JP2008174901A - 塔屋状集合廟 - Google Patents

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塚 富 男 大
Tadao Murakawa
川 忠 生 村
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Abstract

【課題】 自然環境に調和し、狭隘な敷地であっても多数の納骨が可能な集合廟の提供を課題とする。
【解決手段】 円筒状の外周壁101からなる塔屋であって、外周壁101と同心円の第1の内壁108aと、第1の内壁108aの内側に同心円の第2の内壁108bを備え、外周壁101と第1の内壁108aの間に緩やかな登り螺旋通路110を設け、第1の内壁108aと第2の内壁108bの間には緩やかな下り螺旋通路110を設け、螺旋通路110に沿う前記第1の内壁108aの通路から所定高さに所定間隔ごとにアーチ状に穿設された複数の納骨室109を備えたことを特徴とする塔屋状集合廟100。
【選択図】 図1

Description

本発明は、都市部或いは狭隘な敷地に設けて好適な墓所施設に関し、詳しくは風雨の自然環境を利用した集合廟に関する。
従来、都市部或いは狭隘な敷地に墓地を設けるための発明が提案されている。その一例である特許文献1は、地上施設と、地上施設に通じる地下施設からなり、地下施設には多数の遺骨収容体を収納保管する納骨室と参拝堂を設け、納骨室のラック内に高密度で収容保管した遺骨収容体を自動搬送可能な搬送設備により納骨室から参拝堂に搬送する構成とされている。
この発明のような墓所設備は、地上施設に充分なスペースを取れない場合好適であるが、地下施設の建設コストと、ラック収納の自動搬送設備投資とその維持管理に経費がかかる問題があった。
また、参拝者にとって墓所は、自然環境に調和し、風或いは雨に触れる自然のなかで、故人をしのぶことが望まれていた。
特開2003−138785号公報(第2頁、図4)
本発明は、自然環境に調和し、狭隘な敷地であっても多数の納骨が可能な集合廟の提供を課題とする。
本発明の塔屋状集合廟は、円筒状の外周壁からなる塔屋であって、外周壁から参詣者が通行可能な幅をあけてその内側に設けられた外周壁と同心円の第1の内壁と、第1の内壁の内側に参詣者が通行可能な幅をあけて設けられた外周壁と同心円の第2の内壁を備え、外周壁と第1の内壁の間に緩やかな登り螺旋通路を設け、第1の内壁と第2の内壁の間には緩やかな下り螺旋通路を設け、前記登り螺旋通路および下り螺旋通路に沿う前記第1の内壁の通路から所定高さに所定間隔ごとにアーチ状に穿設された複数の納骨室を備え、
前記塔屋の最上部には展望フロアを設け、展望フロアの屋上には直線翼垂直水平軸型の風力発電機と、雨水集合屋根と、そこで集められた雨水の貯水タンクを備え、
前記外周壁には、等間隔で複数の採光用開口窓または採光用孔と、風力で回転して発電し、経文が書き込まれた羽根が回転する供養とすると共に経典読経音或いは読経類似音を発する小型の風力発電機を設けたことを特徴とする。
また、前記雨水の貯水タンクには、ろ過装置及びオーバーフロー水の流路を備え、該ろ過装置を通過した雨水を予め定めた時間に開放させる自動弁と、それに接続された給水管路とを設け、雨水を給水管路により塔屋に設けられた納骨室に供給して納骨室の給水器に噴水状に噴出させ、さらに給水器に受けられた水を落差により、より下部に設けられた納骨室に順次供給し、最下部の納骨室の給水器に受けられた水を排水溝に排水する水供養装置を備え、
前記採光用孔には、光ファイバー先端を外に向けて設け、取り入れた外光を納骨室に導き、納骨室で分岐された光ファイバーのひとつにより献花器に花画像を投影し、別のひとつにより仏壇器に所望の3Dフォログラムによる故人顕彰像または立体映像を投影し、さらに分岐された光ファイバーと鏡により納骨室の照明を行う自然光照明手段を備えることを特徴とする。
本発明の塔屋状集合廟は、螺旋通路の壁面に納骨室を設けることにより、多くの納骨室を設けることができ、収容密度を高くすることができる。しかも、登り通路と、その内側の下り通路の両面から参拝できるため、納骨室はひとつおきにそれぞれの通路に開口させ、一方の通路では隣り合う納骨室間の間隔を充分にあけたることができる。
また、自然の風、雨を利用する風力発電機、雨水利用供養設備を備えるため、照明、供養設備が省エネルギーとなり、維持経費を少なくすることができる。
本発明の塔屋状集合廟の実施の形態を、以下図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の塔屋状集合廟の外観図である。
塔屋状集合廟100は、円筒状の外周壁101に等間隔で複数の採光用開口窓12が設けられ、また外周壁101の壁面には、小型の風力発電機11が採光用開口窓12近傍に設けられている。
風力発電機11は、この例では、直線翼垂直水平軸型を用い、羽根には経文が書き込まれており、風により回転させることにより供養の念仏効果を呈すると共に、風きり音が、経典読経音或いは読経類似音を発するように形成されたものを設けている。これにより、風がある場合は、風力で回転して発電すると共に、前記採光用開口窓12から塔屋の内外に読経類似音を流し、厳粛な雰囲気をかもし出させる。
塔屋状集合廟100の地上部には、入り口102が設けられ、内部に入ると、円周の通路が緩い登り坂の螺旋通路となっている。図示しないが反対側には出口103が設けられ、下り坂の螺旋通路に連なっている。
塔屋状集合廟100の最上部には展望フロア105を設け、展望フロア105の屋上には直線翼垂直水平軸型の風力発電機10と、雨水集合屋根106と、そこで集められた雨水の貯水タンク30(図4参照)を備える。
図2は、図1の塔屋状集合廟の外周壁を透視した図である。図2により螺旋通路110を説明する。
螺旋通路110は、1階の入り口102から右(又は左)方向円周の壁に沿って緩やかな登り勾配の螺旋通路110aとなり、一周すると階上の螺旋通路110bに達する。最上階の螺旋通路110nは展望フロア105の入り口に達する。図示しないが、展望フロア105には第1の内壁108aに設けられた出口が設けられ、第1と第2の内壁108a、108bとの間に下り螺旋通路が同様に設けられ、地上階の反対側の出口103に通じる。
図3は、塔屋状集合廟の納骨室を示す斜視図である。
この図は螺旋通路110上から外周壁101と、反対側の第1の内壁108aを見た状態を示し、第1の内壁108aには、所定間隔ごとに納骨室109を設ける。
図示した実施の形態では、螺旋通路110の床面から穿設された形の納骨室109を示したが、床面から所定の高さに設けても良い。
納骨室109内には、骨壷収納容器45(或いは台)、仏壇器44、献花器具などが収容される。(図5参照)
なお、本発明では、雨水を利用した給水器、光ファイバーによる投影器具を納骨室に設けることにより、自然を利用した供養を行う。
図4は、雨水を利用した給水器の構成を説明する図である。
塔屋の最上部の雨水集合屋根106に接続された雨水集合管路31から流入した雨水は貯水タンク30に蓄えられ、給水管路33を通じて階下の納骨室109に自然落下により供給される。また、貯水タンク30には、オーバーフロー水管路32が設けられている。給水管路33にはフィルター34と自動弁35が設けられ、濾過された雨水を予め定めた所定時間ごとに自動弁35を開放して供給する。
給水管路33を通じて上階の納骨室109内に設けられた給水器36に噴水状に噴出させ、給水器36の受け皿からさらに下階の納骨室109に給水管路33を介して落差により雨水を給水する。
最下階の納骨室109内の給水器36からの排水は排水管37を介して排水溝38に排水される。
前記給水器36には、さらに粒状の水反応噴霧剤収納部を備えて、参拝者が所定位置に所定時間以上位置したことを検知する参拝者検知手段(公知の検知手段)の信号により水反応噴霧剤を所定量給水器に供給して、供養香煙を発生させる供養香煙発生装置を備えることができる。
このように、雨水の利用により自然を利用した種々の供養を行うことができる。
図5は、光ファイバーを利用した自然光照明手段の構成を説明する図である。
自然光照明手段は、外周壁101に設けた採光用孔101aに光ファイバー40の先端を外に向けて設け、取り入れた外光を納骨室109に導いて行う手段である。
納骨室109で分岐された光ファイバー40のひとつを花画像投影機42により壁面などに花画像を投影し献花器とする。
別の光ファイバー40を3Dフォログラム投影機43により所望の3Dフォログラムによる故人顕彰像または立体映像を仏壇器44に投影する。なお、仏壇器44は、透明樹脂で形成すれば3Dの投影をよりリアルに実現することができる。
さらに分岐された光ファイバー40を鏡41に反射させ、その照明光41aで納骨室109の照明を行う。
屋上に設けた直線翼垂直水平軸型の風力発電機10、外周壁101に複数台設けられた風力発電機11は、回転により読経類似音を発するように風車の羽根をスリット加工する。なお、読経類似音の発生は、羽根の風きり音に限ることなく、回転軸にピンを設けてオルゴール方式、シロホン方式、木琴方式とすることもできる。
これらの風力発電機10により発電された電力は、塔屋内部に設けられた蓄電池(図示せず)に蓄え、蓄電器の電力により前記螺旋通路の非常時照明および、風力発電機が回転しない天候において風力発電機を回転させ経典読経音を放送することとする。
尚、第2の内壁108bの内側は、円筒状空間となっており、展望フロア105までのエレベータを設けることができる。なお、エレベータをハンドル或いはペダルにより人力で昇降する構造とすることが、省エネルギーとして望ましい。
本発明の実施の形態の塔屋状集合廟の外観図である。 図1の塔屋状集合廟の外周壁を透視した図である。 塔屋状集合廟の納骨室を示す斜視図である。 雨水を利用した給水器の構成を説明する図である。 光ファイバーを利用した自然光照明手段の構成を説明する図である。
符号の説明
10 風力発電機
11 風力発電機(小型)
12 採光用開口窓
30 貯水タンク
31 雨水集合管路
32 オーバーフロー水管路
33 給水管路
34 フィルター
35 自動弁
36 給水器
37 排水管
38 排水溝
40 光ファイバー
41 鏡
41a 照明光
42 花画像投影機
43 3Dフォログラム投影機
44 仏壇器
45 骨壷収納容器
100 塔屋状集合廟
101 外周壁
101a 採光用孔
102 入り口
103 出口
105 展望フロア
106 雨水集合屋根
108a 第1の内壁
108b 第2の内壁
109 納骨室
110 螺旋通路
110a、110b、110n 螺旋通路

Claims (2)

  1. 円筒状の外周壁からなる塔屋であって、外周壁から参詣者が通行可能な幅をあけてその内側に設けられた外周壁と同心円の第1の内壁と、第1の内壁の内側に参詣者が通行可能な幅をあけて設けられた外周壁と同心円の第2の内壁を備え、外周壁と第1の内壁の間に緩やかな登り螺旋通路を設け、第1の内壁と第2の内壁の間には緩やかな下り螺旋通路を設け、前記登り螺旋通路および下り螺旋通路に沿う前記第1の内壁の通路から所定高さに所定間隔ごとにアーチ状に穿設された複数の納骨室を備え、
    前記塔屋の最上部には展望フロアを設け、展望フロアの屋上には直線翼垂直水平軸型の風力発電機と、雨水集合屋根と、そこで集められた雨水の貯水タンクを備え、
    前記外周壁には、等間隔で複数の採光用開口窓または採光用孔と、風力で回転して発電し、経文が書き込まれた羽根が回転して供養すると共に経典読経音或いは読経類似音を発する小型の風力発電機を設けたことを特徴とする塔屋状集合廟。
  2. 前記雨水貯水タンクには、ろ過装置及びオーバーフロー水の流路を備え、該ろ過装置を通過した雨水を予め定めた時間に開放させる自動弁と、それに接続された給水管路とを設け、雨水を給水管路により塔屋に設けられた納骨室に供給して納骨室の給水器に噴水状に噴出させ、さらに給水器に受けられた水を落差により、より下部に設けられた納骨室に順次供給し、最下部の納骨室の給水器に受けられた水を排水溝に排水する水供養装置を備え、
    前記採光用孔には、光ファイバー先端を外に向けて設け、取り入れた外光を納骨室に導き、納骨室で分岐された光ファイバーのひとつにより献花器に花画像を投影し、別のひとつにより仏壇器に所望の3Dフォログラムによる故人顕彰像または立体映像を投影し、さらに分岐された光ファイバーと鏡により納骨室の照明を行う自然光照明手段を備えることを特徴とする請求項1記載の塔屋状集合廟。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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