JP2008167301A - 地上デジタル放送用ts切替器及び方法 - Google Patents

地上デジタル放送用ts切替器及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】放送TS信号を円滑に切り替えることが可能な地上デジタル放送用TS切替器及び方法を提供する。
【解決手段】信号タイミング検出回路2−1が主信号である放送TS信号中の制御信号からフレームタイミングを検出し、信号タイミング検出回路2−2が同様にして副信号のフレームタイミングを検出する。そして、フレームタイミング差算出回路3が両信号のフレームタイミング差を算出し、遅延回路4が両信号のフレームタイミングが一致するように副信号を遅延させる。切替回路5は、このようにして遅延させた副信号に切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、地上デジタル放送用のTS(Transport Stream)切替技術に関する。
従来、地上デジタル放送用のTS信号を切り替えるTS切替器は、信号のタイミングが完全に一致している2つのTS信号を入力し、一方のTS信号から他方のTS信号への切り替えを行っていた(非特許文献1を参照)。図5(1)は、従来の地上デジタル放送用TS切替器をSTL/TTL(Studio to Transmitter Link/Transmitter to Transmitter Link)において使用する場合の全体構成を示すブロック図である。この例は、地上デジタル放送用TS切替器100が、STL受信装置120−1からの信号及びSTL受信装置120−2からの信号を切り替えるものである。
STL受信装置120−1,2は、同一のアンテナ110を介して2分配されたマイクロ波をそれぞれ受信し、放送TS信号を生成する。TS切替器100は、STL受信装置120−1,120−2から放送TS信号をそれぞれ入力し、これらの信号のうちのいずれかの信号を選択して切り替える。OFDM変調器130は、TS切替器100により選択して切り替えられた放送TS信号を入力し、OFDM変調を行う。このOFDM変調処理はフレーム単位で行われることから、OFDM変調器130は、フレーム毎に、所定の1フレームデータ量を1フレーム期間内に有しているか否かを判断して管理し、所定の1フレームデータ量よりも少ないかもしくは多い場合にはリセットを行い、処理途中のデータを一旦廃棄し、改めてフレームの先頭から変調処理(再引き込み)を行う。
図5(1)に示した構成において、STL受信装置120−1,120−2により出力されるそれぞれの放送TS信号は、そのタイミング及び内容が完全に一致している。したがって、TS切替器100により信号切り替えが行われた場合であっても、切り替え前の放送TS信号と切り替え後の放送TS信号との間のフレーム構造が連続していることから、OFDM変調器130はリセットされることがなく、放送サービスに影響を与えることがなかった。
しかしながら、最近の技術動向として、FPU(Field Pick−up Unit)を用いて放送TSを伝送することが可能になってきている。図5(2)は、従来の地上デジタル放送用TS切替器をSTL/TTLにおいて使用する場合の全体構成を示すブロック図であり、STL/TTLのバックアップとしてFPU等のバックアップ受信装置を用いる構成を示している。この例は、地上デジタル放送用TS切替器100が、STL受信装置150からの放送TS信号及びバックアップ受信装置160からの放送TS信号を切り替えるものである。尚、図5(2)は、FPUを例にしたバックアップ回線を示しているが、光回線、放送波中継等によるバックアップ回線であってもよい。
STL受信装置150は、アンテナ140−1を介してマイクロ波を受信し、主信号である放送TS信号を生成する。バックアップ受信装置160は、アンテナ140−1とは異なるアンテナ140−2を介してマイクロ波を受信し、副信号である放送TS信号を生成する。TS切替器100は、STL受信装置150から主信号の放送TS信号を入力し、バックアップ受信装置160から副信号の放送TS信号を入力し、主信号及び副信号のうちのいずれかの信号を選択して切り替える。OFDM変調器170は、TS切替器100により選択して切り替えられた信号を入力し、OFDM変調を行う。
図5(2)に示した構成において、STL受信装置150により出力される主信号とバックアップ受信装置160により出力される副信号とは、そのタイミング及び内容が必ずしも一致しているとは限らない。したがって、TS切替器100により信号切り替えが行われた場合には、切り替え前の放送TS信号と切り替え後の放送TS信号との間のフレーム構造が不連続になることから、OFDM変調器130はリセットされてしまい、放送サービスに影響を与えてしまうという問題があった。すなわち、OFDM変調器130は、リセットに伴い前述のように再引き込みを行うことから、放送TS信号を円滑に切り替えることができず、受信装置において受信信号が乱れてしまい、放送断時間が長くなってしまう(10秒程度の放送断時間になってしまう)という問題があった。
高橋秋廣他、「地上デジタル放送用送信設備 共通仕様書」、全国デジタル送信設備検討会、2002年5月10日発行、p.112
このように、放送TS信号の伝送方法の技術開発が進展するに連れて、従来のSTL/TTL以外に、FPU、光回線等の迂回ルートがバックアップ回線として確保できるようになってきている。しかしながら、図5に示した従来のTS切替器100では、前述のように、バックアップ回線に対応することができない。
そこで、本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、放送TS信号を円滑に切り替えることが可能な地上デジタル放送用TS切替器及び方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、地上デジタル放送の送信装置において、本発明による、主信号と副信号との間で放送TS信号の切り替えを行う地上デジタル放送用TS切替器は、主信号及び副信号のフレームタイミングをそれぞれ検出するタイミング検出回路と、前記フレームタイミングから、両信号のフレームタイミング差を算出するタイミング差算出回路と、前記フレームタイミング差から、両信号のフレームタイミングが一致するように、主信号または副信号を遅延させる遅延回路と、前記遅延させた主信号または副信号に切り替える切替回路とを備えたことを特徴とする。
また、本発明による地上デジタル放送用TS切替器は、前記遅延回路を、切替回路に入力される主信号及び副信号のぞれぞれの系統のうち、いずれか一方もしくは両方の系統に備えたことを特徴とする。
また、本発明による地上デジタル放送用TS切替器は、前記タイミング検出回路が、主信号及び副信号について、それぞれ放送TS信号中の制御信号から、フレームに同期したパルスを生成すると共に、偶数フレーム及び奇数フレームを識別し、前記タイミング差算出回路が、前記偶数フレームまたは奇数フレームにおけるパルスから、両信号のタイミング差を算出することを特徴とする。
また、本発明による地上デジタル放送用TS切替器は、前記主信号の系統の回線をSTL/TTLとし、前記副信号の系統の回線を、FPUを用いた回線、光回線のうちのいずれかの回線であることを特徴とする。
また、本発明による地上デジタル放送用切替方法は、主信号及び副信号を入力し、これらの信号のうちのいずれか一方の放送TS信号を選択して切り替える地上デジタル放送用TS切替方法において、主信号及び副信号について、それぞれの放送TS信号中の制御信号から、主信号のフレームタイミングを検出すると共に副信号のフレームタイミングを検出するステップと、前記検出した主信号のフレームタイミング及び副信号のフレームタイミングから、フレームタイミング差を算出するステップと、前記算出したフレームタイミング差から、主信号のフレームタイミングと副信号のフレームタイミングとが一致するように、主信号または副信号を遅延させるステップと、前記遅延させた主信号または副信号を選択して切り替えるステップとを有することを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、放送TS信号の切り替えの際に、そのフレーム構造が不連続になることがなく、放送TS信号を円滑に切り替えることができる。これにより、後段のOFDM変調器はリセットされないから、受信装置において受信信号が乱れる時間を最小限に抑えることができ、放送が長時間切断されるという問題を解決することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態による地上デジタル放送用TS切替器の構成を示すブロック図、及び信号のタイミングを示す図である。このTS切替器1は、主信号である放送TS信号のタイミングを検出する信号タイミング検出回路2−1、副信号である放送TS信号のタイミングを検出する信号タイミング検出回路2−2、主信号と副信号との間のフレームタイミング差を算出するフレームタイミング差算出回路3、副信号のタイミングを主信号に合わせるために、フレームタイミング差に応じて副信号を遅延させる遅延回路4、及び、主信号及び副信号を切り替える切替回路5を備えている。
図2は、図1に示したTS切替器1による遅延調整処理を説明するフローチャート図であり、図3は、図1に示したTS切替器1による遅延調整処理を説明するタイミングチャート図である。図1において、TS切替器1の信号タイミング検出回路2−1は、主信号である放送TS信号を入力し、放送TS信号中の制御信号であるISDB−T_informationに含まれるframe_head_packet_flagを検出し、OFDMフレームに同期したフレームパルスを生成する。そして、同じISDB−T_informationに含まれるframe_indicatorを検出し、入力した放送TS信号のフレームが偶数フレーム(w0)であるかまたは奇数フレーム(w1)であるかを示す識別情報を抽出する。また、信号タイミング検出回路2−1は、生成したフレームパルス、及び抽出した識別情報をフレームタイミング差算出回路3に出力する。ここで、frame_head_packet_flagはフレームの先頭を識別するためのフラグであり、frame_indicatorは偶数フレーム及び奇数フレームを識別するためのフラグである。尚、これらの制御信号の詳細については、以下の文献を参照されたい。
社団法人電波産業会、「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式 標準規格 ARIB STD−B31 1.5版」、p96−97
信号タイミング検出回路2−2は、副信号である放送TS信号を入力し、信号タイミング検出回路2−1と同様に、OFDMフレームに同期したフレームパルスを生成し、入力した放送TS信号のフレームが偶数フレーム(w0)及び奇数フレーム(w1)のうちのいずれかであるかを示す識別信号を抽出する。また、信号タイミング検出回路2−2は、生成したフレームパルス、及び抽出した識別情報をフレームタイミング差算出回路3に出力する。
フレームタイミング差算出回路3は、信号タイミング検出回路2−1から主信号におけるフレームパルス及び識別情報を入力し、信号タイミング検出回路2−2から副信号におけるフレームパルス及び識別情報を入力し、主信号及び副信号のOFDMフレーム位置を比較する(ステップS201)。具体的には、フレームタイミング差算出回路3は、識別情報から同じ偶数フレームを特定し、そのときのそれぞれのフレームパルスのタイミングから、主信号と副信号との間の偶数フレームにおける位相差を算出する。同様に、識別情報から同じ奇数フレームを特定し、そのときのそれぞれのフレームパルスのタイミングから、主信号と副信号との間の奇数フレームにおける位相差を算出する。そして、フレームタイミング差算出回路3は、主信号と副信号との間の偶数フレームまたは奇数フレームにおける位相差の遅延時間情報を遅延回路4に出力する。
遅延回路4は、フレームタイミング差算出回路3により算出された位相差の遅延時間情報を入力し、副信号のフレームタイミングを主信号のフレームタイミングに合わせるように、遅延量を調整する(ステップS202)。具体的には、その位相差に相当する遅延時間が副信号に対する主信号の遅延時間であるとして、副信号の出力タイミングをその遅延時間分だけ遅らせて出力する。これにより、主信号と副信号との間のフレームタイミングが合致する(図3を参照)。
切替回路5は、主信号である放送TS信号を入力し、遅延回路4により遅延された副信号である放送TS信号(フレームタイミングが主信号のそれに合致している副信号である放送TS信号)を入力し、これらの放送TS信号のうちのいずれかの信号を選択して切り替える。
以上のように、本発明の実施の形態によるTS切替器1によれば、主信号と副信号との間の位相差を算出し、その位相差に相当する遅延時間分だけ副信号を遅延させるようにした。これにより、主信号が副信号よりも遅延している場合には、副信号のフレームタイミングを主信号のフレームタイミングに合わせることができるから、切替回路5は、フレームタイミングの合った主信号及び副信号を切り替えることができる。したがって、放送TS信号の切り替えの際に、切り替え前の放送TS信号と切り替え後の放送TS信号との間のフレーム構造が連続することになるから、円滑な切り替えができ、後段のOFDM変調器はリセットされることなく、放送サービスに影響を与えることもない。つまり、図示しない受信装置において受信信号が乱れる時間を最小限に抑えることができるから、放送が長時間切断されることのない連続した放送サービスを提供することができる。
また、本発明の実施の形態によるTS切替器1によれば、放送TS信号中の制御信号から、入力した放送TS信号のフレームが偶数フレーム(w0)及び奇数フレーム(w1)のうちのいずれかであるかを示す識別情報を抽出し、主信号及び副信号において同じ偶数フレームまたは奇数フレームを特定し、両信号のフレームタイミングが合うようにした。これにより、主信号である放送TS信号の内容と副信号である放送TS信号の内容とが完全に一致していない場合であっても、円滑な切り替えができ、放送が長時間切断されることのない連続した放送サービスを提供することができる。
次に、図1の地上デジタル放送用TS切替器1を用いた実施例について、図4を参照して説明する。図4(1)は、図1に示したTS切替器1をSTL/TTLにおいて使用する場合の実施例を示すブロック図であり、STL/TTLのバックアップとしてFPU等のバックアップ受信装置30を用いる構成を示している。この例は、TS切替器1が、STL受信装置20からの放送TS信号及びバックアップ受信装置30からの放送TS信号を切り替えるものである。図5(2)に示した従来の構成と本構成とを比較すると、本構成では、図5(2)のTS切替器100の代わりにTS切替器1を用いている点で相違する。本構成のアンテナ10−1,10−2、STL受信装置20及びバックアップ受信装置30は、それぞれ図5(2)に示したアンテナ140−1,140−2、STL受信装置150及びバックアップ受信装置160に相当し、同等の機能を有する。
図4(1)の構成において、STL受信装置20により出力される主信号とバックアップ受信装置160により出力される副信号とは、そのタイミング及び内容が必ずしも一致しているとは限らないが、TS切替器1により両信号のフレームミングが一致する。これにより、TS切替器1により信号切り替えが行われた場合には、切り替え前の放送TS信号と切り替え後の放送TS信号との間のフレーム構造が連続することになるから、図示しない後段のOFDM変調器はリセットされることがなく、放送サービスに影響を与えることもない。
図4(2)は、図1に示したTS切替器1をSTL/TTLにおいて使用する場合の他の実施例を示すブロック図であり、STL/TTLのバックアップとして光回線50による光回線受信装置70を用いる構成を示している。この例は、TS切替器1が、STL受信装置60からの放送TS信号及び光回線受信装置70からの放送TS信号を切り替えるものである。図5(2)に示した従来の構成と本構成とを比較すると、本構成では、図5(2)のTS切替器100の代わりにTS切替器1を用いている点、及び、バックアップ回線がFPUによるものではなく光回線受信装置70によるものである点で相違する。本構成のアンテナ40及びSTL受信装置60は、ぞれぞれ図5(2)に示したアンテナ140−1及びSTL受信装置150に相当し、同等の機能を有する。
図4(2)の構成において、STL受信装置60により出力される主信号と光回線受信装置70により出力される副信号とは、そのタイミング及び内容が必ずしも一致しているとは限らないが、TS切替器1により両信号のフレームミングが一致する。これにより、図4(1)の場合と同様に、TS切替器1により信号切り替えが行われた場合には、切り替え前の放送TS信号と切り替え後の放送TS信号との間のフレーム構造が連続することになるから、図示しない後段のOFDM変調器はリセットされることがなく、放送サービスに影響を与えることもない。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、図1において、TS切替器1は、遅延回路4を副信号系統側に備えるようにしたが、副信号系統側ではなく主信号系統側に備えるようにしてもよい。これにより、副信号が主信号よりも遅延している場合には、主信号のフレームタイミングを副信号のフレームタイミングに合わせることができ、切替回路5においてフレームタイミングの合った主信号及び副信号を切り替えることができる。
同様に、副信号系統側の遅延回路4に加えて、主信号系統側にも遅延回路を備えるようにしてもよい。この場合、フレームタイミング差算出回路3は、前記制御信号から主信号と副信号との間の遅延関係を判断し、副信号系統側の遅延回路4は、主信号が副信号よりも遅延しているときに、副信号のフレームタイミングを主信号のフレームタイミングに合わせるように、副信号を遅延させる。これに対し、主信号側の遅延回路は、副信号が主信号よりも遅延しているときに、主信号のフレームタイミングを副信号のフレームタイミングに合わせるように、主信号を遅延させる。これにより、主信号及び副信号のうちのいずれか一方の信号が遅延していた場合であっても、フレームタイミングを合わせることができ、切替回路5においてフレームタイミングの合った主信号及び副信号を切り替えることができる。
また、図5において、副信号系統側の回線としてFPUによる回線及びまたは光回線を用いるようにしたが、これに限定されるものではなく、放送TS信号を出力するものであればよい。
本発明の実施の形態による地上デジタル放送用TS切替器の構成を示すブロック図、及び信号のタイミングを示す図である。 図1の地上デジタル放送用TS切替器による遅延調整処理を説明するフローチャート図である。 図1の地上デジタル放送用TS切替器による遅延調整処理を説明するタイミングチャート図である。 図1の地上デジタル放送用TS切替器を用いた実施例を示す図である。 従来の地上デジタル放送用TS切替器をSTL/TTLにおいて使用する場合の全体構成を示すブロック図である
符号の説明
1,100 TS切替器
2 信号タイミング検出回路
3 フレームタイミング差算出回路
4 遅延回路
5 切替回路
10,40,110,140 アンテナ
20,60,120,150 STL受信装置
30,160 バックアップ受信装置
50 光回線
70 光回線受信装置
130,170 OFDM変調器

Claims (5)

  1. 主信号と副信号との間で放送TS信号の切り替えを行う地上デジタル放送用TS切替器において、
    主信号及び副信号のフレームタイミングをそれぞれ検出するタイミング検出回路と、
    前記フレームタイミングから、両信号のフレームタイミング差を算出するタイミング差算出回路と、
    前記フレームタイミング差から、両信号のフレームタイミングが一致するように、主信号または副信号を遅延させる遅延回路と、
    前記遅延させた主信号または副信号に切り替える切替回路とを備えたことを特徴とする地上デジタル放送用TS切替器。
  2. 請求項1に記載の地上デジタル放送用TS切替器において、
    前記遅延回路を、切替回路に入力される主信号及び副信号のそれぞれの系統のうち、いずれか一方もしくは両方の系統に備えたことを特徴とする地上デジタル放送用TS切替器。
  3. 請求項1または2に記載の地上デジタル放送用TS切替器において、
    前記タイミング検出回路が、主信号及び副信号について、それぞれ放送TS信号中の制御信号から、フレームに同期したパルスを生成すると共に、偶数フレーム及び奇数フレームを識別し、
    前記タイミング差算出回路が、前記偶数フレームまたは奇数フレームにおけるパルスから、両信号のタイミング差を算出することを特徴とする地上デジタル放送用TS切替器。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の地上デジタル放送用TS切替器において、
    前記主信号の系統の回線をSTL/TTLとし、
    前記副信号の系統の回線を、FPUを用いた回線、光回線のうちのいずれかの回線であることを特徴とする地上デジタル放送用TS切替器。
  5. 主信号及び副信号を入力し、これらの信号のうちのいずれか一方の放送TS信号を選択して切り替える地上デジタル放送用TS切替方法において、
    主信号及び副信号について、それぞれの放送TS信号中の制御信号から、主信号のフレームタイミングを検出すると共に副信号のフレームタイミングを検出するステップと、
    前記検出した主信号のフレームタイミング及び副信号のフレームタイミングから、フレームタイミング差を算出するステップと、
    前記算出したフレームタイミング差から、主信号のフレームタイミングと副信号のフレームタイミングとが一致するように、主信号または副信号を遅延させるステップと、
    前記遅延させた主信号または副信号を選択して切り替えるステップとを有することを特徴とする地上デジタル放送用TS切替方法。
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