JP2008121205A - Electronic lock device of cabinet - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、保管庫の扉又は引出しを電気的に施錠及び解錠することのできる電子錠前装置に係り、詳しくは、既設の保管庫のセキュリティ向上に好適な保管庫の電子錠前装置に関する。 The present invention relates to an electronic lock device capable of electrically locking and unlocking a door or drawer of a storage, and more particularly to an electronic lock device for a storage suitable for improving the security of an existing storage.
従来より、保管庫の扉又は引出しに予め電子錠を内蔵し、この電子錠の解錠及び施錠をコンピュータで制御管理するようにした装置は周知である。しかし、予め電子錠を内蔵した保管庫は高価であり、既設の保管庫がある場合に、新たに電子錠内蔵の保管庫を購入することは設備投資の無駄が大きい。また、電子錠内蔵の保管庫を新たに購入しても、既設の保管庫がある場合は、保管庫を入れ替えるために大掛かりな作業が必要になるばがりでなく、既設の保管庫を廃棄するなどの処分が問題となることもある。廃棄処分問題の観点からすれば既設の保管庫は、有効利用が図られるべきである。 2. Description of the Related Art Conventionally, an apparatus in which an electronic lock is built in a storage door or drawer in advance and the unlocking and locking of the electronic lock is controlled and managed by a computer is well known. However, a storage with a built-in electronic lock in advance is expensive, and when there is an existing storage, purchasing a new storage with a built-in electronic lock is a waste of capital investment. In addition, even if you purchase a new storage with a built-in electronic lock, if there is an existing storage, it will not be necessary to perform large-scale work to replace the storage, and the existing storage will be discarded. Disposal such as may be a problem. From the viewpoint of disposal problems, the existing storage should be used effectively.
ここで、既設の保管庫に後付けすることで保管庫の扉等の施錠・解錠をコンピュータで制御管理するようにした装置が、下記の特許文献1及び2に記載されている。特許文献1に記載の装置は、キー金具の挿入により施錠され、電圧をソレノイドに印加してキー金具との解錠を行う電子錠本体と、一端側に電子錠本体のフックと施錠する係止孔を含むキー金具本体とを備える。電子錠本体は保管庫の外面に後付けで固定される。そして、このキー金具本体の係止孔とフックとの施錠時に、キー金具本体の他端側にて保管庫の扉等の開動作を規制し、施錠後の扉等を機械的にロックするようになっている。電子錠本体は、解錠制御等を行うコンピュータ側とケーブルで接続される。
一方、特許文献2に記載の装置は、金庫の扉に設けられた金庫錠を露呈及び遮蔽可能に覆うカバーロックと、カバーロックにセット可能な認証キーとを備える。そして、認証キーは、カバーロックにセットされた状態で、認証キー側からカバーロック側に給電がなされて、カバーロックが認証キーの照合動作をすることで金庫錠を露呈させるようになっている。露呈させた金庫錠は、金庫鍵で開けることができる。ここで、認証キーには、送信手段と、認証用の識別符号を記憶する記憶部を有し認証キーがカバーロックにセットされることで送信手段を通じて認証用の識別符号を含む信号を送信するキー側制御部と、電源部と、電源部から外部へ給電を行う給電部とを備える。また、カバーロックは、金庫扉に固設されるベース部材と、金庫錠を露呈可能な位置と金庫錠を遮蔽可能な位置との間で移動自在なカバー部材と、カバー部材を遮蔽位置にロックする動作及びロックを解除するアンロック動作を行う施錠機構と、信号を受信する受信手段と、固有の識別符号を記憶した記憶部を有し受信手段を通じて受信された信号に含まれる認証用の識別符号が自己の固有の識別符号と一致している場合に施錠機構にアンロック動作を行わせる金庫側制御部と、認証キーがセットされた状態で給電部からの給電を受けて施錠機構及び金庫側制御部に給電する受電部とを備える。この装置によれば、認証キーによりカバーロックに給電できることから、金庫側の給電用ケーブルや電源等を無くすることができる。特許文献2では、本装置を金庫に適用しているが、金庫に類似した保管庫等にも適用できる。
On the other hand, the device described in
ところが、特許文献1に記載の装置では、保管庫の扉等を電子錠本体とキー金具本体との協働により機械的にロックするには、扉等の開閉方向の関係から、電子錠本体を保管庫の側面や上面に取り付けなければならず、複数の保管庫が左右に接して並んでいる場合や複数の保管庫が上下に積層配置されている場合には、保管庫の側面や上面に電子錠本体を取り付けることができないことがあった。また、扉等を機械的にロックするためには、電子錠本体やキー金具にある程度の大きさと強度が要求されるので、保管庫に取り付けた状態で、電子錠本体及びキー金具本体が大型化する傾向があり、後付け装置として美観がよくなかった。特に、扉等を複数有する保管庫には、全ての扉等に兼用される大型のキー金具を設けることも必要となり、装置全体が大型化するばかりでなく、保管庫自体の美観を大幅に損なうことにもなった。
However, in the apparatus described in
一方、特許文献2に記載の装置では、仮に保管庫に適用した場合に、扉等の前面にて扉錠に対応してカバーロックを設ければよいので、カバーロックの取り付け位置が扉等の開閉方向によって制限を受けることはない。また、カバーロック自体は、扉錠を露呈及び遮蔽可能に覆う程度の大きさをなすものであり、保管庫が複数の扉等を有する場合であっても、各扉等の扉錠毎に単体で配置すればよいことから、特許文献1に記載の装置とは異なり、カバーロック自体の小型化が可能となり、後付け装置としての美観を確保することも可能である。しかしながら、特許文献2に記載の装置では、保管庫側の給電用ケーブルや電源等を無くするために、給電機能を有する認証キーをカバーロックにセットしなければならない。しかも、同時に複数の使用者に対応するためには、複数の認証キーを配備しなければならず、それら複数の認証キーを管理することも必要となり、管理スペースや管理装置が必要になった。更に、個々の認証キーには、送信手段、記憶部を有する側制御部、電源部及び給電部を設けなければならず、認証キー自体の構成が複雑で高価なものとなった。加えて、カバーロックにも、基本機能であるベース部材、カバー部材及び施錠機構の他に、受信手段、記憶部を有する金庫側制御部及び受電部を設けなければならず、カバーロック自体の構成が複雑で高価なものとなった。
On the other hand, in the apparatus described in
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、既設の保管庫のセキュリティを向上させるために後付けが可能で、比較的簡単な構成により錠前機能を発揮することが可能で、しかも、比較的コンパクトで美観を損なうこともない保管庫の電子錠前装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and its purpose can be retrofitted in order to improve the security of an existing storage, and can exhibit a lock function with a relatively simple configuration. And it is providing the electronic lock device of the storage which is comparatively compact and does not impair the beauty | look.
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、保管庫の扉又は引出しに取り付けられ、保管庫の扉等係止解除用ハンドルを選択的に露呈させ又は遮蔽するために電気的に動作する遮蔽器と、使用者の操作により使用者本人の識別情報を入力するための識別情報入力装置と、識別情報入力装置に識別情報が入力されたときに入力された識別情報と事前登録された本人情報とを照合し、両情報が符合した場合に、扉等係止解除用ハンドルを露呈させるために遮蔽器を制御する制御装置とを備えたことを趣旨とする。
In order to achieve the above-described object, the invention according to
上記発明の構成によれば、遮蔽器が、保管庫の扉又は引出しに取り付けられた状態で、電気的に動作することにより、保管庫の扉等係止解除用ハンドルが選択的に露呈させられ又は遮蔽される。また、扉等係止解除用ハンドルは、閉状態の扉又は引出しを保管庫に係止させる既設の係止機構の動作を解除するために操作されるハンドルであり、扉又は引出しの前面に配設される。従って、扉等係止解除用ハンドルが遮蔽器により遮蔽されることで、同ハンドルの操作が阻止され、閉状態の扉又は引出しの保管庫に対する係止を解除することができない。一方、遮蔽器による遮蔽が解除されて、扉等係止解除用ハンドルが遮蔽器により露呈させられることで、同ハンドルの操作が許容され、閉状態の扉の保管庫に対する係止を解除することができ、扉又は引出しを開けることができる。使用者が遮蔽器を動作させるには、使用者が識別情報入力装置を操作して本人の識別情報を入力することにより行われる。制御装置は、識別情報入力装置で入力された識別情報を受けて、その識別情報が時事に前登録された本人情報と照合し、両情報が符合した場合に、遮蔽器を制御することで、扉等係止解除ハンドルを露呈させる。従って、保管庫の扉又は引出しを開けるために、使用者の個人認証が必要となる。また、この電子錠前装置は、保管庫に対しては、その扉又は引出しの前面に、少なくとも遮蔽器を取り付ければよく、識別情報入力装置や制御装置については、上記と同様に扉又は引出しの前面に取り付けてもよく、扉又は引出しの前面以外の適当な部位に取り付けてもよい。 According to the configuration of the above invention, the lock release handle such as the door of the storage can be selectively exposed by electrically operating with the shield attached to the door or drawer of the storage. Or it is shielded. The unlocking handle such as a door is a handle that is operated to release the operation of an existing locking mechanism that locks the closed door or drawer to the storage, and is arranged on the front surface of the door or drawer. Established. Accordingly, the lock release handle such as the door is shielded by the shield, so that the operation of the handle is prevented, and the lock on the closed door or the drawer storage cannot be released. On the other hand, when the shield by the shield is released and the unlocking handle such as the door is exposed by the shield, the operation of the handle is allowed and the locking of the closed door to the storage is released. The door or drawer can be opened. For the user to operate the shield, the user operates the identification information input device to input the identification information of the person. The control device receives the identification information input by the identification information input device, compares the identification information with the personal information pre-registered at the current time, and controls both of the information when the information matches, Expose the unlocking handle such as a door. Therefore, personal authentication of the user is required to open the storage door or drawer. Moreover, this electronic lock device should just attach a shield at least to the front of the door or drawer with respect to a storage, and about the identification information input device and the control device, the front of the door or the drawer is similar to the above. It may be attached to an appropriate part other than the door or the front face of the drawer.
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、遮蔽器は、保管庫に固定される枠体と、扉等係止解除用ハンドルを露呈させる露呈位置と扉等係止解除用ハンドルを遮蔽する遮蔽位置との間で移動可能に設けられた遮蔽部材と、遮蔽位置にて遮蔽部材をロックするためのロック機構とを含み、制御装置は、本人情報を記憶した記憶部を含み、入力された識別情報が本人情報と符合した場合に、遮蔽部材のロック状態を解除するためにロック機構を制御することを趣旨とする。 In order to achieve the above object, according to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the shield exposes the frame fixed to the storage and the unlocking handle such as a door. A control member including a shielding member provided movably between an exposure position and a shielding position that shields the unlocking handle such as a door, and a lock mechanism for locking the shielding member at the shielding position. The purpose is to control the locking mechanism to release the locked state of the shielding member when the input identification information matches the personal information, including a storage unit storing the personal information.
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、遮蔽器が、枠体、遮蔽部材及びロック機構を主要部品として構成され、制御装置が遮蔽器のロック機構を制御するので、遮蔽器それ自体に制御手段を設ける必要がない。
According to the configuration of the invention described above, in addition to the operation of the invention described in
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、遮蔽器の枠体は、扉又は引出しの内側から締付部材により扉又は引出しに固定されることを趣旨とする。 In order to achieve the above object, according to a third aspect of the present invention, in the second aspect of the present invention, the frame of the shield is fixed to the door or the drawer by a fastening member from the inside of the door or the drawer. The purpose is that.
上記発明の構成によれば、請求項2に記載の発明の作用に加え、枠体が扉又は引出しの内側から締付部材により扉又は引出しに固定されるので、締付部材による締め付けを扉又は引出しの外側から解除できない。
According to the configuration of the above invention, in addition to the action of the invention according to
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、ロック機構は、遮蔽部材の内側に設けられた被係合部と、枠体の内側にて被係合部に係合可能に設けられた係合部と、枠体の内側に設けられ、係合部を被係合部に対し選択的に係合又は離脱させるために駆動するソレノイドとを備えたことを趣旨とする。 To achieve the above object, according to a fourth aspect of the present invention, in the second or third aspect of the present invention, the locking mechanism includes an engaged portion provided inside the shielding member, and an inner side of the frame. And a solenoid that is provided inside the frame and is driven to selectively engage or disengage the engaging portion with respect to the engaged portion. This is intended to be provided.
上記発明の構成によれば、請求項2又は3に記載の発明の作用に加え、ロック機構の被係合部が、遮蔽部材の内側に設けられ、ロック機構の係合部とソレノイドが枠体の内側に設けられるので、遮蔽器の外側から被係合部、係合部及びソレノイドを操作することができない。
According to the configuration of the invention, in addition to the operation of the invention according to
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の発明において、遮蔽器は、保管庫の複数の扉又は引出しのそれぞれに取り付けられ、識別情報入力装置及び制御装置は、保管庫又は保管庫以外の場所に配設され、各遮蔽器及び識別情報入力装置がそれぞれ配線を介して制御装置と通信可能に設けられることを趣旨とする。ここで、識別情報入力装置は、保管庫の前面側に取り付けてもよく、保管庫とは別の場所に設置してもよい。制御装置は、保管庫の上面側又は背面側に取り付けてもよく、保管庫とは別の場所に設置してもよい。 To achieve the above object, according to a fifth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to fourth aspects, the shield is attached to each of the plurality of doors or drawers of the storage, and is identified. The information input device and the control device are arranged in a storage or a place other than the storage, and each shield and the identification information input device are provided so as to be able to communicate with the control device via wiring. Here, the identification information input device may be attached to the front side of the storage, or may be installed at a location different from the storage. The control device may be attached to the upper surface side or the rear surface side of the storage, or may be installed at a location different from the storage.
上記発明の構成によれば、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の作用に加え、保管庫の複数の扉又は引出しのそれぞれに遮蔽器が取り付けられても、識別情報入力装置及び制御装置は、それぞれ一つを保管庫又は保管庫以外の場所に配設すればよいので、保管庫の前面側を簡素化することが可能となる。
According to the configuration of the invention, in addition to the operation of the invention according to any one of
上記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5の何れかに記載の発明において、扉又は引出しに取り付けられる表示器及び開閉スイッチを更に備え、制御装置は、扉等係止解除用ハンドルを露呈させるために遮蔽器を制御するときに、表示器を動作させた後に、開閉スイッチが操作されたときのみロック機構に遮蔽部材のロック状態を解除する動作を行わせることを趣旨とする。
In order to achieve the above object, the invention according to claim 6 is the invention according to any one of
上記発明の構成によれば、請求項2乃至5の何れかに記載の発明の作用に加え、使用者は、表示器が動作することで対象となる遮蔽器の所在を複数の遮蔽器の中から確認して特定することができ、特定された遮蔽器に係る開閉スイッチを使用者が操作することで、その遮蔽器を制御してロック機構に遮蔽部材のロック状態を解除する動作を行わせることができる。
According to the configuration of the invention described above, in addition to the operation of the invention according to any one of
請求項1に記載の発明によれば、既設の保管庫のセキュリティを向上させるために後付けすることができ、比較的簡単な構成により錠前機能を発揮することができ、しかも、比較的コンパクトで保管庫の美観を損なうこともない。 According to the first aspect of the present invention, it can be retrofitted to improve the security of the existing storage, can exhibit the lock function with a relatively simple configuration, and can be stored in a relatively compact manner. There is no loss of the beauty of the warehouse.
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、遮蔽器それ自体の構成を簡略化することができる。
According to the invention described in
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、遮蔽器を保管庫から不正に取り外し難くなり、その意味からも保管庫のセキュリティを向上させることができる。
According to the invention described in
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明の効果に加え、遮蔽器を不正に操作し難くなり、その意味からも保管庫のセキュリティを向上させることができる。
According to the invention described in claim 4, in addition to the effect of the invention described in
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の効果に加え、後付け装置としての機能と保管庫の美観確保を両立させることができる。
According to the invention described in claim 5, in addition to the effect of the invention described in any one of
請求項6に記載の発明によれば、請求項2乃至5の何れかに記載の発明の効果に加え、使用者が複数の遮蔽器を前にして操作に戸惑うことがなく、使い勝手を向上させることができる。
According to the invention described in claim 6, in addition to the effect of the invention described in any one of
[第1実施形態]
以下、本発明における保管庫の電子錠前装置を具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
[First Embodiment]
DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Hereinafter, a first embodiment that embodies an electronic lock device for a storage in the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1に、この実施形態における保管庫の電子錠前装置の全体構成を斜視図により示す。部屋の中には、保管庫に相当する第1の書庫1及び第2の書庫2と、デスク3が設置されている。各書庫1,2及びデスク3は、既設のものであり、例えば、スチール製の周知の構造をなす。
FIG. 1 is a perspective view showing the overall configuration of the electronic lock device of the storage in this embodiment. In the room, a
第1の書庫1は、上下2段に配列した観音扉4A,4Bを備える。各観音扉4A,4Bの前面側には、開閉用のハンドル5A,5Bと扉錠6A,6Bが設けられる。各ハンドル5A,5Bは、観音扉4A,4Bを開閉するために操作されるものであり、本発明の扉等係止解除用ハンドルに相当する。各観音扉4A,4Bには、閉状態の観音扉4A,4Bを書庫1に係止する係止機構(図示略)が設けられ、各ハンドル5A,5Bは、各係止機構による係止を解除するために操作可能に設けられる。また、各扉錠6A,6Bは、本発明の扉等錠に相当し、閉状態の観音扉4A,4Bを書庫1に対し施錠又は解錠するために所定の鍵で操作されるものであり、各ハンドル5A,5Bの真下に配設される。
The
第2の書庫2は、上下3段に配列した引出し7A,7B,7Cと、最上段に配置した観音扉8とを備える。各引出し7A〜7Cと観音扉8には、本発明の扉等係止解除用ハンドルに相当し、上記したハンドル5A,5Bに準ずる開閉用のハンドル9A,9B,9C,9Dが設けられる。また、最上段の引出し7Aと観音扉8には、本発明の扉等錠に相当し、上記した扉錠6A,6Bに準ずる引出し錠10Aと扉錠10Bが設けられる。
The
第1の書庫1の前面側において、各観音扉4A,4Bのハンドル5A,5Bの部分には、本発明の遮蔽器に相当するハンドルBOX11,12がそれぞれ取り付けられる。上側の観音扉4Aにて、扉錠6Aの下側には、LEDボタン等を含む操作パネル13が取り付けられる。図2に、ハンドルBOX11を斜視図により示す。ハンドルBOX11は、対応するハンドル5Aを選択的に露呈させ又は遮蔽するために開閉可能に構成され、電気的に施錠及び解錠可能に構成される。ハンドルBOX11は、書庫1の観音扉4Aに固定される四角形状をなす枠体14と、ハンドル5Aを露呈させる露呈位置とハンドル5Aを遮蔽する遮蔽位置との間で移動可能(開閉可能)に設けられた本発明の遮蔽部材としての遮蔽扉15とを備える。ハンドルBOX12の構成は、ハンドルBOX11のそれと同じである。図3に、操作パネル13を斜視図により示す。操作パネル13は、各ハンドルBOX11,12を選択的に動作させるために操作される複数(この場合4個)のLEDボタン16を備える。各LEDボタン16は、点灯可能かつオン・オフ操作可能に構成される。各LEDボタン16は、本発明の表示器及び開閉スイッチに相当する。また、この書庫1の上面には、各ハンドルBOX11,12と操作パネル13を制御する第1制御ユニット17が取り付けられる。各ハンドルBOX11,12と操作パネル13は、配線18を介して第1制御ユニット17に接続される。
On the front side of the
第2の書庫2の前面側において、各引出し7A〜7Cと観音扉8のハンドル9A〜9Dの部分には、本発明の遮蔽器に相当し、上記したハンドルBOX11,12と同じ構成を有するハンドルBOX19〜22がそれぞれ取り付けられる。観音扉8にて、扉錠10Bの下側には、上記した操作パネル13と同じ構成を有する操作パネル23が取り付けられる。また、この書庫2の上面には、上記した第1制御ユニット17と同じ構成を有する第2制御ユニット24が取り付けられる。各ハンドルBOX19〜22と操作パネル23は、配線18を介して第2制御ユニット24に接続される。この配線18は、各書庫1,2の内部を通って各制御ユニット17,24に接続される。
On the front side of the
デスク3の上には、パソコン31、モニタ32、キーボード33及びカードリーダ34が設置される。周知のようにモニタ32及びキーボード33は、パソコン31に電気的に接続される。パソコン31には、配線35を介して各制御ユニット17,24が接続される。カードリーダ34は、パソコン31に接続される。カードリーダ34は、各ハンドルBOX11,12,19〜22とは別に構成され、使用者本人の識別情報(ID情報)を入力するために使用者が所持するIDカードの情報を読み取り可能に構成され、本発明の識別情報入力装置に相当する。パソコン31と各制御ユニット17,24は、各ハンドルBOX11,12,19〜22を制御するためのものであり、各ハンドルBOX11,12,19〜22とは別に構成され、使用者の操作によりカードリーダ34に入力されたID情報と事前登録された本人情報とを照合し、両情報が符合した場合に、複数のハンドル5A,5B,9A〜9Dを選択的に露呈させるために各ハンドルBOX11,12,19〜22を制御するように構成され、本発明の制御装置に相当する。
On the
図4に、本実施形態の電子錠前装置の電気的構成をブロック図により示す。パソコン31には、カードリーダ34、各制御ユニット17,24が接続され、各制御ユニット17,24には、それぞれ各操作パネル13,23、各ハンドルBOX11,12,19〜23が接続される。従って、パソコン31は、カードリーダ34から入力される識別情報(ID情報)に基づき事前登録しておいた本人情報との照合を行うと共に、各制御ユニット17,24を介して各操作パネル13,23及び各ハンドルBOX11、12,19〜22を制御するように構成される。パソコン31の記憶装置(ROM)には、これら制御のための制御プログラムが記憶されている。また、各制御ユニット17,24の記憶装置(ROM)には、パソコン31からの制御指令を受けて個々のハンドルBOX11,12,19〜22の施錠及び解錠等を制御するための制御プログラムが記憶されている。この実施形態では、パソコン31及び両制御ユニット17,24により、本発明の制御装置が構成される。パソコン31及び各制御ユニット17,24とも、CPU、ROM、RAM、ハードディスク等で構成されるアクセスデータメモリ及び入出力回路等の周知構成を備えたものである。パソコン31のRAMは、事前登録した本人情報を記憶する本発明の記憶装置に相当する。
FIG. 4 is a block diagram showing the electrical configuration of the electronic lock device of this embodiment. A
次に、各ハンドルBOX11,12,19〜22の構造について説明する。ここでは、ハンドルBOX11を代表的に説明する。図5に、第1の書庫1の観音扉4AにハンドルBOX11が取り付けられた状態を断面図により示す。ハンドルBOX11の枠体14はベース41を介して観音扉4Aに固定され、遮蔽扉15は、枠体14に対して開閉可能に支持される。
Next, the structure of each handle BOX11,12,19-22 is demonstrated. Here, the
図6に、観音扉4Aに対するハンドルBOX11の取付構造を、同BOX11の内側から分解斜視図により示す。観音扉4Aには、上記したハンドル5A及びそれに関連した係止機構等をケースに内蔵してなるハンドル組体42が固定される。また、観音扉4Aには、そのハンドル組体42を中心に配置された4つの固定用孔43と、同組体42の近傍に配置されたセンサ配線用孔44、ソレノイド配線用孔45及びLED配線用孔46がそれぞれ形成される。そして、各固定用孔43に対し、観音扉4Aの内側から固定用ネジ47を挿通し、ハンドルBOX11のベース41の四隅に形成された各ネジ孔41aに固定用ネジ47を締め付けることで、ハンドルBOX11が観音扉4Aに固定される。このようにして、ハンドルBOX11の枠体14が、観音扉4Aの内側から固定用ネジ47により観音扉4Aに固定されている。固定用ネジ47は、本発明の締付部材に相当する。
FIG. 6 is an exploded perspective view showing a structure for attaching the
図7に、ハンドルBOX11のベース41の取付構造を同BOX11の内側から分解斜視図により示す。ベース41は、ハンドルBOX11の枠体14に対し、枠体14の内側から5つのネジ48により固定される。枠体14の左内側には、遮蔽扉15を遮蔽位置(閉位置)にて枠体14にロックするためのロック機構49が取り付けられる。また、ロック機構49の真下には、動作表示用のLED50が取り付けられる。ベース41には、このLED配線用の切り欠き41bが形成される。更に、枠体14の右内側には、遮蔽扉15の開閉状態を検知するための扉センサ51が取り付けられる。
FIG. 7 is an exploded perspective view showing the mounting structure of the
図8に、ハンドルBOX11の枠体14と遮蔽扉15の組付構造等を枠体14の内側から分解斜視図により示す。上記したロック機構49は、遮蔽扉15の内側に設けられたフック15a(図2参照)と、枠体14の内側にてフック15aに係合可能に設けられたツメ52と、枠体14の左内側に設けられ、ツメ52をフック15aに対し選択的に係合又は離脱させるために駆動するソレノイド53とを備える。フック15aは、本発明の被係合部に相当し、ツメ52は、本発明の係合部に相当する。ソレノイド53は、その励磁と消磁の動作に応答して上下動するピストン53aと、プランジャ53aの下端部にスプリングピン54を介して取り付けられたロック部材55と、そのロック部材55に対応したブラケット56とを備える。ブラケット56には、ロック部材55の下端部55aが係合可能なロック孔56aが形成される。また、ブラケット56には、上記したツメ52が、スプリングピン57を中心に回動可能に取り付けられる。スプリングピン57には、スプリング58が装着され、そのスプリング58によりツメ52の回動が一方向へ付勢される。枠体14に取り付けられたソレノイド53は、ソレノイド押さえ59により覆われて枠体14に押し付けられる。枠体14の右内側中央には、扉センサ51がセンサ押さえ60を介してネジ61により固定される。更に、枠体14の右側の上下には、遮蔽扉15がその右縁部にて回動可能に取り付けられる。すなわち、遮蔽扉15の右縁部には上下に延びる筒状の軸受15bが一体形成され、その軸受15bの上下端部にトルクヒンジ62がスプリングピン63を介して取り付けられ、そのトルクヒンジ62の蝶番62aがスペーサ64を介して枠体14にネジ65により締め付けられる。このように、取り付けられた遮蔽扉15は、軸受15bの部分を中心にして、ハンドル5Aを露呈させる露呈位置(開き位置)と、ハンドル5Aを遮蔽する遮蔽位置(閉じ位置)との間で移動可能(開閉可能)に設けられる。
FIG. 8 is an exploded perspective view showing the assembly structure of the
図9,10に、ロック機構49の動作を斜視図により示す。ロック機構49は、図9に示すように、遮蔽扉15が遮蔽位置(閉じ位置)に配置された状態では、同扉15のフック15aが、枠体14のツメ52に係合している。このとき、ソレノイド53が消磁することで、下降したプランジャ53aの移動が規制され、ロック部材55の下端部55aがブラケット56のロック孔56aに係合したままとなり、フック15aとツメ52との係合状態が保持される。つまり、遮蔽扉15がその遮蔽位置(閉じ位置)にてロック(施錠)される。一方、図9に示す状態から、ソレノイド53が励磁されることで、図10に示すように、プランジャ53aが上動して、ロック部材55の下端部55aがブラケット56のロック孔56aから離脱する。これにより、フック15aとツメ52との係合が解除される。つまり、遮蔽扉15のロックが解除(解錠)される。
9 and 10 are perspective views showing the operation of the
上記したように各ハンドルBOX11,12,19〜22、操作パネル23,制御ユニット17,24及びパソコン31等は、既設の書庫1,2に対し後付けされたものである。
As described above, the
次に、パソコン31及び各制御ユニット17,24が各ハンドルBOX11,12,19〜22を制御するために実行する制御プログラムの内容について説明する。
Next, the contents of a control program executed by the
図11に、パソコン31が実行する制御プログラムをフローチャートにより示す。
先ず、ステップ100で、パソコン31(以下、パソコン31のCPUを意味する。)は、カードリーダ34で読み取られた識別情報(ID情報)に基づき個人認証を行う。ここでは、使用者が自分のIDカードをカードリーダ34に近付けることにより、IDカードに記録された使用者本人のID情報がカードリーダ34に読み取られ、その読み取られたID情報をパソコン31がそのRAMに事前登録された本人情報と照合することにより、個人認証を行う。
FIG. 11 is a flowchart showing a control program executed by the
First, in
次に、ステップ110で、パソコン31は、個人認証した使用者に、パソコン31の使用権限が有るか否かを判断する。この判断を、パソコン31は、IDカードのID情報に基づいて行う。使用権限がない場合、パソコン31は、ステップ140で、モニタ32にエラー表示を行い、その後の処理を終了する。使用権限がある場合は、パソコン31は、ステップ111で、所定のアプリケーションを立ち上げるためにパソコン31を起動させる。
Next, in
その後、パソコン31は、ステップ112で、アプリケーションの立ち上げを待って、ステップ120で、再びカードリーダ34で読み取られたID情報に基づき個人認証を行う。
Thereafter, the
次に、ステップ130で、パソコン31は、個人認証した使用者に、アプリケーションお使用権限が有るか否かを判断する。この判断を、パソコン31は、IDカードのID情報に基づいて行う。使用権限がない場合、パソコン31は、ステップ140で、モニタ32にエラー表示を行い、その後の処理を終了する。使用権限がある場合は、パソコン31は、ステップ131で、現在使用可能なものを含み、ハンドルBOX11,12,19〜22の使用状況をモニタ32に表示させる。
Next, in step 130, the
次に、パソコン31は、ステップ132で、使用者により特定のハンドルBOX11,12,19〜22が指定されるのを待って、指定された場合は、ステップ133で、その指定が予約指定であるか否かを判断する。予約指定とは、現在使用中のハンドルBOX11,12,19〜22について、予約して指定することを意味する。予約指定でない場合、パソコン31は、そのままステップ135へ移行する。予約指定である場合、ステップ134で、パソコン31は、予約指定されたハンドルBOX11,12,19〜22の操作が終了するのを待って、ステップ135へ移行する。
Next, in
ステップ135では、パソコン31は、指定されたハンドルBOX11,12、19〜22の解錠準備ができたことをモニタ32に表示させる。その後、ステップ136で、パソコン31は、指定されたハンドルBOX11,12,19〜22のある書庫1,2の制御ユニット17,24へ制御指令を送信する。この制御指令を受けて、各制御ユニット17,24では、解錠・施錠のための所要の制御を実行することとなる。
In
その後、パソコン31は、ステップ137で、指定されたハンドルBOX11,12,19〜22の使用者による操作が終了するのを待って、ステップ138で、ハンドルBOX11,12,19〜22の使用履歴をメモリに記憶し、その後の処理を終了する。ここで、使用履歴として、使用されたハンドルBOX11,12,19〜22、その使用者及び使用日時等を記憶するものとする。
Thereafter, the
次に、図12に、各制御ユニット17,24が実行する制御プログラムをフローチャートにより示す。
先ず、制御ユニット17,24(以下、制御ユニット17,24のCPUを意味する。)は、ステップ200で、パソコン31からの制御指令を受信するのを待って、ステップ201で、指定されたハンドルBOX11,12,19〜22に対応するLEDボタン16を点灯させる。
Next, FIG. 12 is a flowchart showing a control program executed by each
First, the
その後、制御ユニット17,24は、ステップ202で、点灯するLEDボタン16が押されるのを待って、ステップ203で、該当するハンドルBOX11,12,19〜22を解錠させる。すなわち、ロック機構49のロックを解除させる。
Thereafter, the
次に、ステップ204で、制御ユニット17,24は、該当するハンドルBOX11,12,19〜22のLED50を点灯させる。
Next, in
その後、ステップ205で、制御ユニット17,24は、該当するハンドルBOX11,12,19〜22の遮蔽扉15が開いたか否かを判断する。この判断を、制御ユニット17,24は、ハンドルBOX11,12,19〜22に付けられた扉センサ51の検知信号に基づいて判断する。解錠されたハンドルBOX11,12、19〜22の遮蔽扉15が使用者により開けられると、この判断が肯定となる。
Thereafter, in
遮蔽扉15が開くと、ステップ206で、制御ユニット17,24は、該当するハンドルBOX11,12,19〜22の遮蔽扉15が閉じたか否かを判断する。この判断を、制御ユニット17,24は、同じく扉センサ51の検知信号に基づいて判断する。開けられた遮蔽扉15が使用者により閉じられると、この判断が肯定となる。
When the shielding
遮蔽扉15が閉じられると、ステップ207で、制御ユニット17,24は、該当するハンドルBOX11,12,19〜22を施錠する。すなわち、ロック機構49にロックを行わせる。
When the shielding
その後、制御ユニット17,24は、ステップ208で、該当するハンドルBOX17,24のLED50を消灯させ、ステップ209で、ハンドルBOX11,12,19〜22の使用履歴をメモリに記憶させると共に、パソコン31へ送信する。
Thereafter, the
以上説明したこの実施形態の保管庫の電子錠前装置によれば、ハンドルBOX11,12,19〜22が、各書庫1,2の観音扉4A,4B,8又は引出し7A〜7Cに取り付けられた状態で、そのロック機構49が電気的に動作することにより、各書庫1,2のハンドル5A,5B,9A〜9Dが遮蔽扉15により選択的に露呈させられ又は遮蔽される。また、各ハンドル5A,5B,9A〜9Dは、閉状態の観音扉4A,4B,8等を書庫1,2に係止させる既設の係止機構の動作を解除するために操作されるハンドルであり、観音扉4A,4B,8等の前面に配設される。従って、各ハンドル5A,5B,9A〜9Dが各ハンドルBOX11,12,19〜22の遮蔽扉15により遮蔽されることで、同ハンドル5A,5B,9A〜9Dの操作が阻止され、閉状態の観音扉4A,4B,8等の書庫1,2に対する係止を解除することができない。一方、各ハンドルBOX11,12,19〜22の遮蔽扉15による遮蔽が解除されて、各ハンドル5A,5B,9A〜9Dが対応するハンドルBOX11,12,19〜22の遮蔽扉15により露呈させられることで、同ハンドル5A,5B,9A〜9Dの操作が許容され、閉状態の観音扉4A,4B,8等の書庫1,2に対する係止を解除することができ、観音扉4A,4B,8等を開けることができる。使用者がハンドルBOX11,12,19〜22を動作させるには、使用者がカードリーダ34により本人のID情報を入力することにより行われる。パソコン31及び制御ユニット17,24は、カードリーダ34で入力されたID情報を受けて、そのID情報と事前登録された本人情報とを照合し、両情報が符合した場合に、各ハンドルBOX11,12,19〜22のロック機構49を制御することで、各ハンドル5A,5B,9A〜9Dを露呈させる。従って、この電子錠前装置を構成する各ハンドルBOX11,12,19〜22、操作パネル23,制御ユニット17,24及びパソコン31等は、既設の書庫1,2に対し後付けされたものであり、使用者が各書庫1,2の観音扉4A,4B,8等を開けるためには、使用者の個人認証が必要となる。また、この電子錠前装置は、書庫1,2に対して、その観音扉4A,4B,8等の前面には、ハンドルBOX11,12,19〜22と操作パネル23だけを取り付ければよく、カードリーダ34やパソコン31については、観音扉4A,4B,8等の前面以外のデスク3の上に設置すればよく、制御ユニット17,24については、観音扉4A,4B,8等の前面以外の書庫1,2の上面に設置すればよい。このため、既設の書庫1,2のセキュリティを向上させるために後付けすることができ、比較的簡単な構成により錠前機能を発揮することができ、しかも、比較的コンパクトな構成となり、書庫1,2の美観を損なうこともない。
According to the electronic lock device of the storage of this embodiment described above, the
また、この実施形態では、各ハンドルBOX11,12,19〜22が、枠体14、遮蔽扉15及びロック機構49を主要部品として構成され、パソコン31及び制御ユニット17,24が各ハンドルBOX11,12,19〜22のロック機構49を制御するので、同BOX11,12,19〜22それ自体に制御手段を設ける必要がない。この意味でも、各ハンドルBOX11,12,19〜22それ自体の構成を簡略化することができる。
Moreover, in this embodiment, each handle BOX11,12,19-22 is comprised by making the
また、この実施形態では、枠体14が観音扉4A,4B,8等の内側から固定用ネジ47により同扉4A,4B,8等に固定されるので、固定用ネジ47による締め付けを同扉4a,4b,8の外側から解除できない。このため、各ハンドルBOX11,12,19〜22を、書庫1,2から不正に取り外し難くなり、その意味からも書庫1,2のセキュリティを向上させることができる。
In this embodiment, since the
この実施形態では、ロック機構49のフック15aが遮蔽扉15の内側に設けられ、ロック機構49のツメ52とソレノイド53が枠体14の内側に設けられるので、ハンドルBOX11,12,19〜22の外側からフック15a、ツメ52及びソレノイド53を操作することができない。このため、各ハンドルBOX11,12,19〜22を、不正に操作し難くなり、その意味からも書庫1,2のセキュリティを向上させることができる。
In this embodiment, since the
この実施形態では、各書庫1,2の複数の観音扉4A,4B,8等のそれぞれにハンドルBOX11,12,19〜22が取り付けられても、カードリーダ34、パソコン31及び各制御ユニット17,24は、それぞれ一つをデスク3の上と各書庫1,2の上面に配設すればよいので、書庫1,2の前面側を簡素化することが可能となる。この意味で、後付け装置としての機能と書庫1,2の美観の確保を両立させることができる。
In this embodiment, even if the
この実施形態によれば、パソコン31が、各ハンドル5A,5B,9A〜9Dを選択的に露呈させるために各ハンドルBOX11,12,19〜22を制御するときに、LEDボタン16を点灯させた後に、同LEDスイッチ16が操作されたときのみロック機構49に遮蔽扉15のロック状態を解除する動作を行わせる。従って、使用者は、LEDボタン16が点灯することで対象となるハンドルBOX11,12,19〜22の所在を複数の遮蔽器11,12,19〜22の中から確認して特定することができ、特定されたハンドルBOX11,12,19〜22に係るLEDボタン16を使用者が押すことで、そのハンドルBOX11,12,19〜22を制御してロック機構49に遮蔽扉15のロック状態を解除する動作を行わせることができる。このため、使用者が、複数のハンドルBOX11,12,19〜22を前にして操作に戸惑うことがなく、使い勝手を向上させることができる。
According to this embodiment, when the
この実施形態では、先使用者がハンドルBOX11,12,19〜22を使用しているときでも、後使用者が同じハンドルBOX11,12,19〜22を予約指定することができる。また、先使用者の使用が終了すると、そのことが後使用者に知らされるので、後使用者は先使用者の使用終了後に直ちに予約指定したハンドルBOX11,12,19〜22を使用することができ、待ち時間を予想してパソコン31やカードリーダ34を再操作する必要がない。
In this embodiment, even when the previous user uses the handles BOX11, 12, 19-22, the subsequent user can make a reservation designation for the same handle BOX11, 12, 19-22. Further, when the use of the previous user ends, the subsequent user is informed of this, so that the subsequent user should use the
[第2実施形態]
次に、本発明における保管庫の電子錠前装置を具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment in which the storage lock electronic lock device of the present invention is embodied will be described in detail with reference to the drawings.
尚、以下に説明する各実施形態(第2実施形態を含む)において、第1実施形態と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に説明する。 In each embodiment described below (including the second embodiment), the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, description thereof is omitted, and different points will be mainly described.
図13に、この実施形態における保管庫の電子錠前装置の電機的構成をブロック図により示す。この実施形態では、使用される書庫1A,1B,2A,2Bの数と操作されるパソコン(クライアントパソコン)31A〜31Eの数が増えた場合に、それらをLAN71を介して相互に接続することで、各クライアントパソコン31A〜31Eの何れからも各書庫1A,1B,2A,2Bに設けられたハンドルBOX11,12,19〜22を操作できるように構成される。各クライアントパソコン31A〜31Eには、それぞれカードリーダ34A〜34Eが接続される。使用者は、出勤時にクライアントパソコン31A〜31Eとカードリーダ34A〜34Eを操作することでログインするようになっている。LAN71には、サーバ72が接続される。サーバ72には、使用者に関する本人情報が予め記憶されると共に、各書庫1A,1B,2A,2Bの各ハンドルBOX11,12,19〜22に関する使用履歴等の情報が記憶され、管理されるようになっている。また、サーバ72には、各制御ユニット17,24を制御するためのプログラムが記憶される。この実施形態では、各クライアントパソコン31A〜31Eと、各書庫1A,1B,2A,2Bの各制御ユニット17,24と、サーバ72とにより、本発明の制御装置が構成される。各カードリーダ34A〜34Eが、本発明の識別情報入力装置に相当する。
FIG. 13 is a block diagram showing an electrical configuration of the electronic lock device of the storage in this embodiment. In this embodiment, when the number of
この実施形態では、各書庫1A,1B,2A,2BのハンドルBOX11,12,19〜22を操作する場合に、第1実施形態と同様に、使用者がクライアントパソコン31A〜31E及びカードリーダ34A〜34Eを操作する。このとき、クライアントパソコン31A〜31Eは、サーバ72に問い合わせて使用者がログインしていることを確認すると、各書庫1A,1B,2A,2BのハンドルBOX11,12,19〜22に関する現在の使用状況等がサーバ72からクライアントパソコン31A〜31Eに通知され、同パソコン31A〜31Eのモニタ32にてそれらの情報が表示される。その後、使用者が、クライアントパソコン31A〜31Eを操作して目的のハンドルBOX11,12,19〜22を指定又は予約指定すると、その指定情報がサーバ72に通知される。このとき、サーバ72は、指定されたハンドルBOX11,12,19〜22の使用権限が使用者にあるかを確認し、使用権限がある場合は、サーバ72が、指定されたハンドルBOX11,12,19〜22を制御する制御ユニット17,24に制御指令を送信する。これを受けて、制御ユニット17,24は、使用対象となる書庫1A,1B,2A,2Bの操作パネル13,23のLEDボタン16を点灯させ、解錠準備ができたことを、クライアントパソコン31A〜31Eに通知する。これを受けて、クライアントパソコン31A〜31Eは、解錠準備ができたことを、モニタ32に表示させる。その後、ハンドルBOX11,12,19〜22を使用するために行う操作は、第1実施形態のそれと同じである。但し、この実施形態では、ハンドルBOX11,12,19〜22の使用が終了し、施錠が行われると、ハンドルBOX11,12,19〜22の使用履歴は、制御ユニット17,24からサーバ72へ通知され、その情報がサーバ72にて管理されるようになっている。
In this embodiment, when operating the
従って、この実施形態の電子錠前装置では、多数の書庫1A,1B,2A,2Bを多数の使用者が共用する場合に、最寄りのクライアントパソコン31A〜31Eを操作することで、多数の書庫1A,1B,2A,2Bに設けられた各ハンドルBOX11,12,19〜22を容易に使用することができるので、大規模な業務施設での使用に好適となる。その他の作用効果については、第1実施形態のそれと同様である。
Therefore, in the electronic lock device of this embodiment, when a large number of users share a large number of
[第3実施形態]
次に、本発明における保管庫の電子錠前装置を具体化した第3実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
[Third Embodiment]
Next, a third embodiment that embodies an electronic lock device for a storage in the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図14に、この実施形態における保管庫の電子錠前装置の全体構成を斜視図により示す。この実施形態では、各制御ユニット17,24がそれぞれ無線装置76,77,78を介してパソコン31と通信可能に設けられる点で第1実施形態と構成が異なる。すなわち、各制御ユニット17,24には、送受信可能な無線装置76,77がそれぞれ接続され、パソコン31には、送受信可能な無線装置78が接続される。そして、各制御ユニット17,24とパソコン31との間の信号のやりとりが、無線装置76〜78を介して行われるようになっている。
In FIG. 14, the whole structure of the electronic lock device of the storage in this embodiment is shown with a perspective view. This embodiment is different from the first embodiment in that each
従って、この実施形態の電子錠前装置では、各制御ユニット17,24とパソコン31との間の配線と、その配線作業の手間が省かれる。このため、後付け装置として、その施工作業を簡略化することができ、装置の構成機器に関するレイアウトの自由度を高めることができる。
Therefore, in the electronic lock device of this embodiment, the wiring between each
[第4実施形態]
次に、本発明における保管庫の電子錠前装置を具体化した第4実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
[Fourth Embodiment]
Next, a fourth embodiment that embodies the electronic lock device of the storage according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
前記第1実施形態では、デスク3に設置したパソコン31及びカードリーダ34を使用して個人認証を行い、使用可能なハンドルBOX11,12,19〜22をモニタ32に表示するように構成した。この実施形態では、デスク3のパソコン31とカードリーダ34の替わりに、パソコン31の機能を各書庫1,2の制御ユニット17,24に持たせ、各書庫1,2の観音扉4A,4B等にカードリーダを設けて個人認証を行うように構成している。すなわち、この実施形態では、第1実施形態におけるパソコン31、モニタ32、キーボード33、カードリーダ34及び配線35等を省略し、各書庫1,2だけで操作パネル13,23を使用して個人認証を行うようにしている。図15に、各書庫1,2に設けられた操作パネル13,23を斜視図により示す。図15に示すように、操作パネル13,23には、カードリーダ81が内蔵される。使用者は、このカードリーダ81にIDカードのID情報を読み取らせることにより個人認証を行うようになっている。
In the first embodiment, personal authentication is performed using the
ここで、図16に、各制御ユニット17,24が実行する制御プログラムをフローチャートにより示す。このフローチャートにおけるステップ300〜309の処理のうち、ステップ302〜308の処理は、図12のフローチャートにおけるステップ202〜208のそれぞれの処理内容と同じであることから、ここでの説明を省略する。このフローチャートでは、ステップ300,301,309について、図12のフローチャートにおけるステップ200,201,209の処理内容と異なる。
Here, FIG. 16 is a flowchart showing a control program executed by each
すなわち、ステップ300では、制御ユニット17,24は、カードリーダ81で読み取られたID情報に基づき個人認証を行う。
That is, in
次に、ステップ301で、制御ユニット17,24は、認証された個人の権限に基づくハンドルBOX11,12,19〜22に対応するLEDボタン16を点灯させる。
Next, in
そして、制御ユニット17,24は、ステップ302〜308の処理を実行した後、ステップ309で、ハンドルBOX11,12,19〜22の使用履歴をメモリに記憶させる。
Then, the
従って、この実施形態によれば、パソコン31等及びパソコン31等との配線35を省略できるので、装置構成を簡素化することができ、施工作業を簡易化することができる。また、この実施形態の電子錠前装置は、一つの書庫だけを管理する場合の使用に便利である。
Therefore, according to this embodiment, since the
尚、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で以下のように実施することができる。 In addition, this invention is not limited to the said embodiment, In the range which does not deviate from the meaning of invention, it can implement as follows.
(1)前記第1実施形態では、各ハンドルBOX11,12,19〜22が、ハンドル5A,5B,9A〜9Dのみを覆うように構成したが、ハンドルBOXがハンドル及び扉錠を一緒に覆うように構成してもよい。この場合、ハンドルBOXを解錠してその遮蔽扉を開けても、扉錠を鍵で解錠しなければ、書庫の扉や引出しを開けることができないので、書庫のセキュリティを更に向上させることができる。
(1) In the first embodiment, each
(2)前記第3実施形態では、各制御ユニット17,24とパソコン31との間の通信を行うための無線装置76〜78を設けたが、各制御ユニットと各ハンドルBOX及び各操作パネルとの間の通信を行うための無線装置を設けてもよい。この場合、各制御ユニットと各制御ユニットと各ハンドルBOX及び各操作パネルとの間の書庫における配線と、その配線作業の手間が省かれる。このため、後付け装置として、その施工作業を簡略化することができ、装置の構成機器に関するレイアウトの自由度を高めることができる。
(2) In the third embodiment, the
(3)前記第2実施形態の構成に加え、図15に示すように、操作パネル13,23にカードリーダ81を内蔵し、使用者が点灯するLEDボタン16を押す前に、IDカードのID情報をカードリーダ81で読み取って個人認証するように構成してもよい。この場合、各クライアントパソコン31A〜31E等のある部屋と異なる部屋に設置した各書庫1A,1B,2A,2BのハンドルBOX11,12,19〜22について解錠準備ができて、操作パネル13,23のLEDボタン16が点灯しているときは、操作パネル13,23のカードリーダ81を使用して使用者が個人認証を行った上でLEDボタン16を押すことができるようになる。このため、使用者が書庫1A,1B,2A,2Bのある部屋へ行く前に、解錠準備ができたハンドルBOX11,12,19〜22を他人が不正に操作することができず、書庫11,12,19〜22の観音扉4A,4B等が不正に開けられることを防止することができる。
(3) In addition to the configuration of the second embodiment, as shown in FIG. 15, the
(4)前記各実施形態では、識別情報入力装置としてカードリーダ34,34A〜34Eを設けたが、指紋検出器や手静脈検出器等の身体情報検出機器を識別情報入力装置として使用することもできる。また、使用者のID情報を予め記録したICチップを携帯電話に内蔵しておき、カードリーダの替わりにICチップの情報を読み取るICリーダを識別情報入力装置として設ける。そして、携帯電話をICリーダに近付けることでID情報を入力するように構成してもよい。
(4) In each of the above embodiments, the
(5)前記第1実施形態では、各制御ユニット17,24を書庫1,2の上面に設置たが、各制御ユニットを書庫の内部に取り付けるように構成してもよい。この場合、制御ユニットを書庫により保護することができる。
(5) In the first embodiment, the
1 第1の書庫
2 第2の書庫
4A 観音扉
4B 観音扉
5A ハンドル
5B ハンドル
6A 扉錠
6B 扉錠
7A 引出し
7B 引出し
7C 引出し
8 観音扉
9A ハンドル
9B ハンドル
9C ハンドル
9D ハンドル
10A 引出し錠
10B 扉錠
11 ハンドルBOX(遮蔽器)
12 ハンドルBOX(遮蔽器)
14 枠体
15 遮蔽扉(遮蔽部材)
15a フック(被係合部)
16 LEDボタン(表示器,開閉スイッチ)
17 制御ユニット(制御装置)
18 配線
19 ハンドルBOX(遮蔽器)
20 ハンドルBOX(遮蔽器)
21 ハンドルBOX(遮蔽器)
22 ハンドルBOX)遮蔽器)
24 制御ユニット(制御装置)
31 パソコン(制御装置)
34 カードリーダ(識別情報入力装置)
34a 配線
35 配線
47 固定用ネジ(締付部材)
49 ロック機構
52 ツメ(係合部)
53 ソレノイド
72 サーバ(制御装置)
81 カードリーダ(識別情報入力装置)
1
12 Handle BOX (Shield)
14
15a Hook (engaged part)
16 LED button (display, open / close switch)
17 Control unit (control device)
18
20 Handle BOX (Shield)
21 Handle BOX (Shield)
22 Handle BOX) Shield)
24 Control unit (control device)
31 PC (control device)
34 Card reader (identification information input device)
49
53 Solenoid 72 Server (control device)
81 Card reader (identification information input device)
Claims (6)
使用者の操作により使用者本人の識別情報を入力するための識別情報入力装置と、
前記識別情報入力装置に前記識別情報が入力されたときに前記入力された識別情報と事前登録された本人情報とを照合し、前記両情報が符合した場合に、前記扉等係止解除用ハンドルを露呈させるために前記遮蔽器を制御する制御装置と
を備えたことを特徴とする保管庫の電子錠前装置。 A shield attached to the door or drawer of the storage, and electrically operated to selectively expose or shield the unlocking handle such as the storage door;
An identification information input device for inputting the identification information of the user by the user's operation;
When the identification information is input to the identification information input device, the input identification information is collated with pre-registered personal information, and when the two information matches, the door unlocking handle, etc. An electronic lock device for a storage, comprising: a control device for controlling the shield for exposing the shield.
前記制御装置は、前記本人情報を記憶した記憶部を含み、前記入力された識別情報が前記本人情報と符合した場合に、前記遮蔽部材のロック状態を解除するために前記ロック機構を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の保管庫の電子錠前装置。 The shield is movable between a frame fixed to the storage, an exposure position that exposes the unlocking handle such as the door, and a shielding position that shields the unlocking handle such as the door. Including a provided shielding member, and a lock mechanism for locking the shielding member at the shielding position,
The control device includes a storage unit that stores the personal information, and controls the lock mechanism to release the locked state of the shielding member when the input identification information matches the personal information. The electronic lock device of the storage according to claim 1.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006303391A JP2008121205A (en) | 2006-11-08 | 2006-11-08 | Electronic lock device of cabinet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006303391A JP2008121205A (en) | 2006-11-08 | 2006-11-08 | Electronic lock device of cabinet |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008121205A true JP2008121205A (en) | 2008-05-29 |
Family
ID=39506260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006303391A Withdrawn JP2008121205A (en) | 2006-11-08 | 2006-11-08 | Electronic lock device of cabinet |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008121205A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010174516A (en) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Nec Fielding Ltd | Drawer opening/closing management system, management device, terminal device, drawer opening/closing management program, and drawer opening/closing management method |
-
2006
- 2006-11-08 JP JP2006303391A patent/JP2008121205A/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010174516A (en) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Nec Fielding Ltd | Drawer opening/closing management system, management device, terminal device, drawer opening/closing management program, and drawer opening/closing management method |
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Legal Events
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