JP2008118606A - コンテンツ配信装置、コンテンツ配信システム - Google Patents

コンテンツ配信装置、コンテンツ配信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008118606A
JP2008118606A JP2006337537A JP2006337537A JP2008118606A JP 2008118606 A JP2008118606 A JP 2008118606A JP 2006337537 A JP2006337537 A JP 2006337537A JP 2006337537 A JP2006337537 A JP 2006337537A JP 2008118606 A JP2008118606 A JP 2008118606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
video
specific
image
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006337537A
Other languages
English (en)
Inventor
Terumasa Aoki
輝勝 青木
Hiroshi Yasuda
浩 安田
Yoshiyo Ikeda
佳代 池田
Hideho Numata
秀穂 沼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EXCELLEAD TECHNOLOGY KK
Original Assignee
EXCELLEAD TECHNOLOGY KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EXCELLEAD TECHNOLOGY KK filed Critical EXCELLEAD TECHNOLOGY KK
Priority to JP2006337537A priority Critical patent/JP2008118606A/ja
Publication of JP2008118606A publication Critical patent/JP2008118606A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】多くの顧客に大量同時配信を行う場合でも、コンテンツを購入した正規ユーザを識別可能にして、コンテンツの不正流出、不正利用、不正コピーを抑制する。
【解決手段】コンテンツをクライアント端末101に配信するコンテンツ配信装置100において、ユーザを特定するためのFIP画像、或いは映像を切り抜いてユーザを特定するための電子透かし化を実行したFIP映像を暗号化し符号化したトラックを付加したストリーミング映像コンテンツを生成し、当該ストリーミング映像コンテンツ及び当該コンテンツに付加する鍵定義ファイルを管理するCoFIPムービーメーカ1と、上記クライアント端末101より購入済のコンテンツの再生が指示された場合には、管理されている上記ストリーミング映像コンテンツと上記鍵定義ファイルとを配信する通信制御部3と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツの正規ユーザを特定可能なコンテンツ配信装置、コンテンツ配信システムに関する。
今日、デジタルコンテンツの保護技術については、各種の研究が進められている。しかし、実体として保護が確立できたとは言い難い。その一番の課題は、デジタルコンテンツの配信先を特定できないところにある。ここで、著者やコンテンツ自体を特定する手法としては、例えばコンテンツIDフォーラムによるコンテンツ毎にユニークなIDを付与する方法や、電子透かし技術などでコンテンツ自体に識別子を埋め込み当該識別子により判断する手法等が挙げられる。これらの手法によって、デジタルコンテンツの提供側は特定できるものの、正規ユーザであるか否かを特定することはできない。
従って、コンテンツ産業の創造のためには、配信したデジタルコンテンツにも正規ユーザを特定することが可能な「指紋」のようなマークが必要である。
なお、特許文献1では、コンテンツサーバが、ホームページ上のコンテンツを構成する個々の構成部品の属性の一部を変更して複数のバリエーションを予め作成し、このバリエーションの組み合わせによりコンテンツを生成し、このバリエーションの組み合わせによりコンテンツを特定し、内容証明を行うことができるコンテンツの内容証明方法、生成方法および配信方法に関する技術が開示されている。すなわち、この特許文献1に係る技術は、既存の電子透かしの利用やクレジット表記手法などのロゴ図形付加ではなく、コンテンツを構成する構成部品の属性の一部を変更して複数のバリエーションを作成する手法である。このバリエーション作成方法とは、文字、静止画、動画、及び音声に分け、個々の構成部品について、その属性を変更してバリエーションを作成するものである。
例えば、テキストについて、構成部品の属性の一部である1行に表示する文字数を変えてバリエーションを作成であったり、写真について、構成部品の属性の一部である縦横のドット数を変えてのバリエーション作成であったり、動画の末尾のフレームのいくつかを削除して、再生時間の異なるバリエーションを作成するものである。
特許文献2では、現コンテンツに、固定の電子透かしを入れたコンテンツをあらかじめ複数用意しておき、それぞれのコンテンツをn秒ごとに区切っておく。そして、ユーザごとにコンテンツ全体として異なる透かしが入るように届ける。(例:透かしAが入ったコンテンツA、透かしBが入ったコンテンツB、そして2秒ごとに区切ってあるとすると、例えば太郎君にはAABABのコンテンツを、花子さんにはBBAABのコンテンツを配布する)。
しかしながら、特許文献1の手法では、コンテンツ制作面での負荷が高い。
このほか、バリエーション増加の手法として、配信時間帯によって配信するバリエーションの切り替えを行い、時間帯とバリエーションの組み合わせにてID番号の特定を行う手法もあるが、コンテンツDB側や配信サーバ側の負荷も高い。
特許文献2の手法では、電子透かし手法のみの考え方であり可視ロゴの対応は対象外であり、かつ電子透かしにおいても、それぞれの透かし入りコンテンツの切れ目を時間軸(n秒ごと)、もしくは、空間軸(画面をm分割)で分けて入れるため、判別しやすく、改ざんコンテンツが作成しやすい問題点がある。
特開2004−227283号公報 特開2006−163951号公報
本発明の目的とするところは、コンテンツの制作、配信の点で負荷を増加させることなく、再生コンテンツから正規ユーザを特定可能とすることにより、コンテンツの不正利用や不正コピーを防止することにある。
本発明の第1の態様によれば、コンテンツをクライアント端末に配信するコンテンツ配信装置において、ユーザを特定するための特定画像、或いは映像を切り抜いてユーザを特定するための電子透かし化を実行した特定映像を暗号化し、符号化したトラックを付加したストリーミング映像コンテンツを生成する生成手段と、当該ストリーミング映像コンテンツ及び当該コンテンツに付加する鍵定義ファイルを管理する管理手段と、上記クライアント端末より購入済のコンテンツの再生が指示された場合には、上記管理手段により管理されている上記ストリーミング映像コンテンツと上記鍵定義ファイルとを配信する配信手段と、を有することを特徴とするコンテンツ配信装置が提供される。
この第1の態様において、上記特定画像は、複数の特定部品画像を用意し、ユーザ毎にそれら特定部品画像の組み合わせを変えて生成されてもよい。或いは、これに加えて、上記複数の特定部品画像は、色変化、形状変化、パターン変化の少なくともいずれかが施されていることとしてもよい。或いは、これに加えて、上記複数の特定部品画像は、色変化、形状変化、パターン変化、配置変化の少なくともいずれかが施されていることとしてもよい。
また、上記第1の態様において、上記特定映像は、所定の映像より複数個所の特定部分映像を抽出し、その特定部分映像に対して異なる透かし映像を予め作成し、ユーザ毎に当該透かし映像の組み合わせを変えることで生成されてもよい。
本発明の第2の態様によれば、コンテンツをクライアント端末に配信するコンテンツ配信装置において、映像ファイルの入力を受ける映像ファイル入力手段と、複数の特定画像を含む特定画像ファイルの入力を受ける特定画像入力手段と、この特定画像を構成する特定部品画像毎に特有の暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、上記特定部品画像と暗号鍵とを対応付けた鍵定義ファイルを記憶する第1の記憶手段と、上記特定部品画像の組合せからなる特定画像の各特定部品画像を上記暗号鍵で暗号化した後、上記映像ファイルに埋め込む変換手段と、上記暗号化された特定画像が埋め込まれた映像ファイルを記憶する第2の記憶手段と、を有し、上記クライアント端末より購入済の映像ファイルの再生指示がなされた場合には、上記暗号化した特定画像が埋め込まれた映像ファイルと上記鍵定義ファイルとを配信する配信手段と、を有することを特徴とするコンテンツ配信装置が提供される。
この第2の態様において、上記クライアント端末より送信された特定画像を受信する特定画像受信手段と、上記特定画像の解析処理を行なう特定画像解析手段と、上記特定画像解析手段の解析結果に基づいて、ユーザを特定するユーザ抽出手段と、上記特定されたユーザに関する情報を上記クライアント端末に通知する判定結果送信手段と、を更に有することを特徴としてもよい。
本発明の第3の態様では、コンテンツをクライアント端末に配信するコンテンツ配信システムにおいて、上記クライアント端末にIDおよびパスワードを発行・管理するユーザ管理サーバと、ユーザを特定するための特定画像あるいは映像を切り抜いてユーザを特定するための電子透かし化を実行した特定映像を暗号化し、符号化したトラックを付加したストリーミング映像コンテンツ、及びコンテンツに付加する鍵定義ファイルの管理およびコンテンツ検索を行うコンテンツサーバと、上記クライアント端末より購入済みのコンテンツの再生が指示された場合には、上記特定画像或いは特定映像を符号化したトラックを付加したストリーミング映像コンテンツを配信するストリーミングサーバと、を有することを特徴とするコンテンツ配信システムが提供される。
この第3の態様において、上記クライアント端末はコーデックを備え、特定画像に係るトラックから暗号化された特定画像を取り出し、上記ストリーミングサーバから提供される鍵定義ファイルに含まれる暗号鍵を用いて当該特定画像の復号化を行い、暗号鍵が合うと再生を開始し、問題があった場合は、エラー画像を描画することとしてもよい。
また、この第3の態様において、上記サーバから上記クライアント端末に配信されるストリーミング映像コンテンツに付加された特定画像に係るトラックは、通常のビデオトラックの上にオーバーレイ的に描画されることを更に特徴としてもよい。
さらに、この第3の態様において、上記特定画像は、複数の特定部品画像の組合せで構成され、各特定部品画像単位で暗号化できてもよい。
また、この第3の態様において、上記特定画像又は特定映像は、可視画像ファイルや不可視な映像電子透かしなどが可能であり、可視画像ファイルであれば、異なる色、形状、パターンのいずれかによる順列組み合わせ表現によって多様な図形表現が可能であることを更に特徴としてもよい。或いは、この第3の態様において、上記特定画像又は特定映像は、可視画像ファイルや不可視な映像電子透かしなどが可能であり、可視画像ファイルであれば、異なる色、形状、パターン、配置変化のいずれか、あるいは組み合わせによる順列組み合わせ表現によって多様な図形表現が可能であることを更に特徴としてもよい。
さらに、この第3の態様において、上記クライアント端末に配信し再生された映像に付加されている特定画像を収集し、当該特定画像を解析することで、配信先を特定するうユーザマーク検出サーバを更に備えることを特徴としてもよい。
本発明によれば、コンテンツの制作、配信の点で負荷を増加させることなく、再生コンテンツから正規ユーザを特定可能とすることにより、コンテンツの不正利用や不正コピーを防止することが可能なコンテンツ配信装置、システムを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
この第1実施形態に係るコンテンツ配信装置及びシステムは、配信先に対して、ユーザ固有の電子透かしやクレジット・ロゴ表示を適応することを可能とさせるものである。つまり、既存の暗号技術、電子透かし技術、その他セキュリティ技術などを活用しつつ、従来の著者情報に加えて正規ユーザ情報をコンテンツとともに一体にて再生(可視/不可視)させ、かつ再生コンテンツから正規ユーザを特定することを可能とするものである。
図1には、本発明の第1実施形態に係るコンテンツ配信装置及びシステムの構成を示し説明する。この図1に示されるように、コンテンツ配信装置100は、ネットワーク102を介して、クライアント端末101と通信自在となっている。
コンテンツ配信装置100は、一又はそれ以上のサーバにより実現されるものであり、CoFIPムービーメーカ1、CoFIPアナライザ2、コンテンツ配信などを行なう配信手段としての通信制御部3を少なくとも有している。クライアント端末101には、CoFIPプレイヤ4が実装されている。
このCoFIPムービーメーカ1の詳細な構成は、図2に示される通りである。
即ち、図2に示されるように、CoFIPムービーメーカ1は、映像ファイル入力部1a、FIP画像入力部1b、生成手段としてのCoFIP変換部1c、暗号鍵生成部1e、管理手段としてのCoFIP映像ファイル記憶部1d及びCoFIP鍵定義ファイル記憶部1fを備えている。
ここで、特定画像としての「FIP画像」とは、正規ユーザを特定するためのものであり、例えば図3に示されるようなものである。即ち、正規ユーザを特定するために、例えば同一形状の異なる色の特定部品画像としての部品画像を複数用意して、配信先のユーザ毎にそれら部品画像の組み合わせを変えて、FIP画像を生成し管理する。この例では、レベル0として6種類、レベル1として6種類、レベル2として3種類の色違いの部品画像を準備し、ユーザ毎に当該部品画像の組み合わせを変えることで、6×6×3=108人分の「FIP画像」を生成し管理する。
不可視の電子透かしを採用する場合には、例えば特定映像部分の3カ所を抽出し、その3カ所の映像に対して、レベル0として6種類、レベル1として6種類、レベル2として3種類の合計15種の異なる透かし映像を予め作成し、ユーザ毎に当該透かし映像の組み合わせを変えることで、同様に108種類の特定映像としての「FIP映像」を生成し管理する。
例えば、CoFIPという文字をC×10色、o×10色、F×10色、I×10色、P×10色とすれば、10×10×10×10×10=10万ユーザ対応となる。色に限らず、各レベルで、色、形状変化(画素数の違いやデザインの違い)、パターン変化、配置の変化等々をつかうことが可能で、例えば、色数を増やしていき、図形分割を増やしていくなどの対応で、その順列組み合わせ表現にて大人数対応が可能となる。
ここで、配置の変化とは、例えば、CoFIPという文字の「C」「o」「F」「I」「P」各文字単位にて映像内配置を上、下、右、左、斜め方向にピクセル単位で変更行う手法のことである。
以下、図4の概念図を参照しつつ、CoFIPムービーメーカ1による処理手順を詳細に説明する。
映像ファイル入力部1aには、通常のビデオトラック、通常のサウンドトラックからなる映像ファイルが入力され(ステップS1)、FIP画像入力部1bには、FIP画像ファイルが入力される(ステップS2)。
暗号鍵生成部1eでは、このFIP画像ファイルに含まれる各FIP画像を構成するFIP部分画像毎に特有の暗号鍵が生成され、当該暗号鍵で各FIP部品画像が暗号化される(ステップS3)。この各FIP部品画像毎の鍵は、FIP画像番号と対応付けられて、図5に示されるようなCoFIP鍵定義ファイルとして、CoFIP鍵定義ファイル記憶部1fに記憶される(ステップS4)。
CoFIP変換部1cでは、映像ファイル、暗号化されたFIP部品画像からなるFIP画像に基づいて、CoFIP映像ファイルが生成され(ステップS5)、CoFIP映像ファイル記憶部1dに記憶される(ステップS6)。すなわち、FIP画像(FIP映像)は、各FIP部品画像(FIP部品映像)が個別に暗号化された後、その部品群すべてをCoFIPビデオトラックとして映像ファイルに埋め込むこととしている。
なお、FIP画像の暗号化については、DES(Data Encryption Standard)、AES(Advanced Encryption Standard)等の暗号化方式を用いることができる。
次に、CoFIPアナライザ2の詳細な構成は図6に示される通りである。
即ち、この図6に示されるように、CoFIPアナライザ2は、FIP画像受信部2aとFIP画像解析処理部2b、各種テーブルなどを記憶している記憶部2c、正規ユーザを特定するユーザ抽出部2d、判定結果送信部2eを備えている。
以下、図7の概念図を参照して、CoFIPアナライザ2による処理手順を詳細に説明する。
クライアント端末101では、CoFIPプレイヤ4の画面よりFIP画像を例えばスクリーンダンプするなどして、当該FIP画像をコンテンツ配信装置100に送信する(ステップS11)。CoFIPアナライザ2は、通信制御部3を介してFIP画像受信部2aがFIP画像を受信すると(ステップS12)、FIP画像解析処理部2bが記憶部2cの各種テーブルを参照してFIP画像解析処理を実施し(ステップS13)、ユーザ抽出部2dがユーザ抽出処理を実施し(ステップS14)、その判定結果を判定結果送信部2eが通信制御部3を介してクライアント端末101に送信する(ステップS15)。クライアント端末101では、これを受けて、判定結果を表示する(ステップS16)。例えば、「この画像は、○○さんに配信した映像です。」の如くである。
ここで、図8乃至図10を参照して、FIP画像解析処理部2bによるFIP画像解析処理、ユーザ抽出部2dによるユーザ抽出処理について更に詳細に説明する。
記憶部2cには、図8(a)に示されるような、色番号とRGB値の画素値との関係が対応付けられたテーブルと、図8(b)に示されるような、FIP部品画像と画素数との関係が対応付けられたテーブルと、が格納されている。
FIP画像解析処理部2bは、FIP画像の中に含まれるFIP部品画像の特定のRGB値の画素数をカウントし、図8(a)及び図8(b)のテーブルを参照することで、色番号ごとの画素数よりFIP部品画像を特定する。つまり、各FIP部品画像、FIP部品画像の任意の組み合わせごとの画素数およびレベルフラグについては、図9に示されるテーブルで管理されている。
そこで、先に求められた色番号ごとの画素数より、図10に示されるようにレベルフラグを特定し、当該レベルフラグよりFIP部品画像を特定し、最終的にFIP画像番号を特定する。コンテンツ配信装置は、各FIP画像番号とユーザIDとを対応付けて管理しているので、当該テーブルを参照することで、FIP画像番号をキーとしてユーザIDを求めることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図11には本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成を示し説明する。
図11に示されるように、第2実施形態に係るコンテンツ配信システムは、CoFIPサーバシステムであるWebサーバ11、ユーザデータDBサーバ12、メタデータDBサーバ13、ストリーミングサーバ14、コンテンツDBサーバ15、FIP DBサーバ16、ユーザマーク検出サーバ17とCoFIPコンテンツ制作システム18と、ユーザ端末であるCoFIPクライアント(以下、クライアント端末という)19がインターネット等のネットワーク20を介して通信自在に接続され構成されている。つまり、コンテンツ販売システムを技術的に拡張したものとなっている。
なお、この例では、サーバ11乃至18を物理的に別体としたが、各機能を論理的に区分けすれば、これより少ない数でも実現できる。ビジネスモデルによっては、ストリーミングサーバ14を持たないでファイルダウンロードモデルとしても機能する。FIP DBサーバ16は、FIPバリエーションに対応するものであって必須のものではない。
このような構成において、本システムでは、コンテンツと特定画像としてのFIP画像(或いは特定映像としてのFIP映像)とを一体化し、配信コンテンツの個体化を実現させることが出来る。更に通常のコンテンツ販売システムとハードウェア的には略同じであり、コンテンツ配信の仕組みについても略同じであることが特徴であり、特別な構築を必要としない。
上記Webサーバ11の詳細な構成は図12に示される通りである。
即ち、Webサーバ11は、全体の制御を司る制御部111と通信制御部112、記憶部113を有している。そして、制御部111は、更にWebサイト機能111aとユーザ管理機能111b、コンテンツ検索機能111c、再生指示機能111dを少なくとも有している。このような構成のWebサーバ11が提供するWebサイトは、クライアント端末19がログインを行い、コンテンツを検索し、コンテンツの再生指示等を行うためのWebインターフェイスとして機能し得るものである。
ここで、Webサーバ11の有する上記各機能について更に詳述する。
先ず、Webサイト機能111aは、Webブラウザを起動してユーザがログインした場合に所定のWeb画面の表示を促し、コンテンツの検索等の操作を実現するための機能である。また、Webサイト機能111aは、ユーザログインの際にはセキュアな認証機能を発揮する。ユーザ管理機能111bは、ユーザログイン時にユーザデータDBサーバ12にアクセスし、ユーザ認証を行い、例えばユーザ認証された場合にユーザ専用のページにて表示するための機能である。コンテンツ検索機能111cは、メタデータDBサーバ13にアクセスし、検索結果の表示を行うための機能である。再生指示機能111dは、クライアント端末19に対してストリーミングサーバ14に再生を促すための視聴ファイルを作成し、クライアント端末19にメタファイルの配信を行う機能である。視聴ファイルには、クライアント端末19に対応した鍵データが付与されている。そのため、再生指示機能111dは鍵定義ファイルをコンテンツDBサーバ15より取得し、ユーザに対応した鍵データを作成する。
上記ユーザデータDBサーバ12の詳細な構成は図13に示される通りである。
即ち、このユーザデータDBサーバ12は、制御部121と通信制御部122、ユーザデータDB123を有している。ユーザデータDB123は、登録ユーザ毎の情報を格納するデータベースである。ここで、制御部121の各機能について更に詳述すると、ユーザデータ格納機能121aはユーザデータDB123にライセンス情報を格納するための機能である。そして、ユーザ検索機能121bは、Webサイトからの要求を受けて、ユーザの登録状況を検索し、その結果を返信するための機能である。
上記メタデータDBサーバ13の詳細な構成は図14に示される通りである。
即ち、このメタデータDBサーバ13は、制御部131、通信制御部132、メタデータDB133を有している。メタデータDB133は、実コンテンツに対応するメタデータを格納し、複数の条件による動画の検索を可能とする。メタデータDB133には、Webサイト内の検索ページからアクセスすることができる。制御部131のメタデータ格納機能131aはメタデータDB133にメタデータを格納するための機能であり、メタデータ検索機能131bはWebサイトから要求を受けて、メタデータDB133よりメタデータを検索し、結果を返信するための機能である。
上記ストリーミングサーバ14の詳細な構成は図15に示される通りである。
即ち、このストリーミングサーバ14は、制御部141、通信制御部142、記憶部143を有している。そして、制御部141は、更にクライアント端末19からの要求によりコンテンツDBサーバ15にアクセスし、ストリーミング映像を読み込む配信データ取得機能141aと、ストリーミング映像をクライアント端末19にストリーミング配信するストリーミング配信部142bを少なくとも有している。
上記コンテンツDBサーバ15の詳細な構成は図16に示される通りである。
即ち、このコンテンツDBサーバ15は、制御部151、通信制御部152、コンテンツDB153を有している。コンテンツDB153は、コンテンツとコンテンツ作成時に生成された鍵定義ファイルを格納し、コンテンツIDとユーザIDによって管理される。このコンテンツDB153には、Webサーバ11とストリーミングサーバ14からアクセスすることができるが、クライアント端末19から直接アクセスすることはできない。制御部151のコンテンツ格納機能151aはコンテンツDB153にコンテンツとコンテンツ作成時に生成された鍵定義ファイルを格納するための機能である。鍵定義ファイル配信機能151bはWebサーバ11から要求を受けて、コンテンツDB153より鍵定義ファイルを検索し、結果を返信するための機能である。そして、コンテンツ配信機能151cはストリーミングサーバ14から要求を受けて、コンテンツDB153よりコンテンツを検索し、結果を返信するための機能である。
上記FIPDBサーバ16の詳細な構成は図17に示される通りである。
即ち、このFIPDBサーバ16は、制御部161、通信制御部162、コンテンツDB163を有している。FIPDB163は、FIPに複数のバリエーションがある場合にFIP情報を格納するデータベースである。この制御部161の有する各機能について更に詳述すると、FIP格納機能161aはFIPDB163にライセンス情報を格納するための機能である。FIP検索機能161bは、ユーザマーク検出サーバ17からの要求を受けて、FIPの登録状況を検索し、その結果を返信するための機能である。
上記ユーザマーク検出サーバ17の詳細な構成は図18に示される通りである。
即ち、このユーザマーク検出サーバ17は、制御部171、通信制御部172、記憶部173を有している。そして、制御部171は、更にクライアント端末19からのユーザ判定要求により送信されたキャプチャー画像を画像解析するユーザマーク検出機能171aと、ユーザIDを特定するユーザマーク特定機能171bと、ユーザデータDBサーバ12からユーザを特定しクライアント端末19に結果を送信するユーザ判定機能171cを少なくとも有している。さらに、ユーザマーク検出サーバ17では、制御部71がユーザマーク検出機能171aにより、FIPに複数のバリエーションがある場合はFIPDBサーバ16アクセスし、登録FIPと照合し、ユーザIDを特定する。
上記CoFIPコンテンツ制作システム18の詳細な構成は図19に示される通りである。
すなわち、このCoFIPコンテンツ制作システム18は、制御部181、通信制御部182、記憶部183を有している。CoFIPコンテンツ制作システム18は、コンテンツDBサーバ15に登録するコンテンツと鍵定義ファイルを制作するシステムである。
ここで、制御部181の有する各機能について更に詳述すると、ファイル入力機能181aはCoFIP映像コンテンツの元となる映像コンテンツとFIP画像を外部ファイルとして取り込む機能である。CoFIP変換機能181bは、FIP画像が映像コンテンツの別レイヤーに暗号化して埋め込まれたストリーミング映像コンテンツを作成する機能である。ファイル出力機能181cは、ストリーミング映像コンテンツと、FIP画像を暗号化する際に作成された暗号鍵をファイル出力する機能である。さらにこのファイル出力機能181cに、コンテンツDBサーバ15に登録する機能が付与されていても良い。
クライアント端末19は、WebブラウザでCoFIPサーバシステム11に対してコンテンツ要求を行い、要求したコンテンツを再生するためのCoFIPプレイヤ91を保有する。クライアント端末19の再生要求に応じて、CoFIPサーバシステム11はストリーミング再生をストリーミングサーバ14に要求するための視聴ファイルの配信を行う。そして、この視聴ファイルにより、CoFIPプレイヤ91が起動する。
このCoFIPプレイヤ91の詳細な構成は、図20に示される通りである。
図20に示されるように、このCoFIPプレイヤ91は、制御部911、通信制御部912、記憶部913を有している。
制御部911はさらに、CoFIPサーバシステムとしてのWebサーバ11から渡された視聴ファイルに含まれる鍵データに対応したFIP画像だけを復号化するFIPビデオメディアハンドラ911aと、映像を複合化するビデオメディアハンドラ911bと、音声を複合化するサウンドメディアハンドラ911cと、FIP画像(映像)、映像、音声の3つの複合化されたものを統一するストリーミングメディアハンドラ911dと、配信されたムービー211をユーザ固有のFIP画像と共に画面表示させるムービーコントローラ911eと、画面表示させるムービーからFIP画像を切り出しユーザマーク検出サーバ17に送信し、ユーザ判定結果を得るユーザ判定機能911fを持つ。
以下、更に詳細にこのシステムの実施の形態に係るシステムの作用を述べる。
先ず、図21のフローチャートを参照して、本発明の第2実施形態に係るコンテンツ配信システムによるコンテンツ再生の処理の中のコンテンツ検索の流れを詳細に説明する。
クライアント端末19は、インターネット等のネットワーク20を介して、CoFIPサーバシステムとしてのWebサーバ11にログインする。即ち、クライアント端末19が要求に応じてサブスクライブ(加入者名)とIDを送信すると(ステップS101)、ユーザ管理機能111bは、ユーザデータDBサーバ12のデータを元に相互ID認証を行い(ステップS102)、認証成立(ステップS103)の場合、セキュアチャンネルを確立する(ステップS104)。
続いて、所望とするコンテンツの検索を行う。すなわち、クライアント端末19により複数条件による検索を行い、購入を所望するコンテンツを検索すると(ステップS105)、Webサーバ11がメタデータDBサーバ13に接続してメタデータDB133の検索を指示し(ステップS106)、メタデータDB133が検索結果をWebサーバ11に返信すると(ステップS107)、コンテンツ検索機能111cはクライアント端末19に当該検索結果の表示を促すことになる(ステップS108)。
次いで、図22のフローチャートを参照して、本発明の第2実施形態に係るコンテンツ配信システムによるコンテンツ再生の処理の中のコンテンツ配信要求の流れを詳細に説明する。
ユーザはクライアント端末19にて、検索結果に基づいてコンテンツを選択し、この選択したコンテンツに対してライセンス購入を行う。(購入:課金処理は既存のシステム環境あるいはビジネスモデル環境に依存する。会員制の場合もあるし、都度再生コンテンツを購入する場合もあり得る。)すると、Webサーバ11は、ユーザへのライセンス状況に応じてコンテンツの再生を許可され、クライアント端末19からWebサーバ11に対して、コンテンツ要求を行う(ステップS111)。
この指示に基づき、Webサーバ11は、クライアント端末19がコンテンツ配信要求を行うための視聴ファイルの作成を行う再生指示機能111dにて行う。
まず、コンテンツDBサーバ15に対し再生指示コンテンツに対応した鍵定義ファイルの要求を行う(ステップS112)。コンテンツDBサーバ15から鍵定義ファイルが送信され(ステップS113)、再生指示機能111dはユーザIDを元にユーザに対応した鍵データを含む視聴ファイルを作成し、クライアント端末19に視聴ファイルを送信する(ステップS114)。クライアント端末19は視聴ファイルを受信するとCoFIPプレイヤ91を起動する(ステップS115)。
次に図23のフローチャートを参照して、本発明の第2実施形態に係るコンテンツ配信システムによるコンテンツ再生の処理の中のコンテンツ再生の流れを詳細に説明する。
CoFIPプレイヤ91は視聴ファイルに元にストリーミング配信サーバ14にコンテンツ再生指示をする(ステップS121)。ストリーミング配信サーバ14は、コンテンツDBサーバ15にコンテンツ要求を行い(ステップS122)、コンテンツDBサーバ15はコンテンツDB153上の要求コンテンツをストリーミングサーバ14に送信し(ステップS123)、ストリーミングサーバ14は、CoFIPプレイヤ91に対してストリーミング配信を開始する(ステップS124)。CoFIPプレイヤ91は、視聴ファイルにより入手したユーザ固有のFIP鍵データによって、FIP画像トラックからユーザ固有のFIP部品のみを表示するコンテンツのストリーミング再生を行う。
次いで、図24のフローチャートを参照して、本発明の第2実施形態に係るコンテンツ配信システムによるコンテンツ再生の処理の中の正規ユーザによる視聴が行われているかの判定処理の流れを詳細に説明する。
ストリーミング再生中のクライアント端末19において、その映像のキャプチャー画像を取りユーザマーク検出サーバ17に画像配信する(ステップS131)。ユーザデータDBサーバ12にユーザ情報要求を行い(ステップS132)、ユーザデータDBサーバ12からユーザ情報を受け取る(ステップS133)。ユーザマーク検出サーバ17はクライアント端末19に、ユーザ判定結果を送信する(ステップS134)。
なお、ユーザマーク検出サーバ17はキャプチャー画像により、表示されているFIP画像を解析することでユーザIDを特定する際、FIP画像に複数のバリエーションがある場合は、図25に示されるように、FIPDBサーバ16にFIP画像を要求し(ステップS135)、FIPDBサーバ16から送信された(ステップS136)FIP画像と照合し、ユーザIDを特定する。以降の処理は、図24と同様である。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係るコンテンツ配信システムによる電子透かしを利用した不可視のFIP映像の処理を説明する。
電子透かしを利用する場合のCoFIPプレイヤ91の詳細な構成は図26に示される通りである。主な機能は、図20で前述した通りである。電子透かし利用の場合は、CoFIPプレイヤ91は、更に電子透かし検出機能911gを有する。つまり、CoFIPプレイヤ91において、その映像から電子透かし検出機能911gを利用して透かし検出を行い、その検出情報をユーザマーク検出サーバ17に送信することでユーザ判定が可能となる。
電子透かしのFIP映像入りコンテンツを制作するのはCoFIPコンテンツ制作システム18を使用する。その処理手順は、図19と同一であるので重複した説明は省略する。
以上詳述したように、本発明の第1乃至第3実施形態に係るコンテンツ配信システムによれば、従来の電子透かしコンテンツと同様に、ひとつのコンテンツを大量の視聴者が存在しているネットワーク上でブロードキャストを行う中で、その配信したコンテンツを各ユーザ単位で個体化できる。
これによって、著者・配信者だけにとどまらず、受信者・正規ユーザの特定が行える。ユーザは、DRMシステムによるライセンス管理下でのコンテンツを、束縛無く、見るためのストレスや面倒さが無く、テレビ視聴と同様の感覚でライセンスの下、自由に視聴することができる。即ち、コンテンツホルダにとっては販売するコンテンツの不正利用、不正コピーを防止でき、かつコンテンツライセンス購入ユーザにとってはストレス無く自由に視聴することができる。
また、本発明の第1乃至第3実施形態は、共通部分(映像・音声)と部品部分(特定画像、特定映像)をわけて、フィルター処理することによって、例えば従来の電子透かしを利用した時間軸分割、あるいは空間軸分割手法とは全く異なって、切れ目がわからないため、改竄が困難であり、脆弱性に強い。さらに、他の一般的なデジタル著作権管理(DRM)システム、電子透かし技術等との融合によるインターネット放送が実現され、高品質なデジタルコンテンツを広く流通させることが可能となり、次世代コンテンツ産業を開花させることが可能となる。
以上、本発明の第1乃至第3実施形態について詳細に説明したが、本発明はこれに限定されることなくその主旨を逸脱しない範囲で様々な改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、インターネット放送局、CATV等によるオンデマンド映像配信、企業内教育用映像配信システム、デジタル放送によるコンテンツ販売等、デジタル家電向けビジネスモデルの供給等、多様な技術応用が可能であり、その場合、発信者および顧客への利便性を共に実現することができる。より具体的には、インターネット等のネットワーク環境下でコンテンツを配信する仕組みを構築するインターネット放送局、コンテンツ販売サイト、CATV等の供給システムの構築を行うためのサーバ、情報処理装置又は情報処理方法、並びにコンピュータプログラム、ソフトウェアとしての提供も可能である。
本発明の第1実施形態に係るコンテンツ配信装置及びシステムの構成を示す図である。 CoFIPムービーメーカ1の詳細な構成を示す図である。 FIP画像について説明するための概念図である。 CoFIPムービーメーカ1による処理手順を詳細に説明する概念図である。 CoFIP鍵定義ファイルを示す図である。 CoFIPアナライザ2の詳細な構成を示す図である。 CoFIPアナライザ2による処理手順を詳細に説明する概念図である。 (a)は色番号とRGB値の画素値との関係が対応付けられたテーブルを示し、(b)はFIP部品画像と画素数との関係が対応付けられたテーブルを示す図である。 各FIP部品画像、FIP部品画像の任意の組み合わせごとの画素数およびレベルフラグについては対応付けたテーブルを示す図である。 ユーザID特定の流れを説明する概念図である。 本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成を示す図である。 Webサーバ11の詳細な構成を示す図である。 ユーザデータDBサーバ12の詳細な構成を示す図である。 メタデータDBサーバ13の詳細な構成を示す図である。 ストリーミングサーバ14の詳細な構成を示す図である。 コンテンツDBサーバ15の詳細な構成を示す図である。 FIPDBサーバ16の詳細な構成を示す図である。 ユーザマーク検出サーバ17の詳細な構成を示す図である。 CoFIPコンテンツ制作システム18の詳細な構成を示す図である。 CoFIPプレイヤ91の詳細な構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るコンテンツ配信システムによるコンテンツ再生の処理の中のコンテンツ検索の流れを詳細に説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るコンテンツ配信システムによるコンテンツ再生の処理の中のコンテンツ配信要求の流れを詳細に説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るコンテンツ配信システムによるコンテンツ再生の処理の中のコンテンツ再生の流れを詳細に説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るコンテンツ配信システムによるコンテンツ再生の処理の中の正規ユーザによる視聴が行われているかの判定処理の流れを詳細に説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るコンテンツ配信システムによるコンテンツ再生の処理の中の正規ユーザによる視聴が行われているかの判定処理の流れを詳細に説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るコンテンツ配信システムで採用される電子透かしを利用する場合のCoFIPプレイヤ91の詳細な構成を示す図である。
符号の説明
1・・・CoFIPムービーメーカ、2・・・CoFIPアナライザ、3・・・通信制御部、4・・・CoFIPプレイヤ、100・・・コンテンツ配信装置、101・・・クライアント端末、102・・・ネットワーク。

Claims (14)

  1. コンテンツをクライアント端末に配信するコンテンツ配信装置において、
    ユーザを特定するための特定画像、或いは映像を切り抜いてユーザを特定するための電子透かし化を実行した特定映像を暗号化し符号化したトラックを付加したストリーミング映像コンテンツを生成する生成手段と、当該ストリーミング映像コンテンツ及び当該コンテンツに付加する鍵定義ファイルを管理する管理手段と、
    上記クライアント端末より購入済のコンテンツの再生が指示された場合には、上記管理手段により管理されている上記ストリーミング映像コンテンツと上記鍵定義ファイルとを配信する配信手段と、を有することを特徴とするコンテンツ配信装置。
  2. 上記特定画像は、複数の特定部品画像を用意し、ユーザ毎にそれら特定部品画像の組み合わせを変えて生成されることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  3. 上記複数の特定部品画像は、色変化、形状変化、パターン変化の少なくともいずれかが施されていることを更に特徴とする請求項2に記載のコンテンツ配信装置。
  4. 上記複数の特定部品画像は、色変化、形状変化、パターン変化、配置変化の少なくともいずれかが施されていることを更に特徴とする請求項2に記載のコンテンツ配信装置。
  5. 上記特定映像は、所定の映像より複数個所の特定部分映像を抽出し、その特定部分映像に対して異なる透かし映像を予め作成し、ユーザ毎に当該透かし映像の組み合わせを変えることで生成されることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  6. コンテンツをクライアント端末に配信するコンテンツ配信装置において、
    映像ファイルの入力を受ける映像ファイル入力手段と、
    複数の特定画像を含む特定画像ファイルの入力を受ける特定画像入力手段と、
    この特定画像を構成する特定部品画像毎に特有の暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、
    上記特定部品画像と暗号鍵とを対応付けた鍵定義ファイルを記憶する第1の記憶手段と、
    上記特定部品画像の組合せからなる特定画像の各特定部品画像を上記暗号鍵で暗号化した後、上記映像ファイルに埋め込む変換手段と、
    上記暗号化された特定画像が埋め込まれた映像ファイルを記憶する第2の記憶手段と、
    を有し、
    上記クライアント端末より購入済の映像ファイルの再生指示がなされた場合には、上記暗号化した特定画像が埋め込まれた映像ファイルと上記鍵定義ファイルとを配信する配信手段と、を有することを特徴とするコンテンツ配信装置。
  7. 上記クライアント端末より送信された特定画像を受信する特定画像受信手段と、上記特定画像の解析処理を行なう特定画像解析手段と、上記特定画像解析手段の解析結果に基づいて、ユーザを特定するユーザ抽出手段と、上記特定されたユーザに関する情報を上記クライアント端末に通知する判定結果送信手段と、を更に有することを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ配信装置。
  8. コンテンツをクライアント端末に配信するコンテンツ配信システムにおいて、
    上記クライアント端末にIDおよびパスワードを発行・管理するユーザ管理サーバと、
    ユーザを特定するための特定画像あるいは映像を切り抜いてユーザを特定するための電子透かし化を実行した特定映像を暗号化し符号化したトラックを付加したストリーミング映像コンテンツ、及びコンテンツに付加する鍵定義ファイルの管理およびコンテンツ検索を行うコンテンツサーバと、
    上記クライアント端末より購入済みのコンテンツの再生が指示された場合には、上記特定画像或いは特定映像を符号化したトラックを付加したストリーミング映像コンテンツを配信するストリーミングサーバと、を有することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  9. 上記クライアント端末はコーデックを備え、特定画像に係るトラックから暗号化された特定画像を取り出し、上記ストリーミングサーバから提供される鍵定義ファイルに含まれる暗号鍵を用いて当該特定画像の復号化を行い、暗号鍵が合うと再生を開始し、問題があった場合は、エラー画像を描画することを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ配信システム。
  10. 上記サーバから上記クライアント端末に配信されるストリーミング映像コンテンツに付加された特定画像に係るトラックは、通常のビデオトラックの上にオーバーレイ的に描画されることを更に特徴とする請求項8に記載のコンテンツ配信システム。
  11. 上記特定画像は、複数の特定部品画像の組合せで構成され、各特定部品画像単位で暗号化できることを更に特徴とする請求項8に記載のコンテンツ配信システム。
  12. 上記特定画像又は特定映像は、可視画像ファイルや不可視な映像電子透かしなどが可能であり、可視画像ファイルであれば、異なる色、形状、パターンのいずれか、あるいは組み合わせによる順列組み合わせ表現によって多様な図形表現が可能であることを更に特徴とする請求項8に記載のコンテンツ配信システム。
  13. 上記特定画像又は特定映像は、可視画像ファイルや不可視な映像電子透かしなどが可能であり、可視画像ファイルであれば、異なる色、形状、パターン、配置変化のいずれか、あるいは組み合わせによる順列組み合わせ表現によって多様な図形表現が可能であることを更に特徴とする請求項8に記載のコンテンツ配信システム。
  14. 上記クライアント端末に配信し再生された映像に付加されている特定画像を収集し、当該特定画像を解析することで、配信先を特定するユーザマーク検出サーバを更に備えることを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ配信システム。
JP2006337537A 2006-10-12 2006-12-14 コンテンツ配信装置、コンテンツ配信システム Pending JP2008118606A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006337537A JP2008118606A (ja) 2006-10-12 2006-12-14 コンテンツ配信装置、コンテンツ配信システム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006279335 2006-10-12
JP2006337537A JP2008118606A (ja) 2006-10-12 2006-12-14 コンテンツ配信装置、コンテンツ配信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008118606A true JP2008118606A (ja) 2008-05-22

Family

ID=39504143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006337537A Pending JP2008118606A (ja) 2006-10-12 2006-12-14 コンテンツ配信装置、コンテンツ配信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008118606A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010068398A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Oki Electric Ind Co Ltd コンテンツ配信装置およびコンテンツ配信システム
US10972807B2 (en) 2018-04-06 2021-04-06 Deluxe One Llc Dynamic watermarking of digital media content at point of transmission
WO2021100491A1 (ja) * 2019-11-21 2021-05-27 ソニーグループ株式会社 ファイル処理装置及びファイル処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010068398A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Oki Electric Ind Co Ltd コンテンツ配信装置およびコンテンツ配信システム
US10972807B2 (en) 2018-04-06 2021-04-06 Deluxe One Llc Dynamic watermarking of digital media content at point of transmission
WO2021100491A1 (ja) * 2019-11-21 2021-05-27 ソニーグループ株式会社 ファイル処理装置及びファイル処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101127194B1 (ko) 무효화 가능 접근을 이용한 보안 콘텐트 제공 시스템 및 방법
US8935532B2 (en) Content distribution and aggregation
US8909924B2 (en) Digital asset management system
JP4619354B2 (ja) 安全なデータ配信のための識別情報に基づく暗号化システム
KR101603149B1 (ko) 인터넷 사이트에 업로드되는 멀티미디어에서 사용자의 프라이버시를 보호하는 시스템 및 방법
US8607354B2 (en) Deriving multiple fingerprints from audio or video content
CN103026335B (zh) 用于流式传输媒体播放器的安全密钥检索的装置鉴别
US10348783B2 (en) Controlling visibility and distribution of shared conferencing data
US20170180822A1 (en) Real-Time Watermarking of Video Content
KR20060126958A (ko) 콘텐츠 배신 방법 및 콘텐츠 서버
JP2008118606A (ja) コンテンツ配信装置、コンテンツ配信システム
US20170206340A1 (en) Controlling delivery of encrypted media assets
JP2007129413A (ja) 情報処理システム及びコンピュータプログラム
JP2003298565A (ja) コンテンツ配信システム
JP5350021B2 (ja) ファイル生成装置、ファイル再生装置およびコンピュータプログラム
JP2009093670A (ja) ファイルのセキュリティー管理システムおよび認証サーバ、クライアント装置ならびにプログラムおよび記録媒体
JP2006236250A (ja) サーバ装置およびコンテンツの転送方法
JP2004282116A (ja) 鍵配信システム、コンテンツの暗号化方法、コンテンツの暗号化プログラム、暗号化コンテンツの復元方法、暗号化コンテンツの復元プログラム及びコンテンツ配信システム
KR20050096533A (ko) 불법 이용 방지 및 고품질의 멀티미디어 컨텐츠 제공서비스 시스템
JP2004320623A (ja) ストリーミングコンテンツ配信システム、方法、プログラムおよびコンピュータ読取可能な媒体
JP2005327194A (ja) ライセンス発行処理システム/方法/プログラム/プログラム記録媒体
KR20230062817A (ko) 신뢰되지 않은 시스템 상에서 미디어 파일의 원격 소유권 및 콘텐츠 제어를 위한 시스템 및 방법
Michalko et al. Protected streaming of video content to mobile devices
JP2006285533A (ja) シーケンシャル・コンテンツ配信装置、シーケンシャル・コンテンツ受信装置及びその方法
JP2002191034A (ja) アニメーション配信方法と、それを利用可能なサーバおよびシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080409

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091028

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100303