JP2008112506A - 記録媒体、再生装置及び再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】暗号化されたコンテンツを効率的に復号し再生する記録媒体、再生装置及び再生方法を提供する。
【解決手段】 所定規格に適合した動画データを格納した第1領域と、暗号鍵により暗号化された暗号化データを、動画データ及び暗号化データを識別するため複数のタイトルタイプ情報をもつタイトルサーチポインタテーブル(MTD_TT_SRPT:32)と供に格納した第2領域を有しており、タイトルサーチポインタテーブルは、鍵情報有無判定を促すコマンドを含むことを特徴とする記録媒体。
【選択図】図1

Description

この発明は、暗号鍵により暗号化された情報を格納した記録媒体、再生装置及び再生方法に関する。
最近、デジタル記録媒体が広く開発され普及してきており、様々な形態のものが知られている。このような記録媒体では、複数のディレクトリを設けることで、複数のコンテンツを格納し再生することが可能である。
特許文献1には、従来のDVDコンテンツをルートディレクトリ直下に複数格納することにより、ユーザは任意のコンテンツを選択し再生することが可能となる技術が開示されている。
特開2001−258009公報
しかし、特許文献1の従来技術では、ディレクトリ内のコンテンツが特定の鍵情報により暗号化されている場合、どのように効率的に復号して再生するかがわからないという問題がある。
本発明は、暗号化されたコンテンツを効率的に復号し再生する記録媒体、再生装置及び再生方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための一実施形態は、
所定規格に適合した動画データを格納した第1領域(12)と、
暗号鍵により暗号化された暗号化データを、前記動画データ及び暗号化データを識別するため複数のタイトルタイプ情報をもつタイトルサーチポインタテーブル(MTD_TT_SRP:32)と供に格納した第2領域(131)を具備しており、
前記タイトルサーチポインタテーブルは、鍵情報有無判定を促すコマンド情報(322b)を有することを特徴とする記録媒体である。
記録媒体1中のMTDタイトルサーチポインタ内のコマンド322bを用いて、指定されたタイトル番号#nの鍵取得情報を格納した鍵情報用システムパラメータ41から鍵情報の有無を判定することで、鍵情報の有無に従った効率的な再生処理が可能となる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<本発明の一実施形態に係る記録媒体>
初めに、本発明が提供する記録媒体の一実施形態を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態であるマルチタイトルディスクシステムに用いる情報記憶媒体1のボリューム構造の一例を示す構造図である。
同図において、情報記憶媒体1上のボリューム空間は大きく分けて、UDFとISO9660のファイルシステムでブリッジ構成されたUDFブリッジのボリューム及びファイル構造11が配置され、続いて、DVDビデオ規格で定義されるファイルが格納されるDVDビデオゾーン12、DVDビデオ規格で定義されるファイル以外のその他のファイルを格納するDVDアザーズゾーン13から構成される。また、DVDアザーズゾーン13は、さらに、MTDゾーン131、MTDアザーズゾーン132に分けることができる。
MTDゾーン131は、MTDビデオ1310及び任意に1つ以上のDVDビデオC2(C2:Cryptomeria Cipher符号化方式により暗号化されたコンテンツ)1311から構成されている。MTDビデオ1310は、DVDビデオ規格同様なデータ構成をとり、ビデオマネージャ(VMG)及び1つ以上のビデオタイトルセット(VTS)から成り、それぞれ複数のファイルから構成される。
図2は、図1で説明したボリューム構造をディスクイメージで示したもので、シングルレイヤーディスクのボリューム空間の配置例である。ディスク内周側から外周側に向けて、ボリューム及びファイル構造11、DVDビデオゾーン12、MTDゾーン131及びMTDアザーズゾーン132の順番に配置される。
<本発明の一実施形態に係る記録媒体の再生システム>
次に、本発明の一実施形態に係る記録媒体の再生システムの一例を図面を用いて説明する。図3は、本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクシステムの一例を示す説明図である。同図において、情報記憶媒体1のディスク中には、複数のタイトルが定義されるMTDコンテンツ1a及びMTDコンテンツ内の暗号化されたタイトルに対応したKey管理情報1bが格納されている。このKey管理情報1bは、表1に示すように、タイトル番号とコンテンツ番号及びコンテンツ名称を対応させる管理情報であり、鍵情報を取得する場合のユーザへの通知や鍵情報の管理に利用される。またここでは図示していないが、DVDビデオコンテンツも格納されている。
Figure 2008112506
プレーヤ2内は、記録媒体にレーザ光を照射しその反射光に基づき情報を読み取る読取部3と、全体の動作を制御する制御部20、MTDプレーヤ21、Key管理システム22、Keyストレージ23及び赤外線受信装置(IR)24から構成される。また、プレーヤ2は、リモコン25とディスプレイ26とで、ユーザに対する入出力を備え、ユーザからの指示を、リモコン25により入力し、IR24で受信し、それをMTDプレーヤ21又はKey管理システム22に伝える。
Key管理システム22は、IR24で受信した鍵情報を、Key管理情報1bの内容に応じて、Keyストレージ23の所定の場所へ格納する。
MTDプレーヤ21は、リモコン25からのユーザの指示により、情報記憶媒体1からMTDコンテンツ1aを読み取り、Keyストレージ23に格納される鍵情報により、暗号化されたコンテンツを復号し、タイトルの再生を行い、ディスプレイ26へ表示する。また、レジスタ21bを有しており、図15及び図16に後述するキー情報用システムパラメータ等が格納されており、任意のタイトルに対応する鍵情報がすでに存在するか否かを示すパラメータが格納されている。
図4は、図3で説明したMTDプレーヤ21のシステムモデルの一例を示す説明図である。同図に示す様に、情報記憶媒体1のディスクには、MTDゾーン131内のMTDビデオ1310、DVDビデオC2、1311及びDVDビデオゾーン12に、夫々のコンテンツが格納されている。MTDプレーヤ21内部には、これらのコンテンツを再生するために、仮想的に3つのプレーヤが存在する。
第1のプレーヤは、MTDビデオ1310のコンテンツ全部及びDVDビデオC2、1311及びDVDビデオゾーン12内の指定されたタイトルを再生するためのMTDビデオプレーヤ210、第2のプレーヤは、DVDビデオC2、1311のコンテンツ全部(ディレクトリ指定)を再生するためのDVDビデオC2プレーヤ211、第3のプレーヤは、DVDビデオゾーン12のコンテンツ全部(ディレクトリ指定)を再生するためのDVDビデオプレーヤ212から構成される。
図5は、MTDビデオ、DVDビデオ及びDVDビデオC2間の遷移の一例を示す説明図である。同図に示す様に、ユーザが指定したタイトルを再生する場合に、MTDビデオ1310内のMTDタイトルサーチポインタテーブル(MTD_TT_SRPT)32内のMTDタイトルサーチポインタ(MTD_TT_SRP)322により、所定のタイトルをサーチし、再生する。この時、MTD_TT_SRP内のタイトルタイプにより、遷移先が決まる。タイプAの場合は、MTDビデオ1310内のタイトルを再生する。タイプBの場合は、DVDビデオC2、1311へ遷移し、DVDビデオC2内のタイトルを再生する。タイプCの場合は、DVDビデオ12へ遷移し、DVDビデオ内のタイトルを再生する。
図6は、本発明の情報記憶媒体1に含まれるMTDタイトルサーチポインタテーブル(MTD_TT_SRPT)32の一例を示す説明図である。同図に示す様に、MTD_TT_SRPT32は、1つ以上のMTD_TT_SRP322から構成され、最大99個である。図5で示した様に、MTD_TT_SRP322内のタイトルタイプにより、MTDビデオ1310、DVDビデオC2,1311及びDVDビデオ12から再生するタイトルを決定する。
図7は、Keyストレージ23の構造の一例を示す説明図である。同図に示す様に、Keyストレージ23は、99個の配列を持つテーブルである。Keyストレージ23は、MTDビデオのVTS番号に対応するタイトルキー(VTS単位のタイトルキー)、又は、DVDビデオC2(SUB##_TSディレクトリ:図8参照)に対応するタイトルキー(DVDビデオC2単位のタイトルキー)を格納する。ここで、タイトルキーとは、暗号化されたコンテンツを復号する鍵情報である。
実際のタイトルキーの格納は、MTD_TT_SRPT32の記述順番であるタイトル番号の順番に従って格納される。
図8は、本発明の情報記憶媒体1のディレクトリの構成の一例を示す説明図である。同図に示す様に、従来のDVDビデオ関連のファイルは、VIDEO_TSディレクトリ12に格納され、MTDビデオ関連のファイルは、MTD_TSディレクトリ13直下に格納される。また、DVDビデオC2コンテンツを構成するファイルは、MTD_TSディレクトリ13下に、SUB##_TS(##は、01〜98の範囲で、01からの連続番号で示す)1311の名称でサブディレクトリを構成し、そのサブディレクトリ直下に格納される。
図9は、MTDビデオ1310内のビデオマネージャ(VMG)に含まれるビデオマネージャ情報(VMGI)及びMTDタイトルサーチポインタテーブル32のデータ構造の一例を示す説明図である。同図に示す様に、VMGIは、ビデオマネージャ情報管理テーブル(VMGI_MAT)31、MTDタイトルサーチポインタテーブル(MTD_TT_SRPT)32、ビデオマネージャメニューPGCIユニットテーブル(VMGI_PGCI_UT)33、パレンタル管理情報テーブル(PTL_MAIT)34、ビデオタイトルセット属性情報テーブル(VTS_ATRT)35、テキストデータマネージャ(TXTDT_MG)36、ビデオマネージャメニューセルアドレステーブル(VMGM_C_ADT)37、ビデオマネージャメニュービデオオブジェクトユニットアドレスマップ(VMGM_VOBU_ADMAP)38から構成される。
ビデオマネージャ情報管理テーブル(VMGI_MAT)31の内容は、図10で後述する。MTDタイトルサーチポインタテーブル(MTD_TT_SRPT)32は、さらにMTDタイトルサーチポインタテーブル情報(MTD_TT_SRPTI)321及び1つ以上、最大99のタイトル用MTDタイトルサーチポインタ(MTD_TT_SRP#)322から構成される。ビデオマネージャメニューPGCIユニットテーブル(VMGI_PGCI_UT)33は、言語別にメニュー用PGCを分けて記述することができる。例えば、英語のPGCIユニットと、日本語のPGCIユニットに分けることで、言語に応じてメニューを再生させることができる。パレンタル管理情報テーブル(PTL_MAIT)34、設定されるレベルに応じて視聴制限が行え、例えば、親が子供に対して、視聴レベルを設定して、暴力場面や性的場面の視聴を制限させることができる。ビデオタイトルセット属性情報テーブル(VTS_ATRT)35は、各VTSの属性情報の集合体である。テキストデータマネージャ(TXTDT_MG)36は、各タイトルの付加情報をテキストベースで与える。ビデオマネージャメニューセルアドレステーブル(VMGM_C_ADT)37は、VMGメニューを構成するセルのアドレス情報が記述される。ビデオマネージャメニュービデオオブジェクトユニットアドレスマップ(VMGM_VOBU_ADMAP)38は、VMGメニューを構成するVOBU毎のアドレスマップが記述される。
図10は、図9で示したビデオマネージャ情報管理テーブル(VMGI_MAT)31の内容の一例を示す説明図である。ビデオマネージャ情報管理テーブル(VMGI_MAT)31内には、MTDビデオ規格のバージョン情報、MTD_TT_SRPTの先頭アドレス情報を含む各テーブルへのアドレス情報やメニュー用の再生データのストリーム数やその属性情報を含んでいる。また、VMGメニュー用の鍵情報(VMGM_KEY)を予め情報記憶媒体1のディスクに格納する領域を有している。
図11は、図9で示したMTDタイトルサーチポインタテーブル情報(MTD_TT_SRPTI)321の内容の一例を示す説明図である。ここには、MTDタイトルサーチポインタの数(MTD_TT_SRP_Ns)及びMTD_TT_SRPTの終了アドレス(MTD_TT_SRPT_EA)が記述される。
図12は、図9で示したMTDタイトルサーチポインタ(MTD_TT_SRP)322の内容の一例を示す説明図である。ここには、MTDタイトルタイプ(MTD_TT_TY)が記述され、MTDタイトルタイプ以降のデータ構造は、MTDタイトルタイプによって定義される。MTDタイトルタイプがタイプAならば、図13のデータ構造となり、タイプB又はタイプCならば、図14のデータ構造となる。
図13は、図12で説明したように、MTDタイトルタイプが、タイプAの場合のMTDタイトルタイプに続く、MTDタイトルサーチポインタのデータ構造322aの一例を示す説明図である。ここには、タイトル再生タイプ(TT_PB_TY)、タイトル内のアングル数(AGL_Ns)、チャプタに相当するPart_of_Titlesの数(PTT_Ns)、タイトル用のParental_ID_Field(TT_PTL_ID_FLD)、VTSの番号(VTSN)、VTS内のタイトル番号(VTS_TTN)及びVTSの先頭アドレス(VTS_SA)から成る。
図14は、図12で説明したように、MTDタイトルタイプが、タイプB又はタイプCの場合のMTDタイトルタイプに続く、MTDタイトルサーチポインタのデータ構造322bの一例を示す説明図である。ここには、サブディレクトリの番号(DIRN)、ディレクトリ内のタイトル番号(DIR_TTN)、タイトル開始前のプリコマンド(PRE_CMD)及びタイトル終了後のポストコマンド(POST_CMD)から構成される。さらに、サブディレクトリの番号(DIRN)は、MTDタイトルタイプが、タイプBの場合は、ディレクトリの番号(DIRN)には、図8で示した様に、MTD_TSディレクトリ13下のサブディレクトリであるSUB##_TSディレクトリ1311の番号「##」を指定する。また、タイプCの場合は、VIDEO_TSディレクトリ12の番号として、SUB##_TSディレクトリ1311と区別するために、「0」を指定する。
図15は、MTDタイトルサーチポインタテーブル(MTD_TT_SRPT)32内のプリコマンド又はポストコマンド領域で、鍵情報の取得有無を確認するために用いられる鍵情報用システムパラメータ(SPRM)41を示す説明図である。この鍵情報用システムパラメータ(SPRM)41は、図3のMTDプレーヤ21に含まれるレジスタ21bの記憶領域に格納され、コマンド領域からパラメータ番号で参照される。図15に示すように、この鍵情報用システムパラメータ(SPRM)41は、鍵情報1(KEY_INF1)〜鍵情報7(KEY_INF7)までの7つのシステムパラメータがある。
図16は、1つの鍵情報用システムパラメータ41の内容の一例を示す説明図である。同図に示す様に、鍵情報用システムパラメータ41は、16ビットで構成され、この例では、夫々のビットはタイトル1〜16までの鍵情報の取得状況に対応し、「0」の場合は、「鍵情報未取得」、「1」の場合は、「鍵情報取得済」を示す。7つの鍵情報用システムパラメータ41で、最大99までのタイトルの鍵情報の取得状況が確認できる。
(鍵情報有無判定処理)
次に、本発明の一実施形態である鍵情報有無判定処理の一例を図面を用いて説明する。図17は、鍵情報用システムパラメータ41を用いた条件分岐の概要を説明する図である。同図において、タイトル#nの再生指示が出ると、再生開始前に、記録媒体1中のMTD_TT_SRPT32において、#n番目のMTD_TT_SRP322のプリコマンドを実行する。プリコマンドにおいて、指定されたタイトル番号#nの鍵取得情報を格納した鍵情報用システムパラメータ41を用いて、鍵情報の有無を判定する(比較コマンドを実行)。
鍵情報が取得済と判定された場合には、プレーヤ2のKeyストレージ23に格納されている鍵情報を用いて復号し、タイトル#nを再生する(タイトル#nの再生画面51)。鍵情報が未取得の場合は、Key管理情報1bのデータを利用して、表1に示したタイトル名、コンテンツ番号と共に、鍵情報取得画面を表示(タイトル#nのキー取得画面52)し、鍵情報の取得を促す。なお、図17の例では、プリコマンドで使用しているが、ポストコマンドで用いても良い。
次に、本発明の一実施形態である鍵情報有無判定処理の一例を図18のフローチャートを用いて説明する。図18は、図17で示した鍵情報取得状況による分岐概要の一例を示したフローチャートである。なお、以下の図18及び図19のフローチャートの各ステップは、回路ブロックに置き換えることができ、従って、各フローチャートのステップは、全てブロックに定義しなおすことが可能である。
図18のフローチャートにおいて、初めに、ユーザがリモコン25等を用いて、任意のタイトルを指定することで、タイトル#nのタイトル再生指示する(ステップS11)。これに応じて、プレーヤ23の制御部20は、記録媒体1内のMTD_TT_SRPT32内のタイトル#nのMTD_TT_SRPのプリコマンドを実行する(ステップS12)。このコマンドに応じて、プレーヤ23の制御部20は、タイトル#nの鍵取得状況を格納した鍵情報用システムパラメータ(SPRM)41の対応するビットをチェックする(ステップS13)。
そして、プレーヤ23の制御部20は、対応ビットの値が「1」か否かを判定する(ステップS14)。対応ビットの値が「1」(鍵情報取得済)の場合、プレーヤ23の制御部20は、図19のフローチャートに後述する手順でタイトルのタイプを判定する(ステップS15)。そして、このタイトルタイプに応じて、Keyストレージ23から、タイトル#nの鍵情報を取得し、タイトル#nの再生を実行することで再生画面51を実現する(ステップS16)。
一方、ステップS14において、判定結果が「0」(鍵情報未取得)の場合、プレーヤ23の制御部20は、タイトル#nの鍵情報取得画面52を表示するべく画面情報を生成して、ユーザに鍵情報の取得を促す(ステップS17)。
このように、タイトルの再生指示があるとプリコマンドにより、指定されたタイトル番号#nの鍵取得情報を格納した鍵情報用システムパラメータ41を用いて、鍵情報の有無を判定することで、鍵情報の有無に従った効率的な処理が可能となる。
(タイトルタイプ判定処理)
次に、上述したタイトルタイプ判定処理を図19のフローチャートを用いて説明する。図19は、本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクプレイヤーにおけるMTDタイトルの再生手順中のタイトルタイプ判定手順の一例を示すフローチャートである。
初めに、ユーザがリモコン25等を用いて、任意のタイトルを指定することで、タイトル#nのタイトル再生指示がある(ステップS21)。これに対して、プレーヤ23の制御部20は、MTD_TT_SRP#nのMTDタイトルタイプ(MTD_TT_TY)を取得する(ステップS22)。そして、MTD_TT_TYの値が「01b」か判定する(ステップS23)。ステップS23の判定結果が「01b」(タイプA)の場合、タイプAのタイトルと判定し、MTDタイトルタイプに続く所定バイトを図13に示すデータ構造で処理する(ステップS24)。
ステップS23の判定結果が「01b」(タイプA)でない場合、MTD_TT_TYの値が「10b」か否かを判定する(ステップS25)。この判定結果が「10b」(タイプB)の場合、タイプBのタイトルと判定し、MTDタイトルタイプに続く所定バイトを図14に示すデータ構造で処理する(ステップS26)
ステップS24の判定結果が「10b」(タイプB)でない場合、MTD_TT_TYの値が「11b」か判定する(ステップS27)。この判定結果が「11b」(タイプC)の場合、タイプCのタイトルと判定し、MTDタイトルタイプに続く所定バイトを図14に示すデータ構造で処理する(ステップS28)。
ステップS27の判定結果が「11b」(タイプC)でない場合、タイトルタイプが不明であって、エラー処理する(ステップS29)。このようにして得られた判断結果は、上述したように、図18のステップS16の工程の中で用いられる。
以上説明したように、本発明の一実施形態によれば、記録媒体1中のMTDタイトルサーチポインタ(MTD_TT_SRP)322に、MTDタイトルタイプ(MTD_TT_TY)を設けたことにより、異なるゾーン(DVDビデオゾーン12)又はMTDゾーン131中のMTDビデオコンテンツ1310と、DVDビデオC2コンテンツ1311に格納されるタイトルを、同じタイトルサーチポインタ構造で定義することが可能となる。
これにより、同一メニュー又はタイトルサーチ機能を用いて、ユーザが異なるゾーンに跨るタイトルを容易に指定し再生することができる。
また、記録媒体1中のMTDタイトルサーチポインタ(MTD_TT_SRP)322に、コマンド322bを設けたことで、ユーザからのタイトルの再生指示に応じて、指定されたタイトル番号#nの鍵取得情報を格納した鍵情報用システムパラメータ41を用いて、鍵情報の有無を判定することにより、鍵情報の有無に従った効率的な再生処理が可能となる。
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
本発明の一実施形態であるマルチタイトルディスクシステムに用いる情報記憶媒体1のボリューム構造の一例を示す構造図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクシステムに用いる情報記憶媒体のボリューム空間の配置の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクシステムの一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクシステムの他の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクシステムにおけるMTDビデオ、DVDビデオ及びDVDビデオC2間の遷移を説明する説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクプレイヤーのサーチポインタテーブルの一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクプレイヤーのキーストレージの構造の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクのディレクトリの構成の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクにおけるMTDビデオ1310内のビデオマネージャ(VMG)に含まれるビデオマネージャ情報(VMGI)及びMTDタイトルサーチポインタテーブル32のデータ構造の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクにおけるMTDビデオ1310内のビデオマネージャ(VMG)に含まれるビデオマネージャ情報(VMGI)の管理テーブルの一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクにおけるMTDビデオ1310内のMTDタイトルサーチポインタテーブル32のデータ構造の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクにおけるMTDビデオ1310内のMTDタイトルサーチポインタの一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクにおけるMTDビデオ1310内のMTDタイトルサーチポインタ(タイプA)の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクにおけるMTDビデオ1310内のMTDタイトルサーチポインタ(タイプB及びタイプC)の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクにおけるMTDタイトルサーチポインタテーブル(MTD_TT_SRPT)32内のプリコマンド又はポストコマンド領域で、鍵情報の取得有無を確認するために用いられる鍵情報用システムパラメータ(SPRM)41の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクにおけるMTDタイトルサーチポインタテーブル(MTD_TT_SRPT)32内のプリコマンド又はポストコマンド領域で、鍵情報の取得有無を確認するために用いられる鍵情報用システムパラメータ(SPRM)41の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクシステムにおける鍵情報用システムパラメータ(SPRM)41の有無に応じた条件分岐の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクプレイヤーにおけるMTDタイトルの再生手順の一例を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係るマルチタイトルディスクプレイヤーにおけるMTDタイトルの再生手順中のタイトルタイプ判定手順の一例を示すフローチャート。
符号の説明
1…光ディスク、2…プレイヤー、3…読取部、21…MTDプレイヤー、22…Key管理システム。

Claims (6)

  1. 所定規格に適合した動画データを格納した第1領域と、
    暗号鍵により暗号化された暗号化データを、前記動画データ及び暗号化データを識別するため複数のタイトルタイプ情報をもつタイトルサーチポインタテーブルと供に格納した第2領域を具備しており、
    前記タイトルサーチポインタテーブルは、鍵情報有無判定を促すコマンド情報を有することを特徴とする記録媒体。
  2. 前記コマンド情報は、タイトル毎に設けられることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。
  3. 所定規格に適合した動画データを格納した第1領域と、暗号鍵により暗号化された暗号化データを、前記動画データ及び暗号化データを識別するため複数のタイトルタイプ情報をもつタイトルサーチポインタテーブルと供に格納した第2領域を具備し、前記タイトルサーチポインタテーブルは、鍵情報有無判定を促すコマンドを有する記録媒体から情報を読み取る読取部と、
    操作信号が指定するタイトルに従って、前記タイトルサーチポインタテーブルが指定する領域に含まれる、前記動画データ又は前記暗号化データの一方を読み取り、前記暗号化データを再生する場合は、前記鍵情報有無判定を促すコマンド情報に従ってレジスタ領域の鍵管理情報を参照して鍵情報が存在するか否かを判断し、存在していればその鍵情報を用いて前記暗号化データを復号して再生し、存在していなければ前記鍵情報の取得を促す画面情報を生成する再生部を具備することを特徴とする再生装置。
  4. 前記コマンド情報は、タイトル毎に設けられることを特徴とする請求項3記載の記録媒体。
  5. 所定規格に適合した動画データを格納した第1領域と、暗号鍵により暗号化された暗号化データを、前記動画データ及び暗号化データを識別するため複数のタイトルタイプ情報をもつタイトルサーチポインタテーブルと供に格納した第2領域を具備し、前記タイトルサーチポインタテーブルは、鍵情報有無判定を促すコマンドを有する記録媒体にレーザ光を照射しその反射光に基づき情報を読み取り、
    操作信号が指定するタイトルに従って、前記タイトルサーチポインタテーブルが指定する領域に含まれる、前記動画データ又は前記暗号化データの一方を読み取り、
    前記暗号化データを再生する場合は、前記鍵情報有無判定を促すコマンド情報に従ってレジスタ領域の鍵管理情報を参照して鍵情報が存在するか否かを判断し、
    存在していればその鍵情報を用いて前記暗号化データを復号して再生し、存在していなければ前記鍵情報の取得を促す画面情報を生成することを特徴とする再生方法。
  6. 前記コマンド情報は、タイトル毎に設けられることを特徴とする請求項5記載の再生方法。
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