JP2008147107A - 照明装置、照明装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

照明装置、照明装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】十分な光量の光を射出することが可能な照明装置、照明装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器を提供すること。
【解決手段】所定の屈折率を有するポリマーインク52をノズル54から導光板41上に吐出し、このポリマーインク52を乾燥させてレンズ部42を形成することとしたので、金型を形成しなくてもレンズ部42を形成することができる。これにより、短期間かつ低コストで十分な光量の光を射出することができるバックライトを製造することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、照明装置、照明装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器に関する。
携帯電話機、携帯型コンピュータ、ビデオカメラ等といった電子機器の表示部として、液晶装置などの電気光学装置が広く用いられている。液晶装置は、電極を備えた一対の基板間に電気光学物質としての液晶を保持した構成となっており、液晶を電極間で駆動して画像の表示を行うようになっている。
このような液晶装置を光の供給方式や表示モードに基づいて区別すると、一方の基板の外面側または内面に設けた反射膜によって、他方の基板から入射した外光を再び他方の基板に向けて反射して表示を行う反射型液晶装置と、一方の基板の外面側に配置した照明装置によって液晶に光を平面的に供給し、他方の基板から出射されていく光によって画像を表示する透過型液晶装置と、外光がある場合には反射型として機能するとともに、外光が不足している場合には透過型として機能する半透過反射型液晶装置とがある(例えば、特許文献1参照)。
透過型液晶装置、あるいは半透過反射型液晶装置で用いられる照明装置(バックライト)の一般的な構成としては、液晶層を保持する一対の基板のうち一方の基板の外面側に対向するように配置される。このバックライトは、光源と、当該光源からの光を上記の一方の基板側に射出する導光板とを有している。導光板の光射出面には、光拡散シートやプリズムシート等が設けられている。導光板の光射出面とは反対側の面には、光源からの光を均一な面光源にするためにマイクロレンズ形状のレンズやストライプ形状のレンズなどが形成されている。光源からの光はこれらのレンズを構成する曲面において反射され、液晶層側に照射されるようになっている。
特開2002−182038号公報
しかしながら、上記のレンズでは、光源からの光を十分に反射せず、バックライトから光が十分に照射されない虞がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、十分な光量の光を射出することが可能な照明装置、照明装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る照明装置は、光源と、前記光源に近接して設けられ、前記光源から入射した光を射出する光射出面を有し、前記光射出面及び前記光射出面の反対面のうち少なくとも一方の面にレンズ部が設けられた導光板とを具備し、前記レンズ部が、前記光源とは反対の方向に突出した曲面を有していることを特徴とする。
本発明によれば、導光板に設けられたレンズ部が、光源とは反対の方向に突出した曲面を有しているので、光射出面から射出される光線が当該光射出面に対して垂直に近い角度で照射されるように光源からの光を反射することができる。これにより、十分な光量の光を射出することができる。
上記の照明装置は、前記導光板の屈折率と前記レンズ部の屈折率とがほぼ同一になっていることを特徴とする。
本発明によれば、導光板の屈折率とレンズ部の屈折率とがほぼ同一になっているので、光源からの光が導光板とレンズとの界面において全反射されるのを防ぐことができる。これにより、光を無駄なく利用することができる。
上記の照明装置は、前記光源からの距離が遠いほど前記レンズ部の分布密度が高くなっていることを特徴とする。
従来の導光板においては、光源からの距離が大きくなるほど光源からの光が到達しにくく、光射出面から射出される光が弱くなってしまうものが多かった。これに対して、本発明によれば、光源からの距離が遠いほどレンズ部の分布密度が高くなっているので、導光板のうち光源からの距離が遠い部分でも到達した光を最大限に利用することができる。これにより、導光板全体から十分な光量の光を射出することができる。
上記の照明装置は、前記光源からの距離が遠いほど前記レンズ部の寸法が大きくなっていることを特徴とする。
本発明によれば、光源からの距離が遠いほど前記レンズ部の寸法が大きくなっているので、導光板のうち光源からの距離が遠い部分でも到達した光を最大限に利用することができる。これにより、導光板全体から十分な光量の光を射出することができる。
上記の照明装置は、前記光源からの距離が遠い位置に設けられた前記レンズ部ほど、当該レンズ部のうち曲面の突出した部分における前記導光板との接触角が大きくなっていることを特徴とする。
レンズ部の突出した部分は、光源からの光を光射出面に向けて反射する反射面となる。本発明によれば、光源からの距離が遠い位置に設けられたレンズ部ほど、当該レンズ部のうち曲面の突出した部分における導光板との接触角が大きくなっている、すなわち、反射面が急角度になっているので、光源からの距離が遠くなっても確実に光源からの光を光射出面側に反射することができる。これにより、導光板全体から十分な光量の光を射出することができる。
上記の照明装置は、前記レンズ部が、前記光射出面及び前記反対面の両方に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、レンズ部が、光射出面及び反対面の両方に設けられているので、光射出面から射出される光のうち光射出面に対して垂直に近い角度で射出される光、すなわち、光量の増加に寄与する光が多くなる。これにより、十分な光量の光を射出することができる。
上記の照明装置は、前記光射出面に設けられた前記レンズ部と前記反対面に設けられた前記レンズ部とが、平面視で異なる領域に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、光射出面に設けられたレンズ部と反対面に設けられたレンズ部とが、平面視で異なる領域に設けられているので、2つの面に設けられたレンズ部が平面視で導光板全体に相補的に配置されることになる。これにより、均一な光を射出することができる。
本発明に係る照明装置の製造方法は、光源と、前記光源に近接して設けられる導光板とを具備する照明装置の製造方法であって、所定の屈折率を有する液状体をノズルから前記導光板上に吐出する工程と、前記液状体を乾燥させてレンズ部を形成する工程とを具備することを特徴とする。
従来、導光板にマイクロレンズやストライプ形状のレンズ等を形成する際には金型を用いていた。一方で、この金型を形成するには光学的設計が必要となるため、作製するのに莫大な期間と費用とがかかってしまうという問題があった。また、金型を一端作製した後、当該金型によって成型された導光板を用いる場合に、輝度ムラが発生したり輝度効率が目標値よりも低かったりすると、再度金型自体を作製し直す必要がある。この場合にも、莫大な期間と費用とがかかってしまっていた。これに対して、本発明によれば、所定の屈折率を有する液状体をノズルから導光板上に吐出し、この液状体を乾燥させてレンズ部を形成することとしたので、金型を形成しなくてもレンズ部を形成することができる。これにより、短期間かつ低コストで十分な光量の光を射出することができる照明装置を製造することができる。
上記の照明装置の製造方法は、水平面に対して前記導光板を傾けた状態で前記液状体を前記ノズルから吐出することを特徴とする。
本発明によれば、水平面に対して導光板を傾けた状態で液状体をノズルから吐出することとしたので、光源から離れる方向に突出した曲面を有するレンズ部を形成することができる。このようなレンズ部を形成することにより、光射出面から射出される光線が当該光射出面に対して垂直に近い角度で照射されるように光源からの光を反射することができる。これにより、十分な光量の光を射出することができる。
上記の照明装置の製造方法は、前記導光板の表面上に所定の方向に気流を生じさせた状態で前記液状体を前記ノズルから吐出することを特徴とする。
本発明によれば、導光板の表面上に所定の方向に気流を生じさせた状態で液状体をノズルから吐出することとしたので、当該気流によってレンズ部の曲面を一方向に突出した状態にすることができる。このようなレンズ部を形成することにより、光射出面から射出される光線が当該光射出面に対して垂直に近い角度で照射されるように光源からの光を反射することができる。これにより、十分な光量の光を射出することができる。
上記の照明装置の製造方法は、前記ノズルを前記導光板の表面に対して傾けた状態で前記液状体を吐出することを特徴とする。
本発明によれば、ノズルを導光板の表面に対して傾けた状態で液状体を吐出することとしたので、当該ノズルを傾けた方向に液状体が突出した状態になる。この状態で液状体を乾燥させることにより、一方向に突出した曲面を有するレンズを形成することができる。このようなレンズ部を形成することにより、光射出面から射出される光線が当該光射出面に対して垂直に近い角度で照射されるように光源からの光を反射することができる。これにより、十分な光量の光を射出することができる。
本発明に係る電気光学装置は、電気光学材料を保持する電気光学パネルと、前記電気光学パネルに対向するように設けられた上記の照明装置又は上記の照明装置の製造方法によって製造された照明装置とを具備することを特徴とする。
本発明において、電気光学装置とは、電界により物質の屈折率が変化して光の透過率を変化させる電気光学効果を有するものの他、電気エネルギーを光学エネルギーに変換するもの等も含んで総称している。具体的には、電気光学物質として液晶を用いる液晶表示装置等がある。
本発明によれば、十分な光量の光を射出することができる照明装置を具備することとしたので、明るくコントラストの高い表示が可能な電気光学装置を得ることができる。
本発明に係る電子機器は、上記の電気光学装置を搭載したことを特徴とする。
本発明によれば、明るくコントラストの高い表示が可能な電気光学装置を搭載したので、表示特性の高い表示部を有する電子機器を得ることができる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を図面に基づき説明する。以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。
(液晶装置)
図1は、液晶装置1の全体構成を示す図である。本実施形態では、スイッチング素子に薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下TFTという)素子を用いたアクティブマトリクス方式の液晶装置を例に挙げて説明する。
図1に示すように、液晶装置1は、液晶パネル2と、バックライト3とを主体として構成されている。
液晶パネル2は、TFTアレイ基板4とカラーフィルタ基板5とがシール材7によって貼り合わされ、このシール材7によって区画された領域内に液晶層6が封入された構成になっている。シール材7の一部には液晶を注入する注入口7aが設けられており、当該注入口7aは封止材7bにより封止されている。シール材7の内側の領域には、遮光性材料からなる遮光膜(周辺見切り)8が形成されている。周辺見切り8の内側の領域は、画像や動画等を表示する表示領域9になっている。表示領域9には、複数のドット領域10がマトリクス状に設けられている。
TFTアレイ基板4の周縁部は、カラーフィルタ基板5から張り出した張出領域になっている。この張出領域のうち図中左辺側及び右辺側には、走査信号を生成する走査線駆動回路11が形成されている。図中上辺側には、左右の走査線駆動回路11の間を接続する配線13が引き回されている。図中下辺側には、データ信号を生成するデータ線駆動回路12と、外部の回路等に接続するための接続端子14とが形成されている。走査線駆動回路11と接続端子14との間の領域には、両者を接続する配線15が形成されている。カラーフィルタ基板5の各角部には、TFTアレイ基板4とカラーフィルタ基板5との間で電気的に接続するための基板間導通材17が設けられている。
図2は、図1のA−A断面に沿った構成を示す図である。
TFTアレイ基板4は、例えばガラスや石英等の透光性の高い材料から形成された基材4aと、この基材4aの液晶側に形成された画素電極18と、この画素電極18上に形成された配向膜16とを主体として構成されている。画素電極18は、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の透明な導電材料によって形成されている。この他、画素電極18には、図示しないTFT素子が接続されており、TFT素子には、図示しない走査線及びデータ線が接続されている。TFTアレイ基板4の外側(液晶層6とは反対側)には、偏光板19が貼付されている。
カラーフィルタ基板5は、TFTアレイ基板4と同様にガラスや石英等の透光性材料からなる基材5aの液晶側に、例えば赤色層、緑色層、青色層の3色の色層からなるカラーフィルタ層30が形成され、当該カラーフィルタ層30の周囲には遮光膜31が形成されている。また、カラーフィルタ層30及び遮光膜31を覆うように共通電極28が形成され、当該共通電極28上には配向膜26が形成されている。共通電極28は、画素電極18と同様、例えばITO等の透明な導電材料によって形成されている。
液晶層6は、例えばフッ素系液晶化合物や非フッ素系液晶化合物等の液晶分子32によって構成されており、TFTアレイ基板4側の配向膜16とカラーフィルタ基板5側の配向膜26との双方に接するように両基板に挟持されている。液晶分子32の配向は、非選択電圧を印加したときに所定の方向に向くように、配向膜16及び配向膜26によって規制されている。
(バックライト)
バックライト3は、光源40と、導光板41とを主体として構成されており、液晶パネル2のうちTFTアレイ基板4の外側に配置されている。
光源40は、例えばLEDなどからなる。導光板41は、例えばアクリルやポリカーボネートなどの透明な樹脂からなる矩形の板状部材である。導光板41の表面41a、41bのうち、TFTアレイ基板4に対向する面が光射出面41aである。導光板41の側面のうち光源40側の面は光入射面41cになっている。
図3は、バックライト3の平面構成を示す図である。同図では、バックライト3を液晶パネル2とは反対側から見た場合の構成を示している。
同図に示すように、液晶パネル2に対して光射出面41aの反対側の面(反対面41c)には、レンズ部42が設けられている。このレンズ部42は、光屈折率が導光板41とほぼ同様の透明材料からなり、光源40からの距離が大きくなるほどレンズ部42の分布密度が高くなっている。
図4は、バックライト3の断面構成を示す図である。同図に示すように、光源40とは反対の方向に突出した曲面42aを有した形状になっている。光源40からの距離が遠い位置に設けられたレンズ部42ほど、当該レンズ部42の突出した部分における導光板41との接触角αが大きくなっている。光源40からの光は、光入射面41cから導光板41内に入射し、反対面41bに到達した光がレンズ部42の曲面42aで反射するようになっている。当該レンズ部42の突出した部分における接触角αが大きいほど、大きい反射角で光を反射可能になっている。
(バックライトの製造方法)
次に、上記のように構成されたバックライト3の製造方法を説明する。ここでは、導光板41にレンズ部42を形成する工程を中心に説明する。
まず、導光板41をステージ51上に載置する。このステージ51は、水平面に対して任意の角度に傾くことが可能になっている。次に、ステージ51を傾ける。ステージ51を傾けることにより、ステージ51上に載置された導光板41の表面が水平面に対して傾く。このとき、光入射面41cとなる側が水平面に対して上側となるようにステージ51を傾けるようにする。
ステージ51を傾けた状態で、レンズ部42を構成する例えばポリマーインク52をインクジェット法によって導光板41の表面に配置する。例えば、予めレンズ部42の構成材料をインク状にしてタンク53内に貯留しておき、当該ポリマーインク52をノズル54から所定の吐出量で吐出させるようにする。
導光板41の表面が傾いているため、ノズル54から吐出されたポリマーインク52は、表面張力によって導光板41の表面上で下側に突出する。この状態でポリマーインク52を乾燥させると、一方向に突出した曲面42aを有するレンズ部42が形成される。
上記のポリマーインク52の吐出量は光学設計に基き予め決定しておき、ポリマーインク52の吐出量やステージ51の傾き角をコントロールしながらポリマーインク52の吐出を行う。例えば、ポリマーインク52を吐出してから時間の経過と共にステージ51の傾き角を変化させることにより、突出部の接触角αに差をつけることができる。
導光板41の光入射面41c近傍にポリマーインク52を吐出する際にポリマーインク52の吐出量を小さくしておき、光入射面41cから遠ざかるにつれて徐々に吐出量を大きくしていく。そうすると、上記の構成のように、光射出面41aからの距離が遠ざかるにつれてレンズ部42の分布密度が高くなる。
導光板41の光入射面41c近傍にポリマーインク52を吐出する際にステージの傾き角を低角度にしておき、光入射面41cから遠ざかるにつれて徐々に傾き角を大きくしていく。そうすると、上記の構成のように、光射出面41aからの距離が遠い位置に設けられたレンズ部42ほど、当該レンズ部42の突出した部分における導光板41との接触角αが大きくなる。
このように、本実施形態によれば、所定の屈折率を有するポリマーインク52をノズル54から導光板41上に吐出し、このポリマーインク52を乾燥させてレンズ部42を形成することとしたので、金型を形成しなくてもレンズ部42を形成することができる。これにより、短期間かつ低コストで十分な光量の光を射出することができるバックライト3を製造することができる。
また、本実施形態によれば、導光板41に設けられたレンズ部42が、光源40とは反対の方向に突出した曲面42aを有しているので、光射出面41aから射出される光が当該光射出面41aに対して垂直に近い角度で照射されるように光源40からの光を反射することができる。これにより、十分な光量の光を射出することができる。
また、本実施形態によれば、導光板41の屈折率とレンズ部42の屈折率とがほぼ同一になっているので、光源40からの光が導光板41とレンズ部42との界面において全反射されるのを防ぐことができる。これにより、光を無駄なく利用することができる。
なお、従来の導光板においては、光源からの距離が大きくなるほど光源からの光が到達しにくく、光射出面から射出される光が弱くなってしまうものが多かった。これに対して、本実施形態によれば、光源40からの距離が遠いほどレンズ部42の分布密度が高くなっているので、導光板41のうち光源40からの距離が遠い部分でも到達した光を最大限に利用することができる。これにより、導光板41全体から十分な光量の光を射出することができる。
また、本実施形態によれば、十分な光量の光を射出することができるバックライト3を具備することとしたので、明るくコントラストの高い表示が可能な液晶装置1を得ることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態では、上記の液晶装置1が搭載された電子機器について、携帯電話を例に挙げて説明する。
図6は、携帯電話300の全体構成を示す斜視図である。
携帯電話300は、筺体301、複数の操作ボタンが設けられた操作部302、画像や動画、文字等を表示する表示部303を有する。表示部303には、上記実施形態に係る液晶装置1が搭載される。
このように、明るくコントラストの高い表示が可能な液晶装置1を搭載したので、表示特性の高い表示部を有する携帯電話300を得ることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、図7に示すように、光源40からの距離が遠いほどレンズ部42の寸法が大きくなるように構成しても構わない。このような構成によれば、導光板41のうち光源40からの距離が遠い部分でも到達した光を最大限に利用することができる。これにより、導光板41全体から十分な光量の光を射出することができる。
また、図8に示すように、レンズ部42が光射出面41a及び反対面41bの両方に設けられている構成であっても構わない。このような構成によれば、光射出面41aから射出される光のうち当該光射出面41aに対して垂直に近い角度で射出される光、すなわち、光量の増加に寄与する光が多くなる。これにより、十分な光量の光を射出することができる。
さらに、この場合において、図9に示すように、光射出面41aに設けられたレンズ部と反対面41bに設けられたレンズ部42とが、平面視で異なる領域に設けられている構成であっても構わない。このような構成によれば、2つの面に設けられたレンズ部42が平面視で導光板41全体に相補的に配置されることになる。これにより、均一な光を射出することができる。
また、製造方法については、水平面に対して導光板41を傾けた状態でポリマーインク52を吐出する他、導光板41の表面上に所定の方向に気流を生じさせた状態でポリマーインク52を吐出しても良い。この方法によれば、当該気流によってレンズ部42の曲面42aを一方向に突出した状態にすることができる。
また、導光板41を水平面に対して傾けるのではなく、ノズル54を導光板41の表面に対して傾けた状態でポリマーインク52を吐出しても良い。この方法によれば、当該ノズル54を傾けた方向にポリマーインク52が突出した状態になる。この状態でポリマーインク52を乾燥させることにより、一方向に突出した曲面42aを有するレンズ部42を形成することができる。
本発明の第1実施形態に係る液晶装置の構成を示す平面図。 本実施形態に係る液晶装置の構成を示す断面図。 バックライトの構成を示す平面図。 バックライトの構成を示す断面図。 バックライトの製造工程を示す図。 本発明の第2実施形態に係る携帯電話の構成を示す斜視図。 本発明に係るバックライトの他の構成を示す図。 本発明に係るバックライトの他の構成を示す図。 本発明に係るバックライトの他の構成を示す図。
符号の説明
1…液晶装置 2…液晶パネル 3…バックライト 4…TFTアレイ基板 5…カラーフィルタ基板 6…液晶層 40…光源 41…導光板 41a…光射出面 41b…反対面 41c…光入射面 42…レンズ部 42a…曲面 51…ステージ 52…ポリマーインク 53…タンク 54…ノズル 300…携帯電話

Claims (13)

  1. 光源と、
    前記光源に近接して設けられ、前記光源から入射した光を射出する光射出面を有し、前記光射出面及び前記光射出面の反対面のうち少なくとも一方の面にレンズ部が設けられた導光板と
    を具備し、
    前記レンズ部が、前記光源とは反対の方向に突出した曲面を有している
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記導光板の屈折率と前記レンズ部の屈折率とがほぼ同一になっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光源からの距離が大きくなるほど前記レンズ部の分布密度が高くなっている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光源からの距離が大きくなるほど前記レンズ部の寸法が大きくなっている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  5. 前記光源からの距離が遠い位置に設けられた前記レンズ部ほど、当該レンズ部のうち曲面の突出した部分における前記導光板との接触角が大きくなっている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記レンズ部が、前記光射出面及び前記反対面の両方に設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載の照明装置。
  7. 前記光射出面に設けられた前記レンズ部と前記反対面に設けられた前記レンズ部とが、平面視で異なる領域に設けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  8. 光源と、前記光源に近接して設けられる導光板とを具備する照明装置の製造方法であって、
    所定の屈折率を有する液状体をノズルから前記導光板上に吐出する工程と、
    前記液状体を乾燥させてレンズ部を形成する工程と
    を具備することを特徴とする照明装置の製造方法。
  9. 水平面に対して前記導光板を傾けた状態で前記液状体を前記ノズルから吐出する
    ことを特徴とする請求項8に記載の照明装置の製造方法。
  10. 前記導光板の表面上に所定の方向に気流を生じさせた状態で前記液状体を前記ノズルから吐出する
    ことを特徴とする請求項8に記載の照明装置の製造方法。
  11. 前記ノズルを前記導光板の表面に対して傾けた状態で前記液状体を吐出する
    ことを特徴とする請求項8乃至請求項10のうちいずれか一項に記載の照明装置の製造方法。
  12. 電気光学材料を保持する電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルに対向するように設けられた請求項1乃至請求項7のうちいずれか一項に記載の照明装置又は請求項8乃至請求項11のうちいずれか一項に記載の照明装置の製造方法によって製造された照明装置と
    を具備することを特徴とする電気光学装置。
  13. 請求項12に記載の電気光学装置を搭載したことを特徴とする電子機器。
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