JP2008158579A - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両調達期間における各日の必要な車両数の情報を入力するという簡単な操作を行なうだけで、格別な経験を必要とせずとも、契約タイプと契約始期日、更には、それらの契約数を自動決定する。
【解決手段】 設定された車両調達計画期間に含まれる日数をNとしたとき、契約タイプと契約始期日から契約日数分で示される区間を“1”、当該区間以外を“0”とするN個のデータで構成される行データを、契約タイプ及び契約始期日の組みあせ分だけ生成し、M行N列の行列Aを生成する(S4)。そして、行列Aの各行の契約タイプ別の契約金を示すM行1列の行列Cを生成する(S5)。また、N日の各日の必要車両台数を示す1行N列の行列Zを生成する。そして、最小化目標:Ct×B、制約条件:Bt×A≧Z、並びに、行列Bの要素∈ 非負整数、を数理計画モデルとし、M行1列とする行列Bを算出する(S7)。そして、算出された行列Bの各要素を、行列Aの第i行の契約タイプ及び契約始期日の契約数として出力する(S8)。
【選択図】 図8

Description

本発明は、車両調達期間の各日毎の、荷物の搬送に必要な車両の調達計画を行なう技術に関するものである。
過去の需要実績に基づき、車両の積載量の効率化を管理する技術が知られている(特許文献1)。この技術は、過去1年間の販売(需要)実績に基づく「月別指数」又は「旬別指数」と直近の需要実績とに基づいて、1〜2週間後における荷物の需要量を予測する。そして、この予測に基づき工場から荷物を出荷する際の車両の台数を最小にする出荷積載パターンを決定する、というものである。
車両の台数を小さくすることと、コストを下げることは互いに密接な関係にあることが明らかであるものの、コストを下げる全ての要因が車両数であるとは限らない。
一般に、契約車両のタイプには、1日、3日間、10日間、20日間等の期間契約傭車車両が存在する。各契約タイプの契約金がそれぞれ異なる。このうち、1日だけの傭車車両はスポット傭車車両と呼ばれ、コストは比較的高いものの、文字通りスポット的に契約が結べるという利点がある。一方、連続した複数日の契約傭車車両の場合、契約コストはスポット傭車車両よりも高くなるものの、1日当たりのコストはむしろ低い。また、契約期間が長いほど、1日当たりのコストは更に低くなる。従って、コストを下げるためには、どのタイプの契約車両をどのタイミングで契約するかが新たな要因として浮かんでくるのが理解できよう。
特開2005-194073号公報
通常、翌月等、将来の各稼動日での配送物量に従い、各日の必要車両数を決定している。問題なのは、先に示したように、どの期間を、どのようなタイプの傭車車両の契約を行なうかである。
これまでは、その業務を携わっている者が、自身の経験や過去の契約結果をたよりに、契約傭車の種類及び台数、更には、各契約始期日を決定している。従って、目標とする期間での契約にかかるコストは、経験からのものであり、ある程度は低く抑えているとは言えても、その契約が果たして最小限なものであるのかまでは不明であるし、未経験者には成し得るものでもない。
本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであり、車両調達期間として設定する期間に対し、格別な経験を必要とせず、且つ、簡単な操作でもって、どのようなタイプの傭車車両の契約を結べば良いかを自動決定する技術を提供しようとするものである。
かかる課題を解決するため、例えば本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
要求された車両調達期間の各日毎の、荷物の搬送に必要な車両の調達計画を行なう情報処理装置であって、
互いに異なる契約日数の契約タイプを示す情報と各契約タイプ毎の契約金額を示す情報を記憶する記憶手段と、
各日の搬送に必要な車両台数を入力する入力手段と、
車両調達計画期間を設定する期間設定手段と、
該期間設定手段で設定された車両調達計画期間に含まれる日数をNとしたとき、契約始期日から契約日数分で示される区間を“1”、当該区間以外を“0”とするN個のデータで構成される行データを、契約タイプ及び契約始期日の組み合わせ数Mだけ生成し、M行N列の行列Aを生成する第1の行列生成手段と、
前記行列Aの各行の契約タイプ別の契約金を示す要素をC1,C2,…CMとするM行1列の行列Cを生成する第2の行列生成手段と、
前記入力手段で入力された前記N日の各日の必要車両台数を示す要素をZ1,Z2,…ZNとする1行N列の行列Zを生成する第3の行列生成手段と、
最小化目標:Ct×B
制約条件:Bt×A≧Z
行列Bの要素Xi(1≦i≦N)∈ 非負整数
を数理計画モデルとし、M行1列とする前記行列Bを算出する演算手段と、
当該演算手段で算出された行列Bの要素Xiを、行列Aの第i行の契約タイプにおける契約始期日の契約数として出力する出力手段とを備える。
本発明によれば、車両調達期間における各日の必要な車両数の情報を入力するという簡単な操作を行なうだけで、格別な経験を必要とせずとも、契約タイプと契約始期日、更には、それらの契約数を自動決定することが可能になる。
以下、添付図面に従って本発明にかかる実施形態を詳細に説明する。
図1は実施形態における情報処理装置(傭車管理システム)のブロック構成図である。
図中、1は装置全体の制御を司るCPU、2はBIOSやブートプログラムを格納しているROMである。3はCPU1のワークエリアとして使用されるRAMである。4はOS(オペレーティングシステム)、並びに、実施形態における傭車管理アプリケーションプログラムを格納しているハードディスク装置(以下、HDD)である。このHDD4には、図示の如く傭車DB(傭車データベース)4a、カレンダーDB4b、契約DB4cが格納されており、これらDBは、傭車管理アプリケーションプログラムが実行した際に参照又は更新される。
5はキーボード、6はポインティングデバイスの1つであるマウスである。7は表示制御部であり、内部にはビデオメモリ及びCPU1の制御の下でビデオメモリに描画すると共にビデオメモリに格納されたイメージを映像信号として表示装置8に出力するビデオコントローラが設けられている。表示装置8はCRTや液晶等で構成されるもので構わない。9はネットワークインタフェースであり、インターネット等のネットワークに接続するためのものである。
上記構成において、本装置の電源がONになると、CPU1はROM2のブートプログラムに従ってHDD4よりOSをRAM3にロードし実行する。そして、ユーザがキーボード5及びマウス6を用いて操作することで、本実施形態における傭車管理アプリケーションプログラムがHDD4からRAM3にロードされ実行される。この結果、本装置が傭車管理装置として機能することになる。なお、OSの種別は問わないが、ここではグラフィカルユーザインタフェースを持つ、米国マイクロソフト社が提供するWindows(登録商標)として説明する。
HDD4に格納されているカレンダーDB4bは、自社の営業日、休業日を記憶しているものであるので、説明するまでもないであろう。また、契約DB4cは、傭車契約のデータを格納するデータベースである。一方、傭車DB4aは、図2に示す構造を有する。
図2に示すように傭車DB4aの第1フィールドには契約期間(日数)が格納され、第2フィールドには契約金額(円)が格納されている。1日当たりのコストは、契約金額を期間(日数)で除算することで得られる。
ここで本実施形態の基本的な原理について説明する。説明を単純なものとするため、ここでは傭車契約タイプは1日単位(スポット傭車車両)と、20日間単位の2種類であるものとする。また、ここでは次期契約対象の期間を翌月とし、その月の実労日は20日間であるものとする。
今、翌月の20日間の各日に必要な傭車車両数が、荷物量から図3に示すように求まったとする。また、20日間の中で、1日当たりに必要な最大傭車車両数が仮に“10”であるとする。このような状況で10台の20日契約傭車車両を決定すると、全ての日の必要傭車車両数は10台以下であるので、理論上、業務に支障は出ない。しかし、実際に不使用の車両が多く存在することになり、コスト的に割高になることは明らかである。一方、20日間を1つの20日契約傭車車両だけ契約を結ぶと、各日の残りの台数を全てスポット傭車で賄うことになり、同様の問題が発生する。
20日契約傭車とスポット契約傭車のそれぞれの契約数(車両数)と、コストとの関係を簡略化して示すと図4に示すようになる。同図は、20日契約傭車車両数が増えるとスポット契約傭車の車両数が減ることを示している。コストは、20日契約傭車の単価×契約数と、スポット契約傭車の単価×契約数の合計である。従って、この合計値の推移は図示のコスト曲線として表わせる。コストが最小となるのは、コスト曲線のコスト軸に対する極小値を求めることと等価であるので、その極小値は容易に求めることができる。つまり、設定した期間での最適なスポット契約傭車車両数、及び、20日契約傭車車両数を求めることができることに他ならない。
さて、上記は契約タイプが2種類についてのものであったが、実際は図2に示すように、多数のタイプの契約傭車が存在する。本実施形態では、このように多数の契約タイプが存在した場合の最小コストとなる各タイプ別の契約数、及び、各契約の契約始期日までも求めることを可能にする。以下にその具体的例の詳細を説明する。
図5は、実施形態における傭車管理アプリケーションプログラムを実行した際の表示装置8に表示されるGUIウインドウ50を示している。
このGUIウインドウ50は、設定対象の契約期間の「年」を設定する設定エリア51、「月」を設定する設定エリア52、設定された年、月で特定される期間での必要傭車車両数をキーボード5等で入力する傭車車両数入力エリア53、及び、解析開始ボタン54、傭車車両DB編集ボタン55、カレンダーDB編集ボタン56、保存ボタン57を有する。
さて、傭車管理アプリケーションプログラムを実行すると、CPU1はそのプログラムに従ってGUIウインドウ50を表示することになる。そして、操作者による設定エリア51、52に対する設定が行われ、年、月が確定すると、CPU1はその年、月で特定されるデータをカレンダーDB4bを参照して、その期間の稼動日の日付を日付順に傭車車両数入力エリア53に表示すると共に、その年、月のデータが契約DB4c内に存在する場合にはそのデータを読込む。稼働日は年、月毎に依存するので、傭車車両数入力エリア53の入力欄の個数もそれに応じて変化する。新規設定の場合、設定した年、月のデータは契約DB4cには存在しないので、傭車車両数入力エリア53内の傭車車両数を入力する各日の欄は空白のままである。操作者は、各日に必要な傭車車両数を、その台数が判明した段階で入力し、保存ボタン57をクリックすることで、傭車車両数を入力と保存する。そして、これを繰り返し、全日の必要傭車車両数が決定する。ここで解析開始ボタン54をクリックすると、後述する解析処理が開始され、設定された期間内での最適な契約車両のタイプ及び台数と、各契約始期日が決定される。
なお、傭車DB編集ボタン55をクリックすると、傭車DB4aの編集GUIが表示される。このGUIでは、新規に傭車タイプの登録、削除、並びに、金額改定を行なう編集を行ない、傭車DB4aを更新できる。また、カレンダーDB編集ボタン56をクリックすると、休日の設定や変更を行なうことができる。通常、このカレンダーDB編集ボタン56は翌年の休日等が確定した段階で行なうものであるので、年1回程度の操作となる。なお、傭車DB編集ボタン55、カレンダーDB編集ボタン56がクリックされた際のGUI、並びに、CPUの処理内容については上記説明から明らかであるので、その説明は省略する。
さて、図5のGUIウインドウ50にて、対象とする期間の全日について必要傭車台数を入力した状態で解析開始ボタン54がクリックされると、CPU1は本実施形態におけるアプリケーションプログラムに基づく、解析処理を実行する(詳細は後述)。この解析処理の結果表示の例を示すのが図6のGUIウインドウ60である。
図示のGUIウインドウ60の最上部のエリア61には設定した期間(図示では「2006年12月」)が示される。エリア62には解析した結果、最小となったコスト(全契約の合計金額)が表示される。そして、エリア63には、日付番号、操作者が設定した必要台数、本実施形態での解析処理の結果に基づいて各日に利用できる傭車車両数、及び、各日毎の過不足台数が表示される。エリア64には、1日単位の契約傭車車両であるスポット傭車数(契約数)が表示される。そして、エリア65には、スポット傭車車両を除く複数日期間の契約傭車(図示ではチャーター便)のタイプと契約期間が棒グラフ的に表示される。複数日期間の契約傭車の場合、その棒グラフが表示される同一行のエリア66に、その契約数が表示される。また、解析処理の結果、契約タイプとその契約期間の組み合わせの数が、エリア65の内に表示される行数を超えることも有り得るので、図示の如くスクロールバー67を表示した。画面の最下位置には、図示の解析結果に基づく契約発注書の印刷を指示する発注ボタン68が設けられる。なお、この発注ボタン68がクリックされると、設定した期間での契約が完了したものとして、契約DB4cに登録される。また、キャンセルボタン69がクリックされると、解析処理結果を破棄し、再び図5のGUIウインドウに戻る。
以上が実施形態における大まかなGUIに関する説明であるが、次に、図5のGUIウインドウ50における解析開始ボタン54がクリックされた際の、本実施形態におけるアプリケーションプログラムにおける解析処理内容の詳細を説明する。
実施形態での契約傭車タイプは図2に示すように複数(3以上)存在する。また、10日間契約傭車車両の1つのタイプに着目しても、図6のエリア65に示すように、契約始期日はまちまちに成り得る。
そこでCPU1は、先ず、RAM2内に、稼動日の日数を列数とし、契約傭車タイプとその契約始期日の種別毎に、契約期間内では“1”、それ以外では“0”の行データを生成する。この処理で生成される行例の例を示すのが図7(a)の行列Aである。ここでは、設定した期間の稼動日の日数は20日であるので、この行列Aの列数は“20”となる。
また、契約傭車車両のうち、最大期間は20日契約であるので、第1行の20日気帷幄傭車の場合、全ての行列要素に“1”を割り当てる。なお、設定した期間の日数が21日である場合には、契約開始日が1日目と、2日目の2通りとなり、稼働日数が22日の場合には契約始期日が1日目、2日目、3日目の3通りとなる。
次に期間の長い契約傭車タイプは10日である。10日契約傭車車両の場合、行中の“1”の連続数は10個となり、残りは“0”とする。また、その契約始期日が1日目、2日目、…11日目の11通り存在するので、10日契約傭車の行データは、行列Aの11行分を占めることになる。
同様に、契約期間が3日間、そして1日単位の契約傭車が存在するので、それぞれのタイプと契約始期日に応じて“1”を設定する。3日契約傭車の場合、契約始期日が1日目、2日目、…18日目の18行分となる。また、1日契約傭車(スポット傭車)は20行分のデータとなる。
図7(a)の行列Aは、CPU1が以上のような理由によりRAM3内に生成されるものである。ここでは20日間という期間について行列Aを生成しているわけであるから、結局のところ、行列Aは50行20列のサイズとなる。
また、CPU1は、行列Aの各行毎の未知の契約数を示す行列Bを図7(b)に示すようにRAM3内に確保する。行列Bの要素中、例えば、X10-1は10日契約傭車車両で、契約始期日が1日目である契約数を示す。同様に、X10-2は10日契約傭車車両で、契約始期日が2日目の契約数を示す。なお、この場合、行列Bの要素の数は行列Aの行数と等しい50個となる。
また、行列Bに対応する契約金額の行列Cも同図(c)に示すように作成する。行列BにおいてXm-1,Xm-2,…はm日契約傭車タイプを示しているので、傭車DB4aを参照して同図(c)のような契約金額の50行1列の行列Cが生成される。ここで総コストは、「Ct×B」で与えられることがわかる。
そして、CPU1は、図7(d)に示す行列演算を行なうための1行20列の行列DをRAM3に確保する。なお、Btは行列Bの転置行列を示している。行列Dは1行20列の行列となり、その各要素をY1,Y2,…Y20と表わす。
一方、20日の各日の必要傭車車両台数は図5に示すようにユーザが入力するものであり、既知である。この必要傭車車両数を日付順にZ1,Z2,Z3,…Z20を要素として持つ配列ZをRAM3に確保する。
さて、図7(d)の演算によって得られる行列Dの要素Yiは、i番目の日における各契約タイプで用意される傭車車両数を表わしている。従って、1≦i≦20の範囲で、
i≧Zi
を満たさなければならない。
つまり、上記条件を満たす行列Bのうち、与えられた期間(ここでは20日間)の合計コストEが最小となる行列Bを求める数理計画モデル式を作成すれば、ユーザが設定した必要台数の傭車車両数を決定する際の最小コストとなる各傭車車両のタイプ別の契約始期日と契約数が特定できることになる。コストEは、図7(e)に示す如く、行列Bの各要素と、配列Cの同じ順位の要素の乗算、すなわち、Ct×Bを求めれば良い。
以上の如く、本実施形態では、次のような数理計画モデルを作成する。このモデルは、全て一次式で表現された、線形整数計画モデルである。
最小化目標:Ct×B
制約条件:B×A≧Z
Bの要素 ∈ 非負の整数
上記最小コストを求めるための手法としては、上記のようにして求めた数理計画モデル式を、例えば、公知のシンプレックス法と分枝限定法を組み合わせて解けばよい。但し演算速度を向上させるためには、行列Bの各要素値X20-1、X10-1…の値の取り得る範囲を狭くすることが重要となる。最小値は0で良いが、最大値は、設定した期間内のユーザが入力した必要傭車車両数Ziの中の最大値で良いであろう。また、各契約タイプ毎(契約始期日の違いを含む)の最小契約数と最大契約数を決定しても構わない。例えば、20日の契約傭車の場合、計画した必要傭車車両台数の最小値と最大値を、行列Bの要素X20-1の取り得る最小、最大値として求めても良いであろう。
上記処理をまとめて、図8のフローチャートに従って説明する。このフローチャートは、実施形態におけるアプリケーションプログラムの図5のGUIで解析開始ボタン54がクリックされた際の処理手順を示している。
先ず、ステップS1において、CPU1は、図5のGUIで設定された期間の日数Nを入力し、その入力した日数NをRAM3内に一時的に格納する。図5の場合、N=20である。
次に、ステップS2において、CPU1は、設定期期間内の各日の必要傭車台数{Z1 ,Z2,Z3 …ZN}を入力し、RAM3にN行1列の行列Z{Z1,Z2,…ZN}として一時的に格納する。
ステップS3において、CPU1は、傭車DB4a内に格納されている傭車データ(契約日数と契約金額)を読込み、RAM3内に一時的に格納する。
次いでCPU1は、ステップS4において、日数N内における契約期間内を“1”とし、それ以外では“0”とする行データを、契約傭車タイプ及び契約始期日の組み合わせの種類数であるM個生成し、M行N列の行列A(図7(a)参照)を作成し、RAM3内に一時的に保存する。
そして、ステップS5にて、CPU1は行列Aの各行毎の契約傭車タイプ毎の契約金額の値C1,C2,CMを持つM行1列の行列C(図7(c)参照)をRAM3に作成する。
次いで、ステップS6にて、CPU1は、次のような数理計画モデル式を作成する。
・M行1列の行列Bについて:
最小化目標:Ct×B
制約条件 :Bt×A≧Z
行列Bの要素 ∈ 非負の整数
そして、CPU1は、ステップS7にて、数理計画モデル式を、シンプレックス法と分枝限定法の組み合わせ等の既存の手法を用いた処理を実行することで、最小コストとなる行列Bを算出する。
なお、最小コストとなる行列Bが複数見つかった場合、超過数の合計値が最も大きいものを解として選択する。これは、超過数が大きければ大きいほど、突発的な搬送荷物が発生した場合にも、契約範囲で対処する可能性を高めるためである。
以上のようにして行列B及び最小コストを求めることができると、CPU1は、ステップS8にて、その行列Bから、1日単位の契約傭車と複数日の契約傭車の各契約始期日と契約数を求め、図6に示す表示データを生成し、出力する。
以上説明したように本実施形態によれば、操作者は設定した期間内で必要とする傭車台数を入力し、解析開始を指示するだけで、最小コストとなる契約傭車のタイプと契約始期日、並びに、各契約数を如何にすべきかの情報を得ることができるようになる。
なお、前記行列A、前記行列B及び前記行列Cそれぞれの行と列を入れ替えて(X行Y列の値がY行X列の値になる行列にして)、
・1行M列の行列Bについて:
最小化目標:C×Bt
制約条件:A×Bt≧Zt
行列Bの要素 ∈ 非負の整数
という数理計画モデル式を作成し、シンプレックス法と分枝限定法の組合せ等の既存の手法を用いた処理を実行することで、最小コストとなる行列Bを算出する手法をとっても得られる結果は同等であるので、この手法を用いることも可能である。さらに、夫々の数理計画モデル式において、1ないしまたは複数個の、行数または列数が1の行列の行と列を入れ替え、かつ転置表記した別の数理計画もモデル式を作成して同様の手法を用いることも可能である。
<第2の実施形態>
上記実施形態では、図5のGUIウインドウにて、期間(年、月)を設定し、その期間内での必要傭車台数をキーボード5から入力するものとした。しかし、毎月の稼動日順に、必要な台数がある程度の変動幅内にあるような場合、契約DB4cを参照して、その予測値を求め、その予測値を必要傭車台数のデフォルト値として表示しても良い。この場合、操作者は、必要な日の必要傭車台数を編集すれば良くなる。予測値の求め方としては、例えば、過去数ヶ月(例えば6ヶ月)の各日毎の平均値、前年の同月のデータをデフォルトとして表示すれば良い。すなわち、図5のGUIウインドウに、過去N月から予測、昨年の同月から予測、等のボタンを配置し、それらがクリックされたことを検出したら、CPU1が契約DB4cを参照して、予測値を求め、表示すれば良いであろう。
また、搬送することになる物量が発生する度に、その搬送しようとする日とその物量を入力するためのGUIを別に設け、そのGUIでの入力結果をデータベースに登録するようにする。そして、ユーザが、図5に示すGUIにて、期間を設定した際、各日の必要傭車台数を自動的に算出するようにしても構わない。この場合、1傭車車両当たり搬送可能な物量の関係を示すデータベースがあれば、求められる。また、実際に荷物を配送するのに用いた各日毎の車両実績台数の入力を受け付けて、その車両実績台数をHDD4に記録しておき、その車両実績台数に基づいて移動平均法等の時系列予測手法などによって車両調達期間の各日に必要となる必要傭車台数を予測して、その予測値を必要傭車台数のデフォルト値として表示しても良い。
さらに、過去配送した各日毎の物量の入力を受け付けて、その物量をHDD4に記録しておき、過去の物量に基づいて、移動平均法等の時系列予測手法などによって車両調達期間内の各日の予測物量を算出し、その予測物量に基づいて配車計画システムなどを用いて車両調達期間内の各日の必要傭車台数を自動的に算出し、その値を必要傭車台数のデフォルト値として表示しても良い。
<第3の実施形態>
上記第1、第2の実施形態では、N日契約傭車車両は連続したN日が稼動日であることを前提にしたが、実際はN日中M日を運転手の休日扱いにするという契約形態もある。例えば20日契約傭車車両の場合、そのうち、2日を運転手の休みとし、残り18日を稼働日とする場合である。
説明を簡単なものとするため、実施形態でも設定期間は20日とし、20日契約傭車車両では、最大18日の稼働(少なくても2日を休み)とする例を説明する。それ以外は、契約日数が稼動日数と等しいものとする。なお、これに対処するためには、図2の傭車DB4a内に、最大稼動日数のフィールドを追加すればよい。
また、各稼働日の必要な傭車台数は、第1の実施形態と同様、図3に示す値であるとする。この各日の必要傭車台数を行列b(=要素はb1,b2,b3…,b20)とする。
更に、以下のように各表現を定義する。
設定期間(計画対象期間):20日
チャーター便の契約期間の種別 :20日/10日/3日/1日
(但し、20日タイプは、20日の期間中、最大18日の稼働とする。)
契約期間(第1の単位期間)と、夫々の稼働の始期日(第2の単位期間)の組み合わせ、および各契約1台あたりの単価は第1の実施形態と同様、次の通りとする。
第1の単位期間 第2の単位期間 契約金額(円)
20日間 1日 10000
10日間 1日〜11日の各日 6500
3日間 1日〜18日の各日 2940
1日間 1日〜20日の各日 1000
なお、契約1台当たりの単価は、契約始期毎に異なってもよい。この場合、同じ日数の傭車車両であっても契約始期日が異なるとコスト(契約金)が異なるわけであるから、図2の傭車DB4a内に、更に、契約始期日のフィールドを追加すればよい。なお、当業者であれば、これまでの説明から明らかなように、第1の実施形態にかかる点を反映させても構わない(図7(c)の各行列の要素の金額が、同じ契約日数でもことなるようにするだけである)。
ここで、契約期間が10日における「契約数」を、その契約始期日別にX10-1,X10-2,…X10-11と表わす。これは第1の実施形態と同じ表現である。
図10(a)は、20日契約傭車車両を除く、10日、3日、1日の契約傭車と契約始期日に基づいて生成する行列Aを示している。また、図10(b)は、20日契約傭車車両を除く、10日、3日、1日の契約傭車の契約始期日別毎の未知の契約数を示す行列Bを示している。そして、図10(c)は、行列Bの各行に応じた契約金額を示す行列Cを示している。
また、設定期間が20日の場合、20日契約傭車車両の契約始期日は必ず1日目となる。そして、設定期間のi日目の20日契約傭車の実稼動車両台数(契約数とは異なる点に注意されたい)をY20-1-iと表わす。図9を用いて、このY20-1-iの意味を説明する。
図9は設定期間「20日」において、20日契約傭車車両の契約数が4つの例を示している。内訳は、次の通りである。
・少なくとも4日目と17日目が非稼動の20日契約傭車の契約数が2つ
・少なくとも3日目と19日目が非稼動の20日契約傭車の契約数が1つ
・少なくとも4日目と19日目が非稼動の20日契約傭車の契約数が1つ
図示の場合、1日目に着目すると、実稼動車両台数は4となるのが理解できよう。つまり、この例では、Y20-1-1は“4”となる。また、2日目であるY20-1-2も“4”となり、3日目でのY20-1-3は“3”となり、4日目でのY20-1-4は“1”である。なお、図9は、単にY20-1-iを説明するためのものである点に注意されたい。また、このY20-1-iで表わされる行列をYとする。また、20日契約傭車車両の契約数をZ20-1と定義する(図9の場合は“4”である)。そして、20日契約傭車車両の契約金額を特にC20-1と表わす。
さらに、このY20-1-iは、必ず、20日契約傭車車両の契約数Z20-1以下とならなければならない。
また、1つの20日契約傭車車両につき最大稼働日が18日とするわけであるから、20日契約傭車車両の契約数Z20-1に対して、稼働日は、必ず「18×Z20-1」以下にしなければならない。
以上の条件の下、本第3の実施形態の問題は、次の数理計画モデルとして表わせることが理解できる。
最小化:Ct×B+C20-1×Z20-1
制約条件:B×A+Y≧b
i-j、Y20-1-i、Z20-1 ∈ 非負の整数
ΣY20-1-i≦Z20-1×18
20-1-i≦Z20-1
各契約タイプ&契約始期日毎の調達台数XとZを決定することで、各日毎の調達される台数が求まり、その台数が必要台数と同じか、より大きくなることが必要である。
なお、各契約タイプ毎に契約可能台数の上限がある場合は、制約条件中のXとZの各要素は非負整数である、という部分に、上限値を設定してもよい。
また、第3の実施形態では、20日契約傭車車両にのみ最大稼働日の条件を付与したものとなっているが、それ以外の日数の傭車車両および契約始期毎に、行列Y、Zを設定し各式に追加すれば、より複雑な場合でも台数と契約始期を求めることが可能である。
上記数理計画モデルを、シンプレックス法と分枝限定法の組み合わせ等の既存手法によって解くことで、結果として、コスト最小となるチャーター便数が決定される。
以上説明したように本第3の実施形態によれば、契約タイプで表わされる期間中の最大稼働日数が設定されている場合であっても、シンプレックス法と分枝限定法の組み合わせ等の既存手法に適用するための数理計画モデルを作成することで、最小コストとなる各契約タイプの契約始期日別の契約数を求めることが可能になる。
なお、先に説明した第1の実施形態と同様に、前記行列A、前記行列B及び前記行列Cそれぞれの行と列を入れ替えて(X行Y列の値がY行X列の値になる行列にして)、
最小化目標:C×Bt+C20-1×Z20-1
制約条件:A×Bt+Yt≧bt
i-j、Y20-1-i、Z20-1 ∈ 非負の整数
ΣY20-1-i≦Z20-1×18
20-1-i≦Z20-1
という数理計画モデル式を作成し、シンプレックス法と分枝限定法の組合せ等の既存の手法を用いた処理を実行することで、最小コストとなる行列Bを算出する手法をとっても得られる結果は同等であるので、この手法を用いることも可能である。さらに、夫々の数理計画モデル式において、1ないし複数個の、行数または列数が1の行列の行と列を入れ替え、かつ転置表記した別の数理計画もモデル式を作成して同様の手法を用いることも可能である。
なお、実施形態では、操作者が設定する期間を月単位とする例を説明したが、設定対象期間の年月日と、その期間の最後の日を年月日で設定しても構わない。
更に、本発明は、上記第1乃至第3の実施形態で説明したように、コンピュータに実行させるコンピュータプログラムによって実現できるものである。通常、コンピュータプログラムはCD−ROM等のコンピュータ可読記憶媒体に格納されており、それを媒体をアクセス装置(CD−ROMドライブ)にセットし、システムにコピーもしくはインストールすることで実行可能となる。従って、かかるコンピュータ可読記憶媒体も本発明の範疇に入ることは明らかである。
実施形態の情報処理装置のブロック構成図である。 実施形態の傭車DBのデータ構造を示す図である。 設定期間と必要傭車台数の例を示す図である。 20日契約傭車車両数と1日単位の契約であるスポット傭車車両数と、コストとの相関関係を示す図である。 実施形態における期間設定と必要車両数を入力するためのGUIを示す図である。 実施形態における解析結果のGUIを示す図である。 実施形態での解析処理の過程で生成される行列と演算内容を示す図である。 実施形態における解析処理の詳細を示すフローチャートである。 第3の実施形態における行列要素Y20-1-iの意味を説明するための図である。 第3の実施形態における解析処理の過程で生成される行列を例を示す図である。

Claims (9)

  1. 要求された車両調達期間の各日毎の、荷物の搬送に必要な車両の調達計画を行なう情報処理装置であって、
    互いに異なる契約日数の契約タイプを示す情報と各契約タイプ毎の契約金額を示す情報を記憶する記憶手段と、
    各日の搬送に必要な車両台数を入力する入力手段と、
    車両調達計画期間を設定する期間設定手段と、
    該期間設定手段で設定された車両調達計画期間に含まれる日数をNとしたとき、契約始期日から契約日数分で示される区間を“1”、当該区間以外を“0”とするN個のデータで構成される行データを、契約タイプ及び契約始期日の組み合わせ数Mだけ生成し、M行N列の行列Aを生成する第1の行列生成手段と、
    前記行列Aの各行の契約タイプ別の契約金を示す要素をC1,C2,…CMとするM行1列の行列Cを生成する第2の行列生成手段と、
    前記入力手段で入力された前記N日の各日の必要車両台数を示す要素をZ1,Z2,…ZNとする1行N列の行列Zを生成する第3の行列生成手段と、
    最小化目標:Ct×B
    制約条件:Bt×A≧Z
    行列Bの要素Xi(1≦i≦N)∈ 非負整数
    を数理計画モデルとし、M行1列とする前記行列Bを算出する演算手段と、
    当該演算手段で算出された行列Bの要素Xiを、行列Aの第i行の契約タイプにおける契約始期日の契約数として出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記出力手段は、
    前記車両調達計画期間を示す領域に対し、前記行列Bの要素Xiのうち、非ゼロとなった各契約タイプと該当する契約始期日から契約日数分で表わされる相対位置に棒グラフを表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、更に、前記各棒グラフには該当する行列Bの要素Xiで示される契約数を表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 更に、前記期間設定手段で設定された車両調達計画期間内の必要車両台数、及び、前記演算手段で求めた前記行列Bの各要素の値を示す情報を蓄積記憶する蓄積記憶手段を備え、
    前記入力手段は、前記蓄積記憶手段に蓄積された情報が示す過去の必要車両台数から、設定された車両調達計画期間内における各日の必要車両台数をデフォルト値として入力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 更に、各日に走向した車両実績台数を入力する第2の入力手段を有し、
    前記蓄積記憶手段は、更に前記車両実績台数を蓄積記憶し、
    前記入力手段は、各日の搬送に必要な車両台数として前記蓄積記憶手段に蓄積された過去の各日の車両実績台数から予測された、設定された車両調達計画期間内における各日の必要車両台数をデフォルトとして入力することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 更に、前記記憶手段は、契約日数と当該契約日数以内であって最大稼動日数が定義された契約タイプを示す情報を記憶し、
    最大稼動日数が設定された契約タイプの契約日数をN、最大稼動日数をNmax(Nmax≦N)、契約金額をP、契約数をQ、前記最大稼動日数が設定された契約タイプの契約数Qにおける各日の稼動車両数を示す要素をR1,R2、…RNを有する行列をRとしたとき、
    前記演算手段は、
    最小化目標:Ct×B+P×Q
    制約条件:Bt×A+R≧Z
    ΣRi≦Nmax×Q
    Ri≦Q
    行列B、Rの要素及びQ∈ 非負整数
    を数理計画モデルとし、M行1列とする前記行列Bを算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 互いに異なる契約日数の契約タイプを示す情報と各契約タイプ毎の契約金額を示す情報を記憶する記憶手段を備え、要求された車両調達期間の各日毎の、荷物の搬送に必要な車両の調達計画を行なう情報処理装置の制御方法であって、
    入力手段が、各日の搬送に必要な車両台数を入力する入力工程と、
    期間設定手段が、車両調達計画期間を設定する期間設定工程と、
    第1の行列生成手段が、前記期間設定工程で設定された車両調達計画期間に含まれる日数をNとしたとき、契約始期日から契約日数分で示される区間を“1”、当該区間以外を“0”とするN個のデータで構成される行データを、契約タイプ及び契約始期日の組み合わせ数Mだけ生成し、M行N列の行列Aを生成する第1の行列生成工程と、
    第2の行列生成手段が、前記行列Aの各行の契約タイプ別の契約金を示す要素をC1,C2,…CMとするM行1列の行列Cを生成する第2の行列生成工程と、
    第3の行列生成手段が、前記入力工程で入力された前記N日の各日の必要車両台数を示す要素をZ1,Z2,…ZNとする1行N列の行列Zを生成する第3の行列生成工程と、
    演算手段が、
    最小化目標:Ct×B
    制約条件:Bt×A≧Z
    行列Bの要素Xi(1≦i≦N)∈ 非負整数
    を数理計画モデルとし、M行1列とする前記行列Bを算出する演算工程と、
    出力手段が、前記演算工程で算出された行列Bの要素Xiを、行列Aの第i行の契約タイプにおける契約始期日の契約数として出力する出力工程と
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. コンピュータに読込ませ実行させることで、互いに異なる契約日数の契約タイプを示す情報と各契約タイプ毎の契約金額を示す情報を記憶する記憶手段を有し、要求された車両調達期間の各日毎の、荷物の搬送に必要な車両の調達計画を行なう情報処理装置として機能するコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを
    各日の搬送に必要な車両台数を入力する入力手段と、
    車両調達計画期間を設定する期間設定手段と、
    該期間設定手段で設定された車両調達計画期間に含まれる日数をNとしたとき、契約始期日から契約日数分で示される区間を“1”、当該区間以外を“0”とするN個のデータで構成される行データを、契約タイプ及び契約始期日の組み合わせ数Mだけ生成し、M行N列の行列Aを生成する第1の行列生成手段と、
    前記行列Aの各行の契約タイプ別の契約金を示す要素をC1,C2,…CMとするM行1列の行列Cを生成する第2の行列生成手段と、
    前記入力手段で入力された前記N日の各日の必要車両台数を示す要素をZ1,Z2,…ZNとする1行N列の行列Zを生成する第3の行列生成手段と、
    最小化目標:Ct×B
    制約条件:Bt×A≧Z
    行列Bの要素Xi(1≦i≦N)∈ 非負整数
    を数理計画モデルとし、M行1列とする前記行列Bを算出する演算手段と、
    当該演算手段で算出された行列Bの要素Xiを、行列Aの第i行の契約タイプにおける契約始期日の契約数として出力する出力手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 請求項8に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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