JP2008142120A - 座席 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートクッションの前後方向の長さを変更することができると共に、シートクッションの座り心地を維持することができる。
【解決手段】車両用シート10では、シートクッションパッド18の前部の凹部28内に設けられたエアバック32内に空気が導入されると、エアバック32が前後方向に膨らむ。このエアバック32の直後には、シートクッションフレーム16に対して後側への相対移動を制限された硬質部材30が設けられているので、エアバック32の膨らむ方向が前側に規制され、シートクッションパッド18の前端部18Aが前側へと押し出される。これにより、シートクッション12の前後方向の長さ寸法が長くなる。しかも、シートクッションパッド18の凹部28内に設けられる硬質部30は弾性体によって構成されており、エアバック32は変形可能できるため、シートクッション12の座り心地を良好に維持することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、座席に関する。
従来、シートクッションの前部に設けられた機械式の長さ可変装置によってシートクッションの前後方向の長さを変える構成とした座席が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−157376号公報
しかしながら、上記構成の座席では、シートクッションの前部に長さ可変装置の配置スペースを確保しなければならないため、シートクッション前部のクッションパッドが薄くなり、座り心地に影響を与える可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、シートクッションの前後方向の長さを変更することができると共に、シートクッションの座り心地を維持することができる座席を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る座席は、シートクッションフレームの上部に設けられる着座用シートクッションパッドと、前記シートクッションパッドの前端側に設けられ、内部に圧力流体が導入されることで膨らむ流体袋と、前記シートクッションパッドよりも硬質な弾性体から成り、前記流体袋の後方に設けられ、前記流体袋が膨らむ際の反力を支えることで前記流体袋を前側へと膨らませる硬質部材と、前記流体袋内へ圧力流体を導入する流体導入装置と、を有することを特徴としている。
なお、請求項1に記載の前後上下の方向性は、請求項1に記載の発明に係る座席に着座した人の前後上下の方向性に対応する。
請求項1に記載の座席では、シートクッションパッドの前端側に流体袋が設けられており、流体導入装置によって流体袋内に圧力流体が導入されると、流体袋が膨らむ。この流体袋の後方には硬質部材が設けられており、この硬質部材は、流体袋が膨らむ際の反力を支持することで流体袋を前側へと膨らませる。これにより、シートクッションパッドの前端部が前側へと押し出され、シートクッションの前後方向の長さが変更される。しかも、シートクッションパッドの前端側に設けられる流体袋は変形可能であり、この流体袋の後方に設けられる硬質部材は弾性体によって構成されているため、シートクッションの座り心地を維持することができる。
請求項2に記載の発明に係る座席は、請求項1に記載の座席において、前記シートクッションパッドの表面を覆い、周縁部が前記シートクッションフレームに係止されることで前記シートクッションパッドを前記シートクッションフレームの上部に保持し、前側の周縁部に伸縮可能な伸縮部が設けられるシートクッションカバーを有することを特徴としている。
請求項2に記載の座席では、シートクッションパッドの表面がシートクッションカバーによって覆われているが、シートクッションカバーの前側の周縁部(すなわちシートクッションフレームへの係止部)には、伸縮可能な伸縮部が設けられている。したがって、シートクッションパッドの前端部が前側へと押し出される際に、伸縮部が伸びることでシートクッションカバーの前後方向の長さを変更することができる。
請求項3に記載の発明に係る座席は、請求項1又は請求項2に記載の座席において、前記シートクッションパッドの前端側には、下側へ向けて開口する凹部が形成され、前記流体袋及び前記硬質部材は、前記凹部内に配置されることを特徴としている。
請求項3に記載の座席では、流体袋及び硬質部材がシートクッションパッドの前端側に形成される凹部内に配置される。したがって、簡単な構成で流体袋及び硬質部材をシートクッションパッドの前端側に配置させることができる。
請求項4に記載の発明に係る座席は、請求項3に記載の座席において、前記シートクッションフレームには、前記硬質部材の直後で上側へ突出する突出部が設けられ、前記硬質部材は、前記突出部に当ることで前記シートクッションフレームに対する後側への相対移動を制限されることを特徴としている。
請求項4に記載の座席では、シートクッションフレームに設けられる突出部に硬質部材が当ることで、硬質部材のシートクッションフレームに対する後側への相対移動が制限される。このため、流体袋が膨らむ際の反力を硬質部材によって良好に受けることができる。
請求項5に記載の発明に係る座席は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の座席において、前記硬質部は、前記シートクッションパッドと一体に成形されることを特徴としている。
請求項5に記載の座席では、硬質部がシートクッションパッドと一体に成形されるので、シートクッションパッドのシートクッションフレームへの取付作業を容易にすることができる。
以上説明したように、本発明の請求項1に係る座席では、シートクッションの前後方向の長さを変更することができると共に、シートクッションの座り心地を維持することができる。
本発明の請求項2に係る座席では、シートクッションパッドの前端部が前側へと押し出される際に、シートクッションカバーの前後方向の長さを変更することができる。
本発明の請求項3に係る座席では、簡単な構成で流体袋及び硬質部材をシートクッションパッドの前端側に配置させることができる。
本発明の請求項4に係る座席では、流体袋が膨らむ際の反力を硬質部材によって良好に受けることができる。
本発明の請求項5に係る座席では、シートクッションパッドのシートクッションフレームへの取付作業を容易にすることができる。
図1には、本発明の実施形態に係る座席としての車両用シート10の部分的な構成が斜視図にて示されている。また、図2には、図1の2−2線断面図が示されている。さらに、図3には、この車両用シート10の部分的な構成が平面図にて示されている。なお、図中矢印FRはこの車両用シート10の前方向を示し、矢印UPはこの車両用シート10の上方向を示し、矢印Wはこの車両用シート10の幅方向を示している。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る車両用シート10は、着座用のシートクッション12を有しており、このシートクッション12の後側からは、上側へ向けてシートバック14が立設されている。図2に示されるように、シートクッション12は、その骨格を構成するシートクッションフレーム16を有している。シートクッションフレーム16は、例えば金属製の板材がプレス加工されることで形成されたものであり、板厚方向が略上下方向に沿って配置される本体部16Aを備えている。
シートクッションフレーム16の本体部16Aは、図示しない別のフレームを介して図示しない車体に取り付けられており、本体部16Aの前端部には、下側へ向けて前壁部16Bが延出されている。また、前壁部16Bよりも後方側で本体部16Aの前部には、上側へ向けて突出する断面略コ字形の突出部16Cが設けられている。この突出部16Cは、シートクッションフレーム16の幅方向に沿って延在している。
一方、シートクッションフレーム16の上部には、ウレタンフォーム等の発泡材から成るシートクッションパッド18が載置されており、シートクッションフレーム16の上部は、このシートクッションパッド18によって覆われている。さらに、シートクッションパッド18の表面(シートクッションフレーム16の上面に当接する下面以外の面)は、布又は皮等によって形成されたシートクッションカバー20によって覆われている。シートクッションカバー20の周縁部は、シートクッションフレーム16に係止されており、このシートクッションカバー20によってシートクッションパッド18がシートクッションフレーム16に保持されている。
シートクッションカバー20の前側の周縁部には、伸縮部22が設けられている。伸縮部22は、シートクッションカバー20の本体部24と異なる弾性材料(引張り力の作用方向に弾性変形可能な材料、例えば、伸縮性の高いファブリック材又はゴム材)によって帯状に形成されたものである。この伸縮部22は、一端側が(図2では上側)がシートクッションカバー本体部24の前側周縁部に縫い付けられており、他端側(図2では下側)がシートクッションフレーム16の前壁部16Bに係止(例えば接着)されている。これにより、伸縮部22は、シートクッションカバー20の前端部20Aを下側へと引っ張っており、シートクッションカバー20に張力を作用させている。また、シートクッションカバー20は、伸縮部22が伸ばされることで、図2に2点差線で示されるように、前側へと膨らむ(前後方向の長さ寸法を変更する)ことができるようになっている。
なお、シートクッションフレーム16の周囲は、シールド部材26によって取り囲まれており、シートクッションカバー20の周縁部(シートクッションフレーム16への係止部であって伸縮部22も含む部分)は、このシールド部材26によって覆われている。
一方、シートクッションパッド18の前端側には、下側へ向けて開口する凹部28が形成されている。凹部28は、シートクッションパッド18の幅方向の略全域にわたって形成されている。凹部28の後側の部分は、シートクッションフレーム16の突出部16Cに対向しており、突出部16Cは、凹部28の後側部分に収容されている。
また、凹部28の深さ寸法(上下方向の寸法)は、突出部16Cの直前で段状に深くなっており、突出部16Cの直前には、シートクッションパッド18よりも硬質な弾性体(本実施形態では、チップウレタン)から成る硬質部材30が配置されている。なお、ここでの「硬質」の定義は、「シートクッションパッド18よりも反発係数が高い」又は「シートクッションパッド18よりも弾性係数が大きい」というものである。
この硬質部材30は、シートクッションパッド18が型(パッド型)を用いて発泡成形される際に、予めパッド型に取り付けられることでシートクッションパッド18と一体に成形されたものであり、角棒状に形成されてシートクッションパッド18の幅方向に沿って延在している。硬質部材30の後側端面は、その下側の半分程度が突出部16Cの前側端面に当っており、硬質部材30は突出部16Cによってシートクッションフレーム16に対する後側への相対移動を制限されている。
また、凹部28の深さ寸法は、硬質部材30の直前で更に深くなっており、凹部28の前端側の部分(硬質部材30の直前の部分)には、上下方向に沿った切込み状の空間28Aが形成されている。この空間28Aは、シートクッションパッド18が発泡成形される際に上記パッド型に入れ子が取り付けられることで形成されたものであり、シートクッションパッド18の幅方向の略全域にわたって形成されている。この空間28A内には、流体袋としてのエアバック32が収容されている。
図3に示されるように、エアバック32は、シートクッションパッド18の幅方向に沿って長い袋状に形成されており、図示しないチューブを介して流体導入装置としてのエアポンプ36(図2参照)に接続されている。エアポンプ36は、作動することで上記チューブを介してエアバック32内へ圧力流体(本実施形態では、高圧の空気)を導入するようになっており、エアバック32は、内部に高圧の空気が導入されることで前後方向に膨らむようになっている。なお、本実施形態では、エアバック32は、膨らんだ状態での前後方向に沿った厚さ寸法が、車幅方向に沿って略一定になるように形成されている(図3の二点鎖線参照)。
ここで、エアバック32の直後には、前述したようにシートクッションフレーム16に対する後側への相対移動を制限された硬質部材30が配置されている。このため、エアバック32が膨らむ際には、エアバック32のシートクッションフレーム16に対する位置ずれが硬質部材30によって抑制される。また、エアバック32が膨らむ際には、硬質部材30がエアバック32の反力を受けることで、エアバック32の膨らむ方向が前側に規制される。このため、エアバック32は前側へと膨らみ、シートクッションパッド18の前端部18Aを前側へと押し出す。このとき、シートクッションカバー20の伸縮部22が伸びることで、前端部18Aの前側への押し出しが許容され、シートクッションカバー20の前端部20Aがシートクッションパッド18の前端部18Aと共に前側へと押し出される。これにより、シートクッション12の前後方向の長さ寸法が変更される(長くなる)ようになっている(図2及び図3の二点鎖線参照)。
また、エアポンプ36に設けられた図示しない解除弁が開放されると、エアバック32内の空気が上記解除弁から排出される。このため、上述の如く前側へと押し出されたシートクッションパッド18の前端部18A及びシートクッションカバー20の前端部20Aは、シートクッションパッド18の弾性力や伸縮部22の弾性力によって元の位置(図2及び図3に実線で示される位置)へと後退する。これにより、シートクッション12の前後方向の長さ寸法が元に戻るようになっている。
なお、エアポンプ36は、電動式・手動式のどちらであってもよい。また、車両に別の目的でエアポンプが搭載されている場合にはそのエアポンプを流用してもよい。さらに、エアポンプ36の配置は、本車両用シート10の近辺であっても、本車両用シート10から離れた場所であってもよい。
次に、本実施形態の作用について説明する。
上記構成の車両用シート10では、シートクッションパッド18の前端側の凹部28内にエアバック32が設けられており、エアポンプ36によってエアバック32内に高圧の空気が導入されると、エアバック32が前後方向に膨らむ。このエアバック32の直後で凹部28内には、シートクッションフレーム16に対して後側への相対移動を制限された硬質部材30が設けられているので、エアバック32の膨らむ方向が前側に規制され、シートクッションパッド18の前端部18Aがエアバック32によって前側へと押し出される。このとき、シートクッションカバー20の伸縮部22が伸びることで、前端部18Aの前側への押し出しが許容され、シートクッションカバー20の前端部20Aがシートクッションパッド18の前端部18Aと共に前側へと押し出される。これにより、シートクッション12の前後方向の長さ寸法が長くなる。
しかも、シートクッションパッド18の凹部28内に設けられる硬質部材30はチップウレタン(弾性体)によって構成されており、エアバック32は内部の空気を圧縮させること等により自在に変形できるため、シートクッション12の座り心地を良好に維持することができる。
また、この車両用シート10では、シートクッションカバー20の前後方向の長さ寸法を変更させるための伸縮部22が、シートクッションカバー20の前側の周縁部のみに設けられているので、安価な構成でシートクッションカバー20の前後方向の長さ寸法を変更させることができる。
さらに、この車両用シート10では、エアバック32及び硬質部材30がシートクッションパッド18の前端側に形成される凹部28内に配置されるので、エアバック32及び硬質部材30を簡単な構成でシートクッションパッド18の前端側に配置させることができる。
またさらに、この車両用シート10では、上述したように、シートクッションフレーム16に設けられた突出部16Cに硬質部材30が当ることで、硬質部材30のシートクッションフレーム16に対する後側への相対移動が制限される。ここで、シートクッションフレーム16の突出部16Cは、本車両用シート10に着座した乗員腰部のシートクッション12への沈み込みを抑制するので、所謂サブマリン現象(シートベルト装置によって車両用シートに拘束された乗員が、車両衝突時に車両用シートのシートクッションに潜り込むような姿勢となる現象)の発生が抑制される。すなわち、この車両用シート10では、サブマリン現象の対策用の突出部16Cによって硬質部材30のシートクッションフレーム16に対する後側への相対移動が制限されるので、構成が簡単である。
また、この車両用シート10では、硬質部材30がシートクッションパッド18と一体に成形されるので、シートクッションパッド18をシートクッションフレーム16の上部に載せる際に、凹部28内に硬質部材30を取り付ける作業が不要になり、シートクッションパッド18のシートクッションフレーム16への取付作業が容易になる。
しかも、この車両用シート10では、シートクッション長の可変構造を採用しない場合、すなわちエアバック32、硬質部材30、及びエアポンプ36を省略する場合には、シートクッションパッド18を発泡成形するためのパッド型に、空間28Aを形成するための入れ子及び硬質部材30を取り付けない状態でシートクッションパッド18を発泡成形すればよい。このようにすれば、上記入れ子及び硬質部材30が配置される部分にもシートクッションパッド18の発泡材が充満されるので、1種類のパッド型で対応することができる。したがって、この車両用シート10では、シートクッション長可変構造の有無に依らず、基本的に各構成部材を共用でき、部品点数が増えないので、トータルでの製造コストを低減させることができる。
なお、上記実施形態では、硬質部材30がシートクッションパッド18と一体に成形される構成としたが、これに限らず、硬質部材30とシートクッションパッド18が別々に成形される構成としてもよい。
また、上記実施形態では、エアバック32と硬質部材30とが別体に形成される構成としたが、これに限らず、エアバック32と硬質部30とが一体に形成される構成としてもよい。
さらに、上記実施形態では、シートクッションフレーム16に設けられた突出部16Cによって硬質部材30のシートクッションフレーム16に対する後側への相対移動が制限される構成としたが、これに限らず、突出部16Cが省略され、硬質部材30が接着等の手段によりシートクッションフレーム16に固定される構成としてもよい。
また、上記実施形態では、シートクッションパッド18の前端側に下側へ向けて開口する凹部28が形成され、この凹部28内にエアバック32及び硬質部材30が配置される構成としたが、これに限らず、シートクッションパッド18の前端側に車幅方向に沿って貫通する貫通孔が形成され、この貫通孔内にエアバック32及び硬質部材30が配置される構成としてもよい。但しこの場合、硬質部材30は、ステーなどを介してシートクッションフレーム16に連結される構成になる。
さらに、上記実施形態に係るエアバック32は、膨らんだ状態での前後方向に沿った厚さ寸法が、車幅方向に沿って略一定になるように形成された構成としたが、これに限らず、例えば図4及び図5に二点鎖線で示されるように、エアバック32が膨らんだ状態でのエアバック32の前後方向に沿った厚さ寸法が車幅方向に沿って変化するようにエアバック32を形成してもよい。
またさらに、上記実施形態では、流体導入装置としてエアポンプ36を用いる構成としたが、これに限らず、ガスボンベなどを流体導入装置として用いる構成としてもよい。
また、上記実施形態では、エアバック32(流体袋)を膨らませる流体として空気が用いられる構成としたが、これに限らず、流体としては空気以外の気体や、水、又はジェル状の液体などを用いてもよい。
さらに、上記実施形態では、本発明が車両用シートに適用された場合について説明したが、本発明は航空機の座席や家具用の座席などに対しても適用可能である。
本発明の実施形態に係る車両用シートの部分的な構成を示す斜視図である。 図1の2−2線断面図である。 図1に示される車両用シートの部分的な構成を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シートの変形例を示す図3に対応する平面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シートの別の変形例を示す図3に対応する平面図である。
符号の説明
10 車両用シート(座席)
12 シートクッション
16 シートクッションフレーム
16C 突出部
18 シートクッションパッド
20 シートクッションカバー
22 伸縮部
28 凹部
30 硬質部材
32 エアバック(流体袋)
36 エアポンプ(流体導入装置)

Claims (5)

  1. シートクッションフレームの上部に設けられる着座用シートクッションパッドと、
    前記シートクッションパッドの前端側に設けられ、内部に圧力流体が導入されることで膨らむ流体袋と、
    前記シートクッションパッドよりも硬質な弾性体から成り、前記流体袋の後方に設けられ、前記流体袋が膨らむ際の反力を受けることで前記流体袋を前側へと膨らませる硬質部材と、
    前記流体袋内へ圧力流体を導入する流体導入装置と、
    を有する座席。
  2. 前記シートクッションパッドの表面を覆い、周縁部が前記シートクッションフレームに係止されることで前記シートクッションパッドを前記シートクッションフレームの上部に保持し、前側の周縁部に伸縮可能な伸縮部が設けられるシートクッションカバーを有することを特徴とする請求項1に記載の座席。
  3. 前記シートクッションパッドの前端側には、下側へ向けて開口する凹部が形成され、前記流体袋及び前記硬質部材は、前記凹部内に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の座席。
  4. 前記シートクッションフレームには、前記硬質部材の直後で上側へ突出する突出部が設けられ、前記硬質部材は、前記突出部に当ることで前記シートクッションフレームに対する後側への相対移動を制限されることを特徴とする請求項3に記載の座席。
  5. 前記硬質部材は、前記シートクッションパッドと一体に成形されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の座席。
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