JP2008150883A - Lock tool for sliding door - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、引戸用ロック具に関する。 The present invention relates to a sliding door lock.
特許文献1や特許文献2に記載されているように、普通一般の引戸錠としての引戸用ロック具は、(a)引戸の戸先、或いは下框、或いはまた上框に錠箱内装の鎌片、デッドボルト等の係合片を設け、一方、前記係合片が係脱する凹所を有する受け部材は、固定部材である戸枠の縦枠や下枠或いは上枠に設けている。
As described in
また、普通一般の引戸錠は、(b)引戸に設けられたシリンダ錠の鍵穴に合鍵を差込み、該合鍵を操作することによって、またはサムターンを操作することによって、係合片が固定部材の受け部材に対して出没する。さらに、普通一般の引戸錠は、(c)閉戸時には引戸が戸枠の縦枠に衝突する。 Ordinary ordinary sliding door locks have (b) the engagement piece is received by the fixing member by inserting the key into the keyhole of the cylinder lock provided in the sliding door and operating the key or operating the thumb turn. Infest with the member. Furthermore, in ordinary and ordinary sliding door locks, (c) when the door is closed, the sliding door collides with the vertical frame of the door frame.
ところで、現在、合鍵を回転操作しないで、指で操作片を摘み、かつ、簡単に操作して施錠状態又は解錠状態にできる(いわゆる操作性が良い)引戸用ロック具の出現が要望されている。また、普通一般の引戸以外の引戸に対象を広げるために、普通一般の引戸錠の有する(a)ないし(c)の特質に拘泥しない新規な引戸錠の出現も要望されている。
本発明の第1の目的は、ロック具の操作性の向上を図り、指で操作片を摘み、かつ、簡単に施錠状態及び解錠状態にすることができることである。第2の目的は、係合スライダーを安定的に水平移動させることができることである。第3の目的は、従来の引戸錠とは違う、いわば逆転の発想により、固定部材としての戸枠に取り付け基体を取り付けると共に、該取り付け基体の方に施錠片的な機能を持たせ、一方、可動体としての引戸の方に受け部材を取り付けることにより、上げ下げ型シャッターや吊り下げ型ランナー方式の引戸錠として利用することができることである。その他の目的は、解錠時、操作片を少し操作すると、係合スライダーが自動的に収納位置へと移行すること、解錠状態に於いて、係合スライダーの先端部が突出しないように保持することができること、取り付け基体の内部に各構成部材を合理的に組み込むことなどである(内部スペースの有効的活用)。 The first object of the present invention is to improve the operability of the locking device, to pick up the operation piece with a finger, and to easily enter the locked state and the unlocked state. The second object is that the engagement slider can be stably moved horizontally. The third purpose is different from the conventional sliding door lock, so to speak, by the idea of reverse rotation, the mounting base is attached to the door frame as a fixing member, and the mounting base has a locking piece function, By attaching the receiving member to the sliding door as the movable body, it can be used as a sliding door lock of a raising / lowering shutter or a hanging runner system. The other purpose is that when the operation piece is slightly operated during unlocking, the engagement slider automatically moves to the storage position, and in the unlocked state, the tip of the engagement slider does not protrude. This can be done, and each component member can be rationally incorporated in the mounting base (effective use of the internal space).
本発明の引戸用ロック具は、戸枠の縦枠に形成した切欠部に嵌め込むように固定されると共に、一端面を基準にして出没する係合スライダーを備えたケース状の取り付け基体と、一方、戸先の切欠部に嵌め込むように固定されると共に、引戸の閉鎖時に前記一端面と対向する係合凹所を有する受け部材とで引戸用ロック具を構成し、解錠状態から施錠状態への移行時、前記一端面と交差する取り付け基体の正面側に位置する係合スライダーの操作片を水平方向に操作すると、該係合スライダーは前記取り付け基体の一端面から突出して、その突出先端部が前記係合凹所に入り込むことを特徴とする。 The sliding door lock device of the present invention is fixed so as to be fitted into a notch formed in the vertical frame of the door frame, and has a case-like mounting base provided with an engagement slider that protrudes and protrudes with respect to one end surface; On the other hand, the sliding door locking device is constituted by a receiving member which is fixed so as to be fitted into the notch portion of the door tip and has an engaging recess facing the one end surface when the sliding door is closed, and is locked from the unlocked state. At the time of transition to the state, when the operating piece of the engaging slider located on the front side of the mounting base that intersects the one end face is operated in the horizontal direction, the engaging slider protrudes from the one end face of the mounting base. A tip portion enters the engagement recess.
(1)ロック具の操作性の向上を図ることができる。例えば係合スライダーの操作片に指をあてがい、そのまま係合スライダーを押圧操作するだけで良い。
もちろん、操作片を指で摘んでそのまま水平方向へ操作するだけでよい。
(2)係合スライダーは安定的に水平移動する。
(3)上げ下げ型シャッター方式や吊り下げ型ランナー方式の引戸錠として利用することができる。この場合、受け部材は幅広の係合凹所を有することから、チリ寸法に対応して、ロック具の係合片を係合凹所に入れることができる。
(3)係合手段と共に戻しバネが構成要件である場合には、解錠時、操作片を少し操作すると、係合スライダーが自動的に収納位置へと移動する。
(4)実施例によっては、解錠状態に於いて、係合スライダーの先端部が突出しないように保持することができる、取り付け基体に各構成部材をコンパクトに収めることができる等の利点もある。
(1) The operability of the locking device can be improved. For example, it is only necessary to apply a finger to the operation piece of the engagement slider and press the engagement slider as it is.
Of course, it is only necessary to pick the operation piece with a finger and operate it in the horizontal direction.
(2) The engagement slider stably moves horizontally.
(3) It can be used as a sliding door lock of a raising / lowering shutter type or a hanging type runner type. In this case, since the receiving member has a wide engagement recess, the engagement piece of the lock tool can be put into the engagement recess in accordance with the chile size.
(3) When the return spring is a constituent requirement together with the engagement means, the engagement slider is automatically moved to the storage position when the operation piece is slightly operated during unlocking.
(4) Depending on the embodiment, in the unlocked state, there is an advantage that the tip of the engaging slider can be held so as not to protrude, and each component can be stored compactly on the mounting base. .
以下、図1乃至図14は、本発明の最良の形態の第1実施例である。 1 to 14 show a first embodiment of the best mode of the present invention.
(1)ロック具1−取付け基体2と受け部材50
図1はロック具1の取付け基体2と受け部材50をそれぞれ示す斜視図である。図1(a)は、ケース状の取付け基体2であり、この取付け基体2は、戸枠31の縦枠31aに形成した切欠部33に嵌め込むように固定されると共に、一端面2aを基準にして出没する係合スライダー4を備えている。その場合には、戸枠31の縦枠31aの中央部(中央部寄りの部位も含む)の外面に形成された縦長切欠部33に嵌め込まれる。
(1) Locking tool 1-mounting
FIG. 1 is a perspective view showing the
一方、図1(b)は、取付け基体2とセットで用いられる金属製の受け部材50で、この受け部材50の少なくとも一側面には、前記取付け基体2に内装されている係合スライダー4の突出先端部4aと係合可能な係合凹所51が形成されている。
On the other hand, FIG. 1B shows a
受け部材50は、引戸32の戸先に形成された縦長切欠部34に嵌め込むように固定される。本実施例では、固定部材(例えば戸枠)31側の係合スライダー4を内装する取付け基体2と、引戸32の閉鎖時に取付け基体2の一端面2aと対向する係合凹所51を有する可動体側の受け部材50との組み合わせにより引戸用ロック具1を構成する。以下、本発明の構成要件について順次説明する。
The
(2)受け部材50
まず、説明の便宜上、図1乃至図3を参照にして、受け部材50から説明する。図1(b)で示すように、受け部材50は、金属製の板をプレスで折り曲げ形成して、例えば外観上、長箱状に形成する。この受け部材50の新規事項を指摘すれば次のとおりである。
(2) Receiving
First, for convenience of explanation, the
まず、戸枠側の取付け基体2と組み合わせて用いられること。付言すると、引戸32の戸先の切欠部34に係合凹所51を有する受け部材50を取り付け、一方、戸枠31の縦枠の切欠部33に取付け基体2を取り付けて、「引戸用ロック具1」として使用することができること。
First, it must be used in combination with the
次に、引戸の閉鎖時、受け部材50の係合凹所51と取付け基体2の係合スライダー4が対向し、施錠状態にする場合には、操作片5を指で摘んで、又は操作片5に指をあてがって水平方向へ操作すると、係合スライダー4は前記凹所51側へと前進し、その突出外端部4aが係合凹所51内に入り込むこと。
Next, when the sliding door is closed, when the engagement recess 51 of the receiving
次に、受け部材50の係合凹所51内に該係合凹所51を複数(例えば二分)に区分けする仕切り片52を設け、引戸の閉鎖時、取付け基体2の係合スライダー4と対向する第1凹所51aは、係合スライダー4を受止める係止用として使用され、一方、他方の露呈する第2凹所51bは引手用として使用されること。
Next, a
そして、前記仕切り片52は、図2で示すように、縦方向の柱状或いは棒状体であり、引戸の閉鎖時、該棒状体を押し込むことが可能である。本実施例では、仕切り片52は、上下端部に螺合部(例えばメネジ)52aを有しており、受け部材50の上下の壁50aに形成した貫通小孔53及び複数個の固着具54を介してケース状受け部材50の凹所51内を二分するように螺着される。
As shown in FIG. 2, the
符号55は、第1凹所51aを形成する内壁面で、この内壁面55は係合スライダー2のフラット形状、鉤形状、ラッチ形状等の突出先端部4aを受止める係止用として使用される。一方、符号56は前記内壁面55と対向する第2凹所51bの内壁面で、この内壁面56は引戸32を開ける際の引手用として利用される。その他の事項は割愛する。
(3)取付け基体2の基本的構成
まず、図1、図4乃至図14を参照にして取付け基体2の基本的構成を説明する。取付け基体2は、ケース状取り付け基体2と、この取り付け基体2の収納部分3に水平動自在に設けられ、かつ、取り付け基体2の一端面2aを基準にして出没可能な係合スライダー4と、前記一端面2aと交差する取り付け基体2の正面側2bに位置する操作片5とから成り、前記操作片5は複数本の固着具6を介して前記係合スライダー4の板状中央部の正面壁20aに固定されている。操作片5は、摘み部分5aと取付け基端部5bとから構成され、複数個の固着具用貫通孔8を有している。
(3) Basic Configuration of
ここで、特に図5と図9を参照にして係合スライダー4の構成を多少説明すると、係合スライダー4は、その上下端部側に取り付け基体2のレール部13にスライド嵌合する一対の嵌合部24を有すると共に、該嵌合部24に連続する板状中央部20の正面壁20aの後端部寄りの部位には、固着具用の複数個のメネジ7が形成されている。なお、板状中央部20は正面向きの凹所状に形成され、この凹所内に操作片5の取付け基端部5b側が位置付けられている。
Here, the configuration of the
また、係合スライダー4の上下端部(後述する足部21a)には、少なくとも施錠状態並びに解錠状態の時に取り付け基体2の被係合部16に係合する係合手段17が設けられていると共に、該係合スライダー4を常時収納部分の方向に付勢する上下一対の戻しバネ15が配設されている。
Further, engaging means 17 for engaging with the engaged
上記構成に於いて、操作片5を所定量水平方向へと操作すると、係合スライダー4は取り付基体2のレール部13に案内されて、取り付基体2の一端面2aから突出する。その突出先端部4aが、引戸の受け部材50の凹所51に入り込むと施錠状態である。一方、操作片5を逆方向へと所定量水平操作すると、係合スライダー4は同様に取り付基体2のレール部13に案内されて、取り付基体2の収納部分3へと戻る。
In the above configuration, when the
(4)取付け基体2の具体的構成
取付け基体2の具体的構成を説明する。なお、一部の符号は省略している。まず、図4は、施錠状態における取付け基体2の正面図である。この正面図を基準にすると、2aは取り付け基体2の右側の一端面(ここでは「先端面」とする)、2bは一端面2aと交差する正面、2cは左側の他端面(ここでは「後端面」とする)、2dは上面、2eは下面である。したがって、取り付け基体2の裏側が背面2fとなる。
(4) Specific Configuration of
本実施例の取り付け基体2は、縦長ケース状に形成され、かつ、先後の端面2a、2cがそれぞれ開口するケース本体10と、このケース本体10の後端面2cの開口を閉鎖する閉鎖板11とから成り、前記ケース本体10の正面2bの中央部には、図5で示すように、コ字形状の収納部分3と連通する断面段差状の矩形開口12が形成され、この矩形開口12内に縦長の操作片5の全体が収まっていると共に、矩形開口12の奥部に収納部分3内に突出する上下の外壁面にレール部13を形成されている。
The mounting
次に、図7は、取付け基体2の正面から見た縦断面の概略説明図である。この図7は解錠状態における取付け基体2の内部構造を示す。取付け基体2の収納部分3を構成する上端部と下端部には、段差面を有するバネ収納部が形成され、これらのバネ収納部には、係合スライダー4を常時内部方向に付勢する上下一組の戻しバネ15、15が配設されている。
Next, FIG. 7 is a schematic explanatory view of a longitudinal section viewed from the front of the mounting
そして、横に配設された戻しバネ15の先端部は、例えばケース本体10のバネ端支持部に支持され、一方、戻しバネ15の後端部は、係合スライダー4の横向き上下脚状部分21の足部21aに小突起状に設けたバネ端支持部25にそれぞれ支持されている(図9参照)。
The front end portion of the
さらに、本実施例では、戻しバネ15を独立項の限定要件とした場合の付加的事項として、ケース本体10の収納部分3を形成する上方の内壁面並びに下方の内壁面に所要間隔を有して前後一組の被係合部(凹所溝、貫通孔等)16がそれぞれ形成されている。
付言すると、前側に位置する被係合部16には、図8で示すように、係合スライダー4が前進して、取付け基体2が施錠状態になった場合に於いて、係合スライダー4の脚部21に設けた係合手段(例えばボールプランジャー具) 17の先端部17aが圧接係合する。
Further, in the present embodiment, as an additional matter when the
In addition, as shown in FIG. 8, the engaged
一方、後側に位置する被係合部16には、図7で示すように、係合スライダー4が内部に後退して、取付け基体2が解錠状態になった場合に於いて、前記係合手段17の先端部17aが圧接係合する。加えて、ケース本体10には、その四隅に取り付け孔18が形成されている。その他の事項の説明は割愛する。
On the other hand, as shown in FIG. 7, the engaged
(5)係合スライダー4の具体的構成
ここでは、図9を参照にして、さらに係合スライダー4の具体的構成を説明する。係合スライダー4は、板状中央部20と、この中央部20に上下の部位に突出状態に連設する上下脚部21とから成る。
(5) Specific Configuration of
しかして、上下の脚部21の対向内壁面には、ケース本体10の上下のレール部分(案内部分)13にそれぞれスライド嵌合(係合)するする端面弧状の嵌合部24が形成されている。また、前述したように、上下の脚部21の足部21aには、垂直長孔を介して上下一対の係合手段17がそれぞれ固定的に取り付けられている。また、足部21aの突起部分の垂直面には、上下一対のバネ端支持部25が突設されている。
Thus, on the opposing inner wall surfaces of the upper and
(6)引戸用ロック具1−引戸錠
本発明の引戸用ロック具(引戸錠)1の目的は、例えば戸枠の縦枠や下枠に取付け基体2を取り付けると共に、該取付け基体2の方にデッド或いは鎌片的な機能を持たせ、一方、引戸の方に受け部材50を取り付けることにより、上げ下げ型シャッター方式や吊り下げ型ランナー方式の引戸錠として利用することである。
(6) Sliding door locking device 1-sliding door lock The purpose of the sliding door locking device (sliding door lock) 1 of the present invention is to attach the mounting
そこで、図10乃至図14を参照にして、ロック具1を利用した引戸錠を説明する。これらの図に於いて、31は戸枠、32は吊り下げ型ランナー方式の引戸(引戸の一種)、2は戸枠31の縦枠31aの形成した切欠部分33に固定的に嵌め込まれた取付け基体、一方、50は戸枠31の外壁面(図面上、向こう側の壁面)に対向状態となる(例えば戸先が戸枠31にぶつからない)引戸32の戸先の切欠部分34に固定的に嵌め込まれた受け部材50である。受け部材50の凹所51は、戸枠31の内壁面(図面上、手前側)の方に見える。
Then, with reference to FIG. 10 thru | or FIG. 14, the sliding door lock using the
このように、本発明の引戸用ロック具1は、引戸32の戸先に凹所51を有する受け部材50を取り付け、一方、戸枠31の縦枠に取付け基体2を取り付けることにより、引戸錠としての機能を発揮する。
Thus, the sliding
(7)ロック具1を施錠状態にする場合
まず、図10、引戸32の閉鎖時、受け部材50の凹所51と取付け基体2の一端面2a(係合スライダー4)が対向し、かつ、操作片5を指で水平方向へと操作した結果、施錠状態となった場合を示す。
(7) When the
本発明の基本的構成で説明したように、操作片5水平方向へと操作すると、係合スライダー4は取り付基体2のレール部13に案内されて、取り付基体2の一端面2aから突出する。その突出先端部4aが、引戸32の受け部材50の凹所51に入り込むと施錠状態となる。
As described in the basic configuration of the present invention, when the
本実施例では、係合スライダー4は、取り付基体2に形成した被係合部16と係合する係合手段17を備えているので、完全施錠時、前記係合手段17は取り付基体2の被係合部16に係合する。
In this embodiment, the engaging
図11乃至図14は、引戸32を施錠状態にする場合の手順を示したものである。まず、図11は取付け基体2が解錠状態に於いて、引戸32を矢印A方向へ閉めようとしている中途状態を示す。
FIG. 11 to FIG. 14 show the procedure for bringing the sliding
取付け基体2が解錠状態の場合には、操作片5は、図4の左側(実線の箇所)に位置している。また、係合スライダー4の突出先端部4aは、収納部分3に位置している。つまり、係合スライダー4は取付け基体2の内部に完全に収まっている。
When the mounting
次に、図12は引戸32を閉めた結果、引戸32の戸先が戸枠31の縦枠31aの内壁面に対向するように位置した状態である。この時、引戸を閉めた者は、受け部材50の第1凹所51aを取付け基体2の係合スライダー4に対向させる必要がある。もし、引戸32が所望の閉鎖位置に停止していないときは、受け部材50の仕切り片52を手で押し込むようにする。
Next, FIG. 12 shows a state in which the sliding
図12で示すように受け部材50の第1凹所51aと取付け基体2の係合スライダー2が対向した場合には、操作片5を摘み、図4で示す仮想線の位置までそのまま水平移動させる。
As shown in FIG. 12, when the
図13は、解錠状態から施錠状態へと移行する中途状態を示す。また、図14は施錠状態を示す。施錠状態のときは、係合スライダー4の突出外端部4aが受け部材50の第1凹所51a内に入り込む。したがって、引戸32を受け部材50の露呈する第2凹所51bを利用して自由に開くことができない。
FIG. 13 shows an intermediate state in which the unlocked state shifts to the locked state. FIG. 14 shows a locked state. When in the locked state, the protruding
(8)ロック具1を解錠状態にする場合
操作片5を逆方向へと操作すると、係合スライダー4は同様に取り付基体2のレール部13に案内されて、取り付基体2の収納部分3へと戻る。本実施例では、取り付基体2の収納部分3に単数又は複数の戻しバネ15を内装しているので、係合スライダー4は戻しバネ15のバネ力を利用して初期の解錠位置へと戻る。
(8) When the
本実施例では、解錠状態に於いても、係合スライダー4は、係合手段17を介して取り付け基体2の被係合部16に係合する。したがって、引戸32が開放中に係合スライダー4の先端部が戸枠の外壁面或いは取り付け基体の一端面2aが突出しないので、邪魔になることがない。なお、ロック具1を施錠状態にする場合とは逆の態様となる。
In this embodiment, even in the unlocked state, the
発明の実施の形態で示した実施例に於いて、受け部材の凹所51は、少なくとも一側面に設けられているが、他側面(向こう側)にも設けても良い。また、特に図示しないが、係合スライダー4の形状は任意に設計変更することができる。例えば係合スライダー4の突出先端部4aの正面側は、図9で示すように、弧状に形成して、いわゆるラッチ的機能を持たせているが、突出先端部4aの向こう側の面(背面側の係合面)が、図19で示したように受け部材50の第1凹所51aの内壁面55に当たればよいことから、必ずしもラッチ的機能を持たせる必要はなく、普通一般のデッドボルトの形状にしても良い(角型、棒状型など)。
In the embodiment shown in the embodiment of the invention, the
次に、図15乃至図19に示す第2実施例について説明する。なお、第1実施例と同一の部分には同一又は同様の符号を付して重複する説明を省略する。 Next, a second embodiment shown in FIGS. 15 to 19 will be described. The same parts as those in the first embodiment are denoted by the same or similar reference numerals, and redundant description is omitted.
第2実施例に於いて、第1実施例と主に異なる点は、(a)ロック具1Aの係合スライダー4Aの構成、(b)取付け基板2Aの内部構成、(c)取付け基板2Aのケース本体10の正面側の壁と操作片5Aの位置関係である。
The second embodiment is mainly different from the first embodiment in that (a) the configuration of the
前記(a)については、図18に示す通り、板かまぼこの「かまぼこ本体部分」、或いは先端部が弧状に形成された「シンプルな板体」に見える。付言すると、第2実施例の係合スライダー4Aは、嵌合部を有する上下端部と凹所状の中央部との区別がなく、上端部21Aから下端部21Bに至るまで同一の肉厚で形成されている。なお、第1実施例の足部21aに相当する後端部の上下部位には、前記上端部21Aの上面及び下端部21Bの下面からそれぞれ突出する部分に上下一対の係合手段17及びバネ端支持部25をそれぞれ備えている事項は同じである。
About (a), as shown in FIG. 18, it looks like a “kamaboko main body part” of a plate kamaboko, or a “simple plate body” whose tip is formed in an arc shape. In other words, the
また、前記(b)については、係合スライダー4Aがシンプルな板体に形成されていることから、上下の弧状嵌合部に嵌合する突状のレール部は存在しない。さらに、前記(c)については、操作片5Aの摘み部分5aの一部又は全部(本実施例)が、取り付け基板2Aの正面(表面)から突出し、その基端部5bが矩形開口(案内窓)12Aに案内される。なお、戸枠31Aの切欠部33Aは、内端面から外端面まで一連に形成され、ロック具1Aは前記切欠部33Aにぴったりと嵌りあっている。
Regarding (b), since the
このように、引戸用ロック具1Aの取り付け基板2Aの構成をシンプルな構成にしても、第1実施例の所期の目的等を達成することができる。
Thus, even if the configuration of the mounting
本発明は、主に錠前や建具の業界で利用される。 The present invention is mainly used in the locksmith and joinery industries.
図1乃至図14は本発明の最良の実施例(第1実施例)を示す各説明図。図15乃至図19は本発明の最良の実施例(第2実施例)を示す各説明図。
1、1A…ロック具、2,2A…取り付け基体、3…収納部分、4、4A…係合スライダー、4a…係合スライダーの突出外端部、5、5A…操作片、5a…摘み部分、5b…基端部、6…固着具、7…メネジ、8…貫通孔、10…ケース本体、11…閉鎖板、13…レール部、14…嵌合孔、15…戻しバネ、16…被係合部、17…係合手段、20…板状中央部、20a…正面壁、21A…上端部、21B…下端部、22…切欠部分、24…嵌合部、31、31A…戸枠、31a…縦枠、32…引戸、33、33A…戸枠の切欠部、34…戸先の切欠部、50…受け部材、51…係合凹所、51a…第1凹所、51b…第2凹所、52…仕切り片、55…第1凹所の内壁面、56…第2凹所の内壁面。
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2006
- 2006-12-19 JP JP2006340787A patent/JP2008150883A/en active Pending
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