JP2008112151A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 伝搬光が入射する導波路と、
   前記導波路に隣接した、少なくとも前記導波路の伝搬方向に周期構造を有する金属層と、
   前記金属層の前記導波路が隣接する面とは反対側の面に隣接し、電気光学効果を有する誘電体層とを備え、
   前記導波路は、前記伝搬方向に垂直な少なくとも一つの方向についてマルチモード伝搬可能なマルチモード導波路である光変調器。
2. 前記周期構造の周期は、前記伝搬方向に沿った、前記伝搬光の波長の０．１倍以上１．５倍以下の２次元周期である請求項１に記載の光変調器。
3. 前記導波路に入射する前記伝搬光は、直線偏光である、請求項１に記載の光変調器。
4. 前記誘電体層を介した位置であって、前記金属層に対向する位置に電極を備えた、請求項１に記載の光変調器。
5. 前記伝搬光は、複数の波長で伝搬する波長多重光である、請求項１に記載の光変調器。
6. 前記マルチモード導波路は、前記伝搬方向に垂直な方向において、最大屈折率部分と、前記最大屈折率部分からの距離に従って屈折率が単調減少する屈折率分布部分とを有する、請求項１に記載の光変調器。
7. 前記屈折率分布部分では、前記屈折率が、前記最大屈折率部分を中心にして対称的に、且つ前記中心からの距離に応じて実質上放物線状に変化し、
   光路長と、集光パラメータの平方根との積は、実質上π／２の整数倍である、請求項６に記載の光変調器。
8. 前記マルチモード導波路は、ポリシラン系樹脂で作製されたものである、請求項６に記載の光変調器。
9. 前記マルチモード導波路は一様な所定の屈折率を有しており、マルチモード方向の導波路幅と、伝搬長とに応じて、入力面における入力部の数および出力面における出力部の数の内少なくとも何れか一方の数が変化する、請求項１に記載の光変調器。
10. 前記マルチモード導波路の入力側に、前記伝搬光のビーム径を縮小するビーム変換部を備えた、請求項１に記載の光変調器。
11. 前記ビーム変換部によってビーム径が縮小された前記伝搬光は、前記マルチモード導波路の中心から離れた位置に入射する、請求項１０に記載の光変調器。
12. 前記ビーム変換部によってビーム径が縮小された前記伝搬光は、前記マルチモード導波路の光軸と角度ズレして前記マルチモード導波路に入射する、請求項１０に記載の光変調器。
13. 伝搬光が入射する導波路と、前記導波路に隣接した、少なくとも前記導波路の伝搬方向に周期構造を有する金属層と、前記金属層の前記導波路が隣接する面とは反対側の面に隣接した、電気光学効果を有する誘電体層とを備えた光変調器の光変調方法であって、
    前記導波路は、前記伝搬方向に垂直な少なくとも一つの方向についてマルチモード伝搬可能なマルチモード導波路であり、
    前記誘電体層に印加する電界を変化させることにより、前記誘電体層の屈折率を変化させて、前記伝搬光の光量を変化させる光変調方法。