JP2008114911A - Box pallet - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パレットの上面を囲むように、4つの側壁が形成されているとともに、各側壁が、パレットの上に重なるように折り畳むことが可能な、所謂、折り畳み可能なボックスパレットに関するものである。 The present invention relates to a so-called foldable box pallet in which four side walls are formed so as to surround the upper surface of the pallet and each side wall can be folded so as to overlap the pallet. .
従来、パレット部とボックス部とから構成されており、パレット部の一方の相対する辺部には、一方の相対する側壁がヒンジ連結されているとともに、パレット部のもう一方の相対する辺部には、もう一方の相対する側壁がヒンジ連結されており、また、パレット部にはフォーク差し込み口が形成されているボックスパレットが、一例として、特許文献1に記載されている。
Conventionally, it is composed of a pallet part and a box part, and one opposing side part of the pallet part is hinged to one opposing side wall and the other opposing side part of the pallet
上述した従来のボックスパレットにおいては、パレット部の辺部と側壁とをヒンジ連結するために、パレット部の辺部には、雌ヒンジ部が形成されているとともに、側壁の下部には、雄ヒンジ部が形成されており、パレット部側の雌ヒンジ部と側壁側の雄ヒンジ部を連結することにより、パレット部の辺部と側壁とがヒンジ連結されるように構成されている。 In the above-described conventional box pallet, in order to hinge-connect the side part of the pallet part and the side wall, a female hinge part is formed on the side part of the pallet part, and a male hinge is formed on the lower part of the side wall. A part is formed, and the side part and the side wall of the pallet part are hinge-connected by connecting the female hinge part on the pallet part side and the male hinge part on the side wall side.
上述した従来のボックスパレットにおいては、箱型に組み立てられた状態において、パレット部の垂直な外側面と側壁の垂直な外面とが、略面一であるので、ボックスパレットに収納された物品の重量により、側壁が、パレット部の垂直な外側面を越えて外側に膨出した場合に、この外側に膨出した側壁部分が、他の箱型に組み立てられたボックスパレットや他の物体に当接し、側壁が損傷するという問題があった。 In the above-described conventional box pallet, since the vertical outer surface of the pallet portion and the vertical outer surface of the side wall are substantially flush with each other when assembled in a box shape, the weight of the articles stored in the box pallet Therefore, when the side wall bulges outward beyond the vertical outer surface of the pallet part, the side wall part bulged to the outside comes into contact with a box pallet or other object assembled in another box shape. There was a problem that the side wall was damaged.
また、側壁が、パレット部の垂直な外側面を越えて外側に膨出していると、箱型に組み立てられたボックスパレットを、側壁が対向するように並設した際に、隣接するボックスパレットのパレット部が当接することなく、外側に膨出した側壁部分が当接することになり、従って、隣接する側壁間に間隙が形成されることになり、箱型に組み立てられたボックスパレットの収容効率が悪くなるという問題があった。 In addition, if the side wall bulges outward beyond the vertical outer surface of the pallet part, when the box pallets assembled in a box shape are arranged side by side so that the side walls face each other, the adjacent box pallet The side wall portion that bulges outside will come into contact without the pallet part coming into contact, so a gap will be formed between adjacent side walls, and the efficiency of accommodating the box pallet assembled in a box shape will be improved. There was a problem of getting worse.
本発明の目的は、上述した従来のボックスパレットが有する課題を解決することにある。 An object of the present invention is to solve the problems of the above-described conventional box pallet.
本発明は、上述した目的を達成するために、パレット部とボックス部とから構成されており、パレット部の一方の相対する辺部には、一方の相対する側壁がヒンジ連結されているとともに、パレット部のもう一方の相対する辺部には、もう一方の相対する側壁がヒンジ連結されているボックスパレットにおいて、第1には、ボックスパレットが箱型に組み立てられた状態において、側壁の仮想垂直外壁面が、パレット部の外側垂直壁より、所定量だけ引っ込んだ位置にあるように構成したものであり、第2には、側壁の仮想垂直外壁面より突出しているパレット部の水平天板に傾斜面を形成したものである。 The present invention comprises a pallet part and a box part in order to achieve the above-described object, and one opposing side part of the pallet part is hinged to one opposing side wall, In the box pallet in which the other opposite side wall is hinged to the other opposite side of the pallet part, first, in a state where the box pallet is assembled in a box shape, the side wall is virtually vertical The outer wall surface is configured to be in a position retracted by a predetermined amount from the outer vertical wall of the pallet part. Second, the horizontal top plate of the pallet part protruding from the virtual vertical outer wall surface of the side wall. An inclined surface is formed.
ボックスパレットが箱型に組み立てられた状態において、側壁の仮想垂直外壁面が、パレット部の外側垂直壁より、所定量だけ引っ込んだ位置にあるように構成したので、ボックスパレットに収納された物品の重量により、側壁が、外側に膨出していたとしても、側壁が、パレット部の外側垂直壁を超えて、外側に突出するようなことがないので、パレット部に較べて、強度的に弱い側壁が、他の箱型に組み立てられたボックスパレットや他の物体に当接し、側壁が損傷するようなことを防止することができる。 In a state where the box pallet is assembled in a box shape, the virtual vertical outer wall surface of the side wall is in a position retracted by a predetermined amount from the outer vertical wall of the pallet part. Even if the side wall bulges outside due to weight, the side wall does not protrude outward beyond the outer vertical wall of the pallet part, so the side wall is weaker than the pallet part. However, it is possible to prevent the side wall from being damaged due to contact with a box pallet or other object assembled in another box shape.
側壁の仮想垂直外壁面より突出しているパレット部の水平天板に傾斜面を形成したので、パレット部の水平天板全体が、水平面として形成されている従来のボックスパレットに較べて、パレット部の水平天板に溜まる塵埃等を減少することができる。 Since the inclined surface is formed on the horizontal top plate of the pallet part protruding from the virtual vertical outer wall surface of the side wall, the entire horizontal top board of the pallet part is compared with the conventional box pallet formed as a horizontal plane. Dust collected on the horizontal top plate can be reduced.
先ず最初に、図1及び図2を用いて、本発明のボックスパレットの全体構成について説明する。 First, the overall configuration of the box pallet of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 and 2.
ボックスパレットBpは、パレット部Pとボックス部Bとから構成されている。 The box pallet Bp is composed of a pallet part P and a box part B.
ボックス部Bは、パレット部Pの一方の相対する辺部に、後述するヒンジ部材を介してヒンジ連結されている一方の相対する側壁(詳細についは後述する。)1と、パレット部Pのもう一方の相対する辺部に、後述するヒンジ部材を介してヒンジ連結されているもう一方の相対する側壁(詳細についは後述する。)2とを有している。なお、以下においては、図1に示されている箱型に組み立てられた状態から、最初に、略垂直状態から略水平に倒される側壁1を、先行傾倒側壁と称し、また、先行傾倒側壁1に次いで、略垂直状態から略水平に倒される側壁2を、後行傾倒側壁2と称する。
The box part B has one opposite side wall (detailed later) 1 that is hinged to one opposite side part of the pallet part P via a hinge member, which will be described later, and the other part of the pallet part P. One opposite side portion has another opposite side wall (detailed later) 2 which is hinged via a hinge member which will be described later. In the following description, the
パレット部Pは、上部デッキ3と下部デッキ4とを有し、上部デッキ3の角部と下部デッキ4の角部は、隅桁5により連結されており、また、隅桁5間に位置する上部デッキ3と下部デッキ4とは、中間桁6により連結されており、更に、上部デッキ3と下部デッキ4の中央部は、図示されていない中央桁により連結されている。また、パレット部Pの各側部には、フォーク差し込み口7が形成されている。
The pallet part P has an
次に、図3〜図11を用いて、パレット部Pの詳細について説明する。 Next, details of the pallet portion P will be described with reference to FIGS.
上部デッキ3は、平面形状が略方形状の底部3aと、底部3aの周辺部に沿って立設された額縁状土手部材3bとを有している。額縁状土手部材3bは、隅桁5の外壁5a及び中間桁6の外壁6aと略面一な外側垂直壁3b1と、外側垂直壁3b1の上端から、底部3a方向に延在する水平天板3b2と、水平天板3b2の先端から、外側垂直壁3b1に略平行に下方に延在し、且つ、底部3aの縁部3a1に連結された内側垂直壁3b3とから形成されており、額縁状土手部材3bは、額縁状土手部材3bの長手方向と直交する断面形状が、略逆U字状に形成されている。
The
略逆U字状の額縁状土手部材3bの一方の相対する土手部3b’の所定部分の内側垂直壁3b3を、外側垂直壁3b1方向に膨出させることにより、一方の相対する土手部3b’には、図4に示されているように、奥板c1と相対する側板c2と底板c3とからなる、上方と底部3a側が開放された嵌合凹部C1が形成されている。このような嵌合凹部C1は、一方の相対する土手部3b’に、1個或いは2個以上形成されている。本実施例には、一方の相対する土手部3b’の中央部領域に2個の嵌合用凹部C1が形成されている例が示されている。なお、額縁状土手部材3bの一方の相対する土手部3b’には、後述する先行傾倒側壁1がヒンジ連結するように構成されているので、以下においては、一方の相対する土手部3b’を、先行傾倒側壁用土手部3b’と称する。
An inner vertical wall 3b3 of a predetermined portion of one
図5及び図6に示されているように、先行傾倒側壁用土手部3b’の両端部付近に位置する内側垂直壁3b3を、外側垂直壁3b1方向に膨出させることにより、先行傾倒側壁用土手部3b’の両端部付近には、奥板h1と相対する側板h2と底板h3とからなる、上方と底部3a側が開放された雌ヒンジ用凹部H1が形成されている。また、雌ヒンジ用凹部H1を構成する相対する側板h2のうち、もう一方の相対する土手部3b”側に位置する側壁h2には、水平天板3b2から底板h3まで、或いは、水平天板3b2から底板h3付近まで延在する縦長の縦スリットh4が形成されており、このような縦スリットh4は、もう一方の相対する土手部3b”側に位置する側壁h2の全部を削除することにより形成することもできるが、奥板h1側の一部或いは/及び内側垂直壁3b3を側の一部を残すことにより、縦スリットh4の相対する垂直部或いは一方の垂直部に、厚肉垂直リブh4aを形成することが好ましい。このような厚肉垂直リブh4aを形成することにより、雌ヒンジ用凹部H1の強度や剛性を高めることができる。更に、縦スリットh4付近に位置する水平天板3b2には、縦スリットh4と連通する横スリットh5が形成されている。横スリットh5の上端部には、内側垂直壁3b3に沿って、対向するように、略三角柱状のガイドブロックh6が形成されており、ガイドブロックh6は、傾斜面h6aと底面h6bとを有している。相対する傾斜面h6a間の間隙は、下方に行くに従って狭くなるように構成されている。
As shown in FIG. 5 and FIG. 6, the inner vertical wall 3b3 located near both ends of the
なお、本実施例には、先行傾倒側壁用土手部3b’の両端部付近に、それぞれ、1個の雌ヒンジ用凹部H1が形成されているとともに、雌ヒンジ用凹部H1間に、2個の嵌合用凹部C1が形成されている例が示されている。
In the present embodiment, one female hinge recess H1 is formed in the vicinity of both ends of the leading inclined side
額縁状土手部材3bのもう一方の相対する土手部3b”の水平天板3b2には、もう一方の相対する土手部3b”の略全幅に亘たって延在するとともに、上方に所定の高さに亘たって延在する、後述する後行傾倒側壁2がヒンジ連結される垂直壁部材8が立設されている。
The horizontal top plate 3b2 of the other
垂直壁部材8は、もう一方の相対する土手部3b”の内側垂直壁3b3と略面一な垂直壁部8aを有している。また、垂直壁部8aの所定部分を、土手部3b”の内側垂直壁3b3から外側垂直壁3b1方向に膨出させることにより、垂直壁部材8には、図7に示されているように、奥板c4と、相対する側板c5と、底板c6と、土手部3b”の内側垂直壁3b3と略面一な前板c7とからなる、上方及び底部3a側の一部が開放された嵌合用凹部C2が形成されている。なお、底板c6は、土手部3b”を構成する水平天板3b2の一部として形成されている。このような嵌合凹部C2は、垂直壁部材8に、1個或いは2個以上形成されている。本実施例には、額縁状土手部材3bのもう一方の相対する土手部3b”の水平天板3b2に立設された垂直壁部材8の中央部領域に2個の嵌合用凹部C2が形成されている例が示されている。
The
垂直壁部材8の垂直壁部8aの両端部付近を、上述した嵌合用凹部C2と同様に、土手部3b”の内側垂直壁3b3から外側垂直壁3b1方向に膨出させることにより、垂直壁部材8には、図8に示されているように、奥板h8と相対する側板h9と底板h10とからなる、上方と底部3a側が開放された雌ヒンジ用凹部H2が形成されている。雌ヒンジ用凹部H2の先行傾倒側壁用土手部3b’側に位置する側壁h9には、略その全面に亘たって側部開口h11が形成されているとともに、側部開口h11側に位置する垂直壁部8aの上端部には、側部開口h11に連通された切り欠き部h12が形成されている。本実施例には、垂直壁部材8の両端部に、それぞれ、1個の雌ヒンジ用凹部H2が形成されているとともに、雌ヒンジ用凹部H2間に、2個の嵌合用凹部C2が形成されている例が示されている。
In the same manner as the above-described fitting recess C2, the vicinity of both ends of the
垂直壁部材8を形成する垂直壁部8aの上端には、垂直壁部材8の全長に亘たって外側に延在する上端水平リブ8bが形成されているとともに、垂直壁部8aには、上端水平リブ8bの下面ともう一方の相対する土手部3b”を形成する水平天板3b2の上面とを連結する垂直リブ8cが、適当数、形成されている。
An upper end
図9に示されているように、上端水平リブ8bの先端と垂直リブ8cの先端とにより形成される垂直壁部材8の仮想垂直外壁面F1は、額縁状土手部材3bのもう一方の相対する土手部3b”を形成する外側垂直壁3b1より、所定量D1だけ引っ込んで形成されている。また、垂直壁部材8に形成された嵌合用凹部C2の奥板c4付近及び雌ヒンジ用凹部H2の奥板h8付近より外側に位置する、もう一方の相対する土手部3b”を形成する水平天板3b2の略全領域には、もう一方の相対する土手部3b”を形成する外側垂直壁3b1に向かって下方に傾斜した傾斜面3b2’が形成されている。換言すれば、もう一方の相対する土手部3b”の外側垂直壁3b1と水平天板3b2とにより形成される外側角部には、傾斜面3b2’が形成されている。このような傾斜面3b2’を形成することにより、水平天板3b2全体が、水平面として形成されている場合に較べて、水平天板3b2に溜まる塵埃等を減少することができる。
As shown in FIG. 9, the virtual vertical outer wall surface F1 of the
雌ヒンジ用凹部H2と嵌合用凹部C2間に位置する上端水平リブ8bには、凹状或いは透孔状の嵌合窪み部8b1が形成されている。また、図11に示されているように、嵌合用凹部C2間に位置する上端水平リブ8bの中央部上面には、相対する傾斜面9aと水平上面9bとを有する略台形状の嵌合ブロック9が形成されているとともに、略台形状の嵌合ブロック9の水平上面9bには、垂直壁部材8の長手方向に対して略垂直な嵌合溝9cが形成されている。
The upper end
次に、図12〜図17を用いて、上述した額縁状土手部材3bの先行傾倒側壁用土手部3b’に配設される先行傾倒側壁1について説明する。
Next, with reference to FIGS. 12 to 17, the leading
先行傾倒側壁1は、略方形状の板状部1aを有しており、板状部1aの上端水平縁には、板状部1aの外面(ボックスパレットBpが箱型に組み立てられた際に、外側に位置する面)1a1から外方に延在する上端水平リブ1bが形成されており、また、板状部1aの下端水平縁には、板状部1aの外面1a1から外方に延在する下端水平リブ1cが形成されている。また、板状部1aの相対する垂直端縁1dより、所定の縦長帯状部1eを残して位置する板状部1aには、上端水平リブ1bの両端と下端水平リブ1cの両端を連結する端部垂直リブ1fが形成されている。縦長帯状部1eに位置する板状部1aの外面1a1には、所定の間隔を置いて、複数の嵌合突条1e1が、上下方向に配設されている。なお、本実施例には、5個の嵌合突条1e1が形成されている例が示されている。
The
相対する垂直端縁1dの近傍には、上端水平リブ1bと下端水平リブ1cとを連結する端部側垂直リブ1gが、それぞれ形成されており、垂直端縁1dと端部側垂直リブ1gとの間に位置する領域の上部及び下部には、それぞれ、垂直端縁1dと端部側垂直リブ1gとを連結する上部水平区画リブ1hと下部水平区画リブ1iが形成されている。
In the vicinity of the opposing
上述したように、上部水平区画リブ1hと下部水平区画リブ1iとを形成することにより、端部垂直リブ1fと端部側垂直リブ1gとの間に位置する領域の上部及び下部には、端部垂直リブ1fと端部側垂直リブ1gと上部水平区画リブ1hと下部水平区画リブ1iと板状部1aとにより囲まれた配設空間Aが形成されている。本実施例には、端部垂直リブ1fと端部側垂直リブ1gとの間に位置する一方の領域の上部及び下部に、それぞれ、1個の配設空間Aが形成されているとともに、端部垂直リブ1fと端部側垂直リブ1gとの間に位置するもう一方の領域の上部及び下部に、それぞれ、1個の配設空間Aが形成されており、合計4個の配設空間Aが形成されている例が示されているが、端部垂直リブ1fと端部側垂直リブ1gとの間に位置する一方の領域及び端部垂直リブ1fと端部側垂直リブ1gとの間に位置するもう一方の領域に、それぞれ、3個以上の配設空間Aを形成することもできる。また、端部垂直リブ1fと端部側垂直リブ1gとの間に位置する一方の領域及び端部垂直リブ1fと端部側垂直リブ1gとの間に位置するもう一方の領域の上部のみの一箇所に、配設空間Aを形成することもできる。
As described above, by forming the upper
配設空間A内に位置する端部垂直リブ1fには、補強ブロック1jが連接されているとともに、補強ブロック1jと端部垂直リブ1fには、縦長のロック部挿入透孔1kが穿設されている。なお、ロック部挿入透孔1kが穿設されている端部垂直リブ1f付近に位置する縦長帯状部1eには、嵌合突条1d1が突設されることがないように構成されている。なお、ロック部挿入透孔1kより、板状部1a側に位置する補強ブロック1jと端部垂直リブ1fには、先行傾倒側壁1の重量の軽減化や、合成樹脂材の節約や、先行傾倒側壁1の成形時における冷却過程での変形を防止するために、貫通孔1k’が穿設されている。
A reinforcing
補強ブロック1jと端部垂直リブ1fに形成された縦長のロック部挿入透孔1kは、板状部1aと平行で、且つ、板状部1a側に位置する内部側垂直内面1k1と、内部側垂直内面1k1と対向する外部側垂直内面1k2と、天井面1k3と、底面1k4とから構成されている。外部側垂直内面1k2には、係止凹部1k5が形成されており、係止凹部1k5は、ロック部挿入透孔1k側及び嵌合突条1e1側が開放されている。
A vertically long lock portion insertion through-
配設空間A内に位置する板状部1aには、上下方向に、上部水平区画リブ1hから下部水平区画リブ1iまで延在するとともに、左右方向に、補強ブロック1jから端部側垂直リブ1g付近まで延在する、後述する係止部材が嵌合される嵌合凹部1mが形成されている。嵌合凹部1mは、奥板1m1と上部水平区画リブ1hの下面と下部水平区画リブ1iの上面と相対する側面1m2とにより囲まれており、前面が開放されている。また、嵌合凹部1mを構成する奥板1m1の上端部には、横長の上部嵌合孔1nが穿設されているとともに、奥板1m1の下端部にも、横長の下部嵌合孔1pが穿設されている。更に、図17に示されているように、上部嵌合孔1nの天井面1n1と板状部1aの内面(ボックスパレットBpが箱型に組み立てられた際に、内側に位置する面)1a2との角部には、上部係止ノッチ1qが形成されているとともに、下部嵌合孔1pの底面1p1と板状部1aの内面1a2との角部にも、上部係止ノッチ1qと同様の下部係止ノッチ1rが形成されている。
The plate-
また、配設空間A内に位置する板状部1aに形成されている嵌合凹部1mには、奥板1m1に穿設された上部嵌合孔1nと下部嵌合孔1p以外には、一切、透孔は穿設されておらず、また、嵌合凹部1mを除く、配設空間A内に位置する板状部1aにも、一切、透孔は穿設されていない。
Further, in the
配設空間Aを構成する上部水平区画リブ1hの下面には、板状部1aに平行な上部ガイドレール1sが形成されているとともに、配設空間Aを構成する下部水平区画リブ1iの上面には、板状部1aに平行な下部ガイドレール1tが形成されている。
An
図12に示されているように、先行傾倒側壁1の下端水平リブ1cの下面には、上述した上部デッキ3を形成する額縁状土手部材3bの先行傾倒側壁用土手部3b’に形成されている嵌合凹部C1に対応して、嵌合凹部C1に嵌合可能な嵌合ブロックV1が垂下されている。また、先行傾倒側壁1の下端水平リブ1cの下面には、上部デッキ3を形成する額縁状土手部材3bの先行傾倒側壁用土手部3b’に形成されている雌ヒンジ用凹部H1に対応して、雄ヒンジ部材H1’が垂設されている。雄ヒンジ部材H1’は、上述した嵌合ブロックV1と同様の雌ヒンジ用凹部H1に嵌合可能な嵌合ブロック本体h1’と、嵌合ブロック本体h1’の縦長帯状部1e側の側面h1a’の下端部に、該側面h1a’に略垂直に形成された短軸h1b’とを有している。
As shown in FIG. 12, on the lower surface of the lower end horizontal rib 1c of the preceding
先行傾倒側壁1を、上部デッキ3を形成する額縁状土手部材3bの先行傾倒側壁用土手部3b’の上方に配置し、その後、先行傾倒側壁1を下降させて、先行傾倒側壁1の嵌合ブロックV1を、先行傾倒側壁用土手部3b’に形成されている嵌合凹部C1に嵌合する。この先行傾倒側壁用土手部3b’に形成されている嵌合凹部C1への先行傾倒側壁1の嵌合ブロックV1の嵌合と並行して、先行傾倒側壁1の雄ヒンジ部材H1’を形成する嵌合ブロック本体h1’が、先行傾倒側壁用土手部3b’に形成されている雌ヒンジ用凹部H1に嵌合されるとともに、先行傾倒側壁1の雄ヒンジ部材H1’を形成する短軸h1b’が、雌ヒンジ用凹部H1を構成する相対する略三角柱状のガイドブロックh6の相対する傾斜面h6aに案内されながら、相対するガイドブロックh6間に形成されている間隙h6’を経て、縦スリットh4に挿入されることにより、先行傾倒側壁1の雄ヒンジ部材H1’と上部デッキ3を構成する額縁状土手部材3bの先行傾倒側壁用土手部3b’に形成された雌ヒンジ用凹部H1とがヒンジ連結されることになる。このようにして、先行傾倒側壁1が、パレット部Pの額縁状土手部材3bを構成する先行傾倒側壁用土手部3b’にヒンジ連結されることになる。
The leading
なお、相対するガイドブロックh6間に形成されている間隙h6’の間隙幅は、短軸h1b’の直径より狭く形成されているので、短軸h1b’は、ガイドブロックh6が形成されている内側垂直壁3b3や雌ヒンジ用凹部H1を形成する奥板h1を外側に弾性変形させて、相対するガイドブロックh6間に形成されている間隙h6’を拡げるようにして、相対するガイドブロックh6間に形成されている間隙h6’を経て、縦スリットh4に挿入されることになる。このように、先行傾倒側壁1の雄ヒンジ部材H1’を形成する短軸h1b’が、短軸h1b’の直径より狭い間隙を有する、相対するガイドブロックh6間に形成されている間隙h6’に圧入されるように構成されているので、先行傾倒側壁1が、上方に持ち上げられても、先行傾倒側壁1の雄ヒンジ部材H1’を形成する短軸h1b’が、上部デッキ3を構成する額縁状土手部材3bの先行傾倒側壁用土手部3b’に形成された雌ヒンジ用凹部H1の相対するガイドブロックh6間に形成されている間隙h6’から、簡単には、抜け出ないように構成されている。
The gap width of the gap h6 ′ formed between the opposing guide blocks h6 is narrower than the diameter of the short axis h1b ′, so that the short axis h1b ′ is the inner side where the guide block h6 is formed. The back plate h1 forming the vertical wall 3b3 and the female hinge recess H1 is elastically deformed outward so as to widen the gap h6 ′ formed between the opposing guide blocks h6, and between the opposing guide blocks h6. It is inserted into the longitudinal slit h4 through the formed gap h6 ′. In this way, the short axis h1b ′ forming the male hinge member H1 ′ of the
次に、図18〜図20を用いて、後行傾倒側壁2について説明する。
Next, the trailing
後行傾倒側壁2は、略方形状の板状部2aを有しており、板状部2aの上端水平縁には、板状部2aの外面(ボックスパレットBpが箱型に組み立てられた際に、外側に位置する面)2a1から外方に延在する上端水平リブ2bが形成されており、また、板状部1aの下端水平縁には、板状部1aの外面1a1から外方に延在する下端水平リブ2cが形成されている。板状部1aの相対する垂直端縁2dには、板状部2aの内面(ボックスパレットBpが箱型に組み立てられた際に、内側に位置する面)2a2に略垂直な当接枠2eが形成されている。
The trailing
当接枠2eには、板状部2aに平行な嵌合孔2e1が形成されており、嵌合孔2e1には、上述した先行傾倒側壁1の縦長帯状部1eに突設された嵌合突条1e1が挿入されるように構成されている。また、当接枠2eの板状部2aと平行な先端垂直面2e2の上部には、後述するロック部材のロック部が挿入可能なロック部挿入凹部2e3が形成されている。
The
また、後行傾倒側壁2の下端水平リブ2cの下面には、上述した上部デッキ3を構成する額縁状土手部材3bのもう一方の土手部3b”の水平天板3b2に立設されている垂直壁部材8に形成されている嵌合凹部C2に対応して、嵌合凹部C2に嵌合可能な嵌合ブロックV2が垂下されている。
Further, on the lower surface of the lower end
更に、後行傾倒側壁2の下端水平リブ2cの下面には、上部デッキ3を構成する額縁状土手部材3bのもう一方の土手部3b”の水平天板3b2に立設されている垂直壁部材8に形成されている雌ヒンジ用凹部H2に対応して、雄ヒンジ部材H2’が垂設されている。雄ヒンジ部材H2’は、雌ヒンジ用凹部H2に嵌合可能な嵌合ブロック本体h2’と、嵌合ブロック本体h2’の当接枠2e側の側面h2a’の下端部に、該側面h2a’に略垂直に形成された短軸h2b’とを有している。
Further, on the lower surface of the lower end
略水平状態の後行傾倒側壁2を、後行傾倒側壁2の下端水平リブ2cに形成されている嵌合ブロックV2が、上部デッキ3を構成する額縁状土手部材3bのもう一方の土手部3b”の水平天板3b2に立設されている垂直壁部材8に形成されている嵌合凹部C2に対向するとともに、後行傾倒側壁2の雄ヒンジ部材H2’の嵌合ブロック本体h2’が、垂直壁部材8に形成されている雌ヒンジ用凹部H2に対向するように配置する。その後、後行傾倒側壁2を、嵌合用凹部C2の奥壁c4及び雌ヒンジ用凹部H2の奥壁h8方向に移動させて、後行傾倒側壁2の嵌合ブロックV2の先端部を、垂直壁部材8に形成されている嵌合凹部C2に嵌合する。この嵌合凹部C2への後行傾倒側壁2の嵌合ブロックV2の嵌合と並行して、後行傾倒側壁2の雄ヒンジ部材H2’を形成する嵌合ブロック本体h2’の先端部が、垂直壁部材8に形成されている雌ヒンジ用凹部H2に嵌合されるとともに、後行傾倒側壁2の雄ヒンジ部材H2’を形成する短軸h2b’が、額縁状土手部材3bのもう一方の土手部3b”に立設されている垂直壁部材8の垂直壁部8aの上端部に形成されている切り欠き部h12を経て、切り欠き部h12に連通されている側部開口h11に挿入されるように構成されている。このようにして、後行傾倒側壁2の雄ヒンジ部材H2’と上部デッキ3を形成する額縁状土手部材3bのもう一方の土手部3b”に立設された垂直壁部材8に形成されている雌ヒンジ用凹部H2とがヒンジ連結されることになる。このようにして、後行傾倒側壁2が、パレット部Pの額縁状土手部材3bを構成するもう一方の土手部3b”に立設された垂直壁部材8にヒンジ連結されることになる。
The fitting block V2 formed on the rearwardly
なお、もう一方の相対する土手部3b”に立設された垂直壁部材8の側部開口h11側に位置する垂直壁部8aの上部に、切り欠き部h12が形成されており、上端水平リブ8cには、上述した雌ヒンジ用凹部H1を形成する横スリットh5が形成されていないので、後行傾倒側壁2が上方に持ち上げられても、後行傾倒側壁2の雄ヒンジ部材H2’を形成する短軸h2b’が、切り欠き部h12付近の上端水平リブ8bに当接することになるので、簡単には、後行傾倒側壁2の雄ヒンジ部材H2’と上部デッキ3を形成する額縁状土手部材3bのもう一方の土手部3b”に立設された垂直壁部材8に形成された雌ヒンジ用凹部H2とのヒンジ連結が解除されるようなことはない。
A notch h12 is formed in the upper portion of the
後行傾倒側壁2の下端水平リブ2cの略中央部には、下端水平リブ2cを上方に膨出させることにより、相対する傾斜面2f1と水平面2f2とからなる、前方及び下方が開放された嵌合凹部2fが形成されている。後行傾倒側壁2を、略垂直に立てた際には、嵌合凹部2fに、上部デッキ3を形成する額縁状土手部材3bのもう一方の土手部3b”に立設された垂直壁部材8の上端水平リブ8cの中央部上面に形成されてた略台形状の嵌合ブロック9が嵌合されるように構成されている。
In the substantially central portion of the lower end
後行傾倒側壁2の上端水平リブ2bや下端水平リブ2cや垂直端縁2dや必要に応じて形成される垂直リブ2gや水平リブ2hの各先端により形成される後行傾倒側壁2の仮想垂直外壁面F2は、図9に示されているように、上端水平リブ8bの先端と垂直リブ8cの先端とにより形成される垂直壁部材8の仮想垂直外壁面F1と略面一に形成されている。
Virtual vertical of the trailing
次に、上述した先行傾倒側壁1に形成された配設空間A内に配設されるロック部材U及び衝合部材Eについて説明する。
Next, the lock member U and the abutting member E arranged in the arrangement space A formed in the above-described
先ず最初に、図21及び図22を用いて、ロック部材Uについて説明する。 First, the lock member U will be described with reference to FIGS. 21 and 22.
ロック部材Uは、相対する縦長の長方形状の垂直側壁u1aと相対する水平側壁u1bとにより、略角筒状に形成された角筒部u1を有しているとともに、角筒部u1の中程に形成された隔壁u1’とを有している。また、角筒部u1を形成する相対する垂直側壁u1aの一方の垂直側壁u1aには、垂直側壁u1aに垂直で、且つ、垂直側壁u1aの上下方向に沿って延在する厚板状のロック部u2が形成されている。また、角筒部u1を形成する相対する垂直側壁u1aのもう一方の垂直側壁u1a(ロック部u2が形成されていない垂直側壁)には、後述する衝合部材Eに形成されている当接弾性舌片が通過可能な切欠き部u3が形成されている。 The lock member U has a rectangular tube portion u1 formed in a substantially rectangular tube shape by a vertically long rectangular vertical sidewall u1a and a horizontal wall u1b facing each other, and the middle of the rectangular tube portion u1. And a partition wall u1 ′. Further, one vertical side wall u1a of the opposing vertical side walls u1a forming the rectangular tube portion u1 is a thick plate-like lock portion that is perpendicular to the vertical side wall u1a and extends in the vertical direction of the vertical side wall u1a. u2 is formed. Further, the other vertical side wall u1a of the opposing vertical side wall u1a forming the rectangular tube portion u1 (a vertical side wall where the lock portion u2 is not formed) is abutting elasticity formed on the abutting member E described later. A notch u3 through which the tongue piece can pass is formed.
ロック部u2に、一対の水平スリットs1aと、一対の水平スリットs1aのロック部u2の先端側に位置する端部を連結する垂直スリットs1bとからなる略コの字状のスリットs1を形成することにより、係止弾性舌片u4が形成されており、係止弾性舌片u4の自由端部には、係止突起u4aが突設されている。また、角筒部u1を形成する相対する水平側壁u1bには、隔壁u1’に沿って、それぞれ、ガイド突片u5が突設されている。なお、u6は、切欠き部u3が形成されている垂直側壁u1aと切欠き部u3が形成されていない垂直側壁u1aとを連結する補強水平リブであり、補強水平リブu6は、切欠き部u3内に突設しないように構成されている。 A substantially U-shaped slit s1 comprising a pair of horizontal slits s1a and a vertical slit s1b connecting the ends of the pair of horizontal slits s1a located on the distal end side of the lock part u2 is formed in the lock part u2. Thus, a latching elastic tongue piece u4 is formed, and a latching protrusion u4a projects from the free end of the latching elastic tongue piece u4. In addition, guide protrusions u5 project from the opposing horizontal side walls u1b forming the rectangular tube portion u1 along the partition wall u1 '. Note that u6 is a reinforcing horizontal rib that connects the vertical side wall u1a where the notch u3 is formed and the vertical side wall u1a where the notch u3 is not formed, and the reinforcing horizontal rib u6 is the notch u3. It is configured not to project inside.
次に、図23及び図24を用いて、上述した先行傾倒側壁1に形成された配設空間A内に配設される衝合部材Eについて説明する。
Next, with reference to FIG. 23 and FIG. 24, the abutting member E arranged in the arrangement space A formed in the above-described
衝合部材Eは、先行傾倒側壁1の配設空間A内に位置する板状部1aに形成された嵌合凹部1mに嵌合されるように構成されている。衝合部材Eは、略方形状の板状本体e1を有しており、板状本体e1の裏面(衝合部材Eを、嵌合凹部1mに嵌合した際に、嵌合凹部1mの奥板1m1に当接、或いは、嵌合凹部1mの奥板1m1に近接する面)e1’の上端部には、上部盲ブロックe2が突設されているとともに、板状本体e1の裏面e1’の下端部には、上部盲ブロックe2と同様の下部盲ブロックe3が突設されている。
The abutting member E is configured to be fitted into a
上部盲ブロックe2の上面e2aは、板状本体e1の上面e1aと略面一になるように形成されており、上部盲ブロックe2の上面e2aには、上述した先行傾倒側壁1に穿設された上部嵌合孔1nの天井面1n1と板状部1aの内面1a2との角部に形成された上部ノッチ1qに嵌合されるように構成された上部係止突条e4が突設されている。同様に、上部盲ブロックe3の下面e3aは、板状本体e1の下面e1bと略面一になるように形成されており、下部盲ブロックe3の下面e3aには、上述した先行傾倒側壁1に穿設された下部嵌合孔1pの底面1p1と板状部1aの内面1a2との角部に形成された下部ノッチ1rに嵌合されるように構成された下部係止突条e5が突設されている。
The upper surface e2a of the upper blind block e2 is formed so as to be substantially flush with the upper surface e1a of the plate-like body e1, and the upper inclined block e2 has an upper surface e2a that is formed in the above-described previously
板状本体e1に、一対の水平スリットs2aと、一対の水平スリットs2aの一方の端部を連結する垂直スリットs2bとからなる略コの字状のスリットs2を形成することにより、ロック解除位置にあるロック部材Uの端部側垂直リブ1g方向への移動を制限するための当接弾性舌片e6が形成されている。当接弾性舌片e6の少なくとも自由端部は、板状本体e1の前面(衝合部材Eを、嵌合凹部1mに嵌合した際に、外側に位置する面)e1”から突出して位置するように構成されている。
By forming a substantially U-shaped slit s2 composed of a pair of horizontal slits s2a and a vertical slit s2b connecting one end of the pair of horizontal slits s2a in the plate-like main body e1, it is at the unlocked position. An abutting elastic tongue e6 is formed for restricting movement of the lock member U in the direction of the end-side
次に、図25〜図28を用いて、先行傾倒側壁1に形成された配設空間A内への衝合部材Eの取り付けについて説明する。
Next, the attachment of the abutting member E into the arrangement space A formed in the preceding
先ず最初に、配設空間A内に位置する板状部1aに形成された嵌合凹部1mに、衝合部材Eの板状本体e1の裏面e1’と嵌合凹部1mの奥板1m1とが対向するように、衝合部材Eを嵌合するとともに、衝合部材Eの上部盲ブロックe2を、嵌合凹部1m内に位置する板状部1aに穿設された上部嵌合孔1nに嵌入させ、また、衝合部材Eの下部盲ブロックe3を、嵌合凹部1m内に位置する板状部1aに穿設された下部嵌合孔1pに嵌入させる。その後、衝合部材Eを、嵌合凹部1mの奥板1m1方向に更に押し込むと、上部盲ブロックe2の上面e2aに突設されている上部係止突条e4が、先行傾倒側壁1に穿設された上部嵌合孔1nの天井面1n1と板状部1aの内面1a2との角部に形成された上部ノッチ1qに嵌合され、また、下部盲ブロックe3の下面e3aに突設されている下部係止突条e5が、先行傾倒側壁1に穿設された下部嵌合孔1pの底面1p1と板状部1aの内面1a2との角部に形成された下部ノッチ1rに嵌合されることになる。このようにして、配設空間A内に位置する板状部1aに形成された嵌合凹部1mに、衝合部材Eが取り付けられることになる。配設空間A内に位置する板状部1aに形成された嵌合凹部1mに、衝合部材Eが取り付けられた際には、衝合部材Eの板状本体e1は、嵌合凹部1m内に収容され、また、衝合部材Eの当接弾性舌片e6の少なくとも自由端部は、配設空間A内に位置する板状部1aの外面1a1を超えて、外側に突出するように構成されている。
First, on the
次に、図29〜図34を用いて、先行傾倒側壁1に形成された配設空間A内へのロック部材Uの取り付けについて説明する。
Next, with reference to FIGS. 29 to 34, the attachment of the lock member U into the arrangement space A formed in the preceding
先ず最初に、図29に示されているように、ロック部材Uを構成する係止弾性舌片u4の係止突起u4aが、外側(先行傾倒側壁1の板状部1aに対して、反対側)に位置し、また、角筒部u1のロック部u2が形成されていない垂直側壁u1aに形成された切欠き部u3が、先行傾倒側壁1の板状部1aと対向するとともに、切欠き部u3が、配設空間A内に位置する端部側垂直リブ1g側に位置し、また、角筒部u1のロック部u2が、配設空間A内に位置する端部垂直リブ1f側に位置するように、ロック部材Uを、先行傾倒側壁1に形成された配設空間Aの開放側に配置する。
First, as shown in FIG. 29, the locking protrusion u4a of the locking elastic tongue u4 constituting the locking member U is located on the outer side (opposite side to the plate-
次いで、図31及び図32に示されているように、角筒部u1のロック部u2が形成されていない垂直側壁u1a、即ち、切欠き部u3が形成されている垂直側壁u1aが、端部側垂直リブ1gに当接或いは近接するとともに、ロック部u2が形成されている垂直側壁u1aが、衝合部材Eの当接弾性舌片e6の根元部付近、或いは、当接弾性舌片e6に当接するように、ロック部材Uを、先行傾倒側壁1に形成された配設空間A内に配設する。この状態においては、ロック部材Uの角筒部u1の相対する水平側壁u1bに形成されているガイド突片u5が、配設空間Aを構成する上部水平区画リブ1hの下面1h1に形成されている上部ガイドレール1s及び下部水平区画リブ1iの上面1i1に形成されている下部ガイドレール1tに、正面から見て、重ならないように構成されている。
Next, as shown in FIGS. 31 and 32, the vertical side wall u1a in which the lock portion u2 of the square tube portion u1 is not formed, that is, the vertical side wall u1a in which the cutout portion u3 is formed is an end portion. The vertical side wall u1a in which the lock portion u2 is formed and in contact with or close to the side
次いで、図32及び図33に示されているように、ロック部材Uを、端部垂直リブ1f方向に移動させるとともに、ロック部材Uの角筒部u1のロック部u2が形成されている垂直側壁u1aにより、衝合部材Eの当接弾性舌片e6を押し付け弾性変形させて、当接弾性舌片e6を、嵌合凹部1m内に入り込ませる。その後、更に、ロック部材Uを、端部垂直リブ1f方向に移動させると、ロック部材Uの角筒部u1のロック部u2が形成されている垂直側壁u1aが、衝合部材Eの当接弾性舌片e6の先端e6aを超えることになり、ロック部材Uの角筒部u1のロック部u2が形成されている垂直側壁u1aが、衝合部材Eの当接弾性舌片e6の先端e6aを超えた時点で、衝合部材Eの当接弾性舌片e6が、その弾性復元力により、衝合部材Eの当接弾性舌片e6の少なくとも自由端部が、配設空間A内に位置する板状部1aの外面1a1を超えて外側に突出した元の位置に戻ることになる。また、この状態においては、ロック部材Uのロック部u2の先端部が、配設空間A内に位置する端部垂直リブ1fと補強ブロック1jに穿設されたロック部挿入透孔1kに挿入されているとともに、ロック部u2の先端が、端部垂直リブ1fを越えて外側に突出しないように構成されている。更に、この状態においては、図22に示されているように、ロック部材Uの角筒部u1の相対する水平側壁u1bに形成されているガイド突片u5が、配設空間Aを構成する上部水平区画リブ1hの下面1h1に形成されている上部ガイドレール1s及び下部水平区画リブ1iの上面1i1に形成されている下部ガイドレール1tの背後に位置し、且つ、正面から見て、互いに重なるように構成されている。このようにして、先行傾倒側壁1に形成された配設空間A内に、ロック部材Uが取り付けられることになる。なお、ロック部材Uを、端部垂直リブ1f方向に移動させた際には、ロック部材Uを構成する角筒部u1のロック部u2が形成されていない垂直側壁u1aに形成された切欠き部u3には、衝合部材Eの当接弾性舌片e6が挿通されるように構成されているので、ロック部u2が形成されていない垂直側壁u1aに、衝合部材Eの当接弾性舌片e6が接触するようなことがない。
Next, as shown in FIGS. 32 and 33, the lock member U is moved in the direction of the end
図32に示されているように、ロック部材Uを構成する角筒部u1のロック部u2が形成されている垂直側壁u1aの角筒部u1内に位置する内面u1a’が、衝合部材Eの当接弾性舌片e6の先端e6aに当接、或いは、当接弾性舌片e6の先端e6aに近接している状態では、ロック部材Uのロック部u2の先端部が、配設空間A内に位置する端部垂直リブ1fと補強ブロック1jに穿設されたロック部挿入透孔1kに挿入されているとともに、ロック部u2の先端が、端部垂直リブ1fを越えて外側に突出しないように構成されている。この状態において、ロック部材Uを、端部側垂直リブ1g方向に移動しようとしても、ロック部u2が形成されている垂直側壁u1aの角筒部u1内に位置する内面u1a’が、衝合部材Eの当接弾性舌片e6の先端e6aに当接することになり、従って、ロック部材Uが、端部側垂直リブ1g方向に移動し、ロック部材Uのロック部u2が、補強ブロック1jと端部垂直リブ1fに穿設されているロック部挿入透孔1kから抜け出て、ロック部材Uが、配設空間Aから外れるようなことを防止することができる。このようなロック部材Uの状態或いは位置を、ロック部材Uの解除状態、或いは、ロック部材Uの解除位置と称する。更に、このロック部材Uの解除位置においては、ロック部u2に形成されている係止弾性舌片u4は、ロック部挿入透孔1kに挿入されていない。
As shown in FIG. 32, the inner surface u1a ′ positioned in the rectangular tube portion u1 of the vertical side wall u1a in which the lock portion u2 of the rectangular tube portion u1 constituting the lock member U is formed is an abutting member E. When the contact elastic tongue piece e6 is in contact with the tip end e6a of the contact elastic tongue piece e6 or close to the tip end e6a of the contact elastic tongue piece e6, the distal end portion of the lock portion u2 of the lock member U is in the arrangement space A. Is inserted into the end
上述したロック部材Uの解除位置から、ロック部材Uの角筒部u1を、補強ブロック1j方向に移動させると、ロック部u2に形成されている係止弾性舌片u4の係止突起u4aが、ロック部挿入透孔1kに挿入されるとともに、係止弾性舌片u4の係止突起u4aが、ロック部挿入透孔1kの外部側垂直内面1k2に当接し、係止弾性舌片u4がその弾性力に抗して、内部側垂直内面1k1方向に弾性変形することになる。更に、ロック部材Uの角筒部u1を、補強ブロック1j方向に移動させると、図34に示されているように、ロック部材Uのロック部u2の先端部が、端部垂直リブ1fを越えて外側に突出するとともに、係止弾性舌片u4の係止突起u4aが、ロック部挿入透孔1kの外部側垂直内面1k2に形成された係止凹部1k5に到達した時点で、係止弾性舌片u4は、その弾性復元力により、外部側垂直内面1k2方向に回動し、係止弾性舌片u4の係止突起u4aが、ロック部挿入透孔1kの外部側垂直内面1k2に形成された係止凹部1k5に係合されることになる。このようなロック部材Uの状態或いは位置を、ロック部材Uのロック状態、或いは、ロック部材Uのロック位置と称する。ロック部材Uのロック位置においては、ロック部材Uのロック部u2に形成されている係止弾性舌片u4の係止突起u4aが、補強ブロック1jと端部垂直リブ1fに穿設されたロック部挿入透孔1kの外部側垂直内面1k2に形成された係止凹部1k5に係合されているので、簡単には、ロック部材Uが、端部側垂直リブ1g方向に移動しないように構成されている。
When the rectangular tube portion u1 of the lock member U is moved in the direction of the reinforcing
次に、図2に示されているように、折り畳まれた状態のボックスパレットBpを、図1に示されているように、箱型に組み立てる順序について、主として、図35及び図36を用いて説明する。 Next, as shown in FIG. 2, the order of assembling the box pallet Bp in a folded state into a box shape as shown in FIG. 1 will be mainly described with reference to FIGS. 35 and 36. explain.
先ず最初に、略水平状態の後行傾倒側壁2を略垂直立て、次いで、略水平状態の先行傾倒側壁1を、垂直方向に回動させる。このように、後行傾倒側壁2に次いで、先行傾倒側壁1を略垂直に立てた状態においては、図36に示されているように、後行傾倒側壁2の当接枠2eに、先行傾倒側壁1の縦長帯状部1eが当接、或いは、近接するとともに、先行傾倒側壁1の縦長帯状部1eに突設されている嵌合突条1e1が、後行傾倒側壁2の当接枠2eに穿設されている嵌合孔2e1に挿入されることになる。このように、略水平状態の後行傾倒側壁2を略垂直立て、次いで、略水平状態の先行傾倒側壁1を略垂直立てる箱型への組み立て作業時においては、先行傾倒側壁1に形成された配設空間A内に取り付けられているロック部材Uは、解除位置にある。即ち、ロック部材Uのロック部u2の先端u2aは、端部垂直リブ1fを超えて、外側に突出していない。
First, the rearward
次いで、ロック部材Uを、補強ブロック1j及び端部垂直リブ1f方向に移動させると、ロック部材Uのロック部u2の先端u2aが、端部垂直リブ1fを超えて外側に突出し、ロック部材Uのロック部u2が、後行傾倒側壁2の当接枠2eに形成されているロック部挿入凹部2e3に挿入されるとともに、ロック部材Uを構成する弾性舌片u4の係止突起u4aが、補強ブロック1j及び端部垂直リブ1fに形成されたロック部挿入透孔1kの外部側垂直内面1k2に形成されている係止凹部1k5に係合されるように構成されている。このように、ロック部材Uを構成する弾性舌片u4の係止突起u4aが、補強ブロック1j及び端部垂直リブ1fに形成されたロック部挿入透孔1kの外部側垂直内面1k2に形成されている係止凹部1k5に係合されるように構成されているので、ロック部材Uに、ロック部材Uのロック部u2が、後行傾倒側壁2の当接枠2eに形成されているロック部挿入凹部2e3から排出されるような外力が加わっても、簡単には、ロック部材Uのロック部u2が、後行傾倒側壁2の当接枠2eに形成されているロック部挿入凹部2e3から排出するようなことを防止することができる。また、この状態において、先行傾倒側壁1に外側から負荷が加わっても、先行傾倒側壁1に形成された配設空間A内に取り付けられているロック部材Uのロック部u2が、後行傾倒側壁2の当接枠2eに形成されているロック部挿入凹部2e3に挿入されているので、先行傾倒側壁1が、パレット部Pの上部デッキp1の上面方向に回動するようなことがない。
Next, when the lock member U is moved in the direction of the reinforcing
次に、図1に示されているように、箱型に組み立てられた状態のボックスパレットBpを、図2に示されているように、折り畳むには、ロック部材Uを、端部側垂直リブ1g方向に移動させて、ロック部材Uのロック部u2を、後行傾倒側壁2の当接枠2eに形成されているロック部挿入凹部2e3から排出させ、その後、先行傾倒側壁1を、上部デッキp1の上面方向に回動させて、略水平状態に倒し、次いで、後行傾倒側壁2を、上部デッキp1の上面方向に回動させて、略水平状態に倒されている先行傾倒側壁1に重なるように倒すことにより、ボックスパレットBpを、高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことになる。ロック部材Uに所定の力を加えて、ロック部材Uを、端部側垂直リブ1g方向に移動させると、ロック部材Uを構成する弾性舌片u4の係止突起u4aが、弾性舌片u4の弾性力に抗して、補強ブロック1j及び端部垂直リブ1fに形成されたロック部挿入透孔1kの外部側垂直内面1k2に形成されている係止凹部1k5から排出され、上記のように、ロック部材Uの端部側垂直リブ1g方向への移動が可能となる。
Next, in order to fold the box pallet Bp assembled in a box shape as shown in FIG. 1 as shown in FIG. 2, the lock member U is moved to the end side vertical rib. The lock portion u2 of the lock member U is moved in the 1g direction to be discharged from the lock portion insertion recess 2e3 formed in the
上述したように、先行傾倒側壁1の配設空間A内に位置する板状部1aには、嵌合凹部1mを構成する奥板1m1に穿設された上部嵌合孔1nと下部嵌合孔1p以外には、一切、透孔は穿設されておらず、また、配設空間A内に、衝合部材Eが取り付けられた際には、衝合部材Eの上部盲ブロックe2が、嵌合凹部1mの奥板1m1に穿設された上部嵌合孔1nに嵌入されるとともに、衝合部材Eの下部盲ブロックe3が、嵌合凹部1mの奥板1m1に穿設された下部嵌合孔1pに嵌入されて、嵌合凹部1mの奥板1m1に穿設された上部嵌合孔1nと下部嵌合孔1pが、衝合部材Eの上部盲ブロックe2と下部盲ブロックe3とにより閉鎖されることになるので、箱型に組み立てられたボックスパレットBpのボックス部Bに収容されている物品の一部や細かい物品が、配設空間A内に入り込むようなことを防止することができる。従って、配設空間A内に入り込んだ物品により、配設空間A内に配設されているロック部材Uの円滑な移動が阻止されるようなことを防止することができる。
As described above, the plate-
また、上述したように、衝合部材Eの板状本体e1に、略コの字状のスリットs2を形成することにより、当接弾性舌片e6を形成する代わりに、先行傾倒側壁1の配設空間A内に位置する板状部1aに、直に、略コの字状のスリットを形成することにより、当接弾性舌片を形成するようにした発明を、本出願人の先の出願である特願2005−122126において提案したが、このような略コの字状のスリットを、直に、板状部に形成した場合には、箱型に組み立てられたボックスパレットのボックス部に収容されている物品の一部や細かい物品が、略コの字状のスリットから、配設空間内に入り込み、配設空間内に配設されているロック部材の円滑な移動が阻止されることになるが、本実施例においては、上述した構成により、配設空間A内に入り込んだ物品により、配設空間A内に配設されているロック部材Uの円滑な移動が阻止されるようなことを防止することができる。
In addition, as described above, by forming the substantially U-shaped slit s2 in the plate-like body e1 of the abutting member E, the arrangement of the leading
更に、先行傾倒側壁の配設空間内に位置する板状部に、直に、略コの字状のスリットを形成することにより、当接弾性舌片を形成した場合には、当接弾性舌片に、箱型に組み立てられたボックスパレットのボックス部に収容されている物品が当接し、当接弾性舌片が破損する場合がある。このように、当接弾性舌片が破損した場合には、先行傾倒側壁を取り替えるか、或いは、ボックスパレット全体を廃棄しなければならないことになる。しかしながら、本実施例においては、ロック部材Uとは別体の、当接弾性舌片e6が形成されている衝合部材Eのみを交換すればよいので、先行傾倒側壁を取り替えるか、或いは、ボックスパレット全体を廃棄しなければならない場合に較べて、コスト削減が実現できる。 Furthermore, when the contact elastic tongue piece is formed by forming a substantially U-shaped slit directly in the plate-like portion located in the space where the preceding inclined side wall is disposed, the contact elastic tongue There is a case where an article accommodated in a box part of a box pallet assembled in a box shape comes into contact with the piece and the contact elastic tongue piece is damaged. Thus, if the abutting elastic tongue is broken, the pre-tilt side wall must be replaced or the entire box pallet must be discarded. However, in this embodiment, it is only necessary to replace the abutting member E on which the contact elastic tongue e6 is formed, which is separate from the lock member U. Cost reduction can be realized compared to the case where the entire pallet has to be discarded.
ボックスパレットBpが箱型に組み立てられた際には、上端水平リブ2bの先端や下端水平リブ2cの先端等により形成される後行傾倒側壁2の仮想垂直外壁面F2は、上端水平リブ8cの先端と垂直リブ8dの先端とにより形成される垂直壁部材8の仮想垂直外壁面F1と略面一に形成されており、後行傾倒側壁2の仮想垂直外壁面F2と垂直壁部材8の仮想垂直外壁面F1とは、額縁状土手部材3bのもう一方の相対する土手部3b”を形成する外側垂直壁3b1より、所定量(図9において、D1で示されている。)だけ引っ込んで形成されている。従って、ボックスパレットBpに収納された物品の重量により、後行傾倒側壁2が、外側に膨出したとしても、後行傾倒側壁2が、額縁状土手部材3bのもう一方の相対する土手部3b”を形成する外側垂直壁3b1を超えて、外側に突出するようなことがない。従って、パレット部Pの額縁状土手部材3bに較べて、強度的に弱い後行傾倒側壁2が、他の箱型に組み立てられたボックスパレットBpや他の物体に当接し、後行傾倒側壁2が損傷するようなことを防止することができる。
When the box pallet Bp is assembled into a box shape, the virtual vertical outer wall surface F2 of the trailing
また、後行傾倒側壁2が、外側に膨出したとしても、後行傾倒側壁2が、額縁状土手部材3bのもう一方の相対する土手部3b”を形成する外側垂直壁3b1を超えて、外側に突出するようなことがないので、箱型に組み立てられたボックスパレットBpを、後行傾倒側壁2が対向するように並設した際に、隣接するボックスパレットBpのパレット部P同士が当接し、後行傾倒側壁2の外側に膨出した部分同士が当接するようなことがないので、従って、隣接するボックスパレットBp間に間隙が形成されることがなく、箱型に組み立てられたボックスパレットBpの収容効率が向上する。
Further, even if the trailing
同様に、図10に示されているように、ボックスパレットBpが箱型に組み立てられた際には、上端水平リブ1bの先端や下端水平リブ1cの先端等により形成される先行傾倒側壁1の仮想垂直外壁面F3は、上部デッキ3を構成する額縁状土手部材3bの先行傾倒側壁用土手部3b’を形成する外側垂直壁3b1より、所定量D2だけ引っ込んで形成されている。従って、ボックスパレットBpに収納された物品の重量により、先行傾倒側壁1が、外側に膨出していたとしても、先行傾倒側壁1が、額縁状土手部材3bの先行傾倒側壁用土手部3b’を形成する外側垂直壁3b1を超えて、外側に突出するようなことがないので、パレット部Pの額縁状土手部材3bに較べて、強度的に弱い先行傾倒側壁1が、他の箱型に組み立てられたボックスパレットBpや他の物体に当接し、先行傾倒側壁1が損傷するようなことを防止することができる。
Similarly, as shown in FIG. 10, when the box pallet Bp is assembled into a box shape, the leading
また、先行傾倒側壁1が、外側に膨出したとしても、先行傾倒側壁1が、額縁状土手部材3bの先行傾倒側壁用土手部3b’を形成する外側垂直壁3b1を超えて、外側に突出するようなことがないので、箱型に組み立てられたボックスパレットBpを、先行傾倒側壁1が対向するように並設した際に、隣接するボックスパレットBpのパレット部P同士が当接し、先行傾倒側壁1の外側に膨出した部分同士が当接するようなことがないので、従って、隣接するボックスパレットBp間に間隙が形成されることがなく、箱型に組み立てられたボックスパレットBpの収容効率が向上する。
Even if the
更に、上述した、もう一方の相対する土手部3b”の外側垂直壁3b1と水平天板3b2とにより形成される外側角部に形成された傾斜面3b2’と同様に、図10に示されているように、先行傾倒側壁用土手部3b’の外側垂直壁3b1と水平天板3b2とにより形成される外側角部に、傾斜面3b2”を形成することが好ましい。このような傾斜面3b2”を形成することにより、水平天板3b2全体が、水平面として形成されている場合に較べて、水平天板3b2に溜まる塵埃等を減少することができる。
Furthermore, as shown in FIG. 10, the inclined surface 3b2 ′ formed at the outer corner formed by the outer vertical wall 3b1 and the horizontal top plate 3b2 of the other
額縁状土手部材3bの先行傾倒側壁用土手部3b’側に位置するパレット部Pの側部に形成されているフォーク差し込み口7に、フォークを挿入する際に、フォークの先端が、パレット部Pを構成する額縁状土手部材3bの先行傾倒側壁用土手部3b’と先行傾倒側壁1とのヒンジ連結部を構成する、先行傾倒側壁用土手部3b’に形成された雌ヒンジ用凹部H1の縦スリットh4と先行傾倒側壁1に配設されている雄ヒンジ部材H1’の短軸h1b’とが位置する先行傾倒側壁用土手部3b’の外側垂直壁3b1付近に当接することがあるが、先行傾倒側壁用土手部3b’と先行傾倒側壁1とのヒンジ連結部は、外側垂直壁3b1に直に配設されておらず、外側垂直壁3b1から離反された位置に配設されているので、フォークの先端が、ヒンジ連結部付近に位置する先行傾倒側壁用土手部3b’の外側垂直壁3b1に当接しても、フォークの先端の外側垂直壁3b1への当接に起因する衝撃が、直接、先行傾倒側壁用土手部3b’と先行傾倒側壁1とのヒンジ連結部に伝わるようなことがない。従って、パレット部Pを構成する額縁状土手部材3bの先行傾倒側壁用土手部3b’に形成された雌ヒンジ用凹部H1の縦スリットh4と、該縦スリットh4に挿入された、先行傾倒側壁1に配設されている雄ヒンジ部材H1’の短軸h1b’とにより構成されるヒンジ連結部が損傷するようなことを防止することができる。
When the fork is inserted into the
図38及び図39には、箱型に組み立てられたボックスパレットBp或いは折り畳まれたボックスパレットBpに被蓋される蓋部材Gが示されている。蓋部材Gは、天板部g1と天板部g1の周辺から下方に延在する周壁部g2とを有している。天板部g1の外周部には、周状土手部g1aが形成されており、周状土手部g1aを形成する、一方の相対する土手部g1a’の中央部は、架橋土手部g3により連結されている。一方の相対する土手部g1a’の中央部の上面には、天板g4aと、天板g4aの各辺から下方に延在する4つの側板g4bとから形成された、下方が開放された略台形状の嵌合台座g4が形成されている。また、嵌合台座g4の天板g4aの下面には、一方の相対する土手部g1a’の長手方向に対して略直交する嵌合ブロックg4cが垂設されている。 38 and 39 show a lid member G that is covered by a box pallet Bp assembled in a box shape or a folded box pallet Bp. The lid member G has a top plate portion g1 and a peripheral wall portion g2 extending downward from the periphery of the top plate portion g1. A circumferential bank portion g1a is formed on the outer peripheral portion of the top plate portion g1, and a central portion of one opposing bank portion g1a ′ forming the circumferential bank portion g1a is connected by a bridging bank portion g3. ing. On the upper surface of the central portion of one opposing bank portion g1a ′, a substantially base with a lower opening formed from a top plate g4a and four side plates g4b extending downward from each side of the top plate g4a. A fitting base g4 having a shape is formed. Further, a fitting block g4c that is substantially orthogonal to the longitudinal direction of one opposing bank portion g1a 'is suspended from the lower surface of the top plate g4a of the fitting base g4.
図2に示されているように、折り畳まれた状態のボックスパレットBpに、蓋部材Gを被蓋した際には、図11に示されているような、垂直壁部材8の上端水平リブ8bの中央部上面に形成された略台形状の嵌合ブロック9が、蓋部材Gに形成されている下方が開放された略台形状の嵌合台座g4に嵌合されるとともに、嵌合台座g4の天板g4aの下面に垂設された嵌合ブロックg4cが、嵌合ブロック9の水平上面9bに形成された嵌合溝9cに挿入されるように構成されている。このように構成することにより、折り畳まれた状態のボックスパレットBpに被蓋された蓋部材Gの水平移動を抑制することができる。
As shown in FIG. 2, when the lid member G is covered with the folded box pallet Bp, the upper
また、蓋部材Gに形成された嵌合台座g4の天板g4aの下面には、嵌合ブロックg4cが垂設されているので、床等に載置されている蓋部材Gの嵌合台座g4に、上方から負荷が加わっても、嵌合台座g4が損傷するようなことを防止することができる。 Since the fitting block g4c is suspended from the lower surface of the top plate g4a of the fitting base g4 formed on the lid member G, the fitting base g4 of the lid member G placed on the floor or the like. In addition, even when a load is applied from above, the fitting base g4 can be prevented from being damaged.
なお、後行傾倒側壁2の下端水平リブ2cの裏面には、必要に応じて、嵌合突起2iを垂設することができる。このように、後行傾倒側壁2の下端水平リブ2cの裏面に垂設された嵌合突起2iは、ボックスパレットBpが箱型に組み立てられた際には、額縁状土手部材3bのもう一方の相対する土手部3b”の水平天板3b2に立設された垂直壁部材8の上端水平リブ8bに形成された嵌合窪み部8b1に嵌合されるように構成されている。
In addition, the fitting protrusion 2i can be suspended from the back surface of the lower end
A・・・・・・・・・・・・配設空間
Bp・・・・・・・・・・・ボックスパレット
B・・・・・・・・・・・・ボックス部
C1、C2・・・・・・・・嵌合凹部
E・・・・・・・・・・・・衝合部材
e2・・・・・・・・・・・上部盲ブロック
e3・・・・・・・・・・・下部盲ブロック
e6・・・・・・・・・・・当接弾性舌片
H1、H2・・・・・・・・雌ヒンジ用凹部
H1’、H2’・・・・・・雄ヒンジ部材
P・・・・・・・・・・・・パレット部
U・・・・・・・・・・・・ロック部材
u1・・・・・・・・・・・角筒部
u2・・・・・・・・・・・ロック部
u4・・・・・・・・・・・係止弾性舌片
V1、V2・・・・・・・・嵌合ブロック
1・・・・・・・・・・・・先行傾倒側壁
1m・・・・・・・・・・・嵌合凹部
1n・・・・・・・・・・・上部嵌合孔
1p・・・・・・・・・・・下部嵌合孔
2・・・・・・・・・・・・後行傾倒側壁
3・・・・・・・・・・・・上部デッキ
4・・・・・・・・・・・・下部デッキ
5・・・・・・・・・・・・隅桁
6・・・・・・・・・・・・中間桁
7・・・・・・・・・・・・フォーク差し込み口
A ... Installation space Bp ... Box pallet B ... Box part C1, C2 ... ·························································································· Equipment member e2 ··· Lower blind block e6 ··············· Contact elastic tongues H1 and H2 ······································ Member P ... Pallet part U ... Lock member u1 ... Square tube part u2 ...・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ Locking part u4 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ Locking elastic tongue V1, V2 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
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JP2006302285A JP2008114911A (en) | 2006-11-08 | 2006-11-08 | Box pallet |
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JPS5222342A (en) * | 1975-08-12 | 1977-02-19 | Matsushita Electric Works Ltd | Corner room unit |
JP2001055231A (en) * | 1999-08-18 | 2001-02-27 | Daimatsu Seisaku Kogyo Kk | Returnable pallet |
-
2006
- 2006-11-08 JP JP2006302285A patent/JP2008114911A/en active Pending
Patent Citations (2)
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