JP2008138636A - 風力発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】回転している内に羽根自身が変形してピッチ角が自動的に変化するパッシヴセルフピッチコントロール羽根の風力発電機については、その動作モードがあまり解明されていなかった。そのため、風速に対応した最大出力電力を取り出すには、どのように運転制御すればよいかが判然としていなかった。
【解決手段】この種の風力発電機の動作モードには、出力電圧がゼロから緩やかにしか増加しない第1モードと、その緩やかな増加から急激な増加に転じることにより入る第2モードとがあり、最大出力電力は第2モードで動作している時に得られることが判明した。モード判定部12でモードを判定し、第2モードの時に出力取出スイッチ部5をオンし、出力を取り出す。MPPT制御部10により、風速に対応した最大出力電力,その出力時の電圧,電流をそれぞれ算出し、風力発電機1からの電圧,電流がその値となるよう、制御部7を制御する。これにより、風速が変わっても効率よく速やかに最大出力電力を取り出すことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の屋上等にも設置できる小型の風力発電機を用いた風力発電システムに関するものである。
風力発電機は、羽根が風を受けて回転し、その回転力により発電するものであるが、風のエネルギー密度(air density)は低い値である(0.1225Kg/m3 )。このようにエネルギー密度が低い風を効率よく利用するために、羽根のピッチ角を可変制御することが考えられている。
人里離れた高台等に設置される大型の風力発電機では、羽根のピッチ角の可変機構およびその可変機構を作動させる制御装置等が設けられたものが、数多く提案されている(例、下記の特許文献1)。しかし、都会のビル等に設置される小型の風力発電機においては、コストやサイズ等の制約があるため、羽根のピッチ角を可変にする機構まで組み込んだものは殆ど見られなかった。
ところが、最近、パッシヴセルフピッチコントロール羽根と呼ばれる羽根を具えた小型の風力発電機が開発されている。この羽根は、高弾性のカーボンファイバーで作られ、回転していて遠心力が或る程度大になると、そこで急に羽根自身が変形して(捩られて)羽根のピッチ角が変るという性質を有している。
これだと、ピッチ角を可変制御する装置を別に組み込むわけではないから、コストやサイズ等が増えるわけではないし、ピッチ角が変化しない羽根の風力発電機よりも、風のエネルギーを効率よく利用することが出来る。そこで、この種の風力発電機の建物等への設置が、いろいろと考えられている。
特開2006−233912号公報 登録実用新案公報 第3057414号
パッシヴセルフピッチコントロール羽根の風力発電機については、その動作モードがあまり解明されておらず、風速に対応した最大発電電力を取り出すには、どのように運転制御すればよいかが判然とせず、それを明確にすることが望まれていた。
本発明は、もっと多くの電力が取り出せた筈なのに、少ない電力しか取り出さない運転しかしなかったというようなことがないよう、風速に応じて常に最大電力を取り出すことが出来る風力発電システムを提供することを、課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明では、パッシブセルフピッチコントロールの羽構造を有する小型風力発電機を用いた風力発電システムにおいて、風が吹き始めてから発電機が発生する出力電圧の過渡応答波形に着目しその形状が変化する時点を検出する起動判定手段を設け、当該起動判定手段から得られる情報を基に、最大電力取得追従制御(MPPT)を起動させることとした。
なお、前記の風力発電システムにおいて、その最大電力取得追従制御は、風速を検出する手段と、検出された風速を使って、その風速で出力できる最大電力を予測する最大電力予測手段と、その時点の最大電力を出力させる最適電圧を発生させるための最適電圧指令演算手段と、当該最大電力予測手段によって予測された最大電力と当該最適電圧指令演算手段から得られる最適電圧指令からその時点の最大電力を出力させる最適電流指令を演算する最適電流指令演算手段、乃至、検出された風速を使ってその時点の最大電力を出力させる最適電流指令演算手段とを具備して、当該最適電圧指令演算手段と当該最適電流指令演算手段からそれぞれ得られた最適電圧指令と最適電流指令に基づいて行うようにすることが出来る。
また、複数台の小型風力発電機を並列に接続して電力を取得する風力発電システムにおいて、各々の風力発電機の出力電圧を検出する電圧検出手段と、当該電圧検出手段から検出された電圧中から最大の電圧を検出する最大電圧検出手段とを具備し、当該最大電圧検出手段によって検出された最大電圧を出力している風力発電機から最大電力を取得するようにすることとした。
本発明の風力発電システムによれば、次のような効果を奏する。
1.パッシヴセルフピッチコントロール羽根を具えた風力発電機において、電力を効率よく取り出すことが出来る。
この種の風力発電機の動作モードには第1モードと第2モードとがあり、最大出力電力は第2モードにおいて得られることが判明した。そして、第1モードでは電力を取り出すことはせず、第2モードでのみ取り出すこととし、最大出力電力が得られるよう追従制御したので、電力を効率よく取り出すことが可能となった。
2.最大出力電力追従制御を、短時間で速やかに行うことが出来る。
風力発電機の最大出力電力は、風速vの3乗に比例する。従って、風速が検出されれば、最大出力電力は計算出来る。それに伴い、最大出力電力を出力する場合の電圧や電流も計算できるが、本発明ではそれらを算出して目標値となし(これらにより到達すべき動作点を指し示し)、風力発電機の出力電圧,出力電流を真っ直ぐその値となるよう制御するようにした。そのため、試行錯誤的に模索して最大出力電力を出力する動作点を探し当てる制御に比べ、短時間で速やかに最大出力電力を取り出すことが出来る。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本件の発明者は、パッシヴセルフピッチコントロール羽根の風力発電機に関し、実験等により次のような重要な知見を得た。
(1)次のような2つの動作モードが存在する
第1モード=出力電圧がゼロから緩やかにしか増加しない動作モード
第2モード=出力電圧が第1モードより高く、緩やかな増加から急激な増加に転じた後の動作モード
(2)第1モードでは殆ど電力を取り出すことが出来ず、大きな電力を取り出すには第2モードで動作させる必要がある。
(3)風速に対応した最大電力は、第2モードでの動作で取り出すことが出来る。
図4は、パッシヴセルフピッチコントロール羽根風力発電機の出力電圧特性には、2つのモードがあることを示す図である。横軸は時間,縦軸は出力電圧であり、曲線イは、風速を一定にして負荷はかけない(無負荷)状態での、風力発電機の出力電圧の変化を示している。
一定の風速で回転させ始めると、出力電圧の過渡応答波形ないし特性において、その波形ないし特性が明確に変化する点が見出される。当初、出力電圧は低くてゆっくりとしか上昇しない。しかし、或る点を境にして出力電圧は急激に増加するように変化する。その境界点をモード境界点Sと言うことにし、モード境界点Sに至るまでの範囲での動作モードを第1モード、モード境界点S以降の範囲での動作モードを第2モードと言うことにする。
図5も、パッシヴセルフピッチコントロール羽根風力発電機の出力電圧特性図であるが、風速をいろいろに変えた場合を示している。曲線イ,ロ,ハ,ニは、それぞれ風速をv1 , 2 , 3 , 4 にした場合の出力電圧の変化を示している。いずれの曲線においても、出力電圧が上昇する過程において、初めはゆっくりと上昇し、或る点のところで急激に上昇するという変化をしており、第1モード,第2モードの存在が明確に読み取られる。
図3は、ピッチ角が変らない羽根(言わば、非パッシヴセルフピッチコントロール羽根)の風力発電機の出力電圧特性図であり、図5と同様に、風速をいろいろに変えた場合を示している。この風力発電機では、出力電圧が上昇する過程において、上昇具合が急激に増大するというような点はない。
図6は、風速一定で負荷を異ならせた場合のパッシヴセルフピッチコントロール羽根風力発電機の出力電圧特性図である。曲線イ,ロ,ハ,ニは、それぞれ負荷を定格負荷のL1 ,L2 ,L3 ,L4 (%)とした場合の曲線である。なお、負荷の大小関係は、L1 >L2 >L3 >L4 である。負荷をかけた場合も、やはり第1モード,第2モードの存在が明確に読み取られる。
ピッチ角が変らない羽根の風力発電機の特性(図3)との対比から理解されるように、第1モード,第2モードの存在は、パッシヴセルフピッチコントロール羽根風力発電機に特有の性質であるということが出来る。このような性質は、羽根が回転している内に遠心力が大となり、その力で羽根自身が変形し(捩られ)ピッチ角が変化することによりもたらされるものと考えられる。
図7は、風速一定のときの出力電力P,出力電圧V,出力電流Iの関係を示す図である。左側縦軸は出力電流,右側縦軸は出力電力,横軸は出力電圧であり、曲線イは出力電流Iの変化を示し、曲線ロは出力電力Pの変化を示している。
当初、出力電圧が増加しても出力電流はあまり増加しない。従って、得られる出力電力は僅かである。しかし、やがて出力電流は不連続的に急増し、それに伴い出力電力も不連続的に急増する。この不連続的に変化する境界は、解析の結果、第1モードと第2モードとの境界に対応していることが判明している。
出力電圧Vの増加と共に出力電流Iを曲線イの如く変化させると、出力電力Pは曲線ロの如く変化する。第2モード範囲での曲線ロは、ゆるやかに上昇し、点Mで最大となり、やがてゆるやかに減少してゆく。つまり、点Mは最大出力電力点である。
一般に発電機からは出来るだけ大きな電力を取り出すことが要請されているから、この風速の場合、第2モード範囲における点Mで電力を取り出すことが望まれる。点M以外の点の電力、例えば第1モード範囲での点Aを動作点としている場合や、第2モード範囲でも点Mより低い点であるBを動作点としている場合の電力は、点Mの時の電力より小さい。
図7によれば、点Mでの出力電力はPM ,出力電圧はVM ,出力電流はIM であるから、この風速の下で最大出力電力PM を出力させるためには、出力電圧をVM ,出力電流をIM に制御しつつ発電させれば良いことが分かる。
なお、風速をvとした場合、PM ,VM ,IM と風速vとの間には、次のような関係があることが知られている。なお、K1 ,K2 ,K3 は、羽根や風力発電機の構造等により定まる定数である。
M =K1 ×v (1)
M =K2 ×v2 (2)
M =K3 ×v3 (3)
図8は、風速が異なった場合の最大出力電力点の軌跡を示す図であり、縦軸は出力電力P,横軸は出力電圧Vである。曲線イ,ロ,ハはそれぞれ風速がv1 , 2 , 3 の場合の出力電力の変化を示す曲線(第2モード範囲のみ示している)であり、点M1 , 2 , 3 はそれぞれ曲線イ,ロ,ハの最大出力電力点である。曲線ニは、最大出力電力点M1 , 2 , 3 を連ねた軌跡、即ち最大出力電力線である。
屋外に設置される風力発電機への風速は絶えず変化するものであるが、その風速の変化に対応しつつ最大出力電力を発電し続けるためには、風力発電機の動作点を、常に曲線ニに乗って動くように制御してやる必要がある。
本発明は、風速が変化しても最大出力電力点(Maximum Power Point)に追従する(Tracking)よう制御すること、即ち、MPPT制御をする風力発電システムを実現しようとするものである。
図1は、本発明の風力発電システムの構成を示す図である。図1において、1は風力発電機、2は保護スイッチ部、3は電流検出器、4は平滑部、5は出力取出スイッチ部、6は発電出力取出装置、7は制御部、8A,8Bは出力端子、9は風速検出器、10はMPPT制御部、11は風速判定部、12はモード判定部、13はMPPT制御信号発生部である。
風力発電機1は、パッシヴセルフピッチコントロール羽根を具えた風力発電機である。保護スイッチ部2は、過大な風速が検出された場合に、風力発電システムの保護のためオンされるスイッチ部である(保護スイッチ部2をオンすると風力発電機の出力端子は短絡され、誘起電圧はゼロとなる。そして、風力発電機の回転を抑制するブレーキ力が発生する。)。
風速判定部11は、風速vが過大な風速になったかどうかを判定し、過大になったら保護スイッチ部2をオンにする信号を送出する。例えば、検出された風速vを所定のカットアウト風速vout (風車の安全を確保するために定められている上限の風速。風車の構造に応じて定められる。)と比較し、それより大であればオン信号を送出する。
保護スイッチ部2および風速判定部11は、本発明に必須のものではなく、設置環境等を考慮して必要に応じて設ければ良いものである。
風力発電機1からの出力電流は電流検出器3により検出され、出力電圧は適宜な電圧検出手段により線路に現れる電圧を取り込むことにより検出される。これらの検出信号は、MPPT制御部10に入力される。
出力取出スイッチ部5は、風力発電機1の出力線路に直列に接続されたスイッチ部で、発電出力を制御部7を経て出力端子8A,8Bに取り出す時にオンされる。
発電出力取出装置6は、これら出力取出スイッチ部5,電流検出器3,出力電圧検出手段等で構成され、風力発電機1の出力側に配設される。
発電出力取出装置6の出力側に接続される制御部7は、電圧,電流を制御し得る制御部であり、例えばDC−DCコンバータを中心として構成される。
出力取出スイッチ部5がオフされている状態では、検出される出力電流はほぼゼロである(平滑部4のコンデンサに流れる僅かな電流のみ)。一方、風力発電機1からの発電電圧は、出力電圧として検出される。
MPPT制御部10には、前記した出力電流検出信号,出力電圧検出信号のほか、風速検出器9で検出された風速検出信号が入力される。そして、MPPT制御部10からは、出力取出スイッチ部5へのスイッチ信号、および制御部7への制御信号等が出力される。
MPPT制御部10には、モード判定部12およびMPPT制御信号発生部13等が内蔵されている。
モード判定部12は、風力発電機1の出力電圧の変化状況を監視していて、その動作モードが第2モードになったかどうかを判定し、第2モードになったら出力取出スイッチ部5をオンにする信号を送出する。なお、第2モードになったかどうかの判定は、図4を基に次のようにして行う。
図4の曲線イで示されるように、ゼロからほぼ単調に緩やかに増加して来た出力電圧は、モード境界点Sのところから、急激な増加に転じる。モード判定は、この特性に着目してなされる。即ち、微小な時間ΔTと、そのΔTの間における出力電圧の増加分ΔVとの比βを取り(β=ΔV/ΔT)、その変化率dβ/dtを算出する。そして、dβ/dt>0となった時をもって第2モードに入ったと判定する。
図1に戻るが、MPPT制御信号発生部13は、検出された風速vが所定の風速(例、カットイン風速vIN=風車が回転し始める風速。風車の構造によって定まる。)より大であり、風力発電機1が第2モードに入ったことが確認された場合には、風力発電機1から最大出力電力を取り出すよう電圧,電流を制御する信号を制御部7へ送出する。図7,図8等で説明したように、風力発電機1から取り出せる最大出力電力は、風速によって異なるから、その時の風速に対応した最大出力電力が取り出せるよう、出力電圧,出力電流を制御する。
図2は、本発明の風力発電システムでの制御を説明するフローチャートである。なお、フローチャートには、2つの大きなブロックA,Bがある。ステップ2〜7までのモード判定ブロックAは、動作モードが第2モードに入ったかどうかを判定するブロックであり、ステップ8以降のMPPT制御ブロックBは、第2モードに入った後、風速に応じて最大出力電力を取り出す制御をするブロックである。
ステップ1…初期状態では、保護スイッチ部2,出力取出スイッチ部5は、オフとしておく。
ステップ2…風力発電機1からの出力電圧Vおよび風速vを検出する。
ステップ3…風速vが、所定のカットアウト風速vout 以上かどうか調べる。
ステップ4…カットアウト風速vout 以上であれば、保護スイッチ部2をオンする。これにより、風力発電システムの保護がなされる。
ステップ5…風速vが、所定のカットイン風速vIN以上かどうか調べる。それより小であれば、ステップ2に戻る。
ステップ6…カットイン風速vIN以上であれば、出力電圧の変化割合β(=ΔV/ΔT)を算出する。
ステップ7…風力発電機1のモードが第2モードに入ったかどうか調べる。即ち、βの変化率dβ/dtを求め、dβ/dt>0となったかどうか調べる。
ステップ8…第2モードに入っていれば、出力取出スイッチ部5をオンにする。
ステップ9…出力電流Iを検出する。
ステップ10…検出された風速vを基に、その風速で得られる最大出力電力PM を算出する。そして、その最大出力電力PM を得るための目標電圧VM ,目標電流IM も算出する。これらの算出には、前記した式(1)〜(3)を使用する。
M =K3 ×v3
M =K1 ×v
M =K2 ×v2
なお、IM は、算出したPM ,VM を用い、IM =PM /VM の計算で求めてもよい。
ステップ11…制御部7に制御信号を送って、電圧,電流が目標電圧VM ,目標電流IM となるよう制御する。これにより風力発電機1の動作点は図7の点Mに誘導され、最大出力電力PM を発生させることが可能となる。
ステップ12…風速vが、カットイン風速vINとカットアウト風速vOUT との間の範囲にあるか、それともその範囲外にあるかをチェックする。その範囲外にある場合(言い換えれば、風速が弱すぎて発電出来ない場合や、風速が強すぎて風車保護のため停止させなければならない場合)には、ステップ2に戻る。即ち、このような場合には、一旦入っていたMPPT制御ブロックBから、モード判定ブロックAに戻される。その後、状況が変化し、また第2モードに入ったと判定されれば、ふたたびMPPT制御ブロックBに入って行くことになる。
ステップ13…風速が前記の範囲内にあれば、電圧V,風速vを検出し、ステップ8に戻る。即ち、風速が前記範囲内にある限り、ステップ8〜13をぐるぐる回り、最大出力追従制御(MPPT制御)を実行し続ける。
ところで、パッシヴセルフピッチコントロール羽根を使用するような小型の風力発電機は、風のエネルギー密度が低いこともあり、1台だけでは出力容量が小さい。従って、用途に応じて出力容量を大にするには、複数個の風力発電機を並列接続して運転することがしばしば必要とされる。
図9は、風力発電機を並列運転する風力発電システムの構成を示す図である。符号は図1のものに対応し、20は並列接続点、21は電流検出器、22はダイオード、23は制御部、24A,24Bは出力端子、25、26は発電出力取出装置、27はMPPT制御部、28はモード判定部、29はMPPT制御信号発生部、31は風力発電機、32は保護スイッチ部、33は電流検出器、34は平滑部、35は出力取出スイッチ部、41は風力発電機、42は保護スイッチ部、43は電流検出器、44は平滑部、45は出力取出スイッチ部である。
風力発電機31,41は、パッシヴセルフピッチコントロール羽根を具えた風力発電機である。風力発電機31の出力側には発電出力取出装置25が接続され、風力発電機41の出力側には発電出力取出装置26が接続される。発電出力取出装置25,26の内部構成は、図1の発電出力取出装置6とほぼ同様である。
発電出力取出装置25,26の出力端子は並列接続点20で共通の出力線路に接続され、更に共通の制御部23を経て出力端子24A,24Bに取り出される。電流検出器21は、合流した全電流を検出する検出器である。制御部23は、電圧,電流を制御し得る制御部であり、例えばDC−DCコンバータを中心として構成される。
MPPT制御部27へは、風速検出器9からの検出信号,発電出力取出装置25,26からの出力電圧検出信号V,出力電流検出信号Iが入力される。そして、モード判定部28は、各風力発電機の動作モードを順次判定し、各発電出力取出装置内にある出力取出スイッチ部35,45へ順次スイッチ信号を送出する。MPPT制御信号発生部29は、電圧,電流の制御信号を発生し、制御部23へ送出する。
風力発電機の組は2組並列接続されているが、MPPT制御部27や制御部23は1つのものを共通に使用することが出来る。
一方、風速判定部11で風速が過大であると判定された時(例、風速v>カットアウト風速vout の時)には、保護スイッチ部32,42がオンされる。
図10は、並列運転する風力発電システムでの制御を説明するフローチャートである。ステップ1…初期状態では、各発電出力取出装置25,26内の、保護スイッチ部32,42および出力取出スイッチ部35,45は、オフとしておく。
ステップ2…各G(Generator)即ち各風力発電機31,41からの出力電圧Vを検出すると共に、風速検出器9により風速vを検出する。
ステップ3…風速vが、所定のカットアウト風速vout 以上かどうか調べる。
ステップ4…カットアウト風速vout 以上であれば、各発電出力取出装置25,26内の保護スイッチ部32,42をオンする。これにより、風力発電システムの保護がなされる。
ステップ5…風速vが、所定のカットイン風速vIN以上かどうか調べる。それより小であれば、ステップ2に戻る。
ステップ6…カットイン風速vIN以上であれば、発電出力取出装置内の出力取出スイッチ部がオフになっている風力発電機の中から、出力電圧が最大である風力発電機Gk を選ぶ(Gk は、複数個の中の1つの風力発電機のことを便宜的に表したものである)。例えば、発電出力取出装置25,26内の出力取出スイッチ部35,45が共にオフになっていて、風力発電機31からの出力電圧の方が風力発電機41からの出力電圧より大であった場合、風力発電機31を選ぶ(風力発電機31がGk に相当)。
ステップ7…選ばれた風力発電機Gk の出力電圧Vk についての変化割合β(=ΔV/ΔT)を算出する。
ステップ8…選ばれた風力発電機Gk のモードが、第2モードに入ったかどうか調べる。即ち、風力発電機Gk の出力電圧Vk についてのβの変化率dβ/dtを求め、dβ/dt>0となったかどうか調べる。まだ入っていなければ、ステップ7に戻る。
ステップ9…第2モードに入っていれば、風力発電機Gk に対応する出力取出スイッチ部をオンにする。例えば、風力発電機31が選ばれている場合なら、それに対応する出力取出スイッチ部35をオンにする。
ステップ10…選ばれた風力発電機Gk の出力電流Ik を検出する。
ステップ11…選ばれた風力発電機Gk に関し、検出された風速vを基に、その風速で得られる最大出力電力PM を算出する。そして、その最大出力電力PM を得るための目標電圧VM ,目標電流IM も算出する。これらの算出には、前記した式(1)〜(3)を使用する。
M =K3 ×v3
M =K1 ×v
M =K2 ×v2
なお、IM は、算出したPM ,VM を用い、IM =PM /VM の計算で求めてもよい。
ステップ12…制御部23に制御信号を送って、風力発電機Gk についての出力電圧Vk
,出力電流Ik が目標電圧VM ,目標電流IM となるよう制御する。これにより風力発電機Gk の動作点は図7の点Mに誘導され、最大出力電力PM を発生させることが可能となる。
ステップ13…出力電圧Vk が、目標電圧VM 以上となったかどうか調べる。まだなっていなかったら、ステップ9に戻る。
ステップ14…並列接続されている全ての風力発電機に対応する出力取出スイッチ部が、全てオンになったかどうか点検する。全てオンになっていればステップ2に戻り、まだオフのものがあればステップ6に戻る。
ステップ15…風速vが変動したかどうかチェックする。
ステップ16…風速vが変動していない場合は、各風力発電機の出力電圧,出力電流を検出する。そして、ステップ12に戻る。風速が変化しない限りステップ12〜16をぐるぐる回り、同じ目標値での制御が行われ、最大電力の取得が行われる。
ステップ17…ステップ15で風速vが変動した場合、風速vが、カットイン風速vINとカットアウト風速vOUT との間の範囲にあるか、それともその範囲外にあるかをチェックする。その範囲外にある場合は、ステップ2に戻る。即ち、その後、状況が変化し、また第2モードに入ったか否かの判定に付される。
ステップ18…風速vが変動しても前記範囲内にある場合は、各風力発電機の出力電圧,出力電流を検出する。そして、ステップ11に戻る。変動した新たな風速に対応して新たな目標値を算出し、その目標値での制御が行われ、最大電力の取得が行われる。
なお、図9では図が煩雑となるのを避けるため、並列接続組数が2組のものを示して説明したが、3組以上の場合でも同様に並列接続し(並列接続点20に接続)、同様の要領で制御することが出来る。
以上述べたように、本発明では、パッシヴセルフピッチコントロール羽根を具えた風力発電機には、
(1)第1,第2の動作モードがあること、
(2)最大出力電力は第2モードにおいて取り出すことが出来ること
等の特性があることを解明し、その知見に基づいて、第2モードに入ったことの判定や、風速の変化に応じた最大出力電力追従制御(MPPT制御)の仕方に関し、単独運転および並列運転についてそれぞれ工夫を施したものである。
特に本発明での最大出力電力追従制御は、最大出力電力が得られる目標電圧,目標電流を風速を基に速やかに算出し、直ちにその目標に向かって電圧,電流を制御するので、最大出力電力が取り出せる状態に短時間で到達することが出来る。その結果、試行錯誤的に電圧や電流を変えて手さぐりで最大出力電力を取り出す方法に比べて、最大出力電力を効率よく速やかに取り出すことが出来る。
なお、最大出力電力が得られる目標電圧,目標電流のことを、それぞれ「最適電圧」,「最適電流」と言うこともある。
本発明の風力発電システムの構成を示す図 本発明の風力発電システムでの制御を説明するフローチャート ピッチ角が変らない羽根の風力発電機の出力電圧特性図 パッシヴセルフピッチコントロール羽根風力発電機の出力電圧特性には2つのモードがあることを示す図 パッシヴセルフピッチコントロール羽根風力発電機の出力電圧特性図 風速一定で負荷を異ならせた場合のパッシヴセルフピッチコントロール羽根風力発電機の出力電圧特性図 風速一定のときの出力電力,出力電圧,出力電流の関係を示す図 風速が異なった場合の最大出力点の軌跡を示す図 風力発電機を並列運転する風力発電システムの構成を示す図 並列運転する風力発電システムでの制御を説明するフローチャート
符号の説明
1…風力発電機、2…保護スイッチ部、3…電流検出器、4…平滑部、5…出力取出スイッチ部、6…発電出力取出装置、7…制御部、8A,8B…出力端子、9…風速検出器、10…MPPT制御部、11…風速判定部、12…モード判定部、13…MPPT制御信号発生部、20…並列接続点、21…電流検出器、22…ダイオード、23…制御部、24A,24B…出力端子、25、26…発電出力取出装置、27…MPPT制御部、31…風力発電機、32…保護スイッチ部、33…電流検出器、34…平滑部、35…出力取出スイッチ部、41…風力発電機、42…保護スイッチ部、43…電流検出器、44…平滑部、45…出力取出スイッチ部、S…モード境界点

Claims (3)

  1. パッシブセルフピッチコントロールの羽構造を有する小型風力発電機を用いた風力発電システムにおいて、
    風が吹き始めてから発電機が発生する出力電圧の過渡応答波形に着目しその形状が変化する時点を検出する起動判定手段を設け、
    当該起動判定手段から得られる情報を基に、最大電力取得追従制御(MPPT)を起動させる
    ことを特徴とする風力発電システム。
  2. 請求項1の最大電力取得追従制御は、
    風速を検出する手段と、
    検出された風速を使って、その風速で出力できる最大電力を予測する最大電力予測手段と、
    その時点の最大電力を出力させる最適電圧を発生させるための最適電圧指令演算手段と、
    当該最大電力予測手段によって予測された最大電力と当該最適電圧指令演算手段から得られる最適電圧指令からその時点の最大電力を出力させる最適電流指令を演算する最適電流指令演算手段、乃至、検出された風速を使ってその時点の最大電力を出力させる最適電流指令演算手段と
    を具備して、
    当該最適電圧指令演算手段と当該最適電流指令演算手段からそれぞれ得られた最適電圧指令と最適電流指令に基づいて行う
    ことを特徴とする風力発電システム。
  3. 複数台の小型風力発電機を並列に接続して電力を取得する風力発電システムにおいて、
    各々の風力発電機の出力電圧を検出する電圧検出手段と、
    当該電圧検出手段から検出された電圧中から最大の電圧を検出する最大電圧検出手段と
    を具備し、
    当該最大電圧検出手段によって検出された最大電圧を出力している風力発電機から最大電力を取得するようにした風力発電システム。

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