JP2008149770A - Core for elastic crawler and elastic crawler - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は弾性履帯に用いられる芯金およびこの芯金を用いた弾性履帯に関する。 The present invention relates to a core bar used for an elastic crawler belt and an elastic crawler belt using the core bar.
弾性履帯(弾性クローラ)は、例えば、建設機械や農業機械の走行装置に用いられるものである。この弾性履帯は、ゴム材等によって無端帯状に形成されたものであり、その外周面には、牽引力を発揮するために複数のラグが形成されている。この弾性履帯の内部には、スチールコードからなる無端状の抗張体や、補強のための芯金が埋設されている(例えば、特許文献1等参照)。
芯金は、ゴム等で形成された弾性履帯中に埋設される翼部と、この翼部から突出した突起部とを備えている。この翼部の端部は、芯金の長手方向外方に向かうにつれて先細り状に形成されている。
The metal core includes a wing portion embedded in an elastic crawler belt formed of rubber or the like, and a protrusion protruding from the wing portion. The end portion of the wing portion is formed in a tapered shape as it goes outward in the longitudinal direction of the cored bar.
従来の弾性履帯は、芯金の端部が履帯本体の幅方向に先細り状に突出して形成されていたため、ラグの幅方向端部等が縁石等に乗り上げたり、壁面に接触して擦り上げられた場合等に、芯金の端部に応力が集中してしまい、履帯本体の幅方向の端部に亀裂(以下、「耳切れ」という)が生じる場合があった。特に、履帯本体の幅方向の端部が縁石や壁面に対して角度をもって接触し、回転しながら擦り上げられた場合に耳切れが早期に発生する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、履帯本体の耳切れを低減できる弾性履帯用芯金を提供することを目的とする。
In the conventional elastic crawler belt, the end of the metal core protrudes in a tapering shape in the width direction of the crawler belt main body, so that the end of the lug in the width direction rides on the curb or the like and is rubbed against the wall surface. In some cases, stress concentrates on the end of the core metal, and a crack (hereinafter referred to as “ear cut”) may occur in the end of the crawler belt body in the width direction. In particular, when the end in the width direction of the crawler belt body comes into contact with the curbstone or the wall surface at an angle and is rubbed while rotating, ear cuts occur early.
This invention is made | formed in view of such a situation, and it aims at providing the core metal for elastic crawler belts which can reduce the ear-cut of a crawler belt main body.
また、本発明は、履帯本体の耳切れを低減できる弾性履帯を提供することを目的とする。 Moreover, an object of this invention is to provide the elastic crawler track which can reduce the ear-cut of a crawler belt main body.
本発明は上記の課題を解決するために以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明に係る弾性履帯用芯金は、弾性履帯の履帯本体に埋設される翼部と、翼部の上面から突出した突起部とを有する弾性履帯用芯金において、翼部の長手方向端部の少なくとも1つの角部が上方に折曲状に形成され、この角部の裏面が翼部の底面に対して10°以上60°以下の角度で傾斜して形成されており、前記角部の裏面と翼部の底面との境界線が、翼部の長手方向に対して30°以上70°以下の角度で傾斜して形成されていることを特徴とする。
In order to solve the above problems, the present invention has taken the following technical means.
That is, an elastic crawler metal core according to the present invention is an elastic crawler metal core having a wing portion embedded in the crawler belt main body of the elastic crawler belt and a protrusion protruding from the upper surface of the wing portion. At least one corner portion of the end portion is bent upward, and the back surface of the corner portion is formed to be inclined at an angle of 10 ° to 60 ° with respect to the bottom surface of the wing portion. The boundary line between the back surface of the wing portion and the bottom surface of the wing portion is formed to be inclined at an angle of 30 ° or more and 70 ° or less with respect to the longitudinal direction of the wing portion.
このように、翼部の幅方向端部の角部を上方に折曲状に形成し、この角部の裏面を翼部の底面に対して所定の角度で傾斜状に形成することによって、この角部の裏面は、履帯本体に埋設されたときに、履帯本体の接地方向上方に面することになる。これによって、履帯本体の幅方向の端部が縁石や壁等に接して擦り上げられた場合であっても、この角部に対する応力集中が軽減される。これにより、履帯本体の耳切れを低減できるようになる。
また、本発明に係る弾性履帯用芯金は、前記翼部の底面と角部の裏面との境界部分に面取りが施されていることを特徴とする。
In this way, the corner of the wing portion in the width direction is bent upward and the back surface of the corner is inclined at a predetermined angle with respect to the bottom surface of the wing. The back surface of the corner portion faces upward in the grounding direction of the crawler belt body when embedded in the crawler belt body. Thereby, even when the end portion in the width direction of the crawler belt main body is rubbed against the curbstone or the wall, the stress concentration on the corner portion is reduced. Thereby, it becomes possible to reduce the ear-cut of the crawler belt main body.
Further, the core for elastic crawler belt according to the present invention is characterized in that a chamfer is applied to a boundary portion between the bottom surface of the wing portion and the back surface of the corner portion.
これによれば、芯金の翼部の底面と角部の裏面との境界部分に対する応力集中を軽減し、これによって、弾性履帯の耐カット性を向上できる。
また、本発明に係る弾性履帯は、前記芯金が履帯本体内に埋設され、この芯金の後方側の角部が上方に折曲状に形成されていることを特徴とする。
これによれば、弾性履帯の後進時において、この弾性履帯の幅方向の端部が縁石や壁面等に接触し、上方に擦り上げられた場合でも、この角部に対する応力集中を軽減し、これによって履帯本体の耳切れを低減できるようになる。
According to this, the stress concentration on the boundary portion between the bottom surface of the wing portion and the back surface of the corner portion of the cored bar is reduced, thereby improving the cut resistance of the elastic crawler belt.
Moreover, the elastic crawler belt according to the present invention is characterized in that the core metal is embedded in the crawler belt main body, and a corner portion on the rear side of the core metal is formed in a bent shape upward.
According to this, even when the elastic crawler belt reverses, the end of the elastic crawler belt in the width direction comes into contact with the curbstone or the wall surface and is rubbed upward, thereby reducing the stress concentration on the corner. As a result, it is possible to reduce the cutting of the crawler belt body.
また、本発明に係る弾性履帯は、前記履帯本体の外周面には、履帯本体の周方向に沿って複数のラグが形成されており、前記ラグは、履帯本体の幅方向の中心側の部分よりも履帯本体の幅方向の端部側の部分が後方に位置するように傾斜状に形成されていることを特徴とする。
この弾性履帯が後進し、その幅方向の端部が縁石や壁面等に接触したまま上方に擦り上げられた場合に、角部に対する応力集中を軽減し、履帯本体の耳切れを低減できる。
Further, in the elastic crawler belt according to the present invention, a plurality of lugs are formed along the circumferential direction of the crawler belt main body on the outer peripheral surface of the crawler belt main body, and the lug is a portion on the center side in the width direction of the crawler belt main body. Further, the crawler belt main body is formed in an inclined shape so that a portion on the end side in the width direction is located rearward.
When this elastic crawler belt is moved backward and the end in the width direction is rubbed upward with the curbstone or wall surface in contact with the elastic crawler belt, stress concentration on the corner portion can be reduced, and the cuff body can be cut off.
本発明によれば、履帯本体の耳切れを低減できる。 According to the present invention, it is possible to reduce the ear cut of the crawler belt main body.
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら説明する。
図1乃至図6は、本発明に係る弾性履帯1および弾性履帯用芯金8(以下、単に「芯金8」という)の一実施形態を示す。
本発明に係る弾性履帯1は、例えば、建設機械、農業機械等の作業機械の走行装置2に装着されるものである。この走行装置2は、例えば、スプロケット4、アイドラ5、複数の転輪6等の車輪をトラックフレーム3に回転自在に設けたものである。弾性履帯1は、この走行装置2の各車輪に巻き掛けられ、スプロケット4によって駆動されて走行するようになっている。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
1 to 6 show an embodiment of an
An
弾性履帯1は、図5、図6に示すように、符号Fで示す方向(以下、前方という)に回ったときに、作業機械が前進するように、そして、符号Rで示す方向(以下、後方という)に回ったときに、作業機械が後進するように、走行装置2に装着される。
図5に示すように、弾性履帯1は、無端帯状の履帯本体7を有している。履帯本体7は、ゴムを加硫成形することにより、無端状に形成される。なお、以下、この履帯本体7の帯長手方向を単に「周方向」(図中に符号Aで示す)といい、周方向Aに直交する帯幅方向を単に「幅方向」(図中に符号Bで示す)という。
As shown in FIGS. 5 and 6, the
As shown in FIG. 5, the
また、履帯本体7の幅方向Bの端部7aから履帯本体7の幅方向Bの中心C(図5において一点鎖線で示す)に向かう方向を「幅方向内方」という。また、履帯本体7の幅方向Bの中心Cから履帯本体7の幅方向Bの端部7aに向かう方向を「幅方向外方」という。 履帯本体7の外周面7cには、周方向Aに沿って複数のラグ14が形成されている。複数のラグ14は、履帯本体7の幅方向Bの中心Cを境にして、履帯本体7の幅方向Bの一方側に形成された第1ラグ列14Aと、他方側に形成された第2ラグ列14Bとに分かれて形成されている。第1ラグ列14Aのラグ14と、第2ラグ列14Bのラグ14は、互い違い(千鳥状)となるように形成されている。
Further, the direction from the
各ラグ14は、図5に示すように平面視において、履帯本体7の周方向Aに対して所定の角度で傾斜して形成されている。各ラグ14は、履帯本体7の幅方向Bの中心C側から外方に向かうにつれて、後方に徐徐に移行するような傾斜状に形成されている。
したがって、各ラグ14は、履帯本体7の幅方向Bの中心C側の部分14aよりも履帯本体7の幅方向端部7a側の部分14bが後方に位置している。
履帯本体7の幅方向Bの中心Cには、走行装置2のスプロケット4の歯が嵌る複数の孔15が形成されている。各孔15は履帯本体7を貫通して形成されている。各孔15は、履帯本体7の周方向Aに沿って所定のピッチで形成されている。
As shown in FIG. 5, each
Therefore, each
A plurality of
履帯本体7の内部には、スチールコード等からなる無端状の抗張体13が埋設されている(図示略)。
芯金8は、平面視においてほぼ長方形状に形成されている。この芯金8は、弾性履帯1の履帯本体7内に埋設される翼部9と、翼部9の上面9aから突出した突起部10とを有する。翼部9は、板状とされていて、芯金8の長手方向の一方側と他方側に設けられている。この翼部9は、履帯本体7の幅方向Bに沿ってこの履帯本体7に埋設される。
翼部9は、その底面9bが水平状に形成された平坦面となっている。翼部9の上面9aは、この底面9bに対して所定の角度で傾斜して形成されている。この翼部9の上面9aは、芯金8の長手方向の中心から翼部9の端部に向かうにつれて翼部9の底面9bに徐徐に近づくように傾斜している。これにより、芯金8の各翼部9は、その先端部に向かうにつれて厚さが徐徐に薄くなっている。
An endless tensile body 13 made of steel cord or the like is embedded in the crawler belt body 7 (not shown).
The
The
芯金8の翼部9は、その長手方向(図中に符号Gで示す)の端部の角部12が、上方に折曲状に形成されている。 この実施形態では、1つの翼部9における2つの角部12が上方に折曲状に形成されている。ここで、「上方」とは、翼部9の底面9bから上面9aに向かう方向をいう。これにより、角部12の表面12aは、翼部9の上面9aに対して所定の角度で上方に傾斜して形成されている。
前記2つの角部12の間には、折曲状とされていない非折曲部分16がある。図2に示すように、この非折曲部分16の表面16aと底面16bは、側面視において、翼部9の底面9bとほぼ平行となるように形成されている。なお、この角部12の先端は面取り処理がなされている。
As for the wing |
Between the two
上記のように角部12が上方に折曲状に形成されることにより、この角部12の裏面12bは、境界線21に垂直な断面方向で、翼部9の底面9b(または水平方向)に対して所定の角度αで傾斜して形成される(図3参照)。この傾斜角度αは、10°以上60°以下とされているのが望ましい。
角部12の裏面12bと翼部9の底面9bとの境界線21は、平面視において、翼部9の長手方向G(芯金8の長手方向)に対して所定の角度θで傾斜して形成されている(図1参照)。この傾斜角度θは、30°以上70°以下とされているのが望ましい。
As described above, the
A
翼部9の底面9bと角部12の裏面12bとの境界部分19に面取りが施されている。これにより、翼部9の底面9bと角部12の裏面12bは連続状につながって形成される。
各芯金8には2つの突起部10が形成されている。各突起部10は、芯金8の長手方向の中央部を挟んで、この芯金8の長手方向の一方側と他方側とに形成されている。この突起部10は、履帯本体7内から突き出ている。この突起部10は、走行装置2の転輪6等を所定の位置で回転できるように案内するものである。走行装置2の転輪6は、その位置が幅方向Bにずれたときに、この突起部10に当たり、脱輪が防止されるようになっている。
A chamfer is applied to a
Each cored
上記のような構成の弾性履帯1および芯金8によれば、翼部9の角部12が上方に折曲状に形成されることにより、この角部12の裏面12bが、履帯本体7の幅方向外方に向いて形成されることになる。
これにより、作業機械の走行中に、履帯本体7が縁石や壁面等に接触し、さらに擦り上げられた場合において、角部12の裏面12bが縁石等に面することなる。この場合において、角部12の裏面12bが履帯本体7に作用する応力を受けることになるため、この角部12に作用する応力集中を緩和できる。これにより、弾性履帯1は、履帯本体7の耳切れを低減できるようになる。
According to the
As a result, when the
また、翼部9の角部12の裏面12bと翼部9の底面9bとの境界部分19に面取りを施すことにより、この部分に対する応力集中をも軽減して、履帯本体7の耐カット性をさらに向上できる。
弾性履帯1が縁石に乗り上がる場合には、図8に示すように、弾性履帯1は縁石の壁面22に対して傾斜した状態からこの縁石に接触する。このように、弾性履帯1が傾斜した状態から縁石等に乗り上がる場合であっても、角部12の裏面12bと翼部9の底面9bとの境界線21が翼部9の長手方向Gに対して所定の角度で傾斜し、角部12の裏面12bがこの傾斜に対応して傾斜して形成されているので、この裏面12bは、縁石等の側面に対してできる限り平行となるように対面するようになる。
Further, by chamfering the
When the
したがって、図8に示すように弾性履帯1が縁石等に対して斜めに接触した場合であっても、角部12の裏面12bが履帯本体7に作用する応力を受けることにより、応力集中を緩和して耳切れを低減できるようになっている。
図7は本発明に係る芯金8の他の実施形態を示している。
上述した図1乃至図6の実施形態では、芯金8の各翼部9の2つの角部12が折曲状に形成されていたが、この実施形態では、2つの角部12のうちの1つが折曲状に形成されている。この芯金8は、上述した図1乃至図6の実施形態で示した履帯本体7内に埋設される。この場合、芯金8は、この折曲状に形成された角部12が折曲状に形成されていない角部12よりも後方側に位置するように埋設されるのが望ましい。その理由としては、後進時はオペレーターが後方障害物に気づきにくく、縁石等に接触し損傷事故等が発生するおそれがあるからである。前進時は、オペレーターが前方障害物を確認しやすく、後進時のようなおそれは少ない。本発明では2つの角部12が上方に折曲状とされるものに限らず、1つの翼部9において少なくとも1つの角部12が上方に折曲状とされていればよい。
Therefore, even when the
FIG. 7 shows another embodiment of the cored
In the embodiment of FIG. 1 to FIG. 6 described above, the two
上述した如く、履帯本体7のラグ14は作業機械の後進時にトラクションが大きく作用するような構成になっていることから、上方に折曲状に形成された角部12が後方側に配置されることにより、作業機械の後進時に履帯本体7が縁石や壁面等に接触して擦り上げられた場合であっても、折曲状に形成された角部12の裏面12bによって応力集中が緩和され、履帯本体7の耳切れを低減できる。芯金8のその他の構成は、図1乃至図6の実施形態と同様の構成であり、同様の作用効果を生ずる。
出願人は、本発明の効果を確認するために以下の試験を行った。
As described above, the
The applicant conducted the following test in order to confirm the effect of the present invention.
試験は、油圧ショベルの走行装置に本発明に係る弾性クローラ1の実施例1〜7、比較例1〜4を順次装着し、縁石に対し15°〜20°の角度(図8参照)で進入させ、弾性クローラ1が縁石に乗り上がると、油圧ショベルを後退させてして元の位置に戻り、再度縁石へ進入させて行った。なお、弾性クローラ1が縁石に乗り上がらずにすべり落ちると一旦停止し、走行装置を後退させて元の位置に戻るようにした。
この行程を繰り返して弾性クローラ1のラグ14に発生する耳切れの回数を調べた。
また、芯金13の角部12が折曲状にされいない従来例の弾性履帯を用意し、この従来例を走行させたときに、ラグに生じた耳切れの回数を耳切れ性能値100として指数化し、この値と本発明に係る弾性クローラ1の実施例、および比較例の耳切れ性能とを比較評価した。なお、耳切れの回数が少なければ少ないほど、耳切れ性能の値は大きく(良く)なる。
In the test, Examples 1 to 7 and Comparative Examples 1 to 4 of the
This process was repeated to examine the number of ear breaks occurring in the
In addition, when a conventional elastic crawler belt in which the
試験結果を表1に示す。
表1において、「θ」は、角部12の裏面12bと翼部9の底面9bとの境界線21が、翼部9の長手方向Gに対してなす傾斜角度を示している。
表1において、「α」は、角部12の裏面12bが翼部9の底面9bに対してなす境界線21と垂直な断面方向の傾斜角度を示している。
The test results are shown in Table 1.
In Table 1, “θ” indicates an inclination angle formed by the
In Table 1, “α” indicates an inclination angle in a cross-sectional direction perpendicular to the
表1に示すように、この試験によれば、本発明に係る弾性履帯1の実施例1〜7は、従来例、比較例と比較して、耳切れ性能が良く、本発明は、従来例よりも耳切れを低減できることがわかった。
この試験により、角部12の裏面12bと翼部9の底面9bとの境界線21が翼部9の長手方向G(芯金8の長手方向)に対してなす傾斜角度θが30°以上70°以下、翼部9の底面9bに対する角部12の裏面12bの傾斜角度αが10°以上60°以下のの場合に、耳切れ性能が良くなることがわかった。
As shown in Table 1, according to this test, Examples 1 to 7 of the
By this test, the inclination angle θ formed by the
また、この試験により、実施例2乃至4に示すように、角部12の裏面12bと翼部9の底面9bとの境界線21が翼部9の長手方向G(芯金8の長手方向)に対してなす傾斜角度θが45°以上70°以下、翼部9の底面9bに対する角部12の裏面12bの傾斜角度αが45°の場合に、耳切れ性能がさらに良くなることがわかった。
本発明は、上記した実施形態に限らず、種々の変形・変更が可能である。
In addition, as shown in Examples 2 to 4, this test shows that the
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications and changes can be made.
本発明は、農作業機や建設機械等に用いられる弾性履帯に利用できる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be used for elastic crawler belts used for agricultural machines and construction machines.
1 弾性履帯
7 履帯本体
8 芯金
9 翼部
9a 翼部の上面
9b 翼部の底面
10 突起部
12 角部
14 ラグ
12a 角部の裏面
16 非折曲部分
19 角部の裏面と翼部の底面との境界部分
21 角部の裏面と翼部の底面との境界線
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