JP2008103787A - 機器情報管理サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】機器情報管理サーバからだけでなく、携帯端末などの他の端末からでも必要なときに必要な機器情報の確認を可能とする。
【解決手段】 SNMPによって通信機器2の機器情報を管理する機器情報管理サーバ1である。ネットワーク6を介して、管理対象である通信機器2と、SIPサーバとして機能する通信管理サーバ3と、端末5と、に接続する。端末5および自装置のアカウントを通信管理サーバ3に登録する。通信機器2からtrap情報を受信した場合、trap情報の通知要求を受けている端末5に、そのtrap情報を通知情報に変換し、通信管理サーバ3を介して送信する。また、端末5から通信機器2のmib情報の通知要求を受信した場合、その後その通信機器2のmib情報に変化があったとき、mib情報の通知要求を受けているその端末5に、その変化したmib情報を通知情報に変換し、通信管理サーバ3を介して送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、SNMP(Simple Network Management Protocol)を用いて通信機器の機器情報の管理を行う機器情報管理サーバに関する。
SNMPは、ネットワークに接続されているプリンタやサーバなどの通信機器を管理するためのプロトコルであり、広く一般に利用されている(例えば、特許文献1)。SNMPは、TCP/IPネットワークでのプロトコルであり、一般にはTCPではなく、UDP上で用いられる。SNMPは、管理対象となる通信機器内のエージェントプログラム(エージェント)と、被管理対象となる通信機器(機器情報管理サーバ)内のマネージャプログラム(マネージャ)とで構成される。エージェントは、その通信機器の機器情報を、mib(Management Information Base)と呼ばれる、機器情報が格納されたデータベースを参照して取得する。エージェントは、マネージャからの要求に応じて機器情報を取得し、SNMPを用いてマネージャに送信する。通信機器の管理は、エージェントが定期的に管理する通信機器の機器情報を取得してマネージャに送信する、いわゆるポーリングと呼ばれる監視によって行われるのが一般的である。
また、SNMPは、エージェントが自発的にマネージャに機器情報を送信する、いわゆるtrapと呼ばれるイベント通知機能を有する。trapが設定されると、エージェントは、事前に指定された所定の機器情報を定期的に取得し、ある一定の条件を検知すると、その旨をマネージャに通知する。
ところで、SIP(Session Initiation Protocol)と呼ばれる呼制御プロトコルがある。SIPは主にIP電話で用いられているが、IP電話だけでなく、異なるLANに存在する通信端末同士がWANを越えて直接通信する、いわゆるVPN(Virtual Private Network)と呼ばれる技術にも利用されつつある。
特開2004−355283号公報
SNMPを用いた機器管理では、例えば、マネージャとして、モニターやコンピュータなどで構成された所定の管理サーバを設置し、その管理サーバからエージェントである通信機器の機器情報を管理するシステムが利用されている。この場合、管理サーバから管理している全ての通信機器の機器情報を網羅的に把握できるので、システム全体の集中管理には都合のよい構成ではある。しかし、管理担当者は、管理サーバでしか機器情報を知ることができないため、常に管理サーバに張り付いている必要がある。例えば、トラブルに関する機器情報が多いtrapは、いつ何時送信されるかわからないし、緊急を要することもあるため、管理担当者は、管理サーバから離れると常に不安を伴い、精神的な作業負担を強いられている。
また、システムの複雑化により、管理する通信機器の数、そしてこれらを管理する管理機器の数は増加の一途にある。それに伴いポーリング監視による機器情報の送受信量も増加し、ネットワークの通信負担も問題となってきている。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、通信負担を軽減することができ、管理サーバだけでなく、例えば携帯端末などの他の端末からでも必要なときに必要な機器情報の確認を可能とする機器情報管理サーバの提供を目的とするものである。
請求項1に記載の本発明は、ネットワークを介して、管理対象である通信機器と、通信管理サーバと、前記通信管理サーバにアカウントが登録される端末と、に接続されて、SNMP(Simple Network Management Protocol)により前記通信機器の機器情報を管理する機器情報管理サーバである。自装置のアカウントを前記通信管理サーバに登録する手段と、前記通信機器から得られるSNMPに基づく機器情報を、前記端末に送信するための通知情報に変換する手段と、前記通知情報を、前記通信管理サーバを介して前記端末に送信する手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の機器情報管理サーバであって、前記通信管理サーバを介して、前記端末から、前記通信機器の機器情報の通知要求を受信する手段、を備える機器情報管理サーバである。
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の機器情報管理サーバであって、前記通信機器からtrap情報を受信した場合に、その都度、trap情報の通知要求を受けている端末に、そのtrap情報を通知情報に変換して送信する手段、を備える機器情報管理サーバである。
請求項4に記載の本発明は、請求項2または3に記載の機器情報管理サーバであって、前記端末から前記通信機器のmib情報の通知要求を受信した後において、その通信機器のmib情報に変化があったときに、mib情報の通知要求を受けているその端末に、その変化したmib情報を通知情報に変換して送信する手段、を備える機器情報管理サーバである。
本発明の機器情報管理サーバを用いて機器情報管理システムを構築すれば、管理担当者は、管理サーバとは別の場所にある端末から、必要なときに必要な通信機器の機器情報を知ることができる。必要なときに必要な機器情報だけを確認できるので、従来のポーリング監視に比べてネットワークへの負担を軽減することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る機器情報管理システムの全体図である。この機器情報管理システムは、本発明の機器情報管理サーバ(以下、単に管理サーバという)1と、管理対象である通信機器2と、通信管理サーバ3と、端末5とを含んで構成されている。これらは、例えば、図1の矢印線で示されるようにネットワーク6で接続されていて、ネットワーク6を介して各装置間での通信が可能となっている。なお、ここでのネットワーク6は、単一のネットワークであってもよいし、複数のネットワークが接続されて構成されていてもよい。例えば、通信機器2や端末5は、それぞれ管理サーバ1や通信管理サーバ3とは離れた場所にある異なるネットワークに接続されていてもよい。
{通信機器}
管理サーバ1の管理対象である通信機器2は、プリンタやパーソナルコンピュータ(PC)、サーバ、ルータなどである。すなわち、通信機器2は、ネットワーク6に接続可能な通信機器であれば足り、特にその種類までは問わない。ただし、管理サーバ1との間で、SNMP(Simple Network Management Protocol)を用いて機器情報を送受信する機能を備えていることを要する。ここでは、通信機器2として、プリンタ(terminal1)2aとPC(terminal2)2bとサーバ(terminal3)2cとを例に説明する。
図2に、これら通信機器2(2a・2b・2c)の機能ブロック図を示す。図2に示すように、通信機器2は、インタフェース7、通信制御部8、mib(Management Information Base)情報データベース10を備えている。インタフェース7は、ネットワーク6を介して管理サーバ1とSNMPを用いて機器情報の通信を行う。通信制御部8は、インタフェース7を介して行う様々な通信を制御する処理部であり、SNMPやTCP/IP、UDPなどのプロトコルに従った様々な通信処理を制御する。通信制御部8には、SNMPのエージェントプログラムが実装されており、通信機器2は、管理サーバ1との関係では、SNMPエージェントとして機能する。したがって、通信機器2は、SNMPのイベント通知機能(Trap)を用いて、事前に指定された所定の機器情報を定期的に取得し、ある一定の条件を検知すると、SNMPマネージャである管理サーバ1にその旨を通知することができる。
mib情報データベース10は、その通信機器2の様々な機器情報(mib)が記録されるデータベースである。エージェントプログラムは、このmib情報データベース10を参照することによって必要な機器情報を取得する。
{管理サーバ}
管理サーバ1は、SNMPを用いて通信機器2の機器情報を管理する機能を備えている。管理サーバ1は、また、SIP(Session Initiation Protocol)を用いた通信機能をも備えている。管理サーバ1の機能ブロック図を図3に示す。
図3に示すように、管理サーバ1は、インタフェース11、通信制御部12、そして機器情報管理テーブル14を備えている。インタフェース11は、ネットワーク6を介して通信機器2とSNMPを用いて機器情報の通信を行う。さらに、インタフェース11は、ネットワーク6を介して通信管理サーバ3や端末5とSIPを用いて機器情報に関する通信を行う。
通信制御部12は、インタフェース11を介して行う様々な通信を制御する処理部であり、SNMPやTCP/IP、UDP、SIPなどのプロトコルに従った様々な通信処理を制御する。
そして、通信制御部12には、SNMPのマネージャプログラムが実装されており、管理サーバ1は、通信機器2との関係では、SNMPマネージャとして機能する。したがって、管理サーバ1は、SNMPの各種機能、例えば、参照要求(GetRequest)や設定要求(SetRequest)などを用いて、管理対象となっている通信機器2のエージェントから各要求に基づく所定の機器情報(mib情報)を取得して通信機器2の動作をチェックしたり、通信機器2の設定を変更したりすることができる。そして、Trapが設定されている場合には、管理対象である通信機器2からTrapに基づく所定の機器情報(trap情報)を受信することができる。
また、通信制御部12は、SIPを用いて通信管理サーバ3や端末5との通信を制御する。具体的には、管理サーバ1には、IPアドレスとともに、そのIPアドレスと対応付けられたアカウントが付与されている。そして、通信管理サーバ3に対してそのアカウントの登録要求(REGISTER)を送信する機能を制御する。つまり、管理サーバ1は、通信管理サーバ3との関係では、SIPクライアントとして機能するのである。
そして、通信制御部12は、通信管理サーバ3を介して、端末5からの機器情報の通知要求(SUBSCRIBE)を受信する制御を行う。そして、その通知要求に基づいて、機器情報を通知情報に変換し、変換した通知情報をその端末5に送信する制御を行う(NOTIFY)。すなわち、管理サーバ1は、端末5との間で、SIPのSUBSCRIBEとNOTIFYのメソッドを利用した通知イベントの設定が可能となっている。なお、通知イベントでは、通知イベントを実行する期間を設定することができ、設定された期間中は通知イベントが継続して維持される。
機器情報管理テーブル14は、通信制御部12と協働して機器情報を通知情報に変換するために設けられたものである。その概念図を図4に示す。図4に示されるように、機器情報管理テーブル14は、管理対象となっている通信機器2別に定義された、SNMPに基づく所定のmib情報と、それに対応したSIPに基づく通知情報とが格納された対応表15aを含む。また、機器情報管理テーブル14は、故障や通信障害などの事象別に定義された、SNMPに基づく所定のtrap情報と、それに対応したSIPに基づく通知情報とが格納された対応表15bを含む。
例えば、プリンタ(terminal1)2aには、mib情報(mib1)が通知情報(status1)と対応して定義され、PC(terminal2)2bには、mib情報(mib2)が通知情報(status2)と対応して定義され、サーバ(terminal3)2cには、mib情報(mib3)が通知情報(status3)と対応して定義されている。そして、trap情報(trap1)には、通知情報(trap1-status)が対応して定義され、trap情報(trap2)には、通知情報(trap2-status)が対応して定義されている。SNMPに基づく各情報はバイナリデータであるため、人が見て容易に理解できる情報ではないが、このように、SNMPに基づく各情報をテキストデータなどの通知情報に変換することによって、人が見て容易に理解できる形で送信することが可能となる。
{通信管理サーバ}
通信管理サーバ3は、SIPサーバとしての機能を備えている。すなわち、通信管理サーバ3は、管理サーバ1や端末5がSIPを用いた通信を行うときに、SIPメソッドやレスポンスなどを中継するプロキシーサーバとして機能する。そして、管理サーバ1や端末5が、そのアカウントを登録するSIPレジストラサーバとしても機能する。
通信管理サーバ3の機能ブロック図を図5に示す。図5に示すように、通信管理サーバ3は、インタフェース20、通信制御部21、アカウント情報データベース22を備えている。
インタフェース20は、ネットワーク6に接続された管理サーバ1や端末5との間で通信を行うインタフェースである。通信制御部21は、インタフェース20を介して行う様々な通信を制御する処理部である。通信制御部21は、TCP/IPやUDP、SIPなどのプロトコルに従った通信処理を制御する。
通信制御部21は、ネットワーク6に接続されている管理サーバ1や端末5から、そのアカウントの登録要求(REGISTER)を受信し、その管理サーバ1や端末5のアカウント情報をアカウント情報データベース22に登録する処理を制御する。また、通信制御部21は、管理サーバ1や端末5から送信された様々なSIPメソッドやレスポンスなどの通信データを他方の管理サーバ1や端末5に中継する機能を備える。
{端末}
端末5は、PCや、携帯電話などの携帯端末などであり、ネットワーク6に接続されて管理サーバ1や通信管理サーバ3と通信可能になっている。端末5の種類や数は特に限定されるものではないが、ここでは、図1に示すように第1端末(subscriber1)5aと第2端末(subscriber2)5bの2つの端末を例示した。
端末5(5a・5b)の機能ブロック図を図6に示す。図6に示すように、端末5は、インタフェース30、通信制御部31を備えている。インタフェース30は、ネットワーク6に接続された管理サーバ1や通信管理サーバ3との間で通信を行うインタフェースである。通信制御部31は、インタフェース30を介して行う様々な通信を制御する処理部である。通信制御部31は、TCP/IPやUDPなどのプロトコルに従った通信処理を制御する。
そして、通信制御部31は、SIPを用いて管理サーバ1や通信管理サーバ3との通信をも制御する。具体的には、端末5には、IPアドレスとともに、そのIPアドレスと対応付けられたアカウントが付与されている。そして、そのアカウントの登録要求(REGISTER)を通信管理サーバ3に対して送信する制御を行う。つまり、端末5は、通信管理サーバ3との関係では、管理サーバ1と同様にSIPクライアントとして機能する。また、通信制御部31は、管理サーバ1との間では、通信管理サーバ3を介して機器情報の通知要求(SUBSCRIBE)を送信する制御を行う。
{通信処理の流れ}
以上のように本発明の管理サーバ1を適用して構成された機器情報管理システムにおける通信処理の流れについて、図7の処理シーケンス図を参照しながら説明する。
まず、管理サーバ1は、通信管理サーバ3に対してアカウントの登録要求(REGISTER)を送信する(ステップS1)。図7に示すように、ここでは、管理サーバ1が、自身のアカウント(SIP:manager@sip.srv)の登録要求を行う。通信管理サーバ3は、OKレスポンスを管理サーバ1に返信する。そして、管理サーバ1のアカウントと管理サーバ1のIPアドレスとを対応付けてアカウント情報データベース22に登録する。パスワード認証を行う場合には、あらかじめアカウント情報データベース22に、管理サーバ1のアカウントとパスワードとを対応付けて登録しておく。この場合、ユーザは、登録要求時に合わせてパスワードを送信するのである。そして、パスワード認証が成功した場合に、IPアドレスと対応付けられてアカウントが登録されることになる。なお、この処理は通常は、オペレータによる初期設定として行われる。
次は、第1端末5aが通信管理サーバ3に対してアカウントの登録要求(REGISTER)を送信した場合を示している(ステップS2)。すなわち、第1端末5aが、自身のアカウント(SIP:subscriber1@sip.srv)の登録要求を行う。通信管理サーバ3は、OKレスポンスを第1端末5aに返信する。そして、第1端末5aのアカウントと第1端末5aのIPアドレスとを対応付けてアカウント情報データベース22に登録する。ここでも先と同様に、パスワード認証を行うようにしてもよい。
さらに次は、第2端末5bが通信管理サーバ3に対してアカウントの登録要求(REGISTER)を送信した場合を示している(ステップS3)。先と同様に、第2端末5bは自身のアカウント(SIP:subscriber2@sip.srv)の登録要求を行い、通信管理サーバ3はOKレスポンスを返信する。通信管理サーバ3は、第2端末5bのアカウントと第2端末5bのIPアドレスとを対応付けてアカウント情報データベース22に登録する。
管理サーバ1、第1端末5a、第2端末5bの通信管理サーバ3に対する登録要求に関する上記各ステップの順序は、一例であってこれに限られるものではない。要は、以下の通信が行われる前に、その通信に関連する各装置が通信管理サーバ3に登録されていれば足りる。
次のステップS4は、第1端末5aが、通信管理サーバ3を介して、trap情報の通知要求を管理サーバ1に送信する場合を示している。第1端末5aは、管理サーバ1とは地理的に離れた別の場所に配置されており、例えば、管理担当者が管理サーバ1で機器情報を直接確認することができない状況の下で、第1端末5aを用いて緊急のトラブル発生などに対応したいと考えた場合が想定される。
具体的には、第1端末5aは、ネットワーク6を通じ、通信管理サーバ3に、trapを指定したSUBSCRIBEメソッドを送信する。通信管理サーバ3は、第1端末5aからそのSUBSCRIBEメソッドを受信すると、アカウント情報データベース22を参照し、管理サーバ1のアカウント(SIP:manager@sip.srv)を基に、管理サーバ1のIPアドレスを取得する。通信管理サーバ3は、そのIPアドレスを利用してそのSUBSCRIBEメソッドを管理サーバ1に中継する。つまり、通信管理サーバ3は、管理サーバ1と各端末5との間におけるSIPに基づく通信を中継する中継器として機能する。通信管理サーバ3からの中継によって、この送信要求を受信した管理サーバ1は、ACCEPTメソッドを、再度通信管理サーバ3を介して第1端末5aに送信する。これによって、管理サーバ1と第1端末5aとの間に通知イベントが設定され、管理サーバ1が通信機器2(2a、2b、2c)からtrap情報を受信した場合、その都度そのtrap情報が通知情報に変換されて第1端末5aに送信される。
次のステップS5では、第2端末5bが、通信管理サーバ3を介して、プリンタ2aのmib情報と、trap情報の通知要求とを管理サーバ1に送信した場合を示している。第2端末5bは、例えば、管理担当者が携帯する携帯電話などの携帯端末であり、管理サーバ1とは別の離れた場所から管理担当者が通信機器5の管理状況を確認したいと考えた場合が想定される。
具体的には、第2端末5bは、ネットワーク6を介して通信管理サーバ3に、プリンタ2aとtrapとを指定したSUBSCRIBEメソッドを送信する。通信管理サーバ3は、第2端末5bからそのSUBSCRIBEメソッドを受信すると、アカウント情報データベース22を参照し、管理サーバ1のアカウント(SIP:manager@sip.srv)を基に、管理サーバ1のIPアドレスを取得してそのSUBSCRIBEメソッドを管理サーバ1に中継する。この送信要求を受信した管理サーバ1は、ACCEPTメソッドを、再度通信管理サーバ3を介して第2端末5bに送信する。これによって、管理サーバ1と第2端末5bとの間に、プリンタ2aのmib情報の通知要求と、trap情報の通知要求とに関する通知イベントが設定されるのである。
プリンタ2aのmib情報の通知要求に関する通知イベントが設定されると、管理サーバ1は、通知イベントが設定されてから以降、SNMPの下でプリンタ2aのmib情報を定期的に取得する。そして、その取得するプリンタ2aのmib情報に変化があったとき、第2端末5bに、その変化したmib情報を通知情報に変換して送信する。こうすることで、必要なときに必要な機器情報だけを確認することができ、従来のポーリング監視に比べればネットワークに過度の負担をかけずに済む。またこのことは、必要な情報だけを効率よく表示することができるため、表示画面が小さい携帯端末に好適である。
具体的には、管理サーバ1からプリンタ2aに対してSNMPに基づく参照要求(GetRequest)のコマンドを送信する(ステップS5.1)。この参照要求のコマンドを受信したプリンタ2aは、SNMPに基づく応答(GetResponse)のコマンドにより、要求があったmib情報を管理サーバ1に送信する。この処理は、管理サーバ1とプリンタ2aとの間でSNMPにより定期的に実行されるのである。
そして、プリンタ2aからmib情報を受信した管理サーバ1は、そのmib情報を、機器情報管理テーブル14を参照して、通知情報に変換する(図4参照)。変換された通知情報は、SIPに基づくNOTIFYメソッドにより、通信管理サーバ3を介して第2端末5bに送信される。この処理は、管理サーバ1がプリンタ2aのmib情報を定期的に取得する中で、そのmib情報に変化があったときに処理される。ただしここでの参照要求は最初のものであるため、参照要求のコマンドの受信に引き続いて処理されている。
また、trap情報の通知要求に関する通知イベントも設定されているため、管理サーバ1が通信機器2(2a、2b、2c)からtrap情報を受信した場合には、その都度trap情報が通知情報に変換されて第2端末5bに送信される。
次のステップS6では、プリンタ2aにおいて、設定されていたtrap(trap2)の事象が発生した場合を示している。この場合プリンタ2aは、SNMPに基づいて所定のtrap情報(trap2)を管理サーバ1に送信する(Trap)。trap情報を受信した管理サーバ1では、trap情報に関しての通知イベントが第1端末5aおよび第2端末5bとの間で設定されているため、管理サーバ1は、これら通知イベントに基づいて各端末5a・5bにそのtrap情報を送信する(ステップS6.1、ステップS6.2)。
具体的には、trap情報を受信した管理サーバ1は、そのtrap情報を、機器情報管理テーブル14を参照して、通知情報に変換する(図4参照)。変換した通知情報は、SIPに基づくNOTIFYメソッドにより、通信管理サーバ3を介して、第1端末5aおよび第2端末5bに送信される。通知情報を受信した各端末5a・5bは、再度、通信管理サーバ3を介してOKレスポンスを管理サーバ1に送信する。
以上説明したように、本発明の管理サーバ1を適用して機器情報管理システムを構築すれば、管理担当者は、例えば、管理サーバ1とは別の場所にある第1端末5aあるいは第2端末5bで、必要なときに必要な通信機器2の機器情報を知ることができ、緊急事態があっても迅速に対応することができる。管理サーバ1に縛られることなく、ネットワーク6に接続されている端末5であれば、どこからでも機器情報を管理することが可能となり、従来に比べて柔軟性のある機器情報の管理を行うことができる。
本実施の形態に係る機器情報管理システムのネットワーク構成図である。 通信機器の機能ブロック図である。 機器情報管理サーバの機能ブロック図である。 機器情報管理テーブルを説明するための概念図である。 通信管理サーバの機能ブロック図である。 端末の機能ブロック図である。 通信処理のシーケンス図である。
符号の説明
1 機器情報管理サーバ
2 通信機器
3 通信管理サーバ
5 端末
6 ネットワーク

Claims (4)

  1. ネットワークを介して、
    管理対象である通信機器と、
    通信管理サーバと、
    前記通信管理サーバにアカウントが登録される端末と、
    に接続されて、SNMP(Simple Network Management Protocol)により前記通信機器の機器情報を管理する機器情報管理サーバであって、
    自装置のアカウントを前記通信管理サーバに登録する手段と、
    前記通信機器から得られるSNMPに基づく機器情報を、前記端末に送信するための通知情報に変換する手段と、
    前記通知情報を、前記通信管理サーバを介して前記端末に送信する手段と、
    を備えることを特徴とする機器情報管理サーバ。
  2. 請求項1に記載の機器情報管理サーバであって、
    前記通信管理サーバを介して、前記端末から、前記通信機器の機器情報の通知要求を受信する手段、
    を備える機器情報管理サーバ。
  3. 請求項2に記載の機器情報管理サーバであって、
    前記通信機器からtrap情報を受信した場合に、その都度、trap情報の通知要求を受けている端末に、そのtrap情報を通知情報に変換して送信する手段、
    を備える機器情報管理サーバ。
  4. 請求項2または3に記載の機器情報管理サーバであって、
    前記端末から前記通信機器のmib情報の通知要求を受信した後において、
    その通信機器のmib情報に変化があったときに、mib情報の通知要求を受けているその端末に、その変化したmib情報を通知情報に変換して送信する手段、
    を備える機器情報管理サーバ。
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