JP2008084229A - 情報漏洩防止装置および情報漏洩防止方法 - Google Patents

情報漏洩防止装置および情報漏洩防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】第三者からの不正な読み出しに対する秘匿性を向上し、かつ必要に応じて情報を再度読み出し可能な状態に復元できる情報漏洩防止装置および情報漏洩防止方法を提供すること。
【解決手段】情報漏洩防止装置1内部のパスワード作成部11aは、HDD2からシリアル番号などの媒体情報を取得し、アルゴリズム記憶部14に予め記憶したアルゴリズムにしたがってパスワードを生成し、ロック処理部11bは生成されたパスワードによってHDD2のロックやアンロックを行なう。
【選択図】 図1

Description

この発明は、記録媒体からの情報漏洩を防止する情報漏洩防止装置および情報漏洩防止方法に関し、特に第三者からの不正な読み出しに対して堅牢で、必要に応じて情報を再度読み出し可能な状態に復元できる情報漏洩防止装置および情報漏洩防止方法に関するものである。
近年、ハードディスクドライブ(HDD)等の記録媒体に企業の機密情報や個人情報が格納されることが多く、かかる記録媒体からの情報漏洩防止が非常に重要となっている。そこで、記録媒体を廃棄したり、修理する場合、内部のデータが第三者から読み出せない状態にすることが求められている。
記録媒体内部のデータを読み出せなくするには、初期化(フォーマット)や無意味なデータの上書きを行うことが有効である。しかし、フォーマットやデータの上書きに必要な時間は、記録媒体の容量や書き込み速度に大きく依存し、例えばHDDなどの磁気ディスク装置では一回全面上書きでおおよそ1H/100GB程度の時間が必要となる。
また、記録媒体の容量は増大し続けているので、フォーマットや上書きに必要な時間は益々増長すると予想される。
さらに、フォーマットや上書きを行なうと元のデータは正当な利用者にも読み出し不可能となる。
そこで、記録媒体をデータ読み出し不可能な状態にするまでに必要な作業時間を短縮し、かつ必要に応じて情報を再度読み出し可能な状態に復元できるようにするため、特許文献1は、記録媒体自体が有するパスワードによるロック機能(例えば非特許文献1参照。)を利用する技術を開示している。
特開2006−59025号公報 ANSI T13技術委員会 Information technology 「T13/1699-D」 AT Attachment 8 - ATA/ATAPI Command Set (ATA8-ACS)
しかしながら、従来の技術では記録媒体をロックするためのパスワードが予め設定された任意の一つであった。これは、多数の記録媒体を単一のパスワードで管理できるため、ロックやアンロックの作業が簡便となるが、一旦パスワードの情報が第三者に漏れてしまった場合には、第三者が一つのパスワードで対応する全ての記録媒体のロック/アンロックが可能になるという問題があった。
実使用においては、例えばHDDは情報漏洩防止のための装置と外部コネクタおよびケーブルによって接続され、このケーブルでパスワードが送信される。そのため、HDDと情報漏洩防止のための装置がともに第三者の手に渡れば、バスモニタで通信を覗き見ることで容易にパスワードが知られ、個人用のコンピュータで簡易にアンロックが可能であるというデータ秘匿上の脆さがあった。
本発明は、上述した従来技術における問題点を解消するためになされたものであり、第三者からの不正な読み出しに対する秘匿性を向上し、かつ必要に応じて情報を再度読み出し可能な状態に復元できる情報漏洩防止装置および情報漏洩防止方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る情報漏洩防止装置は、記録媒体からの情報漏洩を防止する情報漏洩防止装置であって、パスワードを作成するアルゴリズムを記憶するアルゴリズム記憶手段と、前記記録媒体から当該記録媒体に関する媒体情報を読み出す媒体情報読み出し手段と、前記媒体情報と前記アルゴリズムとを用いてパスワードを作成するパスワード作成手段と、前記パスワードを用いて前記記録媒体に対する読み出し禁止、もしくは禁止解除のいずれかを一方を行なう媒体制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば情報漏洩防止装置は、記録媒体から媒体情報を読み出して所定のアルゴリズムに従ってパスワードを作成し、記録媒体からの読み出しを制御する。
また、請求項2の発明に係る情報漏洩防止装置は、請求項1に記載の発明において、前記記録媒体に固有の識別番号、型番、容量、製造時情報のうち、少なくともいずれかを含むことを特徴とする。
この請求項2の発明によれば情報漏洩防止装置は、記録媒体に固有の識別番号、型番、容量、製造時情報などからパスワードを作成し、記録媒体のロックやアンロックに使用する。
また、請求項3の発明に係る情報漏洩防止装置は、請求項1または2に記載の発明において、前記アルゴリズム記憶手段が記憶するアルゴリズムは書き換え可能であることを特徴とする。
この請求項3の発明によれば情報漏洩防止装置は、媒体情報から記録媒体のロック・アンロック用のパスワードを作成するアルゴリズムを変更することができる。
また、請求項4の発明に係る情報漏洩防止装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記パスワード作成手段は、前記パスワードの作成に使用する媒体情報を無作為に選択することを特徴とする。
この請求項4の発明によれば情報漏洩防止装置は、記録媒体に関する情報を無作為に選択してのロック・アンロック用のパスワードを作成する。
また、請求項5の発明にかかる情報漏洩防止装置は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、前記アルゴリズムは、一方向関数を使用するものであることを特徴とする。
この請求5の発明によれば情報漏洩防止装置は、記録媒体から媒体情報を読み出して一方向関数を用いてパスワードを作成し、記録媒体からの読み出しを制御する。
また、請求項6の発明に係る情報漏洩防止方法は、記録媒体からの情報漏洩を防止する情報漏洩防止方法であって、前記記録媒体から当該記録媒体に関する媒体情報を読み出す媒体情報読み出し工程と、前記媒体情報に対して所定のアルゴリズムを用いてパスワードを作成するパスワード作成工程と、前記パスワードを用いて前記記録媒体に対する読み出し禁止、もしくは禁止解除のいずれかを一方を行なう媒体制御工程と、を含んだことを特徴とする。
この請求項6の発明によれば情報漏洩防止方法は、記録媒体から媒体情報を読み出して所定のアルゴリズムに従ってパスワードを作成し、記録媒体からの読み出しを制御する。
また、請求項7の発明に係る情報漏洩防止方法は、請求項6に記載の発明において、前記媒体情報は、前記記録媒体に固有の識別番号、型番、容量、製造時情報のうち、少なくともいずれかを含むことを特徴とする。
この請求項7の発明によれば情報漏洩防止方法は、前記記録媒体に固有の識別番号、型番、容量、製造時情報などからパスワードを作成し、記録媒体のロックやアンロックに使用する。
また、請求項8の発明に係る情報漏洩防止方法は、請求項6または7に記載の発明において、前記所定のアルゴリズムは書き換え可能であることを特徴とする。
この請求項8の発明によれば情報漏洩防止方法は、媒体情報から記録媒体のロック・アンロック用のパスワードを作成するアルゴリズムを変更することができる。
また、請求項9の発明に係る情報漏洩防止方法は、請求項6〜8のいずれか一つに記載の発明において、前記パスワード作成工程は、前記パスワードの作成に使用する媒体情報を無作為に選択することを特徴とする。
この請求項9の発明によれば情報漏洩防止方法は、記録媒体に関する情報を無作為に選択してのロック・アンロック用のパスワードを作成する。
また、請求項10の発明にかかる情報漏洩防止方法は、請求項6〜9のいずれか一つに記載の発明において、前記アルゴリズムは、一方向関数を使用するものであることを特徴とする。
この請求10の発明によれば情報漏洩防止方法は、記録媒体から媒体情報を読み出して一方向関数を用いてパスワードを作成し、記録媒体からの読み出しを制御する。
請求項1の発明によれば情報漏洩防止装置は、記録媒体から媒体情報を読み出して所定のアルゴリズムに従ってパスワードを作成し、記録媒体からの読み出しを制御するので、第三者からの不正な読み出しに対する秘匿性を向上し、かつ必要に応じて情報を再度読み出し可能な状態に復元できる情報漏洩防止装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項2の発明によれば情報漏洩防止装置は、記録媒体に固有の識別番号、型番、容量、製造時情報などからパスワードを作成し、記録媒体のロックやアンロックに使用するので、記録媒体ごとに異なるパスワードを簡易に作成し、第三者からの不正な読み出しに対する秘匿性を向上し、かつ必要に応じて情報を再度読み出し可能な状態に復元できる情報漏洩防止装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項3の発明によれば情報漏洩防止装置は、媒体情報から記録媒体のロック・アンロック用のパスワードを作成するアルゴリズムを変更することができるので、第三者からの不正な読み出しに対する秘匿性をさらに向上した情報漏洩防止装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項4の発明によれば情報漏洩防止装置は、記録媒体に関する情報を無作為に選択してのロック・アンロック用のパスワードを作成するので、第三者からの不正な読み出しに対する秘匿性をさらに向上した情報漏洩防止装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項5の発明によれば情報漏洩防止装置は、記録媒体から媒体情報を読み出して一方向関数を用いてパスワードを作成し、記録媒体からの読み出しを制御するので、堅牢なパスワードを簡易に作成して、記録媒体に対する不正な読み出しを防止する情報漏洩防止装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項6の発明によれば情報漏洩防止方法は、記録媒体から媒体情報を読み出して所定のアルゴリズムに従ってパスワードを作成し、記録媒体からの読み出しを制御するので、第三者からの不正な読み出しに対する秘匿性を向上し、かつ必要に応じて情報を再度読み出し可能な状態に復元できる情報漏洩防止方法を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項7の発明によれば情報漏洩防止方法は、前記記録媒体に固有の識別番号、型番、容量、製造時情報などからパスワードを作成し、記録媒体のロックやアンロックに使用するので、記録媒体ごとに異なるパスワードを簡易に作成し、第三者からの不正な読み出しに対する秘匿性を向上し、かつ必要に応じて情報を再度読み出し可能な状態に復元できる情報漏洩防止方法を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項8の発明によれば情報漏洩防止方法は、媒体情報から記録媒体のロック・アンロック用のパスワードを作成するアルゴリズムを変更することができるので、第三者からの不正な読み出しに対する秘匿性をさらに向上した情報漏洩防止方法を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項9の発明によれば情報漏洩防止方法は、記録媒体に関する情報を無作為に選択してのロック・アンロック用のパスワードを作成するので、第三者からの不正な読み出しに対する秘匿性をさらに向上した情報漏洩防止方法を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項10の発明によれば情報漏洩防止方法は、記録媒体から媒体情報を読み出して一方向関数を用いてパスワードを作成し、記録媒体からの読み出しを制御するので、堅牢なパスワードを簡易に作成して、記録媒体に対する不正な読み出しを防止する情報漏洩防止方法を得ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る情報漏洩防止装置および情報漏洩防止方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる情報漏洩防止装置1の概要構成を説明する概要構成図である。同図に示す様に、情報漏洩防止装置1は、HDD(Hard Disk Drive)2に接続している。また、情報漏洩防止装置1は、その内部に主制御部11、ユーザインターフェース12、HDD接続部13およびアルゴリズム記憶部14を有する。
ユーザインターフェース12は、ユーザの入出力を行なうための入出力処理手段であり、例えば図2の外観図に示す電源スイッチ12a、操作ボタン12b、表示部12cなどによって実現される。
HDD接続部13は、HDD2とのデータ送受信を行なう入出力手段であり、HDD2とは例えばフラットケーブルなどで物理的に接続される。
アルゴリズム記憶部14は、HDD2のロックに使用するパスワードを作成するアルゴリズムを記憶する。このアルゴリズムには、一方向性関数(例えばSHA−1,MD5,RSA,楕円曲線関数など)を用いることが好適である。
主制御部11は、情報漏洩防止装置1を全体制御する制御部であり、その内部にパスワード生成部11aおよびロック処理部11bを有する。パスワード作成部11aは、HDD2に関する情報とアルゴリズム記憶部14が記憶するアルゴリズムとを用いてパスワードを作成する処理を行なう。
そして、ロック処理部11bは、パスワード作成部11aが作成したパスワードを用い、HDD2に対してデータ読み出しを禁止するロック処理を行なう。
HDD2には、固有の識別番号(例えばシリアル番号)や、型番、容量、製造時情報(製造年月日や製造工場など)等の情報が保持されている。このHDD2に関する媒体情報を読み出して、所定のアルゴリズムによってパスワードを作成することで、HDDごとに異なるパスワードを設定することができる。
すなわち、図3に示す様に、ロック処理時には情報漏洩防止装置1はHDD2から媒体情報xを読み出して、アルゴリズムfによってパスワードf(x)を生成し、HDD2をロックする。HDD2は、パスワードf(x)を記憶し、以降のデータ読み出し(リードコマンド)を拒絶する。
そして、アンロック時には情報漏洩防止装置1aは、HDD2から媒体情報xを読み出してアルゴリズムfによってパスワードf(x)を生成し、HDD2をアンロックする。この時、HDD2内でロックに使用されたパスワードとアンロックに使用されたパスワードが比較され、同一であればロックを解除して以降HDD2はデータの読出しが可能な状態となる。
このように、HDD2の媒体情報を利用し、ロック、アンロックを行なう際にその都度パスワードを生成することで、情報漏洩防止装置の内部にパスワードを記憶させておく必要が無くなる。そのため、第三者が情報漏洩防止装置を入手し、解析を行なったとしてもパスワードが知られることが無い。さらに、HDDごとに異なるパスワードを全て記憶する構成に比して情報漏洩防止装置内に必要な記憶容量を大幅に削減することができる。
また、HDDごとにパスワードが異なることから、例えば第三者が情報漏洩防止装置とHDD2とをともに入手し、バスモニタなどでパスワードを不正に取得したとしても、アンロックが可能となるのはHDD2のみであり、他のHDDについては仮に同一の情報漏洩防止装置によってロックされていたとしても不正なアンロックを防ぐことができる。
なお、アルゴリズムが解析される可能性に備え、アルゴリズム記憶部14が記憶するアルゴリズムは書き換え可能としておくことが望ましい。
さらに、パスワードの作成に使用する媒体情報は、上述した複数の情報から無作為に選択する、また複数選択した場合には無作為に組み合わせるようにすることで、アルゴリズムの解析をさらに困難にすることとしてもよい。
この場合、アンロックを行なう際にどの媒体情報がパスワード作成に用いられたか不明であり、複数のパスワード候補でアンロックを試みることとなり、データの秘匿性向上と引き換えにアンロックの処理負荷が増大する。
しかしながら、記録媒体を廃棄する場合には、ロックを解除することは前提ではなく、必要となった場合にケースでのみ限定的にロックを解除するにすぎないため、アンロックの処理負増大は問題とはならない。
同様に、記録媒体を修理するために引き取る場合にも、修理対象である記録媒体の使用者には代替の新しい記録媒体を提供してデータを引き継ぎ、修理対象となる記録媒体を持ち帰るケースが多いため、廃棄する場合と同様にアンロックの処理負荷増大は無視することができる。
なお、ロックに用いる情報漏洩防止装置1とアンロックに用いる情報漏洩防止装置1aとは異なる装置とし、少なくとも通常HDDのロックに用いる情報漏洩防止装置にはアンロック機能を持たせず、ロック機能のみとすることが望ましい。アンロックに使用する情報漏洩防止装置については、厳重な管理下に常に置いておくことが前提であるので、ロック機能を持たせてもよいが、アンロック機能のみとすることがより好適である。
つづいて図4のフローチャートを参照し、情報漏洩防止装置1の処理動作について説明する。同図に示すように、まず、情報漏洩防止装置1は、HDD2の電源をオンし(ステップS101)、その後、HDD2から媒体情報を取得する(ステップS102)。
そして、取得した媒体情報と、アルゴリズム記憶部14が記憶するアルゴリズムとを用いてパスワードを生成し(ステップS103)、生成したパスワードでHDD2をロックする(ステップS104)。
その後、HDD2に対してリードコマンドを発行し、データの読出しが不可能になったか否かを確認する(ステップS105)。その結果、データの読み出しが不可能になっていれば(ステップS105,Yes)、HDD2の電源をオフし(ステップS106)、ロックが正常に終了したことを表示して(ステップS107)、処理を終了する。
一方、データの読み出しが不可能になっていなければ(ステップS105,No)、HDD2の電源をオフし(ステップS108)、ロックが異常終了したこと、すなわちHDD2がロックできなかったことを表示して(ステップS109)、処理を終了する。
なお、ここではロック処理について説明したが、アンロック処理についても同様であるので説明を省略する。
上述してきたように、本実施例にかかる情報漏洩防止装置は、HDD2からシリアル番号などの媒体情報を取得し、予め記憶したアルゴリズムにしたがってパスワードを生成し、生成したパスワードによってHDD2のロックやアンロックを行なうので、第三者からの不正な読み出しに対する秘匿性を向上し、かつ必要に応じて情報を再度読み出し可能な状態に復元することができる。
なお、本実施例に示した構成および動作はあくまで一例であり、本発明の内容を限定するものではない。本発明は必要に応じてその構成を適宜変更して実施することができる。例えば、パスワードの生成には媒体情報に加えて任意の文字列や日付などをさらに用いることとしてもよい。
以上のように、本発明にかかる情報漏洩防止装置および情報漏洩防止方法は、記録媒体からの情報漏洩の防止に有用であり、データの秘匿性向上に適している。
本発明にかかる情報漏洩防止装置の概要構造を説明する概要説明図である。 本発明にかかる情報漏洩防止装置の外観を説明する外観図である。 本発明にかかるロック処理とアンロック処理について説明する説明図である。 本発明にかかる情報漏洩防止装置の処理動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1,1a 情報漏洩防止装置
2 HDD
11 主制御部
11a パスワード作成部
11b ロック処理部
12 ユーザインターフェース
12a 電源スイッチ
12b 操作ボタン
12c 表示部
13 HDD接続部
14 アルゴリズム記憶部

Claims (10)

  1. 記録媒体からの情報漏洩を防止する情報漏洩防止装置であって、
    パスワードを作成するアルゴリズムを記憶するアルゴリズム記憶手段と、
    前記記録媒体から当該記録媒体に関する媒体情報を読み出す媒体情報読み出し手段と、
    前記媒体情報と前記アルゴリズムとを用いてパスワードを作成するパスワード作成手段と、
    前記パスワードを用いて前記記録媒体に対する読み出し禁止、もしくは禁止解除のいずれかを一方を行なう媒体制御手段と、
    を備えたことを特徴とする情報漏洩防止装置。
  2. 前記媒体情報は、前記記録媒体に固有の識別番号、型番、容量、製造時情報のうち、少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報漏洩防止装置。
  3. 前記アルゴリズム記憶手段が記憶するアルゴリズムは書き換え可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報漏洩防止装置。
  4. 前記パスワード作成手段は、前記パスワードの作成に使用する媒体情報を無作為に選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報漏洩防止装置。
  5. 前記アルゴリズムは、一方向関数を使用するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報漏洩防止装置。
  6. 記録媒体からの情報漏洩を防止する情報漏洩防止方法であって、
    前記記録媒体から当該記録媒体に関する媒体情報を読み出す媒体情報読み出し工程と、
    前記媒体情報に対して所定のアルゴリズムを用いてパスワードを作成するパスワード作成工程と、
    前記パスワードを用いて前記記録媒体に対する読み出し禁止、もしくは禁止解除のいずれかを一方を行なう媒体制御工程と、
    を含んだことを特徴とする情報漏洩防止方法。
  7. 前記媒体情報は、前記記録媒体に固有の識別番号、型番、容量、製造時情報のうち、少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項6に記載の情報漏洩防止方法。
  8. 前記所定のアルゴリズムは書き換え可能であることを特徴とする請求項6または7に記載の情報漏洩防止方法。
  9. 前記パスワード作成工程は、前記パスワードの作成に使用する媒体情報を無作為に選択することを特徴とする請求項6〜8のいずれか一つに記載の情報漏洩防止方法。
  10. 前記アルゴリズムは、一方向関数を使用するものであることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一つに記載の情報漏洩防止方法。
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