JP2008226201A - 仲介システム、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユーザ17は仲介業者13に、情報処理業者9への仲介処理を依頼する。セッション管理サーバ7(情報処理業者9)は、仲介業者13毎に一意の第1セッションID71を作成し、ユーザ17毎に一意の第2セッションID72を作成する。仲介業者13は、端末装置11から情報処理業者9に、第1セッションID71と第2セッションID72を用いてアクセスすることで、構成を大きく変更することなくユーザ17の仲介処理を行うことができる。また、仲介業者13毎に一意である第1セッションID71に対する処理を行うことで、仲介を委託された全ユーザ17に対する一括処理を簡単に行うことができる。
【選択図】図2
Description
そこで、ドメインによる統合管理に替えて、WEBサイト提供サーバ間のアイデンティティ連携による認証を行う方法がある。
また、異なるWEBサイト提供サーバ同士にまたがるサービスを可能にするために、ポータルサイトを置いて一連の作業をタスクセッションで管理し、その中のWEBサイト提供サーバごとの作業をスレッドセッションとして管理する方法がある(例えば、[特許文献2]参照。)。
また、主WEBサイトにおける1度のユーザ認証により、関連WEBサイトへの正規ユーザであることを保証し、主WEBサイトを介さずに副WEBサイトへ直接アクセスすることを防止することのできるシステムがある(例えば、[特許文献3]参照。)。
また、逆に全てのユーザに関する処理を1つのセッションとすると、ユーザ毎に独立した操作ができないという問題点がある。
第1端末装置は、仲介者(仲介業者)に属する端末装置である。仲介者は、複数のユーザからの情報処理サーバへの仲介処理や代行処理の依頼を請け負う。
ユーザは第2端末装置から、直接情報処理サーバにアクセスし、第2セッションIDをセッション管理情報として用いることができる。
アカウントの種別(仲介またはユーザ)により、アカウントの属するアクセス元の端末装置(仲介者の第1端末装置またはユーザの第2端末装置)を判断することができる。仲介システムは、アクセス元が仲介者であれば、さらに、仲介者が仲介・代理するユーザに関する情報を要求し、仲介者及びユーザをそれぞれ第1セッションID及び第2セッションIDに対応付けてセッション管理を行う。仲介システムは、アクセス元がユーザであれば、ユーザを第2セッションIDに対応付けてセッション管理を行う。
また、仲介システムは、第2セッションIDをURL(Uniform Resource Locator)等のネット位置情報のパラメータに記録して第1端末装置又は第2端末装置に送るようにしてもよい。
即ち、仲介者が仲介しているユーザのうちいずれかのユーザに関する操作を行うと、全てのユーザに対応する第2セッションIDの有効期限を更新し、セッションを継続することができる。
第3の発明は、コンピュータを、第1の発明の仲介システムとして機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
最初に、図1を参照しながら、仲介システム1の構成について説明する。
図1は、仲介システム1の構成図である。
図2は、仲介システム1の構成を詳細に示す図である。
第1端末装置としての端末装置11は、ネットワーク3を介してユーザ17の端末装置15及び情報処理業者9の情報処理サーバ5に接続可能なコンピュータ等の装置である。
端末装置11は、WEBページ73と共に提供されるセッションに関するセッション情報47(図5)を受信して保存する。セッション情報47についての詳細は後述する。
第2端末装置としての端末装置15は、ネットワーク3を介して仲介業者13の端末装置11及び情報処理業者9の情報処理サーバ5に接続可能なコンピュータ等の装置である。
端末装置15は、WEBページ63と共に提供されるセッションに関するセッション情報53(図6)を受信して保存する。セッション情報53についての詳細は後述する。
情報処理サーバ5は、ユーザ認証手段21、WEBページ作成手段27及び記憶部にユーザ情報23、コンテンツ情報25等を有するコンピュータ等の装置である。
WEBページ作成手段27は、コンテンツ情報25の中から該当するコンテンツを取り出しWEBページ73又はWEBページ63を作成する。コンテンツ情報25は、文字・数値・映像・画像・音声等のコンテンツである。
セッション管理サーバ7は、セッション取得手段29、セッション照合手段31、第1セッションID作成手段33、第2セッションID作成手段35、セッション登録手段37、一括処理手段41及び記憶部にセッション管理情報39等を有するコンピュータ等の装置である。
セッション照合手段31は、セッション取得手段29が取得したセッションに関する情報を、セッション管理情報39(図4)の登録情報と照合する。
第2セッションID作成手段35は、ユーザ17毎に一意の識別情報である第2セッションID62又は第2セッションID72を作成する。
セッション登録手段37は、作成されたセッションに関する情報(第1セッションID71、第2セッションID72、第2セッションID62)をセッション管理情報39に登録する。
一括処理手段41は、同一第1セッションID71に対応する第2セッションID72が示すユーザアカウント全てに対して一括処理を行う。
セッション管理情報39についての詳細は後述する。
次に、図3を参照しながら、端末装置15、端末装置11、情報処理サーバ5及びセッション管理サーバ7のハードウェア構成について説明する。
図3は、端末装置15、端末装置11、情報処理サーバ5及びセッション管理サーバ7のハードウェア構成図である。尚、図3のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
システムバス165は、各装置間の制御信号、データ信号などの授受を媒介する経路である。
(3−1.セッション管理情報39)
次に、図4を参照しながら、セッション管理サーバ7が保持するセッション管理情報39について説明する。
図4は、セッション管理情報39の構成の一例を示す図である。
セッション管理情報39は、情報処理業者9のセッション管理サーバ7の記憶部155に保存されるセッションに関する情報である。
尚、有効期限91は、仲介業者13が端末装置11から情報処理業者9(情報処理サーバ5)にアクセスする度に更新される。また、有効期限91が経過すると、第1セッションID71は無効化される。
また、第1セッションID71の値は、仲介業者13毎に一意である。
尚、有効期限91は、情報処理サーバ5がユーザアカウント95に関するWEBページを提供する度に更新される。また、有効期限91が経過すると、第2セッションID62又は第2セッションID72は無効化される。
また、第2セッションID62又は第2セッションID72の値は、ユーザ17毎に一意である。
次に、図5を参照しながら、仲介業者13の端末装置11が保持するセッション情報47について説明する。
図5は、セッション情報47の構成の一例を示す図である。
セッション情報47は、仲介業者13の端末装置11の記憶部155に保存されるセッションに関する情報である。
有効期限91には第1セッションID71及び第2セッションID72の有効期限が保存される。
次に、図6を参照しながら、ユーザ17の端末装置15が保持するセッション情報53について説明する。
図6は、セッション情報53の構成の一例を示す図である。
セッション情報53は、ユーザ17の端末装置15の記憶部155に保存されるセッションに関する情報である。
尚、ユーザ17が、仲介業者13に仲介・代理を依頼する場合には、セッション情報53は作成されない。
次に、図7を参照しながら、情報処理サーバ5が保持するユーザ情報23について説明する。
図7は、ユーザ情報23の構成の一例を示す図である。
ユーザ情報23は、情報処理サーバ5の記憶部155に保存されるユーザに関する情報である。尚、情報処理サーバ5から見たユーザは、仲介業者13及びユーザ17である。
アカウント97の項目には、ユーザ(仲介業者13又はユーザ17)が情報処理サーバ5にログインする時のアカウントが保存される。アカウント種別99の項目には、ユーザ(仲介業者13又はユーザ17)を識別する情報が保存される。例えばアカウントが仲介業者13であればアカウント種別99には「仲介」、アカウントがユーザ17であればアカウント種別99には「ユーザ」が保存される。
パスワード101の項目には、アカウント97(ユーザID)と両方でユーザ認証を行うための識別IDが保存される。
次に、図8〜図10を参照しながら、仲介システム1の動作について説明する。尚、適宜、図11〜図16を参照しながら端末装置11(仲介業者13)の表示部157に表示される画面を説明する。
端末装置11(仲介業者13)は、端末装置15(ユーザ17)からの仲介処理依頼操作に基づいて、情報処理サーバ5からコンテンツを受け取る。端末装置11は、情報処理サーバ5から提供されるWEBページを表示部157に表示する。
図8は、端末装置15(ユーザ17)が端末装置11(仲介業者13)に仲介依頼を行い、仲介業者13がユーザ17を仲介・代理して情報処理業者9にログインする際のセッション管理サーバ7のセッション管理を示すフローチャートである。
仲介処理依頼方法は、ネットワーク3を介さず、書面、電話等を利用する方法であってもよい。
ログイン画面301にアカウント(仲介アカウント57)とパスワード58が入力され「ログイン要求ボタン」201がクリックされると、端末装置11から情報処理サーバ5及びセッション管理サーバ7にログイン要求が送信される。
仲介ログイン画面302には、端末装置11(仲介業者13)が仲介処理を行うユーザ17のログイン画面が表示される。
端末装置11(仲介業者13)は、WEBページ73(画面303)を表示部157に表示する(ステップ1009)。
口座情報の画面303には、ユーザ17毎(端末装置15毎)に対応する口座情報の画面304〜画面306が表示される。
図9は、端末装置11(仲介業者13)のWEBページ更新時のセッション管理を示すフローチャートである。WEBページの更新は、WEBページの再表示や他のWEBページへの画面移動等を示す。
仲介業者13は、情報処理サーバ5(情報処理業者9)にログイン後、所定のユーザ17の仲介依頼に基づいて情報処理サーバ5にWEBページの更新を要求する(ステップ2001)。
端末装置11は、受信したWEBページ73を更新して表示する(ステップ2004)。
口座情報の画面307には、ユーザ17−1(user1)に対する画面308が更新して表示される。
口座情報の画面309には、ユーザ17−3(user3)に対するログアウト完了通知の画面310が表示される。
図10は、仲介業者13が、情報処理サーバ5(情報処理業者9)からログアウトする際のセッション管理を示すフローチャートである。
仲介業者13は端末装置11により、情報処理サーバ5に対してログアウトを要求する(ステップ3001)。端末装置11(仲介業者13)のログアウトにより、仲介依頼元の全てのユーザ17のアカウントについて一括ログアウト処理が行われる。
情報処理サーバ5は、ログアウト完了通知を作成して端末装置11に送り、端末装置11はログアウト完了通知を表示する(ステップ3005)。
一括ログアウト完了通知画面311には、全てのユーザ17(user1〜user3)に対する一括ログアウト完了通知の画面312〜314が表示される。
図17を参照しながら、仲介システム1のセッションの有効期限の管理について説明する。
図17は、仲介システム1のセッションの有効期限の管理に関するフローチャートである。
仲介業者13は、仲介アカウント「C1@A」で情報処理サーバ5にログインする(ステップ3501)。セッション管理サーバ7は、仲介業者13に対する第1セッションID「US01」を作成する(ステップ3502)。
仲介業者13がログアウト操作を行うと(ステップ3515)、セッション管理サーバ7は、第1セッションID「US01」、第2セッションID「SS11」、第2セッションID「SS12」および第2セッションID「SS13」を全て無効化する(ステップ3516)。
次に、図18を参照しながら、ユーザ17が仲介依頼を行わず、直接、情報処理業者9の情報処理サーバ5にアクセスする際の処理について説明する。尚、適宜、図19、図20を参照しながら端末装置15(ユーザ17)の表示部157に表示される画面を説明する。
尚、ユーザ17からの直接ログインによる場合には、セッション管理情報39の第1セッションテーブル81及び対応テーブル83は利用しない。
端末装置15(ユーザ17)は、WEBページ63(口座情報の画面315)を表示部157に表示する(ステップ4005)。
口座情報の画面315には、端末装置15(ユーザ17「user1@A」)に対する口座情報の画面316が表示される。
続いて、ユーザ17は端末装置15により、情報処理サーバ5にWEBページの更新を要求する(ステップ4007)。
端末装置15は、受信したWEBページ73を更新して表示する(ステップ4010)。
図20は、情報処理サーバ5が提供する口座情報の画面317を示す図である。
口座情報の画面317には、ユーザ17−1(user1)に対する画面318が表示される。
第1セッションID71及び第2セッションID72の引継に関しては、WEBページ要求(リクエスト)やWEBページ送信(レスポンス)と共に、第1セッションID71及び第2セッションID72を送受可能な方法であれば限定されない。例えば、WWW(World Wide Web)システムでは、クッキー情報やURL(Uniform Resource Locator)のパラメータに記録して送受するようにしてもよい。また、URLのパラメータに記録する場合には、WEBページのリンクに埋め込むようにしてもよい。
以上詳細に説明したように、本発明の実施の形態に係る仲介システム1では、第1セッションID71及び第2セッションID72を利用することで、既存のセッション情報利用システムを有効に利用して、簡単に仲介システム(代理店システム)を構築することができる。即ち、既存のシステムを活用することで、仲介システム構築のためのコスト的負担を軽減することが可能である。
3………ネットワーク
5………情報処理サーバ
7………セッション管理サーバ
9………情報処理業者
11、15−1、15−2、・・、………端末装置
13………仲介業者
17−1、17−2、・・、………ユーザ
21………ユーザ認証手段
23………ユーザ情報
25………コンテンツ情報
27………WEBページ作成手段
29………セッション取得手段
31………セッション照合手段
33………第1セッションID作成手段
35………第2セッションID作成手段
37………セッション登録手段
39………セッション管理情報
41………一括処理手段
43、49………WEBページ要求手段
45、51………WEBページ表示手段
47、53………セッション情報
55………ユーザアカウント
56、58、101………パスワード
62、72、89………第2セッションID
63、73………WEBページ
71、87………第1セッションID
81………第1セッションテーブル
83………対応テーブル
85………第2セッションテーブル
91………有効期限
93………仲介アカウント
95………ユーザアカウント
97………アカウント
99………アカウント種別
151………CPU
153………メモリ
155………記憶部
157………表示部
159………入力部
161………出力部
163………通信部
201………ログイン要求ボタン
203………引出要求ボタン
205………ログアウト要求ボタン
207………一括ログアウト要求ボタン
301………ログイン画面(仲介業者13及びユーザ17)
302………仲介ログイン画面(仲介業者C1)
303、307、309、311………仲介業者C1への提供画面
304〜306、308、310、312〜314………ユーザ17に関する情報表示
315、317………ユーザ17への提供画面
316、318………ユーザ17に関する情報表示
Claims (7)
- 情報処理サーバと複数のユーザを仲介する仲介者に属する第1端末装置とがネットワークで接続され、前記仲介者の第1端末装置が前記複数のユーザを仲介して前記情報処理サーバから各種情報を取得する仲介システムであって、
前記仲介者が前記第1端末装置から前記情報処理サーバにアクセスする時に、前記仲介者毎に一意の第1セッションIDと、前記ユーザ毎に一意の第2セッションIDと、を作成するセッションID作成手段と、
前記第1セッションIDと前記第2セッションIDとをアクセス元の前記仲介者の第1端末装置に送るセッションID送信手段と、
1つの前記第1セッションIDと少なくとも1つの前記第2セッションIDとを対応付けてセッション管理情報として登録するセッション登録手段と、
前記仲介者の第1端末装置から送られる前記第1セッションID及び前記第2セッションIDと、前記登録された前記第1セッションID及び前記第2セッションIDと、を照合するセッション照合手段と、
前記セッション照合手段による照合結果に基づいて、前記ユーザ毎に前記各種情報を作成して前記仲介者の第1端末装置に提供する情報提供手段と、
を具備することを特徴とする仲介システム。 - 前記セッションID作成手段は、前記ユーザが第2端末装置から前記情報処理サーバにアクセスする時に、前記ユーザ毎に一意の第2セッションIDを作成し、
前記セッションID送信手段は、前記第2セッションIDをアクセス元の前記ユーザの第2端末装置に送り、
前記セッション登録手段は、前記第2セッションIDをセッション管理情報として登録し、
前記セッション照合手段は、前記ユーザの第2端末装置から送られる前記第2セッションIDと前記登録された前記第2セッションIDとを照合し、
前記情報提供手段は、前記セッション照合手段による照合結果に基づいて、前記ユーザ毎に前記各種情報を作成して前記ユーザの第2端末装置に提供することを特徴とする請求項1に記載の仲介システム。 - 前記情報処理サーバが提供するサービスアカウントの種別に基づいて、前記仲介者の第1端末装置または前記ユーザの第2端末装置のどちらのアクセスであるかを判断する種別判定手段を具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の仲介システム。
- 前記セッションID送信手段は、前記第2セッションIDをネット位置情報のパラメータに記録して送ることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の仲介システム。
- 前記第1セッションIDに対応する複数の第2セッションIDが示すセッションのいずれかについて操作が行われた場合、前記第1セッションIDに対応する前記複数の第2セッションIDの有効期限を全て更新することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の仲介システム。
- コンピュータを、請求項1から請求項5までのいずれかに記載の仲介システムとして機能させるプログラム。
- コンピュータを、請求項1から請求項5までのいずれかに記載の仲介システムとして機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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