JP2008141710A - 通信システム、基地局、端末及び通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】使用許可された又は使用が許可されなかったサブチャネルが示された情報を含む第1のサブチャネルと、第1のサブチャネルに対応して前記サービスのデータを格納する第2のサブチャネルと、によって構成されたトラフィックチャネルを備えるOFDMA方式によって通信を行い、複数のサービスに対して、複数の第1のサブチャネルをそれぞれ割り当てて、1つの基地局と1つの端末との間を1つの無線リンクで接続して複数のサービスによる通信を行う通信制御手段2−1を備える。
【選択図】図4
Description
このため、端末からの呼接続の過程でサービスプライオリティのネゴシエーションを実施し、無線リンク毎にQoS制御を実施している。
これにより、1つの基地局と1つの端末の間を1つの無線リンクで接続して複数のサービスを実現できる。
上記構成により、複数のサービスに対して、それぞれ第1のサブチャネルを割り当てることにより、1つの基地局と1つの端末の間を1つの無線リンクで接続することができる。
上記構成により、QoSサービスクラスに対応した第2のサブチャネルを割り当てて、第1のサブチャネルに対応させることができるので、QoSサービスクラスが高い場合には、より多くの第2のサブチャネルを割り当てて、帯域が広がり高速な通信が可能となる。一方、QoSサービスクラスが低い場合には、少ない第2のサブチャネルを割り当てて、通信データ量を削減することができる。
上記構成によって、最初に行われる通信により提供されるサービスと、追加される異なるサービスに対してもそれぞれ第1のサブチャネルを割り当てることにより、1つの基地局と1つの端末の間を1つの無線リンクで接続して複数のサービスを提供することができる。
上記構成により、QoSサービスクラスに対応した個数の第2のサブチャネルを割り当てて、第1のサブチャネルに対応させることができるので、QoSサービスクラスが高い場合には、より多くの第2のサブチャネルを割り当てて、帯域が広がり高速な通信が可能となる。一方、QoSサービスクラスが低い場合には、少ない第2のサブチャネルを割り当てて、通信データ量を削減することができる。
上記構成によって、最初に行われる通信により提供されるサービスと、追加される異なるサービスに対してもそれぞれ第1のサブチャネルを割り当てることにより、1つの基地局と1つの端末の間を1つの無線リンクで接続して複数のサービスを提供することができる。
上記構成により、QoSサービスクラスに対応した個数の第2のサブチャネルを割り当てて、第1のサブチャネルに対応させることができるので、QoSサービスクラスが高い場合には、より多くの第2のサブチャネルを割り当てて、帯域が広がり高速な通信が可能となる。一方、QoSサービスクラスが低い場合には、少ない第2のサブチャネルを割り当てて、通信データ量を削減することができる。
上記構成により、上記構成によって、最初に行われる通信により提供されるサービスと追加される異なるサービスに対し、それぞれ第1のサブチャネルを割り当てることにより、1つの基地局と1つの端末の間を1つの無線リンクで接続して複数のサービスを提供することができる。複数のサービスに対して、それぞれ第1のサブチャネルを割り当てることにより、1つの基地局と1つの端末の間を1つの無線リンクで接続することができる。さらに、QoSサービスクラスに対応した個数の第2のサブチャネルを割り当てて、第1のサブチャネルに対応させることができるので、QoSサービスクラスが高い場合には、より多くの第2のサブチャネルを割り当てて、帯域が広がり高速な通信が可能となる。一方、QoSサービスクラスが低い場合には、少ない第2のサブチャネルを割り当てて、通信データ量を削減することができる。
図1は、本通信システムに用いられる、例えばタイムスロットが4個(S1〜S4)の場合のOFDMAのフレーム構成であり、縦軸が周波数軸であり、横軸が時間軸である。
図1において、ダウンリンク期間及びアップリンク期間は、共に周波数軸に対して、28個の周波数帯に分割されている。最初の周波数帯のサブチャネルは、コントロールサブチャネルと呼ばれ、制御チャネル(CCH)で使用している。なお、上記の最初の周波数帯は、最も高い周波数帯あるいは最も低い周波数帯のどちらでも良い。また、コントロールサブチャネルは、各周波数帯において、各タイムスロットのどのサブチャネルを使うかを指示する。
このトラフィックサブチャネルは、2種類のサブチャネルで構成され、第1のサブチャネルはアンカーサブチャネルと第2のサブチャネルはエクストラサブチャネルと名付ける。
エクストラサブチャネルは、サービスのデータを格納するサブチャネルであり、1つのアンカーサブチャネルに対して、QoSサービスクラスに対応した個数を割り当てられる。この場合、割り当てられたエクストラサブチャネルが多いほど帯域が広がるので高速な通信が可能となる。
よって、QoSサービスクラスが高い(サービスプライオリティの高いサービス)場合にはより多くのエクストラサブチャネルを割り当てるようにする。一方、QoSサービスクラスが低い場合(サービスプライオリティの低いサービス)には、少ないエクストラサブチャネルを割り当てるようにすることにより、サービスプライオリティに応じたデータレートを実現することができる。
各サブチャネルはPR(PRiamble)、PS(Pilot Symbol)、その他のフィールドにより構成される。PRはプリアンブルであり、フレーム送信の開始を認識させ、同期をとるタイミングを与えるための信号である。PSはパイロットシンボルであり、搬送波の絶対位相を正しく識別するために位相の基準を得るための既知の信号波形や、既知のデータのことである。サブチャネルペイロードは、物理層(PHY)の情報を収容する部分である。
アンカーサブチャネルのサブチャネルペイロードの構成は、MAP、ACK、サブチャネルペイロードなどの各フィールドで構成されている。そして、エクストラサブチャネルのサブチャネルペイロードがこれに連結される。このエクストラサブチャネルのサブチャネルペイロードは、CDなどのフィールドとPHYペイロードで構成される。
CDフィールドは、PHYペイロードの内容が制御情報であるかデータであるかを識別する1ビットの領域であり、このビットが“0”のとき制御情報、“1”のときデータであることを示す。
上記MAPフィールドは、端末に送信するMAP情報(当該端末に対し、使用許可された又は使用が許可されなかったサブチャネルが示された情報)であり、図1に示した108個のトラフィックサブチャネルT1〜T108に対応した108ビットの領域として表している。
図3は、本発明の実施の形態に係る通信システムの構成図である。
本発明の実施の形態に係る通信システムは、前述のOFDMA方式によって、1つのサービスに対して1つのアンカーサブチャネルを割り当て、基地局2と端末3の間を1つの無線リンクで接続して複数のサービスによる通信を行う通信システム1であり、基地局2はネットワーク4に接続されている。
(1)ユーザが端末3で音声呼発信動作を行ったら、端末3の送信手段3−1は接続先の基地局2に対してリンクチャネル(LCH)確立要求を送信する。
(2)リンクチャネル(LCH)確立要求を受信した基地局2の通信制御手段2−1は、キャリアセンスに基づいてアンカーサブチャネル(ASCH)を割当てる。
(3)送信手段2−2により、リンクチャネル(LCH)割当にて端末にアンカーサブチャネル(ASCH)の場所を通知する。受信手段3−2によりリンクチャネル(LCH)割当を受信した端末3は、送信手段3−1により、サービス確立要求を基地局に送信する。
(4)基地局2が受信したサービス確立要求には、QoSサービスクラスが含まれている。通信制御手段2−1は、QoSサービスクラスとアンカーサブチャネル(ASCH)を関連付ける。これにより、基地局2と端末3の間でQoSサービスのネゴシエーションを行う。基地局2の送信手段2−2は、サービス確立確認を端末3に送信する。
(5)サービス確立要求を受信した端末3は、無線帯域要求を基地局2側に送信する。基地局2はこの無線帯域要求を受信し、通信制御手段2−1は、当該サービスに対する無線帯域を確保する。この確保された無線帯域を通知するため、基地局2の送信手段2−2はアンカーサブチャネル(ASCH)に含まれるMAPによって通信に使用するエクストラサブチャネルの位置を端末3に通知し、音声通信(通話)を開始する。このとき、QoSサービスクラスに対応した個数のエクストラサブチャネルを割り当てる。音声通信はQoSサービスクラスが最も高い(最もサービスプライオリティの高いサービス)であるので、多くのエクストラサブチャネルを割り当てるようにする。
(6)音声通信中のユーザに対して、e−mailが基地局2に到着するなど、通信中に新たなサービスの追加が必要になった場合、基地局2は新たなサービスに対して基地局2の通信制御手段2−1は、アンカーサブチャネル(ASCH)を割当て、QoSサービスクラスとアンカーサブチャネル(ASCH)を関連付ける。
その後、基地局2の送信手段2−2は、サービス追加確認を端末3に対して送信する。このサービス追加確認では、端末2に対してアンカーサブチャネルの位置を通知する。
一方、e−mailなどのQoSサービスクラスが低い場合には、少ないエクストラサブチャネルを割り当てて、サブチャネルを有効に利用することができる。
2 基地局
2−1 通信制御手段
2−2 送信手段
2−3 受信手段
3 端末
3−1 送信手段
3−2 受信手段
4 ネットワーク
S1〜S4 タイムスロット
C1〜C4 コントロールサブチャネル
T1〜T108 トラフィックサブチャネル
Claims (9)
- 1つの基地局と1つの端末の間に1つの無線リンクを割り当て、前記1つの無線リンクにおいて、最初に行われる通信により提供されるサービスに加え、該サービスとは異なるサービスを含む通信を追加する通信制御手段を備えることを特徴とする通信システム。
- 使用許可された又は使用が許可されなかったサブチャネルが示された情報を含む第1のサブチャネルと、前記第1のサブチャネルに対応して前記サービスのデータを格納する第2のサブチャネルと、によって構成されたトラフィックチャネルを備えるOFDMA方式によって通信を行い、
前記通信制御手段は、前記最初に行われる通信により提供されるサービスに加え、該サービスとは異なるサービスを含む通信を追加する場合は、前記最初に行われる通信に割り当てられる前記第1のサブチャネルに加え、該サブチャネルとは異なる前記第1のサブチャネルを割り当てることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記通信制御手段は、前記サービスにそれぞれ対応した優先度に基づき、前記優先度と前記第1のサブチャネルとを関連づけることを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
- 前記通信制御手段は、前記優先度に基づき、前記第2のサブチャネルを割り当てることを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
- 使用許可された又は使用が許可されなかったサブチャネルが示された情報を含む第1のサブチャネルと、前記第1のサブチャネルに対応して通信のサービスのデータを格納する第2のサブチャネルと、によって構成されたトラフィックチャネルを備えるOFDMA方式によって通信を行い、
前記通信制御手段は、前記最初に行われる通信により提供されるサービスに加え、該サービスとは異なるサービスを含む通信を追加する場合は、前記最初に行われる通信に割り当てられる前記第1のサブチャネルに加え、該サブチャネルとは異なる前記第1のサブチャネルを割り当てることを特徴とする基地局。 - 前記通信制御手段は、前記サービスにそれぞれ対応した優先度に基づき前記優先度と前記第1のサブチャネルとを関連づけ、前記優先度に応じた個数の第2のサブチャネルを割り当てることを前記優先度に特徴とする請求項5記載の基地局。
- 使用許可された又は使用が許可されなかったサブチャネルが示された情報を含む第1のサブチャネルと、前記第1のサブチャネルに対応して通信のサービスのデータを格納する第2のサブチャネルと、によって構成されたトラフィックチャネルを備えるOFDMA方式によって通信を行い、
前記通信制御手段は、前記最初に行われる通信により提供されるサービスに加え、該サービスとは異なるサービスを含む通信を追加する場合は、前記最初に行われる通信に割り当てられる前記第1のサブチャネルに加え、該サブチャネルとは異なる前記第1のサブチャネルを割り当てることを特徴とする端末。 - 前記複数のサービスのそれぞれの前記サービスに応じて通信帯域を要求することを特徴とする請求項7に記載の端末。
- 使用許可された又は使用が許可されなかったサブチャネルが示された情報を含む第1のサブチャネルと、前記第1のサブチャネルに対応して通信のサービスのデータを格納する第2のサブチャネルと、によって構成されたトラフィックチャネルを備えるOFDMA方式によって通信を行い、
基地局が、端末が確立要求した追加サービス毎に前記第1のサブチャネルを追加して割り当て、端末に通知するステップと、
基地局からサービス追加確認を前記端末に送信するステップと、
前記サービス追加確認を受信した前記端末が基地局に対して、前記追加サービスに使用する通信帯域を要求するステップと、
前記通信帯域の要求を受信した前記基地局が端末に対して、前記追加サービスの通信帯域に応じた個数の前記第2のサブチャネルを割り当てるステップと、
を含むことを特徴とする通信方法。
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