JP2008115410A - 蒸着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】膜厚モニターの使用寿命をより長くして、タクトタイム、製品歩留率、製造コストを適正なものとする。
【解決手段】蒸着用開口部5及び膜圧モニター用開口部6を有する蒸着源を備える。蒸着用開口部5は、被蒸着基板である石英ガラス基板に向かって配置される。膜圧モニター用開口部6は、被蒸着基板である石英ガラス基板以外の方向に向かって配置される。膜圧モニター用開口部6に正対する位置に膜厚モニター7を配置する。
【選択図】図1
【解決手段】蒸着用開口部5及び膜圧モニター用開口部6を有する蒸着源を備える。蒸着用開口部5は、被蒸着基板である石英ガラス基板に向かって配置される。膜圧モニター用開口部6は、被蒸着基板である石英ガラス基板以外の方向に向かって配置される。膜圧モニター用開口部6に正対する位置に膜厚モニター7を配置する。
【選択図】図1
Description
本発明は、蒸着装置に関し、特に有機EL表示装置を構成する有機EL膜材料を蒸着する際に好適に用いられる蒸着装置に関する。
有機EL表示装置は、高輝度及び低消費電力を実現することができる表示装置である。また、薄型であるとともに高速な応答性を有し、さらに高視野角であるという点で、液晶表示装置に代わる表示デバイスとして注目されている。有機EL表示装置の製造方法には、大きく分けて2通りの方法がある。第1の方法は、低分子型有機EL材料をマスク蒸着により成膜する方法である。第2の方法は、基板上に予めリブを形成した後、該リブに囲まれた凹部にインクジェット法等により高分子型有機EL材料を供給する方法である。このうち、インクジェット法により高分子型有機EL材料を供給する方法は、使用する高分子型有機EL材料が未だ開発途上であるため、現段階では商品化が実現されていない。一方、蒸着法を用いる方法については、既にパッシブマトリクス方式のモノカラーパネルやエリアカラーパネルが商品化されている。
図4を参照して、従来の有機EL膜材料の蒸着装置について説明する。図4は、従来の蒸着装置の概略を示す模式図である。
従来の一般的な蒸着装置は、図4に示すように、真空チャンバー47内に、蒸着源41、マスク44、被蒸着基板45等が配設され、蒸着源41とマスク44との間にはシャッター46が設けられている。また、被蒸着基板45と蒸着源41との間には、膜厚モニター43が設置されている。なお、膜厚モニター43は、被蒸着基板45近辺に設置されている場合もある。さらに、蒸着源41のシャッター46側には蒸着用開口部42が設けられている。このような蒸着装置で使用するマスク44は、パネル発光部に対応した部位が開口部となった金属板を用いるのが一般的である(特許文献1参照)。
従来の蒸着装置を用いて、少量生産(バッチ式)を行う場合には、被蒸着基板45と1回の蒸着分の蒸着材料とを、成膜を行う毎に真空チャンバー47内に収容し直す手順が繰り返される。しかし、大量生産を行う場合には、予め数回から数百回分の蒸着材料を真空チャンバー47に常設された蒸着源内のルツボ型の容器に収容しておき、真空チャンバー47の真空を保持し、蒸着工程毎にロードロック室を介して被蒸着基板45のみを交換していた。
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の蒸着装置では、膜厚モニターに堆積する蒸着材料の量が、被蒸着基板に堆積する蒸着材料の量とほぼ同じとなっている。このため、膜厚モニターに一定量の蒸着材料が堆積すると、膜厚モニターの測定精度が低下して、膜厚モニターの使用寿命が短くなってしまう。特に、有機材料を蒸着する場合には、他の蒸着材料と比較して少量の堆積であっても膜厚モニターの測定精度が低下してしまうおそれがある。
膜厚モニターの測定精度が低下した場合には、新たな膜厚モニターと交換しなければならない。特に、連続して蒸着を行う場合、頻繁に膜厚モニターの交換を行うと、タクトタイムが上昇したり、製品歩留率が低下したりして、製造コストが上昇する等の不都合が生じる可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、膜厚モニターの使用寿命をより長くして、タクトタイム、製品歩留率、製造コストを適正なものとすることが可能な蒸着装置を提供することを目的とする。
本発明の蒸着装置は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えている。すなわち、本発明の蒸着装置は、複数の開口部を有する蒸着源を備えており、前記複数の開口部のうちの一部が被蒸着基板に向かって配置されるとともに、他の開口部が被蒸着基板以外の方向に向かって配置されている。さらに、前記被蒸着基板以外の方向に向かって配置された他の開口部に正対する位置に膜厚モニターが配置されている。
本発明の蒸着装置によれば、複数の開口部を有する蒸着源を備え、被蒸着基板に対向する開口部と、膜厚モニターに対向する開口部とを区別することにより、膜厚モニターに堆積する蒸着材料を減少させることができる。このため、膜厚モニターの使用寿命をより長くして、タクトタイム、製品歩留率、製造コストを適正化することができる。
以下、本発明に係る蒸着装置の実施形態について説明する。
本発明の実施形態に係る蒸着装置は、複数の開口部を有する蒸着源を備えている。すなわち、蒸着源には、被蒸着基板に向けて設置された開口部(以下、蒸着用開口部と称する)と、被蒸着基板が存在しない方向に向けて設置された開口部(以下、膜厚モニター用開口部と称する)とが設けられている。
また、蒸着源内に配置された蒸着用ルツボにも、蒸着用開口部及び膜厚モニター用開口部に対応する開口部が設けられている。さらに、膜厚モニター用開口部に正対して膜厚モニターが設置されている。例えば、蒸着源の直上に被蒸着基板を配置して蒸着用開口部を被蒸着基板に向けるとともに、膜厚モニター用開口部を蒸着源の側壁部(蒸着用開口部に対し略直角の方向)に配置して膜厚モニターを膜厚モニター用開口部付近に設置する。
このような構成とすることにより、蒸着源から被蒸着基板までの空間に膜厚モニターを配置する必要がないため、この空間は被蒸着基板の直径に制限されるような最小限の大きさを有していればよい。また、長時間の蒸着を行うために、膜厚モニターの水晶振動子をリボルバー式のケースに複数枚設置し、順次、水晶振動子を交換する場合においても、膜厚モニターが蒸着源の側壁部に設置されるため、新たにスペースを空ける必要がない。
なお、本実施形態においては、膜厚モニターを被蒸着基板付近に設置していない。したがって、膜厚モニターを被蒸着基板付近に設置する場合と比較して、被蒸着基板と蒸着用開口部との距離や、膜厚モニター用開口部と膜厚モニターとの距離を正確に設定する必要がある。すなわち、蒸着速度の正確な再現性を得るために、被蒸着基板と蒸着源内に配置される蒸着用ルツボの蒸着用開口部との位置関係、及び膜厚モニター用開口部と膜厚モニターとの位置関係が厳密に維持される必要がある。
このため、本実施形態に係る蒸着装置は、蒸着源内に設置されたルツボの位置決め機構を備えている。すなわち、蒸着材料の継ぎ足しや交換等で蒸着源からルツボを脱着しても、被蒸着基板と蒸着用開口部との位置関係、及び膜厚モニター用開口部と膜厚モニターとの位置関係を厳密に再現出来るようにするため、ルツボと蒸着源との間に位置決め機構を付加している。
また、複数の蒸着源を設けた場合に、各蒸着源は、被蒸着基板以外の方向に向かって配置された開口部が互いに交差しないように配設されている。すなわち、複数の蒸着源を同時に使用する共蒸着の場合には、各蒸着源の蒸着用開口部を被蒸着基板に向けるとともに、各蒸着源の膜厚モニター用開口部を蒸着用開口部とは逆向きに設置することにより、クロストークの発生を少なくしている。このような構成とすることにより、小さな空間で複数の蒸着源を利用した場合であっても、クロストークの発生を少なくして正確な膜厚測定を行いながら共蒸着を行うことが可能となる。
また、被蒸着基板に向かって配置された開口部の開口面積は、被蒸着基板以外の方向に向かって配置された開口部の開口面積よりも大きくなるように設定することが好ましい。また、被蒸着基板に向かって配置された開口部のコンダクタンスは、被蒸着基板以外の方向に向かって配置された開口部のコンダクタンスよりも大きくなるように設定することが好ましい。このような構成とすることにより、膜厚モニターに堆積する蒸着材料を減少させることができる。
<実施例1>
以下、図面を参照して、本発明に係る蒸着装置の具体的な実施例について説明する。
以下、図面を参照して、本発明に係る蒸着装置の具体的な実施例について説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る蒸着装置に用いる蒸着源の概略を示す模式図である。また、図2は、図1に示す蒸着源を上方から見た状態の概略を示す模式図である。
本発明の実施例1に係る蒸着装置に用いる蒸着源は、図1に示すように、ベース3上にルツボ支柱2を固定し、このルツボ支柱2によりルツボ1を支持している。また、ツルボ1の底面には位置決め穴4が形成されている。ベース3に対してルツボ1を位置決めするには、位置決め穴4にルツボ支柱2を嵌め込めばよく、これにより、ベース3とルツボ1との位置関係が固定される。なお、図2に示すように、ルツボ1の底面に形成した位置決め穴4は、ルツボ1の高さと傾きを同時に規格化するために3カ所設けられており、これにより、ルツボ1を3点で支持するようになっている。ルツボ1の上部には蒸着用開口部5(図1参照)が形成されており、蒸着用開口部5の直上には被蒸着基板(図示せず)が載置されている。
また、ルツボ1の側壁には膜厚モニター用開口部6が形成されており、膜厚モニター用開口部6に正対する位置に、膜厚モニター支柱8を介して膜厚モニター7が固定されている。膜厚モニター支柱8はベース3に固定されており、これにより、ベース3に対する膜厚モニター7との位置決めがなされ、ルツボ1と膜厚モニター7の位置関係が固定される。
また、ルツボ1の周囲には、ルツボ1を加熱するためのヒーター9が配置されている。また、ルツボ1の底部に接触するようにして、ルツボ1の温度を測定するための熱伝対12が配置されている。さらに、ヒーター9の外側には、リフレクター10,11が設置されている。このリフレクター10,11により、ヒーター9からの輻射熱がルツボ1側に集中するようになっている。
実施例1に係る蒸着装置では、蒸着を行う際に、ルツボ1の内部に載置された蒸着材料(図示せず)の蒸気が、主に蒸着用開口部5から噴出し、被蒸着基板に照射されて蒸着材料の薄膜を形成する。この時、ルツボ1の側壁に形成された膜厚モニター用開口部6からも蒸着材料の蒸気が噴出される。蒸着用開口部5及び膜厚モニター用開口部6から噴出される蒸着材料の蒸気の流量は、各開口部5,6のコンダクタンスによって規格化される。したがって、各開口部5,6のコンダクタンスを規程することにより、被蒸着基板上での蒸着速度と、膜厚モニター7で測定される蒸着速度とを調整することができる。実施例1では、蒸着用開口部5に対する膜厚モニター用開口部6のコンダクタンスを1000:1に設定している。
上述したように、実施例1に係る蒸着装置によれば、被蒸着基板に対向する蒸着用開口部5と、膜厚モニター7に対向する膜厚モニター用開口部6とを区別して設けている。このような構成とすることにより、膜厚モニター7の使用寿命を延長して、タクトタイム、製品歩留率、製造コストを適正化することができる。
次に、実施例1に係る蒸着装置に関する具体的数値を説明する。
ルツボ1に、蒸着物としてAlq3を3g投入し、蒸着源直上に石英ガラス基板(図示せず)を配設した。また、石英ガラス基板の蒸着面に近接してシャッター(図示せず)を設置し、蒸着を行う時のみにシャッターを開き、蒸着を行っていない時にはシャッターを閉じて石英ガラス基板を覆い隠すようにした。蒸着用開口部5から石英ガラス基板の蒸着面までの距離は、200mmとした。また、膜厚モニター用開口部6から膜厚モニター7までの距離は、10mmとした。なお、膜厚モニター7は、水晶振動子を用いるタイプの物を使用した。
上述した構成からなる実施例1に係る蒸着装置を用いて、蒸着を行った。まず、蒸着源及び石英ガラス基板が設置されている真空チャンバー内を1×10-5paに真空排気した後、ヒーター9に通電してルツボ1を280℃に昇温した。その後、ルツボ1の温度が280℃に到達すると、膜厚モニター7により蒸着速度が1±0.1nm/secで安定していることを確認し、シャッターを開いて蒸着を開始した。そして、膜厚モニター7により、50nm成膜したことを確認した時点で、シャッターを閉じて蒸着を終了した。蒸着終了後に、石英ガラス基板上に蒸着したAlq3薄膜の厚さを測定したところ、基板中心部で50.1nmであった。
続いて、リフレクター10を取り外し、ルツボ1から蒸着源からを取り出した。そして、ルツボ1内に、新たな蒸着物としてAlq3を3g投入し、ルツボ1をルツボ支柱2に嵌め込んで蒸着源内に設置した。また、膜厚モニター7の水晶振動子を新たな物と交換した。この時、ルツボ1と膜厚モニター7とは、それぞれルツボ支柱2と膜厚モニター支柱8によりベース3に固定されるため、相互の位置関係が再現される。その後、上述した手順と同様にして、石英ガラス基板上にAlq3薄膜を50nm蒸着した。蒸着終了後に、石英基板上に蒸着したAlq3薄膜の厚さを測定したところ、基板中心部で50.2nmであった。膜厚は段差測定機で測定したが、第1回目の蒸着と第2回目の蒸着における0.1nmの差は測定誤差範囲内であり、ルツボ1と膜厚モニター7との位置関係が再現されていることが確認できた。
<実施例2>
次に、本発明の実施例2に係る蒸着装置について説明する。本発明の実施例2に係る蒸着装置は、複数の蒸着源を用いて共蒸着を行うための蒸着装置である。図3は、本発明の実施例2に係る蒸着装置の概略を示す模式図である。
次に、本発明の実施例2に係る蒸着装置について説明する。本発明の実施例2に係る蒸着装置は、複数の蒸着源を用いて共蒸着を行うための蒸着装置である。図3は、本発明の実施例2に係る蒸着装置の概略を示す模式図である。
本発明の実施例2に係る蒸着装置は、図3に示すように、真空チャンバー17内に、上述した実施例1に係る蒸着装置に用いたものと同様の2個の蒸着源13,14を配設したものである。2個の蒸着源13,14は、シールド板18を挟んで、被蒸着基板15に対して対称の位置に設置されている。このシールド板18は、各蒸着源13,14から放出される蒸着材料のガスが、互いの蒸着源に紛れ込むクロスコンタミネーションと称される現象を防止するために設置されている。また、被蒸着基板15を覆い隠す位置にシャッター16が設置されており、蒸着時のみにシャッター16を開いて、被蒸着基板15が蒸着源13,14からの蒸気に曝されるようになっている。
また、実施例2に係る蒸着装置では、2個の蒸着源13,14において、膜厚モニター用開口部が互いに交差しないように配設されている。このように、実施例2に係る蒸着装置によれば、小さな空間で複数の蒸着源を利用した場合であっても、クロストークの発生を少なくして正確な膜厚測定を行いながら共蒸着を行うことができる。
次に、実施例2に係る蒸着装置に関する具体的数値を説明する。
蒸着源13を収容するためのルツボにAlq3を3g投入するとともに、蒸着源14を収容するためのルツボにクマリン540を0.5g投入した。なお、被蒸着基板15として石英基板を用いた。各蒸着源13,14から被蒸着基板15までの距離は、200mmとした。シャッター16は、被蒸着基板15を覆い隠す位置に設置した。
そして、真空排気系19により真空チャンバー17を真空排気した。この際、真空計(図示せず)により真空チャンバー17内の圧力をモニターし、真空チャンバー内を1×10-5paとした。その後、蒸着源13を290℃に昇温するとともに、蒸着源14を260℃に昇温した。
蒸着源13の膜厚モニターにより、蒸着速度が5±0.1nm/secで安定していることを確認した。さらに、蒸着源14の膜厚モニターにより、蒸着速度が0.05±0.001nm/secで安定していることを確認し、シャッター16を開いて蒸着を開始した。その後、蒸着源13の膜厚モニターにより、50nm成膜したことを確認した時点で、シャッター16を閉じて蒸着を終了した。蒸着終了後に、被蒸着基板15上に蒸着した共蒸着薄膜の組成を分析したところ、Alq3に対しクマリン540が1.05%であることが確認できた。
1 ルツボ
4 位置決め穴
5 蒸着用開口部
6 膜厚モニター用開口部
7 膜厚モニター
4 位置決め穴
5 蒸着用開口部
6 膜厚モニター用開口部
7 膜厚モニター
Claims (5)
- 複数の開口部を有する蒸着源を備え、
前記複数の開口部のうちの一部が被蒸着基板に向かって配置されるとともに、他の開口部が被蒸着基板以外の方向に向かって配置されており、
前記被蒸着基板以外の方向に向かって配置された他の開口部に正対する位置に膜厚モニターが配置されていることを特徴とする蒸着装置。 - 前記蒸着源内に設置されたルツボの位置決め機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載の蒸着装置。
- 前記蒸着源を複数有し、
各蒸着源は、前記被蒸着基板以外の方向に向かって配置された開口部が互いに交差しないように配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の蒸着装置。 - 前記被蒸着基板に向かって配置された開口部の開口面積は、前記被蒸着基板以外の方向に向かって配置された開口部の開口面積よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の蒸着装置。
- 前記被蒸着基板に向かって配置された開口部のコンダクタンスは、前記被蒸着基板以外の方向に向かって配置された開口部のコンダクタンスよりも大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の蒸着装置。
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JP2006297375A JP2008115410A (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | 蒸着装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20120258239A1 (en) * | 2011-04-06 | 2012-10-11 | Applied Materials, Inc. | Evaporation system with measurement unit |
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2006
- 2006-11-01 JP JP2006297375A patent/JP2008115410A/ja not_active Withdrawn
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US20120258239A1 (en) * | 2011-04-06 | 2012-10-11 | Applied Materials, Inc. | Evaporation system with measurement unit |
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