JP2008163591A - Seaming implement for building wooden member - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば、木製の柱材に対して、木製の梁材を直角に継合するために使用する建築用木材の継合具に関するものである。 The present invention relates to a construction wood joining tool used for joining a wooden beam material at a right angle to a wooden pillar material, for example.
従来、この種の継合具としては、例えば特開2000−104343号(特許文献1)のように板材4を断面コ字状若しくはU字状に折曲形成した継合具本体A(継合具)の遊離両端側に、例えば梁などの建築用横材2の端部に設けた仕口部3に継合連結する仕口連結部4Aを設け、この反対側の折り返し部に例えば柱などの建築用縦材1の側面に当接する折り返し当接部4Bを設けると共に、この折り返し当接部4Bに建築用縦材1の側面より貫通突出する連結ボルト6を挿通するボルト孔7を上下方向に複数並設状態に設けたコ字状若しくはU字状金具としたものがある。
Conventionally, as this kind of joining tool, for example, as shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-104343 (Patent Document 1), a joining tool main body A (joining) in which a
この継合具を使用した工法を簡単に説明すると、図3に示すように、例えば木製の柱材1の対向側面間に貫通状態で設けたボルト挿通孔5に連結ボルト6を貫通させて、この柱材1の一側面に連結ボルト6の先端を突出させ、この各連結ボルト6の突出先端を前記ボルト孔7に貫通した上でこの突出先端にナット8を螺着することで、折り返し当接部4Bをこの一側面に当接させた状態にして継合具を柱材1の側面に固定し、この固定した継合具の仕口連結部4Aに、木製の梁材2の仕口部3に架設した係止杆9を連結することによって柱材1と梁材2とを直角に連結するものであり、この継合具を使用した工法によれば、木材への仕口加工を簡素化できる上に規格統一化することができ、また施工作業も簡略化されるというメリットがあり、好評である。
Briefly explaining the construction method using this joining tool, as shown in FIG. 3, for example, the connecting
また、この種継合具を使用した工法においては、図3,図4に示すように、柱材1に対して同じ高さ位置に、二方向や三方向など複数方向から梁材2を連結する場合も多い。
Moreover, in the construction method using this kind joining tool, as shown in FIGS. 3 and 4, the
この場合には、柱材1に対して連結ボルト6が交差する方向に貫通されることになるが、この交差する連結ボルト6が干渉し合わないように、柱材1には、その側面ごとに異なる高さ位置に前記ボルト挿通孔5を設け、このボルト挿通孔5の高さに応じた前記ボルト孔7を使用して継合具を固定する。
In this case, the connecting
即ち、例えば、柱材1の一側の側面に連結する梁材用の継合具は、この一側の側面を含む対向側面間に設けられた前記一方向用のボルト挿通孔5に連結ボルト6を貫通させ、この連結ボルト6の突出先端を折り返し当接部4Bの中央高さのボルト孔7に貫通させてナット8止め固定し、柱材1の他側の側面に連結する梁材用の継合具は、この他側の側面を含む対向側面間であって、前記一方向用のボルト挿通孔5よりも一段高いあるいは一段低い位置に設けられた他方向用のボルト挿通孔5に連結ボルト6を貫通させ、この連結ボルト6の突出先端を折り返し当接部4Bの上側あるいは下側のボルト孔7に貫通させてナット8止め固定するようにしている。
That is, for example, a beam material joint to be connected to one side surface of the
ところで、この種継合具には、連結する梁材2の太さなどに応じた色々な大きさのものがあり、例えば、細い梁材2の継合に際しては高さのない継合具を使用している。
By the way, there are various sizes of this type of jointing device according to the thickness of the
また、図3に示すように、高さがなく、折り返し当接部4Bのボルト孔7を三箇所以下しか有しない継合具を使用して複数方向に梁材2を連結する場合もあるが、この場合においては、ボルト孔7が少ないが故に基本的に一個の継合具につき一本の連結ボルト6で固定するようにしなければならなかった。
In addition, as shown in FIG. 3, there is a case where the
してみると、一本の連結ボルト6による固定状態では、この連結ボルト6を軸にして継合具が柱材1に対し回り動いてしまうおそれがあるため、これを防止するために現状では連結ボルト6による固定に加えて釘やビスを用いて継合具を回り止め状態に固定しており、この固定作業が二度手間を要するものとなってしまっていた。
As a result, in a fixed state with a single connecting
本発明は、このような現状に鑑みて発案されたもので、一本の連結ボルトによる固定であっても柱材に対して回り止め状態で固定できる簡易構造の画期的な連結用木材の継合具を提供するものである。 The present invention was devised in view of such a situation, and an innovative connection wood having a simple structure that can be fixed to a column member in a non-rotating state even if it is fixed by a single connection bolt. It provides a jointing device.
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。 The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
木製の建築用縦材1と、端部に仕口部3を設けた木製の建築用横材2とを直角若しくは傾斜状態に継合する建築用木材の継合具であって、板材4を断面コ字状若しくは断面U字状の折り返し状に折曲形成した継合具本体Aの折り返し遊離端側に前記建築用横材2の仕口部3に継合連結し得る仕口連結部4Aを設け、この仕口連結部4Aの反対側の折り返し部に前記建築用縦材1に当接接合し得る当接部4Bを設けると共に、この当接部4Bに、前記建築用縦材1に設けたボルト挿通孔5に貫通させる連結ボルト6を挿通するボルト孔7を上下方向に間隔を置いて複数並設状態に設けた建築用木材の継合具において、前記板材4を折曲して、前記当接部4Bよりも外側に突出する形状の突起部4Cを形成したことを特徴とする建築用木材の継合具に係るものである。
A construction wood joining tool that joins a wooden construction
また、前記継合具本体Aに折り返し折曲形成する前の展開状の前記板材4を、継合具本体Aに構成すべく断面コ字状若しくは断面U字状の折り返し状に折曲することで、前記当接部4Bよりも外側に突出する形状の前記突起部4Cを形成したことを特徴とする請求項1記載の建築用木材の継合具に係るものである。
Further, the
また、前記継合具本体Aに折り返し折曲形成する前の展開状の前記板材4を、前記突起部4Cを有する形状に形成し、この突起部4Cを有する板材4を、継合具本体Aに構成すべく断面コ字状若しくは断面U字状の折り返し状に折曲することにより、突起部4Cが前記当接部4Bの外側方向に向かって突出する形状に形成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の建築用木材の継合具に係るものである。
Further, the
また、前記継合具本体Aに折り返し折曲形成する前の展開状の前記板材4を切欠することで、この板材4の前記仕口連結部4Aに相当する側から前記当接部4Bに相当する部位に向かって突出する前記突起部4Cを有する形状に形成し、この突起部4Cを有する板材4を、継合具本体Aに構成すべく断面コ字状若しくはU字状に折曲形成することにより、この突起部4Cが前記仕口連結部4Aの板面方向に沿って前記当接部4Bより外側方向に向かって突出する形状に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の建築用木材の継合具に係るものである。
Further, by cutting out the
また、前記板材4を折曲して、複数の前記突起部4Cが前記当接部4Bよりも外側に突出する形状に構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の建築用木材の継合具に係るものである。
Further, the
また、前記板材4を折曲して、少なくとも前記突起部4Cが前記当接部4Bに対して上下位置より突出する形状に構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の建築用木材の継合具に係るものである。
The
本発明は上述のように構成したから、本継合具の当接部を建築用縦材の側面に固定した際、当接部よりも外側に突出する形状の突起部が建築用縦材の側面に突き刺さって喰い込み係止することになるので、他にビス止めなどの加工を要せずとも通常の工法に従って固定するだけで強固な位置決め状態で建築用縦材の側面に固定されることになり、これによりたとえ連結ボルトを一本しか使用しない固定状態においても、連結ボルトを軸に本継合具が柱材に対し回り動いてしまうことが防止される秀れた建築用木材の継合具となり、しかも、本発明は、継合具本体を構成するために用いる板材を折曲することで、当接部よりも外側に突出する形状の突起部を形成したため、この構成は、簡易に設計実現可能な構成であり、量産性に秀れると共に安価に構成可能であるなど、極めて実用性に秀れた画期的な建築用木材の継合具となる。 Since the present invention is configured as described above, when the abutting portion of the present joining device is fixed to the side surface of the vertical member for building, the protruding portion of the shape protruding outward from the abutting portion is the vertical member for building. Since it will stab into the side and bite and lock, it will be fixed to the side of the vertical member of the building in a strong positioning state just by fixing it according to the normal construction method without requiring other processing such as screwing As a result, even in the fixed state where only one connecting bolt is used, it is possible to prevent the joint tool from rotating around the pillar material around the connecting bolt. In addition, since the present invention forms a protruding portion that protrudes outward from the abutting portion by bending the plate material used to form the joint body, this configuration is simple. It is a configuration that can be designed and realized with excellent mass productivity. Such as it can be configured to the valence, the Tsugigogu of extremely practical to Xiu the innovative construction timber.
また、請求項2〜4記載の発明においては、単に、展開状の板材を断面折り返し形状の継合具本体に構成すべく折り返し折曲することで突起部を形成できるので、従来品と比べて折曲加工の手間が増えず、本発明を容易に実現可能となる。
Further, in the inventions according to
また、請求項3,4記載の発明のように構成することで、一層容易に本発明を実現可能となり、特に請求項4記載の発明のように構成すれば、板材に突起部を容易に形成可能となるなど、一層実用性に秀れる。
Further, the present invention can be realized more easily by configuring as in the invention described in
また、請求項5記載の発明においては、複数の突起部が建築用縦材の側面に喰い込み係止することになるので、一層強固な位置決め(回り止め)作用が得られることになる極めて実用性に秀れた構成の建築用木材の継合具となる。
Further, in the invention described in
また、請求項6記載の発明においては、連結ボルトの上下位置で突起部が建築用縦材の側面に喰い込み係止するので、極めて強固な回り止め作用が得られることになる実用性に秀れた構成の建築用木材の継合具となる。
Further, in the invention described in
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。 DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments of the present invention that are considered suitable (how to carry out the invention) will be briefly described with reference to the drawings, illustrating the operation of the present invention.
本発明の建築用木材の継合具は、板材4を断面コ字状若しくは断面U字状の折り返し状に折曲形成した継合具本体Aの折り返し遊離端側に前記建築用横材2の仕口部3に継合連結し得る仕口連結部4Aを設け、この仕口連結部4Aの反対側の折り返し部に前記建築用縦材1に当接接合し得る当接部4Bを設けているが、更に、前記板材4を折曲して、前記当接部4Bよりも外側に突出する形状の突起部4Cを形成している。
The construction wood joining tool according to the present invention is constructed such that the
そのため、例えば、木製の建築用縦材1の対向側面間に貫通状態で設けたボルト挿通孔5に連結ボルト6を貫通させて、この建築用縦材1の一側面に連結ボルト6の先端を突出させ、この連結ボルト6の突出先端を本継合具(継合具本体A)のボルト孔7に貫通した上でこの突出先端にナット8を螺着するなどして、折り返し当接部4Bをこの一側面に当接させた状態にして本継合具を建築用縦材1の側面に固定するが、この際、本発明においては、建築用縦材1の側面に当接部4Bが当接すると共に、この当接部4Bよりも外側に突出する形状の突起部4Cが建築用縦材1の側面に突き刺さって喰い込み係止することになる。
Therefore, for example, the connecting
即ち、本継合具は、前記連結ボルト6による固定作用に加えて、突起部4Cが建築用縦材1の側面に喰い込み係止していることで、強固な位置決め状態で建築用縦材1の側面に固定されることになる。
In other words, in addition to the fixing action by the connecting
そのため、たとえ連結ボルト6を一本しか使用しない固定状態においても、突起部4Cが建築用縦材1の側面に喰い込み係止していることによって連結ボルト6を軸に本継合具が建築用縦材1に対し回り動いてしまうことはなく、確固な回り止め作用が得られる。
Therefore, even in a fixed state in which only one connecting
従って、連結ボルト6を一本しか使用しない固定状況にあっても、他に釘止めやビス止めなどの加工の手間を要することなく通常の工法に従って固定するだけで本継合具は建築用縦材1に対して回り止め状態で固定できることになる。
Therefore, even in a fixing situation in which only one connecting
また、本発明は、板材4を折曲して、前記当接部4Bよりも外側に突出する形状の突起部4Cを形成したため、この構成は、簡易に設計実現可能な構成であり、量産性に秀れると共に安価に構成可能である。
Further, in the present invention, since the
また、例えば、前記継合具本体Aに折り返し折曲形成する前の展開状の前記板材4を、継合具本体Aに構成すべく断面コ字状若しくは断面U字状の折り返し状に折曲することで、前記当接部4Bよりも外側に突出する形状の前記突起部4Cを形成した構成とすれば、単に、展開状の板材4を折り返し折曲加工して継合具本体Aに構成するだけで前記突起部4Cを形成できるので、従来品と比べて折曲加工の手間が増えることなく容易に実現可能となる。
Further, for example, the unfolded
また、例えば、前記継合具本体Aに折り返し折曲形成する前の展開状の前記板材4を、前記突起部4Cを有する形状に形成し、この突起部4Cを有する板材4を、継合具本体Aに構成すべく断面コ字状若しくは断面U字状の折り返し状に折曲することにより、突起部4Cが前記当接部4Bの外側方向に向かって突出する形状に形成したり、例えば、前記継合具本体Aに折り返し折曲形成する前の展開状の前記板材4を切欠することで、この板材4の前記仕口連結部4Aに相当する側から前記当接部4Bに相当する部位に向かって突出する前記突起部4Cを有する形状に形成し、この突起部4Cを有する板材4を、継合具本体Aに構成すべく断面コ字状若しくはU字状に折曲形成することにより、この突起部4Cが前記仕口連結部4Aの板面方向に沿って前記当接部4Bより外側方向に向かって突出する形状に形成したりする構成とすれば、予め突起部4Cが形成されている展開状の板材4を折り返し折曲加工して継合具本体Aに構成するだけで前記突起部4Cが自動形成されることになるので、極めて容易に本発明を実現可能となり、しかも、板材4を切欠することで突起部4Cを形成する構成を採用すれば、突起部4Cを有する板材4を簡易な手法によって容易に設計実現可能となるなど、一層実用的となる。
Further, for example, the unfolded
また、例えば、前記板材4を折曲して、複数の前記突起部4Cが前記当接部4Bよりも外側に突出する形状に構成すれば、複数の突起部4Cが建築用縦材1の側面に喰い込み係止することで、一層強固な位置決め(回り止め)作用が得られることになる。
Further, for example, if the
また、例えば、前記板材4を折曲して、少なくとも前記突起部4Cが前記当接部4Bに対して上下位置より突出する形状に構成すれば、当接部4Bの上下位置、即ち連結ボルト6が貫通する位置の上下位置で突起部4Cが建築用縦材1の側面に喰い込み係止するので、極めて有効な回り止め作用が得られることになる。
Further, for example, if the
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。 Specific embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施例は、図3に示すように、柱などの建築用縦材1と端部に仕口部3を設けた梁などの建築用横材2とを直角に連結する連結用金具に本発明を適用したもので、板材4を折り返し状に折曲形成した継合具本体Aの折り返し遊離端側に前記建築用横材2の仕口部3に連結する仕口連結部4Aを設け、反対の折り返し部に前記建築用縦材1に当接接合し得る折り返し当接部4Bを設けると共に、この折り返し当接部4Bに前記建築用縦材1に設けたボルト挿通孔5に貫通させる連結ボルト6を挿通するボルト孔7を間隔を置いて複数箇所に設けている。また、本実施例の継合具本体Aは、比較的高さがなく、ボルト孔7の形成数(上下並設数)も少なめな、細めの梁材2などを継合連結するのに適した形状に構成している。
As shown in FIG. 3, the present embodiment is a connecting bracket for connecting a building
具体的には、継合具本体Aは、ステンレスなどの金属製方形板を採用し、この金属板を図1に示すような二つ折り形状に折り返して形成している。 Specifically, the joint body A employs a metal square plate such as stainless steel, and is formed by folding the metal plate into a bi-fold shape as shown in FIG.
この二つ折り形状に折り返した継合具本体Aの左右の遊離板部の上側には、後述する係止杆9を掛止し得る略V状の掛止凹部10を形成し、この掛止凹部10の下側には後述する係止杆9を係止し得る係合孔11を形成して、前記仕口連結部4Aを構成している。
On the upper side of the left and right free plate portions of the joint body A folded back into the half-folded shape, a substantially V-shaped
仕口連結部4Aの反対側に位置する継合具本体Aの折り返し部には、建築用縦材1の側面に当接し得る折り返し当接部4Bを形成している。また、この当接部4Bは、その折り返し断面形状を略コ字状の折り返し形状に形成している。
A folded
本実施例では、前記継合具本体Aを構成するために用いる前記板材4を折曲して、前記当接部4Bよりも外側に突出する形状の突起部4Cを形成している。
In this embodiment, the
具体的には、継合具本体Aに折り返し折曲する前の展開状(平板状)の前記板材4を所定形状に切欠形成し、この板材4を継合具本体Aに構成すべく断面コ字状の折り返し状に折曲することで、前記当接部4Bよりも外側に突出する形状の前記突起部4Cを形成している。
Specifically, the unfolded (plate-shaped)
更に詳しくは、展開状の板材4は、図2の(a)に示すように、横長の略長方形状を呈する形状としている。
More specifically, as shown in FIG. 2A, the unfolded
また、この展開状の板材4は、中間の当接部4Bに相当する部位の、上部の図面左寄り位置から、左斜め下方へ向かって所定範囲を切欠することで切欠部12を形成している。更に、中間の当接部4Bに相当する部位の、上部の図面右寄り位置からも、左側の切欠部12と左右対称形状の切欠部12を切欠形成して、この左右の切欠部12の上方に、当接部4Bに相当する部位に向かって先細形状となり、且つ板材4をコ字状に折り返し折曲する際の左右の折縁4Dよりも当接部4Bに相当する側に先端が突出する形状の突起部4Cを形成している。
Further, the unfolded
即ち、板材4の中間寄りの上部左右位置に、前記仕口連結部4Aに相当する部位側から前記当接部4Bに相当する部位に向かって突出する前記突起部4Cを有する形状に、板材4を形成(切欠することで成形)している。
That is, the
また、この展開状の板材4の中間部分の下部も、上部と上下対称形状の切欠部12を左右に切欠形成して、上部左右の前記突起部4Cと上下対称形状の突起部4Cを左右に形成している。
Also, the lower part of the middle part of the unfolded
また、この展開状の板材4の当接部4Bに相当する部位には、上下方向に所定間隔を置いた三箇所にボルト孔7を打ち抜き形成し、仕口連結部4Aに相当する左右部の上部には前記掛止凹部10を切欠形成し、この掛止凹部10の下部には前記係合孔11を打ち抜き形成している。
In addition, bolt holes 7 are punched and formed at three locations at predetermined intervals in the vertical direction at portions corresponding to the
そして、このような形状に形成した展開状の板材4を、図2の(b)のように、突起部4Cは折曲せずに中間の左右の折縁4Dに沿って略直角に折曲することで断面コ字状の継合具本体Aに成形すると、この突起部4Cが前記仕口連結部4Aの板面方向に沿って前記当接部4Bより外側方向に向かって突出する形状に自動形成され、当接部4Bの上下左右の四隅位置に突起部4Cが突出する形状となる構成としている。
Then, the unfolded
次に、本実施例の継合具を使用して、建築用縦材1(柱材1)の隣接する二側面に建築用横材2(梁材2)を継合する方法を図3〜図5に基づいて説明する。 Next, FIG. 3 shows a method of joining the building cross member 2 (beam member 2) to the two adjacent side surfaces of the building longitudinal member 1 (column member 1) using the joining tool of this embodiment. This will be described with reference to FIG.
柱材1には、図3,図5に示すように、一方の対向側面間にボルト挿通孔5を貫通形成し、他方の対向側面間には、一方の対向側面間にボルト挿通孔5より一段低い位置にボルト挿通孔5を貫通形成してある。
As shown in FIGS. 3 and 5, the
例えば、先ず、柱材1の上側に存するボルト挿通孔5に連結ボルト6を貫通させて、この柱材1の一の側面に連結ボルト6の先端を突出させ、この連結ボルト6の突出先端を本継合具(継合具本体A)の中間位置のボルト孔7に貫通した上でこの突出先端にナット8を螺着し締付することで、折り返し当接部4Bをこの一の側面に当接させた状態にして本継合具を柱材1の一の側面に固定する。
For example, first, the connecting
続いて、柱材1の下側に存するボルト挿通孔5に連結ボルト6を貫通させて、この柱材1の他の側面に連結ボルト6の先端を突出させ、この連結ボルト6の突出先端を本継合具(継合具本体A)の中間位置のボルト孔7に貫通した上でこの突出先端にナット8を螺着し締付することで、折り返し当接部4Bをこの他の側面に当接させた状態にして本継合具を柱材1の他の側面に固定する。
Subsequently, the connecting
この際、柱材1の一の側面と他の板面とには、当接部4Bよりも外側に突出する形状の四隅の突起部4Cが突き刺さって喰い込み係止することになるので、継合具本体Aは、柱材1の一の側面へも他の側面へも一本の連結ボルト6により固定しているが、四隅の突起部4Cが柱材1の側面に喰い込み係止していることで、強固な位置決め状態で柱材1の側面に固定されると共に、連結ボルト6を軸に回り動くことも阻止された強固な回り止め状態で固定されることになる(図4,図5参照。)。
At this time, since the four
続いて、このようにして柱材1の一の側面と他の側面とに固定された継合具本体Aの夫々の仕口連結部4Aに、梁材2の仕口部3に架設した係止杆9を連結することによって建築用縦材1の一の側面と他の側面とに、梁材2を直角に連結する(図4参照。)。
Subsequently, the splicer erected on the
図中符号13は座金、14は係止杆9を係止する止孔である。
In the figure,
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。 Note that the present invention is not limited to this embodiment, and the specific configuration of each component can be designed as appropriate.
1 建築用縦材
2 建築用横材
3 仕口部
4 板材
4A 仕口連結部
4B 当接部
4C 突起部
5 ボルト挿通孔
6 連結ボルト
7 ボルト孔
A 継合具本体
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9646799B1 (en) | 2016-01-15 | 2017-05-09 | Kumho Electric, Inc. | Apparatus for sealing arc-tube |
-
2006
- 2006-12-27 JP JP2006352083A patent/JP2008163591A/en active Pending
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US9646799B1 (en) | 2016-01-15 | 2017-05-09 | Kumho Electric, Inc. | Apparatus for sealing arc-tube |
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