JP2008131230A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体通信装置において、移動端末装置に対して提供されるサービスの品質を保って、基地局装置のデータを更新可能とする。
【解決手段】負荷監視部366は、無線基地局装置3の低い負荷状態を、更新制御部364に対して通知し、更新制御部364は、無線基地局装置3の負荷が低く、無線基地局装置3の更新が可能であると判定する。無線ネットワーク制御装置2が、更新制御部364に対して、更新を通知すると、更新制御部364は、更新が可能である旨を応答する。この応答に従って、無線ネットワーク制御装置2は、更新用のデータを、更新処理部362に対して転送する。更新処理部362が全ての更新用のデータを受けると、更新完了が通知され、無線基地局装置3が再起動されると、無線ネットワーク制御装置2から送られてきた更新用データが有効化される。
【選択図】図6

Description

本発明は、基地局装置のデータを、適宜、更新可能な無線通信システムに関する。
例えば、特許文献1は、ソフトウエア更新中も録画可能な画像録画装置を開示する。
また、例えば、特許文献2,3は、移動体通信装置のプログラムの更新が可能なシステムを開示する。
しかしながら、これらのいずれの文献も、移動体通信用の基地局装置において、運用中に、プログラムなどのデータを更新可能なシステムを開示していない。
特開2006−246179号公報 特開2004−134948号公報 特開2003−304343号公報
本発明は、上述した背景からなされたものであって、移動体通信装置において、基地局装置により移動端末装置に対して提供されるサービスの品質を保って、基地局装置のデータを更新可能な改良された無線通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる無線通信システムは、無線回線を介した無線通信を行う無線基地局装置と、前記無線通信基地局装置を制御する制御装置とが、ネットワークを介して接続された無線通信システムであって、前記無線基地局装置は、プログラムを実行して、前記無線通信の制御処理を行う無線通信制御手段と、前記制御処理の負荷が高いか低いかを判定する負荷判定手段と、前記制御装置の負荷が低いときに、前記制御装置に対して、データの更新を、前記制御装置に対して許可する更新制御手段と、前記制御装置から転送されたデータを用いた更新を行う更新手段とを有し、前記制御装置は、前記更新が許可されたときに、前記更新のためのデータを、前記無線基地局装置に対して転送する。
本発明にかかる無線通信システムによれば、移動体通信装置において、基地局装置により移動端末装置に対して提供されるサービスの品質を保って、基地局装置のデータを更新可能である。
以下、本発明の実施形態を説明する。
[本発明がなされるまでの経緯]
まず、本発明がなされるまでの経緯を説明する。
近年、移動体通信は急速に普及し、そのサービスエリアも拡大し、それに伴って、ユーザは、どこにいても、音声通話およびデータ通信などのサービスを受けられるようになってきている。
移動体通信システムは、移動端末装置との間でデータを伝送する無線基地局装置、複数の無線基地局装置が接続されて無線アクセスネットワークを構成し、これらの無線基地局を制御する無線ネットワーク制御装置、および、複数の無線アクセスネットワークと接続され、交換機などを含むコアネットワークから構成され、各種サービスを実現する。
最近の移動体通信システムにおいては、従来からの音声通信サービスに加えて、非音声通信サービス(データ通信サービス)の利用が増大しており、今後は、さらに高速で多機能なデータ通信サービスが必要とされると予想されている。
ユーザが、このような多様なサービスの提供を、安心して受けるためには、高機能で、しかも、安定した移動体通信ネットワークの構築が必要とされる。
高機能で安定した移動体通信ネットワークの構築のためには、無線ネットワーク制御装置および無線基地局装置などの各種装置に対する新規機能の追加、品質の安定確保が必要とされる。
以上説明したような事情により、現在の無線基地局装置は、新しいバージョンのプログラムおよびその処理に用いられるパラメータ(これらを総称して「データ」とも記す)とが、無線ネットワーク制御装置からダウンロード可能なように構成され、ダウンロードされたデータは、無線基地局装置の再起動時に有効とされ、データの更新が行われる。
このような更新処理は頻繁に行われ、しかも、従来、この更新は、無線基地局装置の主導の下ではなく、上位装置(無線ネットワーク制御装置側)の主導の下に行われてきたので、無線基地局装置の負荷の状態とは関係なしに行われてきた。
無線基地局装置においては、ユーザに対するサービスを提供するための呼処理が行われており、呼処理に加えて、データの更新が実行されると、無線基地局装置の処理負荷が過大になる可能性があり、無線基地局装置の処理負荷が過大になると、ユーザに対するサービスの提供に支障がでる可能性がある。
このような事情に対応し、本発明は、無線基地局装置の負荷状態に応じて、その更新に必要とされるデータの転送を制御することにより、無線基地局装置のデータの更新が、ユーザに対するサービスの提供に影響を及ぼさないように工夫されている。
[移動体通信システム1]
以下、本発明にかかる移動体通信システム1を説明する。
図1は、本発明にかかる移動体通信システム1の構成を例示する図である。
図1に示すように、移動体通信システム1は、n個の無線アクセスネットワーク102−1〜102−nが、交換機および伝送装置などを含むコアネットワーク100に接続され、さらに、n台の移動端末装置104−1〜104−nが、無線通信回線および無線アクセスネットワーク102−1〜102−nを介してコアネットワーク100と接続されて構成される。
無線アクセスネットワーク102−1〜102−nはそれぞれ、コアネットワーク100に接続された無線ネットワーク制御装置2と、n台の無線基地局装置3−1〜3−nとから構成される。
なお、nは、1以上の整数を示し、全てのnが同数であるとは限らない。
また、以下、無線アクセスネットワーク102−1〜102−nなど、複数ある構成部分のいずれかを示すときには、単に、無線アクセスネットワーク102と記載することがある。
また、以下の各図において、実質的に同じ構成部分・処理には、同じ符号が付される。
移動体通信システム1においては、無線アクセスネットワーク102同士間の音声通信およびデータ通信が行われる。
また、移動体通信システム1においては、コアネットワーク100から、無線基地局装置3に対して、無線ネットワーク制御装置2を介して、無線基地局装置3のプログラムおよびそのパラメータ(データ)の更新の無線基地局装置3の負荷状態に適応した制御が行われる。
つまり、移動体通信システム1において、無線基地局装置3は、その負荷が低いときには、無線ネットワーク制御装置2からデータの転送を受けて、更新を行う。
また、無線基地局装置3は、無線ネットワーク制御装置2からのデータの転送中に、その負荷が高くなったときには、無線ネットワーク制御装置2からのプログラムおよび転送を中断させる。
また、無線基地局装置3は、無線ネットワーク制御装置2からのデータの転送が中断されている間に、その負荷が再び低くなったときには、無線ネットワーク制御装置2からのプログラムおよび転送を再開させる。
[ハードウェア構成]
図2は、図1に示した無線ネットワーク制御装置2のハードウエア構成を例示する図である。
図2に示すように、無線ネットワーク制御装置2は、CPU112およびメモリ114などを含む情報処理装置110、キーボードおよび表示装置などを含む入出力装置116、ハードディスクなどの記録媒体120に対してデータの記録を行う記録装置118、および、伝送装置124から構成される。
伝送装置124は、コアネットワーク100と無線基地局装置3との間で、通話およびデータ通信サービスのためのデータの伝送を行い、無線ネットワーク制御装置2とコアネットワーク100との間でデータ通信を行い、また、無線ネットワーク制御装置200と無線基地局装置3との間でデータ通信を行う。
つまり、無線ネットワーク制御装置2は、コアネットワーク100と無線基地局装置3との間でデータを伝送し、情報を処理し、さらに、コアネットワーク100と無線基地局装置3との間でデータ通信が可能な伝送装置およびコンピュータとしての構成部分を有している。
図3は、図1に示した無線基地局装置3のハードウェア構成を例示する図である。
図3に示すように、無線基地局装置3は、無線ネットワーク制御装置2からのデータ伝送回線を終端する回線終端装置(TE)300、無線基地局装置3とコアネットワーク100との間で伝送されるデータの処理などを行うDSP(Digital Signal Processor)302、移動端末装置104との間でデータを伝送する送受信装置(TRX)304、アンテナ310、CPU112およびメモリ114から構成される。
つまり、無線基地局装置3は、無線ネットワーク制御装置2からのデータを受けて、受けたデータを用いて、無線基地局装置3のプログラムおよびそのパラメータを更新するために適した構成を採る。
[ソフトウェア]
図4は、図1に示した無線ネットワーク制御装置2において実行されるデータ更新プログラム20の構成を示す図である。
図4に示すように、データ更新プログラム20は、データ受入部200、データ更新部202、更新制御部204、通信制御部206および基地局装置データベース(DB)208から構成される。
データ更新プログラム20は、記録媒体120(図2)などを介して無線ネットワーク制御装置2のメモリ114にロードされ、無線ネットワーク制御装置2にインストールされたCTRON,ITRONなどのOS(図示せず)上で、無線ネットワーク制御装置2のハードウエア資源を具体的に利用して実行される。
データ更新プログラム20は、これらの構成部分により、負荷が低く、データの更新を行っても、移動端末装置104(ユーザ)に対するサービスの提供に影響が出ない無線基地局装置3に対して、データの更新を行う。
データ受入部200は、コアネットワーク100から、無線基地局装置3に伝送して更新を行わせるためのデータを受け入れ、データ更新部202に対して出力する。
通信制御部206は、無線ネットワーク制御装置2と無線基地局装置3との間で、無線基地局装置3の更新に用いられるデータの伝送のために必要な処理を行う。
基地局装置データベース208は、無線基地局装置3の更新のために必要とされる無線基地局装置3のアドレスなどの情報を記憶する。
データ更新部202は、更新制御部204の制御に従って、データ受入部200が受け入れたデータを、無線基地局装置3に対して伝送する。
更新制御部204は、入出力装置116(図2)に対する管理者の操作などに従って、基地局装置データベース208に記憶された情報を用いて、無線基地局装置3との間で通信を行い、データ更新部202を制御して、負荷が低い無線基地局装置3に対して更新のためのデータの伝送を行わせる。
つまり、更新制御部204は、データの更新通知を出した先の無線基地局装置3から、更新可である旨の応答を得たときには、更新用のデータを、その無線基地局装置3に対して転送する。
また、更新制御部204は、データの転送先の無線基地局装置3から、更新を中断する旨の通知を得たときには、更新用のデータの転送を中断する。
また、更新制御部204は、データの転送を中断した先の無線基地局装置3に対して出した更新通知に応じて、更新可である旨の応答を得たときには、中断前のデータの続きのデータを、その無線基地局装置3に対して転送する。
図5は、図1に示した無線基地局装置3において実行される無線基地局プログラム32の構成を示す図である。
図5に示すように、無線基地局プログラム32は、無線基地局装置3との間のデータ通信のための制御を行う通信制御部320と、移動端末装置104との間でデータの通信を行う無線通信処理部34と、無線基地局装置3から送られてきたデータを用いて更新を行うデータ更新部36とから構成される。
無線通信処理部34は、呼制御処理部340と、信号処理部346と、送受信制御部348とから構成される。
データ更新部36は、更新処理部362、更新制御部364および負荷監視部366から構成される。
無線基地局プログラム32は、コアネットワーク100から、無線ネットワーク制御装置2を介して、無線基地局装置3のメモリ114(図3)にロードされ、無線基地局装置3にインストールされたOS(図示せず)上で、無線基地局装置3のハードウエア資源を具体的に利用して実行される。
無線基地局プログラム32は、これらの構成部分により、コアネットワーク100と移動端末装置104との間のデータの伝送、および、無線ネットワーク制御装置2から転送されてきたデータを用いた無線基地局装置3の更新のための処理を行う。
無線基地局プログラム32の無線通信処理部34において、呼制御処理部340は、例えば、主に無線基地局装置3のCPU112(図3)により実行され、データ更新部36から設定される呼制御のためのパラメータ(呼制御データ342)を用いてTE300などを制御し、呼制御を行う。
信号処理部346は、例えば、主に無線基地局装置3のDSP302により実行され、データ更新部36から設定されるベースバンド信号処理のためのパラメータ(信号処理データ346)を用いてベースバンド信号処理を行う。
送受信制御部348は、例えば、主に無線基地局装置3のCPU112により実行され、データ更新部36から設定される無線信号の送受信の制御などのためのパラメータ(送受信制御データ350)を用いてTRX304などを制御し、送受信制御処理を行う。
データ更新部36において、更新処理部362は、更新制御部364の制御に従って、コアネットワーク100から無線ネットワーク制御装置2を介して、無線通信処理部34に含まれるプログラム構成部分およびその処理に用いられるデータを受け入れる。
また、更新処理部362は、更新制御部364の制御に従って、無線基地局装置3が再起動されるときに、無線ネットワーク制御装置2を介して受け入れたデータを有効化し、無線通信処理部34のプログラム構成部分およびその処理に用いられるデータを更新する。
負荷監視部366は、例えば、無線基地局装置3にインストールされたOSの機能を用いて、無線基地局装置3のCPU112(図3)の使用率を監視する。
また、負荷監視部366は、通信制御部320、および、呼制御処理部340などの無線通信処理部34の構成部分の処理量(呼の数など)を監視する。
さらに、負荷監視部366は、これらの監視結果により、無線通信処理部34の処理の負荷を、一定の周期で求め、更新制御部364に対して出力する。
更新制御部364は、負荷監視部366により求められた負荷が所定の閾値未満であって、無線ネットワーク制御装置2からデータの更新の通知を受けたときには、更新制御部364を制御して、無線ネットワーク制御装置2を介して転送されてきた無線基地局装置3の更新用のデータを受け入れさせる。
また、負荷監視部366により求められた負荷が所定の閾値以上であって、無線ネットワーク制御装置2からデータの更新の通知を受けたときには、無線ネットワーク制御装置2に対して、更新が不可である旨を応答する。
また、更新制御部364は、更新処理部362が、無線基地局装置3から更新用のデータを受けている途中で、負荷監視部366により求められた負荷が所定の閾値以上となったときには、無線ネットワーク制御装置2に対して、更新を中断する旨を応答する。
また、更新制御部364は、更新処理部362によるデータの受け入れを中断した後に、再度、負荷監視部366により求められた負荷が所定の閾値未満となり、無線ネットワーク制御装置2からデータの更新の通知を受けると、無線ネットワーク制御装置2を介して転送されてきた無線基地局装置3の更新用のデータであって、中断前のデータに続くデータを受け入れさせる。
[全体動作]
以下、移動体通信システム1の全体的な動作を説明する。
図6は、図1に示した移動体通信システム1の第1の全体的な動作(S10)を示す通信シーケンス図である。
なお、図6に示した移動体通信システム1の第1の動作は、無線基地局装置3の処理負荷が低く、無線基地局装置3のデータの更新が妨げられずに行われるときの移動体通信システム1の動作に対応する。
図6に示すように、ステップ100(S100)において、負荷監視部366は、無線基地局装置3(無線通信処理部34)の負荷の状態を監視する。
ステップ102(S102)において、負荷監視部366は、例えば、監視の結果として得られた無線基地局装置3の低い負荷状態を、更新制御部364に対して通知する。
ステップ104(S104)において、更新制御部364は、負荷監視部366から通知された無線基地局装置3の負荷が、所定の閾値未満であるか否かを判断する。
更新制御部364は、この場合には、無線基地局装置3の負荷が低く、無線基地局装置3の更新が可能であると判定する。
ステップ106(S106)において、無線ネットワーク制御装置2は、更新制御部364に対して、更新を通知する。
ステップ108(S108)において、更新制御部364は、この場合には、更新が可能である旨を、無線ネットワーク制御装置2に対して応答する。
ステップ110−1(S110−1)において、無線ネットワーク制御装置2は、更新用のデータの第1の部分を、更新処理部362に対して転送する。
更新処理部362は、転送されてきた更新用のデータの第1の部分を受ける。
ステップ110−2(S110−2)において、無線基地局装置3は、更新用のデータの第2の部分を、更新処理部362に対して転送する。
更新処理部362は、転送されてきた更新用のデータの第2の部分を受ける。
以上のような処理を繰り返して、ステップ110−n(S110−n)において、最後に、無線ネットワーク制御装置2は、更新用のデータの第nの部分を、更新処理部362に対して転送する。
更新処理部362は、転送されてきた更新用のデータの第nの部分を受ける。
ステップ112(S112)において、更新制御部364は、更新処理部362が全ての更新用のデータを受けると、無線ネットワーク制御装置2に対して、更新完了を通知する。
ステップ114(S114)において、無線基地局装置3が再起動されると、無線ネットワーク制御装置2から送られてきた更新用データが有効化され、この更新用データにより、無線通信処理部34の内容が更新される。
図7は、図1に示した移動体通信システム1の第2の全体的な動作(S12)を示す通信シーケンス図である。
なお、図7に示した移動体通信システム1の第2の動作は、無線基地局装置3の処理負荷が高く、無線ネットワーク制御装置2から無線基地局装置3への更新用データの転送ができなかった後に、無線基地局装置3の処理負荷が低下して、無線ネットワーク制御装置2から無線基地局装置3への更新用データの転送ができるようになったときの移動体通信システム1の動作に対応する。
図7に示すように、ステップ100−1(S100−1)において、負荷監視部366は、無線基地局装置3の負荷の状態を監視する。
ステップ102−1(S102−1)において、負荷監視部366は、例えば、監視の結果として得られた無線基地局装置3の高い負荷状態を、更新制御部364に対して通知する。
ステップ104−1(S104−1)において、更新制御部364は、負荷監視部366から通知された無線基地局装置3の負荷が、所定の閾値未満であるか否かを判断する。
更新制御部364は、この場合には、無線基地局装置3の負荷が高く、無線基地局装置3の更新が不可能であると判定する。
ステップ106−1(S106−1)において、無線ネットワーク制御装置2は、更新制御部364に対して、更新を通知する。
ステップ124(S124)において、更新制御部364は、この場合には、更新が不可能である旨を、無線ネットワーク制御装置2に対して応答する。
無線ネットワーク制御装置2は、この場合には、無線基地局装置3に対する更新用データの転送を行わない。
ステップ100−2(S100−2)において、負荷監視部366は、無線基地局装置3の負荷の状態を監視する。
ステップ102−2(S102−2)において、負荷監視部366は、例えば、監視の結果として得られた無線基地局装置3の低い負荷状態を、更新制御部364に対して通知する。
ステップ104−2(S104−2)において、更新制御部364は、負荷監視部366から通知された無線基地局装置3の負荷が、所定の閾値未満であるか否かを判断する。
更新制御部364は、この場合には、無線基地局装置3の負荷が低く、無線基地局装置3の更新が可能であると判定する。
ステップ106−2(S106−2)において、無線ネットワーク制御装置2は、更新制御部364に対して、更新を通知する。
ステップ108(S108)において、更新制御部364は、この場合には、更新が可能である旨を、無線ネットワーク制御装置2に対して応答する。
ステップ110−1(S110−1)において、無線ネットワーク制御装置2は、更新用のデータの第1の部分を、更新処理部362に対して転送する。
更新処理部362は、転送されてきた更新用のデータの第1の部分を受ける。
ステップ110−2(S110−2)において、無線基地局装置3は、更新用のデータの第2の部分を、更新処理部362に対して転送する。
更新処理部362は、転送されてきた更新用のデータの第2の部分を受ける。
以上のような処理を繰り返して、ステップ110−n(S110−n)において、最後に、無線ネットワーク制御装置2は、更新用のデータの第nの部分を、更新処理部362に対して転送する。
更新処理部362は、転送されてきた更新用のデータの第nの部分を受ける。
ステップ112(S112)において、更新制御部364は、更新処理部362が全ての更新用のデータを受けると、無線ネットワーク制御装置2に対して、更新完了を通知する。
ステップ114(S114)において、無線基地局装置3が再起動されると、無線ネットワーク制御装置2から送られてきた更新用データが有効化され、この更新用データにより、無線通信処理部34の内容が更新される。
図8は、図1に示した移動体通信システム1の第3の全体的な動作(S14)を示す通信シーケンス図である。
なお、図8に示した移動体通信システム1の第3の動作は、無線ネットワーク制御装置2から無線基地局装置3へ更新用のデータを転送中に、この転送が中止された後、無線ネットワーク制御装置2から無線基地局装置3への更新用データの転送が再開されたときの移動体通信システム1の動作に対応する。
図8に示すように、ステップ100−1(S100−1)において、負荷監視部366は、無線基地局装置3の負荷の状態を監視する。
ステップ102−1(S102−1)において、負荷監視部366は、例えば、監視の結果として得られた無線基地局装置3の低い負荷状態を、更新制御部364に対して通知する。
ステップ104−1(S104−1)において、更新制御部364は、負荷監視部366から通知された無線基地局装置3の負荷が、所定の閾値未満であるか否かを判断する。
更新制御部364は、この場合には、無線基地局装置3の負荷が低く、無線基地局装置3の更新が可能であると判定する。
ステップ106(S106)において、無線ネットワーク制御装置2は、更新制御部364に対して、更新を通知する。
ステップ124(S124)において、更新制御部364は、この場合には、更新が可能である旨を、無線ネットワーク制御装置2に対して応答する。
ステップ110−1(S110−1)において、無線ネットワーク制御装置2は、更新用のデータの第1の部分を、更新処理部362に対して転送する。
更新処理部362は、転送されてきた更新用のデータの第1の部分を受ける。
ステップ110−2(S110−2)において、無線基地局装置3は、更新用のデータの第2の部分を、更新処理部362に対して転送する。
ステップ100−2(S100−2)において、負荷監視部366は、無線基地局装置3の負荷の状態を監視する。
ステップ102−2(S102−2)において、負荷監視部366は、例えば、監視の結果として得られた無線基地局装置3の高い負荷状態を、更新制御部364に対して通知する。
ステップ104−2(S104−2)において、更新制御部364は、負荷監視部366から通知された無線基地局装置3の負荷が、所定の閾値未満であるか否かを判断する。
更新制御部364は、この場合には、無線基地局装置3の負荷が高く、無線基地局装置3の更新が不可能になったと判定する。
ステップ140(S140)において、更新制御部364は、無線ネットワーク制御装置2に対して、更新用データの転送の中断を通知する。
無線ネットワーク制御装置2は、この通知を受けると、更新用データの転送を中断する。
ステップ100−3(S100−3)において、負荷監視部366は、無線基地局装置3の負荷の状態を監視する。
ステップ102−3(S102−3)において、負荷監視部366は、例えば、監視の結果として得られた無線基地局装置3の低い負荷状態を、更新制御部364に対して通知する。
ステップ104−3(S104−3)において、更新制御部364は、負荷監視部366から通知された無線基地局装置3の負荷が、所定の閾値未満であるか否かを判断する。
更新制御部364は、この場合には、無線基地局装置3の負荷が低く、無線基地局装置3の更新が可能になったと判定する。
ステップ142(S142)において、更新制御部364は、無線ネットワーク制御装置2に対して、更新用データの転送の再開を通知する。
無線ネットワーク制御装置2は、この通知を受けると、中断したときの更新用データの続きの更新用データを、順次、無線基地局装置3に対して転送する。
ステップ110−3(S110−3)において、無線基地局装置3は、更新用のデータの第3の部分を、更新処理部362に対して転送する。
更新処理部362は、転送されてきた更新用のデータの第3の部分を受ける。
このような処理を繰り返して、ステップ110−n(S110−n)において、最後に、無線ネットワーク制御装置2は、更新用のデータの第nの部分を、更新処理部362に対して転送する。
更新処理部362は、転送されてきた更新用のデータの第nの部分を受ける。
ステップ112(S112)において、更新制御部364は、更新処理部362が全ての更新用のデータを受けると、無線ネットワーク制御装置2に対して、更新完了を通知する。
ステップ114(S114)において、無線基地局装置3が再起動されると、無線ネットワーク制御装置2から送られてきた更新用データが有効化され、この更新用データにより、無線通信処理部34の内容が更新される。
[結論]
以上説明したように、移動体通信システム1においては、無線基地局装置3が、その負荷が低く、データの更新が行われても、無線基地局装置3が、ユーザ(移動端末装置104)に対して提供するサービスの品質が損なわれないときにのみ、無線基地局装置3のデータの更新が行われる。
つまり、移動体通信システム1においては、無線基地局装置3の負荷が高いときに、さらに、データの更新による負荷が重なって、無線基地局装置3の負荷が一時的に高くなり、ユーザ(移動端末装置104)に対して提供するサービスの品質が損なわれるといった、無線基地局装置3のデータの更新に起因する不具合が防止される。
本発明は、移動体通信システムに利用可能である。
本発明にかかる移動体通信システムの構成を例示する図である。 図1に示した無線ネットワーク制御装置のハードウエア構成を例示する図である。 図1に示した無線基地局装置のハードウェア構成を例示する図である。 図1に示した無線ネットワーク制御装置において実行されるデータ更新プログラムの構成を示す図である。 図1に示した無線基地局装置において実行される無線基地局プログラムの構成を示す図である。 図1に示した移動体通信システムの第1の全体的な動作(S10)を示す通信シーケンス図である。 図1に示した移動体通信システムの第2の全体的な動作(S12)を示す通信シーケンス図である。 図1に示した移動体通信システムの第3の全体的な動作(S14)を示す通信シーケンス図である。
符号の説明
1・・・移動体通信システム,
100・・・コアネットワーク,
102・・・無線アクセスネットワーク,
2・・・無線ネットワーク制御装置,
110・・・情報処理装置,
112・・・CPU,
114・・・メモリ,
116・・・入出力装置,
118・・・記録装置,
120・・・記録媒体,
124・・・伝送装置,
20・・・データ更新プログラム,
200・・・データ受入部,
202・・・データ更新部,
204・・・更新制御部,
206・・・通信制御部,
208・・・基地局装置データベース,
3・・・無線基地局装置,
300・・・TE,
302・・・DSP,
304・・・TRX,
310・・・アンテナ,
32・・・無線基地局プログラム,
320・・・通信制御部,
34・・・無線通信処理部,
340・・・呼制御処理部,
342・・・呼制御データ,
344・・・信号処理部,
346・・・信号処理データ,
348・・・送受信制御部,
350・・・送受信制御データ,
36・・・データ更新部,
362・・・更新処理部,
364・・・更新制御部,
366・・・負荷監視部,
104・・・移動端末装置,

Claims (1)

  1. 無線回線を介した無線通信を行う無線基地局装置と、前記無線通信基地局装置を制御する制御装置とが、ネットワークを介して接続された無線通信システムであって、
    前記無線基地局装置は、
    プログラムを実行して、前記無線通信の制御処理を行う無線通信制御手段と、
    前記制御処理の負荷が高いか低いかを判定する負荷判定手段と、
    前記制御装置の負荷が低いときに、前記制御装置に対して、データの更新を、前記制御装置に対して許可する更新制御手段と、
    前記制御装置から転送されたデータを用いた更新を行う更新手段と
    を有し、
    前記制御装置は、前記更新が許可されたときに、前記更新のためのデータを、前記無線基地局装置に対して転送する
    無線通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018055593A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 ソフトバンク株式会社 無線装置のソフトウェア更新方法及ソフトウェア更新サーバ

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