JP2008152327A - 業務処理システム、オンライントレードシステム、データベースアクセス方法およびデータベースアクセスプログラム - Google Patents

業務処理システム、オンライントレードシステム、データベースアクセス方法およびデータベースアクセスプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】業務処理プログラムのバグにより、データベースの他のデータに誤ってアクセスすることを防止し、システムの信頼性をより向上する。
【解決手段】業務処理システム2であって、端末1から送信された要求に基づいて検索条件を取得し、記憶手段42に記憶する検索条件取得手段41と、要求に応じた業務処理を行い、データベースへのアクセス要求を生成する業務処理手段32と、記憶手段42から検索条件を読み出して当該検索条件を送出する検索条件送出手段43と、検索条件送出手段43が送出した検索条件を業務処理手段32が生成したアクセス要求に付加し、データベース7にアクセスするアクセス手段5と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データベースへの誤ったアクセスを防止する業務処理システム、オンライントレードシステム、データベースアクセス方法およびデータベースアクセスプログラムに関する。
OS(Operating System)上で動作し、業務処理プログラム(アプリケーションプログラム)に対してOSよりも高度で具体的な機能を提供するミドルウェアが存在する。ミドルウェアは、OSと業務プログラムの中間に位置し、OSやハードウェアによる違いを吸収し、様々なプラットフォームで動作する業務プログラムの開発を容易にするというメリットがある。
特許文献1には、システム運用に関する機能を実行させるプラットフォーム・システムと、当該プラットフォーム・システムによるシステム運用下で所定の個別業務に関する機能を実行させる個別業務処理システムとを備える業務処理システムが記載されている。
特開2002−32222
さて、一般的な業務処理プログラムは、データベースにアクセスし、所定の業務処理を実行する。ここで、業務処理プログラムのバグ(不具合)により、データベースから誤ったデータを取得し、または、誤ったデータを更新してしまう可能性がある。業務処理プログラムの開発規模が大きくなるにつれてプログラムのバグも多くなるため、大規模システムにおいては、全てのバグを発見し、修正することは困難な場合が多い。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、業務処理プログラムのバグにより、データベースの他のデータに誤ってアクセスすることを防止し、システムの信頼性をより向上することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、業務処理システムであって、端末から送信された要求に基づいて検索条件を取得し、記憶手段に記憶する検索条件取得手段と、前記要求に応じた業務処理を行い、データベースへのアクセス要求を生成する業務処理手段と、前記記憶手段から検索条件を読み出し、当該検索条件を送出する検索条件送出手段と、前記検索条件送出手段が送出した検索条件を前記業務処理手段が生成したアクセス要求に付加し、前記データベースにアクセスするアクセス手段と、を有する。
また、本発明は、複数の証券会社が共同利用するオンライントレードシステムであって、 端末から送信された要求から証券会社コードおよび/または投資家コードを取得し、記憶手段に記憶する検索条件取得手段と、前記要求に応じた業務処理を行い、データベースへのアクセス要求を生成する業務処理手段と、前記記憶手段から証券会社コードおよび/または投資家コードを読み出し、当該証券会社コードおよび/または投資家コードを送出する送出手段と、前記送出手段が送出した証券会社コードおよび/または投資家コードを検索条件として前記業務処理手段が生成したアクセス要求に付加し、前記データベースにアクセスするアクセス手段と、を有する。
また、本発明は、業務処理システムが行う、データベースアクセス方法であって、端末から送信された要求に基づいて検索条件を取得し、記憶部に記憶する検索条件取得ステップと、前記要求に応じた業務処理を行い、データベースへのアクセス要求を生成する業務処理ステップと、前記記憶部から検索条件を読み出し、当該検索条件を送出する検索条件送出ステップと、前記検索条件送出ステップで送出した検索条件を前記業務処理ステップで生成したアクセス要求に付加し、前記データベースにアクセスするアクセスステップと、を行う。
また、本発明は、業務処理システムが実行する、データベースアクセスプログラムであって、前記業務処理システムに、端末から送信された要求に基づいて検索条件を取得し、記憶部に記憶する検索条件取得ステップと、前記要求に応じた業務処理を行い、データベースへのアクセス要求を生成する業務処理ステップと、前記記憶部から検索条件を読み出し、当該検索条件を送出する検索条件送出ステップと、前記検索条件送出ステップで送出した検索条件を前記業務処理ステップで生成したアクセス要求に付加し、前記データベースにアクセスするアクセスステップと、を実行させる。
本発明では、業務処理プログラムのバグにより、データベースの他のデータに誤ってアクセスすることを防止し、システムの信頼性をより向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用されたオンライントレードシステム2(業務処理システム)の全体構成図である。本実施形態では、複数の証券会社が図示するオンライントレードシステム2を共同利用し、各々の投資家にネットワークを介してオンライントレードサービスを提供するものとする。
図示するオンライントレードシステム2は、業務処理プログラム3により実現される、入出力部31と、業務処理部32とを有する。入出力部31は、プレゼンテーション層(Presentation Layer)に相当し、投資家端末1から送信された各種の要求を受け付けるとともに、当該要求に対する応答を投資家端末1に送信する。業務処理部32は、ビジネスロジック層(Business Logic Layer)に相当し、株の売買、約定照会、口座照会などオンライントレードに関する業務処理を行う。また、業務処理部32は、業務処理を行う際に、データベースを操作するためのアクセス要求を生成する。
また、オンライントレードシステム2は、ミドルウェア4により実現される、検索条件取得部41と、記憶部42と、検索条件送出部43と、判別部44とを有する。検索条件取得部41は、投資家端末1から送信された要求から検索条件を取得し、記憶部42に記憶する。検索条件送出部43は、記憶部42に記憶された検索条件を読み出し、アクセス部5に送出する。判別部44は、業務処理部32が生成したアクセス要求から前記検索条件と同じデータ項目に設定された設定情報を特定し、特定した設定情報と記憶手段42の検索条件とが一致するか否かを判別する。
また、オンライントレードシステム2は、アクセス部5と、定義ファイル6と、データベース7とを有する。アクセス部5は、検索条件送出部43が送出した検索条件を業務処理部32が生成したアクセス要求に付加し、データベース7にアクセスする。本実施形態では、O/Rマッピング(Object/Relational Mapping)ツールの1つであるHibernateを、アクセス部として用いるものとする。O/Rマッピングは、オブジェクト指向言語で扱う「オブジェクト」と「リレーショナルデータベース(RDB)のレコード」とを対応付けるものである。これにより、アプリケーション側でのデータベースに関する処理を容易にすることができる。
定義ファイル6には、データベース7のテーブルとオブジェクトとをマッピングするためのテーブル定義情報が記憶されている。テーブル定義情報は、データベース7に格納されているテーブル毎に作成されるものとする。なお、テーブル定義情報については、後述する。
本実施形態のデータベース7は、リレーショナルデータベースであって、複数のテーブルが格納されている。また、本実施形態では、複数の証券会社がデータベース7(テーブル)を共用するものとする。したがって、データベース7上の大部分のテーブルには、証券会社コードと投資家IDとがキーとして設定されているものとする。
なお、投資家が使用する投資家端末1は、インターネットなどのネットワーク9を介して、オンライントレードシステム2に接続される。各投資家端末1は、オンライントレードシステム2に各種の処理を要求するWebブラウザを有する。
図2は、定義ファイル6に記憶されたテーブル定義情報の一例を示す図である。
図示するテーブル定義情報には、テーブルのカラム(列)毎に、カラム名、データ型などが記述されたマッピング定義61と、検索条件として追加されるフィルター定義62とが含まれている。本実施形態のフィルター定義62には、証券会社コードと投資家IDとが記述され、マッピング定義61の証券会社コードのフィールドおよび投資家IDのフィールドにはチェックアノテーション63が設定されている。また、フィルター定義62には、証券会社コードおよび投資家IDのWHERE句が記述されている。
上記説明した、オンライントレードシステム2および投資家端末1は、いずれも、例えば図3に示すようなCPU901と、メモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、キーボードやマウスなどの入力装置904と、ディスプレイやプリンタなどの出力装置905と、ネットワーク接続するための通信制御装置906と、を備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。
本実施形態では、オンライントレードシステム2のCPU901が、業務処理プログラム3、ミドルウェア4およびHibernate5を実行することにより、オンライントレードシステム2の各機能が実現される。なお、オンライントレードシステム2の記憶部42、定義ファイル6およびデータベース7には、オンライントレードシステム2のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。また、オンライントレードシステム2は、複数のサーバによって構成されるものであってもよい。
次に、本実施形態のデータ参照時の処理について説明する。
図4は、データ参照時のオンライントレードシステム2のフローチャートである。
まず、投資家は、投資家端末1を用いて、オンライントレードシステム2にアクセスする。すなわち、投資家端末1は、投資家が指定した所定の証券会社用のURL(Uniform Resource Locator)を宛先として、オンライントレードシステム2にアクセスし、ログイン要求を送信する。
図5は、各投資家端末1が、所定の証券会社用のWebページにアクセスする処理を模式的に示した図である。前述のとおり、本実施形態のオンライントレードシステム2は、複数の証券会社が共同利用するものである。そのため、オンライントレードシステム2は、各投資家端末1が指定したURLに対応する証券会社用のWebページを生成し、要求元の投資家端末1に送信する。
図示する例では、A証券会社のユーザの投資家端末1aは、A証券会社用のURLを指定してオンライントレードシステム2にアクセスする。これにより、オンライントレードシステム2は、A証券会社用のWebページ8aを生成し、要求元の投資家端末1aに送信する。同様に、B証券会社のユーザの投資家端末1bはB証券会社用のURLを指定し、C証券会社のユーザの投資家端末1cはC証券会社用のURLを指定して、オンライントレードシステム2にそれぞれアクセスする。これにより、オンライントレードシステム2は、B証券会社用のWebページ8bおよびC証券会社用のWebページ8cをそれぞれ生成し、要求元の投資家端末1b、1cにそれぞれ送信する。
オンライントレードシステム2の検索条件取得部41は、投資家端末1が指定したURLに対応する証券会社コードを取得し、記憶部42に記憶する(S11)。なお、オンライントレードシステム2を共同利用する各証券会社の証券会社コードと、各証券会社用のURLとはあらかじめ対応付けられ、メモリまたは外部記憶装置に記憶されているものとする。
そして、検索条件取得部41は、ログイン処理で投資家端末1が送信した投資家IDを取得し、記憶部42に記憶する(S12)。なお、検索条件取得部41は、各投資家端末1のセッションIDと関連付けて、S11の証券会社コードおよびS12の投資家IDを記憶部42に記憶する。
入出力部31は、投資家端末1から送信された投資家IDやパスワードなどを受け付けて、ログイン処理を行う(S13)。
そして、業務処理部32は、投資家端末1の要求に応じて、株式の売買などのオンライントレード業務を行い、データベース7にアクセスするためのアクセス要求を生成し、アクセス部5に送出する(S14)。データベースへのアクセスが参照要求の場合、業務処理部32は、アクセス要求としてSQLのSELECT文を生成し、データベースに所望のデータを要求する。
また、検索条件送出部43は、業務処理部32がSQL文をアクセス部に送出すると同時に、記憶部42に記憶された証券会社コードおよび投資家IDを読み出し、フィルター有効化指示とともに読み出した証券会社コードおよび投資家IDをアクセス部5に送出する(S15)。なお、検索条件送出部43は、業務処理部32が行っている処理のセッションIDを取得し、当該セッションに対応する証券会社コードおよび投資家IDを記憶部42から読み出すものとする。
アクセス部5は、業務処理部32が送出したSQLに、検索条件送出部43が送出した検索条件(証券会社コードおよび投資家ID)を付加し、SQLを書き換える(S16)。すなわち、アクセス部5は、フィルター有効化指示により、業務処理部32が送出したSQLに設定されたテーブル名のテーブル定義情報を定義ファイル6から特定する。そして、アクセス部5は、特定したテーブル定義情報のフィルター定義62(図2参照)を用いて、業務処理部32が送出したSQLに、証券会社コードおよび投資家IDを設定したWHERE句を追加する。
そして、アクセス部5は、書き換えたSQL文を用いて、データベース7から所望のデータ(レコード)を取得する。そして、アクセス部5は、テーブル定義情報を参照して、取得したデータをオブジェクト指向言語のオブジェクトに変換し、オブジェクトを業務処理部32に送出する(S17)。業務処理部32は、アクセス部5から取得したオブジェクトを用いて、投資家端末1への応答データを生成し、入出力部31を介して、投資家端末1に応答データを送信する。
本実施形態では、業務処理部32が生成したSQLに、検索条件送出部43が送出した証券会社コードおよび投資家IDを検索条件として付加する。これにより、業務処理プログラムのバグにより、業務処理部32が誤って他の証券会社(または、他の投資家)のデータを参照するようなSQLを生成する場合であっても、アクセス部5が正しい証券会社の証券会社コード(または、投資家ID)を検索条件として付加するため、データの誤参照を確実に防止することができる。
例えば、業務処理部32が、本来はA証券会社のデータを参照すべきであるのに、誤ってB証券会社のデータを参照するようなSQLを生成した場合、アクセス部5が書き換えるSQLは以下のようになるため、該当するレコード無しのエラーとなる。
SELECT ・・・・・・
WHERE 証券会社コード= 'B証券会社' AND 証券会社コード= 'A証券会社'
この場合、業務処理部32は、所定のエラー処理を行うものとする。
次に、本実施形態のデータ更新時の処理について説明する。
図6は、データ更新時のオンライントレードシステム2のフローチャートである。
S21からS23の処理は、データ参照時のS11からS13の処理(図4参照)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
S24において、業務処理部32は、投資家端末1の要求に応じて、株式の売買などのオンライントレード業務を行い、データベース7を更新するためのアクセス要求を生成し、アクセス部5に送出する(S24)。データベースの更新には、データの入力、データの更新、データの削除がある。業務処理部32は、更新内容が設定されたアクセス要求を生成する。なお、業務処理部32は、更新用のアクセス要求として、オブジェクト指向言語のオブジェクトを生成する場合、またはSQL(INSERT文、UPDATE文、DELETE文)を生成する場合が考えられる。また、生成されたオブジェクトまたはSQLには、業務処理部32が設定した証券会社コードおよび投資家IDが含まれているものとする。
そして、ミドルウェアの判別部44は、業務処理部が生成したアクセス要求が正しいか否かを判定する(S25)。すなわち、判別部44は、業務処理部32が行っている処理のセッションIDを取得し、当該セッションに対応する証券会社コードおよび投資家IDを記憶部42から読み出す。そして、判別部44は、アクセス要求(オブジェクトまたはSQL)に設定された証券会社コードおよび投資家ID(以下、「設定情報」)を抽出し、抽出した設定情報と記憶部42から読み出した証券会社コードおよび投資家IDとが一致するか否かを判別する。
証券会社コードおよび投資家IDがアクセス要求の設定情報と一致する場合(S25:YES)、判別部44は、業務処理部32が生成したアクセス要求を、アクセス部5に送出する(S26)。アクセス部5は、アクセス要求に基づいて、データベース7の所定のデータ(レコード)を更新し、更新結果を業務処理部32に送出する(S27)。
なお、アクセス要求がオブジェクトの場合、アクセス部5は、テーブル定義情報を参照して当該オブジェクトをSQLに変換し、当該SQLを用いてデータベース7を更新する。また、アクセス要求がSQLの場合、アクセス部5は、当該SQLを用いて、データベース7を更新する。業務処理部32は、アクセス部5から取得した更新結果を用いて、投資家端末1への応答データを生成し、入出力部31を介して、投資家端末1に応答データを送信する。
一方、証券会社コードまたは投資家IDがアクセス要求の設定情報と一致しない場合(S25:NO)、判別部44は、業務処理部32が生成したアクセス要求を、アクセス部5に送出せずに破棄する(S28)。この場合、業務処理部32が生成したアクセス要求は、業務処理プログラムのバグにより、他の証券会社または他の投資家IDのデータに対する誤った更新要求である。判別部44がアクセス要求をアクセス部5に送出せずに破棄することにより、誤ったデータ更新を事前に防止することができる。そして、判別部44は、エラー情報を業務処理部32に送出する。業務処理部32は、所定のエラー処理を行うものとする。
以上説明した本実施形態では、業務処理部32が生成したSQLに、検索条件送出部43が送出した証券会社コードおよび投資家IDを検索条件として付加する。これにより、業務処理プログラムのバグにより、業務処理部32が誤って他の証券会社または他の投資家のデータを参照するSQLを生成した場合であっても、アクセス部5が正しい証券会社コードおよび投資家IDを検索条件として付加するため、データの誤参照を確実に防止することができる。すなわち、業務処理プログラム以外のミドルウェアでデータベース7へのアクセスをチェックするため、システムの信頼性をより向上することができる。
また、本実施形態では、データの誤参照を防止できるため、複数の証券会社が共同利用するシステムにおいて、情報漏洩のリスクを低減することができる。
また、本実施形態では、データベースへの更新を行う際に、記憶部42に記憶された証券会社コードと投資家IDとがアクセス要求の設定情報と一致するか否かを判別し、一致しない場合は、業務処理部32が生成したアクセス要求をアクセス部5に送出せずに破棄する。これにより、業務処理プログラムのバグにより、他の証券会社または他の投資家IDのデータに対する誤った更新処理を事前に防止することができる。したがって、本実施形態では、業務処理プログラムにバグがある場合でも、データベースの整合性を維持することができる。
また、本実施形態では、アクセス部5にO/RマッピングツールのHibernateを用い、テーブル定義情報にあらかじめフィルター定義(図2参照)を設定する。これにより、業務処理部32が生成したアクセス要求に、容易に検索条件を付加することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、証券会社コードおよび投資家IDを検索条件としたが、証券会社コードのみ、または投資家IDのみを検索条件としてもよい。また、業務処理の内容に応じて、他のデータ項目を検索条件とすることも考えられる。
また、上記実施形態では、テーブル定義情報のフィルター定義に証券会社コードおよび投資家IDを設定することとしたが、証券会社コードまたは投資家IDを持たないテーブルについては、フィルター定義は設定しない。この場合、検索条件送出部43が、フィルター有効化指示を送出しても、フィルター定義が設定されていないため、アクセス部5は、不要な検索条件を付加することはない。
本発明の一実施形態が適用されたオンライントレードシステムの全体構成図である。 定義ファイルのテーブル定義情報の一例を示す図である。 各装置のハードウェア構成例を示す図である。 オンライントレードシステムのデータ参照時のフローチャートである。 所定の証券会社用のWebページにアクセスする処理の模式図である。 オンライントレードシステムのデータ更新時のフローチャートである。
符号の説明
1:投資家端末、2:オンライントレードシステム、3:業務処理プログラム、31:入出力部、32:業務処理部、4:ミドルウェア、41:検索条件取得部、42:記憶部、43:検索条件送出部、44:判別部、5:アクセス部、6:定義ファイル、7:データベース、9:ネットワーク

Claims (8)

  1. 業務処理システムであって、
    端末から送信された要求に基づいて検索条件を取得し、記憶手段に記憶する検索条件取得手段と、
    前記要求に応じた業務処理を行い、データベースへのアクセス要求を生成する業務処理手段と、
    前記記憶手段から検索条件を読み出し、当該検索条件を送出する検索条件送出手段と、
    前記検索条件送出手段が送出した検索条件を前記業務処理手段が生成したアクセス要求に付加し、前記データベースにアクセスするアクセス手段と、を有すること
    を特徴とする業務処理システム。
  2. 請求項1記載の業務処理システムであって、
    前記業務処理手段が生成したアクセス要求が前記データベースへの更新要求の場合、前記アクセス要求から前記検索条件と同じデータ項目に設定された設定情報を抽出し、抽出した設定情報と前記記憶手段の検索条件とが一致するか否かを判別する判別手段を、さらに有し、
    前記判別手段は、一致する場合は前記アクセス要求を前記アクセス手段に送出し、一致しない場合は前記アクセス要求を破棄すること
    を特徴とする業務処理システム。
  3. 請求項1記載の業務処理システムであって、
    前記アクセス手段に、Object/RelationalマッピングツールのHibernateを用いること
    を特徴とする業務処理システム。
  4. 請求項3記載の業務処理システムであって、
    前記データベースに格納されたテーブルのテーブル定義情報を、さらに有し、
    前記テーブル定義情報には、前記検索条件が記述されたフィルター定義が含まれ、
    前記検索条件送出手段は、前記検索条件とともに前記フィルター定義の有効化指示を、前記アクセス手段に送出すること
    を特徴とする業務処理システム。
  5. 請求項1記載の業務処理システムであって、
    前記業務処理手段が生成するアクセス要求は、SQL文またはオブジェクトであること
    を特徴とする業務処理システム。
  6. 複数の証券会社が共同利用するオンライントレードシステムであって、
    端末から送信された要求から証券会社コードおよび/または投資家コードを取得し、記憶手段に記憶する検索条件取得手段と、
    前記要求に応じた業務処理を行い、データベースへのアクセス要求を生成する業務処理手段と、
    前記記憶手段から証券会社コードおよび/または投資家コードを読み出し、当該証券会社コードおよび/または投資家コードを送出する送出手段と、
    前記送出手段が送出した証券会社コードおよび/または投資家コードを検索条件として前記業務処理手段が生成したアクセス要求に付加し、前記データベースにアクセスするアクセス手段と、を有すること
    を特徴とするオンライントレードシステム。
  7. 業務処理システムが行う、データベースアクセス方法であって、
    端末から送信された要求に基づいて検索条件を取得し、記憶部に記憶する検索条件取得ステップと、
    前記要求に応じた業務処理を行い、データベースへのアクセス要求を生成する業務処理ステップと、
    前記記憶部から検索条件を読み出し、当該検索条件を送出する検索条件送出ステップと、
    前記検索条件送出ステップで送出した検索条件を前記業務処理ステップで生成したアクセス要求に付加し、前記データベースにアクセスするアクセスステップと、を行うこと
    を特徴とするデータベースアクセス方法。
  8. 業務処理システムが実行する、データベースアクセスプログラムであって、
    前記業務処理システムに、
    端末から送信された要求に基づいて検索条件を取得し、記憶部に記憶する検索条件取得ステップと、
    前記要求に応じた業務処理を行い、データベースへのアクセス要求を生成する業務処理ステップと、
    前記記憶部から検索条件を読み出し、当該検索条件を送出する検索条件送出ステップと、
    前記検索条件送出ステップで送出した検索条件を前記業務処理ステップで生成したアクセス要求に付加し、前記データベースにアクセスするアクセスステップと、を実行させること
    を特徴とするデータベースアクセスプログラム。
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