JP2008154946A - Bathroom unit - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、浴室ユニットに関し、特に浴槽と洗い場床とが別体で構成された浴室ユニットに関する。 The present invention relates to a bathroom unit, and more particularly, to a bathroom unit in which a bathtub and a washing floor are configured separately.
浴槽と洗い場床とが別体で構成された浴室ユニットは、浴槽と洗い場床とが一体成型されているものに比べて、搬入性、施工性、保守性などに優れている。このような別体構造の浴室ユニットにおいて、従来は、浴槽と洗い場床とをそれぞれ設置面上に設置し、浴槽の位置決めをしていたが、浴槽を設置する際に目印なるものがなく、施工者の技術や経験に頼る部分が多く正確な位置決めを行うには、長い施工時間がかかる場合があった。 A bathroom unit in which a bathtub and a washroom floor are separately formed is superior in transportability, workability, maintainability, and the like as compared with a unit in which a bathtub and a washroom floor are integrally molded. In such a separate bathroom unit, the bathtub and washroom floor were each installed on the installation surface and the bathtub was positioned, but there was nothing to mark when installing the bathtub. In many cases, it takes a long construction time to perform accurate positioning because there are many parts that depend on the skill and experience of the operator.
設置面上に位置決め用のフレームを設置し、そのフレームの上に浴槽を載せ置く構成も提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。しかし、そのフレームは浴槽およびその内部に貯留される湯水、さらには入浴者の荷重を支えなければならないため、大きな強度を有するものが必要であり、製造コストが高くなる問題があった。
本発明は、簡易な構成を採用しつつ正確な位置決めを容易に行える浴室ユニットを提供する。 The present invention provides a bathroom unit that can easily perform accurate positioning while adopting a simple configuration.
本発明の一態様によれば、洗い場床と、前記洗い場床側の底部に設けられた第1高さ調整機構と、前記洗い場床に対して奥側の底部に設けられた第2高さ調整機構とを有し、前記洗い場床とは別体として且つ離間して設置された浴槽と、前記浴槽に固定される浴槽固定部と、前記洗い場床における前記浴槽側の縁部に設けられた立ち上がりリム部に係合する係合部とを有し、前記浴槽と前記洗い場床とを連結する連結部材と、を備えたことを特徴とする浴室ユニットが提供される。 According to an aspect of the present invention, the washing floor, the first height adjustment mechanism provided at the bottom of the washing floor, and the second height adjustment provided at the bottom of the washing floor. A bathtub that is installed separately from and separate from the washing floor, a bathtub fixing portion that is fixed to the bathtub, and a rising provided at an edge on the bathtub side of the washing floor There is provided a bathroom unit including an engaging portion that engages with a rim portion, and a connecting member that connects the bathtub and the washing floor.
本発明によれば、簡易な構成を採用しつつ正確な位置決めを容易に行える浴室ユニットが提供される。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the bathroom unit which can perform exact positioning easily, employ | adopting a simple structure is provided.
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の実施形態に係る浴室ユニットの模式側面図である。
図2は、同浴室ユニットを裏側から見た模式平面図である。
FIG. 1 is a schematic side view of a bathroom unit according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic plan view of the bathroom unit as viewed from the back side.
本実施形態に係る浴室ユニットは、主として、洗い場床1と、浴槽2と、これら洗い場床1と浴槽2とを連結する連結部材30とを備えている。洗い場床1と浴槽2とは別体として構成され、それぞれ、浴室ユニットの設置現場に搬入され、その現場にて連結部材30によって位置決めされて連結される。洗い場床1と浴槽2とは、浴室ユニット設置場所の建築床面(スラブ)上に離間して載置され、それら両者は連結部材30を介して連結され、相互の分離や位置ずれが防止されている。
The bathroom unit according to the present embodiment mainly includes a
洗い場床1は、略四角形状の平面形状を有し、その四方の縁部に水切り壁として機能する立ち上がりリム部が設けられた浅底の器状(パン状)に形成され、浴室外部に湯水を漏出させない防水性を有する。洗い場床1の裏面における四隅近傍および中央部には、支持脚12が設けられ、その支持脚12の先端部分には、回転させることで上下動するボルト構造の高さ調整機構13が設けられている。
The
浴槽2は、略四角形もしくは長円形状の平面形状を有し、一対の長辺側浴槽壁のうちの一方の長辺側浴槽壁4を、洗い場床1側向けて洗い場床1の隣に設置される。
The
浴槽2の底部における四隅近傍には支持脚21、23が設けられ、そのうち洗い場床1側に設けられた2つの支持脚21のそれぞれの先端部分には、回転させることで高さ調節可能なボルト構造を有する第1高さ調整機構22が設けられている。洗い場床1に対して奥側の底部に設けられた2つの支持脚23のそれぞれの先端部分には、回転させることで上下動するボルト構造の第2高さ調整機構24が設けられている。
洗い場床1の表面側における浴槽2との境界部近傍には排水ピットが形成され、その裏側には図2に表す排水トラップ51が設けられている。浴槽2の底面には排水口52が設けられ、その排水口52は、浴槽2及び洗い場床1の裏側に配設された浴槽排水管55を介して排水トラップ51の接続口54に連結されている。排水トラップ51において、浴槽排水管55との接続口54に対向する部分には、浴室外へと続く排水管53が接続されている。
A drainage pit is formed in the vicinity of the boundary with the
次に、連結部材30について説明する。
図6は、連結部材30の斜視図である。
Next, the connecting
FIG. 6 is a perspective view of the connecting
連結部材30は、例えば樹脂材料からなり、以下に説明する各部分が一体に設けられ、全体として略「J」字状を呈する。連結部材30は、洗い場床1における浴槽2側の縁部に設けられた立ち上がりリム部11の上端に係合する係合部31と、この係合部31から下方に垂下して延在する長尺部32と、浴槽2における洗い場床1側の底部に固定される浴槽固定部35と、浴槽固定部35から下方に垂下して延在し、長尺部32よりも短い短尺部34と、短尺部34の下端と長尺部32の下端との間をつなぐように横方向に延在して設けられた浴槽排水管保持部33とを有する。
The connecting
係合部31は、長尺部32の上端から、長尺部32の外側(短尺部34と対向する内側の反対側)に向けて突出して設けられている。係合部31は、長尺部32に対して略直角に設けられている。長尺部32の内側及び係合部31の上面には、補強リブ37、38が設けられている。
The
浴槽固定部35は、短尺部34の上端から、短尺部34の外側(長尺部32と対向する内側の反対側)に向けて突出して設けられている。浴槽固定部35は、短尺部34に対して略直角に設けられている。浴槽固定部35には、浴槽2の底部に対してねじ込まれるねじが通される貫通孔36が形成されている。
The
係合部31は、浴槽排水管保持部33を基準にして、浴槽固定部35よりも高い位置に設けられている。係合部31には、後述する取付部材60に対してねじ込まれるねじが通される貫通孔39が形成されている。また、係合部31の下面における長尺部32寄りの部分には、下方に突出し、長尺部32に対して略平行に延在する位置決めリブ40が設けられている。
The
さらに、本実施形態に係る浴室ユニットは、連結部材30を、洗い場床1の立ち上がりリム部11に対して固定させる取付部材60を備えている。
Furthermore, the bathroom unit according to the present embodiment includes an
図7は、取付部材60の斜視図である。
図8は、図7とは反対側から見た取付部材60の斜視図である。
FIG. 7 is a perspective view of the
FIG. 8 is a perspective view of the
取付部材60は、例えば金属材料からなり、以下に説明する各部分が一体に設けられている。取付部材60は、互いに離間して設けられた一対の上面部61と、各々の上面部61に対して略直角に設けられた一対の側面部62と、各々の側面部62の下端に設けられ、上面部61と同じ方向に突出しているフック部63と、一対の上面部61の間に凹状にくぼんで設けられた連結部材取付部64と、連結部材取付部64における側面部62側の縁部から下方に垂下し且つ側面部62から離間する方向に屈曲したバスエプロン取付部65とを有する。連結部材取付部64にはねじ孔66が形成されている。バスエプロン取付部65において、連結部材取付部64に対向する部分には、ねじ孔67が形成されている。
The
本実施形態に係る浴室ユニットは、以下に説明するようにして組み立てられる。 The bathroom unit according to the present embodiment is assembled as described below.
まず、浴室ユニットが設置される建築床面100上に、支持脚12を介して洗い場床1を設置し、支持脚12の高さ調整機構(ボルト)13を回して高さを調整して、洗い場床1の床面が所望の高さで水平になるように高さ調整が行われる。
First, the
次に、洗い場床1の隣に浴槽2を設置する。このとき、浴槽2における洗い場床1側の底部には、予め連結部材30の浴槽固定部35が固定されており、その連結部材30の係合部31を洗い場床1における浴槽2側の縁部に設けられた立ち上がりリム部11の上端に引っ掛けるようにして浴槽2を設置する。
Next, the
本実施形態では、図2に表すように、例えば2つの連結部材30が、浴槽2の長辺方向の両端近傍に設けられる。また、各々の連結部材30の浴槽固定部35は、第1高さ調整機構22よりも長辺方向に関して内側の浴槽2底部に固定される。
In this embodiment, as shown in FIG. 2, for example, two connecting
図3は、本実施形態に係る浴室ユニットにおいて連結部材30が取り付けられた部分の斜視図である。
図4は、連結部材30が取り付けられた部分の断面図である。
図5は、連結部材30と、洗い場床1の立ち上がりリム部11との係合部分の拡大平面図である。
FIG. 3 is a perspective view of a portion where the connecting
FIG. 4 is a cross-sectional view of a portion to which the connecting
FIG. 5 is an enlarged plan view of an engaging portion between the connecting
浴槽2の底部において、連結部材30の浴槽固定部35が固定される支持脚21近傍の底部には、図4に表すように、下方に膨出した取付部72が設けられ、その取付部72の内部には、例えば2つのナット81が設けられている。
As shown in FIG. 4, a
連結部材30の浴槽固定部35の上面は、その貫通孔36(図6)に位置をナット81に一致させた状態で取付部72の下面に重ねられ、その状態で浴槽固定部35の裏面側から貫通孔36を通してナット81にねじ73がねじ込まれる。これにより、連結部材30の浴槽固定部35が、浴槽2の底部に対して固定される。
The upper surface of the
連結部材30の浴槽固定部35が浴槽2底部に固定された状態で、連結部材30の浴槽排水管保持部33は洗い場床1側に延在し、長尺部32はその浴槽排水管保持部33における洗い場床1側の端部から上方に立ち上がるようにして延在している。長尺部32の上端に設けられた係合部31は、図7、8を参照して前述した取付部材60を介して、洗い場床1の立ち上がりリム部11の上端に取り付けられる。
In a state where the
洗い場床1における浴槽2側の立ち上がりリム部11の上端には、上から凹状に切り欠かれた位置決め部8(図5)が形成されている。取付部材60は、2つの連結部材30の取り付け位置に応じて2箇所に取り付けられるが、その1箇所あたり、位置決め部8は、図5に表すように、立ち上がりリム部11上端の延在方向に離間して2つ設けられている。
At the upper end of the rising
その位置決め部8に対して、取付部材60の一対の上面部61がそれぞれ上から嵌め込まれる。一対の上面部61はそれぞれ、側面部62との境界近傍の部分を凹状に切り欠かれた位置決め部8内に位置させている。これにより、取付部材60の横方向(立ち上がりリム部11上端の延在方向)の移動が規制される。取付部材60の側面部62は、立ち上がりリム部11の上端近傍の外側(浴槽2側に向く)側面に対して接して対向する。取付部材60の連結部材取付部64及びバスエプロン取付部65は、立ち上がりリム部11の内側側面に対して離間して、立ち上がりリム部11の内側に位置する。
A pair of
取付部材60の連結部材取付部64に形成されたねじ孔66に対して、連結部材30の係合部31に形成された貫通孔39を一致させて、連結部材30の係合部31が連結部材取付部64の上に載せられる。連結部材30の係合部31において、下方に突出して設けられた位置決めリブ40と長尺部32との間の裏面が、立ち上がりリム部11の上端に当接する。立ち上がりリム部11の外側側面に対向する長尺部32と、立ち上がりリム部11の内側側面に対向する位置決めリブ40とによって、係合部31の図4において横方向の移動が規制される。また、凹状にくぼんで設けられた連結部材取付部64の側壁部分によって、係合部31の図4において紙面を貫く方向の移動が規制される。
The engaging
連結部材30の係合部31を、取付部材60の連結部材取付部64に載せた状態で図4に表すように、係合部31の上方から貫通孔39を通して、ねじ74がねじ孔66にねじ込まれる。これにより、連結部材30の係合部31と、取付部材60の連結部材取付部64とが締結される。
As shown in FIG. 4 in a state where the engaging
洗い場床1の立ち上がりリム部11の上端近傍部分は、図3、4に表すように浴槽2側に出っ張っており、その出っ張り部分の下部には段部11aが設けられている。前述したように、連結部材30の係合部31と、取付部材60の連結部材取付部64とが上下方向に重ねられて締結されることで、取付部材60の側面部62の下端に設けられたフック部63が、立ち上がりリム部11の段部11aに引っ掛けられる。
A portion near the upper end of the rising
これにより、図4に表すように、立ち上がりリム部11の上端に当接する連結部材30の係合部31の裏面と、立ち上がりリム部11の段部11aに当接する取付部材60のフック部63とによって、立ち上がりリム部11が上下方向に挟み込まれる。結果として、ねじ74を介して相互に締結された連結部材30及び取付部材60が、立ち上がりリム部11に対して固定される。
Accordingly, as shown in FIG. 4, the back surface of the engaging
浴槽2の設置の際、浴槽2における洗い場床1側に設けられた支持脚21の第1高さ調整機構22は、図1に表すように、建築床面100上から浮く高さに設定しておき、連結部材30の係合部31を前述したように洗い場床1の立ち上がりリム部11上端に係合させると共に、浴槽2における洗い場床1に対して奥側に設けられた支持脚23の第2高さ調整機構24を建築床面100上に着地させる。その状態で、第2高さ調整機構24の高さを調整して、浴槽2が水平になるようにする。
When the
浴槽2において洗い場床1側の部分は、その底部に固定された連結部材30の係合部31が、既に所望の高さに設置された洗い場床1の立ち上がりリム部11上端に引っ掛けられるように係合することで、所望の高さに設定され、洗い場床1側の第1調整機構22は、単に土台面100に着地させるだけよい。
The portion of the
すなわち、洗い場床1に対して奥側の第2高さ調整機構24は、浴槽2の支持脚として機能すると共に、浴槽2における洗い場床1から遠い部分を所望の高さに調整する機能を有するが、洗い場床1側の第1高さ調整機構22は、単に浴槽2の支持脚としてのみ機能する。
That is, the second
連結部材30の係合部31を立ち上がりリム部11上端に係合させる際に、係合部31が立ち上がりリム部11上端に接するより先に第1高さ調整機構22が建築床面100に接してつっかえにならないように第1高さ調整機構22を建築床面100から浮かせる必要があり、またその浮かせた状態では浴槽2を支えることができないので、第2の高さ調整機構24の高さ調整完了後、第1の高さ調整機構22を建築床面100上に着地させる必要がある。したがって、第1高さ調整機構22も上下動自在に構成して建築床面100に対する高さを変えることができるようにする必要がある。なお、第1高さ調整機構22は、浴槽2底部に固定された連結部材30との干渉を防ぐ観点から、所定高さ以上には上げられないようにすることが望ましい。
When the engaging
本実施形態によれば、所望の高さ及び位置に設置された洗い場床1における立ち上がりリム部11に対して連結部材30を介して浴槽2を連結するため、正確且つ容易に浴槽2の位置決め設置を行える。
According to this embodiment, since the
従来、浴槽を建築床面に対して水平にする作業は、例えば浴槽底部の四隅近傍に設けられた4本の支持脚ボルトを少しずつ調整しながら行う必要があり、作業者にとって多大な施工負荷となっていた。本実施形態では、前述したように、浴槽2を建築床面100に対して水平にする際には、洗い場床1から遠い側の2本の第2高さ調整機構24の高さ調整を行うだけで済み、手間及び時間が大幅に軽減する。
Conventionally, the operation of leveling the bathtub with respect to the floor of the building has to be performed while gradually adjusting, for example, four support leg bolts provided near the four corners of the bottom of the bathtub. It was. In the present embodiment, as described above, when the
浴槽2における洗い場床1側の高さは、予め浴槽2の底部に一端側の浴槽固定部35が固定された連結部材30の他端側の係合部31を、既に高さ調整済みの洗い場床1の立ち上がりリム部11上端に引っ掛けるように係合させることで所望の高さにできる。
The height of the
また、2つの連結部材30が浴槽長辺方向の両端近傍に設けられ、それら2つの連結部材30の各々の係合部31が同じ高さの立ち上がりリム部11上端に引っ掛けられるように係合するため、浴槽長辺方向に見た水平出しもなされる。2つの連結部材30は、浴槽長辺方向の両端近傍に設ければ、浴槽長辺方向の両端近傍が同じ高さになり、自然とそれら両端の間の部分も両端近傍と同じ高さになり、したがって、精度良く浴槽長辺方向の水平出しを行える。
Moreover, the two connecting
本実施形態によれば、作業者が、連結部材30の係合部31を洗い場床1の立ち上がりリム部11上端に引っ掛けるように係合させるだけで、浴槽2における洗い場床1側の高さ設定及び浴槽長辺方向に見た水平出しが自然となされる。連結部材30の係合部31を洗い場床1の立ち上がりリム部11上端に係合させるにあたっては、前述したように、立ち上がりリム部11上端に形成された位置決め部8(図5)に対して位置決めされた取付部材60の凹状にくぼんだ連結部材取付部64に、連結部材30の係合部31を嵌め入れてねじ74で締結するだけでよい。したがって、本実施形態によれば、作業者の技量にかかわらず、ばらつきのない高い施工品質を実現でき、且つ施工時間を短縮できる。
According to the present embodiment, the worker sets the height of the
また、本実施形態では、浴槽2の位置決めのために、浴槽2の荷重に耐えうる強度で作製する必要のある位置決めフレームを使わなくて済み、安価な浴室ユニットを提供できる。
Moreover, in this embodiment, it is not necessary to use the positioning frame which needs to produce with the intensity | strength which can endure the load of the
取付部材60のバスエプロン取付部65に形成されたねじ孔67(図8)には、図4に表すように、バスエプロン71の下端を貫通したねじ75が下方からねじ込まれる。これにより、バスエプロン71の下端部が、取付部材60のバスエプロン取付部65に締結される。
As shown in FIG. 4, a
連結部材30及びバスエプロン71は、それぞれ、ねじ74、75によって取付部材60に締結されることで、洗い場床1の立ち上がりリム部11に対して固定される。この構造において、洗い場床1の立ち上がりリム部11には孔があかないため、水切り壁として機能する立ち上がりリム部11の防水性を損ねない。
The connecting
また、本実施形態では、連結部材30が浴槽2底部及び洗い場床1の立ち上がりリム部11に連結された状態で、連結部材30の最低位置(本実施形態では例えば浴槽排水管保持部33の底面)は、建築床面100より上方に浮いた位置に位置するため、連結部材30を建築床面100に対して干渉させずにその係合部31を立ち上がりリム部11上端に確実に係合させることができる。一般に、洗い場床1の裏面側に設けられる排水トラップ51は、洗い場床1を建築床面100上に設置した状態で建築床面100に接触せず、したがって、連結部材30の最低位置が、排水トラップ51の底面と同じ高さかそれ以上高い位置になるようにすれば、連結部材30と建築床面100との接触(干渉)を防ぐことができる。つまり、排水トラップ51最下部から立ち上がりリム部11上端までの鉛直方向の長さより、長尺部32の長さが小さければ良い。さらに浴槽排水管55における排水勾配のことを考慮すると、浴槽2の排水口52から立ち上がりリム部11上端までの鉛直方向の長さより長尺部32の長さが大きければ良い。
Further, in the present embodiment, the connecting
2つの連結部材30のうち一方の連結部材30の浴槽排水管保持部33の上には、浴槽排水管55の一部分が載せられ保持される。連結部材30の浴槽排水管保持部33を、建築床面100近くの比較的低い位置に位置させることで、浴槽排水管55の配管作業スペースを広くして作業性を向上させることができる。
A part of the
浴槽排水管55の一部は蛇腹状のフレキシブルチューブとして構成され、浴槽排水管55は、図2に表すように、U字状に湾曲して、浴槽排水口52と排水トラップ51との間に接続されている。
A part of the
浴槽排水口52は、浴槽排水管55と排水トラップ51との接続口54よりも高い位置に位置しているため、浴槽2内に溜められた湯水を浴槽排水口52および浴槽排水管55を介して排水トラップ51に排水することができる。
Since the
また、連結部材30における浴槽排水管保持部33の上面は、浴槽排水口52より低い位置であって、且つ浴槽排水管55と排水トラップ51との接続口54の底面の高さよりも高い位置に位置している。したがって、その浴槽排水管保持部33の上に保持される浴槽排水管55は、接続口54と同じかそれより高い位置(浴槽排水口52よりは低い位置)に保持され、特に配管作業性を向上させるべくフレキシブルチューブを用いた場合でも下方に垂れ下がらずに、接続口54から見て下り勾配となる逆排水勾配が浴槽排水管55に形成されない。これにより、浴槽排水管55内にごみや残水が溜まるのを防ぐことができる。
Further, the upper surface of the bathtub drain
連結部材30の浴槽固定部35を浴槽2に対してねじ止め固定する場合には、浴槽2の防水性及び確実な締結性を確保する観点から、図4に表すように、浴槽2底面から膨出させた取付部72を設け、その膨出部72の内部にナット81を埋設して、そのナット81に対してねじ73を螺着させる構造が望ましい。
When the
連結部材30の浴槽固定部35は、浴槽2において洗い場床1側の浴槽壁4に固定させてもよい。ただし、一般に、型抜きの関係上、浴槽2の側面に膨出した部分を一体成形にて設けるのは難しいため、生産効率上、浴槽2の底部に膨出部72を設けるのが望ましく、したがって浴槽2の底部に連結部材30の浴槽固定部35を固定させる形態が望ましい。
The
1…洗い場床、2…浴槽、8…位置決め部、11…立ち上がりリム部、22…第1高さ調整機構、24…第2高さ調整機構、30…連結部材、31…係合部、33…浴槽排水管保持部、35…浴槽固定部、51…排水トラップ、55…浴槽排水管、60…取付部材、71…バスエプロン
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記洗い場床側の底部に設けられた第1高さ調整機構と、前記洗い場床に対して奥側の底部に設けられた第2高さ調整機構とを有し、前記洗い場床とは別体として且つ離間して設置された浴槽と、
前記浴槽に固定される浴槽固定部と、前記洗い場床における前記浴槽側の縁部に設けられた立ち上がりリム部に係合する係合部とを有し、前記浴槽と前記洗い場床とを連結する連結部材と、
を備えたことを特徴とする浴室ユニット。 The washroom floor,
A first height adjustment mechanism provided at the bottom of the washing floor and a second height adjustment mechanism provided at the bottom of the washing floor, separate from the washing floor And a separately installed bathtub,
It has a bathtub fixing part fixed to the bathtub and an engaging part that engages with a rising rim part provided at an edge of the bathtub side in the washing floor, and connects the bathtub and the washing floor. A connecting member;
A bathroom unit characterized by comprising:
少なくとも2つの前記連結部材が、前記浴槽の長辺方向の両端近傍に設けられたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の浴室ユニット。 The bathtub is arranged with the bathtub wall on the long side facing the washing floor,
The bathroom unit according to claim 1, wherein at least two of the connecting members are provided in the vicinity of both ends in the long side direction of the bathtub.
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