JP2008146553A - Ic tag label and method for manufacturing the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、被着体に対して貼付可能なICタグラベル、及びその製造方法に関する。 The present invention relates to an IC tag label that can be attached to an adherend and a method for manufacturing the same.
現状のICタグは一般に、プラスチック素材のベースフィルムにアンテナパターン及びICチップを配したインレットを貼付し、更にそのインレットを被覆基材にて覆うため、その構造は多層となり、厚みがある(特許文献1、特許文献2参照)。 Current IC tags generally have a multilayer structure and a thickness because an inlet with an antenna pattern and an IC chip is attached to a plastic base film, and the inlet is covered with a coating substrate (Patent Document) 1, see Patent Document 2).
そして、ICタグを被着体に貼付可能とするため、ICタグの被着体側の片面に粘着加工を施したICタグラベルがある。ICタグラベルは実際に被着体に貼付されるまで粘着性を保持するために、粘着剤面を覆うように離型紙に貼付されて製造、出荷、保存、運搬されている。 In order to allow the IC tag to be attached to the adherend, there is an IC tag label in which an adhesive process is performed on one surface of the adherend side of the IC tag. The IC tag label is manufactured, shipped, stored, and transported by being affixed to a release paper so as to cover the pressure-sensitive adhesive surface in order to maintain adhesiveness until it is actually affixed to an adherend.
図8は、従来のICタグラベル100を示す図であり、図9はその製造方法を説明するフローチャートである。
FIG. 8 is a view showing a conventional
図8(A)に示すように、従来のICタグラベル100は、一枚の帯状の離型紙5の上に複数のICタグ103、103、・・・が連続的に配置され、貼付されている。
また、その製造方法は、図9に示すように、まずベースフィルムの一方の面に、ICタグのコアとなる部品であるアンテナパターン及びICチップを形成したインレットを貼付し(ステップS101)、上述のベースフィルムの他方の面に離型紙105を貼付する(ステップS102)。次に、インレットに形成されたアンテナパターンやICチップを保護するため、その上からプラスチックフィルムまたは紙素材の被覆基材にて被覆する(ステップS103)。ステップS101〜ステップS103の工程を終了した段階で、ベースフィルムとインレットと被覆基材とが積層してなるICタグ層が粘着剤層141を介して離型紙105に貼付された状態となる。
As shown in FIG. 8A, a conventional
In addition, as shown in FIG. 9, the manufacturing method first sticks an inlet formed with an antenna pattern and an IC chip, which are parts that become the core of the IC tag, on one surface of the base film (step S101). A
次に、ICタグ層のうちアンテナパターン及びICチップが形成されている部分であるICタグ部の周囲にハーフカットと呼ばれる手法で切断線を施し、その周囲の不要部分をカス上げと呼ばれる手法で離型紙105から剥離し、除去する(ステップS104)。このようにして、完成したICタグラベル100が、図8(A)に示すものである。図8(B)は、図8(A)中のA−A’線断面図である。ICタグ103、103、・・・は、上述のようにベースフィルム110とインレット131と被覆基材135とが夫々粘着剤層141、143、144を介して積層する層構造をなしており、内部層にアンテナパターン及びICチップが形成されることとなる。
Next, a cutting line is applied around the IC tag portion, which is the portion where the antenna pattern and the IC chip are formed, in the IC tag layer by a method called half cut, and an unnecessary portion around the IC tag layer is formed by a method called scrap raising. The
しかしながら、上述のようにICタグ103は複数の粘着剤層を有する層構造をなすため、各粘着剤層からの粘着剤のはみ出しが多く、はみ出した粘着剤にホコリやゴミがつき、製品の流通管理上問題が生ずる。特に、ICタグラベルをリユースする場合は、ことさら問題である。
また、ICタグラベルは、その層構造のため厚みがあり、被着体に貼り付けた場合には被着体とICタグラベルとの間に段差が生じてしまう。そして、その段差によって障害物が引っかかりやすくなり、場合によっては被着体から剥がれてしまうこともあった。
However, as described above, since the
Further, the IC tag label is thick because of its layer structure, and when it is attached to the adherend, a step is generated between the adherend and the IC tag label. And the obstacle becomes easy to get caught by the level | step difference, and it might peeled off from the to-be-adhered body depending on the case.
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、被着体へ貼付した場合の粘着剤のはみ出しや、障害物への引っ掛かりを防止できるICタグラベル、及びその製造方法を提供することにある。 The present invention has been made in view of such problems, and the object thereof is an IC tag label capable of preventing the sticking of an adhesive when stuck to an adherend and the catching on an obstacle, and the production thereof. It is to provide a method.
前述した目的を達成するために第1の発明は、アンテナパターン及びICチップを有するICタグが離型紙に貼付されたICタグラベルであって、前記ICタグは、そのICタグより大きい保護フィルムにて被覆されていることを特徴とするICタグラベルである。 In order to achieve the above object, a first invention is an IC tag label in which an IC tag having an antenna pattern and an IC chip is attached to a release paper, and the IC tag is a protective film larger than the IC tag. An IC tag label characterized by being coated.
また、前記保護フィルムは、透明のフィルムであることを特徴としている。 The protective film is a transparent film.
また、前記保護フィルムは、被着体に対して粘着可能であることを特徴としている。 The protective film can be adhered to an adherend.
また、第2の発明は、アンテナパターン及びICチップを有するICタグが離型紙に貼付されたICタグラベルの製造方法において、前記離型紙の前記ICタグが貼付された面を、このICタグの上から保護フィルムにて被覆する工程と、前記保護フィルムを前記ICタグより大きい形状に成形する工程と、を備えることを特徴とするICタグラベルの製造方法である。 According to a second aspect of the present invention, in the method of manufacturing an IC tag label in which an IC tag having an antenna pattern and an IC chip is attached to a release paper, the surface of the release paper to which the IC tag is attached is placed on the IC tag. The method for producing an IC tag label, comprising: a step of covering with a protective film; and a step of forming the protective film into a shape larger than the IC tag.
また、前記保護フィルムは、透明のフィルムであることを特徴としている。 The protective film is a transparent film.
また、前記保護フィルムは、被着体に対して粘着可能であることを特徴としている。 The protective film can be adhered to an adherend.
本発明によれば、被着体へ貼付した場合の粘着剤のはみ出しや、障害物への引っ掛かりを防止できるICタグラベル、及びその製造方法を提供することが可能となる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it becomes possible to provide the IC tag label which can prevent the protrusion of the adhesive at the time of affixing on a to-be-adhered body, and the catch to an obstruction, and its manufacturing method.
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は本発明の実施の形態に係るICタグラベル1を示す図、図2はICタグ3の内部層にあるICタグ3のインレット31を示す図である。
FIG. 1 is a diagram showing an IC tag label 1 according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a diagram showing an
図1(A)に示すように、ICタグラベル1は、一枚の帯状の離型紙5の剥離加工された面に、複数のICタグ3、3、・・・が連続して貼付され、このICタグ3、3、・・・を夫々完全に覆うように、その上面側から透明または半透明の保護フィルム7、7、・・・が貼付されている。
As shown in FIG. 1 (A), the IC tag label 1 has a plurality of
図1(B)は、図1(A)中のA−A’線断面図である。
図1(B)に示すように、ICタグ3は、粘着剤層41を介して離型紙5に貼付されており、さらに、ICタグ3を上面から覆うように保護フィルム7が粘着剤層42を介してICタグ3及び離型紙5に貼付されている。
FIG. 1B is a cross-sectional view taken along line AA ′ in FIG.
As shown in FIG. 1 (B), the
保護フィルム7は、夫々ICタグ3よりひとまわり大きく、かつ離型紙5よりは小さく、隣り合うICタグ3の保護フィルム7とは重ならない形状に成形される。例えば、ICタグ3の周囲の各辺を夫々少なくとも5mm程度大きく囲むように成形される。
また、保護フィルム7には、ICタグ3よりも薄いプラスチックフィルムが使用される。具体的には例えば、50μm程度の厚さとすればよい。その素材としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等が挙げられる。
また、保護フィルム7は、ICタグ3及び離型紙5と接する面に粘着加工が施されており、被着体への粘着が可能となる。つまり、ICタグ3を被着体へ貼付する際には、離型紙5から保護フィルム7を上面に貼付したままの状態でICタグ3を剥離し、被着体へ貼り付けることとなる。
The protective film 7 is formed in a shape that is slightly larger than the
Further, a plastic film thinner than the
In addition, the protective film 7 has an adhesive process on the surface in contact with the
離型紙5とは、粘着剤を剥離しやすくするため基材の片面にシリコン樹脂等を塗布して剥離加工した紙である。また、粘着剤層41、42で使用される粘着剤は、離型紙5から剥離したICタグ3及び保護フィルム7を被着体に貼付可能とするためのものであり、その樹脂組成物としては、天然ゴム系、ニトリルゴム系、エポキシ樹脂系、酢酸ビニルエマルジョン系、アクリル系、アクリル酸エステル共重合体系、ポリビニルアルコール系、フェノール樹脂系、等の各種材料が使用できる。
The
ICタグラベル1に貼付されている各ICタグ3は、非接触通信機能やメモリ機能を有するもので、その内部の層にインレット31を有している。
図2に示すように、ICタグ3のインレット31は、フィルム32にアンテナパターン33をエッチングまたは印刷等にて形成し、そのアンテナパターン33の両端部にICチップ34を接続したものである。
アンテナパターン33は、図2に示す例のようにコイル状のものである。
ICチップ34は通信機能部、制御部、及びメモリを備えている。
アンテナパターン33及びICチップ34を含むインレット31の構成は、通常のICタグのインレットと同様のものである。
Each
As shown in FIG. 2, the
The
The
The configuration of the
なお、図2では、インレット31として、一つのアンテナパターン33と一つのICチップ34とが1枚のフィルム32に形成されたものを図示しているが、ICタグラベル1の製造に際しては、複数のアンテナパターン33及び複数のICチップ34が形成された帯状のインレット31を用いる。つまり、帯状のフィルム32の長手方向に、複数のアンテナパターン33及び複数のICチップ34を夫々所定間隔をおいて連続的に配したインレット31を使用し、後の製造工程において、個々のアンテナパターン33及びICチップ34を含む部分の周囲を所定の形状に切断することによって、個々のICタグ3、3、・・・をなすようにする。
In FIG. 2, an
次に、図3から図7を参照して、ICタグラベル1の製造方法と、ICタグラベル1の層構造とについて説明する。
図3はICタグラベル1の製造方法の流れを説明するフローチャート、図4はICタグラベル1の製造工程の各段階で形成される層構造を示す図、図5は抜き型にてICタグ3をハーフカットする様子を説明する図、図6は、保護フィルム7にて全体を被覆された状態のラベルシート16を示す図、図7はラベルシート16を抜き型にてハーフカットする様子を示す図である。
Next, a manufacturing method of the IC tag label 1 and a layer structure of the IC tag label 1 will be described with reference to FIGS.
FIG. 3 is a flowchart for explaining the flow of the manufacturing method of the IC tag label 1, FIG. 4 is a diagram showing a layer structure formed at each stage of the manufacturing process of the IC tag label 1, and FIG. FIG. 6 is a diagram illustrating a state of cutting, FIG. 6 is a diagram illustrating a
まず、図3のステップS1及び図4(A)に示すように、両面に粘着剤層41、43を有する帯状のベースフィルム10の一方の面に上述の帯状のインレット31を貼付する。
First, as shown in step S1 of FIG. 3 and FIG. 4A, the above-described strip-shaped
図4(A)に示す段階では、ベースフィルム10の他方の面にはベースフィルム10と同形の離型紙11が貼付された状態である。 At the stage shown in FIG. 4A, a release paper 11 having the same shape as the base film 10 is stuck on the other surface of the base film 10.
次に、図3のステップS2及び図4(B)に示すように、ベースフィルム10の他方の面、つまりインレット31を貼付した面とは反対の面から離型紙11を剥離し、新たに離型紙5を貼付する。離型紙5の幅は、粘着剤層41、43からの粘着剤のはみだしを考慮して、一般にベースフィルム10の幅より広いものが用いられる。例えば、ベースフィルム10及びインレット31の幅が65mmに対し、離型紙5の幅を70mmとする。
Next, as shown in step S2 of FIG. 3 and FIG. 4 (B), the release paper 11 is peeled off from the other surface of the base film 10, that is, the surface opposite to the surface to which the
そして、図3のステップS3及び図4(C)に示すように、インレット31に形成されたアンテナパターン33及びICチップ34を保護するため、インレット31の上から粘着剤層44を介して被覆基材35を貼付する。被覆基材35は、ベースフィルム10またはインレット31と同様に帯状のプラスチックフィルムまたは紙が用いられ、その厚さは、例えば100μm程度とする。
以上のようにして、ベースフィルム10にインレット31及び被覆基材35が積層してなるICタグ層30が粘着剤層41を介して離型紙5に貼付された帯状のラベルシート15の状態となる。
Then, as shown in step S3 of FIG. 3 and FIG. 4C, in order to protect the
As described above, the IC tag layer 30 formed by laminating the
次に、図3のステップS4に示すように、ICタグ層30が離型紙5に貼付されたラベルシート15について、アンテナパターン33及びICチップ34を形成した部分であるICタグ3を成形する。ICタグ3の成形工程として、ハーフカットと呼ばれる手法での型抜きと、カス上げと呼ばれる手法での不要部分の除去とを行う。
Next, as shown in step S <b> 4 of FIG. 3, the
ハーフカットとは、所定形状の抜き型を用いてラベルシート15のうちICタグ層30のみに切断線を入れ、離型紙5には抜き型を貫通させないように切断する工程である。具体的には、ラベルシート15と接する面に対して金属片の刃を突出させたロータリー状の抜き型を用いる。抜き型の刃の位置はICタグ3の形状に応じて調整される。この抜き型にラベルシート15の被覆基材35側の面を所定の押圧力にて押し当て、抜き型の回転とともにラベルシート15を排出させながら切断を行うものである。
Half-cutting is a process in which a cutting line is put only in the IC tag layer 30 of the label sheet 15 using a punching die having a predetermined shape, and the
図5に、抜き型の刃6a、6bにてラベルシート15を切断している状態を図示する。
図5に示すように、抜き型の刃6a、6bの長さは夫々、ICタグ層30を貫通するが離型紙5には達しない程度に調整されている。また、刃6a、6bの位置は夫々、アンテナパターン33及びICチップ34の配された位置の周囲に切断線を入れるように調整されている。
FIG. 5 illustrates a state in which the label sheet 15 is cut by the
As shown in FIG. 5, the lengths of the
そして、図5にしめす例では、刃6a及び刃6bで挟まれた範囲が、図1のICタグ3の存在する部分となり、刃6a及び刃6bの外側部分は不要部分であり、カス上げ工程にて離型紙5から剥離・除去される。
In the example shown in FIG. 5, the range sandwiched between the
カス上げとは、上述のハーフカット工程にて形成された切断線でラベルシート15のICタグ層30を切り離し、その不要部分を離型紙5から剥離・除去する工程である。ここでは、アンテナパターン33及びICチップ34の形成された部分であるICタグ3の周囲を取り囲むように切断線が施され、この切断線より外側の部分は不要部分として除去されて、図1に示すICタグラベル1のうち、保護フィルム7がいまだ貼付されていない状態となる。
The scrap raising is a process of separating the IC tag layer 30 of the label sheet 15 by the cutting line formed in the above-described half-cut process, and peeling and removing unnecessary portions from the
さらに、図3のステップS5及び図6に示すように、ICタグ3が成形されて離型紙5に貼付されているラベルシート15の、ICタグ3の貼付されている面を、片面に粘着加工が施された帯状の保護フィルム7にて被覆し、ラベルシート16の状態にする。
Further, as shown in step S5 of FIG. 3 and FIG. 6, the surface of the label sheet 15 formed with the
図6(A)はラベルシート16を上面から見た図、図6(B)は図6(A)中のA−A’線断面図である。
ラベルシート16の段階では、離型紙5に貼付されている各ICタグ3、3、・・・は一枚の帯状の保護フィルム7にて被覆されている。そして、図6(B)に示すように、保護フィルム7のICタグ3及び離型紙5と接する面には、粘着剤が塗布されており、この粘着剤層42を介してICタグ3、3、・・・の上面を覆うように保護フィルム7が貼付されている。なお、図6(B)中のICタグ3は、図4(C)及び図5のICタグ層30と全く同様の積層構造(ベースフィルム10、インレット31、及び被覆基材35を含む)をなすが、図の簡略のためにICタグ層30全体をICタグ3として示し、層の境を特に示していない。
6A is a view of the
At the stage of the
その後、図3のステップS6に示すように、ICタグ3、3、・・・の上面を保護フィルム7にて被覆した状態のラベルシート16について、保護フィルム7を、各ICタグ3の周囲をひとまわり大きく囲むような形状に成形する。保護フィルム7の成形には、ICタグ3の成形と同様にハーフカット及びカス上げを行う。
Thereafter, as shown in step S6 of FIG. 3, the protective film 7 is placed around each
図7に、抜き型の刃6c、6dにて保護フィルム7をハーフカットする様子を図示する。
図7に示すように、抜き型の刃6c、6dの長さは夫々、保護フィルム7を貫通するが離型紙5には達しない程度に調整されている。また、刃6c、6dの位置は夫々、ICタグ3の周囲から所定の距離だけ外側に切断線を入れるように調整されている。
FIG. 7 illustrates a state in which the protective film 7 is half-cut with the
As shown in FIG. 7, the lengths of the
そして、図7にしめす例では、刃6c及び刃6dで挟まれた範囲が、図1の保護フィルム7の存在する部分となり、刃6c及び刃6dの外側部分は不要部分であり、カス上げ工程にて離型紙5から剥離・除去される。
In the example shown in FIG. 7, the range between the
以上のようにして、図1に示すICタグラベル1が完成する。ICタグ3を被着体に貼付する際は、保護フィルム7ごとICタグ3を離型紙5から剥離して、被着体に貼付する。被着体に貼付した際には、保護フィルム7が最外の縁部となる。
As described above, the IC tag label 1 shown in FIG. 1 is completed. When the
以上説明したように、図1に示す本実施の形態のICタグラベル1は、離型紙5に貼付されたICタグ3の上面から、そのICタグ3より大きな保護フィルム7にて被覆している。そのため、複数の層が夫々粘着剤層を介して積層されたICタグ3であっても、各粘着剤層からはみ出す粘着剤は保護フィルム7によって堰き止められるため、保護フィルム7の外部まではみ出すおそれがなく、ホコリやゴミがつきにくくなる。また、保護フィルム7にて保護されるため、ICタグ3の破損を防ぐことができる。
As described above, the IC tag label 1 of the present embodiment shown in FIG. 1 is covered with the protective film 7 larger than the
また、薄い保護フィルム7を用いることにより、離型紙5とICタグ3との段差をなだらかに覆うことができ、被着体に貼付した際の引っかかりを防止できる。更に、保護フィルム7を透明または半透明の素材としたことで、被着体に貼付した際にもICタグそのものがどの位置にあるか視覚的に分かりやすくなり、使用しやすいICタグラベルを提供できる。
Moreover, by using the thin protective film 7, the level | step difference of the
なお、本実施の形態で示したICタグ3の形状、及び保護フィルム7の形状は一例であり、特にICタグ3の大きさや形状は、その機能や性能等に応じて様々なものがあるが、どのような形状のICタグ3であっても、そのICタグ3を被覆する保護フィルム7の形状については、夫々のICタグ3の形状に応じて、そのICタグ3を完全に覆うように成形されるものであればよい。
Note that the shape of the
以上図面を参照しながら本発明に係るICタグラベル及びその製造方法の好適な実施形態について説明したが、前述した実施の形態に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。 The preferred embodiments of the IC tag label and the manufacturing method thereof according to the present invention have been described above with reference to the drawings, but are not limited to the above-described embodiments. It is obvious for those skilled in the art that various modifications or modifications can be conceived within the scope of the technical idea described in the claims, and these are naturally within the technical scope of the present invention. It is understood that it belongs.
1・・・・・・ICタグラベル
3・・・・・・ICタグ
31・・・・・インレット
33・・・・・アンテナパターン
34・・・・・ICチップ
41・・・・・粘着剤層
42・・・・・粘着剤層
5・・・・・・離型紙
7・・・・・・保護フィルム
10・・・・・ベースフィルム
35・・・・・被覆基材
1 ....
Claims (6)
前記ICタグは、そのICタグより大きい保護フィルムにて被覆されていることを特徴とするICタグラベル。 An IC tag label in which an IC tag having an antenna pattern and an IC chip is attached to a release paper,
The IC tag label, wherein the IC tag is covered with a protective film larger than the IC tag.
前記離型紙の前記ICタグが貼付された面を、このICタグの上から保護フィルムにて被覆する工程と、
前記保護フィルムを前記ICタグより大きい形状に成形する工程と、
を備えることを特徴とするICタグラベルの製造方法。 In the manufacturing method of an IC tag label in which an IC tag having an antenna pattern and an IC chip is attached to a release paper,
Coating the surface of the release paper to which the IC tag is attached with a protective film from above the IC tag;
Forming the protective film into a shape larger than the IC tag;
An IC tag label manufacturing method comprising:
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