JP2008146124A - セキュリティ機能監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】医用機器内又は医用機器間におけるセキュリティ機能監視システムにおいて、医用機器の使用を停止させることなく、セキュリティ保護を目的とする法規に準拠した医用システムを提供する。
【解決手段】監視モジュール32b又は32cの異常をチェックする監視モジュールチェック部45aと、その監視モジュールチェック部45aによって監視モジュール32b又は32cの異常が検知された場合、優先順位に基づいて、監視モジュール32aがセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有するか否かを判断する優先順位判断部46aと、その優先順位判断部46aによって監視モジュール32aがセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有すると判断された場合、インターフェースIDをセキュリティモジュール31の異常を検知するためのインターフェースIDに変更するインターフェースID制御部と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、主に病院等に有する医用機器内及び医用機器間で使用され、医用機器が保有する患者情報を保護するためのセキュリティ機能の技術に係り、特に、セキュリティ機能が正常に機能していることを監視するセキュリティ機能監視システムに関する。
近年、医療機関において扱われる情報は電子化が進んでおり、医療機関にて使用される医用機器においても、電子化された患者情報のやりとりが行なわれている(例えば、特許文献1参照。)。この電子化された患者情報の中には、患者の病気や診療に関するプライバシー性の高い個人情報等が含まれている。この個人情報が万一、悪用されると深刻な被害を及ぼす恐れがあり、個人情報を強く保護する必要がある。
特に米国では、HIPAA(Health Insurance Portability and Accountability Act)法が制定され、個人情報の保護義務を規定している。HIPAA法によると、個人情報が漏れ、誤用が認められた場合には、個人情報の管理側に厳しい罰則が課されることになっている。
米国のHIPAA法や日本の個人情報保護法等に準拠するためにも、医用機器にセキュリティ機能を実装することが必須である。そこで、医用機器は、患者の個人情報を保護するために、ユーザマネージメント機能、アクセス制御機能及びAudit Trail機能等を実装している。
特許第2862639号公報
しかし、医用機器がセキュリティ機能を実装していたとしても、医用機器の故障等により、セキュリティ機能が正常に機能しない状態に陥る場合があり、医用機器から患者の個人情報の保護の観点から十分とはいえない。よって、以下の要件が医用機器に求められる。
1.ユーザに対する通知 :医用機器のセキュリティ機能が正常に機能しない状態であることをユーザに通知する。その通知は定期的に行なう。また、ユーザに対して対処法も示す。対処法の一例としては、医用機器を再起動することにより、セキュリティ機能を正常な状態に復帰できることをユーザに通知することである。
2.医用機器の縮退運転 :医用機器は医療行為という人命に関わる行為を行なう機器という性格から、医用機器自体が使用できなることは極力避けなければならない。よって、セキュリティ機能が正常に機能しなくなっても、医療行為に支障をきたさないように、それ以外の機能は通常通りに使用できることが求められる。つまり、セキュリティ機能を切り離し、それ以外の部分のみで医用機器が機能するようにすることが必要である。特に、医用機器が、セキュリティ機能の中でもユーザマネージメント機能を実装している場合、ユーザは、まず、ログインされた医用機器しか使用することができない。よって、セキュリティ機能が正常に機能しなくなった場合でも、なんらかの方法で医用機器を使用できるように考慮しておかなければならない。
上記のような要件を満足するためには、医用機器には、セキュリティ機能に異常が発生した場合、それを検知する仕組みを持っている必要がある。例えば、セキュリティ機能に異常が発生した場合は、セキュリティ機能の異常に対処する機能を持たせることが考えられる。しかし、この場合、セキュリティ機能自体に異常が発生した場合、異常を検知できなくなってしまう。一方、医用機器内に、セキュリティ機能が正常に機能しているかどうかを監視するための監視機能を実装する方法が考えられる。しかしこの場合も、監視機能に異常が発生した場合、同様に、セキュリティ機能の異常を検知できなくなってしまう。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、医用機器の使用を停止させることなく、セキュリティ保護を目的とする法規に準拠した医用システムを構築できるセキュリティ機能監視システムを提供することを目的とする。
本発明に係るセキュリティ機能監視システムは、上述した課題を解決するために請求項1に記載したように、セキュリティ機能を実装しているセキュリティモジュールの異常を検知する監視モジュールと、その監視モジュールを起動させる起動モジュールとを有する単一の医用機器内において、複数の前記監視モジュールを有し、それら各監視モジュールに、他の監視モジュールの異常をチェックする監視モジュールチェック部と、前記監視モジュールチェック部によって前記他の監視モジュールの異常が検知された場合、優先順位に基づいて、自らの監視モジュールが前記セキュリティモジュールの異常を検知する権限を有するか否かを判断する優先順位判断部と、前記優先順位判断部によって前記自らの監視モジュールが前記セキュリティモジュールの異常を検知する権限を有すると判断された場合、インターフェースIDを前記セキュリティモジュールの異常を検知するためのインターフェースIDに変更するインターフェースID制御部と、を有する。
本発明に係るセキュリティ機能監視システムは、上述した課題を解決するために請求項6に記載したように、セキュリティ機能を実装しているセキュリティモジュールの異常を検知する監視モジュールと、その監視モジュールを起動させる起動モジュールとをそれぞれ有する複数の医用機器において、他の医用機器における監視モジュールの異常をチェックする監視モジュールチェック部と、前記監視モジュールチェック部によって前記他の医用機器における監視モジュールの異常が検知された場合、優先順位に基づいて、自らの医用機器における監視モジュールが前記他の医用機器におけるセキュリティモジュールの異常を検知する権限を有するか否かを判断する優先順位判断部と、前記優先順位判断部によって前記自らの医用機器における監視モジュールが前記他の医用機器におけるセキュリティモジュールの異常を検知する権限を有すると判断された場合、前記他の医用機器におけるセキュリティモジュールの異常を検知するためのインターフェースIDを追加するインターフェースID制御部と、を有する。
本発明に係るセキュリティ機能監視システムによると、医用機器の使用を停止させることなく、セキュリティ保護を目的とする法規に準拠した医用システムを構築できる。
本発明に係るセキュリティ機能監視システムの実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、セキュリティ機能監視システムのハードウェア構成を示す概略図である。
図1は、X線CT(Computed Tomography)装置及び超音波診断装置等の医用機器(モダリティ)Mを示し、その医用機器Mには、画像データ生成装置11及び操作コンソール12が備えられる。
画像データ生成装置11は、被検体(図示しない)を撮影し、その被検体に関する画像データを生成する。例えば、医用機器MがX線CT装置の場合、画像データ生成装置11は架台装置であり、画像データ生成装置11には、図示しないX線源、コリメータ、検出器、データ収集装置(DAS:data Acquisition System)及びそれらを制御するコントローラ等を含んでいる。
一方、操作コンソール12は、コンピュータをベースとして構成されている、いわゆるワークステーションである。操作コンソール12は、大きくは、CPU(Central Processing Unit)21、メモリ22、HD(Hard Disc)23、通信制御装置24、入力装置25及び表示装置26等の基本的なハードウェアから構成される。CPU21は、共通信号伝送路としてのバスを介して、操作コンソール12を構成する各ハードウェア構成要素に相互接続されている。
CPU21は、ユーザによって入力装置25が操作等されることにより指令が入力されると、メモリ22に記憶しているプログラムを実行する。又は、CPU21は、HD23に記憶しているプログラム、ネットワーク(図示しない)から転送され通信制御装置24で受信されてHD23にインストールされたプログラム、又は記録媒体ドライブ(図示しない)に装着された記録媒体から読み出されてHD23にインストールされたプログラムを、メモリ22にロードして実行する。
メモリ22は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等の要素を兼ね備え、IPL(Initial Program Loading)、BIOS(Basic Input/Output System)及びデータを記憶したり、CPU21のワークメモリやデータの一時的な記憶に用いたりする記憶装置である。
HD23は、不揮発性の半導体メモリ等によって構成される。HD23は、操作コンソール13にインストールされたプログラム(アプリケーションプログラムの他、OS(Operating System)等も含まれる)や、データを記憶する記憶装置である。また、OSに、ユーザに対する情報の表示にグラフィックを多用し、基礎的な操作を入力装置25によって行なうことができるGUI(Graphical User Interface)を提供させることもできる。
通信制御装置24は、各規格に応じた通信制御を行なう。通信制御装置24は画像データ生成装置11と通信を行なうものである。また、通信制御装置24は、電話回線を通じてネットワークに接続することができる機能を有しており、これにより、操作コンソール12は、通信制御装置24からネットワーク網に接続することができる。
入力装置25としては、ユーザによって操作が可能なキーボード及びマウス等が挙げられ、操作に従った入力信号がCPU21に送られる。
表示装置26としては、モニタ等が挙げられる。表示しようとするイメージデータを展開するVRAM(Video Random Access Memory、図示しない)等のメモリにイメージデータ等を展開することで、画像データを表示装置26に表示する。
図2は、本発明に係るセキュリティ機能監視システムの第1の実施形態を示すブロック図である。なお、本実施形態は、図1に示した単一の医用機器M内でセキュリティ機能監視システムを機能させる場合を説明するものである。
図2は、セキュリティ機能監視システム30を示し、そのセキュリティ機能監視システム30は、図1に示した単一の医用機器M内に備える操作コンソール12のCPU21がプログラムを実行することによって機能するものである。
セキュリティ機能監視システム30は、セキュリティ機能を実装しているモジュール(以下、「セキュリティモジュール」という。)31、そのセキュリティモジュール31に対する監視機能を実装しているモジュール(以下、「監視モジュール」という。)32、及び、その監視モジュール32を起動させるモジュール(以下、「起動モジュール」という。)33として機能する。なお、監視モジュール32は、複数の監視モジュール(図2では3つの監視モジュール32a,32b及び32cとして示す。)から構成される。
セキュリティモジュール31の一例としては、ユーザマネージメント(User Management)機能、アクセス制御機能及び監査証跡(AuditTrail)機能を担うセキュリティモジュール等が挙げられ、一般的には、医用機器M内では複数のセキュリティモジュールがそれぞれ機能している。
ユーザマネージメント機能を担うセキュリティモジュールは、ユーザ毎に異なる権限を与える。医用機器Mを使用するためには、ユーザはユーザ認証を行なう必要がある。例えば、ユーザは、医用機器Mの患者情報にアクセスするために、自己のユーザ名やパスワード等を医用機器Mに入力してログインすることを必要とする。また、ログインを行なったユーザが医用機器Mを離れるときには、他の人に勝手に使用されないように、医用機器Mの使用をロックする。
アクセス制御機能を担うセキュリティモジュールは、ユーザの権限に応じて、ユーザに可能な操作を制限したり、開放したりする。
監査証跡機能を担うセキュリティモジュールは、患者情報に関係する操作が行なわれた場合は、その操作記録を残す。
セキュリティモジュール31には、複数の監視モジュール32を代表する1つの監視モジュールに対して所要時間間隔で(定期的に)通知を送信する送信部40が設けられる。なお、複数のセキュリティモジュールが機能する場合は、各セキュリティモジュールから通知をそれぞれ送信する。
各監視モジュール32a,32b及び32cは、受信部41a,41b及び41cと、セキュリティモジュール異常検知部42a,42b及び42cと、セキュリティモジュール異常通知部43a,43b及び43cと、ログ記録部44a,44b及び44cと、監視モジュール異常チェック部45a,45b及び45cと、優先順位判断部46a,46b及び46cと、監視モジュール再起動部47a,47b及び47cと、インターフェースID(IDentification)変更部(インターフェースID継承部)48a,48b及び48cとを有する。なお、便宜上、図2に示した監視モジュール32bには、受信部41b及び監視モジュールチェック部45bのみを図示し、監視モジュール32cには、受信部41c及び監視モジュールチェック部45cのみを図示するものとする。
受信部41aは、監視モジュール32aの優先順位が第1位である場合、監視モジュール32を代表して、セキュリティモジュール31からの通知を受信する機能を有する。通知は、インターフェースID制御部48aによって決定されるインターフェースIDを用いて受信する。なお、本実施形態では、監視モジュール32を代表する1つの監視モジュールがセキュリティモジュール31から通知を受信する場合を例にとって説明するが、その場合に限定されるものではない。例えば、セキュリティモジュール31が監視モジュール32を代表する1つの監視モジュールから通知を受信する場合であってもよいし、また、セキュリティモジュール31と監視モジュール32を代表する1つの監視モジュールとが双方向で通信を行なう場合であってもよい。なお、受信部41b及び41cについても、受信部41aと同様の機能を有する。
セキュリティモジュール異常検知部42aは、監視モジュール32aの優先順位が第1位である場合、所要時間が経過しても、セキュリティモジュール31からの通知が受信部41aによって受信されない場合に「セキュリティモジュール異常」と判断し、セキュリティモジュール異常通知部43aやログ記録部44aに「セキュリティモジュール異常」を通知する機能を有する。なお、セキュリティモジュール異常検知部42b(図示しない)及び42c(図示しない)についても、セキュリティモジュール異常検知部42aと同様の機能を有する。
セキュリティモジュール異常通知部43aは、セキュリティモジュール異常検知部42aから「セキュリティモジュール異常」が通知されると、「セキュリティモジュール異常」を通知する機能を有する。セキュリティモジュール異常通知部43aによって医用機器Mは、セキュリティモジュール31に異常が発生したことをユーザに対して通知したり、医用機器Mを縮退運転モードに移行したりするといった対処を行なうことができる。なお、セキュリティモジュール異常通知部43b(図示しない)及び43c(図示しない)についても、セキュリティモジュール異常通知部43aと同様の機能を有する。
ログ記録部44aは、セキュリティモジュール異常検知部42aから「セキュリティモジュール異常」が通知されると、「セキュリティモジュール異常」の内容をHD23等の記憶装置にログとして記録する機能を有する。なお、ログ記録部44b(図示しない)及び44c(図示しない)についても、ログ記録部44aと同様の機能を有する。
監視モジュール異常チェック部45aは、監視モジュール異常チェック部45b及び45cと相互に通信を行ない、監視モジュール32b及び32cが正常に機能しているかどうかをチェックし、監視モジュール32b又は32cの異常(故障)を検知した場合は、優先順位判断部46aに「監視モジュール32b又は32cの異常」を通知する機能を有する。なお、監視モジュール異常チェック部45bは、監視モジュール32a及び32cが正常に機能しているかどうかをチェックし、監視モジュール32a又は32cの異常を検知した場合は、優先順位判断部46bに「監視モジュール32a又は32cの異常」を通知する機能を有する。また、監視モジュール異常チェック部45cは、監視モジュール32a及び32bが正常に機能しているかどうかをチェックし、監視モジュール32a又は32bの異常を検知した場合は、優先順位判断部46cに「監視モジュール32a又は32bの異常」を通知する機能を有する。
優先順位判断部46aは、監視モジュール異常チェック部45aから「監視モジュール32b又は32cの異常」が通知されると、「監視モジュール32b又は32cの異常」の通知以降、監視モジュール32aがセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有するか否かを優先順位に基づいて判断する機能を有する。なお、優先順位判断部46b(図示しない)及び46c(図示しない)についても、優先順位判断部46aと同様の機能を有する。優先順位は、予めユーザが任意に設定するものであり、また、必要に応じて更新されるものである。
例えば、監視モジュール32aの優先順位が第2位、監視モジュール32bの優先順位が第1位、監視モジュール32cの優先順位が第3位であり、優先順位が第1位の監視モジュール32bに異常が発生した場合を説明する。監視モジュール32aの監視モジュール異常チェック部45aから「監視モジュール32bの異常」が通知されると、優先順位判断部46aは、「監視モジュール32bの異常」の通知以降、監視モジュール32aがセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有すると判断する。また、監視モジュール32cの監視モジュール異常チェック部45cから「監視モジュール32bの異常」が通知されると、優先順位判断部46cは、「監視モジュール32bの異常」の通知以降、監視モジュール32cはセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有しないと判断する。
監視モジュール再起動部47aは、優先順位判断部46aによって監視モジュール32aがセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有すると判断された場合、異常が検知された監視モジュール32b又は32cを再起動させる機能を有する。なお、監視モジュール再起動部47b(図示しない)は、優先順位判断部46bによって監視モジュール32bがセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有すると判断された場合、異常が検知された監視モジュール32a又は32cを再起動させる機能を有する。また、監視モジュール再起動部47c(図示しない)は、優先順位判断部46cによって監視モジュール32cがセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有すると判断された場合、異常が検知された監視モジュール32a又は32bを再起動させる機能を有する。
インターフェースID制御部48aは、優先順位判断部46aによる判断によって監視モジュール32aがセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有すると判断された場合、セキュリティモジュール31からの通知を受信できるように、受信部41aのインターフェースIDを変更する機能を有する。なお、インターフェースID制御部48b及び48cについても、インターフェースID制御部48aと同様の機能を有する。
また、起動モジュール33には、監視モジュール32を起動する監視モジュール起動部51と、その監視モジュール起動部51によって起動される監視モジュール32の個数を任意に設定する起動個数設定部52とが設けられる。
本実施形態のセキュリティ機能監視システム30の構成によると、セキュリティモジュール31は、送信部40を介して、監視モジュール32の所要のインターフェースIDに対してのみ通知を行なう。一方、監視モジュール32では、監視モジュール32のうち、優先順位が第1位の監視モジュールがセキュリティモジュール31からの通知を受信する。また、監視モジュール32では、優先順位が第1位の監視モジュールに異常が発生すると、優先順位が第1位の監視モジュールに次ぐ第2位の監視モジュールが、優先順位が第1位の監視モジュールから所要のインターフェースIDを引き継ぐと同時に、優先順位が第1位の監視モジュールを再起動させる。これにより、セキュリティモジュール31と監視モジュール32との通知の送受信を途切れさせることなく継続させることができる。
続いて、セキュリティ機能監視システム30の動作について図1乃至図4を参照しながら説明する。なお、時刻T0において、監視モジュール32a,32b及び32cのうち、監視モジュール32aの優先順位を第2位、監視モジュール32bの優先順位を第1位、監視モジュール32cの優先順位を第3位として説明する。
単一の医用機器M内のCPU21がプログラムを実行すると、医用機器Mは、セキュリティ機能監視システム30として機能する。
起動モジュール33の監査モジュール起動部51は、起動個数設定部52による設定に従って、監視モジュール32a,32b及び32cを起動させる。
セキュリティモジュール31は、所要時間間隔で、同じ医用機器M内の監視モジュール32に自身が正常に機能している通知を行なう。セキュリティモジュール31では、監視モジュール32で設定された所要のインターフェースIDに対してのみ通知を送信する。
一方、時刻T0においては、複数の監視モジュール32のうち、優先順位が第1位の監視モジュール32bがセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有し、所要のインターフェースIDを用いて受信部41bによってセキュリティモジュール31からの通知を受信する。時刻T0以降は、セキュリティモジュール31が正常に機能している通知は、監視モジュール32bの受信部41bのみが受信する。
また、監視モジュール32a,32b及び32cは、監視モジュールチェック部45a,45b及び45cを介して互いに通信を行なっており、互いの機能状態を継続的に確認し合っている。
1.優先順位が第1位の監視モジュールに異常が発生した場合
1−1.優先順位が第2位の監視モジュールの機能
時刻T1において、優先順位が第2位の監視モジュール32aの監視モジュールチェック部45aが、優先順位が第1位である監視モジュール32bの異常を検知したとする。監視モジュールチェック部45aは、優先順位判断部46aに「監視モジュール32bの異常」を通知する。
優先順位判断部46aは、監視モジュール異常チェック部45aから「監視モジュール32bの異常」が通知されると、優先順位に基づいて「監視モジュール32bの異常」の通知以降は監視モジュール32aがセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有すると判断する。また、優先順位判断部46aは、監視モジュール再起動部47a及びインターフェースID制御部48aに、「セキュリティモジュール31の異常を検知する権限あり」を通知する。
監視モジュール再起動部47aは、優先順位判断部46aから「セキュリティモジュール31の異常を検知する権限あり」が通知されると、異常が検知された監視モジュール32bを再起動させる。
また、インターフェースID制御部48aは、優先順位判断部46aから「セキュリティモジュール31の異常を検知する権限あり」が通知されると、受信部41aのインターフェースIDを、セキュリティモジュール31からの通知を受信するためのインターフェースIDに変更する。よって、時刻T1以降は、監視モジュール32aの受信部41aによってセキュリティモジュール31からの通知が受信されることになる。
したがって、図3に示したように、監視モジュール32bに異常が発生し、その監視モジュール32bの再起動が終了するまでのまでの間(時刻T1乃至T2)は、優先順位が第2位の監視モジュール32aがセキュリティモジュール31から通知を受信する。そして、時刻T1乃至T2において、セキュリティモジュール異常検知部42aは、所要時間が経過しても、セキュリティモジュール31からの通知が受信部41aによって受信されない場合に「セキュリティモジュール異常」と判断し、セキュリティモジュール異常通知部43aやログ記録部44aに「セキュリティモジュール異常」を通知する。
そして、時刻T2において、監視モジュール32bの再起動が終了したことを監視モジュールチェック部25aが検知すると、再び、インターフェースIDを変更して、監視モジュール32bがセキュリティモジュール31から通知を受信する。
ここで、優先順位判断部46aは、異常が発生した監視モジュール32bの優先順位を最下位に降格させると共に、異常が発生した監視モジュール32bより優先順位が下位であった全ての監視モジュールの優先順位をそれぞれ繰り上げるものとしてもよい。その場合、時刻T1以降は、優先順位が第2位から第1位に繰り上がった監視モジュール32aが、自身に異常が発生するまでセキュリティモジュール31からの通知を受信する。
1−2.優先順位が第3位(第1位及び第2位以外)の監視モジュールの機能
時刻T1において、優先順位が第3位の監視モジュール32cの監視モジュールチェック部45cが、優先順位が第1位である監視モジュール32bの異常を検知したとする。監視モジュールチェック部45cは、優先順位判断部46cに「監視モジュール32bの異常」を通知する。
優先順位判断部46cは、監視モジュール異常チェック部45cから「監視モジュール32bの異常」が通知されると、優先順位に基づいて「監視モジュール32bの異常」の通知以降も、監視モジュール32cがセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有しないと判断する。
2.優先順位が第2位(第1位以外)の監視モジュールに異常が発生した場合
2−1.優先順位が第1位の監視モジュールの機能
時刻T1において、優先順位が第1位の監視モジュール32bの監視モジュールチェック部45bが、優先順位が第2位である監視モジュール32aの異常を検知したとする。監視モジュールチェック部45bは、優先順位判断部46bに「監視モジュール32aの異常」を通知する。
優先順位判断部46bは、監視モジュール異常チェック部45bから「監視モジュール32aの異常」が通知されると、優先順位に基づいて「監視モジュール32aの異常」の通知以降も監視モジュール32bがセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有すると判断する。また、優先順位判断部46bは、監視モジュール再起動部47bに、「セキュリティモジュール31の異常を検知する権限あり」を通知する。
監視モジュール再起動部47bは、優先順位判断部46bから「セキュリティモジュール31の異常を検知する権限あり」が通知されると、異常が検知された監視モジュール32aを再起動させる。
したがって、図4に示したように、監視モジュール32aに異常が発生し、その監視モジュール32aの再起動が終了するまでのまでの間(時刻T1乃至T2)に優先順位が第1位の監視モジュール32bに異常が発生した場合、優先順位が第3位の監視モジュール32cがセキュリティモジュール31から通知を受信する。そして、時刻T2以降であって監視モジュール32bの再起動の終了までにおいて、監視モジュール32aの再起動が終了したことを監視モジュールチェック部25cが検知すると、再び、インターフェースIDを変更して、監視モジュール32aがセキュリティモジュール31から通知を受信する。
ここで、優先順位判断部46bは、異常が発生した監視モジュール32aの優先順位を最下位に降格させると共に、異常が発生した監視モジュール32bより優先順位が下位であった全ての監視モジュールの優先順位をそれぞれ繰り上げるものとしてもよい。
2−2.優先順位が第3位(第1位以外)であって異常発生以外の監視モジュールの機能
時刻T1において、優先順位が第3位の監視モジュール32cの監視モジュールチェック部45cが、優先順位が第2位である監視モジュール32aの異常を検知したとする。監視モジュールチェック部45cは、優先順位判断部46cに「監視モジュール32aの異常」を通知する。
優先順位判断部46cは、監視モジュール異常チェック部45cから「監視モジュール32aの異常」が通知されると、優先順位に基づいて「監視モジュール32aの異常」の通知以降も、監視モジュール32cがセキュリティモジュール31の異常を検知する権限を有しないと判断する。
本実施形態のセキュリティ機能監視システム30によると、医用機器M内のセキュリティ機能の異常を確実に検知すると共に、セキュリティ機能の異常を外部出力することで、医用機器Mの使用を停止させることなく、セキュリティ保護を目的とする法規に準拠した医用システムを構築できる。
図5は、セキュリティ機能監視システムのハードウェア構成を示す概略図である。
図5は、複数の医用機器M(図5では、3つの医用機器Ma,Mb及びMcとして示す。)を示し、各医用機器Ma,Mb及びMcは、LAN(Local Area Network)等のネットワークNを介して通信可能に接続される。医用機器Maには画像データ生成装置11a及び操作コンソール12aが、医用機器Mbには画像データ生成装置11b及び操作コンソール12bが、また、医用機器Mcには画像データ生成装置11c及び操作コンソール12cがそれぞれ備えられる。なお、画像データ生成装置11a,11b及び11cは、図1で説明した画像データ生成装置11と、操作コンソール12a,12b及び12cは、図1で説明した操作コンソール12とそれぞれ同様のハードウェア構成であるものとする。
図6は、本発明に係るセキュリティ機能監視システムの第2の実施形態を示すブロック図である。
図6は、セキュリティ機能監視システム30Aを示し、そのセキュリティ機能監視システム30Aは、図5に示した各医用機器Ma,Mb及びMc内にそれぞれ備える操作コンソール12a,12b及び12cの各CPUがプログラムを実行することによってそれぞれ機能するものである。
セキュリティ機能監視システム30Aは、医用機器Maにおいてモジュール31a、監視モジュール32a及び起動モジュール33aとして機能し、医用機器Mbにおいてモジュール31b、監視モジュール32b及び起動モジュール33bとして機能し、医用機器Mcにおいてモジュール31c、監視モジュール32c及び起動モジュール33cとして機能する。
医用機器Maに有するセキュリティモジュール31aは、監視モジュール32aに対して所要時間間隔で通知を送信する。医用機器Mbに有するセキュリティモジュール31bは、監視モジュール32bに対して所要時間間隔で通知を送信する。また、医用機器Mcに有するセキュリティモジュール31cは、監視モジュール32cに対して所要時間間隔で通知を送信する。
各医用機器Ma,Mb及びMcに有する各監視モジュール32a,32b及び32cは、受信部41a,41b及び41cと、セキュリティモジュール異常検知部42a,42b及び42cと、セキュリティモジュール異常通知部43a,43b及び43cと、ログ記録部44a,44b及び44cと、監視モジュール異常チェック部45a,45b及び45cと、優先順位判断部46a,46b及び46cと、監視モジュール再起動部47a,47b及び47cと、インターフェースID制御部48a,48b及び48cとを有する。なお、便宜上、図6に示した監視モジュール32aには、受信部41a及び監視モジュールチェック部45aのみを図示し、監視モジュール32bには、受信部41b及び監視モジュールチェック部45bのみを図示し、また、監視モジュール32cには、受信部41c及び監視モジュールチェック部45cのみを図示するものとする。
なお、図6に示したセキュリティ機能監視システム30Aにおいて、図2で示したセキュリティ機能監視システム30と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
続いて、セキュリティ機能監視システム30Aの動作について図5乃至図8を参照しながら説明する。なお、時刻T0において、監視モジュール32a,32b及び32cのうち、監視モジュール32aの優先順位を第2位、監視モジュール32bの優先順位を第1位、監視モジュール32cの優先順位を第3位として説明する。
医用機器Ma内のCPU、医用機器Mb内のCPU及び医用機器Mc内のCPUがそれぞれプログラムを実行すると、医用機器Ma、医用機器Mb及び医用機器Mcは、セキュリティ機能監視システム30Aとして機能する。
医用機器Ma内のセキュリティモジュール31aは、所要時間間隔で、同じ医用機器Ma内の監視モジュール32aに自身が正常に機能している通知を行なう。医用機器Mb内のセキュリティモジュール31bは、所要時間間隔で、同じ医用機器Mb内の監視モジュール32bに自身が正常に機能している通知を行なう。また、医用機器Mc内のセキュリティモジュール31cは、所要時間間隔で、同じ医用機器Mc内の監視モジュール32cに自身が正常に機能している通知を行なう。
3.優先順位が第1位の監視モジュールに異常が発生した場合
3−1.優先順位が第2位の監視モジュールの機能
時刻T1において、医用機器Maに有する優先順位が第2位の監視モジュール32aの監視モジュールチェック部45aが、医用機器Mbに有する優先順位が第1位である監視モジュール32bの異常を検知したとする。監視モジュールチェック部45aは、優先順位判断部46aに「監視モジュール32bの異常」を通知する。
優先順位判断部46aは、監視モジュール異常チェック部45aから「監視モジュール32bの異常」が通知されると、優先順位に基づいて「監視モジュール32bの異常」の通知以降は、監視モジュール32aがセキュリティモジュール31bの異常を検知する権限を有すると判断する。また、優先順位判断部46aは、監視モジュール再起動部47a及びインターフェースID制御部48aに、「セキュリティモジュール31bの異常を検知する権限あり」を通知する。
監視モジュール再起動部47aは、優先順位判断部46aから「セキュリティモジュール31bの異常を検知する権限あり」が通知されると、異常が検知された監視モジュール32bを再起動させる。
また、インターフェースID制御部48aは、優先順位判断部46aから「セキュリティモジュール31bの異常を検知する権限あり」が通知されると、受信部41aのインターフェースIDとして、セキュリティモジュール31bからの通知を受信するためのインターフェースIDを追加する。よって、時刻T1以降は、監視モジュール32aの受信部41aによってセキュリティモジュール31aからの通知と、セキュリティモジュール31bからの通知とが受信されることになる。
したがって、図7に示したように、医用機器Mbに有する監視モジュール32bに異常が発生し、その監視モジュール32bの再起動が終了するまでのまでの間(時刻T1乃至T2)は、医用機器Maに有する優先順位が第2位の監視モジュール32aがセキュリティモジュール31bから通知を受信する。そして、時刻T1乃至T2において、セキュリティモジュール異常検知部42aは、所要時間が経過しても、セキュリティモジュール31a及び31bからの通知が受信部41aによって受信されない場合に「セキュリティモジュール異常」と判断し、セキュリティモジュール異常通知部43aやログ記録部44aに「セキュリティモジュール異常」を通知する。
そして、時刻T2において、監視モジュール32bの再起動が終了したことを監視モジュールチェック部25aが検知すると、再び、インターフェースIDを変更して、監視モジュール32bがセキュリティモジュール31bから通知を受信する。
3−2.優先順位が第3位(第1位及び第2位以外)の監視モジュールの機能
時刻T1において、医用機器Mcに有する優先順位が第3位の監視モジュール32cの監視モジュールチェック部45cが、医用機器Mbに有する優先順位が第1位である監視モジュール32bの異常を検知したとする。監視モジュールチェック部45cは、優先順位判断部46cに「監視モジュール32bの異常」を通知する。
優先順位判断部46cは、監視モジュール異常チェック部45cから「監視モジュール32bの異常」が通知されると、優先順位に基づいて「監視モジュール32bの異常」の通知以降も監視モジュール32cがセキュリティモジュール31bの異常を検知する権限を有しないと判断する。
4.優先順位が第2位(第1位以外)の監視モジュールに異常が発生した場合
4−1.優先順位が第1位の監視モジュールの機能
時刻T1において、医用機器Mbに有する優先順位が第1位の監視モジュール32bの監視モジュールチェック部45bが、医用機器Maに有する優先順位が第2位である監視モジュール32aの異常を検知したとする。監視モジュールチェック部45bは、優先順位判断部46bに「監視モジュール32aの異常」を通知する。
優先順位判断部46bは、監視モジュール異常チェック部45bから「監視モジュール32aの異常」が通知されると、優先順位に基づいて「監視モジュール32aの異常」の通知以降、監視モジュール32bがセキュリティモジュール31aの異常を検知する権限を有すると判断する。また、優先順位判断部46bは、監視モジュール再起動部47bに、「セキュリティモジュール31aの異常を検知する権限あり」を通知する。
監視モジュール再起動部47bは、優先順位判断部46bから「セキュリティモジュール31aの異常を検知する権限あり」が通知されると、異常が検知された監視モジュール32aを再起動させる。
また、インターフェースID制御部48bは、優先順位判断部46bから「セキュリティモジュール31aの異常を検知する権限あり」が通知されると、受信部41bのインターフェースIDとして、セキュリティモジュール31aからの通知を受信するためのインターフェースIDを追加する。よって、時刻T1以降は、監視モジュール32bの受信部41bによってセキュリティモジュール31aからの通知と、セキュリティモジュール31bからの通知とが受信されることになる。
したがって、図8に示したように、医用機器Maに有する監視モジュール32aに異常が発生し、その監視モジュール32aの再起動が終了するまでのまでの間(時刻T1乃至T2)は、医用機器Mbに有する優先順位が第1位の監視モジュール32bがセキュリティモジュール31aから通知を受信する。そして、時刻T2において、監視モジュール32aの再起動が終了したことを監視モジュールチェック部25bが検知すると、再び、インターフェースIDを変更して、監視モジュール32aがセキュリティモジュール31aから通知を受信する。
4−2.優先順位が第3位(第1位及び異常発生以外)の監視モジュールの機能
時刻T1において、優先順位が第3位の監視モジュール32cの監視モジュールチェック部45cが、優先順位が第2位である監視モジュール32aの異常を検知したとする。監視モジュールチェック部45cは、優先順位判断部46cに「監視モジュール32aの異常」を通知する。
優先順位判断部46cは、監視モジュール異常チェック部45cから「監視モジュール32aの異常」が通知されると、「監視モジュール32aの異常」の通知以降も、監視モジュール32cがセキュリティモジュール31aの異常を検知する権限を有しないと判断する。
よって、セキュリティ機能監視システム30Aでは、ネットワークNを介して分散して監視モジュール32a,32b及び32cを配置することにより、リスクを分散し、より安全性の高いセキュリティシステムを構築することができる。
なお、セキュリティ機能監視システム30Aでは、各医用機器M内に1つの監視モジュール32を有するように構成したが、各医用機器M内に複数の監視モジュール32を有するように構成してもよい。その場合、医用機器M間で優先順位を設定し、また、医用機器M内で優先順位を設定することで、医用機器M間でセキュリティモジュールの異常の検知を補償し合えると共に、医用機器M内でセキュリティモジュールの異常の検知を補償し合える。
本実施形態のセキュリティ機能監視システム30Aによると、医用機器M内のセキュリティ機能の異常を確実に検知すると共に、セキュリティ機能の異常を外部出力することで、医用機器Ma,Mb及びMcの使用を停止させることなく、セキュリティ保護を目的とする法規に準拠した医用システムを構築できる。
セキュリティ機能監視システムのハードウェア構成を示す概略図。 本発明に係るセキュリティ機能監視システムの第1の実施形態を示すブロック図。 本発明に係るセキュリティ機能監視システムの第1の実施形態における動作の一例を示す図。 本発明に係るセキュリティ機能監視システムの第1の実施形態における動作の一例を示す図。 セキュリティ機能監視システムのハードウェア構成を示す概略図。 本発明に係るセキュリティ機能監視システムの第2の実施形態を示すブロック図。 本発明に係るセキュリティ機能監視システムの第2の実施形態における動作の一例を示す図。 本発明に係るセキュリティ機能監視システムの第2の実施形態における動作の一例を示す図。
符号の説明
30,30A セキュリティ機能監視システム
31,31a,32b,32c セキュリティモジュール
32,32a,32b,32c 監視モジュール
40 送信部
41a,41b,41c 受信部
42a,42b,42c セキュリティモジュール異常検知部
43a,43b,43c セキュリティモジュール異常通知部
44a,44b,44c ログ記録部
45a,45b,45c 監視モジュールチェック部
46a,46b,46c 優先順位判断部
47a,47b,47c 監視モジュール再起動部
48a,48b,48c インターフェースID制御部

Claims (9)

  1. セキュリティ機能を実装しているセキュリティモジュールの異常を検知する監視モジュールと、その監視モジュールを起動させる起動モジュールとを有する単一の医用機器内において、複数の前記監視モジュールを有し、それら各監視モジュールに、
    他の監視モジュールの異常をチェックする監視モジュールチェック部と、
    前記監視モジュールチェック部によって前記他の監視モジュールの異常が検知された場合、優先順位に基づいて、自らの監視モジュールが前記セキュリティモジュールの異常を検知する権限を有するか否かを判断する優先順位判断部と、
    前記優先順位判断部によって前記自らの監視モジュールが前記セキュリティモジュールの異常を検知する権限を有すると判断された場合、インターフェースIDを前記セキュリティモジュールの異常を検知するためのインターフェースIDに変更するインターフェースID制御部と、を有することを特徴するセキュリティ機能監視システム。
  2. 前記優先順位判断部によって前記自らの監視モジュールが前記セキュリティモジュールの異常を検知する権限を有すると判断された場合、異常が検知された前記他の監視モジュールを再起動させる監視モジュール再起動部を有することを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ機能監視システム。
  3. 前記優先順位判断部によって前記自らの監視モジュールが前記セキュリティモジュールの異常を検知する権限を有すると判断された場合、前記優先順位判断部は、異常が検知された前記他の監視モジュールの優先順位を最下位に降格させることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ機能監視システム。
  4. 前記セキュリティモジュールの異常を検知すると、前記セキュリティモジュールの異常を外部装置に通知するセキュリティモジュール異常通知部を有することを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ機能監視システム。
  5. 前記セキュリティモジュールの異常を検知すると、前記セキュリティモジュールの異常の内容を記憶装置に記録する記録部を有することを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ機能監視システム。
  6. セキュリティ機能を実装しているセキュリティモジュールの異常を検知する監視モジュールと、その監視モジュールを起動させる起動モジュールとをそれぞれ有する複数の医用機器において、
    他の医用機器における監視モジュールの異常をチェックする監視モジュールチェック部と、
    前記監視モジュールチェック部によって前記他の医用機器における監視モジュールの異常が検知された場合、優先順位に基づいて、自らの医用機器における監視モジュールが前記他の医用機器におけるセキュリティモジュールの異常を検知する権限を有するか否かを判断する優先順位判断部と、
    前記優先順位判断部によって前記自らの医用機器における監視モジュールが前記他の医用機器におけるセキュリティモジュールの異常を検知する権限を有すると判断された場合、前記他の医用機器におけるセキュリティモジュールの異常を検知するためのインターフェースIDを追加するインターフェースID制御部と、を有することを特徴するセキュリティ機能監視システム。
  7. 前記優先順位判断部によって前記自らの医用機器における監視モジュールが前記他の医用機器におけるセキュリティモジュールの異常を検知する権限を有すると判断された場合、異常が検知された前記他の医用機器における監視モジュールを再起動させる監視モジュール再起動部を有することを特徴とする請求項6に記載のセキュリティ機能監視システム。
  8. 前記他の医用機器におけるセキュリティモジュールの異常を検知すると、前記他の医用機器におけるセキュリティモジュールの異常を外部装置に通知するセキュリティモジュール異常通知部を有することを特徴とする請求項6に記載のセキュリティ機能監視システム。
  9. 前記他の医用機器におけるセキュリティモジュールの異常を検知すると、前記他の医用機器におけるセキュリティモジュールの異常の内容を記憶装置に記録する記録部を有することを特徴とする請求項6に記載のセキュリティ機能監視システム。
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