JP2008105686A - 情報担持体用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の情報担持体を、その形態に制約されることなく手軽にしかも安全確実に収容保存でき、収容状態を外部から容易に視認、検索できる情報担持体用容器を提供する。
【解決手段】本発明の情報担持体用容器は、情報担持体Cの出し入れが可能な収容口を一方辺位置に形成すると共に、該収容口の前面端位置よりも長く背面シートに延設したフラップが前面側に折り返されたときに該収容口を覆うように構成され、且つ透明な前面シートを設けた情報担持体収容袋Aと、前記情報担持体収容袋Aの出し入れが可能な装入口を一方辺位置に形成すると共に、該装入口の前面端位置よりも長く延出した基材シートの前側に透明な前面シートを設けた収容袋装入ケースBとを含み、所望の情報担持体装着位置に形成された前記収容袋装入ケースB内に、前記情報担持体Cが収容された前記情報担持体収容袋Aを装入し、且つ前記フラップを前記収容袋装入ケースBの前面に粘着仮固定してなる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、各種の情報担持体を利用し、或いは保管し、移動するなどの際に、該情報担持体を破損や汚損などから保護するために使用する容器に関する。
近時、情報処理技術が進歩すると共に、情報記録媒体の大容量化や小型化が急速に進んできており、多種の情報を大容量の記録媒体に記録して保存管理するほか、多数の小型化記録媒体に多種の情報を分類して別々に記録し、それぞれを保存管理する手法が普及してきている。これはイメージ情報を印刷してアルバム上に保管する代わりに、電子情報のまま多数のメモリに記録してアルバム状に装着し管理することと同様である。しかし、このような複数の記録媒体を、コンパクトに装着収容して、経済的に保存管理することができ、しかも着脱が簡単で取り扱えて容易に脱落せず、塵埃や湿潤などによる汚損や毀損を受けることがなく、情報担持体などに適した容器は、これまで存在していなかった。
また、各種物品の物流や在庫管理の際などには、物品の内容や数量、或いは配送先や保管場所などを記録した伝票やカードなどを、物品の容器や包装の外面などに貼付することが多いが、移送中の毀損や汚染等が生ずる危険がある。そこで、記録内容の破壊に備えて、物品に係る処理手続の内容や添付物の控えなどを、別途に記録して保管するなどの手続が必要であった。しかし、物品の取扱い処理には、入荷、出荷、在庫管理など種々の場合があり、それぞれの処理手続の内容を表示する伝票やカードなどの情報担持体を装着する容器、或いは添付した伝票などを汚染から保護することができる容器、必要に応じて伝票やカードを差し替えて再使用できる容器、などは、提案されたことも無かった。
また製商品の出荷の際には、物流に適した荷作りや包装を施して搬送されることが多いが、このときに送り先を表示した伝票や、納品案内などの書類を添えることが普通であり、輸送時の汚損や毀損を避けるために書類を包装容器内に封入することが多く、書類内容の確認に手間がかかる難点があった。そしてまた、使用者側の在庫補充等のために製商品の輸送頻度が高い場合には、通いの輸送容器が採用されることがあるが、輸送容器に表示される送り先は同じでも内容が異なることが多いから、内容通知や関連する伝票類などの書類を同送する必要があり、汚染を避けながら同送書類の内容確認を容易とすることが望まれていた。
そこで本発明は、情報記録媒体を含む種々の情報担持体を、その形態に制約されることなく手軽にしかも安全確実に収容保存でき、しかもその収容状態を外部から容易に視認できて、検索も可能な情報担持体用容器を提供しようとするものである。
本発明の情報担持体用容器は、情報担持体Cの出し入れが可能な収容口を一方辺位置に形成すると共に、該収容口の前面端位置よりも長く背面シートに延設したフラップが前面側に折り返されたときに該収容口を覆うように構成され、且つ透明な前面シートを設けた情報担持体収容袋Aと、前記情報担持体収容袋Aの出し入れが可能な装入口を一方辺位置に形成すると共に、該装入口の前面端位置よりも長く延出した基材シートの前側に透明な前面シートを設けた収容袋装入ケースBとを含み、所望の情報担持体装着位置に形成された前記収容袋装入ケースB内に、前記情報担持体Cが収容された前記情報担持体収容袋Aを装入し、且つ前記フラップを前記収容袋装入ケースBの前面に粘着仮固定してなることを要旨とする。
また本発明の情報担持体用容器において、前記フラップの前面側に反復剥離操作が可能な粘着性接着剤層を設け、更に必要に応じて該粘着性接着剤層の表面を薄い剥離紙で保護したものとすれば、情報担持体収容袋Aに情報担持体Cを出し入れする操作が極めて容易に実施できるほか、情報担持体Cの脱落防止ばかりでなく、情報担持体収容袋A自体の脱落防止にも有効であり、更に水濡れなどによる汚染などを防止できる利点もある。
更に本発明の情報担持体用容器において、前記収容袋装入ケースBの装入口の前面端縁から内側底までの内法深さが、前記情報担持体収容袋Aのフラップの折り返し線から外底縁までの外法長さより大きく形成されていると、情報担持体収容袋Aを収容袋装入ケースBの装入口から装入する操作が一層容易となるばかりでなく、情報担持体収容袋A自体の保護がより確実となる利点がある。
更に本発明の情報担持体用容器における前記情報担持体収容袋A及び前記収容袋装入ケースBの少なくとも一方として、合成樹脂シートを用いて形成されたものを採用すると、情報担持体の毀損や汚染が起こり難いほか、繰り返し利用ができ、部品の調達や補充が容易であることもあって、経済性が更に改善されるという利点がある。
本発明の情報担持体用容器は、情報担持体を脱落や汚染などから保護して、確実に保存できる手段を提供するもので、収容物の出し入れが極めて簡単且つ容易であるが、利用者が操作しない限り収容物が脱落する心配がない。また、収容物は収容袋に入っている状態で出し入れなどの取り扱いができ、担持された情報を利用するときまで直接に手を触れることがないので、汚れなどが付着する機会を大幅に削減することができ、しかも格納状態を観察することができるので.収容物の所在を検索し、且つ確認することも極めて容易である。そしてまた、本発明の情報担持体用容器は、それ自体を装着して保管する形態やその場所を自由に選択できるので、情報担持体の利用目的に応じて、最も適切な保管又は移動の形態を適宜に選択し、使用することができる。
本発明の情報担持体用容器に収容し、且つ保管する対象となる情報担持体Cとは、狭い意味では、種々の情報記録媒体等に種々の情報を記録した有形物を意味するが、ここで言う記録媒体としては、文字や画像などを記録するに適した紙やフィルムなどがあり、また、文字や画像のほか音などを電子化した情報を、電磁的に記録するフラッシュメモリー、コンパクトフラッシュ(登録商標)など、光学的に記録するCD、DVDなどの電子化情報記録媒体がある。またその他の情報担持体としては、これらの電子化情報をプリント用紙やフィルムに出力したカード状又はシート状の文書やグラフ、画像なども含まれるが、電子化情報となる前の刊行物のコピーや写真、切手、伝票類、メモ、手書き原稿などや、分析、試験或いは検査の対象となる試料や検体なども、保管の価値が有るものであれば、その形態の如何に関わらず、情報担持体として収容の対象に含めることができる。
本発明の情報担持体用容器を構成する第1の部品である情報担持体収容袋Aは、前記の情報担持体Cを収容するものであって、収容口の背面シート側から長くフラップが延び出しており、フラップが前面側に折り返されたときには、情報担持体を収容した後でも収容口を覆うことができるように構成されている。このようなフラップの折り返しには、背面シートが薄い方がフラップを折り曲げ易いので好ましい。しかし、情報担持体Cの出し入れを容易にするために、背面シートの厚さを増したい場合には、フラップの折り返し予定位置に、例えば熱スジなどと呼ばれるような、筋状の薄手部分を設けるなどの加工を加えて、フラップを曲げ易くすることが望ましい。
また、フラップの先端近傍には、前面シートと反復して剥離操作ができる粘着性接着剤
層を設けたうえ、必要に応じて該粘着性接着剤層の表面を薄い剥離紙で保護しておくこと
が好ましく、こうした構成の情報担持体収容袋Aは、通常の取り扱い環境の下での収容物
の汚損防止に十分な性能を発揮する。そして更に、このような情報担持体収容袋Aの前面シートは透明であって、収容物を外部から識別することが容易となっているが、例えばポリオレフィンなどの合成樹脂で製造されたシートで作成されたものであると、摩擦が少なくて強度があり劣化し難いので、情報担持体の保管用としては、特に好適である。
また、本発明の情報担持体用容器を構成する第2の部品である収容袋装入ケースBは、装入した情報担持体収容袋Aを確実に保持して所望の場所に固定するものであって、基材シートの前側に透明な前面シートを設けて装入空間を形成すると共に、基材シートの一方端位置より少し退いた位置に、情報担持体収容袋Aの装入口を形成してある。更にこの基材シートの背面側には、所望により粘着剤層を設けておくことができ、その粘着剤層を用いると、本発明の情報担持体用容器を、所望の支持体面などに固定することができる。
そして、収容袋装入ケースBの前面シートが透明であることも、情報担持体収容袋Aの収容物を観察するために必要な構成であり、更に収容袋装入ケースBが、情報担持体収容袋Aと同様に、ポリオレフィンなどの合成樹脂シートで作成された袋体であってもよいが、箱状や筒状の容器であっても、情報担持体収容袋Aを装入でき、且つ損傷を受けないように保管できるものであれば、特に制限なく利用することができる。
更に上記のように、情報担持体収容袋Aと収容袋装入ケースBとの2種の部品を、組み合わせてなる本発明の情報担持体用容器は、その一方の部品である収容袋装入ケースBを、その背面に設けた粘着剤層によって、所望の支持物における情報担持体装着面位置に接着し固定することが望ましいが、場合によりルーズリーフ状の台紙の片面又は両面に配置したもの、或いはルーズリーフ状の基材シートを用いて、複数の収容袋装入ケースBを連接形成したものを用いてもよい。
しかし、情報担持体Cを保管する目的は、情報担持体Cの所有者又は保管者によって種々異なると考えられるので、ここでは、情報担持体Cが収容された情報担持体収容袋Aを収容袋装入ケースB内に装入し、情報担持体収容袋Aのフラップを収容袋装入ケースBの前面に粘着仮固定する構成を、情報担持体用容器を取り付ける支持物の例を幾つか挙げて説明するが、本発明はそれらの記載により制限を受けるものではなく、本発明の主旨に反しない限り、適宜に変更を加えて実施することができるものである。
以下、本発明の情報担持体用容器を、商品等の配送の目的で利用する場合における使用例によって説明する。
例えば発注者の指示に従って商品等を配送する場合には、商品の品名、性状、数量などを記載した納品書を作成し、その控えは発送元で保管され、配送される商品には1通だけ添付されることが普通である。しかし、納品書が梱包された箱などの中に商品と共に封入されていると、開梱されて商品と納品書とを見るまで注文書との照合ができず、検品が進まないという問題があった。そこで、納品書を配送伝票と共に梱包の外側面に添付すれば、開梱する前に注文書との照合ができ、従って開梱作業の緊急度を判断できると同時に、開梱と検品の作業の効率化が計れるという利点がある。ところが梱包の外側は、搬送中に汚損や毀損を受ける危険があり、そのような危険を防ぐ手段がなかったためか、そのような作業の合理化提案の有無については、全く知られていない。
そこで、本例における情報担持体Cとして、伝票形式で手書き複写により作成された納品書を、本発明の情報担持体用容器に封入して梱包の外側面に添付する手順を、図1乃至図4によって説明する。
図1において、(a)は情報担持体収容袋Aの前面方向から見た斜視図である。そして1は、例えば無配向ポリオレフィン共重合樹脂などの、透明な硬質シートで形成された略長方形の情報担持体収容袋A(以下、単に収容袋と呼ぶことがある。)であり、1aは収容袋1の前面シートであって、その一方の前面端が収容口1bを形成している。そして、1cは収容袋1の背面シートであるが、これは透明である必要はない。背面シート1cの収容口1bの位置を超えて延び出た部分が、フラップ1dを構成していて、前面側に折り曲げることで収容口1bを塞ぐことができるようになっている。またこのフラップ1dは、市販の粘着性接着テープなどを利用して適宜な部位と接着させることができるが、フラップ1dの前面側には、粘着性接着剤層2が設けることで、全く同様に作用させることができ、この場合には粘着性接着剤層2の表面は、不時の誤粘着を避けるために剥離紙2aで保護しておくことが望ましい。
また図1におけるCは、情報担持体収容袋Aに収容される情報担持体Cを示し、少なくとも剛性を有する紙などを基材とするものが好ましく用いられ、例えば納品書などの情報担持体が添付される包装物品の、内容に係る情報、即ち品名や種類、数量などを表示した伝票など、或いは送付先の宛て名、住所などを表示した送り状など、その他簡単な案内状や資料など、添付を望む物品や書類があれば、情報担持体収容袋Aに収容可能である限り、適宜に添付して差し支えない。即ち、このことを情報担持体の立場に立って言い換えるならば、添付したい物品や書類の形状や寸法に応じて、それらを収容する情報担持体収容袋Aの形状や寸法を適宜に設定し、利用することが望ましい、と言える。
更に、図1における(b)は、収容袋装入ケースB(以下、単に装入ケースと呼ぶことがある。)の前面方向から見た斜視図である。そして3は、例えば無配向ポリオレフィン共重合樹脂などの、透明なシートで形成された略長方形の装入ケースであり、3aは装入ケース3の前面シートであって、その一方の前面端が装入口3bを形成している。そして、3cは装入ケース3の基材シートであって、基材シート3cの装入口3bの位置を超えて延び出た部分が装入口3bを補強する作用を現すが、これは透明である必要がない。更に、基材シート3cの背面側には粘着剤層3dを介して剥離台紙3eが設けてある。
本発明の情報担持体用容器は図1によって説明したように、上記のような構造をそれぞれ有する各部品、即ち情報担持体収容袋Aと、収容袋装入ケースBとを組み立ててなるものであるが、ここで本発明の実施の目的物である情報担持体Cも、本発明の装置の部品であって、情報担持体Cが組み立てに加わって始めて、本発明の情報担持体用容器が完成し、本発明の目的のみならず効果も得られることを確認されたい。
そこで、上記の各部品を用いて本発明の情報担持体用容器を組み立てる手順を、図1を参照して説明する。先ず、本発明の情報担持体用容器を利用しようとする物品について、表示する事項を記載した納品書などの情報担持体Cと、該情報担持体Cを添付しようとする物品の包装又は包装容器との、寸法や形状を具体的に調査して、情報担持体Cを収容するのに適した寸法と形状を具えた情報担持体収容袋Aを選定する。次に、収容袋装入ケースBは、該情報担持体収容袋Aを収容するに適した大きさ、即ち該情報担持体収容袋Aのフラップ1dの折り返し線1eから外底縁1fまでの外法長さより、装入口3bの前面端縁から内側底3fまでの内法深さが長く、また該情報担持体収容袋Aの外法幅より広い内法幅を備え、且つ製品又は商品の包装又は包装容器の外側面等に貼着するのに適した寸法と形状を備えた、収容袋装入ケースBを選定する。
こうして準備作業が終了した後に、情報担持体収容袋Aの収容口1bから情報担持体Cを、その表示面が透明な前面シート1aの内面に接するように差し込み、安定した位置を取るように収容する。この際に情報担持体収容袋Aのフラップ1dは展開した状態にあり、情報担持体Cを収容する操作には何ら支障は生じない。
次に、前記の情報担持体Cを収容した情報担持体収容袋Aを,収容袋装入ケースB内に装入するが、その際には情報担持体収容袋Aの背面シート1cが後方に向かう姿勢、即ち透明な前面シート1aが収容袋装入ケースBの透明な前面シート3aの内面と接して、情報担持体Cの表示事項が外側から視認できるような姿勢で、装入を実行する。こうすると、情報担持体収容袋Aの背面シート1cより延設されたフラップ1dが、情報担持体収容袋Aの収容袋装入ケースB内に装入された位置を計る目安として利用できる。
ところで、収容袋装入ケースBに情報担持体収容袋Aを装入する際に、該情報担持体収容袋Aの剛性が小さいと、収容袋装入ケースBの内面との間の摩擦などにより、該情報担持体収容袋Aが撓んで装入し難くなることがある。このような場合には、収容された情報担持体Cが適切な剛性を有していると、情報担持体収容袋Aに撓みが起こり難いので、情報担持体収容袋Aを底部分から先に収容袋装入ケースBの装入口3bに押し入れ、情報担持体収容袋Aの収容口1b部分を指で摘んだまま、収容袋装入ケースBの中に情報担持体収容袋Aの全部を簡単に押し込むことができる。従って、情報担持体Cの剛性が低すぎる場合には、硬めのカード状物を添えるなどの適宜の方法で剛性を高める手法を検討することが勧められる。
更に上述の装入操作の場合には、情報担持体収容袋Aのフラップ1dが開いたままの状態で操作するのが好ましい。即ち、情報担持体Cを収容した情報担持体収容袋Aを収容袋装入ケースBの装入口3bから装入し、情報担持体収容袋Aの外底縁1fが収容袋装入ケースBの内側底3fに達すれば、装入は終わったことになる。そこで、情報担持体収容袋Aのフラップ1dを収容袋装入ケースBの前面シート3a上に折り曲げ、該フラップ1dと該前面シート3aとを粘着仮固定させる次工程に移ることができる。この次工程は図3によって説明するが、次工程に入る前の情報担持体用容器の組立状態を、図2に示す縦断面図に示した。
本発明の情報担持体用容器は、情報担持体収容袋Aのフラップ1dの前面側に粘着性接着剤層2が設けてないものと、剥離紙2aで保護した粘着性接着剤層2が設けてあるものとの、2種の形態があることを既に説明したが、図3以下の説明では、フラップ1dの前面側に粘着性接着剤層2が設けてある場合について説明する。図3における(a)は、情報担持体収容袋Aを装入し終わった収容袋装入ケースBの状態を示す斜視図であるが、この時点では情報担持体収容袋Aのフラップ1dは、収容袋装入ケースBの装入口3bより外に露出している。
そこで図3の(b)のように、フラップ1d上に付着している剥離紙2aを除去して、粘着性接着剤層2を露出させたうえ、フラップ1dを装入口3b位置で前面側に折り曲げる。そうすると、図3の(c)のように、粘着性接着剤層2が収容袋装入ケースBの前面シート3aに接触するから、フラップ1dを前面シート3aに粘着させて仮固定し、情報担持体Cの脱落などの発生を防止できるようになる。なお、フラップがあっても粘着性接着剤層2を設けていない情報担持体収容袋Aを用いる場合には、上記の(c)の操作の際に市販の粘着性接着テープなどを使用して、フラップ1dと前面シート3aとを接着すれば、全く同様な効果が得られる。
このようにして組み立てられた図3の(c)に示す本発明の情報担持体用容器の、収容袋装入ケースBの背面に設けてある剥離台紙3eを、図4の(d)に示すように剥離除去すれば、そこに露出する粘着剤層3dを利用して、図4の(e)に示すように、包装容器Eなどに収容した物品に関する情報などを記載した情報担持体が、汚損や脱落等を起こさないよう安全且つ確実に、包装容器E又は包装などの表面における所望の装着面に接着固定でき、本発明の情報担持体用容器Dが完成する。
次に、本発明の情報担持体用容器を、音楽データや辞典のデータなどを記録したCD等の情報担持体の、整理保存用の手段として利用する例について説明する。
CDやDVDなどの情報担持体は、音楽や映画などの芸術作品や娯楽作品を記録して保存し、所望に従って再生して鑑賞するための手段として発明されたが、印刷された出版物が嵩張って重いため保存上の問題があることから、CDによる出版などが行われるようになっている。更にこれらのディスク形の情報担持体は、コンピュータプログラムやデータを記録したCD−ROMや、電子化された情報の記録用媒体として利用され、何れも保管の対象物となるものである。
そこで、本例における情報担持体Cとして、上記のCDを集積保存する場合の例を、図5乃至図8によって説明する。先ず図5は、情報担持体Cの例のCDを示す図であり、図6は、情報担持体CであるCDを情報担持体収容袋Aに収容した状態を示す図であって、(a)はその正面図、(b)はその縦断面図である。
これらの図において、4は情報担持体Cの例のCDであり、5はCD4を収容するに適した形状の情報担持体収容袋Aである。この収容袋5は、無配向ポリオレフィン共重合樹脂などの、透明な硬質シートで形成された袋体であり、直径が約12cmのCD4を余裕を持って収容できる横幅を持ち、CD4を袋に収容したときに、前面シート5aに覆われずに収容口5bの外に残る部分が、約2cm位となる縦長さを持っているが、これはCD4を収容袋5から取り出し易いようにするためである。そして収容袋5の背面シート5cは、収容口5bの位置より更に延び出してフラップ5dを構成している。このフラップ5dの長さは、CD4の外方端位置で折り返して収容口5bの位置を越え、前面シート5aの前面に余裕を持って重ね合わせ得る長さになっている。またこのフラップ5dの先端より少し戻った位置には、粘着性接着剤層2が設けてあり、その表面には保護用の剥離紙2aが付着させてある。
また図7は、ルーズリーフ型の台紙上に収容袋装入ケースBを複数個並べて装着した、本発明の情報担持体用容器Fを示す正面図(a)と、その縦断面を示す概念図(b)であって、これらの図における4は情報担持体CであるCDを、5は情報担持体収容袋Aである収容袋を、また6は収容袋装入ケースBである装入ケースを、それぞれ示している。そして、ここで示された装入ケース6は、実施例1における装入ケース3と同様に、例えば無配向ポリオレフィン共重合樹脂などの、透明なシートで形成された略長方形の袋体であり、上記のCD4を収容した収容袋5を容易に装入できる横幅と縦長さとを持つが、その前面シート6aの装入口6bの位置までの長さは、上記の収容袋5の前面シート5aより長めであって、CD4の直径により近いことが好ましい。
上記のような装入ケース6は、その基材シート6cの背面側に粘着剤層6dが設けてあり、例えばA4判の板紙などで形成された台紙上に、2組を並べて装着しておき、別個のCD4を収容した別個の収容袋5を、それぞれに装入して保管できるように構成されているもので、複数の装入ケース6を1枚の台紙の上に設けたものとしての、本発明の情報担持体用容器Fが形成されている。そして、この情報担持体用容器Fの組立に際しては、実施例1で説明したと同様の手順に従って、以下のように実施することができる。
即ち図6に示すように、CD4を収容した収容袋5を、そのフラップ5dが開いた状態のままで、図7の(a)の上側位置に図示したように、前面シート5aが装入ケース6の前面シート6aの内面と接するようにして、装入ケース6内に装入する。そして収容袋5が確実に装入された後、フラップ5dを前方から下方に向かって引き、剥離紙2aを除いて露出した粘着性接着剤層2を、装入ケース6の前面シート6aの前面に接触させ、フラップ5dと装入ケース6の前面シート6aとを粘着して、本発明の情報担持体用容器Fの組立が完了するが、この情報担持体用容器Fの外観は、図7の(a)の下側位置に図示した通りである。
本例は、実施例2において説明した本発明の情報担持体用容器Fと同様に、CDを情報担持体Cとして扱うに適した構成を備えているが、使用の目的を情報担持体Cの保管から送付又は移動に変更したときの、別な利用形態を持つ情報担持体用容器Gであり、以下に情報担持体用容器Fとの差異について説明する。先ず本例の情報担持体用容器Gは、基本的に情報担持体CとしてCDを収容する容器であるため、CDを収容する情報担持体収容袋Aの構造と、収容袋装入ケースBの構造とは、実施例2で説明した図6及び図7に開示された構造と類似している。しかし使用の目的が異なるため、収容袋装入ケースBを装着する支持体が異なっているもので、効果も異なってくる点を、理解されたい。
従来は、例えば単行本や月刊誌などの出版物に、その内容の理解を促進するなどの目的に沿うように、例えばCDなどの情報担持体Cを添付している。このような出版物などに添付される情報担持体Cは、裏表紙などに張りつけた袋などに挟み込むか、又は差し込むようにしてあることが多く、搬送する際などに脱落する恐れがある。これら添付物は景品である場合や参考資料である場合もあって、重要性の評価は難しいとしても、輸送時や携行時の脱落や損傷を防ぐ必要がある。しかし、そのような事故への安全対策は極めて不十分であった。
そこで本発明の情報担持体用容器Gは、出版物などに添付されるCD4を、図6で説明したように、CDの収容に適した収容袋5に収容し、CD4が収容された収容袋5の装入に適した装入ケース6を、図8に示すように、出版物の裏表紙などの支持体Hに装着することで、出版物などの購入者に、出版物などと共にCDを安全確実に送り届けることができ、更に出版物とそれに添付されたCDとを一体として保管することも、容易とするものである。
ところで上述のような本発明の情報担持体用容器Gにおける効果は、出版物と添付CDとの組合せの場合に限られるものではなく、種々の物品と添付された情報担持体との組合せにおいても、情報担持体収容袋Aと収容袋装入ケースBとの形状を調整することで、更に有効に活用できる、期待し得る。
本例は、情報担持体Cとして、例えばリムーバブルディスクやフラッシュメモリなどの、パソコンなどに用いられる脱着可能な情報記録媒体や、デジタルカメラなどに用いられる小型メモリーカードなどの情報記録媒体を、それらに記録された情報を保存するための集積保管に適した情報担持体用容器Jである。
従来は、上記のような小型の情報担持体は、小型のプラスチックケースなどに入れたうえ、袋などに入れて収納するか、仕切りを設けた容器内に並べて収納する、などの方法があるが、情報記録媒体の種類によって形状がそれぞれ異なり、それらが混在すると整理が難しく、所望の情報担持体を選び出すのに手間が掛かるうえ、ケースから取り出すときに汚れが付き易く、エラーやノイズの発生の原因にもなるという欠点があった。
そこでこれらの小型の情報担持体Cを、複数種類の小型の情報担持体収容袋Aに分類するなどして収容しておき、その一方で、例えばA4判の大きさのルーズリーフ状基材シート上に、複数個の収容袋装入ケースBを配列して形成したアルバム状のファイルなどを用意しておき、それぞれの情報担持体Cを収容した情報担持体収容袋Aを、上記のファイル内の所望位置に装着した収容袋装入ケースBに装入して、分類保管ができるように構成した、本発明の情報担持体用容器Jを作成した。
この情報担持体用容器Jは図9に示すように、例えばプラスチックシートからなる基材シートの上に小型の前面シートを配置し、複数の収容袋装入ケースBが形成できるように、予定された装入ケースの周囲位置で前面シートを基材シートに溶着して、複数の収容袋装入ケースBが配設された構造としたものである。従って、例えばSDカード7、スティックメモリー8、スマートメディア9、コンパクトフラッシュ(登録商標)10などの情報担持体Cを、それぞれの情報担持体収容袋Aに入れて、それぞれの収容袋装入ケースB内に装入し固定することができる。しかし、このような情報担持体用容器Jとしては、大きさの異なる収容袋装入ケースBを取り混ぜて配置したものや、小型の情報担持体収容袋Aを複数個収容できる、大きめの収容袋装入ケースBを並べて配置したものなどでもよく、情報担持体Cの種類は特に限定されるものではないと同時に、情報担持体収容袋Aや収容袋装入ケースBの大きさも特に限定されるものではない。
なお、これらの各情報担持体収容袋Aには、必要に応じて、収容された情報担持体Cの記録内容を表示したカードなどを同封すれば、収容袋装入ケースBの外側から観察するだけで、所望の情報担持体Cを見つけることができ、情報担持体収容袋Aごと収容袋装入ケースBから取り外して、必要に応じて携帯用の収容袋装入ケースBに装入して自由に持ち運び、更に情報内容の調査に入るまでの間も、情報担持体Cが汚染を受け難い保護状態を保つことができる。
本発明の情報担持体用容器は、文書や画像等の、それ自体が情報価値を有する有体物ばかりでなく、それらのコピーや、コピーを再生できる機能を含む情報を記録して有体物化した記録物などを、汚損や毀損などから保護された状態で、効率的かつ経済的に保管することを可能とする手段を提供するものであるが、情報としての価値はあまり重要でない有体物であっても、記念品としてや、希少品、或いは骨董品などとしての、価値が認められる物品、例えば切手や貨幣などを保管する手段として、有効に利用することができる。
実施例1の情報担持体用容器の構成部品と組立順を示す斜視図である。 実施例1の情報担持体用容器の組立構造を示す縦断面図である。 実施例1の情報担持体用容器の完成手順を示す斜視図である。 実施例1の情報担持体用容器とその取付状態を示す斜視図である。 実施例2の情報担持体であるCDの正面図である。 実施例2の情報担持体を収容袋に収容した状態を示す正面図(a)と縦断面図(b)である。 実施例2の情報担持体用容器Fの正面図(a)と縦断面図(b)である。 実施例3の情報担持体用容器Gの取付状態を示す正面図である。 実施例1本発明の情報担持体Jの取付状態を示す正面図である。
符号の説明
A 情報担持体収容袋
B 収容袋装入ケース
C 情報担持体
D 情報担持体用容器
E 包装容器
F 情報担持体用容器
G 情報担持体用容器
H 支持体
J 情報担持体用容器
1 収容袋
1a 前面シート
1b 収容口
1c 背面シート
1d フラップ
1e 折り返し線
1f 外底縁
2 粘着性接着剤層
2a 剥離紙
3 装入ケース
3a 前面シート
3b 装入口
3c 基材シート
3d 粘着剤層
3e 剥離台紙
3f 内側底
4 CD
5 収容袋
5a 前面シート
5b 収容口
5c 背面シート
5d フラップ
6 装入ケース
6a 前面シート
6b 装入口
6c 基材シート
6d 粘着剤層
7 SDカード
8 スティックメモリー
9 スマートメディア
10 コンパクトフラッシュ(登録商標)

Claims (4)

  1. 情報担持体Cの出し入れが可能な収容口を一方辺位置に形成すると共に、該収容口の前面端位置よりも長く背面シートに延設したフラップが前面側に折り返されたときに該収容口を覆うように構成され、且つ透明な前面シートを設けた情報担持体収容袋Aと、前記情報担持体収容袋Aの出し入れが可能な装入口を一方辺位置に形成すると共に、該装入口の前面端位置よりも長く延出した基材シートの前側に透明な前面シートを設けた収容袋装入ケースBとを含み、所望の情報担持体装着位置に形成された前記収容袋装入ケースB内に、前記情報担持体Cが収容された前記情報担持体収容袋Aを装入し、且つ前記フラップを前記収容袋装入ケースBの前面に粘着仮固定してなることを特徴とする、情報担持体用容器。
  2. 前記フラップの前面側に反復剥離操作が可能な粘着性接着剤層を設けてなる、請求項1に記載の情報担持体用容器。
  3. 前記情報担持体収容袋A及び前記収容袋装入ケースBの少なくとも一方は、合成樹脂シートを用いて形成されている、請求項1又は2に記載の情報担持体用容器。
  4. 前記情報担持体収容袋Aは、前記フラップが背面に位置する姿勢で前記収容袋装入ケースB内に装入されてなる、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報担持体用容器。
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