JP2008130012A - 情報提供サーバ、情報提供システム、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報提供サーバ、情報提供システム、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】関連のある複数のサイトを利用する場合に、情報セキュリティを維持しつつ操作性を向上させることを可能とする情報提供サーバ及び情報提供システムを提供する。
【解決手段】情報提供サーバ9は、ログインした端末装置5のセッション情報29を作成して保持する。端末装置5は関連サーバ11にアクセスすると、情報提供サーバ9に関連サーバ11との連携を通知する。情報提供サーバ9は、連携情報37を作成してセッション情報29に対応付けて保存し、連携情報37を連携先の関連サーバ11に送る。端末装置5が情報提供サーバ9にアクセス要求すると、セッション情報29が不活性状態の場合には、情報提供サーバ9は連携先の関連サーバ11に端末装置5のアクセス状況を問い合わせ、端末装置5が関連サーバ11にアクセスしていると確認されると、情報提供サーバ9は、不活性状態のセッション情報29を活性化して、端末装置5のアクセスを許可する。
【選択図】図1

Description

本発明は、セッション情報の管理を行う情報提供サーバに関する。
今日のWWWシステムでは、ユーザが1つのサイトでログインの認証を受けると、そのサイトに関連する他のサイトにもアクセスできるシステムがある(シングルサインオン)。
あるサイト(以下サイトA)にログインすると、サイトAを提供するサーバに当該ユーザのアクセスに関する情報であるセッション情報が作成される。サイトAから、提携関係にある他のサイト(以下サイトB)にアクセスした場合、作成されたセッション情報は所定時間が経過すると削除される。従って、サイトBから、サイトAに再びアクセスする場合には、改めてログイン認証を受ける必要がある。
また、サイトAから、提携関係にあるサイトBにアクセスした場合、ログイン中のサイトに共通なシングルサインオンセッション情報を作成して、それぞれのサイトのセッション情報と連携してログアウトを防ぐセッション管理システムがある(例えば、[特許文献1]参照。)。
特開2006−31064号公報
一般に、サイトAにログインした際に作成されるセッション情報は、所定時間が経過すると削除され、ユーザは一旦ログインしたサイトAを利用することができなくなり、再度ログインを求められる。ユーザは、サイトAに関連するサイトBを使い続けている認識にもかかわらず、サイトAへのアクセスを所定時間中断しているとセッション情報が削除されるため、再びサイトAのログイン認証を受けてサイトAにアクセスする操作が必要になる。
特許文献1に示すシステムは、上記不具合を防ぐために、シングルサインオンセッション情報を導入するものである。しかしながら、特許文献1によるシステムは、アプリケーションを提供するシステム(サーバ)それぞれが、それぞれのシステムのローカルセッションを管理すると共に、シングルサインオンしているシステムの全てのセッション情報を管理するセッション管理部を備える。セッション管理部は、ユーザがアクセスするすべてのシステムの履歴やシングルサインオンセッションを管理する。従って、特許文献1によるシステムは、セッション情報の有効期限切れを防ぐための構成が複雑、且つシステムの負荷が大きいという問題点がある。
また、ログインしたサイトAのセッション情報が削除される場合に備えて、サイトAに提携関係のあるサイトBから再びサイトAにアクセスする方法として、元のサイトAからのユーザ情報を引き継いで行く方法がある。しかしながら、この方法では全てのユーザ情報をネットワーク上で引き継いで行くので、ユーザ情報の漏洩や漏洩情報を用いた不正アクセス等の危険性が高まり、安全性に問題がある。
また、サイトAにログインした後、サイトAの関連サイトにアクセスしていると、放置状態のサイトAのセッション情報の有効期限が切れ、直接サイトAにアクセスしても再度ログインを求められる場合がある。ユーザは、サイトAの関連サイトを操作している認識であるにもかかわらず、サイトAにアクセスする際に再度ログイン操作を求められるという問題点がある。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、関連のある複数のサイトを利用する場合に、情報セキュリティを維持しつつ操作性を向上させることを可能とする情報提供サーバ及び情報提供システムを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、少なくとも1つの端末装置と少なくとも1つの関連サーバとにネットワークを介して接続され、各種情報を提供する情報提供サーバであって、前記端末装置からのアクセスに関するセッション情報を管理するセッション管理手段と、所定時間が経過すると前記セッション情報を不活性にする不活性化手段と、前記端末装置が前記関連サーバにアクセスする際に、連携情報を作成して前記関連サーバに送ると共に、前記連携情報を前記セッション情報に対応づけて保持する連携情報処理手段と、前記不活性のセッション情報に対応する前記連携情報を前記関連サーバに送り、前記端末装置のアクセス状況の問い合わせを行う問い合わせ手段と、前記問い合わせの結果、前記端末装置が前記関連サーバにアクセスしていると確認された場合、前記不活性にされたセッション情報を活性にする活性化手段と、を具備することを特徴とする情報提供サーバである。
関連サーバは、情報提供サーバのサイトと提携関係にあるサイトのサーバである。端末装置は、情報提供サーバによってログイン認証を受けると、改めてログイン認証を受けることなく関連サーバにもアクセスすることができる(シングルサインオン)。
連携情報は、情報提供サーバから関連サーバへのアクセスを示す情報である。連携情報は、例えば、端末装置が情報提供サーバを経て関連サーバにアクセスして連携する際に作成される連携番号や情報提供サーバの識別情報である。連携情報は、端末装置あるいはユーザと対応付けられて、情報提供サーバと関連サーバとの両方に保持される。
第1の発明の情報提供サーバは、端末装置のセッション情報を管理し、所定時間が経過するとセッション情報を不活性にする。端末装置は、情報提供サーバにログイン後、関連サーバにアクセスして連携する。情報提供サーバは、連携情報を作成して連携先の関連サーバに送ると共に、連携情報を連携先の関連サーバの識別子と共にセッション情報に対応づけて保持する。端末装置が情報提供サーバにアクセスする際に、セッション情報が不活性になっている場合、情報提供サーバは、連携先の関連サーバに連携情報を送って端末装置のアクセス状況を問い合わせる。連携先の関連サーバは、連携情報に対応する端末装置のアクセス状況を確認して結果を情報提供サーバに返信する。情報提供サーバは、端末装置が連携先の関連サーバにアクセスしていることが確認された場合、不活性にされたセッション情報を活性にする。
第1の発明では、情報提供サーバへのアクセス中断のためにセッション情報が不活性になっていても、端末装置の関連サーバへのアクセスが確認された場合、端末装置は再度ログイン認証を受けることなく情報提供サーバにアクセスすることができる。従って、操作性を向上させることができる。
また、情報提供サーバは、連携先の関連サーバへの問い合わせの結果、端末装置が関連サーバにアクセスしていないと確認された場合、警告を行ってもよい。警告は、例えば、「再度ログイン要求を行う」等のメッセージ表示である。
また、複数の情報提供サーバにより分散処理を行う場合には、連携元の情報提供サーバの識別情報をセッション情報に対応付けて保持することが望ましい。
また、情報提供サーバが作成するセッション情報に、活性または不活性を示すフラグを設けてもよい。
また、情報提供サーバは、端末装置に関連サーバのネット位置情報を送るようにしても良い。さらに、関連サーバは、端末装置に情報提供サーバのネット位置情報を送るようにしても良い。ネット位置情報とは、関連サーバが保持するネット情報資源(コンテンツ)の所在やアクセス先(URL)等である。ネット位置情報は、例えば端末装置の画面上に、リンク表示あるいはボタン表示される。
これにより、端末装置は、リンクを辿って情報提供サーバや関連サーバにアクセスすることができる。
また、関連サーバ同士の連携に関しては、情報提供サーバと同様に、関連サーバに連携情報処理手段及び問い合わせ手段を設けてもよいし、関連サーバが関連サーバ同士の連携を示す連携情報を作成して情報提供サーバに送るようにしてもよい。
これにより、端末装置がいずれかの関連サーバにアクセスしていれば、端末装置は、情報提供サーバへのアクセス経路によらず、再度のログイン操作を行うことなく情報提供サーバから情報提供を受けることができる。
第2の発明は、少なくとも1つの端末装置と、前記端末装置に各種情報を提供する情報提供サーバと、前記情報提供サーバによって認証された前記端末装置がアクセス可能な少なくとも1つの関連サーバと、がネットワークを介して接続される情報提供システムであって、前記情報提供サーバは、前記端末装置からのアクセスに関するセッション情報を管理するセッション管理手段と、所定時間が経過すると前記セッション情報を不活性にする不活性化手段と、前記端末装置が前記関連サーバにアクセスして連携する際に、連携情報を作成して連携先の関連サーバに送ると共に、前記連携情報を前記連携先の関連サーバの識別子と共に前記セッション情報に対応付けて保時する連携情報処理手段と、前記連携情報を前記連携先の関連サーバに送り、前記端末装置のアクセス状況の問い合わせを行う問い合わせ手段と、前記問い合わせの結果、前記端末装置が前記関連サーバにアクセスしていると確認された場合、前記不活性にされたセッション情報を活性にする活性化手段と、を具備し、前記関連サーバは、前記端末装置のアクセス時に前記情報提供サーバから送られる前記連携情報を保持する連携情報保持手段と、前記連携情報保持手段によって保持された連携情報と、前記情報提供サーバからの問い合わせの際に送られる連携情報と、に基づいて前記端末装置のアクセス状況を確認するアクセス状況確認手段と、前記アクセス状況確認手段による確認結果を前記情報提供サーバに送る確認結果送信手段と、を具備することを特徴とする情報提供システムである。
第2の発明は、第1の発明の情報提供サーバと少なくとも1つの関連サーバと、これらのサーバにアクセスする端末装置とからなる情報提供システムに関する発明である。
第3の発明は、コンピュータを、第1の発明の情報提供サーバとして機能させるプログラムである。
第4の発明は、コンピュータを、第1の発明の情報提供サーバとして機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
尚、上記のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
本発明によれば、関連のある複数のサイトを利用する場合に、情報セキュリティを維持しつつ操作性を向上させることを可能とする情報提供サーバ及び情報提供システムを提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報提供サーバ及び情報提供システムの好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
(1.情報提供システム1の構成)
最初に、図1を参照しながら、情報提供システム1の構成について説明する。
図1は、情報提供システム1の構成図である。
情報提供システム1は、端末装置5と情報提供サーバ9と関連サーバ11とが、ネットワーク7で接続されて構成される。複数の端末装置5及び関連サーバ11が接続されていても良い。また、情報提供サーバ9が提供するWEBサイトと関連サーバ11が提供するWEBサイトとは提携関係にあり互いにアクセスが可能である。ユーザ3からみると、情報提供サーバ9にログインすると、見かけ上関連サーバ11も一体となって1つのサイトが構成され、ユーザ3はこの1つのサイトにログインして利用しているのと同等である。
(1−1.端末装置5の構成)
端末装置5は、ネットワーク7を介して情報提供サーバ9及び関連サーバ11に接続可能なコンピュータ等の装置である。端末装置5は、キーボード、マウス、ボタン等の入力部13と、CRTモニタ、液晶パネル等の表示部15を備える。ユーザ3は端末装置5を操作し、情報提供サーバ9が提供するWEBサイトへのログインを行う。
(1−2.情報提供サーバ9の構成)
情報提供サーバ9は、コンテンツ処理部17、セッション管理部19、連携情報処理部20、問い合わせ部21、不活性化部23、活性化部25、及びデータベースとしてコンテンツ情報27、セッション情報29、連携情報37等を有するコンピュータ等の装置である。尚、情報提供サーバ9はユーザ認証部やユーザ情報等を有するがここでは説明を省略する。
コンテンツ処理部17は、端末装置5からログイン要求電文や画面表示要求電文が送られると、コンテンツ情報27の中から該当するコンテンツを取り出して端末装置5に提供する。
セッション管理部19は、端末装置5からログイン要求電文が送られると、セッション情報29を発行して登録する。セッション管理部19は所定時間が経過すると、不活性化部23によりセッション情報29を不活性化させ、セッション情報29を不活性状態で保持する。また、セッション管理部19は、問い合わせ部21による端末装置5の関連サーバ11へのアクセスが確認されると、不活性状態のセッション情報29を活性化部25により活性化させる。
連携情報処理部20は、端末装置5が情報提供サーバ9にログイン後、関連サーバ11にアクセスして連携する際に、連携情報37を作成する。連携情報処理部20は、連携情報37を連携先の関連サーバ11の識別子と共にセッション情報29に対応づけて保持する。尚、連携情報37は、連携先の関連サーバ11に送られて保持される。
問い合わせ部21は、関連サーバ11に連携情報37を送り、端末装置5のアクセス状況を問い合わせる。
不活性化部23は、セッション管理部19から指示を受けると、所定のセッション情報29を不活性化させる。不活性化部23は、セッション情報29の状態フラグ45(図3)を「不活性」を示す「OFF」に切り換える。
活性化部25は、セッション管理部19から指示を受けると、不活性状態のセッション情報29を活性化させる。活性化部25は、セッション情報29の状態フラグ45(図3)を「活性」を示す「ON」に切り換える。
コンテンツ情報27は、情報提供サーバ9が端末装置5に提供する文字・数値・映像・画像・音声等のコンテンツである。
セッション情報29は、端末装置5からログイン要求電文が送られる際に、セッション管理部19によって発行される。セッション情報29は所定時間が経過すると、不活性化された状態で保持される。
連携情報37は、情報提供サーバ9から関連サーバ11への連携を示す情報である。端末装置5が情報提供サーバ9にログイン後、関連サーバ11にアクセスして連携する際に、連携情報37が作成される。連携情報37は、連携先の関連サーバ11の識別子と共にセッション情報29に対応づけられて保持される。また、連携情報37は、連携先の関連サーバ11に送られて保持される。また、情報提供サーバ9は、連携情報37を送って連携先の関連サーバ11に端末装置5のアクセス状況の問い合わせを行う。
(1−3.関連サーバ11の構成)
関連サーバ11は、コンテンツ処理部31、アクセス状況確認部33、及びデータベースとしてコンテンツ情報35、連携情報37等を有するコンピュータ等の装置である。
コンテンツ処理部31は、端末装置5から画面表示要求電文が送られると、コンテンツ情報35の中から該当するコンテンツを取り出す。
アクセス状況確認部33は、情報提供サーバ9から端末装置5のアクセス状況の問い合わせがあると、問い合わせ時に情報提供サーバ9から送られた連携情報37に対応する端末装置5のアクセス状況を確認する。尚、アクセス状況確認部33は、端末装置5のアクセスに対して関連サーバ11が発行したセッション情報に基づいて、端末装置5のアクセス状況の確認を行うことができる。
コンテンツ情報35は、関連サーバ11が端末装置5に提供する文字・数値・映像・画像・音声等のコンテンツである。
(2.ハードウェア構成)
次に、図2を参照しながら、端末装置5、情報管理サーバ9、及び関連サーバ11のハードウェア構成について説明する。
図2は、端末装置5、情報管理サーバ9、及び関連サーバ11のハードウェア構成図である。尚、図2のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
端末装置5、情報管理サーバ9、及び関連サーバ11は、CPU101、メモリ103、記憶部105、表示部107、入力部109、出力部111、通信部113がシステムバス115を介して接続されて構成される。
CPU101(Central Processing Unit)は、演算装置(四則演算や比較演算等)や、ハードウェアやソフトウェアの動作制御を行う装置である。
メモリ103は、RAM及びROM等のメモリである。RAM(Random Access Memory)は、ROM(Read Only Memory)や記憶部105から読み出されたOS(Operating System)のプログラム、アプリケーションプログラム等を記憶する。RAMはCPU101の主メモリやワークエリアとして機能する。
記憶部105は、各種データを記憶する装置であり、例えばハードディスクである。記憶部105は、CPU101が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS、各種データベース等が格納される。
表示部107は、表示装置であり、例えば、CRTモニタ、液晶パネルである。表示部107は、コンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路(ビデオアダプタ等)を有する。
入力部109は、各種データの入力装置であり、例えば、キーボード、マウスである。出力部111は、各種データの出力装置であり、例えばプリンタである。各種メディアとのデータ入出力を行うドライブ装置を入力部109及び出力部111として用いることもできる。
通信部113は、ネットワーク115を介して外部装置と接続・通信する通信制御装置である。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信が可能である。
システムバス115は、各装置間の制御信号、データ信号などの授受を媒介する経路である。
端末装置5、情報管理サーバ9、及び関連サーバ11は、記憶部105やROMや記憶媒体に格納されるプログラム(アプリケーションプログラム、OSのプログラム等)を、メモリ103のRAMにロードしてCPU101の制御の下に、各種処理を実行する。
(3.セッション情報29、及び連携情報37の構成)
次に、図3を参照しながら、セッション情報29について説明する。
図3は、セッション情報29の構成の一例を示す図である。
セッション情報29は、端末装置5から情報提供サーバ9へのアクセスをセッション単位で管理するための情報である。端末装置5からログイン要求電文が送られて来ると、セッション管理部19はセッション情報29の1レコードを作成する。
セッション情報29は、セッションID39、ユーザID41、最終更新日時43、状態フラグ45、連携先サーバ名47、連携番号49等の項目を有する。端末装置5からログイン要求電文が送られて来ると、セッション管理部19は一意のセッションID39を発行する。セッションID39は、セッション情報29のレコードを識別するIDである。ユーザID41は、ログイン要求電文の送信元の端末装置5(ユーザ3)を識別するIDである。
最終更新日時43は、端末装置5がアクセスした最終日時であり、端末装置5がアクセスする度に更新される。最終更新日時43は、端末装置5からボタンクリック等の操作が行われる毎に更新されるものであっても良い。セッション管理部19によってセッション情報29の有効期限と当該最終更新日時43と現在時刻とが監視され、最終更新日時43から所定時間(有効期限)が経過するとセッション情報29は不活性化される。
状態フラグ45は、活性または不活性を示すフラグである。例えば状態フラグ45が「ON」ならばセッション情報29が活性状態であることを示し、状態フラグ45が「OFF」ならばセッション情報29が不活性状態であることを示す。
連携先サーバ名47は、端末装置5がアクセスして連携する関連サーバ11を識別する情報である。端末装置5が情報提供サーバ9から複数の関連サーバ11にアクセスして連携する場合には、1つのセッションID39に対して複数の連携先サーバ名47が対応付けられる。
連携番号49は、端末装置5が連携先の関連サーバ11にアクセスする際に連携情報処理部20が発行する一意の識別情報である。
次に、図4を参照しながら、問い合わせ時に送られる連携情報37について説明する。
図4は、問い合わせ時に送られる連携情報37の構成の一例を示す図である。
問い合わせ時に、情報提供サーバ9から連携先の関連サーバ11に送られる連携情報37は、少なくとも連携番号49を含む。
(4.情報提供システム1の動作)
次に、図5〜図11を参照しながら、情報提供システム1の動作について説明する。
端末装置5は、ユーザによる入力部13の操作に基づいて、情報提供サーバ9及び関連サーバ11からコンテンツを受け取る。端末装置5は、情報提供サーバ9から提供される画面A1及び画面A2や関連サーバ11から提供される画面B1を表示部15に表示する。
図5及び図6は、情報提供システム1の動作を示すフローチャートである。
情報提供システム1では、セッションに関する情報は、所定時間経過後は削除されずに不活性状態にして保持され、所定条件が満されたときに活性状態にされる。尚、不活性状態の場合には、セッションに関する情報を利用することはできない。
端末装置5の表示部15にトップ画面301が表示される。トップ画面301は、例えば、証券会社等が提供する所定のWEBサイトの画面である。端末装置5は、トップ画面301を介して情報提供サーバ9にログイン要求を行う(ステップ1001)。
図7は、情報提供サーバ9が提供するトップ画面301を示す図である。
トップ画面301の「ログイン要求ボタン」61がクリックされると、端末装置5から情報提供サーバ9にログイン要求のリクエスト電文201が送信される。尚、情報提供サーバ9は、端末装置5にユーザIDやパスワード等の入力を要求し、ログイン認証を行うようにしても良い。
情報提供サーバ9が端末装置5からリクエスト電文201を受信すると、セッション管理部19は、セッション情報29を作成する。セッション管理部19は、作成したセッション情報29を登録する(ステップ1002)。
セッションID39として、一意のセッションID(例えば、「S100010」)が発行される。ユーザID41として、リクエスト電文201の送信元である端末装置5(ユーザ3)を識別するユーザID(例えば、「U2001」)が登録される。
最終更新日時43として、端末装置5がアクセスした最終日時、例えば「2006/10/15 14:22:00」が登録される。
状態フラグ45には、活性状態であることを示す「ON」が格納される。端末装置5が情報提供サーバ9が提供するWEBサイトにアクセスしている間は、最終更新日時43が更新され続け、状態フラグ45は、活性状態を示す「ON」を継続する。
情報提供サーバ9のコンテンツ処理部17は、登録されているコンテンツ情報27の中からコンテンツ202を取り出し端末装置5に送る(ステップ1003)。
端末装置5は、コンテンツ202による画面(A1)302を表示部15に表示する(ステップ1004)。
図8は、情報提供サーバ9が提供する画面(A1)302を示す図である。
画面(A1)302には、情報提供サーバ9や関連サーバ11が提供するWEBサイトにアクセスするためのボタンやリンクが表示される。
「注文」ボタン66は、情報提供サーバ9が提供する注文画面(図11の画面(A2)305)へのアクセスボタンである。「時価情報」ボタン63−1と「市況ニュース」ボタン63−2は、関連サーバ11が提供する情報画面へのアクセスボタンである。
画面(A1)302の「時価情報」ボタン63−1がクリックされると、端末装置5は、情報提供サーバ9に関連サーバ11との連携を通知する通知電文203を送ると同時に、関連サーバ11にリクエスト電文204を送って表示要求を行う(ステップ1005)。通知電文203には、少なくともセッション情報29のレコードを識別するセッションID39と、連携先の関連サーバ11の識別情報が含まれる。
情報提供サーバ9が、通知電文203を受信すると、連携情報処理部20は一意の連携番号49(例えば「R1155」)を作成する。連携情報処理部20は、連携先の関連サーバ11の識別情報である連携先サーバ名47(例えば「B」)及び連携番号49(例えば「R1155」)をセッション情報29に対応付けて保存する(ステップ1006)。
連携情報処理部20は、少なくとも連携番号49を含む連携情報37を作成し、連携先サーバ名47(「B」)として登録されている関連サーバ11に送る(ステップ1007)。
連携先の関連サーバ11は、情報提供サーバ9から送られる連携情報37を受信して保存する(ステップ1008)。
関連サーバ11が、端末装置5からリクエスト電文204を受信すると、コンテンツ処理部31は、コンテンツ情報35の中から要求されたコンテンツ205を抽出して端末装置5に送る(ステップ1009)。
端末装置5は、コンテンツ205による画面(B1)303を表示部15に表示する(ステップ1010)。
図9は、関連サーバ11が提供する画面(B1)303を示す図である。
画面(B1)303には、関連サーバ11が提供する「時価情報」が表示される。また、画面(B1)303には、情報提供サーバ9が提供する「注文画面」にアクセスする「注文画面へ」ボタン67が配置される。
「注文画面へ」ボタン67がクリックされると、端末装置5は、情報提供サーバ9に対してリクエスト電文206を送信して表示要求を行う(ステップ1011)。表示要求のリクエスト電文206には、ステップ1002で情報提供サーバ9によって作成されたセッション情報29を識別するセッションID39が含まれる。
ここで、端末装置5から情報提供サーバ9へのアクセスが継続している場合には、情報提供サーバ9のセッション管理部19は、セッション情報29の状態フラグ45を「ON」のままにしてセッション情報29の活性状態を維持する。
一方、端末装置5から情報提供サーバ9へのアクセスが中断して所定時間が経過すると、情報提供サーバ9のセッション管理部19は、不活性化部23によってセッション情報29の状態フラグ45を「OFF」に切り替えてセッション情報29を不活性状態にする(ステップ1012)。
情報提供サーバ9のセッション管理部19は、リクエスト電文206に含まれるセッションID39に対応するセッション情報29が活性であるか不活性であるかを確認する。
セッション情報29の状態フラグ45が「ON」(活性)であれば、情報提供サーバ9のコンテンツ処理部17は、リクエスト電文206に対応するコンテンツをコンテンツ情報27から取り出して端末装置5に送信する。
セッション情報29の状態フラグ45が「OFF」(不活性)であれば、情報提供サーバ9の問い合わせ部21は、セッション情報29に対応付けて保持した連携番号49を含む連携情報37を連携先サーバ名47が示す関連サーバ11に送り、端末装置5のアクセス状況を問い合わせる(ステップ1013)。
関連サーバ11のアクセス状況確認部33は、連携情報37を受信すると、連携情報37に対応する端末装置5のアクセス状況を確認する(ステップ1014)。尚、アクセス状況確認部33は、端末装置5のアクセスに対して関連サーバ11が発行したセッション情報に基づいて、端末装置5のアクセス状況の確認を行うことができる。
アクセス状況確認部33は、端末装置5のアクセス状況確認結果を情報提供サーバ9に返信する(ステップ1015)。
情報提供サーバ9は、端末装置5が連携先の関連サーバ11にアクセスしていない旨の確認結果を得ると(ステップ1016のNO)、コンテンツ処理部17は、エラー画面304を示すコンテンツ207を端末装置5に送信する。端末装置5は、表示部15にエラー画面304を表示する(ステップ1017)。
図10は、エラー画面304を示す図である。
エラー画面304には、「画面を表示できません。・・・」等のメッセージ69が表示される。「OK」ボタン71がクリックされると、再度トップ画面301(図7)を表示させるようにしても良い。
情報提供サーバ9は、端末装置5が連携先の関連サーバ11にアクセスしている旨の確認結果を得ると(ステップ1016のYES)、活性化部25は、対応するセッション情報29の状態フラグ45を「ON」に切り換えて登録し、セッション情報29を活性化する(ステップ1018)。
情報提供サーバ9のコンテンツ処理部17は、コンテンツ情報27の中から表示要求されたコンテンツ208を取り出して端末装置5に送る(ステップ1019)。
端末装置5は、表示部15にコンテンツ208による画面(A2)305を表示する(ステップ1020)。
図11は、情報提供サーバ9が提供する画面(A2)305を示す図である。
画面(A2)305には、注文に関する情報・メッセージ73等が表示される。
以上の過程を経て、情報提供システム1では、端末装置5が情報提供サーバ9にログインすると、情報提供サーバ9はセッション情報29を作成して保持する。端末装置5は関連サーバ11にアクセス要求を行うと同時に、情報提供サーバ9に対して関連サーバ11との連携を通知する。情報提供サーバ9は連携情報37を作成し連携先の関連サーバ11の識別情報と共にセッション情報29に対応付けて保存すると同時に、連携情報37を関連サーバ11に送る。端末装置5が、情報提供サーバ9にアクセス要求を行うと、情報提供サーバ9は、セッション情報29が不活性状態である場合には、連携先の関連サーバ11に端末装置5のアクセス状況を問い合わる。端末装置5が連携先の関連サーバ11にアクセスしていると確認されると、情報提供サーバ9は不活性状態になっているセッション情報29を活性化して、端末装置5のアクセスを許可する。
このように、情報提供サーバ9は、端末装置5が連携先の関連サーバ11にアクセスしていると確認されると不活性状態のセッション情報を活性化し、端末装置5は、再度ログイン認証を受けることなく情報提供サーバ9にアクセスすることができる。
有効期限が経過したセッション情報29は、削除されることなく不活性状態にされ、端末装置5が連携先の関連サーバ11にアクセスしていると確認されると、再度活性状態にされる。活性状態にされたセッション情報に関してはセッションが継続し、不活性状態になる前の情報も引き継がれる。
尚、情報提供サーバ9と関連サーバ11との間では、連携情報37の送受信やアクセス状況の問い合わせ等に関する通信が行われるが、情報提供サーバ9と関連サーバ11との間の通信回線としてインターネットとは異なる専用回線等を用いて情報セキュリティを確保するようにしてもよい。
(5.複数の関連サーバ11から情報提供サーバ9へのアクセス、および放置状態の情報提供サーバ9への再アクセス)
次に、図12を参照しながら、複数の関連サーバ11から情報提供サーバ9へのアクセス、および放置状態の情報提供サーバ9への再アクセスについて説明する。
図12は、端末装置5の表示部15における画面遷移と情報提供システム1の動作を示す図である。
(5−1.関連サーバ11−1から情報提供サーバ9へのアクセス)
画面302、画面303−1、画面303−2、画面305は、端末装置5の表示部15に表示される画面である。画面302及び画面305は、情報提供サーバ9からの提供画面である。画面303−1及び画面303−2は、それぞれ、関連サーバ11−1及び関連サーバ11−2からの提供画面である。
画面302上で、関連サーバ11−1にアクセスするためのボタン63−1がクリックされると、端末装置5の表示部15には画面303−1が表示される。情報提供サーバ9は連携情報37−1を作成して関連サーバ11−1に送る。所定時間が経過し、情報提供サーバ9で保持されているセッション情報が不活性化される(ステップ1012)。
画面303−1において、情報提供サーバ9にアクセスするためのボタン67−1がクリックされる。情報提供サーバ9は、連携先の関連サーバ11−1に端末装置5のアクセス状況を問い合わせる(ステップ1013)。情報提供サーバ9は、連携先の関連サーバ11−1に連携情報37−1を送る。連携先の関連サーバ11−1は、問い合わせ時に送られた連携情報37−1と、連携時に送られて保持した連携情報とに基づいて、端末装置5のアクセス状況を確認する(ステップ1014−1)。端末装置5が関連サーバ11−1にアクセスしていると確認されれば、情報提供サーバ9は不活性状態のセッション情報を活性化し(ステップ1017)、画面305を端末装置5の表示部15に表示させる。
(5−2.関連サーバ11−2から情報提供サーバ9へのアクセス)
画面302上で、関連サーバ11−2にアクセスするためのボタン63−2がクリックされると、端末装置5の表示部15には画面303−2が表示される。画面303−2において、情報提供サーバ9にアクセスするためのボタン67−2がクリックされた場合の動作は、上述した関連サーバ11−1の提供画面303−1から情報提供サーバ9へのアクセスと同様の動作なので説明を省略する。
関連サーバ11−1の提供画面303−1において、関連サーバ11−2にアクセスするためのボタン65がクリックされると、端末装置5の表示部15には関連サーバ11−2が提供する画面303−2が表示される。
画面303−2において情報提供サーバ9にアクセスするためのボタン67−2がクリックされた場合、情報提供サーバ9には、端末装置5が関連サーバ11−2にアクセスしていることについて、情報が送られないため、アクセス状況の問い合わせを関連サーバ11−2に行うことができない。
従って、端末装置5が関連サーバ11−1の提供画面303−1から関連サーバ11−2の提供画面303−2を表示させた場合、端末装置5が関連サーバ11−2にアクセスしていても、端末装置5が情報提供サーバ9にアクセスする際に不活性状態のセッション情報29を活性化させることができない。
これにより、端末装置5が関連サーバ11−1から関連サーバ11−2にアクセスして情報提供サーバ9の管理下から一旦外れた場合には、情報提供サーバ9にアクセスする際に再度ログイン認証が必要となり、情報セキュリティを厳格にすることができる。また、情報提供サーバ9は、関連サーバ11同士の連携について処理を行う必要がないので、実装上の負担が軽減される。
(5−3.放置状態の情報提供サーバ9への再アクセス)
端末装置5は、情報提供サーバ9からの提供画面302を介して、関連サーバ11−1や関連サーバ11−2にアクセスする。所定時間が経過し、情報提供サーバ9で保持されているセッション情報が不活性化される(ステップ1012)。
ユーザ3は表示部15に表示されている放置状態の情報提供サーバ9が提供する画面302において、情報提供サーバ9が提供するサイトにアクセスするボタン66をクリックする。
情報提供サーバ9は、連携先の関連サーバ11に順次端末装置5のアクセス状況を問い合わせる(ステップ1013)。情報提供サーバ9は、連携先の関連サーバ11に順次連携情報37を送る。連携先の関連サーバ11は、問い合わせ時に送られた連携情報37−1と、連携時に送られて保持した連携情報とに基づいて、端末装置5のアクセス状況を確認する(ステップ1014)。端末装置5がいずれかの関連サーバ11にアクセスしていると確認されれば、情報提供サーバ9は不活性状態のセッション情報を活性化し(ステップ1017)、画面305を端末装置5の表示部15に表示させる。
このように、端末装置5が複数の関連サーバ11や放置状態の情報提供サーバ9から元の情報提供サーバ9が提供するサイトにアクセスする場合、情報提供サーバ9は、連携先の関連サーバ11に連携情報37を送って端末装置5のアクセス状況を問い合わせる。端末装置5がいずれかの関連サーバ11にアクセスしていると確認されれば、情報提供サーバ9は不活性状態のセッション情報を活性化し、端末装置5は、再度ログイン認証を受けることなく情報提供サーバ9が提供するサイトにアクセスすることができる。
(6.関連サーバ11−1から関連サーバ11−2へのアクセス)
次に、図13及び図14を参照しながら、関連サーバ11−1から関連サーバ11−2へのアクセスについて説明する。
端末装置5が関連サーバ11−1から他の関連サーバ11−2にアクセスして連携する場合には、情報提供サーバ9が関連サーバ11同士の連携を把握可能な構成とすることが望ましい。例えば、関連サーバ11−1にも情報提供サーバ9と同様に連携情報処理部20及び問い合わせ部21を設けてもよいし、情報提供サーバ9が関連サーバ11同士の連携情報を保持してもよい。
(6−1.関連サーバ11が情報提供サーバ9と同様の機能を有する場合)
図13は、端末装置5の表示部15における画面遷移と情報提供システム1の動作を示す図である。図13は、関連サーバ11が情報提供サーバ9と同様の機能を有する場合を示す図である。
関連サーバ11−1の提供画面303−1において、関連サーバ11−2にアクセスするためのボタン65がクリックされると、端末装置5の表示部15には関連サーバ11−2が提供する画面303−2が表示される。
関連サーバ11−1は、連携情報37−2を作成して保持すると共に、連携情報37−2を関連サーバ11−2に送る。尚、この場合の連携情報37−2は、関連サーバ11−1と関連サーバ11−2との連携に関する情報である。
画面303−2において情報提供サーバ9にアクセスするためのボタン67−2がクリックされた場合、情報提供サーバ9は、連携情報37−1を関連サーバ11−1に送って端末装置5のアクセス状況を問い合わせる(ステップ1013)。関連サーバ11−1は、端末装置5が関連サーバ11−1にアクセスしていない場合、連携情報37−2を関連サーバ11−2に送って端末装置5のアクセス状況を問い合わせる(ステップ1013−1)。関連サーバ11−2は、問い合わせ時に送られた連携情報37−2と、連携時に送られて保持した連携情報とに基づいて、端末装置5のアクセス状況を確認する(ステップ1014−2)。端末装置5が関連サーバ11−2にアクセスしていると確認されれば、情報提供サーバ9は不活性状態のセッション情報を活性化し(ステップ1017)、画面305を端末装置5の表示部15に表示させる。
このように、関連サーバ11に情報提供サーバ9と同様の機能を設けることにより、情報提供サーバ9が関連サーバ11同士の連携を直接把握していない場合であっても、端末装置5がいずれかの関連サーバ11にアクセスしていれば、端末装置5は、情報提供サーバ9へのアクセス経路によらず、再度のログイン操作を行うことなく情報提供サーバ9から情報提供を受けることができる。
(6−2.情報提供サーバ9が関連サーバ11同士の連携情報を保持する場合)
図14は、端末装置5の表示部15における画面遷移と情報提供システム1の動作を示す図である。図14は、情報提供サーバ9が関連サーバ11同士の連携情報を保持する場合を示す図である。
関連サーバ11−1の提供画面303−1において、関連サーバ11−2にアクセスするためのボタン65がクリックされると、端末装置5の表示部15には関連サーバ11−2が提供する画面303−2が表示される。
関連サーバ11−1は、連携情報37−2を作成して保持すると共に、連携情報37−2を情報提供サーバ9に送る。尚、この場合の連携情報37−2は、関連サーバ11−1と関連サーバ11−2との連携に関する情報である。連携情報37−2は、情報提供サーバ9に保持される。
画面303−2において情報提供サーバ9にアクセスするためのボタン67−2がクリックされた場合、情報提供サーバ9は、連携情報37−2を関連サーバ11−2に送って端末装置5のアクセス状況を問い合わせる(ステップ1013)。関連サーバ11−2は、問い合わせ時に送られた連携情報37−2と、連携時に送られて保持した連携情報とに基づいて、端末装置5のアクセス状況を確認する(ステップ1014−2)。端末装置5が関連サーバ11−2にアクセスしていると確認されれば、情報提供サーバ9は不活性状態のセッション情報を活性化し(ステップ1017)、画面305を端末装置5の表示部15に表示させる。
このように、情報提供サーバ9が関連サーバ11同士の連携情報37を情報提供サーバ9が保持することにより、端末装置5がいずれかの関連サーバ11にアクセスしていれば、端末装置5は、情報提供サーバ9へのアクセス経路によらず、再度のログイン操作を行うことなく情報提供サーバ9から情報提供を受けることができる。
(7.複数の情報提供サーバで分散処理を行う場合)
次に、図15〜図17を参照しながら、複数の情報提供サーバで分散処理を行う場合について説明する。
図15は、複数の情報提供サーバで分散処理を行う情報提供システム79の構成図である。
情報提供システム79は、端末装置5と複数の情報提供サーバ81−1〜81−3と関連サーバ11とが、ネットワーク7を介して接続されて構成される。
端末装置5はロードバランサ83(負荷分散装置)により、情報提供サーバ81−1〜81−3のうちのいずれかに割り当てられて接続される。ロードバランサ83の負荷分散の手法には、例えばラウンドロビン方式がある。
情報提供サーバ81−1〜81−3は、セッション管理サーバ85に接続される。セッション管理サーバ85は、情報提供サーバ81−1〜81−3のアクセスに関するセッション情報29aを一元管理する。
図16は、セッション管理サーバ85が管理するセッション情報29aの構成を示す図である。
図17は連携情報37aを示す図である。
情報提供システム79では、端末装置5が情報提供サーバ81−1〜81−3のいずれかにログインすると、セッション管理サーバ85はセッション情報29aを作成する。
端末装置5が、例えば、情報提供サーバ81−3にログインし、関連サーバ11にアクセスする(図5のステップ1005)。セッション管理サーバ85は、セッション情報29aの対応するレコードに、連携先サーバ名47(「B」)、連携番号49(「R1155」)、情報提供サーバ名87(「A−03」)を保存する(ステップ1006)。
セッション管理サーバ85の連携情報処理部20は、少なくとも連携番号49(「R1155」)と情報提供サーバ名87(「A−03」)とを含む連携情報37a(図17)を作成し、連携先サーバ名47(「B」)が示す関連サーバ11に送る(ステップ1007)。
関連サーバ11は、情報提供サーバ81−3から送られる連携情報37aを受信して保存する(ステップ1008)。
端末装置5が、関連サーバ11の提供画面から再び情報提供サーバ81−3が提供するサイトにアクセスする場合、セッション管理サーバ85の問い合わせ部21は、端末装置5のセッション情報29aが不活性である場合、連携先の関連サーバ11に連携情報37aを送って端末装置5のアクセス状況を問い合わせる(ステップ1013)。端末装置5が連携先の関連サーバ11にアクセスしていることが確認されれば(ステップ1016のYES)、情報提供サーバ81−3は、不活性のセッション情報29aを活性にするので(ステップ1018)、端末装置5は再度ログインすることなく、再び情報提供サーバ81−3が提供するサイトにアクセスすることができる(ステップ1019)。
このように、複数の情報提供サーバで分散処理を行うシステムの場合には、複数の情報提供サーバのセッション情報を一元管理するセッション管理サーバを設けることにより、情報提供サーバが単一構成である場合と同様にシステムを構成することができる。
(8.効果等)
以上詳細に説明したように、本発明の実施の形態に係る情報提供システム1では、連携情報37を用いて端末装置5の関連サーバ11へのアクセス状況を確認した上で、情報提供サーバ9におけるセッション情報を活性化させることにより、情報提供サーバ9へのログインを継続することができる。
端末装置5は、情報提供サーバ9へのアクセスを中断していたためにセッション情報29が不活性になっていても、関連サーバ11へのアクセスを継続していれば、再度ログイン認証を受けることなく情報提供サーバ9にアクセスすることができる。従って、操作性を向上させることができる。
また、放置状態となっている元の情報提供サーバ9の提供画面からでも、端末装置5が関連サーバ11へのアクセスを継続していれば、再度ログイン認証を受けることなく情報提供サーバ9にアクセスすることができる。従って、操作性を向上させることができる。
また、端末装置5の関連サーバ11へのアクセス時やアクセス状況の問い合わせ時に、情報提供サーバ9から関連サーバ11に送られる連携情報37には、最低限、連携番号49が含まれていれば良い。従って、ネットワーク7に送出される通信情報として、情報量の少ない連携情報37を用いることで、情報漏洩等を防止して安全性を確保することができる。
また、連携情報37に有効期限を設けてもよい。有効期限が経過した場合に連携情報37を無効化させることにより、第三者からの不正アクセスを防止して情報セキュリティを確保することができる。
また、不活性状態から活性状態にされたセッション情報に関してはセッションが継続し、不活性状態になる前の情報も引き継がれるので、操作性を向上させることができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明にかかる情報提供サーバ及び情報提供システムの好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
情報提供システム1の構成図 情報提供サーバ9及び関連サーバ11及び端末装置5のハードウェア構成を示す図 セッション情報29を示す図 問い合わせ時に送られる連携情報37の構成の一例を示す図 情報提供システム1の動作を示すフローチャート 情報提供システム1の動作を示すフローチャート 情報提供サーバ9が提供するトップ画面301を示す図 情報提供サーバ9が提供する画面(A1)302を示す図 関連サーバ11が提供する画面(B1)303を示す図 エラー画面304を示す図 情報提供サーバ9が提供する画面(A2)305を示す図 端末装置5の表示部15における画面遷移と情報提供システム1の動作を示す図 端末装置5の表示部15における画面遷移と情報提供システム1の動作を示す図 端末装置5の表示部15における画面遷移と情報提供システム1の動作を示す図 複数の情報提供サーバで分散処理を行う情報提供システム79の構成図 セッション情報29aを示す図 連携情報37aを示す図
符号の説明
1、79………情報提供システム
3………ユーザ
5………端末装置
7………ネットワーク
9、81−1〜81−3………情報提供サーバ
11………関連サーバ
13………入力部
15………表示部
17、31………コンテンツ処理部
19………セッション管理部
20………連携情報処理部
21………問い合わせ部
23………不活性化部
25………活性化部
27、35………コンテンツ情報
29、29a………セッション情報
33………アクセス状況確認部
37、37−1、37−2………連携情報
39………セッションID
41………ユーザID
43………最終更新日時
45………状態フラグ
47………連携先サーバ名
49………連携番号
61………「ログイン要求」ボタン
63−1、63−2………ボタン(情報提供サーバ9→関連サーバ11)
65………ボタン(関連サーバ11−1→関連サーバ11−2)
66………ボタン(情報提供サーバ9→情報提供サーバ9)
67、67−1、67−2………「注文画面へ」ボタン(関連サーバ11→情報提供サーバ9)
69、73………メッセージ
83………ロードバランサ
85………セッション管理サーバ
87………情報提供サーバ名
101………CPU
103………メモリ
105………記憶部
107………表示部
109………入力部
111………出力部
113………通信部
201、204、206………リクエスト電文
202、205、207、208………コンテンツ
203………連携通知電文
301………トップ画面
302………画面A1(情報提供サーバ9からの提供画面)
303………画面B1(関連サーバ11からの提供画面)
304………エラー画面
305………画面A2(情報提供サーバ9からの提供画面)

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの端末装置と少なくとも1つの関連サーバとにネットワークを介して接続され、各種情報を提供する情報提供サーバであって、
    前記端末装置からのアクセスに関するセッション情報を管理するセッション管理手段と、
    所定時間が経過すると前記セッション情報を不活性にする不活性化手段と、
    前記端末装置が前記関連サーバにアクセスして連携する際に、連携情報を作成して連携先の関連サーバに送ると共に、前記連携情報を前記連携先の関連サーバの識別子と共に前記セッション情報に対応づけて保持する連携情報処理手段と、
    前記連携情報を前記連携先の関連サーバに送り、前記端末装置のアクセス状況の問い合わせを行う問い合わせ手段と、
    前記問い合わせの結果、前記端末装置が前記関連サーバにアクセスしていると確認された場合、前記不活性にされたセッション情報を活性にする活性化手段と、
    を具備することを特徴とする情報提供サーバ。
  2. 前記問い合わせ手段による問い合わせの結果、前記端末装置が前記関連サーバにアクセスしていないと確認された場合、警告を行う警告手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の情報提供サーバ。
  3. 前記連携情報処理手段は、連携元の情報提供サーバの識別情報を前記セッション情報に対応付けて保持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報提供サーバ。
  4. 前記セッション情報は、前記活性または前記不活性を示すフラグを保持することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の情報提供サーバ。
  5. 前記端末装置に前記関連サーバのネット位置情報を送るネット位置情報送信手段を具備することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の情報提供サーバ。
  6. 前記関連サーバは、前記端末装置に前記情報提供サーバのネット位置情報を送ることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の情報提供サーバ。
  7. 前記関連サーバは、前記関連サーバと他の関連サーバとの連携に関して、前記情報提供サーバと同様に、前記連携情報処理手段及び前記問い合わせ手段を具備することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の情報提供サーバ。
  8. 前記関連サーバは、前記関連サーバと他の関連サーバとの連携に関して、連携情報を作成して前記情報提供サーバに送り、
    前記情報提供サーバは、前記関連サーバから送られた連携情報を前記他の関連サーバに送って前記端末装置のアクセス状況の問い合わせを行うことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の情報提供サーバ。
  9. 少なくとも1つの端末装置と、前記端末装置に各種情報を提供する情報提供サーバと、前記情報提供サーバによって認証された前記端末装置がアクセス可能な少なくとも1つの関連サーバと、がネットワークを介して接続される情報提供システムであって、
    前記情報提供サーバは、
    前記端末装置からのアクセスに関するセッション情報を管理するセッション管理手段と、
    所定時間が経過すると前記セッション情報を不活性にする不活性化手段と、
    前記端末装置が前記関連サーバにアクセスして連携する際に、連携情報を作成して連携先の関連サーバに送ると共に、前記連携情報を前記連携先の関連サーバの識別子と共に前記セッション情報に対応付けて保時する連携情報処理手段と、
    前記連携情報を前記連携先の関連サーバに送り、前記端末装置のアクセス状況の問い合わせを行う問い合わせ手段と、
    前記問い合わせの結果、前記端末装置が前記関連サーバにアクセスしていると確認された場合、前記不活性にされたセッション情報を活性にする活性化手段と、
    を具備し、
    前記関連サーバは、
    前記端末装置のアクセス時に前記情報提供サーバから送られる前記連携情報を保持する連携情報保持手段と、
    前記連携情報保持手段によって保持された連携情報と、前記情報提供サーバからの問い合わせの際に送られる連携情報と、に基づいて前記端末装置のアクセス状況を確認するアクセス状況確認手段と、
    前記アクセス状況確認手段による確認結果を前記情報提供サーバに送る確認結果送信手段と、
    を具備することを特徴とする情報提供システム。
  10. コンピュータを、請求項1から請求項8までのいずれかに記載の情報提供サーバとして機能させるプログラム。
  11. コンピュータを、請求項1から請求項8までのいずれかに記載の情報提供サーバとして機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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