JP2008120416A - Liquid container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は吸引針を突き刺しできる栓体を有する液体容器に関するものである。 The present invention relates to a liquid container having a stopper that can pierce a suction needle.
従来、未使用時に異物の混入を抑えるようにし、必要時には所要の注出部分から液体などの収容物を注出できるようにした容器としては、例えば、接着剤や絵の具を収容している容器のように、注出口に容器素材と同一の膜体を一体に形成して、開封するときにその膜体を破るようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、注射器用薬液を収容する容器にあっては、容器口部にゴム栓を嵌め入れ、そのゴム栓の天面部分に薄肉の金属膜が位置するようにした金属カシメ具にてゴム栓を容器口部にカシメ固定して、薄肉の金属膜とゴム栓との重ね合わせ部分に注射針を通すことができるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。さらには、注出口の部分に穿孔用シートを配し、孔開きキャップを注出口にねじ付けることで、その穿孔用シートを注出口に塞ぐように固定するとともに、キャップの孔から穿孔用シートを表出させて、その表出部分に吸引針を突き刺すようにしたものも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
上述した容器の他に、吸引用で比較的太いノズルを有した吸引機構により液体を取り込む装置に対応したものであって、一般オフィス用印刷機にセットしその印刷機に用いるインキを収容する液体容器があり、さらには印刷機のインキの吸引機構に対してインキ充填済みの新規の液体容器をユーザーが装填する手間を考慮してノズルの突き刺しにて流路が形成できるようにした容器もある。
このようにインキを収容した液体容器において、オフィス用印刷機の吸引機構における太いノズルが入るようにした容器にあっては、図6に示すように注出口具aの内径を前記ノズルが挿通する径とし、これにキャップbをネジ付けて注出口具aの開口を閉じる簡易な構成としたものがある。
しかしながら、このように単にキャップだけを注出口具に被せ付けるものでは、インキ充填済みの液体容器を製品としている場合、簡単に注出口具が開閉できるので、インキが吸引されて空となった使用済みの容器に品質の悪いインキを不正に充填し、これを製品として印刷機に取り付けることで印刷機側に不具合を発生させてしまう可能性があり、不正な再充填を防ぐことができない容器となっている。
In addition to the above-mentioned container, it corresponds to a device for taking in liquid by a suction mechanism for suction and having a relatively thick nozzle, and is a liquid that is set in a general office printing machine and contains ink used in the printing machine There is a container, and there is also a container that can form a flow path by piercing the nozzle in consideration of the user's trouble of loading a new ink container filled with ink to the ink suction mechanism of the printing press. .
In such a container containing ink, in the container in which the thick nozzle in the suction mechanism of the office printing machine is inserted, the nozzle passes through the inner diameter of the spout tool a as shown in FIG. There is a simple configuration in which the diameter is set and a cap b is screwed to the opening to close the opening of the spout tool a.
However, in the case where the cap is simply put on the spout tool as described above, when the liquid container filled with ink is used as the product, the spout tool can be easily opened and closed, so that the ink is sucked and emptied. Improperly filling a used container with poor quality ink and attaching it to the printing machine as a product may cause problems on the printing machine side. It has become.
また、吸引機構のノズルの突き刺しによってインキの流路が形成できる液体容器には、図7に示されているように注出口具aなどの口部にノズルによって破れるシートcを配し、上記特許文献2に示されたものと同様にこのシートcの周囲と口部の周囲とを金属カシメ材dでカシメている容器がある。この液体容器では、口部を覆っているシートにノズルを突き刺してそのシートを破って収容物を吸引するようにしており、使用済みの容器の破れたシートを元に戻すことが困難であるため、上述したような使用済み容器の不正な再使用を防止し易い。
しかしながら、使用済み液体容器自体を廃棄物として処理する際、カシメ材と合成樹脂製品である容器本体などとの分別が困難であり、適正に分別することなく一緒に廃棄処分されてしまうという不都合が生じる。
さらに、上記シートをポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)からなるものとした場合、針で突き刺した時にシートが引き伸ばされてその針の先端に切片が密着し、収容物を吸引する針孔を切片が塞いでしまったり、切片が針の先端から外れて収容物とともに針孔に吸込まれて印刷機の内部機構に故障を生じさせるという問題が発生し易い。
さらに収容物が油性のものである場合、シートの内側のみが膨潤してシートが変形してまうという問題も発生し易いものである。
そこで本発明は上記事情に鑑み、液体容器のノズル突き刺し部分にシートなどを設けて不正な再充填を防ぐことができる点に注目し、ノズルを突き刺す部分を含めて容器全体を合成樹脂材からなるものとして使用済みの容器の廃棄処理を容易にするとともに、突き刺し時に切片が発生しないようにし、収容物が油性のものであってもノズル突き刺しを行なう部分などが形状変化しないようにすることを課題とし、有用な液体容器を得ることを目的とするものである。
Further, in the liquid container in which the ink flow path can be formed by the piercing of the nozzle of the suction mechanism, a sheet c that is torn by the nozzle is arranged in the mouth portion of the spout tool a as shown in FIG. There is a container in which the periphery of the sheet c and the periphery of the mouth are caulked with a metal caulking material d in the same manner as that described in
However, when the used liquid container itself is treated as waste, it is difficult to separate the caulking material from the container body that is a synthetic resin product, and the inconvenience of being disposed of together without proper separation. Arise.
Furthermore, when the sheet is made of polyethylene (PE) or polypropylene (PP), the sheet is stretched when pierced with a needle, the section is brought into close contact with the tip of the needle, and the needle hole for sucking the contents is sectioned. Or the section is detached from the tip of the needle and sucked into the needle hole together with the contents, which causes a problem in the internal mechanism of the printing press.
Further, when the contents are oily, there is a tendency that only the inside of the sheet swells and the sheet is deformed.
Therefore, in view of the above circumstances, the present invention pays attention to the fact that a sheet or the like can be provided at the nozzle piercing portion of the liquid container to prevent unauthorized refilling, and the entire container including the portion piercing the nozzle is made of a synthetic resin material. It is an object to make it easy to dispose of used containers as well as to prevent sections from being pierced, and to prevent the shape of nozzle piercing parts from changing shape even if the contents are oily. The purpose is to obtain a useful liquid container.
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、エチレン−ポリビニルアルコール共重合体と接着性ポリエチレンとを80質量部:20質量部〜40質量部:60質量部の範囲で混合させた樹脂を使用し、厚み0.12mm以上で0.4mm以下の吸引針の突き刺し部を設けた栓体を有することを特徴とする液体容器を提供して、上記課題を解消するものである。
そして、本発明において、上記接着性ポリエチレンは、無水マレイン酸変性ポリエチレンとすることが可能である。
The present invention has been made in consideration of the above problems, and a resin obtained by mixing an ethylene-polyvinyl alcohol copolymer and adhesive polyethylene in a range of 80 parts by mass: 20 parts by mass to 40 parts by mass: 60 parts by mass. The present invention provides a liquid container characterized by having a stopper provided with a piercing portion of a suction needle having a thickness of 0.12 mm or more and 0.4 mm or less.
In the present invention, the adhesive polyethylene can be maleic anhydride-modified polyethylene.
本発明によれば、栓体の突き刺し部をノズルなどの吸引針で突き刺して破れば、この突き刺し部を閉じることができなくなり、よって、不正な再充填を防止する上で大きな効果がある。また、栓体の膨潤性が小さいので、収容物が油成分を含むものであっても、栓体が変形し難く、吸引針の突き刺しが適正な位置からズレるということを防止できる。
また、突き刺し部が吸引針の突き刺しで延伸せずに容易に裂け切れるので、吸引針の針孔が切片で塞がれて吸引できなかったり、切片が吸い込まれるという問題を防止できるなど、優れた効果を奏するものである。
According to the present invention, if the pierced portion of the plug is pierced and broken with a suction needle such as a nozzle, the pierced portion cannot be closed, and thus has a great effect in preventing unauthorized refilling. Moreover, since the swelling property of the plug body is small, it is difficult for the plug body to be deformed even if the container contains an oil component, and the sticking of the suction needle can be prevented from shifting from an appropriate position.
In addition, since the pierced portion can be easily torn without being stretched by the piercing of the suction needle, the needle hole of the suction needle is blocked by the section and cannot be sucked, and the problem that the section is sucked in can be prevented. There is an effect.
つぎに本発明を図1から図6に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図中1は液体容器で、該液体容器1はフレキシブルでヒートシール性がある合成樹脂フィルム材で構成された容器本体2と、この容器本体2の側面の下端側に片寄らせて取り付けられた口具装置3とからなるものである。この液体容器1は粘度の比較的高い収容物、例えばインキなどの液体を入れる容器であって、前記口具装置3を通して収容物の充填を行なってからその口具装置3を閉じ、そしてこの液体容器1をインキ吸引機構が備えられている印刷機の容器装填部などにセットし、容器内の収容物を吸引するための吸引機構との接続を口具装置3に対して行なうことでこの口具装置3が開き、収容物を吸引できるようにしている。
Next, the present invention will be described in detail based on the embodiment shown in FIGS.
In the figure, reference numeral 1 denotes a liquid container. The liquid container 1 is composed of a
上記収容物の充填手段による充填と吸引手段による吸引に対応する口具装置3は、図3に示すように充填手段を通すことのできる充填孔4を有する充填口具5と、収容物を吸い出す吸引機構の吸引手段であるノズルで突き刺し開口が可能な薄肉の突き刺し部6を有する栓体7とからなるものであり、収容物充填後に前記充填孔4を介した液体流路が栓体7で閉じられ、吸引手段による突き刺しで突き刺し部6が破れて、充填孔4と破れた突き刺し部6とに吸引手段を通すことで吸引可能に通じた液体流路が得られる構成としている。よって、本液体容器1では、収容物充填後には液体流路が閉じられた製品の形態となり、確実な閉鎖を確保して口具装置3に対するキャップを不要としている。
The
上記充填口具5は融着可能な合成樹脂素材から一端開放の有底円筒状に成形されていて、図3に示されているように奥面部8の中央位置に充填手段挿入方向(矢印X)の逆方向に向けて円筒部9が突出し、その突出端側に上記充填孔4が開口位置するものであり、奥面部8の周縁を充填手段挿入方向Xの逆方向に向けて突出して周方向に連続する円筒状外壁10により外筒部11が形成され、その円筒状外壁10の端縁12をテーパー状に先開きさせている。また、外筒部11には前記先開き部分の基端に対応して、外周周りに充填・排出時の口元押さえ用鍔13が径方向にして張り出され、外筒部11より大径としている。
The filling
図示されているように上記外筒部11の外周面には全周に亘って径方向に張り出されたフランジ14が設けられていて、外筒部11の近傍位置で段状とされたこのフランジ14が外周部分の位置で容器本体2の本体シート15と融着され、これによって充填口部5が容器本体2に固定されている。
さらに奥面部8における容器本体2の内方側となる面には、充填手段挿入方向Xに向けて突出する複数のリブ16が一体にして設けられている。この複数のリブ16は収容物の吸引時に本体シート15が奥面部8に密着しないようにして充填孔4側への流路を確保するためのものである。
As shown in the drawing, a
Furthermore, a plurality of
さらに充填口具5において、円筒部9に対応して円筒状外壁10の内周面周りに亘って係止凸部17が突設されているとともに、円筒部9の筒壁18はシールリングとして構成されている。なお、後述する栓体7を取り付ける際の押し込み操作性を確保するために、前記係止凸部17の高さ位置とフランジ14の基端高さ位置とを揃えず、係止凸部17の高さ位置に対して充填手段挿入方向Xの逆方向にして離れた位置にフランジ14の基端を設けている。
Furthermore, in the
上記栓体7は中央を突き刺し部6とした環部19から充填手段挿入方向Xに向けて突出した円筒状壁20からなる嵌合手段21を有していて、全体を略キャップ状として合成樹脂により成形されたものである。そして、前記嵌合手段21が充填口具5の外筒部11と円筒部9との間に嵌め込まれていて、円筒状壁20の突出端縁側の外周面周りに径方向にして突出した係止凸部22と円筒状外壁10の上記係止凸部17とが互いに取り外し不能にして係合しているとともに、円筒状壁20の内周面周りに亘ってシール面部23が設けられ、このシール面部23に、上記シールリングの役割をする筒壁18の外周面からなるシール面部24が密接している。この筒壁18におけるシール面部24と円筒状壁20のシール面部23との密接によって容器本体の収容物が円筒状外壁10側に回り込むのを防止する。
吸引手段による突き刺し開口が可能とされた突き刺し部6は充填口4に対応する位置に設けられており、栓体7が充填口4を覆うようにして配置され、前記嵌合手段21によって充填口具5に取付固定されていることで、充填口4を介した液体流路を閉じている。
The plug body 7 has a
The
上記栓体7の突き刺し部6は、合成樹脂材にて栓体7の射出成形時に上記環部19と一体にして成形されているものである。そして、この栓体7を成形するに際して、その成形材料を、エチレン−ポリビニルアルコール共重合体と接着性ポリエチレンとを80質量部:20質量部〜40質量部:60質量部の範囲で混合させた樹脂としている。さらに、突き刺し部6においては、厚み0.12mm以上で0.4mm以下としている。前記成形材料における接着性ポリエチレンは、無水マレイン酸変性ポリエチレンであることが好ましい。
このようにすることにより、突き刺し部6にあってはノズルを突き刺すときに良好に破れて切片を生じることもない。さらに、接着性ポリエチレンとして、無水マレイン酸変性ポリエチレンを用いることで、収容物が油性のものであるときの膨潤による変形の度合いを極めて小さくすることができ、突き刺し部の突き刺し開口のし易さを高く維持することができる。
The
By doing in this way, in the piercing
なお、上述したように本発明に係わる栓体は、製品の凹凸を反転したキャビティ(空間)を有する金型を用い、金型内に樹脂を注入して射出成形を行なう方法にて成形するのが一般的である。
本発明に係わる栓体を得るにあたっては、キャビティ内に樹脂を注入するために金型に設けるゲート(樹脂注入孔)は、突き刺し部6の中央に位置させるのが望ましい。薄肉部である突き刺し部6の中央にゲートがあることにより、樹脂注入時に薄肉部から栓体周囲の厚い部位に向けて樹脂が充填されていく。そのため、突き刺し部6にピンホールの発生が無くなる。
ちなみに、厚みのある栓体の側面に対応する部位にゲートを設けると、樹脂注入の際に樹脂は厚みのある樹脂側面部に充填された後に薄肉部である突き刺し部6に充填されていく。そのため、突き刺し部6に相当するキャビティ部に樹脂で押された空気が集まり、当該キャビティ部から空気が抜け難くなり、突き刺し部6にピンホールが発生し易くなる。なお、突き刺し部6の中央にゲートを設けることにより、ノズルを突き刺し部6に突き刺した際に突き刺し部6の樹脂が配向して突き刺し部6が切れ易くなるという効果も得られる。
As described above, the plug according to the present invention is molded by a method in which injection molding is performed by injecting resin into a mold using a mold having a cavity (space) in which product irregularities are inverted. Is common.
In obtaining the plug according to the present invention, it is desirable that the gate (resin injection hole) provided in the mold for injecting the resin into the cavity is positioned at the center of the piercing
By the way, if a gate is provided at a portion corresponding to the side surface of the thick plug, the resin is filled into the thick resin side portion and then into the piercing
この液体容器1において充填された内容物を吸引する場合、上述したように印刷機などの機器における容器装填部分にある吸引手段としてのノズルに口具装置3が対応するようにこの液体容器1をセットしてから、例えば、機器側の操作で口具装置3をノズルに当てがい、そのノズルが上記栓体7の突き刺し部6を突き刺し開口してその突き刺し部6と充填孔4に入り込むようにすればよい。これによって収容物の吸引が行えるものとなる。
When the contents filled in the liquid container 1 are sucked, the liquid container 1 is placed so that the
つぎに、上記栓体を以下に示す樹脂材を混合したものから成形し、突き刺し部における肉厚tを変更して、それぞれの肉厚による突き刺し部の成形性と突き刺し性(突き刺し易さ)を検討した。突き刺し性の判断としてφ7(mm)の中空管の先端を45°に切断し、これを突き刺した。
成形材料として、エチレン−ポリビニルアルコール共重合体と接着性ポリエチレン(無水マレイン酸変性ポリエチレン)とを50質量部:50質量部の割合で混合したものを用いた。なお、エチレン−ポリビニルアルコール共重合体としては、商品名エバール(株式会社クラレ製)、商品名ソアノール(日本合成化学工業株式会社製)、商品名GL樹脂(日本合成化学工業株式会社製)などの製品が使用できる。また、無水マレイン酸変性ポリエチレンとしては、商品名アドマー(三井化学株式会社製)、商品名モディック−AP(三菱化学株式会社製)などの製品が使用できる。
表1に示すように、突き刺し部の成形性と突き刺し性は突き刺し部の肉厚が0.12mm〜0.4mmの範囲で良好であることが分かった。
Next, the plug body is molded from a mixture of the following resin materials, the thickness t at the piercing portion is changed, and the moldability and piercing property (easy to pierce) of the piercing portion due to each thickness is changed. investigated. In order to determine the piercing property, the tip of a hollow tube of φ7 (mm) was cut at 45 ° and pierced.
As the molding material, a mixture of ethylene-polyvinyl alcohol copolymer and adhesive polyethylene (maleic anhydride-modified polyethylene) in a ratio of 50 parts by mass to 50 parts by mass was used. In addition, as an ethylene-polyvinyl alcohol copolymer, brand name EVAL (made by Kuraray Co., Ltd.), brand name Soarnol (made by Nippon Synthetic Chemical Industry Co., Ltd.), brand name GL resin (made by Nippon Synthetic Chemical Industry Co., Ltd.), etc. Product can be used. Moreover, as maleic anhydride modified polyethylene, products, such as brand name Admer (made by Mitsui Chemicals) and brand name Modic-AP (made by Mitsubishi Chemical Corporation), can be used.
As shown in Table 1, it was found that the formability and piercing property of the pierced part were good when the thickness of the pierced part was in the range of 0.12 mm to 0.4 mm.
つぎに栓体の成形材料の二種の素材の割合を変更して、収容物から受ける栓体材質への影響(膨潤性、突き刺し性)を検討した。栓体の二種の成形材料としてエチレン−ポリビニルアルコール共重合体(上記商品名ソアノール)と接着性ポリエチレン(無水マレイン酸変性ポリエチレン)とし、その混合割合を表2に示すように変更した。
試験条件として、収容物としての液体は成分が流動性パラフィン48質量%、水48質量%、界面活性剤2質量%、その他2質量%からなるものを用いた。
収容物を製品内面(栓体内面)に付け、40℃、90に30日間の条件で製品内面が浸漬となっている状態を維持した。
突き刺し性の判断としてφ7(mm)の中空管の先端を45°に切断し、これを突き刺した。
製品(栓体)の突き刺し部の肉厚は0.25mmとした。
Next, the ratio of the two types of molding materials of the plug body was changed, and the influence (swellability and stabability) on the plug body material received from the contents was examined. Two types of molding materials for the plug were ethylene-polyvinyl alcohol copolymer (the above-mentioned Soarnol) and adhesive polyethylene (maleic anhydride-modified polyethylene), and the mixing ratio was changed as shown in Table 2.
As test conditions, the liquid used as the contained material was composed of 48% by mass of liquid paraffin, 48% by mass of water, 2% by mass of surfactant, and 2% by mass of other components.
The contents were attached to the inner surface of the product (inner surface of the plug body), and the state where the inner surface of the product was immersed at 40 ° C. and 90 days for 30 days was maintained.
In order to determine the piercing property, the tip of a hollow tube of φ7 (mm) was cut at 45 ° and pierced.
The thickness of the pierced part of the product (plug) was 0.25 mm.
表2に示されているように、エチレン−ポリビニルアルコール共重合体(上記商品名ソアノールを使用)と接着性ポリエチレンとを80質量部:20質量部〜40質量部:60質量部の範囲で混合させた樹脂なる栓体において、突き刺し部が十分に機能を発揮し、突き刺し部および栓体全体に変形が生じず、膨潤による突き刺し性能の低下や栓体として充填口閉鎖性能の低下が発生しないことが分かった。 As shown in Table 2, ethylene-polyvinyl alcohol copolymer (using the above-mentioned Soarnol) and adhesive polyethylene are mixed in the range of 80 parts by mass: 20 parts by mass to 40 parts by mass: 60 parts by mass. In the plug body made of resin, the piercing part will fully function, the piercing part and the whole plug body will not be deformed, and the deterioration of the piercing performance due to swelling and the deterioration of the filling port closing performance as a plug body will not occur I understood.
1…液体容器
2…容器本体
3…口具装置
4…充填孔
5…充填口具
6…突き刺し部
7…栓体
9…円筒部
11…外筒部
15…本体シート
19…環部
20…円筒状壁
21…嵌合手段
X…充填手段挿入方向
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ...
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