JP2008109557A - サテライト・ダイバーシティー装置 - Google Patents

サテライト・ダイバーシティー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008109557A
JP2008109557A JP2006292305A JP2006292305A JP2008109557A JP 2008109557 A JP2008109557 A JP 2008109557A JP 2006292305 A JP2006292305 A JP 2006292305A JP 2006292305 A JP2006292305 A JP 2006292305A JP 2008109557 A JP2008109557 A JP 2008109557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
satellite
satellites
unit
voltage value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006292305A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Hatsuda
健 初田
Katsuyuki Imai
克之 今井
Masatoshi Kuroda
昌利 黒田
Hideaki Kido
英晶 木戸
Manabu Sasaki
学 佐々木
Kenichiro Kawasaki
憲一郎 河崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSAT Corp
SEI Hybrid KK
Original Assignee
JSAT Corp
SEI Hybrid KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JSAT Corp, SEI Hybrid KK filed Critical JSAT Corp
Priority to JP2006292305A priority Critical patent/JP2008109557A/ja
Publication of JP2008109557A publication Critical patent/JP2008109557A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/1853Satellite systems for providing telephony service to a mobile station, i.e. mobile satellite service
    • H04B7/18532Arrangements for managing transmission, i.e. for transporting data or a signalling message
    • H04B7/18534Arrangements for managing transmission, i.e. for transporting data or a signalling message for enhancing link reliablility, e.g. satellites diversity

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

【課題】回線の稼働率を向上させることができるとともに、コストアップを抑制することができるサテライト・ダイバーシティー装置を提供することを目的とする。
【解決手段】サテライト・ダイバーシティー装置50は、2個の衛星20、21からの信号を受信するアンテナ部51と、衛星20、21のうち、いずれか一方を選択するための切り替えを行う切替スイッチ78、79と、衛星20、21からの信号の各々の信号強度を検出するとともに、これらの信号の各々を、信号強度に対応した電圧値に変換する信号検出部61、76と、信号検出部61、76により変換された衛星20、21の各々に対応する信号の電圧値を比較して、衛星20、21のうち、信号の電圧値が大きい方に対応する衛星からの信号を受信用の信号として選択するとともに、切替スイッチ78、79を信号の電圧値が大きい方に対応する衛星に切り替える制御部80を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電波レンズアンテナ装置を介して、複数の衛星からの信号を受信し、信号減衰の小さい衛星からの信号を受信信号として選択するサテライト・ダイバーシティー装置に関する。
従来、衛星からの信号を受信する際に、降雨、降雪に起因する信号減衰の大きい、10GHz以上の周波数帯において、稼働率(即ち、回線が稼動している年間の時間率)を向上させるための種々の方法が提案されている。例えば、複数のアンテナ装置を使用し、受信状態の良い方を選択して使用するというサイト・ダイバーシティー方式が提案されている。
このサイト・ダイバーシティー方式は、例えば、図3に示すように、静止衛星軌道K(例えば、東経110°)上の衛星98からの信号を、所定の距離(例えば、約10km)離れた2個のアンテナ部91、92により同時に受信し、例えば、アンテナ部92により受信している衛星98からの信号に対して、降雨93が発生することにより、衛星98からの信号に対して信号減衰が発生した場合に、切替スイッチ94により、受信状態が比較的良いアンテナ部(即ち、上述の降雨93が発生していない、衛星98からの信号を受信するアンテナ部91)の方に切り替えて、衛星98からの信号を受信し、受信した信号を、同軸ケーブル等のエントランス線96を介して、受信器95に出力するとともに、当該受信器95により映像/音声信号に復調して、モニタ97により、復調された映像/音声信号を提示する方式が開示されている(例えば、非特許文献1参照)。なお、サイト・ダイバーシティー方式は、インサルテット(国際電気通信衛星機構)の国際通信等で一部使用されているが、VSAT(超小型地球局)方式では実用化されていない。
また、例えば、図4に示すように、静止衛星軌道K(例えば、東経110°と東経128°)上の2個の衛星30、31からの信号を、2個のアンテナ部32、33により同時に受信して、受信器34、35により、受信した信号を映像/音声信号に復調しておき、例えば、アンテナ部33により受信している衛星31からの信号に対して、降雨36が発生することにより、衛星31からの信号に対して信号減衰が発生した場合に、切替スイッチ37により、受信状態の良いアンテナ部(即ち、上述の降雨36が発生していない、衛星30からの信号を受信するアンテナ部32)の方に切り替えて、受信器34により復調された映像/音声信号を、モニタ38により提示するサテライト・ダイバーシティー方式が提案されている(例えば、非特許文献2参照)。
初田健著、「無線・衛星・移動体通信」、丸善株式会社、2001年8月、p47 初田健、外4名、「14/12GHz帯サテライト・ダイバーシティーの降雪期間特性の検討」、電子情報通信学会論文誌、1988年5月、第J81−B−II巻、No.5、p.558−561
しかし、上記従来のサイト・ダイバーシティー方式においては、1個の衛星98からの信号を受信する方式であるため、2個の衛星30、31からの信号を受信するサテライト・ダイバーシティー方式に比し、当該衛星98から見た2個のアンテナ部91、92の角度差が狭くなる。従って、降雨・降雪を伴う雲の大きさによっては、2個のアンテナ部91、92の双方で信号減衰が発生する場合がある。例えば、上述のごとく、アンテナ部92により受信している衛星98からの信号に対して、降雨93が発生することにより、衛星98からの信号に対して信号減衰が発生し、アンテナ部91により、衛星98からの信号を受信する場合であっても、アンテナ部91により受信する衛星98からの信号に対して、降雨93の影響が及ぶ場合がある。従って、信号減衰に対する改善効果が限定されるため、例えば、降雨や降雪に起因する衛星信号の減衰が発生した場合に、回線の稼働率を向上させること困難になるという問題があった。また、上述のごとく、2個のアンテナ部91、92の距離が長くなると、信号の減衰や特性劣化を抑制するための高価なエントランス線96が必要になるとともに、当該エントランス線96を保護するための設備も必要になるため、コストアップになるという問題があった。即ち、従来のサイト・ダイバーシティー方式においては、降雨・降雪を伴う雲の大きさにより、信号減衰に対する改善効果が限定されるため、コストがアップするにも関わらず、回線の稼働率を向上させること困難になるという問題があった。
また、上述のサテライト・ダイバーシティー方式においては、具体的な装置の構成や、適用例等は明らかにされておらず、当該サテライト・ダイバーシティー方式は、実現化されていないという問題があった。
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、回線の稼働率を向上させることができるとともに、コストアップを抑制することができるサテライト・ダイバーシティー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、2個の衛星からの信号を受信するアンテナ部と、2個の衛星のうち、いずれか一方を選択するための切り替えを行う切替部と、アンテナ部により受信された2個の衛星からの信号の各々の信号強度を検出するとともに、2個の衛星からの信号の各々を、信号強度に対応した電圧値に変換する信号検出部と、信号検出部により変換された2個の衛星の各々に対応する信号の電圧値を比較して、2個の衛星のうち、信号の電圧値が大きい方に対応する衛星からの信号を受信用の信号として選択するとともに、切替部を信号の電圧値が大きい方に対応する衛星に切り替える制御部と、を備えることを特徴とするサテライト・ダイバーシティー装置である。
同構成によれば、例えば、降雨や降雪に起因する衛星信号の減衰が発生した場合においても、回線の稼働率を向上させることが可能になる。また、高価なエントランス線やエントランス線を保護するための設備が不要になるため、コストアップを抑制することが可能になる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のサテライト・ダイバーシティー装置であって、信号検出部により変換された2個の衛星の各々に対応する信号の電圧値を変換する信号レベル変換部を更に備え、制御部は、信号レベル変換部により変換された信号の電圧値を比較することを特徴とする。
同構成によれば、2個の衛星の各々の送信電力、衛星の軌道位置、および地球局特性等により、各衛星に対応する検出信号のピークレベルが異なる場合であっても、ピークレベルを一致させることができるため、精度よく、信号の電圧値が大きい方に対応する衛星に切り替えることが可能になる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のサテライト・ダイバーシティー装置であって、アンテナ部は、誘電体を用いて比誘電率が半径方向に所定の割合で変化するように形成された電波レンズと、電波レンズの焦点部に配置された2個の一次放射器と、を備えることを特徴とする。
同構成によれば、誘電体を用いて比誘電率が径方向に所定の割合で変化するように形成された電波レンズを使用するため、複数の方向において、同時に電波を受信することができ、2個の衛星との間において、信号の受信を行うことが可能となる。従って、2個のアンテナ部が必要な上記従来のサイト・ダイバーシティー方式と異なり、1個のアンテナ部で、2個の衛星からの信号を受信することが可能になり、結果として、コストアップを一層抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のサテライト・ダイバーシティー装置であって、電波レンズが半球形状を有するとともに、アンテナ部は、電波レンズのレンズ中心を通る面に取り付けられた反射板を、更に備えることを特徴とする。
同構成によれば、球形状を有する電波レンズを使用する場合に比し、電波レンズの軽量化を図ることが可能になるとともに、電波レンズのコストを低減することが可能になる。また、例えば、反射板の一部に吊掛け用の孔部を設けることにより、建物などの外壁に取付けられたネジに吊り掛けることが可能になるため、アンテナ部の取り付けが容易になる。また、球形状を有する電波レンズを使用する場合に比し、電波レンズに対する風圧荷重が小さくなるため、耐風性に優れたアンテナ部を提供することができる。
本発明によれば、例えば、降雨や降雪に起因する衛星信号の減衰が発生した場合においても、回線の稼働率を向上させることができるサテライト・ダイバーシティー装置を提供することが可能になる。また、コストアップを抑制することができるサテライト・ダイバーシティー装置を提供することが可能になる。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の好適な実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るサテライト・ダイバーシティー装置における電波レンズアンテナ装置の全体構成を示す概略図である。図1に示すように、この電波レンズアンテナ装置1は、受信用の電波レンズ2と、当該受信用の電波レンズ2の焦点部に配置された2個の受信用の一次放射器3、4と、上空から入射される電波を反射させる反射板5と、を備えている。
また、図1に示すように、一次放射器3、4の各々は、電波レンズ2の表面に沿って湾曲した形状を有し、一次放射器3、4を保持するアーム6、7に取り付けられるとともに、当該アーム6、7の各々は、反射板5に設けられたガイド部材8に係合させた支持部材9、10に取り付けられている。そして、支持部材9、10を、ガイド部材8に沿って摺動させるとともに、一次放射器3、4を、アーム6、7の長手方向に移動させることにより、一次放射器3、4を、最適な位置(即ち、受信感度が最大となる位置)に移動させる構成としている。このように、本実施形態においては、一次放射器3、4の各々を、アーム6、7に対して移動自在に取り付けるとともに、アーム6、7が取り付けられた支持部材9、10を、ガイド部材8に対して移動自在に取り付けることにより、一次放射器3、4の各々を、電波レンズ2の表面に沿って移動させ、一次放射器3、4の各々の位置を調整する構成としている。
電波レンズ2は、半球形状を有するルーネベルグレンズであり、中心の球核とそれを取り巻く複数の異径球殻により半球形状のレンズとして形成されており、誘電体を用いて比誘電率が半径方向に所定の割合で変化するように形成されたものである。このルーネベルグレンズからなる電波レンズ2は、各球殻部の比誘電率εγが、およそεγ=2−(r/R)2 の式に従うように形成されており、中心部の比誘電率を約2に設定するとともに、当該中心部から外側へ向かって誘電率が約1となるように変化させたものである。なお、上記式において、Rは球の半径であり、rは球の中心からの距離である。また、本実施形態においては、電波レンズ2の直径が、例えば、600mmや450mmのものが使用できる。また、誘電体とは、常誘電性、強誘電性、若しくは反強誘電性を示し、かつ電気伝導性を有さないものをいう。
このルーネベルグレンズ用の誘電体として一般的に用いられているものは、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂等のポリオレフィン系の合成樹脂の発泡体であり、当該合成樹脂に酸化チタン、チタン酸塩、ジルコン酸塩等の無機高誘電フィラーを加えてそれを発泡させたものも使用できる。そして、これらの誘電発泡体の比誘電率は、発泡倍率を異ならせて比重を制御することにより目標値に調整され、高比重である程、高い比誘電率を得ることができる。
また、誘電発泡体の製造方法としては、例えば、原料(合成樹脂単体や合成樹脂と無機高誘電フィラーの混合物)に対して、加熱により分解して窒素ガス等の気体を発生する発泡剤を添加し、これを所望の形状の金型に入れて発泡させる化学発泡法が挙げられる。また、揮発性発泡剤を含浸させたペレット状材料を予め金型外で予備発泡させ、得られた予備発泡ビーズを所望形状の金型に充填した後、水蒸気等で加熱して再度発泡させると同時に、隣接ビーズを互いに融着させるビーズ発泡法が挙げられる。
一次放射器3、4は、その断面形状が略矩形状や略円形状の開口部を有する電磁ホーンアンテナや、導波管に誘電体ロッドを装着した誘電体ロッドアンテナ等が一般的に使用されるが、マイクロストリップアンテナや、スロットアンテナ等を使用することもできる。また、一次放射器3、4により受信される電波の電界の方向性(偏波)は、直線偏波(例えば、垂直偏波や水平偏波)や円偏波(例えば、右旋偏波や左旋偏波)のいずれであっても良い。また、受信した信号の周波数を変換するコンバータ(例えば、ローノイズブロックダウンコンバータ:LNB)が接続された一次放射器3、4を使用する構成としても良い。
反射板5は、通信相手である衛星からの電波を確実に捕捉するために、電波レンズ2の直径よりも大きな直径を有しており、電波レンズ2の球の二等分断面(即ち、電波レンズ2のレンズ中心を通る面)に設けられている。
次に、電波レンズアンテナ装置1を使用したサテライト・ダイバーシティー装置について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係るサテライト・ダイバーシティー装置の全体構成を示す概略図である。なお、図2においては、電波レンズアンテナ装置1における、電波レンズ2、一次放射器3、4、および反射板5のみを示し、他の部材については、図示を省略する。
図2に示すように、サテライト・ダイバーシティー装置50は、電波レンズアンテナ装置1により構成されるアンテナ部51と、一次放射器3、4に接続され、静止衛星軌道K(例えば、東経110°と東経128°)上の2個の衛星20、21からの受信信号の選択(即ち、当該受信信号の切り替え)を行う信号選択部52と、信号選択部52に接続され、受信信号を映像/音声信号に復調する復調器53と、復調器53に接続され、復調された映像/音声信号を提示するためのモニタ54を備えている。
また、信号選択部52は、アンテナ部51により受信された衛星20からの受信信号を復調器53へ出力するための第1の信号ケーブル56と、第1の信号ケーブル56を伝送する受信信号の一部を分岐する第1の信号分岐部であるカプラ57と、信号ケーブル58を介して、カプラ57により分岐された受信信号が入力されるとともに、当該受信信号において、特定周波数成分の信号を選択的に通過させる第1のバンドパスフィルター59と、信号ケーブル60を介して、第1のバンドパスフィルター59に接続されるとともに、当該第1のバンドパスフィルター59を通過した信号の信号強度(即ち、受信電力)を検出するとともに、当該信号を信号強度に対応した電圧値に変換する第1の信号検出部61と、第1の信号検出部61に接続され、当該第1の信号検出部61により変換された信号の電圧値(即ち、信号レベル)を変換する第1の信号レベル変換部62とを備えている。
また、信号選択部52は、アンテナ部51により受信された衛星21からの受信信号を復調器53へ出力するための第2の信号ケーブル71と、第2の信号ケーブル71を伝送する受信信号の一部を分岐する第2の信号分岐部であるカプラ72と、信号ケーブル73を介して、カプラ72により分岐された受信信号が入力されるとともに、当該受信信号において、特定周波数成分を選択的に透過する第2のバンドパスフィルター74と、信号ケーブル75を介して、第2のバンドパスフィルター74に接続されるとともに、当該第2のバンドパスフィルター74を通過した信号の信号強度を検出するとともに、当該信号を信号強度に対応した電圧値に変換する第2の信号検出部76と、第2の信号検出部76に接続され、当該第2の信号検出部76により変換された信号の電圧値を変換する第2の信号レベル変換部77とを備えている。
また、図2に示すように、第1の信号ケーブル56には、衛星20からの受信信号の復調器53への出力を切り替えるための切替部である切替スイッチ78が設けられるとともに、第2の信号ケーブル71には、衛星21からの受信信号の復調器53への出力を切り替えるための切替部である切替スイッチ79が設けられている。そして、信号選択部52は、第1、第2の信号レベル変換部62、77に接続されるとともに、第1、第2の信号検出部61、76の各々により変換された信号の電圧値に基づいて、切替スイッチ78、79の切り替えを制御する制御部80を備えている。
そして、本実施形態におけるサテライト・ダイバーシティー装置50においては、まず、アンテナ部51の一次放射器3、4により、2個の衛星20、21からの受信信号を収束させて受信する。より具体的には、2個の衛星20、21からの高周波電波(例えば、12GHz帯のRF波)を、アンテナ部51の電波レンズ2を経由して一次放射器3、4でRF信号として受信する。次いで、一次放射器3、4に入力されたRF信号は、当該一次放射器3、4により、約500MHz〜1GHzの範囲のIF信号へと変換される。そして、衛星20からの受信信号に基づくIF信号が、一次放射器3を介して、信号選択部52の第1の信号ケーブル56へと伝送されるとともに、衛星21からの受信信号に基づくIF信号が、一次放射器4を介して、信号選択部52の第2の信号ケーブル71へと伝送される。次いで、第1、第2の信号ケーブル56、71を伝送するIF信号が、復調器53へと出力され、当該復調器53により、IF信号が映像/音声信号に復調される。そして、モニタ54により、復調された映像/音声信号が提示される構成となっている。
また、この際、信号選択部52により、2個の衛星20、21からの受信信号の切り替えが行われる。より具体的には、第1の信号ケーブル56へと伝送された衛星20からの受信信号に基づくIF信号の一部(例えば、−10dBの信号)が、カプラ57により分岐され、信号ケーブル58を介して、カプラ57により分岐されたIF信号が、第1のバンドパスフィルター59に入力される。そして、当該第1のバンドパスフィルター59により、不要帯域のノイズを除去して、特定周波数成分の信号を選択的に通過させる。次いで、信号ケーブル60を介して、第1のバンドパスフィルター59を通過した信号が、第1の信号検出部61に入力され、当該第1の信号検出部61により、第1のバンドパスフィルター59を通過した信号の信号強度(即ち、受信電力)の検出が行われる。例えば、第1の信号検出部61により、第1のバンドパスフィルター59を通過した信号の包絡線検波が行われる。次いで、第1の信号検出部61により、第1のバンドパスフィルター59を通過した信号が、上述の信号強度に対応した電圧値に変換される。次いで、第1の信号検出部61により変換された信号の電圧値が、第1の信号レベル変換部62に入力され、当該第1の信号レベル変換部62により、信号の増幅・減衰を行い、信号の電圧値が変換される。
また、同様に、第2の信号ケーブル71へと伝送された衛星21からの受信信号に基づくIF信号の一部(例えば、−10dBの信号)が、カプラ72により分岐され、信号ケーブル73を介して、カプラ72により分岐されたIF信号が、第2のバンドパスフィルター74に入力される。そして、当該第2のバンドパスフィルター74により、不要帯域のノイズを除去して、特定周波数成分の信号を選択的に通過させる。次いで、信号ケーブル75を介して、第2のバンドパスフィルター74を通過した信号が、第2の信号検出部76に入力され、当該第2の信号検出部76により、第2のバンドパスフィルター74を通過した信号の信号強度(即ち、受信電力)の検出が行われる。例えば、第2の信号検出部76により、第2のバンドパスフィルター74を通過した信号の包絡線検波が行われる。次いで、第2の信号検出部76により、第2のバンドパスフィルター74を通過した信号が、上述の信号強度に対応した電圧値に変換される。次いで、第2の信号検出部76により変換された信号の電圧値が、第2の信号レベル変換部77に入力され、当該第2の信号レベル変換部77により、信号の増幅・減衰を行い、信号の電圧値が変換される。
なお、第1、第2の信号レベル変換部62、77により信号レベルの変換を行うのは、各衛星20、21の送信電力、衛星の軌道位置、および地球局特性(例えば、アンテナ部の利得や送信電力)等により、受信電力の絶対値に差があり、各衛星20、21に対応する検出信号のピークレベル(即ち、晴天時の受信電力の最大値)が異なるため、当該ピークレベルを一致させるためである。
次いで、第1、第2の信号レベル変換部62、77の出力信号が制御部80に入力され、当該制御部80が、第1、第2の信号検出部61、76の各々により変換された信号の電圧値に基づいて、2個の衛星20、21のうち、いずれか一方の衛星からの信号を受信用の信号として選択する。即ち、制御部80は、第1、第2の信号検出部61、76により変換された2個の衛星20、21の各々に対応する信号の電圧値を比較して、2個の衛星20、21のうち、信号の電圧値が大きい方に対応する衛星からの信号を受信用の信号として選択する。より具体的には、制御部80は、第1、第2の信号検出部61、76の各々により変換された信号の電圧値と、予め設定された閾値(即ち、予め設定された、受信限界と想定された電圧値の閾値)とを比較し、当該比較の結果に基づいて、2個の衛星20、21のうち、いずれか一方の衛星からの信号を受信用の信号として選択する。そして、制御部80は、切替スイッチ78、79を信号の電圧値が大きい方に対応する衛星に切り替える構成となっている。
例えば、上述の閾値として、復調器53により復調することができない信号強度(即ち、受信電力)の閾値(例えば、衛星通信を行う際の変調方式を、2値位相変調(BPSK:Binary Phase Shift Keying)方式とした場合であって、2相BPSK波で、信号が安定して、正しく復調できるビットデータの誤り率(BER:Bit Error Rate)を、BER=10−6とした場合に、当該BERを達成するために必要なキャリア対雑音比(C/N)に相当する信号レベル変換部62、77の出力値)を決定しておく。そして、例えば、衛星20からの信号に対して、降雨90が発生することにより、衛星20からの信号に対して信号減衰が発生し、衛星20からの受信信号に基づいて、第1の信号検出部61により検波され、第1の信号レベル変換部62により変換された検波信号の電圧値が、上述の閾値以下となった場合、制御部80は、2個の衛星20、21のうち、信号の減衰の少ない衛星21からの信号を受信用の信号として選択する。
そして、制御部80は、衛星21からの受信信号を復調器53に入力するために、切替スイッチ78、79の切り替えを制御する。即ち、切替スイッチ78をOFFにするとともに、切替スイッチ79をONにする。そうすると、復調器53により、衛星21からの受信信号が、映像/音声信号に復調されるとともに、復調された映像/音声信号が、モニタ54により提示されることになる。
以上に説明した本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態においては、サテライト・ダイバーシティー装置50が、2個の衛星20、21からの信号を受信するアンテナ部51と、2個の衛星20、21のうち、いずれか一方を選択するための切り替えを行う切替スイッチ78、79と、アンテナ部51により受信された2個の衛星20、21からの信号の各々の信号強度を検出するとともに、2個の衛星20、21からの信号の各々を、信号強度に対応した電圧値に変換する第1、第2の信号検出部61、76と、第1、第2の信号検出部61、76により変換された2個の衛星20、21の各々に対応する信号の電圧値を比較して、2個の衛星20、21のうち、信号の電圧値が大きい方に対応する衛星からの信号を受信用の信号として選択するとともに、切替スイッチ78、79を信号の電圧値が大きい方に対応する衛星に切り替える制御部80と、を備える構成としている。従って、例えば、降雨や降雪に起因する衛星信号の減衰が発生した場合においても、回線の稼働率を向上させることが可能になる。また、上述の図3において説明した、高価なエントランス線や当該エントランス線を保護するための設備が不要になるため、コストアップを抑制することが可能になる。
(2)本実施形態においては、信号検出部61、76により変換された2個の衛星20、21の各々に対応する信号の電圧値を変換する信号レベル変換部62、77を更に備え、制御部80は、信号レベル変換部62、77により変換された信号の電圧値を比較する構成としている。従って、2個の衛星20、21の各々の送信電力、衛星の軌道位置、および地球局特性等により、各衛星に対応する検出信号のピークレベルが異なる場合であっても、ピークレベルを一致させることができるため、精度よく、信号の電圧値が大きい方に対応する衛星に切り替えることが可能になる。
(3)本実施形態においては、アンテナ部51が、誘電体を用いて比誘電率が半径方向に所定の割合で変化するように形成された電波レンズ2と、電波レンズ2の焦点部に配置された2個の一次放射器3、4を備える構成としている。従って、電波レンズ2により、複数の方向において、同時に電波を受信することができ、2個の衛星20、21との間において、信号の受信を行うことが可能となる。従って、2個のアンテナ部が必要な上記従来のサイト・ダイバーシティー方式と異なり、1個のアンテナ部51で、2個の衛星20、21からの信号を受信することが可能になり、結果として、コストアップを一層抑制することができる。
(4)本実施形態においては、電波レンズ2が半球形状を有するとともに、アンテナ部51は、電波レンズ2のレンズ中心を通る面に取り付けられた反射板5を備える構成としている。従って、球形状を有する電波レンズを使用する場合に比し、電波レンズの軽量化を図ることが可能になるとともに、電波レンズのコストを低減することが可能になる。また、例えば、反射板5の一部に吊掛け用の孔部を設けることにより、建物などの外壁に取付けられたネジに吊り掛けることが可能になるため、アンテナ部51の取り付けが容易になる。また、球形状を有する電波レンズを使用する場合に比し、電波レンズ2に対する風圧荷重が小さくなるため、耐風性に優れたアンテナ部51を提供することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係るサテライト・ダイバーシティー装置の全体構成を示す概略図である。なお、上記第1の実施形態と同様の構成部分については同一の符号を付してその説明を省略する。また、サテライト・ダイバーシティー装置における電波レンズアンテナ装置の全体構成についても、上述の第1の実施形態と同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
本実施形態においては、信号選択部52に接続された復調器が複数個(即ち、2個)設けられている。より具体的には、第1の信号ケーブル56に接続されるとともに、衛星20からの受信信号を、映像/音声信号に復調する復調器81と、第2の信号ケーブル71に接続されるとともに、衛星21からの受信信号を、映像/音声信号に復調する復調器82が設けられている。また、本実施形態においては、上述の切替スイッチ78、79の代わりに、2個の復調器81、82、制御部80、およびモニタ54に接続され、復調器81、82により復調された映像/音声信号のモニタ54への出力を切り替えて、2個の衛星20、21のうち、いずれか一方を選択するための切替部である切替スイッチ83が設けられている。
そして、本実施形態においては、復調器81、82により、予め、衛星20、21からの受信信号が、映像/音声信号に復調される。また、上述の第1の実施形態と同様に、第1、第2の信号レベル変換部62、77の出力信号が制御部80に入力されると、制御部80は、第1、第2の信号検出部61、76の各々により変換された信号の電圧値と、予め設定された閾値とを比較し、当該比較の結果に基づいて、2個の衛星20、21のうち、いずれか一方の衛星からの信号を受信用の信号として選択する。即ち、制御部80は、第1、第2の信号検出部61、76により変換された2個の衛星20、21の各々に対応する信号の電圧値を比較して、2個の衛星20、21のうち、信号の電圧値が大きい方に対応する衛星からの信号を受信用の信号として選択する。そして、制御部80は、切替スイッチ83を信号の電圧値が大きい方に対応する衛星に切り替える構成となっている。
例えば、衛星20からの信号に対して、降雨90が発生することにより、衛星20からの信号に対して信号減衰が発生し、衛星20からの受信信号に基づいて、第1の信号検出部61により検波され、第1の信号レベル変換部62により変換された検波信号の電圧値が、上述の第1の実施形態において説明した閾値以下となった場合、制御部80は、2個の衛星20、21のうち、信号の減衰の少ない衛星21からの信号を受信用の信号として選択する。
そして、制御部80は、衛星21からの受信信号に基づいて、復調器82により復調された映像/音声信号をモニタ54に入力するために、切替スイッチ83の切り替えを制御する。即ち、復調器82とモニタ54が接続されるように、切替スイッチ83を切り替える。そうすると、復調器82により、復調された映像/音声信号が、モニタ54により提示されることになる。
以上の構成により、本実施形態においても、上述の第1の実施形態において説明した上述の(1)〜(4)の効果を得ることが可能になる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図6は、本発明の第3の実施形態に係るサテライト・ダイバーシティー装置の全体構成を示す概略図である。なお、上記第1の実施形態と同様の構成部分については同一の符号を付してその説明を省略する。また、サテライト・ダイバーシティー装置における電波レンズアンテナ装置の全体構成についても、上述の第1の実施形態と同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
本実施形態においては、信号選択部52に接続された復調器が複数個(即ち、2個)設けられている。より具体的には、第1の信号ケーブル56に接続されるとともに、衛星20からの受信信号を、映像/音声信号に復調する復調器84と、第2の信号ケーブル71に接続されるとともに、衛星21からの受信信号を、映像/音声信号に復調する復調器85が設けられている。また、本実施形態においては、上述の制御部80の代わりに、第1の信号レベル変換部62、および切替スイッチ78に接続されるとともに、第1の信号検出部61により変換された信号の電圧値に基づいて、切替スイッチ78の切り替えを制御する制御部86と、第2の信号レベル変換部77、および切替スイッチ79に接続されるとともに、第2の信号検出部76により変換された信号の電圧値に基づいて、切替スイッチ79の切り替えを制御する制御部87が設けられている。
そして、本実施形態においては、上述の第1の実施形態と同様に、第1、第2の信号レベル変換部62、77により信号レベルの変換が行われた後、第1、第2の信号レベル変換部62、77の出力信号が制御部86、87に入力され、当該制御部86、87が、第1、第2の信号検出部61、76の各々により変換された信号の電圧値に基づいて、2個の衛星20、21のうち、いずれか一方の衛星からの信号を受信用の信号として選択する。即ち、制御部86、87は、第1、第2の信号検出部61、76により変換された2個の衛星20、21の各々に対応する信号の電圧値を比較して、2個の衛星20、21のうち、信号の電圧値が大きい方に対応する衛星からの信号を受信用の信号として選択する。より具体的には、制御部86、87は、第1、第2の信号検出部61、76の各々により変換された信号の電圧値と、上述の第1の実施形態において説明した、予め設定された閾値とを比較し、当該比較の結果に基づいて、2個の衛星20、21のうち、いずれか一方の衛星からの信号を受信用の信号として選択する。そして、制御部86、87は、切替スイッチ83を信号の電圧値が大きい方に対応する衛星に切り替える構成となっている。
例えば、衛星20からの信号に対して、降雨90が発生することにより、衛星20からの信号に対して信号減衰が発生し、衛星20からの受信信号に基づいて、第1の信号検出部61により検波され、第1の信号レベル変換部62により変換された検波信号の電圧値が、上述の閾値以下となった場合、制御部86、87は、2個の衛星20、21のうち、信号の減衰の少ない衛星21からの信号を受信用の信号として選択する。
そして、制御部86、87は、衛星21からの受信信号を復調器85に入力するために、切替スイッチ78、79の切り替えを制御する。即ち、制御部86は、切替スイッチ78をOFFにするとともに、制御部87は、切替スイッチ79をONにする。そうすると、復調器85により、衛星21からの受信信号が、映像/音声信号に復調されるとともに、復調された映像/音声信号が、モニタ54により提示されることになる。
以上の構成により、本実施形態においても、上述の第1の実施形態において説明した上述の(1)〜(4)の効果を得ることが可能になる。
本発明の活用例としては、電波レンズアンテナ装置を介して、複数の衛星からの信号を受信し、信号減衰の小さい衛星からの信号を受信信号として選択するサテライト・ダイバーシティー装置が挙げられる。
本発明の第1の実施形態に係るサテライト・ダイバーシティー装置におけるアンテナ部を構成する電波レンズアンテナ装置の全体構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係るサテライト・ダイバーシティー装置の全体構成を示す概略図である。 従来のサイト・ダイバーシティー方式の原理を説明するための概略図である。 サテライト・ダイバーシティー方式の原理を説明するための概略図である。 本発明の第2の実施形態に係るサテライト・ダイバーシティー装置の全体構成を示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係るサテライト・ダイバーシティー装置の全体構成を示す概略図である。
符号の説明
1…電波レンズアンテナ装置、2…電波レンズ、3…一次放射器、4…一次放射器、5…反射板、20…衛星、21…衛星、50…サテライト・ダイバーシティー装置、51…アンテナ部、52…信号選択部、53…復調器、54…モニタ、59…第1のバンドパスフィルター、61…第1の信号検出部、62…第1の信号レベル変換部、74…第2のバンドパスフィルター、76…第2の信号検出部、77…第2の信号レベル変換部、78…切替スイッチ(切替部)、79…切替スイッチ(切替部)、80…制御部、81…復調器、82…復調器、83…切替スイッチ、84…復調器、85…復調器、86…制御部、87…制御部、90…降雨、K…静止衛星軌道

Claims (4)

  1. 2個の衛星からの信号を受信するアンテナ部と、
    前記2個の衛星のうち、いずれか一方を選択するための切り替えを行う切替部と、
    前記アンテナ部により受信された前記2個の衛星からの信号の各々の信号強度を検出するとともに、前記2個の衛星からの信号の各々を、前記信号強度に対応した電圧値に変換する信号検出部と、
    前記信号検出部により変換された前記2個の衛星の各々に対応する信号の電圧値を比較して、前記2個の衛星のうち、前記信号の電圧値が大きい方に対応する衛星からの信号を受信用の信号として選択するとともに、前記切替部を前記信号の電圧値が大きい方に対応する衛星に切り替える制御部と、を備えることを特徴とするサテライト・ダイバーシティー装置。
  2. 前記信号検出部により変換された前記2個の衛星の各々に対応する信号の電圧値を変換する信号レベル変換部を更に備え、前記制御部は、前記信号レベル変換部により変換された信号の電圧値を比較することを特徴とする請求項1に記載のサテライト・ダイバーシティー装置。
  3. 前記アンテナ部は、誘電体を用いて比誘電率が半径方向に所定の割合で変化するように形成された電波レンズと、前記電波レンズの焦点部に配置された2個の一次放射器と、を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサテライト・ダイバーシティー装置。
  4. 前記電波レンズが半球形状を有するとともに、前記アンテナ部は、前記電波レンズのレンズ中心を通る面に取り付けられた反射板を、更に備えることを特徴とする請求項3に記載のサテライト・ダイバーシティー装置。
JP2006292305A 2006-10-27 2006-10-27 サテライト・ダイバーシティー装置 Withdrawn JP2008109557A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006292305A JP2008109557A (ja) 2006-10-27 2006-10-27 サテライト・ダイバーシティー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006292305A JP2008109557A (ja) 2006-10-27 2006-10-27 サテライト・ダイバーシティー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008109557A true JP2008109557A (ja) 2008-05-08

Family

ID=39442522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006292305A Withdrawn JP2008109557A (ja) 2006-10-27 2006-10-27 サテライト・ダイバーシティー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008109557A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105744382A (zh) * 2010-06-29 2016-07-06 高通股份有限公司 用于发射经编码视频数据的方法和装置
CN110365396A (zh) * 2018-04-10 2019-10-22 海鹰航空通用装备有限责任公司 一种测控站及通信方法
US10938467B2 (en) 2015-04-30 2021-03-02 Mitsubishi Electric Corporation Transmitting station, control station, receiving station, data transmission system, and data transmission method

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105744382A (zh) * 2010-06-29 2016-07-06 高通股份有限公司 用于发射经编码视频数据的方法和装置
US10938467B2 (en) 2015-04-30 2021-03-02 Mitsubishi Electric Corporation Transmitting station, control station, receiving station, data transmission system, and data transmission method
CN110365396A (zh) * 2018-04-10 2019-10-22 海鹰航空通用装备有限责任公司 一种测控站及通信方法
CN110365396B (zh) * 2018-04-10 2021-12-10 海鹰航空通用装备有限责任公司 一种测控站及通信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6791508B2 (en) Wideband conical spiral antenna
US7733282B2 (en) Reflector antenna
US20140104105A1 (en) Polarization Re-alignment for Mobile Satellite Terminals
WO2014144920A2 (en) Method and apparatus for establishing communications with a satellite
JP2008109557A (ja) サテライト・ダイバーシティー装置
Tani et al. An adaptive beam control technique for diversity gain maximization in LEO satellite to ground transmissions
Lewis Communications systems: engineers' choices
Wahlberg et al. The performance of polarization diversity antennas at 1800 MHz
US20160164191A1 (en) Polarization Re-alignment for Mobile Satellite Terminals
Forti et al. Mobile communications: High-speed train antennas from Ku to Ka
CN108173591B (zh) 一种认知对流层散射通信系统及方法、无线通信系统
US6570542B2 (en) Integrated dual-directional feed horn
Buchanan et al. Squinted elevation antenna for Ku band DVB satellite reception with electronically steered azimuth
JP3180396B2 (ja) アンテナ調整方法
CN103165984B (zh) 一种移动通信系统及其多波束天线装置
Kaneko et al. Dual circularly polarization X band 2Gbps downlink communication system of earth observation satellite
Ryu et al. Wake-up system design criteria for emergency alerting using DTV guard band
JPH05160814A (ja) スペースダイバーシチ方式
Lee An Analysis of an RF Link Budget and RSSI Circuit Design for Long-Range Communications
KR100495536B1 (ko) 마이크로스트립 안테나를 사용한 원형 편파 다이버시티장치 및 그 방법
JP2007028406A (ja) 受信アンテナ装置および妨害波除去方法
Khan Role of Millimeter Waves in Satellite Communication
Tategami et al. Proposal of ultra long-range wide-area massive MIMO for high-capacity feeder links in satellite communications
Swaminathan et al. Measurement of rain attenuation in DTH services
CN113572541A (zh) 一种卫星数传系统无线信号高可靠测试方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080710

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080807

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090128

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090623

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20100105