JP2008084334A - ソフトウェアのインストール方法 - Google Patents
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Abstract
、そのシステム構成をそれぞれの初期状態に容易に回復(リカバリ)させることのできる
リカバリ方法およびそれを実現するシステムを提供することである。
【解決手段】本発明は、販売者側のコンピュータシステムがユーザに販売した個々のコン
ピュータシステムのシステム構成を管理しておき、ソフトウェアをインストールしようと
するユーザ側のコンピュータシステムが、自身の識別情報を販売者側のコンピュータシス
テムに送信し、これに応答した販売者側のコンピュータシステムが、その識別情報からユ
ーザのコンピュータシステムのシステム構成を認識し、それに対応するソフトウェアを送
信する。
【選択図】図1
Description
を実現するシステムに関し、特に、ソフトウェアがインストールされたコンピュータシス
テムに新たにソフトウェアをインストールしてコンピュータシステムを初期状態にリカバ
リする方法およびこれを実現するシステムに関する。
よび各種周辺機器等のハードウェア要素に加え、オペレーティングシステム(OS;基本
プログラム)、デバイスドライバおよびアプリケーションプログラム等のソフトウェア(
プログラム)要素によって構成される。
出荷時等の初期状態のコンピュータシステムに対してハードウェアおよびソフトウェアの
セットアップ作業を行う必要がある。ソフトウェアのセットアップ作業では、ユーザはC
D−ROM等の記録媒体から必要なデバイスドライバ等のソフトウェアをシステム側にイ
ンストールして環境設定を行う。近年では、ユーザのこのような作業を簡略化するために
、システム側に予めインストールされた作業プログラムが自身のシステム構成を検出して
、必要なソフトウェアをインストールすることにより、セットアップ作業が自動的に行わ
れるようになっている。
テムのソフトウェア要素部分に障害が発生した場合、OSを含めたソフトウェアの再セッ
トアップ作業を行う場合がある。このような場合、ユーザは、コンピュータシステムに添
付された「リカバリCD」と呼ばれる記録媒体に記録された内容をシステム側にインスト
ールすることにより、コンピュータシステムを初期状態に回復させることができる。
するいわゆるBTO(Built To Order)方式と呼ばれるビジネスモデルが知られている。
例えば、コンピュータ製品の販売であれば、ユーザは、CPUやメモリ、ハードディスク
等のハードウェア要素の仕様(システム構成)を定めて注文を行い、販売者は、工場でそ
の注文に沿って部品を組み立ててコンピュータシステムを完成させ、これをユーザに販売
する。この場合、システム側にインストールされるべきデバイスドライバ等のソフトウェ
アは、システム構成に合わせて決定される。
りソフトウェア要素に障害が発生した場合に、工場出荷時等の初期状態に回復させようと
しても、それぞれ異なるシステム構成を有するため、リカバリCDを用いただけでは、回
復させることができず、ユーザ固有のシステム構成部分についてユーザが別途インストー
ルしなければならなかった。
ても、そのシステム構成をそれぞれの初期状態に容易に回復(リカバリ)させることので
きるリカバリ方法およびそれを実現するシステムを提供することを目的とし、ひいてはソ
フトウェアのインストールにも応用できるようにすることを目的としている。
ータシステムのシステム構成を管理しておき、ソフトウェア(プログラムおよび/または
データ)をインストールしようとするユーザ側のコンピュータシステムが、自身の識別情
報を販売者側のコンピュータシステムに送信し、これに応答した販売者側のコンピュータ
システムが、その識別情報からユーザのコンピュータシステムのシステム構成を認識し、
それに対応するソフトウェアを送信することである。これにより、それぞれ異なるシステ
ム構成を有するコンピュータシステムについても、そのシステム構成ごとに必要なソフト
ウェアを容易にインストールすることができるようになる。
構成要素が必要とするソフトウェアを対応付けて記憶するとともに、所定の構成要素によ
り構成されユーザに提供されたコンピュータシステムを識別する識別情報と当該コンピュ
ータシステムが特定の構成要素によって構成されたことを示すシステム構成情報とを対応
付けて記憶しておくステップと、前記ユーザのコンピュータシステムから当該コンピュー
タシステムに与えられた識別情報を受け付けるステップと、前記受け付けた識別情報に対
応付けられたシステム構成情報に基づいて、前記ユーザのコンピュータシステムを構成す
る特定の構成要素が必要とするソフトウェアを前記ユーザのコンピュータシステムに送る
ステップと、からなることを特徴とするソフトウェアのインストール方法である。
を、前記ユーザごとに管理するステップと、前記ユーザに対して前記対価を徴収するステ
ップと、をさらに備えるようにしてもよい。本発明では、コンピュータシステムごとに管
理、つまりこれを所有するユーザごとに管理することが可能であるので、送信したソフト
ウェアに応じた対価(料金)を当該ユーザに課金することが容易にできるようになる。特
に、本発明では、コンピュータシステムの構成要素によって送信すべきソフトウェアが異
なるので、どのソフトウェアを送信したかをそれぞれ管理することによって、ユーザのシ
ステム環境に応じたきめの細かい課金をすることができるようになる。
要素が必要とするソフトウェアを対応付けて記憶する第1のデータベースと、所定の構成
要素により構成されユーザに提供されたコンピュータシステムを識別する識別情報と当該
コンピュータシステムが特定の構成要素によって構成されたことを示すシステム構成情報
とを対応付けて記憶する第2のデータベースと、前記ユーザのコンピュータシステムから
当該コンピュータシステムに与えられた識別情報を受け付ける受付手段と、前記第2のデ
ータベースを参照し、前記受け付けた識別情報に対応するシステム構成情報を検索する第
1の検索手段と、前記第1のデータベースを参照し、前記検索されたシステム構成情報に
示される特定の構成要素が必要とするソフトウェアを検索する第2の検索手段と、前記検
索されたソフトウェアを前記ユーザのコンピュータシステムに送出する送出手段と、を備
えたことを特徴とするソフトウェアのインストールシステムである。
ソフトウェアをインストールする機能を、当該コンピュータシステムに実現させるソフト
ウェアを記録した記録媒体であって、前記ソフトウェアは、前記識別情報を他のコンピュ
ータシステムに送出する機能と、このステップに応答して、前記他のコンピュータシステ
ムから送出されるソフトウェアを受け付ける機能と、このステップで受け付けたソフトウ
ェアを実行可能なように、所定のセットアップ処理を行う機能と、を有することを特徴と
する記録媒体である。
キシブルディスク(FD)やCD−ROM等のほかに、RAMやROM等の固体メモリを
含む。また、前記コンピュータシステムとは、例えば、CPUやMPUといったいわゆる
中央処理装置がプログラムを解釈することで所定の処理を行う、いわゆるマイクロコンピ
ュータ等をも含む。
からなるクライアント/サーバシステムにより、前記第1のコンピュータシステムにソフ
トウェアをインストールするインストールシステムであって、前記第1のコンピュータシ
ステムは、個々のコンピュータシステムを識別する識別情報を記憶する手段と、ユーザか
ら与えられるリカバリ指示に従い、前記第2のコンピュータシステムに接続し、前記識別
情報を前記第2のコンピュータシステムに送出する手段と、前記第2のコンピュータシス
テムから送出されるソフトウェアを受け付ける第1の受付手段と、を備え、前記第2のコ
ンピュータシステムは、第1のコンピュータシステムを構成すべき構成要素に関する情報
と当該構成要素が必要とするソフトウェアを対応付けて記憶する第1のデータベースと、
所定の構成要素により構成されユーザに提供されたコンピュータシステムを識別する識別
情報と当該コンピュータシステムが特定の構成要素によって構成されたことを示すシステ
ム構成情報とを対応付けて記憶する第2のデータベースと、前記ユーザのコンピュータシ
ステムから当該コンピュータシステムに与えられた識別情報を受け付ける第2の受付手段
と、前記第1のコンピュータシステムが送った識別情報を受け付ける受付手段と、前記第
2のデータベースを参照し、前記受け付けた識別情報に対応するシステム構成情報を検索
する第1の検索手段と、前記第1のデータベースを参照し、前記検索されたシステム構成
情報に示される特定の構成要素が必要とするソフトウェアを検索する第2の検索手段と、
前記検索されたソフトウェアを前記第1のコンピュータシステムに送出する送出手段と、
を備えたことを特徴とするソフトウェアのインストールシステムである。
段が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの手段が有する
機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理的
手段により実現されても良い。
システム構成に応じたソフトウェアを容易にインストールすることができるようになる。
したがって、ユーザにとっては、インストール作業の負担を軽減されるとともに、リカバ
リに際して必要なソフトウェアを確実に入手できるようになる。一方、販売者にとっては
、ユーザに必要なソフトウェアを確実に提供でき、また、ユーザのシステム構成を把握す
ることができる。
、ユーザからコンピュータ製品の注文を受け付けて、その注文に沿ったコンピュータ製品
を生産して販売するいわゆるBTO(Built To Order)方式と呼ばれるビジネスモデルを
前提に説明する。すなわち、ユーザは、CPUやメモリ、ハードディスク等の仕様、プレ
インストールすべきアプリケーションソフトウェアを定めて注文を行い、販売者は、工場
でその注文に沿って部品を組み立てて製品としてのコンピュータシステムを完成させ、こ
れをユーザに販売する。
図である。この全体システムは、インターネットを介して接続されるクライアント/サー
バシステムとして構成される。
ステムである。このクライアントシステム1は、所定のハードウェア要素群によって構成
されているとともに、これらのハードウェア要素群に応じた所定のソフトウェア要素群が
組み込まれている。
て構成されるマザーボード(「システムボード」と呼ばれることもある。)を含む本体、
ディスプレイ、キーボード、ハードディスク及びプリンタ等の周辺機器が相当する。一方
、クライアントシステム1に組み込まれたソフトウェア要素群としては、オペレーティン
グシステム、各種デバイスドライバおよび各種アプリケーションソフトウェアが相当する
。典型的には、オペレーティングシステムや各種デバイスドライバは構成されたハードウ
ェア要素群に依存し、各種アプリケーションソフトウェアはオペレーティングシステムに
依存するもののうちユーザが適宜選択しうるものである。
ド上のROM等の不揮発性メモリに、個々のコンピュータシステムを識別するための固有
の識別情報(製品ID)が記憶されている。つまり、販売者は、ユーザからの注文に基づ
いてコンピュータシステムを組み立てて販売するに際し、このような製品IDをROMに
書き込んでおく。
ース(図示せず)を備えている。サーバシステム2が備えるデータベースとしては、例え
ば、顧客データベースや受注データベース、システム構成データベース、ハードウェア/
ソフトウェア管理データベース(以下「H/S管理データベース」という)等があり、こ
れらのデータベースにおける各レコードは相互に関連付けられて構成されている。
名、住所、電話番号等、およびユーザのバージョンアップに関する情報を管理している。
ユーザのバージョンアップに関する情報とは、ユーザが本システムによりソフトウェアの
インストールをすることで、いつバージョンアップを行ったか、その際、どのソフトウェ
アをインストールしたかといった情報であり、インストールにより発生する費用(対価)
を合わせて管理している。また、受注データベースは、受注IDごとにユーザIDや製品
ID等を管理している。
ードウェア要素群を管理している。図2は、本実施形態に係るシステム構成データベース
におけるデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、システム構成データベー
スは、製品IDごとにシステム構成テーブルがポインタによって対応付けられている。シ
ステム構成テーブルは、例えば、構成区分データ、構成区分名データ、部品コードデータ
、部品名称データおよび規格データの各フィールドを含む。部品コードデータとは、個々
のハードウェア要素を区別するためのものである。
れ管理する。図3は、本実施形態に係るH/S管理データベースのデータ構造の一例を示
す図である。同図に示すように、H/S管理データベースは、ハードウェア要素が必要と
するソフトウェア要素がそのファイル名を管理している。ここでいうソフトウェア要素と
は、例えば本体そのものに対するオペレーティングシステムや、各種デバイスドライバ等
である。なお、ハードウェア要素が複数のソフトウェア要素を必要とする場合には、複数
のファイル名がそれぞれ登録される。
、手元のコンピュータ端末を用いて適宜参照することができる。図4は、あるコンピュー
タシステムのシステム構成を参照した画面の一例を示す図である。同図に示すように、販
売者は、検索枠内にシリアルNo.(製品ID)を入力し、検索ボタンを選択することで、
その製品IDが与えられたコンピュータシステムのシステム構成一覧を参照することがで
きる。
ル方法が実現される。すなわち、クライアントシステム1において、何らかの原因により
オペレーティングシステム等のソフトウェア要素に障害が発生した場合に、クライアント
システム1は、ブート用FDから読み込まれるリカバリソフトウェアを実行する。ブート
用FDからリカバリソフトウェアを実行するのは、多くの場合、BIOSレベルでプライ
マリブートデバイスとしてFDデバイスが指定されているからである。ただし、例えば、
クライアントシステム1のBIOSレベルでプライマリブートデバイスとしてCD−RO
Mデバイス等を指定できる場合には、ブート用FDを用いずに、リカバリCDからリカバ
リソフトウェアを実行するようにしてもよい。このリカバリソフトウェアを実行するクラ
イアントシステム1は、リカバリCDから適宜にソフトウェアを読み込んで、低位のBI
OSレベルからソフトウェア要素を再構築していき、コンピュータシステムの機能を回復
させる。この場合、BTO方式によるクライアントシステム1は、個々のユーザごとにそ
のシステム構成が異なるため、リカバリCDによってはすべてのソフトウェア要素をサポ
ートすることがきわめて困難である。そこで、このようなサポートされていないソフトウ
ェア要素については、クライアントシステム1は、自身に記憶されている識別情報(製品
ID)をサーバシステム2に送り、これに応答するサーバシステム2からそのソフトウェ
ア要素をダウンロードして、インストール処理(セットアップ処理)を行う。ここでいう
、インストール処理は、クライアントシステム1のファイルシステム内にソフトウェア要
素群を単にファイルとして記憶させるという処理だけでなく、オペレーティングシステム
が管理するシステム情報を生成・構築し、実行可能な状態に設定するといった関連する処
理を含む。
トである。なお、以下では、便宜上、この処理手順をシーケンシャルに説明するが、特に
これにこだわるものではない。従って、動作に矛盾が生じない限り、処理の順序を入れ替
えまたは並行動作するように構成しても良い。
したとする。ユーザは、クライアントシステム1のFDデバイスにブート用FDを装着し
、本体電源をONにする。これにより、クライアントシステム1は、ブート用FDからリ
カバリソフトウェアを自動的に読み込み、実行する(STEP501)。以下では、クラ
イアントシステム1は、リカバリソフトウェアの実行に従って、インストール処理を実現
する。
カバリCDの装着を促し、これに対してユーザはCDデバイスにリカバリCDを装着する
。クライアントシステム1は、装着されたリカバリCDからオペレーティングシステム等
のソフトウェア要素群をインストールする(STEP502)。リカバリCDには、好ま
しくはクライアントシステム1のうちユーザ共通のシステム構成に必要なソフトウェア要
素群が記憶されており、より好ましくは、ネットワークを介してサーバシステム2に通信
接続するための通信ドライバおよび所定のダウンロード手順を定めたダウンロードソフト
ウェアが記憶されている。クライアントシステム1は、リカバリソフトウェアの実行の下
、通信ドライバをインストールした後、ダウンロードソフトウェアに実行の制御を移し、
サーバシステム2に通信接続をする(STEP503)。
IDを読み出し、これを含むダウンロード要求をサーバシステム2に送信する(STEP
504)。これにより、クライアントシステム1とサーバシステム2との間で、ダウンロ
ードおよびインストールが開始され(STEP505)、そのクライアントシステム1に
対するすべてのソフトウェア要素のインストールが終了した時点で、インストール処理が
終了する。
ためのフローチャートである。サーバシステム2は、クライアントシステム1からダウン
ロード要求を受け付けると、製品IDを抽出した後、システム構成データベースを参照し
、クライアントシステム1のシステム構成、すなわちハードウェア要素を特定する(ST
EP601)。次に、サーバシステム2は、H/S管理データベースを参照し、特定した
ハードウェア要素のそれぞれが必要とするソフトウェア要素をそれぞれ特定する(STE
P602)。サーバシステム2は、特定したソフトウェア要素に基づいてクライアントシ
ステム1が要求すべきダウンロードリストを作成し、これをクライアントシステム1に送
信する(STEP503)。ダウンロードリストを受け取ったクライアントシステム1は
、そのダウンロードリストに従って個々のソフトウェア要素についてのダウンロード要求
をサーバシステム2に対して行う。つまり、サーバシステム2は、クライアントシステム
1から送信される個々のソフトウェア要素のダウンロード要求に応答し、ソフトウェア要
素(ファイル)をクライアントシステム1に送信する(STEP504)。
トウェア的な障害が発生した場合であっても、初期状態に容易に回復させることができる
。特に、本実施形態によれば、BTO方式等によりユーザごとに異なるシステム構成を有
するコンピュータシステムに対しても、それぞれの初期状態に容易に回復させることがで
きる。
定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな形態で実施する
ことができる。
いては、リカバリCDからインストールされるものとしたが、これらもサーバシステム2
からダウンロードしてインストールするようにしてもよい。ブート用FDからリカバリソ
フトウェアを読み込み、実行するのではなく、BIOS等とともにROMに記憶しておき
、これを実行するようにしても良い。この場合は、例えば、電源ON時やリセットによる
リブート時に予め定められたスペシャルキー(ESC+F1)を押下することにより、リ
カバリソフトウェアを実行するように構成してもよい。
を管理することとしたが、クライアントシステム1が自己診断ソフトウェアを実行するこ
とにより自己のシステム構成情報を収集し、これをサーバシステム2に送信するようにし
てもよい。これにより、販売、引き渡し後、ユーザが追加したハードウェア要素をサーバ
システム2が認識することができ、それに必要なソフトウェア要素をダウンロード、イン
ストールすることができるようになる。また、サーバシステム2は、クライアントシステ
ム1から送信される最新のシステム構成情報を管理することができるようになる。
応じた対価をユーザごとに管理しておき、ユーザに対してこの対価を徴収するようにして
もよい。これにより、送信したソフトウェアに応じた対価(料金)を当該ユーザに課金す
ることができるようになる。特に、コンピュータシステムの構成要素によって送信すべき
ソフトウェアが異なるので、どのソフトウェアを送信したかを管理することによって、ユ
ーザのシステム環境に応じたきめの細かい課金をすることができるようになる。
た複数のコンピュータシステムによって構成され、これらのコンピュータシステムを適宜
協働させて実行してもよい。すなわち、再インストールの対象になっているコンピュータ
システムが、リカバリソフトウェアの実行の下、ソフトウェア要素群を、一旦、他のコン
ピュータシステムのファイルシステム内にダウンロードした後、そこからさらに自身に対
してインストールするようにしてもよい。
復させることを意味するものではない。従って、サーバシステム2から最新バージョンの
ソフトウェア要素をダウンロード、インストールするようにして良い。これにより、本発
明は、障害発生時のリカバリのみならず、ソフトウェアのバージョンアップ等にも利用す
ることができる。また、ダウンロードされるべきソフトウェア要素を差分ソフトウェアと
して構成し、リカバリCDからインストールされたソフトウェア要素にいわゆるバッチを
当てることでインストールするようにして良い。
2…サーバシステム
Claims (8)
- コンピュータシステムを構成すべき構成要素に関する情報と当該構成要素が必要とする
ソフトウェアを対応付けて記憶するとともに、所定の構成要素により構成されユーザに提
供されたコンピュータシステムを識別する識別情報と当該コンピュータシステムが特定の
構成要素によって構成されたことを示すシステム構成情報とを対応付けて記憶しておくス
テップと、
前記ユーザのコンピュータシステムから当該コンピュータシステムに与えられた識別情
報を受け付けるステップと、
前記受け付けた識別情報に対応付けられたシステム構成情報に基づいて、前記ユーザの
コンピュータシステムを構成する特定の構成要素が必要とするソフトウェアを前記ユーザ
のコンピュータシステムに送るステップと、からなることを特徴とするソフトウェアのイ
ンストール方法。 - 前記ユーザのコンピュータシステムに送ったソフトウェアに応じた対価を、前記ユーザ
ごとに管理するステップと、
前記ユーザに対して前記対価を徴収するステップと、をさらに備えたことを特徴とする
請求項1記載のソフトウェアのインストール方法。 - コンピュータシステムを構成すべき構成要素に関する情報と当該構成要素が必要とする
ソフトウェアを対応付けて記憶する第1のデータベースと、
所定の構成要素により構成されユーザに提供されたコンピュータシステムを識別する識
別情報と当該コンピュータシステムが特定の構成要素によって構成されたことを示すシス
テム構成情報とを対応付けて記憶する第2のデータベースと、
前記ユーザのコンピュータシステムから当該コンピュータシステムに与えられた識別情
報を受け付ける受付手段と、
前記第2のデータベースを参照し、前記受け付けた識別情報に対応するシステム構成情
報を検索する第1の検索手段と、
前記第1のデータベースを参照し、前記検索されたシステム構成情報に示される特定の
構成要素が必要とするソフトウェアを検索する第2の検索手段と、
前記検索されたソフトウェアを前記ユーザのコンピュータシステムに送出する送出手段
と、を備えたことを特徴とするソフトウェアのインストールシステム。 - 第1のコンピュータシステムに与えられた識別情報を第2のコンピュータシステムに送
出するステップと、
このステップに応答して、前記第2のコンピュータシステムから送出される、前記識別
情報に対応するシステム構成情報に示される特定の構成要素が必要とするソフトウェアを
受け付けるステップと、
このステップで受け付けたソフトウェアを実行可能なように、所定のセットアップ処理
を行うステップと、を有することを特徴とするインストール方法。 - 前記第1のコンピュータシステムが、所定の記録媒体に記録された所定のソフトウェア
を実行することを特徴とする請求項4記載のインストール方法。 - 前記第1のコンピュータシステムが前記第2のコンピュータシステムから受け付けたソ
フトウェアを記憶するステップと、をさらに有し、
前記受け付けたソフトウェアを実行可能なように、所定のセットアップ処理を行う請求
項4または5記載のインストール方法。 - 識別情報を記憶したメモリを有するコンピュータシステムに所定のソフトウェアをイン
ストールする機能を、当該コンピュータシステムに実現させるソフトウェアを記録した記
録媒体であって、前記ソフトウェアは、
前記識別情報を他のコンピュータシステムに送出する機能と、
このステップに応答して、前記他のコンピュータシステムから送出されるソフトウェア
を受け付ける機能と、
このステップで受け付けたソフトウェアを実行可能なように、所定のセットアップ処理
を行う機能と、を有することを特徴とする記録媒体。 - 第1のコンピュータシステムと第2のコンピュータシステムとからなるクライアント/
サーバシステムにより、前記第1のコンピュータシステムにソフトウェアをインストール
するインストールシステムであって、
前記第1のコンピュータシステムは、
個々のコンピュータシステムを識別する識別情報を記憶する手段と、
ユーザから与えられるリカバリ指示に従い、前記第2のコンピュータシステムに接続し
、前記識別情報を前記第2のコンピュータシステムに送出する手段と、
前記第2のコンピュータシステムから送出されるソフトウェアを受け付ける第1の受付
手段と、を備え、
前記第2のコンピュータシステムは、
第1のコンピュータシステムを構成すべき構成要素に関する情報と当該構成要素が必要
とするソフトウェアを対応付けて記憶する第1のデータベースと、
所定の構成要素により構成されユーザに提供されたコンピュータシステムを識別する識
別情報と当該コンピュータシステムが特定の構成要素によって構成されたことを示すシス
テム構成情報とを対応付けて記憶する第2のデータベースと、
前記ユーザのコンピュータシステムから当該コンピュータシステムに与えられた識別情
報を受け付ける第2の受付手段と、
前記第1のコンピュータシステムが送った識別情報を受け付ける受付手段と、
前記第2のデータベースを参照し、前記受け付けた識別情報に対応するシステム構成情
報を検索する第1の検索手段と、
前記第1のデータベースを参照し、前記検索されたシステム構成情報に示される特定の
構成要素が必要とするソフトウェアを検索する第2の検索手段と、
前記検索されたソフトウェアを前記第1のコンピュータシステムに送出する送出手段と
、を備えたことを特徴とするソフトウェアのインストールシステム。
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