JP2008154330A - 電力用コンデンサの充電装置 - Google Patents

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政幸 谷
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Abstract

【課題】電圧微調整用抵抗の大型化、電力効率の低下を少なくしてコンデンサを高精度充電できる。
【解決手段】急速充電回路(2〜6)は電力用コンデンサ7を目標電圧を上回る電圧まで急速充電し、電圧微調整回路(11〜13)は電力用コンデンサを放電させてその充電電圧を目標電圧に微調整する。電圧微調整回路は、半導体スイッチ11のオン制御でコンデンサから余剰エネルギー蓄積用コンデンサ12に放電させて目標電圧まで電圧微調整を行い、半導体スイッチ13はコンデンサから負荷に放電をした後、余剰エネルギー蓄積用コンデンサに蓄積された電荷を該電力用コンデンサに再充電させる。
半導体スイッチ11に代えて、定電圧ダイオードと逆流阻止用ダイオードの直列回路としたことを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷の直流電源とする電力用コンデンサを設定電圧まで高い繰り返しで充電する電力用コンデンサの充電装置に係り、特に充電精度を高めるための電圧調整機能を備えた充電装置に関する。
この種の電力用コンデンサは、例えば、高電圧・大電流のパルスを高い繰り返しで発生するパルス電源の直流電源として使用される。このパルス電源の使用用途としては、エキシマレーザーやオゾナイザなどがある。
この電力用コンデンサの充電には、例えば1秒間に4000回という高い繰り返しで充電でき、その充電精度には高精度(例えば0.1%以下)のものが要求される。高い繰り返し充電には電力用半導体スイッチの制御で行う。高精度充電には、1回の充電期間に急速充電期間と微調整期間を設け、先ず急速充電期間でコンデンサを指令値より数%高い電圧又は低い電圧まで急速に充電し、次に微調整期間で指令値まで放電または充電する。すなわち急速充電回路のみでは指令値に対する高精度充電が困難なため、急速充電回路でコンデンサを僅かに高く又は低く充電し、微調整回路の放電または充電によって高精度充電を実現している(例えば、特許文献1参照)。
図3は現在の回路構成を示し、以下にその回路動作を説明する。各部動作波形は図4に示す。
高圧直流電源1は交流電源から整流平滑で直流電源を得る。半導体スイッチ2は直流電源1を電源としてコンデンサの充電周期でオン/オフ制御される。半導体スイッチ3は半導体スイッチ2と連動させてオン/オフ制御され、この間に介挿されるリアクトル4に短絡電流を流す。ダイオード5は、半導体スイッチ2,3のオフ期間に導通してリアクトル4の蓄積エネルギーをダイオード6を通してコンデンサ7の充電電流として循環させる。抵抗8と半導体スイッチ9の直列回路はコンデンサ7には並列に設け、半導体スイッチ9はコンデンサ7が急速充電された後にオン制御され、コンデンサ7の充電電圧を微調整する。制御装置10は、半導体スイッチ2、3、9のオン/オフ制御を行い、この制御期間をリアクトル4の電流iとコンデンサ7の電圧Vcを基に演算で求める。
<急速充電期間の動作>
スイッチ2とスイッチ3を同時にオンすると、回路には矢印Aの経路で電流が流れ、リアクトル4にエネルギーを蓄積する。次に、スイッチ2とスイッチ3を同時にオフすると、回路には矢印Bの経路で電流が流れ、リアクトル4に蓄えられたエネルギーはコンデンサ7へすべて移行し、コンデンサ7が充電される。リアクトル4のリアクトル値をL、コンデンサ7のコンデンサ容量をC、スイッチ2及びスイッチ3のオフ時の電流をI、電流が流れ終わった時のコンデンサ7の電圧をV(以下、粗充電電圧と呼ぶ)とするとエネルギー保存の法則より、
Figure 2008154330
が成り立つ。制御装置10は上式の演算をし、コンデンサ7を目標電圧(指令値より数%高い電圧)Vまで充電する。つまリ、電流iを常に検出すると同時にリアルタイムで以下の演算を行い、以下の式、
Figure 2008154330
の成立時にスイッチ2及びスイッチ3をオフする。
<微調整期間の動作>
スイッチ9をオンすると、回路には矢印Cの経路で電流が流れ、コンデンサ7に充電されたエネルギーは抵抗8で消費される。この微調整期間では、指令値とコンデンサ7の電圧を(コンパレータなどで)常に比較し、コンデンサ7の電圧が設定値V*と一致するまでスイッチ9をオンさせる。
特開2005−117766号公報
急速充電回路によって、コンデンサ7に充電された電圧Vを設定値V*にするためには、微調整回路の抵抗8で以下の式に相当するエネルギーを消費しなければならない。
Figure 2008154330
また、コンデンサ7は周囲温度の変化や装置の稼働率により、内部温度の変化で静電容量が変化し、かつ、リアクトル4のリアクトル値も周囲温度の変化や装置の稼働率により変化することがある。(1)式を変形すると、
Figure 2008154330
となることから、静電容量がCからC’に変化すると、粗充電電圧は、
Figure 2008154330
となり、リアクトル値がLからL’に変化すると粗充電電圧は
Figure 2008154330
に変化する。温度変化等でコンデンサ7の静電容量が減った場合は(5)式より、同じくリアクトル4のリアクトル値が増えた場合は(6)式より粗充電電圧が増大する。これにより、抵抗8で消費するエネルギーも増大し、抵抗の大型化、装置効率の低下に繋がる。
本発明の目的は、電圧微調整用抵抗の大型化、電力効率の低下を少なくしてコンデンサを高精度充電できる電力用コンデンサの充電装置を提供することにある。
本発明は、前記の課題を解決するため、急速充電された電力用コンデンサの余剰エネルギーをスイッチ回路を通して余剰エネルギー蓄積用コンデンサに放電させる微調整を行い、電力用コンデンサから負荷側に給電した後に、余剰エネルギー蓄積用コンデンサの充電電荷を電力用コンデンサに再充電することによりその再利用を可能にしたもので、以下の構成を特徴とする。
(1)負荷の直流電源とする電力用コンデンサを目標電圧を上回る電圧まで急速充電する急速充電手段と、急速充電された前記電力用コンデンサを放電させてその充電電圧を目標電圧に微調整する電圧微調整手段とを備えた電力用コンデンサの充電装置であって、
前記電圧微調整手段は、前記電力用コンデンサを余剰エネルギー蓄積用コンデンサに放電させて目標電圧まで電圧微調整を行う第1のスイッチ回路と、
前記電力用コンデンサから負荷に放電をした後、前記余剰エネルギー蓄積用コンデンサに蓄積された電荷を該電力用コンデンサに再充電させる第2のスイッチ回路とを備えたことを特徴とする。
(2)前記第1のスイッチ回路は、半導体スイッチまたは定電圧ダイオードと逆流阻止用ダイオードの直列回路としたことを特徴とする。
以上のとおり、本発明によれば、急速充電された電力用コンデンサの余剰エネルギーをスイッチ回路を通して余剰エネルギー蓄積用コンデンサに放電させる微調整を行い、電力用コンデンサから負荷側に給電した後に、余剰エネルギー蓄積用コンデンサの充電電荷を電力用コンデンサに再充電するようにしたため、従来の方式では、充電電圧の余剰分を微調整回路の抵抗で消費していたため、抵抗の大型化や装置効率の低下が避けられなかったのに対し、本発明では従来消費していたエネルギーを余剰エネルギー蓄積用コンデンサに蓄え、かつスイッチ回路により、電力用コンデンサに再充電することが可能となり、電圧微調整用抵抗の大型化、電力効率の低下を少なくしてコンデンサを高精度充電できる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態を示す回路構成図である。同図が、図3と異なる部分は、微調整回路にある。図1における微調整回路は、抵抗8に接続する半導体スイッチ9に代えて、半導体スイッチ11とコンデンサ12の直列回路と、この半導体スイッチ11に逆並列接続した半導体スイッチ13とを設ける。コンデンサ12は、余剰エネルギーを蓄積できるものであればよく、コンデンサ7に比べて、小容量のものにされる。また、半導体スイッチ11,13は半導体スイッチ2,3に比べて電流容量の小さいもので済む。
図1の構成において、半導体スイッチ11は、コンデンサ7が急速充電された後にオン制御され、矢印Cで示す経路で、コンデンサ7から抵抗8Aを通してコンデンサ12に放電させ(エネルギー移行)、この放電期間制御によりコンデンサ7の電圧を設定値V*と一致させる。
このとき、急速充電によりコンデンサ7に蓄えられた余剰エネルギーは、以下の式で表せる。
Figure 2008154330
次に、コンデンサ7が設定値V*に充電され、この状態で該コンデンサ7から負荷(パルス電源を通して)への放電により、充電電荷がほぼ零になる。この後、制御装置10は、半導体スイッチ11をオフ、スイッチ13をオン制御し、コンデンサ12に充電された余剰エネルギーを矢印Dの経路でコンデンサ7に再充電させることで、コンデンサ12に蓄えられていたエネルギーを回生させる。この回生エネルギーは、コンデンサ7とコンデンサ12の容量比で決まる大部分が回生され、次回にコンデンサ7を急速充電するときのエネルギーとして再利用される。
なお、抵抗8Aは矢印CおよびDの経路で放電および再充電する際に発生する過電流保護として介挿させたものであり、従来の余剰エネルギーを消費するものではない。このため、抵抗8Aに代えて、リアクトルとすることも可能である。
(実施形態2)
図2は、本発明の他の実施形態を示す回路構成図である。同図が、図1と異なる部分は、微調整回路にある。図2における微調整回路は、半導体スイッチ11に代えて、微調整電圧設定用定電圧ダイオード14と、逆流阻止用ダイオード15を直列接続回路とした点にある。
図2の構成において、コンデンサ7から抵抗8Aを通した放電による電圧微調整には、コンデンサ7の充電電圧が目標電圧V*を越えた状態で定電圧ダイオード14が導通してダイオード15を通してコンデンサ12に放電させる。
その後、コンデンサ7が負荷側に放電された後、半導体スイッチ13をオン制御することで、コンデンサ12に充電された余剰エネルギーをコンデンサ7へ再充電される。
なお、実施形態1,2では、コンデンサ7の急速充電回路をチョッパ方式とする場合を示すが、他の方式のものにして、同等の作用効果を得ることができる。例えば、インバータ回路による高圧交流電圧を発生させ、この整流電流でコンデンサ7を急速充電することができる。
本発明の実施形態を示す回路構成図。 本発明の他の実施形態を示す回路構成図。 従来の回路構成図。 図3における各部波形図。
符号の説明
1 高圧直流電源
2、3、9、11、13 半導体スイッチ
4 リアクトル
5、6、15 ダイオード
7 電力用コンデンサ
8、8A 抵抗
10 制御装置
14 定電圧ダイオード

Claims (2)

  1. 負荷の直流電源とする電力用コンデンサを目標電圧を上回る電圧まで急速充電する急速充電手段と、急速充電された前記電力用コンデンサを放電させてその充電電圧を目標電圧に微調整する電圧微調整手段とを備えた電力用コンデンサの充電装置であって、
    前記電圧微調整手段は、前記電力用コンデンサを余剰エネルギー蓄積用コンデンサに放電させて目標電圧まで電圧微調整を行う第1のスイッチ回路と、
    前記電力用コンデンサから負荷に放電をした後、前記余剰エネルギー蓄積用コンデンサに蓄積された電荷を該電力用コンデンサに再充電させる第2のスイッチ回路とを備えたことを特徴とする電力用コンデンサの充電装置。
  2. 前記第1のスイッチ回路は、半導体スイッチまたは定電圧ダイオードと逆流阻止用ダイオードの直列回路としたことを特徴とする請求項1に記載の電力用コンデンサの充電装置。
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