JP2008175406A - 電気カーペットカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】電気カーペット本体と電気カーペットカバーの一体感があり、電気カーペットカバーを洗うことも可能で、電気カーペット本体とずれる事のないインテリア性の高い電気カーペットカバーの提供、さらに、保温効果が高く、不必要な電力を要しない省エネルギー効果のあり、フローリング床の上で使用しても滑りにくい、電気カーペットカバーを提供する。
【解決手段】電気カーペット本体6の平面形状よりも大きな平面を有する表面層2と裏面層3を互いに重ね合わせ、相対する四辺のうち三辺について、その全部を接合して袋状とし、残る一辺は200mm〜300mmのコントローラー8の口を残して織製の面ファスナー7−A、7−Bを表面層2と裏面層3の相対する両面に接合し、電気カーペット本体6の出し入れ口として開閉可能とし、電気カーペット本体6を着脱可能とした電気カーペットカバーを完成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、発熱ヒーターを埋め込んだ電気カーペット本体を着脱できる電気カーペットカバーに関するものである。
近年、いわゆる電気カーペットとして暖房用に広く普及している敷物は、積層する布帛の内部にニクロム線に代表される発熱ヒーターを配置した電気カーペット本体の上に通常のタフトカーペットの裏面にフェルト等を積層した電気カーペットカバーを重ね置きしたカーペットカバー型(特許文献1)、又は、前記電気カーペット本体と前記電気カーペットカバーを接着一体化した本体接着型(特許文献2)が主流となっている。
特開2000−171049号公報 特公昭62−10333号公報
前記カーペットカバー型は電気カーペットカバーだけを取り外して洗うことができ、電気カーペットカバーだけを取り替えることにより部屋の模様替えも簡単にできるという利点がある。しかしながら、電気カーペット本体の上に電気カーペットカバーを重ね置きした前記のカーペットカバー型の構成では、電気カーペット本体が電気カーペットカバーの下側にある部分とない部分の境に段差部ができ、インテリア材としての品位が悪く、また、電気カーペットカバーを電気カーペット本体に載せているだけなので、電気カーペットカバーが電気カーペット本体からずれ、電気カーペットカバーの端からカーペット本体が一部露出して、見栄えが悪いという欠点があった。
一方、電気カーペット本体と電気カーペットカバーを接着一体化した本体接着型では、一年中使うことの多い日本の家庭では洗うことができず、汚れの激しい敷物を使い続けている結果となっている。さらに部屋の模様替えにも対応できず、変化の乏しいインテリア材となっている。また冬季だけ使用する場合、収納しようとしても硬くてロール状に巻いたり、コンパクトに折りたたむことはできず、収納スペースに苦慮している問題がある。
また、電気カーペット本体の上に電気カーペットカバーを重ね置きした前記のカーペットカバー型の構成では、周囲部分は開放されており、暖められた空気が放散し、ヒーターの加熱時間が長くなり電力を要する問題があった。
さらに、特に最近増加しているフローリング床の上での使用では、カーペットカバー型、本体接着型共に、裏面からの熱の拡散も大きく、別途下敷きマット的な物を保温効果を上げるために、最下層に敷いてカーペットカバー型、本体接着型の電気カーペットを使用しているケースが増加している。
また、前記フローリング床の上でカーペットカバー型、本体接着型の電気カーペットを直接或いは前期下敷きマット的な物を使用した場合でも、前記カーペットカバー型、本体接着型の電気カーペットや下敷きマットが滑り易く、しわが発生するという不具合も多くなってきている。
この発明は、上記の事情に鑑み、電気カーペット本体と電気カーペットカバーの一体感があり、電気カーペットカバーを洗うことも可能で、電気カーペット本体とずれる事のないインテリア材としての品位の高い電気カーペットカバーの提供、さらに、保温効果が高く、省エネルギー効果のある、フローリング床の上で使用しても滑りにくい、電気カーペットカバーを提供することを目的とする。
前記課題を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
[1]パイル布帛からなる表面層と不織布からなる裏面層が積層された電気カーペットカバーにおいて、前記表面層と前記裏面層を互いに重ね合わせ一体化し、前記表面層と前記裏面層の間に、発熱ヒーターを埋め込んだ電気カーペット本体を着脱可能としたことを特徴とする電気カーペットカバー。
[2]前記電気カーペットカバーにおいて、前記表面層と前記裏面層を互いに重ね合わせ、相対する四辺のうち三辺について、その全部を接合して袋状とし、残る一辺はコントローラー口を残して接合部材を前記表面層と前記裏面層の相対する両面に取り付け、前記電気カーペット本体の出し入れ口として開閉可能とし、前記電気カーペット本体を着脱可能としたことを特徴とする前項1に記載の電気カーペットカバー。
[3]前記電気カーペット本体を前記電気カーペットカバーに装着した時、前記電気カーペットカバーが前記表面層、前記表面層と前記電気カーペット本体の間の空気層、前記電気カーペット本体、前記電気カーペット本体と前記裏面層との間の空気層、前記裏面層の各層から構成されて使用されることを特徴とする前項1または2に記載の電気カーペットカバー。
[4]前記裏面層が裏面に滑り止め樹脂を塗布した不織布からなることを特徴とする前項1乃至3に記載の電気カーペットカバー。
[1]の発明によれば、本発明の電気カーペットカバーは、暖防具として使用する時のみ、電気カーペット本体を装着し、暖防具として使用しない時は、電気カーペットカバーだけを洗うことが可能で、コンパクトな収納が容易となる。また、電気カーペットカバーだけを残して適当な厚みの夏季の敷物としても十分に床面を保護することができる。
[2]の発明によれば、本発明の電気カーペットカバーは、表面層と裏面層を互いに重ね合わせ、相対する四辺のうち三辺を接合し、残る一辺はコントローラー口を残して、接合部材を前記表面層と前記裏面層の相対する両面に取り付け開閉可能な袋状とし、電気カーペット本体を収容して使用する構成としたから、簡単に電気カーペット本体を着脱する事ができる。また、電気カーペットカバーの下側の裏面層がフローリング床等で電気カーペットを使用する場合に用いられる、保温効果を上げるための下敷きマット的な物の代用となる。従って別途下敷きマット的な物を用意する必要はない。
また、電気カーペット本体の表裏が本発明の電気カーペットカバーにより上側と下側から挟持されるため、電気カーペットカバーの端から電気カーペット本体が一部露出して、美観を損ねたりすることはなく、一枚のカーペットの様な見栄えとなり、品位の高いインテリア材としての電気カーペットカバーとなる。また電気カーペット本体は本発明の電気カーペットカバーの内側にしっかりと保持されるため、座った姿勢から立ち上がったときや速足で歩行したときに電気カーペットカバーに斜め方向に荷重が作用しても、電気カーペットカバーと電気カーペット本体との間にずれが生ずることはなく、電気カーペットカバーに複雑なしわが生じたり、しわを延ばすために電気カーペットカバー全体をカーペット本体から剥がして敷き直さねばならないといったことがなくなる。
[3]の発明によれば、電気カーペット本体を本発明の電気カーペットカバーに装着した時の前記電気カーペット本体を含む前記電気カーペットカバーの構成が表面層、表面層と電気カーペット本体の間の空気層、電気カーペット本体、電気カーペット本体と裏面層との間の空気層、裏面層と、前記電気カーペット本体の上下に空気層を有するために、前記電気カーペット本体によって暖められた各空気層が周囲が接合され、気密性が保たれた袋状の中で保温効果が高まり、前記表面層及び前記裏面層の温度が降下しにくくなる。さらに裏面については、前記裏面層を構成する不織布の断熱効果も相俟って、暖められた空気が床面に放散する事なく、効率良く保温することができる。したがって、ヒーターの加熱時間が短くなり消費電力を減少させるとができ、特にフローリング床の上で使用しても、消費電力を減少させることができ、省エネルギー型の電気カーペットカバーとなる。
[4]の発明によれば、本発明の電気カーペットカバーは、前記裏面層に裏面に滑り止め樹脂を塗布した不織布が使用されているために、滑り易いフローリング床の上で使用しても滑る事のない電気カーペットカバーとなる。
以下この発明に係わる電気カーペットカバーの一実施形態を図面を参照しつつ説明する。本実施形態の電気カーペットカバーは、パイル布帛からなる表面層と不織布からなる裏面層を積層し、接合した袋状の中に、発熱ヒーターを埋め込んだ電気カーペット本体を着脱可能とした電気カーペットカバーである。図1は、本発明の電気カーペットカバーの一実施形態を示す概略斜視図、図2は、図1に示した電気カーペットカバーの概略分解斜視図、図3は、図1に示した電気カーペットカバーの概略断面図である。
本発明の電気カーペットカバー(1)は、表面層(2)と、裏面層(3)で構成され、電気カーペット本体(6)を装着した場合は前記表面層(2)と、裏面層(3)の間は、表面層と電気カーペット本体との間の空気層(4)、電気カーペット本体(6)、裏面層と電気カーペット本体との間の空気層(5)で構成されている。
本発明における表面層(2)はパイル布帛を用いるが、特に限定されるものではなく、例えばフックドラグ、タフテッド等の刺繍カーペット類、段通、ウィルトン、アキスミンスター等の織カーペット類、ボンデッド、電着、コード等の接着カーペット類、ニット、ラッセル等の編カーペット類、ニードルパンチ等の不織布カーペット類も採用することもできるが、意匠性、豪華感からフックドラグが好ましい。
表面層(2)を構成するパイル素材としては、一般的にカーペット素材として使用しているものを用いればよく、ウール、麻、コットン等の天然繊維やポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、ポリアクリル系繊維、ポリプロピレン系繊維等の合成樹脂繊維等が挙げられる。またパイルが植設される基布は麻、綿、合成繊維からなる織布を用いることが好ましい。
前記フックドラグは麻、綿、合成繊維等からなる通常の平織布の基布にハンドフックや自動フックミシンでパイル糸を刺し込んでパイルを形成し、続いて合成樹脂ラテックスなどの接着剤を用いてパイル糸と基布を固定して製造する。
裏面層(3)とし
ては、不織布が最適に使用されるが、保温効果を考慮すれば、伝導率が約0.06kcal/mh℃以下の効果を出せる空気層をもつ物であれば特に限定されるものではない。構成する繊維としてはポリエステル繊維、ナイロン繊維、ポリオレフィン系繊維等の合成繊維等または羊毛、木綿等の天然繊維等を単一または複数混合したものを挙げられるが、特に限定されない。不織布の種類としては、短繊維フェルト、ニードルパンチ不織布、スパンボンド不織布、ケミカルボンド不織布等が挙げられるが、熱伝導率、クッション性、経済性を考慮すれば短繊維フェルトが好適である。
本発明の場合、前記不織布に予め別の工程で滑り止め用樹脂を塗布したものを使用する方が工程上加工しやすい。滑り止め用樹脂のアクリル系重合体を有するエマルジョンとしては市販のものをそのまま使用することができる。エマルジョンに発泡助剤、架橋剤を加え2〜6倍に発泡させ不織布の上に塗布し、乾燥させ滑り止め用樹脂を不織布に固着する。
次に図2で示すように、表面層(2)と裏面層(3)を共に、電気カーペット本体(6)の平面サイズよりも僅かに大きな平面サイズに裁断し、互いに重ね合わせ、両層(2)、(3)の相対する四辺のうち三辺の周縁部を接合して袋状とする。残る一辺は約200mm〜300mmのコントローラー口を残して端部に織製の面ファスナーを接合し開閉可能とする。具体的には、図1に示したように、両層(2)、(3)の三辺AB,AC、BDを接合する。
残る一辺のCDは、CEについては、接合部材を用いて接合する。接合部材としては織製の面ファスナー、ホック、金属性またはプラスチック製のファスナー等が使用できるが、電気カーペットカバー(1)の密閉性を考慮すれば織製の面ファスナーが好ましい。
表面層(2)側は幅10〜20mmの織製の面ファスナーの雄部材(7−A)を周縁部に接合し、裏面層(3)側は幅10〜20mmの織製の面ファスナーの雌部材(7−B)を周縁部に接合し開閉可能とする。EDについては200mm〜300mmの開放部分とし、電気カーペット本体(6)を装着時のコントローラー口とした。
本発明の電気カーペットカバー(1)に電気カーペット本体(6)を装着し、実際に使用した場合、電気カーペットカバー(1)内は電気カーペット本体(6)と表面層(2)の間に気密性が保たれた表面層と電気カーペット本体との間の空気層(4)が構成され、該空気層によって表面層(2)が効率よく暖められる。
また電気カーペット本体(6)と裏面層(3)の間にも気密性が保たれた裏面層と電気カーペット本体との間の空気層(5)が構成され、さらに裏面層(3)もまた空気層を持つ不織布で構成されている。
次に、前記構成における保温作用について説明する。
電気カーペット本体(6)から床面に逃げる熱量Qは次式で与えられる。
Q=λ(θ1ーθ2)/Lここで、λ :裏面層(3)と裏面層と電気カーペット本体との間の空気層(5)の熱伝導率(W/m・K)θ1:電気カーペット本体(6)のヒーター部温度(℃)θ2:裏面層(3)の床面温度(℃)L :電気カーペット本体(6)の発ヒーター部から床面までの距離(m)したがって、電気カーペット本体(6)のヒーター部から床面に逃げる熱を少なくするには、電気カーペット本体(6)のヒーター部から床面までの距離Lを大きくするか、裏面層(3)の熱伝導率λを小さくするかのいずれかである。
本発明の電気カーペットカバー(1)では、インテリア性や安全な歩行を考慮して、電気カーペット本体(6)のヒーター部から床面までの距離Lを8mm〜10mmとしている。
熱伝導率λは、裏面層(3)と裏面層と電気カーペット本体との間の空気層(5)との合成の熱伝導率になる。空気層の熱伝導率は一般的に約0. 02kcal/mh℃と0.06kcal/mh℃程度の不織布に比べて小さく、裏面部分が不織布だけの構成に比べて、空気層が存在することにより、熱伝導率がちいさくなり、電気カーペット本体(6)から床面に逃げる熱量が小さくなる。その結果、省エネルギー化が図れる電気カーペットカバー(1)となる。
以下に、本発明の実施例を記載するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
<実施例1>表面層として、綿糸からなる平織布の基布に、自動フックミシンで1/3番手のアクリルからなるパイル糸を5本1束として刺し込んでパイルを形成し、続いてSBRラテックスの接着剤を用いてパイル糸を固定してフックドラグを作成した。また、別工程で裏面層として、厚さ5.0mm目付け、600g/m2の短繊維フェルトに、滑り止め用樹脂層に商品名「ディックフォームMF509」(大日本インキ化学工業株式会社)を3倍に発泡し、滑り止め用樹脂付着量を100g/m2、畝間隔16mm、畝高さ1.5mm、畝巾4.0mmの滑り止め用樹脂層の付いた短繊維フェルトを作成した。次に作成したフックドラグと短繊維フェルトを、所定の電気カーペット本体のサイズ(1700×1700)より大きいサイズ(1900×1900)に裁断し、互いに重ね合わせ、相対する四辺のうち三辺の周縁部を縫製にて接合して袋状とした。さらに残る一辺の端から250mmを残して、フックドラグ側は幅10mmの織製の面ファスナーの雄部材を周縁部に縫製し、短繊維フェルト側は幅10mmの織製の面ファスナーの雌部材を周縁部に縫製し開閉可能とした。
このようにして作成した電気カーペットカバーに電気カーペット本体を装着し実用テスト行なったところ、電気カーペット本体と電気カーペットカバーの一体感があり、品位の高いインテリア材として確認できた。また、電気カーペットカバーとカーペット本体との間にずれもなく、保温効果も高いことが確認できた。さらに防滑試験として、フローリング床の上に電気カーペットカバーを敷設し、その上に直径12cmの円形の1kgの重りを置き、電気カーペットカバーの一辺から引くと動き始める力が4.1Nで良好なものであった。
<実施例2>表面層にタフテッドカーペットを使用したこと以外実施例1と全く同様にして、電気カーペットカバーを作成した。
このようにして作成した電気カーペットカバーに電気カーペット本体を装着し実用テスト行なったところ、電気カーペット本体と電気カーペットカバーの一体感があることが確認できた。また、電気カーペットカバーとカーペット本体との間にずれもなく、保温効果も高いことが確認できた。さらに防滑試験として、フローリング床の上に電気カーペットカバーを敷設し、その上に直径12cmの円形の1kgの重りを置き、電気カーペットカバーの一辺から引くと動き始める力が3.8Nで良好なものであった。
<実施例3>裏面層にニードルパンチ不織布を使用したこと以外実施例1と全く同様にして、電気カーペットカバーを作成した。
このようにして作成した電気カーペットカバーに電気カーペット本体を装着し実用テスト行なったところ、電気カーペット本体と電気カーペットカバーの一体感があることが確認できた。また、電気カーペットカバーとカーペット本体との間にずれもなく、保温効果も高いことが確認できた。さらに防滑試験として、フローリング床の上に電気カーペットカバーを敷設し、その上に直径12cmの円形の1kgの重りを置き、電気カーペットカバーの一辺から引くと動き始める力が3.7Nで良好なものであった。
<比較例1>裏面層を作成せず、表面層だけの電気カーペットカバーをとした(従来のカーペットカバー型)こと以外実施例1と全く同様にして、電気カーペットカバーを作成した。
このようにして作成した電気カーペットカバーに電気カーペット本体を重ね合わせ実用テスト行なったところ、電気カーペットカバーとカーペット本体との間にずれが生じ、一枚のカーペットの様な見栄えとならず、インテリア材として品位の低い電気カーペットカバーとなった。保温効果も低く実施例1に比べて3時間の連続使用において18%増の消費電力が確認できた。
<比較例2>裏面層を作成せず、表面層だけの電気カーペットカバーとし、電気カーペット本体と接着一体化した(従来の本体接着型)こと以外実施例1と全く同様にして、電気カーペットカバーを作成した。
このようにして作成した電気カーペットカバーに電気カーペット本体を重ね合わせ実用テスト行なったところ、電気カーペットカバーとカーペット本体との間にずれが生じ、一枚のカーペットの様な見栄えとならず、インテリア材として品位の低い電気カーペットカバーとなった。保温効果も低く実施例1に比べて3時間の連続使用において14%増の消費電力が確認できた。
<比較例3>表面層と裏面層を接合せず重ね合わせただけとしたこと以外実施例1と全く同様にして、電気カーペットカバーを作成した。
このようにして作成した電気カーペットカバーに電気カーペット本体を装着し実用テスト行なったところ、電気カーペットカバーとカーペット本体との間にずれが生じ、一枚のカーペットの様な見栄えとならず、インテリア材として品位の低い電気カーペットカバーとなった。保温効果も低く実施例1に比べて3時間の連続使用において12%増の消費電力が確認できた。
本発明の一実施形態に係わる本発明の電気カーペットカバーの概略斜視図である。 本発明の一実施形態に係わる本発明電気カーペットカバーの概略分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係わる本発明電気カーペットカバーの概略断面図である。
符号の説明
1………電気カーペットカバー2………表面層3………裏面層4………表面層と電気カーペット本体との間の空気層5………裏面層と電気カーペット本体との間の空気層6………電気カーペット本体7―A…面ファスナーの雄部材7―B…面ファスナーの雌部材8………コントローラー

Claims (4)

  1. パイル布帛からなる表面層と不織布からなる裏面層が積層された電気カーペットカバーにおいて、前記表面層と前記裏面層を互いに重ね合わせ一体化し、前記表面層と前記裏面層の間に、発熱ヒーターを埋め込んだ電気カーペット本体を着脱可能としたことを特徴とする電気カーペットカバー。
  2. 前記電気カーペットカバーにおいて、前記表面層と前記裏面層を互いに重ね合わせ、相対する四辺のうち三辺について、その全部を接合して袋状とし、残る一辺はコントローラー口を残して接合部材を前記表面層と前記裏面層の相対する両面に取り付け、前記電気カーペット本体の出し入れ口として開閉可能とし、前記電気カーペット本体を着脱可能としたことを特徴とする請求項1に記載の電気カーペットカバー。
  3. 前記電気カーペット本体を前記電気カーペットカバーに装着した時、前記電気カーペットカバーが前記表面層、前記表面層と前記電気カーペット本体の間の空気層、前記電気カーペット本体、前記電気カーペット本体と前記裏面層との間の空気層、前記裏面層の各層から構成されて使用されることを特徴とする請求項1または2に記載の電気カーペットカバー。
  4. 前記裏面層が裏面に滑り止め樹脂を塗布した不織布からなることを特徴とする請求項1乃至3に記載の電気カーペットカバー。
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