燥作業の途中で一時的に乾燥作業を中止し、後日仕上げ乾燥をする乾燥方法に関するものである。
Next, another embodiment of the drying control will be described.
This embodiment relates to a drying method in which a grain containing a large amount of blue rice is temporarily stopped in the middle of the drying operation and finish-dried at a later date.
乾燥作業開始時(あるいは、乾燥作業の途中)に、穀物乾燥機内の穀粒を複数の穀粒層に区分し水分むらを測定し把握する。そして、乾燥作業が中途水分値(例えば、籾の場合で18〜20%)で乾燥作業が停止した場合には、基準バラツキ水分値と各穀粒層のバラツキ最高水分値、バラツキ最低水分値及び平均水分値を比較し、バラツキの大きなときには、バラツキの大小に応じて所定時間の通風乾燥作業を追加実行し、その後に乾燥作業を一時中止するように構成する。 At the start of the drying operation (or during the drying operation), the grain in the grain dryer is divided into a plurality of grain layers, and the moisture unevenness is measured and grasped. When the drying operation is stopped at an intermediate moisture value (for example, 18 to 20% in the case of straw), the reference variation moisture value, the variation maximum moisture value of each grain layer, the variation minimum moisture value, and The average moisture value is compared, and when the variation is large, a ventilation drying operation for a predetermined time is additionally executed according to the variation, and then the drying operation is temporarily stopped.
前記構成によると、高水分穀粒の乾燥を促進し水分むらを少なくしながら、乾燥中止時の穀粒の腐敗や変色を防止することができる。
本実施の形態の繰出バルブ10はV字型に形成する二つの穀粒流下通路9の下端に一つ備えた構成のため、正逆転する構成としたため周期を変える制御を行なっているが、一つの穀粒流下通路9毎に一つの繰出バルブ10を設ける構成においては繰出バルブ10の繰り出し速度を左右で異なるよう構成することで異なる穀粒層の穀粒を混合させる構成としても良い。
According to the said structure, the decay and discoloration of the grain at the time of a drying stop can be prevented, promoting the drying of a high moisture grain and reducing a water nonuniformity.
Since the feeding
1 穀物乾燥機
2 貯溜室
3 乾燥室
4 集穀室
5 バーナ
6 熱風室
7 吸引排気ファン
8 排風室
9 穀物流下通路
10 繰出バルブ
41 バラツキ検出手段
41 通常繰出駆動手段
41 バラツキ解消繰出駆動手段
M3 繰出バルブモータ
SE5 水分検出手段
SE5 バラツキ検出手段
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007134A JP2008175415A (en) | 2007-01-16 | 2007-01-16 | Grain drier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007134A JP2008175415A (en) | 2007-01-16 | 2007-01-16 | Grain drier |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008175415A true JP2008175415A (en) | 2008-07-31 |
Family
ID=39702563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007007134A Pending JP2008175415A (en) | 2007-01-16 | 2007-01-16 | Grain drier |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008175415A (en) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009156482A (en) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Iseki & Co Ltd | Grain drying machine |
JP2009156481A (en) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Iseki & Co Ltd | Grain drying machine |
JP2014035116A (en) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Iseki & Co Ltd | Grain drier |
JP2015141003A (en) * | 2014-01-30 | 2015-08-03 | 株式会社山本製作所 | Grain dryer |
JP2018013312A (en) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | 株式会社サタケ | Grain drying method |
-
2007
- 2007-01-16 JP JP2007007134A patent/JP2008175415A/en active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009156482A (en) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Iseki & Co Ltd | Grain drying machine |
JP2009156481A (en) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Iseki & Co Ltd | Grain drying machine |
JP2014035116A (en) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Iseki & Co Ltd | Grain drier |
JP2015141003A (en) * | 2014-01-30 | 2015-08-03 | 株式会社山本製作所 | Grain dryer |
JP2018013312A (en) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | 株式会社サタケ | Grain drying method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5293004B2 (en) | Circulating grain dryer | |
JP2008175415A (en) | Grain drier | |
JP2010054148A5 (en) | ||
JP2008039221A (en) | Grain drier | |
JP2015224835A (en) | Crop dryer machine | |
JP5391560B2 (en) | Grain dryer | |
JP2009287870A (en) | Grain dryer | |
JP2008298324A (en) | Grain drier | |
JP4985064B2 (en) | Grain dryer | |
JP2008298324A5 (en) | ||
JP2011220563A (en) | Grain drying apparatus | |
JP6244947B2 (en) | Grain dryer | |
JP2008032257A (en) | Grain drying machine | |
JP6299387B2 (en) | Grain dryer | |
JP2008256327A (en) | Grain drier | |
JP2009068756A (en) | Grain drying machine | |
JP4946183B2 (en) | Grain dryer | |
JP2011002205A (en) | Grain drier | |
JP2016061479A (en) | Grain drier | |
JP2010127551A (en) | Grain dryer | |
JP5359592B2 (en) | Grain dryer | |
JP5011983B2 (en) | Grain dryer | |
JP2019082276A (en) | Grain dryer | |
JP6394546B2 (en) | Grain dryer control equipment | |
JP3526465B2 (en) | Display of scheduled drying time of grain dryer |