JP2008105390A - 熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法 - Google Patents
熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008105390A JP2008105390A JP2007207650A JP2007207650A JP2008105390A JP 2008105390 A JP2008105390 A JP 2008105390A JP 2007207650 A JP2007207650 A JP 2007207650A JP 2007207650 A JP2007207650 A JP 2007207650A JP 2008105390 A JP2008105390 A JP 2008105390A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- resin foam
- foam sheet
- sheet
- porous member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
【解決手段】密閉可能な一対の成形型を用いて、該成形型内で熱可塑性樹脂製発泡シートをさらに発泡させて熱可塑性樹脂製発泡成形体を製造する方法であって、少なくとも以下の工程を含む熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法。
(1)熱可塑性樹脂製発泡シートを加熱軟化する工程
(2)工程(1)で加熱軟化した熱可塑性樹脂製発泡シートの一方の面と多孔質部材とを接触させて一対の成形型間に配置する工程
(3)前記一対の成形型を型閉めして形成された空間内を減圧することにより、前記熱可塑性樹脂製発泡シートを膨張させて、該熱可塑性樹脂製発泡シートの多孔質部材非接触面を成形型の成形面に接触させる工程
(4)前記空間内を常圧にした後、該成形型を開いて熱可塑性樹脂製発泡成形体を取り出す工程
【選択図】なし
Description
熱可塑性樹脂製発泡シートを真空成形する方法としては、真空成形可能な雌雄型の金型による発泡ポリプロピレン系樹脂シートの両面真空成形方法であって、発泡倍率5.5倍以下の該ポリプロピレン系樹脂シートの両面に熱可塑性樹脂フィルムをそれぞれ積層した積層シートを使用し、該積層シートを遠赤外線ヒーターにより加熱軟化せしめた後、金型の間隙を該積層シートの加熱軟化後の厚みの1.0〜2.5倍とする積層シートの両面真空成形方法が知られている(特許文献1参照)。
(1)熱可塑性樹脂製発泡シートを加熱軟化する工程
(2)工程(1)で加熱軟化した熱可塑性樹脂製発泡シートの一方の面と多孔質部材とを接触させ、前記熱可塑性樹脂製発泡シートと一対の成形型の対向する成形面とが直接接触しないようにして前記熱可塑性樹脂製発泡シートを一対の成形型間に配置する工程
(3)前記一対の成形型を型閉めして形成された空間内を減圧することにより、前記熱可塑性樹脂製発泡シートを膨張させて、該熱可塑性樹脂製発泡シートの多孔質部材非接触面を成形型の成形面に接触させる工程
(4)前記空間内を常圧にした後、該成形型を開いて熱可塑性樹脂製発泡成形体を取り出す工程
また本発明の第二の態様は、密閉可能な一対の成形型を用いて、該成形型内で熱可塑性樹脂製発泡シートをさらに発泡させて熱可塑性樹脂製発泡成形体を製造する方法であって、少なくとも以下の(1)−(4)の工程を含む熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法である。
(1)一方の面を多孔質部材と接触させた熱可塑性樹脂製発泡シートを、加熱軟化する工程
(2)工程(1)で加熱軟化した、一方の面を多孔質部材と接触させた熱可塑性樹脂製発泡シートにおける多孔質部材非接触面と、一対の成形型の対向する成形面とが直接接触しないようにして前記熱可塑性樹脂製発泡シートを一対の成形型間に配置する工程
(3)前記一対の成形型を型閉めして形成された空間内を減圧することにより、前記熱可塑性樹脂製発泡シートを膨張させて、該熱可塑性樹脂製発泡シートの多孔質部材非接触面を成形型の成形面に接触させる工程
(4)前記空間内を常圧にした後、該成形型を開いて熱可塑性樹脂製発泡成形体を取り出す工程
本発明で用いる熱可塑性樹脂製発泡シートを構成する熱可塑性樹脂は特に限定されるものではなく、公知の樹脂を用いることができ、例えば低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンや直鎖状低密度ポリエチレン等のエチレン系樹脂やプロピレン系樹脂等のオレフィン系樹脂が挙げられる。発泡シートを構成する樹脂は1種類であってもよく、2種類以上であってもよい。
MT(190)≧7.52×MFR(230)(-0.576) [式1]
また、直鎖状プロピレン系樹脂としては、特開平11−228629号公報に開示されたような超高分子量成分を導入したプロピレン系樹脂、すなわち極限粘度が5dl/g以上の結晶性プロピレン系重合体部分(A)を製造する工程および極限粘度が3dl/g未満の結晶性プロピレン系重合体部分(B)を製造する工程を含む重合方法により得られ、極限粘度が3dl/g未満であり、結晶性プロピレン系重合体部分(A)の割合が0.05重量%以上35重量%未満であるプロピレン系樹脂が挙げられる。
押出発泡法では、樹脂と発泡剤等とを押出機中で溶融混練して溶融樹脂組成物とし、該溶融樹脂組成物を押出機に接続したダイ内へと送る。ダイへ送られた溶融樹脂組成物は、ダイ出口から大気中に押出されるとともに発泡する。押出発泡された溶融シートを冷却し、切断機によって所望のサイズに切断し、発泡シートを製造することができる。ダイ形状としては、Tダイやサーキュラーダイを使用することができる。
多層構成の発泡シートの場合、前述の発泡シートに公知の貼合技術で非発泡層などを貼合して多層構成としてもよいが、生産性の観点から公知の多層ダイを用いた多層共押出発泡法により製造することが好ましい。
物理発泡剤としては、炭酸ガス、窒素ガス、空気、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ジクロルエタン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロモノフルオロメタン、トリクロロモノフルオロメタンなどを用いることができ、窒素ガス、炭酸ガス、空気等の安全性の高い無機ガスを用いることが好ましい。
発泡シートを構成する樹脂がプロピレン系樹脂の場合、安全性およびプロピレン系樹脂への溶解性の観点から、発泡剤として炭酸ガスを用いることが好ましい。炭酸ガスを用いる場合は、7.4MPa以上かつ31℃以上の超臨界状態で樹脂へ注入することが、樹脂への拡散、溶解性の観点から好ましい。
一対の成形型には、冷却水などを循環させて約10〜90℃の範囲で温度制御することが好ましい。各々の成形型の温度は、発泡成形体の反りを低減するために別々に調整可能であることが好ましい。また、発泡成形体との剥離性を考慮して、各成形型の成形面にテフロン(登録商標)やアルマイト(登録商標)などの表面処理することも好ましい。
なお、発泡シートは通常は室温の状態であるが、加熱時間の短縮のために予熱しておいてもよい。また工程(1)では、シート状の非多孔質部材上に熱可塑性樹脂製発泡シートを載置した状態で加熱軟化してもよい。シート状の非多孔質部材としては、テフロン(登録商標)処理されたシートやフィルム、金属板等、加熱しても形状保持が可能な材料から形成されるシート状物が例示できる。
本発明における多孔質部材としては、具体的には樹脂や金属性のメッシュやフィルター、不織布などが例示できる。
成形型が上下に型開きするように設置されている場合には、工程(1)で加熱した熱可塑性樹脂製発泡シートの一方の面に多孔質部材を接触させた後、該多孔質部材を成形型と接触させるようにして配置してもよく、予め下型の成形面に多孔質部材を配置しておき、該多孔質部材上に工程(1)で加熱軟化した熱可塑性樹脂製発泡シートを配置してもよい。このように成形型成形面と熱可塑性樹脂製発泡シートとの間に多孔質部材を介することにより、工程(3)で減圧する際に該熱可塑性樹脂製発泡シートと成形型成形面との間のエアが、多孔質部材を通って排出されるため、エア溜りが生じない。そのため得られる熱可塑性樹脂製発泡成形体は、表面平滑性に優れるものとなる。
成形型を型閉めして形成された空間内を減圧する方法としては、該成形型と接続した真空ポンプの接合弁を開けて成形型内を真空吸引する方法が挙げられる。真空ポンプとしては、空間内の空気を短時間で排気できる能力を有するものを用いることが、得られる熱可塑性樹脂製発泡成形体の発泡倍率と独立気泡率の向上の観点から好ましい。また、使用する成形型の大きさによっては、排気を速やかに行うために真空タンクを備え付けることが好ましい。成形型内の圧力は真空に近いほど、発泡倍率向上の観点から好ましい。成形型内の絶対圧力は0.01MPa以下、減圧速度としては0.01MPa/s以上とすることが好ましい。
発泡シートと成形型壁面との距離は、成形型の壁面にスペーサーを設けて調節することができる。また、発泡シート端面と成形型壁面との間には、多孔質部材を介在させることが好ましい。なお、成形型壁面に予め多孔質部材が埋設されている成形型を用いてもよい。
前記第一の態様では、工程(1)では熱可塑性樹脂製発泡シートのみを加熱軟化し、その後工程(2)において多孔質部材と接触させて成形型間に設置した。本発明の第二の態様は、熱可塑性樹脂製発泡シートの一方の面を予め多孔質部材と接触させておき、多孔質部材とともに熱可塑性樹脂製発泡シートを加熱する。その後の第二の態様における工程(3)および(4)は、前記した第一の態様における工程(3)および(4)と同様である。
(1)MFR(230)
JIS K7210に従い、温度230℃、荷重2.16kgfで測定した。単位はg/10分。
東洋精機社製メルトテンションテスターMT−501D3型を用いて、サンプル量5g、加熱温度190℃、加熱時間5分間、ピストン降下速度5.7mm/分で、長さ8mm、直径2mmのオリフィスからストランドを押し出し、該ストランドを直径50mmのローラーを用いて巻取速度100rpmで巻き取ったときの張力を、メルトテンション(MT)として測定した。単位はg。
JIS K7112に記載されている水中置換法を使用し発泡シートまたは発泡成形体の密度ρ(水)を求める。次に、発泡シートを構成するプロピレン系樹脂の樹脂密度ρ(PP)を用いて下式2により発泡倍率Xを計算した(単位は無次元)。なお、ρ(PP)として以下0.90g/cm3を用いた。
X(X1、X2)=ρ(PP)/ρ(水) [式2]
ρ(PP):樹脂密度(g/cm3)
ρ(水):発泡シートまたは発泡成形体の密度(g/cm3)
ASTM−D2856に記載されているエアーピクノメーター法による測定方法を使用し発泡シートまたは発泡成形体の密度ρ(エア)を求め、下式3により独立気泡率Yを計算した(単位は%)。
Y=(ρ(PP)/ρ(エア)−1)/(ρ(PP)/ρ(水)−1)×100 [式3]
(5)通気度
JIS L1096に記載されているフラジール法(A法)により測定を行った。単位はcm3/cm2/s。なお測定では、多孔質部材として用いたステンレス製金網(太陽金網株式会社製)を3枚重ねて測定された値をもとに、該値に3(枚数)を掛けて算出される数値を、該多孔質部材1枚の通気度とした。
(6)孔径
孔径は1インチをメッシュ数で割って、その後に線径を差し引いたものとした。なおメッシュ数が20、80メッシュのステンレス製金網(太陽金網株式会社製)を用いた。単位はμm。
(7)最大高さRy
株式会社ミツトヨ製の表面粗さ計を用い、JIS B0601に記載されている最大高さRyを測定した。なお、最大高さRyが小さいほど平滑性良好と考えた。単位はμm。
プロピレン系樹脂製発泡シートとして、非発泡層/発泡層/非発泡層の2種3層のプロピレン系樹脂製多層発泡シートを共押出法により作製した。
発泡層を構成する樹脂として、下記式1を満足するプロピレン系重合体PP1、一般用のプロピレン系樹脂PP2及びPP3、直鎖状低密度ポリエチレンPE1の4種類を使用した。
式1を満足するプロピレン系重合体PP1として株式会社サンアロマ製PF814を用いた。PF814のMFR(230)は3.0g/10分、MT(190)は47gであり、式1の右辺は4.0であるので、式1を満足していた。
MT(190)≧7.52×MFR(230)(-0.576) [式1]
一般用のプロピレン系樹脂PP2として住友化学株式会社製ノーブレンAW191を、同じくPP3として住友化学株式会社製ノーブレンY101を用いた。AW191及びY101はともにMFR(230)が11g/10分、MT(190)が0.9gであり、式1の右辺1.89のため式1は満足していなかった。
また、直鎖状低密度ポリエチレンPE1として住友化学株式会社製エクセレンFX、CX3502を用いた。なお、CX3502のMFRは190℃で同様に測定して4g/10分であった。
上記のPP1を10重量%、PP2を65重量%、PP3を15重量%、PE1を10重量%として配合し、ここで主成分となるプロピレン系樹脂はPP2であり、その融点は164.7℃であった。
前記非発泡層用樹脂を定量フィーダーを経て非発泡層用押出機ホッパーに投入して押出機中で溶融混錬を行い、200℃に調整し、吐出量80Kg/hでマルチマニホールド方式多層Tダイ内に導入した。
ダイ出口から押出された平板状の多層溶融シートをダイ直後に設置した約60℃に冷却温調された複数の210mmφロールにより冷却成形し、ニップロールを備えた引取機で引取ったのち、切断機にて所定寸法に切断した。
得られた発泡シートの発泡倍率(X1)は1.9倍、独立気泡率(Y1)は98%、総厚み(T1)は2.00mm、非発泡層の厚みはそれぞれ175μmであった。
[実施例1]
図2(a)に示すような平行に設置された上下一対の熱板のうち、下に設置された熱板上に、前記多孔質部材と前記プロピレン系樹脂製発泡シートの一面を接触させた状態で、該多孔質部材が下の熱板に接触するように配置し加熱軟化させた。この時、熱板間の距離は該プロピレン系樹脂製発泡シートの厚みと多孔質部材の厚みを足し合わせたものよりも大きく設定し、熱板にて該プロピレン系樹脂製発泡シートを圧縮することなく加熱を行った。また、熱板の温度は発泡シートの主成分であるプロピレン系樹脂PP2の融点165.0±1.0℃の範囲内として80秒間加熱した。なお、多孔質部材として通気度が2088cm3/cm2/s、孔径930μm、厚み700μmであるステンレス製金網(太陽金網株式会社製)を用いた。
加熱軟化させた該プロピレン系樹脂製発泡シートと多孔質部材を、図2(b)に示すように、多孔質部材がプロピレン系樹脂製発泡シートと成形型の底面との間に介在するように配置した。該成形型底面と、該底面との対向面、すなわち成形型蓋部との距離は、多孔質部材の厚みに所望の熱可塑性樹脂製発泡成形体の厚み(4.2mm)を足した距離とした。
前記成形型を密閉した後、真空ポンプとの接合弁を開けて、減圧速度0.018MPa/sで完全真空(絶対圧力0)まで減圧することにより、該プロピレン系樹脂製発泡シートを膨張させて平板状に賦形し、冷却固化させた。成形型蓋部および底面の温度は20℃、減圧から冷却固化までの時間は60秒とした。
真空ポンプとの接合弁を閉じて、パージ弁を開けて常圧(0.1MPa)にした後、成形型内より平板状の発泡成形体を取り出した。
得られた発泡成形体の発泡倍率X2は4.0倍、独立気泡率Y2は90%、厚みは4.2mmであり、表面平滑性は良好であった。結果を表1にまとめた。
多孔質部材として通気度が1104cm3/cm2/s、孔径198μm、厚み200μmであるステンレス製金網(太陽金網株式会社製)を用いた以外は、実施例1と同様にして熱可塑性樹脂製発泡成形体を得た。得られた発泡成形体の発泡倍率(X2)は4.0倍、独立気泡率(Y2)は90%、総厚みは4.2mmであり、表面平滑性は極めて良好であった。結果を表1にまとめた。
多孔質部材を用いない以外は、実施例1と同様にして熱可塑性樹脂製発泡成形体を得た。得られた発泡成形体の評価結果を表1にまとめた。
2:熱可塑性樹脂製発泡シートの厚み
31:熱板(1)
32:熱板(2)
4:多孔質部材
5:成形型
51:シート配置面との対向面(成形型蓋部)
52:シート配置面(成形型底面)
6:多孔質部材と発泡シートとの界面から対向面(成形型蓋部)までの距離
7:熱可塑性樹脂製発泡成形体
8:真空ポンプとの接合弁
9:パージ弁
Claims (4)
- 密閉可能な一対の成形型を用いて、該成形型内で熱可塑性樹脂製発泡シートをさらに発泡させて熱可塑性樹脂製発泡成形体を製造する方法であって、少なくとも以下の(1)−(4)の工程を含む熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法。
(1)熱可塑性樹脂製発泡シートを加熱軟化する工程
(2)工程(1)で加熱軟化した熱可塑性樹脂製発泡シートの一方の面と多孔質部材とを接触させ、前記熱可塑性樹脂製発泡シートと一対の成形型の対向する成形面とが直接接触しないようにして前記熱可塑性樹脂製発泡シートを一対の成形型間に配置する工程
(3)前記一対の成形型を型閉めして形成された空間内を減圧することにより、前記熱可塑性樹脂製発泡シートを膨張させて、該熱可塑性樹脂製発泡シートの多孔質部材非接触面を成形型の成形面に接触させる工程
(4)前記空間内を常圧にした後、該成形型を開いて熱可塑性樹脂製発泡成形体を取り出す工程 - 密閉可能な一対の成形型を用いて、該成形型内で熱可塑性樹脂製発泡シートをさらに発泡させて熱可塑性樹脂製発泡成形体を製造する方法であって、少なくとも以下の(1)−(4)の工程を含む熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法。
(1)一方の面を多孔質部材と接触させた熱可塑性樹脂製発泡シートを、加熱軟化する工程
(2)工程(1)で加熱軟化した、一方の面を多孔質部材と接触させた熱可塑性樹脂製発泡シートにおける多孔質部材非接触面と、一対の成形型の対向する成形面とが直接接触しないようにして前記熱可塑性樹脂製発泡シートを一対の成形型間に配置する工程
(3)前記一対の成形型を型閉めして形成された空間内を減圧することにより、前記熱可塑性樹脂製発泡シートを膨張させて、該熱可塑性樹脂製発泡シートの多孔質部材非接触面を成形型の成形面に接触させる工程
(4)前記空間内を常圧にした後、該成形型を開いて熱可塑性樹脂製発泡成形体を取り出す工程 - 前記多孔質部材の通気度が900〜2500cm3/cm2/sであり、かつ孔径が1000μm以下である請求項1または2に記載の熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法。
- 前記多孔質部材の通気度が900〜2000cm3/cm2/sであり、かつ孔径が600μm以下である請求項1または2に記載の熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007207650A JP2008105390A (ja) | 2006-09-28 | 2007-08-09 | 熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006264173 | 2006-09-28 | ||
JP2007207650A JP2008105390A (ja) | 2006-09-28 | 2007-08-09 | 熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008105390A true JP2008105390A (ja) | 2008-05-08 |
Family
ID=39439137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007207650A Withdrawn JP2008105390A (ja) | 2006-09-28 | 2007-08-09 | 熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008105390A (ja) |
-
2007
- 2007-08-09 JP JP2007207650A patent/JP2008105390A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5613442B2 (ja) | 表皮付きパネルの成形方法、表皮付きパネル | |
JPH0523589B2 (ja) | ||
JP2005519178A (ja) | ポリプロピレンフォーム及びフォームコアの構造体 | |
JP2010083144A (ja) | 中空体の製造方法及び中空体 | |
JP7342178B2 (ja) | マイクロセルフォームシートおよび作製プロセスおよび使用 | |
JP2008195128A (ja) | 車両内装材用積層シート,車両用内装材,車両内装材用積層シートの製造方法及びその装置 | |
US11773232B2 (en) | Thermoformed polymeric foam articles and methods | |
JP3804528B2 (ja) | 多層発泡シートの製造方法 | |
JP4539238B2 (ja) | 熱可塑性樹脂発泡シートの真空成形方法 | |
JP2008143125A (ja) | 熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法 | |
JP2008238442A (ja) | 熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法 | |
US20060049551A1 (en) | Method for producing a thermoplastic resin foamed article | |
JP2008105390A (ja) | 熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法 | |
JP2006306030A (ja) | 成形体 | |
US20060061003A1 (en) | Method for producing a thermoplastic resin foamed article | |
JP2012030477A (ja) | 中空体の製造方法 | |
JP2004291623A (ja) | プロピレン系樹脂製多層発泡シートおよびその製造方法 | |
JP2007237735A (ja) | 熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法 | |
JP4890280B2 (ja) | 熱可塑性樹脂成形品の製造方法 | |
JP4507784B2 (ja) | 熱可塑性樹脂発泡シートの真空成形方法 | |
JP7164660B2 (ja) | 芯材 | |
JP4032990B2 (ja) | 多層発泡シートの製造装置、および多層発泡シートの製造方法 | |
JP5751670B2 (ja) | ポリエチレン系樹脂多層発泡シート及びその成形体 | |
JP2008114421A (ja) | ポリスチレン系樹脂積層シートの製造方法 | |
JP2005186615A (ja) | 発泡シートの製造装置、およびそれを用いたプロピレン系樹脂製発泡シートの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20080204 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20080516 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100706 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20120419 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120425 |