JP2008154016A - 無線端末及び無線通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】隣接端末情報を同報送信する送信制御手段と、自無線端末以外の無線端末から、当該無線端末の隣接端末情報を受信する受信制御手段とを備え、受信制御手段は、受信した隣接端末情報と自無線端末の隣接端末情報とに基づき、1又は複数の転送処理用アドレス宛の通信情報を受信し、送信制御手段は、受信された隣接端末情報と自無線端末の隣接端末情報とに基づき、1又は複数の転送処理用アドレスのうち何れかを送信元とする通信情報を送信するものである。
【選択図】図1
Description
図1は実施の形態1に係る無線通信システムの構成を示す図である。図に示すように、無線通信システムは、通信情報を送受信する機能を有する複数の無線端末101により構成され、無線端末101がネットワークに参加する際に転送処理用アドレスが割り当てられ、この転送処理用アドレスに基いて複数の無線端末101間で通信情報を中継するものである。図1において、無線端末101間を結ぶ実線及び点線は、この実線及び点線で結ばれた2つの無線端末101が互いに通信可能であることを示している。また、実線はパケットの転送に用いられている経路を示し、点線はパケットの転送に用いられていない経路を示している。さらに、無線端末101の中に示した数字は、パケットを転送するために割り当てられた転送処理用アドレス(以下、単に「アドレス」という)を示し、無線端末101の中に示したアルファベットは、各無線端末101を物理的に特定する不変のアドレス(以下、「物理アドレス」という)を示している(以下、無線通信システムの構成を示す図において同様である)。
尚、以下の説明において、複数の無線端末101のうち、アドレスを用いて無線端末101を識別するときは、端末(アドレス)で示す。例えば無線端末101のアドレスが1のとき、「端末1」という。また、複数の無線端末101のうち、物理アドレスを用いて無線端末101を識別するときは、端末(物理アドレス)で示す。例えば無線端末101の物理アドレスがAのとき、「端末A」という。また、特に識別しないときは、単に「端末」という。
以下、図1を用いて例を述べる。端末Aは、コーディネータであるためにネットワークを開始した時点でアドレス「0」を自身で割り当てて使用する。次に、端末Bは、端末Aに接続し、ネットワークに参加する。この際に端末Aが端末Bにアドレス「1」を割り当てる。端末C〜端末Kも同様にしてネットワークに参加し、アドレスの割り当てを受ける。アドレスの割り当てを受けた後、周辺の端末から信号を受信すると隣接端末管理部206の情報を更新する。例えば端末Kでは、親が「1」、その他が「0,2,22」となる。尚、図1では点線で示したパケットの転送に用いられない経路は端末B及び端末Kに関してのみ表示している。
図4は実施の形態1に係る代替動作におけるシーケンス図である。図4は図1において端末Bと端末Cとが双務代替関係(後述)を結び、アドレスを交換するシーケンスの例である。尚、図4に示す動作は端末B及び端末Cに限らず、他の端末間との関係においても同様である。
以下、本実施の形態における無線端末101の代替動作について図1のネットワーク構成を例に、図3(a)〜(c)及び図4のステップS401〜S412を参照しながら説明する。ここで、「代替動作」とは、転送のために用いるアドレスを、複数の端末間で交換又は単一の端末が複数のアドレスを所持することで、パケットを転送する動作を端末間で代替することをいう。
まず、端末間で代替動作が可能な端末(以下、「代替可能端末」という)であるか否かを判断する動作について以下に説明する。
上述のように端末がネットワークに参加すると親端末からアドレスが割り当てられ(S401)、子端末に対してアドレス割り当てを行う(S402)。ネットワークが構成されると、図3に示すように、無線端末101の隣接端末管理部206には、端末のアドレス(図3の「アドレス」列)、並びに、当該端末との間のリンク(通信可能な端末)をその端末がパケットの転送に用いる端末(親子の関係にある端末)のアドレス(図3の「転送リンク」列)及びその他の転送に用いない端末のアドレス(図3の「その他リンク」列)の情報(以下、「隣接端末情報」という)が周辺端末から集められ情報管理テーブルとして保存される。
(例1)端末1からの隣接端末情報(転送リンク:0,2,12,22、その他リンク:3,7,11)を受信した端末22は、端末1が転送に用いているデータリンク層の宛先端末(0,2,12,22)への経路の情報を持っているか否かを計算する。
この場合、端末22の隣接端末情報は、転送リンク:1、その他リンク:0,2,12であり、端末1が転送に用いている宛先端末への経路の情報を持っているので、端末22は端末1の代替可能端末となる(図3(a)及び(b)参照)。
(例2)端末1からの隣接端末情報(転送リンク:0,2,12,22、転送リンク:3,7,11)を受信した端末2は、端末1が転送に用いているデータリンク層の宛先端末(0,2,12,22)への経路を端末2が持っているか否かを計算する。
この場合、端末2の隣接端末情報は、転送リンク:1,3,7,11、その他リンク:22であり、端末1が転送に用いている宛先端末への経路の情報を持っていない(0,12への経路がない)ので、端末2は端末1の代替可能端末とならない(図3(a)及び(c)参照)。
(例3)端末1からの隣接端末情報(転送リンク:0,2,12,22、その他リンク:3,7,11)を受信した端末22は、端末22が転送に用いているデータリンク層の宛先端末1への経路を端末1が持っているか否かを計算する。
この場合は持っているので(隣接情報には含まれないが隣接端末情報を送信した端末そのものであるので持っていると判断する)、端末1は端末22の代替可能端末となる(図3(a)及び(b)参照)。
(例4)端末1からの隣接端末情報(転送リンク:0,2,12,22、その他リンク:3,7,11)を受信した端末2は、端末2が転送に用いているデータリンク層の宛先端末1,3,7,11への経路を端末1が持っているか否かを計算する。
この場合、端末2の隣接端末情報は、転送リンク:1,3,7,11、その他リンク:22であり、端末2が転送に用いている宛先端末への経路の情報を端末1が持っているので、端末1は端末2の代替可能端末となる(図3(a)及び(c)参照)。
次に、端末間の双方又は一方の端末が、代替動作を行うことが可能な関係(以下、「代替関係」という)にあるか否かを判断する動作(以下、「代替関係を結ぶ」という)について説明する。尚、端末間の双方が代替動作を行うことが可能な端末を「双務代替端末」といい、端末間の一方の端末が代替動作を行うことが可能な端末を「片務代替端末」という。
代替通知を受信した代替対象端末は、自端末が代替通知を送信した端末の代替が可能である双務代替端末又は片務代替端末であるか否かを判定し、判定した結果と端末自身の状態(電池残量、通信負荷、既に他の端末と代替関係を結んでいるか否か等の所定の条件)に基づいて、以下の応答1〜応答3の何れかの応答を行う(S406)。
(応答2)自端末は代替通知を送信した端末の代替が不可能であるが、他の端末との代替関係に影響がなく、代替通知を送信した端末が自端末の代替だけを行う場合には、代替通知に対する受け取り確認通知のみを送信し、代替通知を送信した端末が当該代替通知の受け取り確認通知を送信した端末の代替動作を行う代替関係を結ぶ(以下、「片務代替関係」という)。
(応答3)他の端末との代替関係等によって、代替通知を送信した端末との代替関係を結ばない場合には、代替通知に対する拒否通知を送信する。
次に、双務代替関係又は片務代替関係を結んだ端末間で代替動作を行うため、端末のアドレス変更する動作(以下、「代替を実行」という)について説明する。
(手順2)代替要求信号を受信した端末(被代替端末)は、自端末の状況、通信・転送すべき情報を踏まえて、代替要求を受け入れるか否かを決定し、要求を受け入れる場合は代替受諾信号を、要求を受け入れない場合は代替拒否信号を返信する(S408)。
(手順3)代替受諾信号を受信した端末(代替端末)は、自端末に加えて被代替端末のアドレス宛の信号(パケット)の受信、及び被代替端末のアドレスを送信者とする信号(パケット)の送信を実行(転送)する。
(手順4)双務代替関係を結んでいる2つの端末間では、上記手順1〜手順3を代替端末と被代替端末との動作を入れ替えて再度実行する。これにより、相互にアドレスを交換することができる(S409,S410)。
代替動作を実行した各端末は、受信する必要のあるパケットの受信処理を行う。ここで、受信する必要のあるパケットとは、データリンク層の宛先が、双務代替関係を結んだ場合には代替相手のアドレス、片務代替関係を結んだ場合には自端末のアドレス及び代替相手のアドレスを指す。このような受信処理の宛先に応じた動作を、以下の受信処理1〜受信処理3に示す。
代替を実行したデータリンク層のアドレスに基いて通常の転送処理を行う。片務代替関係を結んでいる場合には、転送時のデータリンク層の送信元は、受信時のデータリンク層の宛先と同じアドレスを用いる。また、転送先が自端末であり、代替を行っている場合には、実際に信号を送信することなく端末内部で受信処理を再び行う。
代替相手端末が通信可能な状態であれば、相手端末の現在のアドレスに対して送信を行う。この際、代替関係を解決したことを示す符号を加える。一方、代替相手端末が通信不可能な状態であれば、自端末のバッファにデータを保持し、通信可能になった時点で転送を行う。
通常の受信処理を行う。
端末0から端末3への信号(パケット)が生成されると、まず、端末0から端末1への転送が行われ、端末Bが受信する。端末Bは端末3宛の転送先を計算すると端末2となる。端末2は端末Bが代替しているので再び端末2が受信したとみなして受信し、転送処理を行う。端末2が受信した後の転送先は端末3であるので、端末Bは端末3への転送を実行し、端末Dが受信する。この際、ネットワーク層の宛先が端末C宛すなわちアドレス「2」宛の通信は、一度端末Bが受信した後に、代替関係を解決したことを示す符号を付けて、データリンク層の宛先及びネットワーク層の宛先をアドレス「2」宛にして送信される。
代替中止の手順は、中止の必要性を認識した端末が、代替相手端末に対して代替終了要求信号を送信し(S411)、当該信号を受信した代替相手端末が代替終了受諾信号を送信することにより中止する(S412)。
双務代替関係を結んだ2つの端末の通信量、及び転送量に偏りがある場合には負荷の高い端末の消費電力が多くなり、消費電力が不均等になる。そこで、代替関係を用いて役割を入れ替えることで、消費電力の均等化を実現する。
図1の例では、端末Bと端末Kは双務代替関係を結ぶことができる。端末Bは端末Aと端末A以外すべての端末との通信が経由するなど転送量が極めて大きいと考えられる。一方、端末Kは端末K自身が送受信する信号のみを扱うことになり中継処理を一切行わない。この例では端末Bと端末Kの消費電力には大きな差異が存在する。
そこで、図5に示すように、定期的にアドレス「1」とアドレス「22」を、端末B及び端末K間で交換することによって、端末Bと端末Kの消費電力を均等化することが可能となる。さらに、アドレス交換を行わない場合と比較すると端末Bの寿命が延長されるので、ネットワーク全体のライフタイムも延長される。
端末に故障が発生すると、当該端末を経由する通信が不可能となるために転送経路が変更となる。通常のネットワークにおいては代替端末以外の周辺の端末はルーティングテーブルの変更、またはZigBeeのツリーネットワークにおいては端末のアドレスの変更が必要となる。
従って、代替関係にある端末は、被代替端末からの信号(パケット)を一定時間受信しなかった場合などの被代替端末の故障が疑われる場合には、代替要求信号を送信し、代替を実行する。これにより、代替動作によって代替端末以外は一切の情報を変更することなく、ネットワーク全体が動作することが可能となる。
図1の例では、端末Bが故障すると、端末Aと端末C〜端末Kの通信全てが不可能となる。従来のZigBeeネットワークでは、一度端末C〜端末Kに割り当てたアドレスを破棄し、ネットワークを再構築するか、個々の端末と端末Aとの間に独自に転送経路を設定する手法が存在するが、前者はアドレスの変更、後者は通信量の激増を招く。
本実施の形態1では、端末Kが端末Bの故障を検知すると、端末1宛の信号を受信して転送する処理を行う。従って端末C〜端末Kはアドレスを変更する必要もなく、独自の迂回経路を設定する必要もない。尚、この動作は端末の故障時だけではなく、転送に用いていたリンクが障害物などによって切断された場合にも同様の動作が行われ、ネットワーク全体に影響を及ぼすことなく通信経路を変更することが可能となる。
非同期型通信システムにおいては、転送処理を行う端末は転送信号を受信するタイミングを事前に知ることができないので、受信機の電源を常時入れておき受信待機状態を保つ必要がある。一方で、転送処理を行わないネットワークの末端に位置する端末は、自端末のデータを送信する際及び受信すべきデータの有無を自端末が接続している端末に問い合わせる際にだけ受信機の電源を入れる必要がある。
従って、各端末のネットワーク上の位置から得られる転送処理の必要性の有無情報に基づき、転送処理の必要性のない端末のアドレスを変更して転送経路を変更し、転送処理の均等化及び転送処理を行う端末数の削減を実現することで、ネットワークの末端に存在する端末数を増やすことができ、ネットワーク全体の消費電力を大きく抑えることができる。
図1の例では、端末Bは端末Cの動作を代替することが可能である。そこで、図6に示すように、端末Bが端末Cの動作を代替することで、端末Cは端末D、端末E及び端末F宛のパケットを転送する必要がなくなり、ネットワークの末端に位置することになる。このために端末Cの消費電力は大きく削減される。
ZigBeeのツリールーティングで用いられているアドレス割り当て方式は、予めネットワークの最大サイズに制限を加えることによって、ネットワークに新たに参加した端末に対して、参加時に接続した端末が自律的にアドレスを割り当てることを可能にしている。具体的には、ネットワークに参加する全端末が、各端末に子として接続可能な中継端末数、及び末端端末数、コーディネータからの中継回数の最大値を共有している必要がある。すなわち、このようなネットワークにおいてはアドレス割り当ての都合上、中継端末を余分に設置ことが必要になる場合がある。
従って、アドレスの情報を複数の端末間で受け渡して単一の端末が複数のアドレス宛のパケットを中継することによって、ツリー型アドレス割り当て方式における制限よって定まる端末の接続数以上の端末を接続したネットワーク構成を実現する。
そこで、代替関係を用いることで、よりコーディネータに近い端末が多くの端末を収容することが可能となる。
例えば、図6に示すように、端末Bが端末Cの代替を行うことで、端末D、端末E、端末Fと端末Aとの通信における中継回数は1回減少する。また、端末Bは代替関係を用いることで、自端末に接続している子となる端末の数を3(2,12,22)から6(2,12,22,3,7,11)に増やすことができる。
例えば、図4において、端末Bが代替要求信号を送信し(S407)、当該信号を受信した端末Cが代替受諾信号と代替要求信号とをあわせた代替受諾要求信号を送信し(S408及びS409)、端末Bが受信した代替受諾信号への対応と受信した代替要求信号に対する代替受諾信号の送信(S410)を行う。このような動作を行うことにより、端末間でやり取りされる信号量を削減することができる。
上記実施の形態1の動作に加え、本実施の形態2では、実施の形態1で示した代替関係を、直接通信のできない2端末間で実行する。尚、無線端末101の構成は実施の形態1と同様である。
代替中継端末は、2端末の代替関係が確立し、破棄されるまで、2つの端末間の通信を維持する必要がある。従って、代替中継端末になるか否かは、他の端末との代替関係を考慮した上で決定する必要がある。
この場合、端末1の転送リンクは「0,2」であり、端末23の隣接端末情報に全て含まれる。また、端末23の転送リンクは「0」であり、端末1の隣接端末情報に全て含まれるので、端末1及び端末23が相互に代替可能であることを判断し、端末1及び端末23に代替可能通知を行う。その後、上述した実施の形態1と同様に、端末1と端末23との間に代替関係が形成され、必要に応じて代替が実行される。
Claims (22)
- 通信情報を送受信する機能を有する複数の無線端末により構成され、前記無線端末がネットワークに参加する際に転送処理用アドレスが割り当てられ、該転送処理用アドレスに基いて前記複数の無線端末間で通信情報を中継する無線通信システムに用いられる無線端末であって、
少なくとも自無線端末の転送処理用アドレスの情報及び自無線端末と通信可能な無線端末の転送処理用アドレスの情報を含む隣接端末情報を同報送信する送信制御手段と、
自無線端末以外の前記無線端末から、該無線端末の隣接端末情報を受信する受信制御手段と
を備え、
前記受信制御手段は、
受信した前記隣接端末情報と自無線端末の前記隣接端末情報とに基づき、1又は複数の転送処理用アドレス宛の通信情報を受信し、
前記送信制御手段は、
受信された前記隣接端末情報と自無線端末の前記隣接端末情報とに基づき、1又は複数の転送処理用アドレスのうち何れかを送信元とする通信情報を送信することを特徴とする無線端末。 - 前記受信制御手段は、
自無線端末以外の前記無線端末から隣接端末情報を受信したとき、受信した該隣接端末情報と自無線端末の前記隣接端末情報とに基づき、自無線端末は、受信した前記隣接端末情報を送信した無線端末(以下、代替対象端末と称する)の、前記通信情報を中継する動作を代替することが可能な無線端末(以下、代替可能端末と称する)であるか否か、及び前記代替対象端末は、自無線端末の代替可能端末であるか否かを判断し、所定の条件に応じて、自無線端末及び/又は代替対象端末の転送処理用アドレス宛の通信情報を受信し、
前記送信制御手段は、
所定の条件に応じて、自無線端末及び/又は代替対象端末の転送処理用アドレスを送信元とする通信情報を送信することを特徴とする請求項1記載の無線端末。 - 前記送信制御手段は、
前記隣接端末情報に含む、自無線端末と通信可能な無線端末の転送処理用アドレスの情報を、前記通信情報の中継に用いる無線端末の転送処理用アドレス(以下、転送リンクと称する)の情報と前記通信情報の中継に用いる無線端末の転送処理用アドレス(以下、その他リンクと称する)の情報とに区分して前記隣接端末情報を送信し、
前記受信制御手段は、
前記代替対象端末から受信した前記隣接端末情報の転送リンクの情報が、自無線端末の前記隣接端末情報の転送リンク及びその他リンク並びに自無線端末の転送処理用アドレスの情報に含まれるとき、自無線端末は前記代替対象端末の代替可能端末であると判断し、
自無線端末の隣接端末情報の転送リンクの情報が、前記代替対象端末から受信した前記隣接端末情報の転送リンク及びその他リンク並びに前記代替対象端末の転送処理用アドレスの情報に含まれるとき、前記代替対象端末は自無線端末の代替可能端末であると判断することを特徴とする請求項2記載の無線端末。 - 前記受信制御手段は、
自無線端末以外の複数の前記無線端末から隣接端末情報を受信し、受信した該隣接端末情報と自無線端末の前記隣接端末情報とに基づき、
自無線端末と通信可能な無線端末であり、且つ、自無線端末以外の前記複数の無線端末間の直接通信が不可能な無線端末の組み合わせを抽出し、
該無線端末の組み合わせのうち、一方が他方の代替可能端末であるか又は相互に代替可能端末であるか否かを判断し、
前記送信制御手段は、
前記無線端末の組み合わせのうち、代替可能端末であると判断された無線端末に対して、代替対象端末の前記隣接端末情報を含む代替可能通知を送信することを特徴とする請求項2又は3記載の無線端末。 - 前記受信制御手段は、
代替可能通知を受信したとき、受信した該代替可能通知に基づき、所定の条件に応じて、自無線端末及び/又は代替対象端末の転送処理用アドレス宛の通信情報を受信し、
前記送信制御手段は、
所定の条件に応じて、自無線端末及び/又は代替対象端末の転送処理用アドレスを送信元とする通信情報を送信することを特徴とする請求1記載の無線端末。 - 前記受信制御手段は、
前記代替可能端末から代替通知を受信し、
前記送信制御手段は、
前記代替通知が受信されたとき、
自無線端末が前記代替可能端末の代替動作が可能なとき、前記代替通知に対する返信通知を返信し、
自無線端末が前記代替可能端末の代替動作が不可能であり、且つ、前記代替可能端末に自無線端末の代替動作をさせることが可能なとき、前記代替通知に対する受け取り確認を送信することを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の無線端末。 - 前記送信制御手段は、
自無線端末が代替可能端末であると判断されたとき、前記代替対象端末に対して代替通知を送信し、
前記受信制御手段は、
前記代替通知に対する返信を受信したとき、当該返信を送信した前記無線端末を相互に代替動作が可能な端末(以下、双務代替端末と称する)であると判断し、
前記代替通知に対する受け取り確認を受信したとき、自無線端末は、当該受け取り確認を送信した前記無線端末の代替動作を行う端末(以下、片務代替端末と称する)であると判断することを特徴とする請求項2〜6の何れかに記載の無線端末。 - 前記受信制御手段は、
前記双務代替端末の転送処理用アドレス宛の通信情報を受信し、
前記送信制御手段は、
前記双務代替端末の転送処理用アドレスを送信元とする通信情報を送信することを特徴とする請求項7記載の無線端末。 - 前記受信制御手段は、
自無線端末及び前記片務代替端末の転送処理用アドレス宛の通信情報を受信し、
前記送信制御手段は、
自無線端末又は前記片務代替端末の転送処理用アドレスを送信元とする通信情報を送信することを特徴とする請求項7記載の無線端末。 - 前記送信制御手段は、
定期的に前記隣接端末情報を同報送信し、
前記受信制御手段は、
前記隣接端末情報を受信する度に、自無線端末は代替対象端末の代替可能端末であるか否か、及び代替対象端末は自無線端末の代替可能端末であるか否かを判断することを特徴とする請求項2〜9の何れかに記載の無線端末。 - 前記送信制御手段は、
所定の条件に応じて、前記双務代替端末又は前記片務代替端末に対して代替要求信号を送信し、
代替要求信号が前記受信制御手段により受信されたとき、
所定の条件に応じて、前記双務代替端末又は前記片務代替端末に対して代替受諾信号を送信することを特徴とする請求項6〜10の何れかに記載の無線端末。 - 前記受信制御手段は、
前記双務代替端末から代替受諾信号を受信したとき、前記双務代替端末の転送処理用アドレス宛の通信情報を受信し、
前記送信制御手段は、
前記双務代替端末から代替受諾信号が受信されたとき、前記双務代替端末の転送処理用アドレスを送信元とする通信情報を送信することを特徴とする請求項11記載の無線端末。 - 前記送信制御手段は、
前記双務代替端末からの前記代替要求信号が前記受信制御手段により受信されたとき、所定の条件に応じて、
前記代替受諾信号と前記代替要求信号とを合わせて前記双務代替端末に対して送信することを特徴とする請求項11又は12記載の無線端末。 - 前記受信制御手段は、
前記片務代替端末から代替受諾信号を受信したとき、自無線端末及び前記片務代替端末の転送処理用アドレス宛の通信情報を受信し、
前記送信制御手段は、
前記片務代替端末から代替受諾信号が受信されたとき、自無線端末又は前記片務代替端末の転送処理用アドレスを送信元とする通信情報を送信することを特徴とする請求項11記載の無線端末。 - 前記送信制御手段は、
定期的に隣接端末情報を送信し、
前記受信制御手段は、
一定期間、自無線端末以外の前記無線端末から前記隣接端末情報を受信しないとき、
前記双務代替端末又は/及び前記片務代替端末の代替動作を行うことを特徴とする請求項7〜14の何れかに記載の無線端末。 - 前記受信制御手段は、
受信した隣接端末情報又は通信情報の受信電力値に基づき、前記代替動作を行う代替対象端末を選択することを特徴とする請求項2〜15の何れかに記載の無線端末。 - 請求項1〜16の何れかに記載の無線端末を複数備えたことを特徴とする無線通信システム。
- 請求項1〜16の何れかに記載の無線端末を複数備え、
各無線端末の転送処理用アドレスを定期的に変更することによって、各無線端末の消費電力を均等化を実現することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1〜16の何れかに記載の無線端末を複数備え、
前記無線端末の故障又は通信経路の切断に対して、当該無線端末の代替可能端末の転送処理用アドレスを変更することによって、転送経路の変更を実現することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1〜16の何れかに記載の無線端末を複数備え、
各無線端末のネットワーク上の位置から得られる転送処理の必要性の有無情報に基づき、転送処理の必要性のない無線端末の転送処理用アドレスを変更して転送経路を変更することによって、転送処理の均等化及び転送処理を行う無線端末数の削減を実現することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1〜15の何れかに記載の無線端末を複数備え、
木構造に基づいた転送処理用アドレスの割り当てが行われる無線通信システムにおいて、
転送処理用アドレスの情報を複数の無線端末間で受け渡して単一の無線端末が複数の転送処理用アドレス宛の通信情報を中継することによって、木構造の階層によって定まる無線端末の接続数以上の無線端末を接続したネットワーク構成を実現することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項16記載の無線端末を複数備え、
前記無線端末間で送受信する隣接端末情報又は通信情報の受信電力値に基づき、代替動作を行う代替対象端末を選択することを特徴とする無線通信システム。
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