JP2008127376A - 癒着防止剤 - Google Patents

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哲志 田口
Masataka Sakane
正孝 坂根
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直之 落合
Hitoshi Iwasashi
仁 岩指
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Abstract

【課題】生体組織を縫合した術後における縫合部の癒着を低下させることができる、癒着防止剤を提供する。
【解決手段】癒着防止剤は、生体組織を接着させる生体組織接着剤とアルブミン溶液と、からなり、生体組織接着剤にアルブミン溶液を滴下等して適用することにより生体組織非接着面が生体組織に対し接着しないようにする。生体組織接着剤としては、N−ヒドロキシスクシンイミドにより活性エステル化されたクエン酸誘導体、リンゴ酸誘導体、酒石酸誘導体の1種または2種以上の組み合わせとアルブミン溶液とから構成する。術後の縫合部における生体組織の癒着を、例えば8.83Nから3.03Nへ低下させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、生体組織に接着した生体組織接着剤にアルブミン溶液を滴下することにより生体組織非接着面が生体組織に対して接着しないようにした、癒着防止剤に関する。
外科手術における皮膚、臓器、血管などの創部の閉鎖や接合等において、従来、フィブリン系接着剤、シアノアクリレート系接着剤、ゼラチンをホルムアルデヒド又はレゾルシノールで架橋させたゼラチン系接着剤、ポリウレタン系接着剤などが知られており(特許文献1〜6参照)、生体組織用接着剤として臨床的に使用されている。しかしながら、これら従来の生体組織用接着剤は生体に対する毒性や接着強度の面において、その何れかに欠点をもっている。
特許文献7には、本発明者らによりクエン酸回路内に存在するトリカルボン酸であるクエン酸のカルボキシル基を電子吸引性基によって少なくとも1つ以上修飾した生体低分子誘導体が開示されている。また、特許文献8及び9には、上記生体低分子誘導体を硬化成分とすると共に、有機溶媒溶液若しくは水溶液又は水−有機溶媒混合溶液に溶解したコラーゲンやゼラチンからなる生分解性高分子を接着成分とした、生体内分解吸収性粘着性の医用材料が開示されている。これらの生体低分子誘導体や生体高分子を選択して溶媒中の濃度を制御することにより、高い接着強度及び高い生体適合性をもつ生体用の接着剤が得られるようになってきた。
特開平6−218035号公報 特開平7−163860号公報 特開平9−103479号公報 WO98/54224 特開2000−290633号公報 特表2000−503883号公報 特開2004−99562号公報 特開2004−26122号公報 特開2006−51121号公報
特許文献9に開示されたアルブミンと生体由来の低分子誘導体とからなる二成分系の生体内分解吸収性粘着性医用材料によれば、適切な溶媒の選択と溶媒中のアルブミン濃度の制御により高い接着強度及び高い生体適合性をもつので、従来の接着剤の欠点を解消した毒性の無い接着強度の優れた接着剤が得られるようになった。
しかしながら、例えば、指などの屈筋腱断裂の治療においては、縫合部の癒着が治療成績を低下させる大きな要因の一つであり、縫合部の癒着が生じるのを防止することが重要な解決課題となっている。
本発明は、上記課題に鑑み、生体組織を縫合した術後における縫合部の癒着を低下させることができる癒着防止剤を提供することを目的としている。
本発明者等は、酒石酸誘導体(TAD)とアルブミン(ALB)からなる生体組織接着剤を開発し、その有用性と安全性について確認し、先に、平成17年6月14日付特許願2005−174414において提案しているが、さらに生体組織に接着した生体組織接着剤に対して、アルブミン溶液を滴下することにより生体組織非接着面が生体組織に対し接着するのを回避できることを見出し、本発明に至った。
上記目的を達成するため、本発明の癒着防止剤は、生体組織を接着させる生体組織接着剤とアルブミン溶液と、からなり、生体組織接着剤にアルブミン溶液を適用することにより生体組織非接着面が生体組織に対し接着しないことを特徴とする
上記構成において、生体組織接着剤は、好ましくは、N−ヒドロキシスクシンイミドにより活性エステル化されたクエン酸誘導体、リンゴ酸誘導体、酒石酸誘導体の1種または2種以上の組み合わせとアルブミン溶液とから構成される
上記構成によれば、生体組織接着剤で生体組織を接着させ、アルブミン溶液を滴下又は塗布することにより生体組織非接着面が生体組織に対して接着しないようにすることができる。アルブミン溶液を生体組織接着剤に塗布することで、生体組織に接着していない接着剤の接着能を飽和、つまりゲル化させ、生体組織との接着能を失わせる。このため、本発明の癒着防止剤によれば、生体組織接着剤の余分な接着能を無くすことができ、効果的に癒着防止が可能である。
本発明の癒着防止剤によれば、術後の縫合部における生体組織の癒着を低下させることができ、肺、肝臓、血管縫合部などあらゆる生体組織に適用できる。
以下、本発明に係る癒着防止剤の好ましい実施の形態について説明する。
本発明の癒着防止剤は、生体組織接着剤とアルブミン溶液とから構成されている。この癒着防止剤は生体組織接着剤と共に用いることができる。
ここで、生体組織接着剤には、N-ヒドロキシスクシンイミドにより活性エステル化されたクエン酸誘導体、リンゴ酸誘導体、酒石酸誘導体の1種または2種以上の組み合わせと上記アルブミン溶液とからなるものが望ましい。アルブミンとしては、天然に存在するアルブミンタンパク質、ヒト血液由来アルブミン、ヒト遺伝子組み換えアルブミン、組み換えアルブミンタンパク質、アルブミンタンパク質の主要なフラグメント、化学的に改変されたアルブミンからなる群より選択されるタンパク質の何れかを用いることができる。
アルブミンの溶媒は、蒸留水、生理食塩水、無機塩の溶液、リン酸緩衝溶液等を用いることができる。これらの溶媒を使用することにより、癒着防止剤を付着させた周囲の生体組織を浸透圧、pHの変化により壊死させないようにすることができる。
溶媒としては有機溶媒も使用することができる。有機溶媒としては、ジメチルスホキシド(DMSO)、N−N−ジメチルホルムアミド(DMF)、乳酸、乳酸オリゴマー、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールの何れか、又はこれの2種以上の組み合わせを用いることができる。また、適宜比率の蒸留水と有機溶媒との混合溶媒を用いてもよい。
上記溶媒中のアルブミンの濃度は、ゲル化するように適宜に決めればよい。例えば、リン酸緩衝溶液のような酸の緩衝液を用いる場合には、その濃度又はpHを調整することによってゲル化を制御することができる。
上記生体組織接着剤としては、例えば、酒石酸誘導体とアルブミン溶液とからなる生体組織接着剤を用いることができる。クエン酸誘導体、リンゴ酸誘導体又は酒石酸誘導体(TAD)は、カルポジイミドの存在下、クエン酸誘導体、リンゴ酸又は酒石酸(C)とN−ヒドロキシスクシンイミドを反応させることにより合成される。この酒石酸誘導体は、酒石酸の二つのカルボキシル基が、それぞれN−ヒドロキシスクシンイミドに修飾されている。アルブミン溶液は、上記の癒着防止剤と同様にして調製することができる。この場合、溶媒中のアルブミンの濃度は、生体組織接着剤の硬化時間に応じて適宜に決めればよい。例えば、リン酸緩衝溶液のような酸の緩衝液を用いる場合には、その濃度又はpHを調整することによって硬化時間を制御することができる。
酒石酸誘導体とアルブミン溶液との組成は、例えば、酒石酸誘導体1mmolと44重量%のアルブミン溶液800μリットルである。
次に、本発明の癒着防止剤の使用方法について説明する。
生体組織接着剤で生体組織を接着させ、その後でアルブミン溶液を生体組織に滴下又は塗布するなどして適用することで、生体組織に接着していない接着剤の接着能を飽和、つまりゲル化させ、生体組織との接着能を失わせることができる。このため、本発明の癒着防止剤によれば、生体組織接着剤の余分な接着能を無くすことができ、効果的に癒着を防止することができ、肺、肝臓、血管縫合部などのあらゆる生体組織に適用可能である。
具体的には、本発明の癒着防止剤は、例えば手指などの屈筋腱断裂の治療において、酒石酸誘導体とアルブミン溶液とからなる生体組織接着剤を屈筋腱の縫合部に塗布し、この縫合部における表面の酒石酸誘導体の未反応基を、アルブミン溶液で飽和させ、余分なアルブミンは洗浄する。術後、例えば3週間後においては、縫合部周囲に十分な量のゲルが残存しており、屈筋腱の癒着を効果的に予防することができる。このゲルの主成分はアルブミンである。
酒石酸誘導体とアルブミン溶液とからなる生体組織接着剤において、酒石酸誘導体の粉末はアルブミン溶液中に分散し、少しずつ溶けるという性質を有している。このため、生体組織に接着後も生体組織に接していない反対側の部分は、接着能を有している。アルブミン溶液をこの接着能を有している接着剤上に滴下することで、生体組織が接着しないという癒着防止効果が発現する。つまり、本発明の癒着防止剤は、生体吸収性ハイドロゲル製の隔壁として作用することにより癒着予防効果を発現する。この癒着防止剤は、屈筋腱の縫合部におけるコラーゲンの産生が増大する術後3〜4週間で徐々に吸収されながら残存するのが好ましく、癒着防止剤の各成分の濃度と塗布量を最適化して調整することができる。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
実施例の癒着防止剤は、ヒト由来血清のアルブミン(シグマアルドリッチジャパン(株)製、A1653)を、0.1molのリン酸ナトリウム緩衝液(pH6)を溶媒とし、44重量%のアルブミン溶液となるように調製した。
生体組織接着剤は酒石酸誘導体とアルブミン溶液とからなり、このアルブミン溶液は癒着防止剤と同じ組成のアルブミン溶液を用いた。酒石酸誘導体(TAD)の合成は以下のようにして行った。
酒石酸のN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)溶液(5重量%)中に氷冷下において2.1当量分のN−ヒドロキシスクシンイミドと縮合剤として2.2当量分の1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(C17・HCl)とを加え、1時間撹拌し、その後、室温にて2時間撹拌を行った。
続いて、反応系の溶媒であるDMFを減圧留去した。得られた残渣をアセトン−n−ヘキサンの混合溶液を用いて、再結晶により精製を行い、酒石酸の二つのカルボキシル基が、それぞれN−ヒドロキシスクシンイミドに修飾された酒石酸誘導体(TAD)を得た。合成した酒石酸誘導体は、粒度分布が10〜100μmの粒状の白色結晶であった。
7羽の日本白色家兎の各左後肢に、上記癒着防止剤を用いた。具体的には、全身麻酔下に第II、III趾の基節部を展開してメスで深趾屈筋腱を切断し、5−0津下ループ針を用いて縫合した。癒着が起こりやすいように縫合部の滑走床を損傷し、更に足関節部分で屈筋腱を切断した。実施例では、7羽の各第III趾の縫合部に接着剤として酒石酸誘導体lmmol(10−3mol)と44重量%のアルブミン液800μリットルとを混ぜて生体組織接着剤としたものを約10mg塗布した後、該接着剤成分の一つである44重量%のアルブミン溶液を別途用いて縫合部表面に滴下して、このアルブミン溶液で接着剤のゲル表面にある酒石酸誘導体の未反応基を飽和させ、余分なアルブミン溶液は洗浄した。
術後は足関節以下をギプスで固定し、3週後に中足骨部より採取し、縫合部の遠位で腱を切断してから力学試験を行った。
図1は、実施例における腱の力学試験を示す光学像である。図1に示すように、力学試験は、近位指節関節が動かないように固定部材3で固定して、腱が引き抜けるように縫合部1の遠位の腱(図1の遠位切断部)を切断し、縫合部1の近位にある腱を上部にある引張部4により牽引した。牽引速度は0.1mm/sとし、腱2が引き抜ける際の最大張力を測定することで、この最大張力を癒着剥離に要した張力とした。さらに、腱の治癒を確認する目的で、引き抜いた腱の両端を把持して0.1mm/sで牽引し、腱の破断張力を測定した。張力試験の測定結果はMann−Whitney’s U testを用いて統計学的に解析し、危険率1%未満を有意とした。
次に、実施例に対する比較例について説明する。
7羽の日本白色家兎の第II趾を用い、縫合後に、実施例で用いた癒着防止剤を塗布しないこと以外は同様の処置を行い、実施例と同じ力学試験を行った。
図2は、実施例及び比較例において癒着剥離に要した張力の測定結果を示す図である。図1の縦軸は癒着剥離に要した張力(N)を示している。図2において、P<0.01は危険率が1%未満で統計学的に有意差があることを示している。図2から明らかなように、実施例及び比較例の癒着剥離に要した張力の平均値は、それぞれ、3.03N、8.83Nであり、統計学的に有意差があり、実施例においては、縫合部の癒着が小さいことが判明した。
図3は、実施例及び比較例における腱の破断張力の測定結果を示す図である。図3の縦軸は破断張力(N)を示している。図3において、N.S.は危険率が1%未満で統計学的に統計学的に有意差がないことを示している。図3から明らかなように、実施例及び比較例における腱の破断張力の平均値は、それぞれ、6.32N、4.44Nであり、統計学的に有意差がなく、腱の破断張力は実施例及び比較例において変化しないことが判明した。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることはいうまでもない。例えば、アルブミン溶液の溶媒やその濃度は適宜に調整できることはいうまでもない。
実施例における腱の力学試験を示す光学像である。 実施例及び比較例において癒着剥離に要した張力の測定結果を示す図である。 実施例及び比較例における腱の破断張力の測定結果を示す図である。
符号の説明
1:縫合部
2:腱
3:固定部材
4:引張部

Claims (2)

  1. 生体組織を接着させる生体組織接着剤とアルブミン溶液とからなり、上記生体組織接着剤に上記アルブミン溶液を滴下することにより生体組織非接着面が生体組織に対して接着しないようにしたことを特徴とする、癒着防止剤。
  2. 前記生体組織接着剤が、N−ヒドロキシスクシンイミドにより活性エステル化されたクエン酸誘導体、リンゴ酸誘導体、酒石酸誘導体の1種または2種以上の組み合わせと、アルブミン溶液とから構成されることを特徴とする、請求項1に記載の癒着防止剤。
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