JP2008128299A - プラスチック製配管の固定具 - Google Patents

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木 一 青
Shingo Sato
藤 晋 吾 佐
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Abstract

【課題】プラスチック製配管の不整地への敷設作業効率の向上と確実な配管固定を可能にするプラスチック製配管の固定具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るプラスチック製配管の固定具は、プラスチック製配管を地面に支持固定するための固定具であって、地中に打ち込んで固定軸とするための管状の支持棒と、前記支持棒の軸方向に上下動可能かつ周方向の回動自在に嵌合するように設けられた円筒状の鞘部材であって、この鞘部材を前記支持棒の所望の位置に固定するための固定手段と、鞘部材の軸に対して垂直方向外部に延出して設けられた引止めプレートとを具備する鞘部材と、プラスチック製配管の外周に周着するためのリング状バンドと、前記リング状バンドの一端を前記引止めプレートの先端部に連結固定するための連結手段とを具備することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、配管の固定手段に関し、特に、ポリエチレンパイプ等のプラスチック製配管を地面に支持固定するための固定具に関するものである。
ポリエチレン等のポリオレフィン系プラスチック管は、軽量で可撓性を有するとともに耐腐食性および耐久性にもすぐれていることから、上水道、中水道および下水道などの送水用配管、農業用水配管、消火栓配管、薬液輸送用配管、海底用配管、海水取水管、給湯配管、橋梁添架管、吊り配管、山岳配管など、多様な用途において近年広く用いられている(たとえば、特許文献1参照)。
たとえば、高密度ポリエチレン(HDPE)製パイプや架橋ポリエチレン管は、耐摩耗性や耐食性等の機械的、化学的性質にすぐれていることから上述した多くの用途に利用されている。
ところで、上述した山岳部等の地表に設置する配管においては、地形の凹凸に合わせた配管固定が必要となるため、その設置固定方法も工夫する必要がある。たとえば、プラスチック製配管はそれ自体可撓性を有していることから、設置する場所が不整地であっても地盤の形状に沿って敷設することが可能である反面、配管本体の地盤表面へ敷設する際に、地形に追従する配管の蛇行や上下に沿って固定作業を行うことは必ずしも容易ではない。したがって、作業効率の向上と敷設コストの低減化の観点からも、簡便な固定具を用いて簡易かつ迅速に配管の固定作業を行えることが要請される。
特開2005−155787号公報
本発明は、上述したプラスチック製配管の不整地への敷設作業にともなう課題の解決に向けられたものであり、敷設作業効率の向上と確実な配管固定を可能にするプラスチック製配管の固定具を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係るプラスチック製配管の固定具は、プラスチック製配管を地面に支持固定するための固定具であって、地中に打ち込んで固定軸とするための管状の支持棒と、前記支持棒の軸方向に上下動可能かつ周方向の回動自在に嵌合するように設けられた円筒状の鞘部材であって、この鞘部材を前記支持棒の所望の位置に固定するための固定手段と、鞘部材の軸に対して垂直方向外部に延出して設けられた引止めプレートとを具備する鞘部材と、プラスチック製配管の外周に周着するためのリング状バンドと、前記リング状バンドの一端を前記引止めプレートの先端部に連結固定するための連結手段とを具備することを特徴とする。
本発明の好ましい態様においては、上記プラスチック製配管がポリエチレンパイプからなる。
本発明に係るプラスチック製配管の固定具は、上記のような構成を具備し、特に支持棒に対して上下動可能かつ周方向の回動自在に嵌合するように設けられた円筒状の鞘部材が設けられ、かつ、配管を周着するためのリング状バンドが引止めプレート介して鞘部材に連結固定されているので、配管の固定を任意の高さに固定することができるとともに、配管長手方向の向きに応じて自在に固定方向を調整することができるので、固定作業の作業効率が飛躍的に向上するというすぐれた効果を奏する。
以下、添付図面に示す好ましい態様に基づいて本発明をさらに具体的に説明する。
図1の断面概要図に示すように、本発明によるプラスチック製配管の固定具は、プラスチック製配管1を地面2に支持固定するための固定具であって、地中に打ち込んで固定軸とするための管状の支持棒3と、前記支持棒3の軸方向に上下動可能かつ周方向の回動自在に嵌合するように設けられた円筒状の鞘部材4であって、この鞘部材4は、前記支持棒3の所望の位置に固定するための固定手段としての固定ボルト5と、鞘部材4の軸に対して垂直方向外部に延出して設けられた引止めプレート6とを具備している。一方、この引止めプレート6の先端部においては、ボルト取り付け穴としての長穴を介してボルトおよびナットからなる固定手段6aによってリング状バンド7が連結固定されている。
図2は、図1に示す配管固定の状態を上方から見た図であり、本図に示すように、プラスチック製配管1がリング状バンド7によって周着把持されて引止めプレート6に連結固定されている。このバンド7は好ましくは吊りバンド形状のものを用いることができるが、この態様に限定されない。
図1および図2に示す例において、支持棒3としては、鋼管が用いられ得るが、これに限定されない。また、中実の金属製棒を用いてもよい。中空の鋼管を支持棒3として用いる場合は、その先頭部に雨水進入防止のためにプラスチック等からなるキャップ3aを設けることもできる。
鞘部材4は、支持棒3の軸方向の上下に自在にスライドさせることができ、所望の位置において、固定手段としての固定ボルト5によって固定することができる。さらに、鞘部材4は、周方向の回動が自在になるように支持棒3に嵌合しているので、配管1の向きに合致するようにリング状バンド7の方向を調整して上記固定ボルト5で固定することができる。
したがって、配管の固定作業においては、支持棒3を地中に打ち込んだ後においては、配管を固定する際の上下の位置および配管方向の角度の調整は、上記鞘部材4の上下動ならびに回動によって迅速に行うことができる。すなわち、配管を保持する高さはリング状バンド7によって把持され引止めプレート6に連結固定されているので、鞘部材4の上下動によって容易に調整することができる。
一方、配管の長手方向の向きや角度については、鞘部材4の回転および(または)引止めプレート6の先端部の固定手段6a部において簡易迅速に微調整することができる。よって、この配管固定具によれば、一旦、支持棒3を地中に打ち込んだ後においては、固定方向や位置の調整のために再度打ち込みをやり直す等の手直し作業の必要性がなくなるため、作業効率を著しく向上させることができる。また、リング状バンド7の位置は、支持棒3の打ち込み後においても、配管の位置と方向に応じて自在に位置合わせを行うことができるので、支持棒3の打ち込み深さのばらつきによる手直し作業の必要性もなくなる。さらに、また、上記のような自在な調整が可能になることから、従来、固定作業が煩雑であった配管の管路の曲がり部に取り付ける場合にも作業が容易になり、この点においても配管の敷設作業の効率化と迅速化を図ることができる。
本発明のプラスチック製配管の固定具の一実施態様を示す断面概要図。 図1に示す配管用固定具を上方からみた図。
符号の説明
1 プラスチック製配管
2 地面
3 支持棒
4 鞘部材
5 固定ボルト
6 引止めプレート
7 リング状バンド

Claims (2)

  1. プラスチック製配管を地面に支持固定するための固定具であって、
    地中に打ち込んで固定軸とするための管状の支持棒と、
    前記支持棒の軸方向に上下動可能かつ周方向の回動自在に嵌合するように設けられた円筒状の鞘部材であって、この鞘部材を前記支持棒の所望の位置に固定するための固定手段と、鞘部材の軸に対して垂直方向外部に延出して設けられた引止めプレートとを具備する鞘部材と、
    プラスチック製配管の外周に周着するためのリング状バンドと、
    前記リング状バンドの一端を前記引止めプレートの先端部に連結固定するための連結手段とを具備することを特徴とする、プラスチック製配管の固定具。
  2. 前記プラスチック製配管がポリエチレンパイプである、請求項1に記載のプラスチック製配管の固定具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2453755C1 (ru) * 2010-11-29 2012-06-20 Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Санкт-Петербургский государственный горный институт имени Г.В. Плеханова (технический университет)" Способ прокладки подземного трубопровода в зонах с повышенной сейсмичностью
CN107380133A (zh) * 2017-09-05 2017-11-24 东莞市北扬工业设计有限公司 一种货运车厢清洗机器人上的喷管固定装置

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JP2002022063A (ja) * 2000-07-11 2002-01-23 Akagi:Kk 配管立ち上がり部保持具

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