JP2008080075A - 箸 - Google Patents
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Abstract
【課題】 食品が挟みやすく、耐久性に優れ、かつ、衛生的な菜箸等として好適に用いられる箸を提供する。
【解決手段】 箸基材の先端部及びその近傍部分を、摩擦係数が大で、かつ、耐熱性に優れるシリコンゴム等の被覆材で被覆してなる箸。
【選択図】図2
【解決手段】 箸基材の先端部及びその近傍部分を、摩擦係数が大で、かつ、耐熱性に優れるシリコンゴム等の被覆材で被覆してなる箸。
【選択図】図2
Description
この発明は、菜箸等として好適に使用される箸に関する。
焼き物や焚き物、また、揚げ物料理の和食調理に際して、また、大皿から惣菜を取り分ける際には、通常の箸より長尺な菜箸を使用する。この菜箸は一般に竹材等の木質材から作製されている。
上記従来の菜箸は、軽くて剛性が有るので使い易く重宝されている。しかしながら、長尺で先端部分に力を集中するのが難しいので、食品が滑って挟みにくいという使用上の基本的な問題があった。さらに、木質であるので焼き物や揚げ物等高温下で食品を扱う際に先端部分やその近傍が熱により損傷、劣化し、短期間で使用できなくなる問題もあった。また、通常使用においても水分等を吸収することで箸先が劣化しやすく、劣化した場合には衛生面での懸念があった。
この発明では、食品が挟みやすく、耐久性に優れ、かつ、衛生的な菜箸等として好適に用いられる箸を提供することを目的とする。
この発明では、箸基材の先端部及びその近傍部分を、摩擦係数が大で、かつ、耐熱性に優れる被覆材で被覆してなることを特徴とする箸を提供する。
上記構成によれば、箸基材の先端部及びその近傍部分を被覆する被覆材の摩擦係数が大きいので、その部分において食品を滑らすことなく容易に挟むことができる。さらに、被覆材が耐熱性に優れることで、高温下においてもその部分の損傷、劣化が無いとともに、水分等の吸収による劣化も無い。被覆材部分に付いた付着物は確実に洗い流せ、これによっても衛生的に使用される。
前記箸基材としては適宜木質材等が使用できるが、竹材を使用することで軽くて剛性を備え従来菜箸と同様に使用性に優れる箸が得られる。また、被覆材としては、例えばシリコンゴム(ミラブル型)が好適に使用できる。シリコンゴムは高い摩擦係数を持つとともに、220℃程度においても劣化せず、したがって180〜200℃程度の高温となる焼き物や揚げ物等の調理においても支障なく使用できる。さらに、シリコンゴムは難燃性であるので焼き物調理に際して焦げたりすることもない。
この発明によれば、滑ることなく容易に食品が挟めるとともに、耐久性に優れ衛生的な菜箸等に好適な箸が得られる。
図1はこの発明の箸である菜箸の実施形態の外観斜視図、図2は同要部断面図である。
菜箸1は、竹材よりなる箸基材2の先端部3及びその近傍部分が、被覆材であるシリコンゴムよりなるキャップ5により被覆されて構成されている。キャップ5は1.2mm程度の厚みを有し、箸基材2の先端部3及びその近傍部分の段落ち状に切り欠加工された部分に被嵌装着され、その外面7は箸基材2の外面8と面一に納められている。キャップ5の先端部近傍の外周面には、食品挟持の際のすべり止めのための複数本の環状凸状9が設けられている。
上記菜箸1は、キャップ5がシリコンゴムよりなり摩擦係数が大でその表面が滑りにくいので、その部分において食品が従来品に比して容易に挟めることが確認できた。さらに環状凸条9が設けられていることでより確実に食品が挟めることが確認された。従来の菜箸におけるこの種すべり止め構造としては溝加工による凹条が一般的で、その場合にはその凹条内に汚れがたまりやすい問題があるが、この菜箸1では環状凸条9とすることでその問題を回避している。環状凸条9はキャップ5が樹脂成形品であることで成形時に一体に容易に形成される。
また、上記菜箸1は、180〜200℃程度の各種の高温加熱調理において熱に晒される先端側部分が、キャップ5により覆われ耐熱性に優れることで多数回の使用によっても劣化、損傷することが殆どなく、また、焼き物調理においてもキヤップ5が難燃性であることで焼けたり焦げたりして損傷することが殆どなかった。また、惣菜の取り分ける等の使用においても、キャップ5部分の水分等の吸収に伴う劣化が無く、長い期間衛生的に使用でき、また、キャップ5部分の洗い流し洗浄が確実になされることでも衛生的に使用できた。このように上記菜箸1は、従来の竹材よりなる菜箸に比して格段に耐久性に優れ、かつ、衛生的に使用できることが確認できた。
また、菜箸1は箸基材2として竹材を使用していることで、全体重量が軽く、かつ、十分な剛性を備え、従来の竹材よりなる菜箸と同様に使用が容易であった。
1 菜箸
2 箸基材
5 キャップ(被覆材)
2 箸基材
5 キャップ(被覆材)
Claims (3)
- 箸基材の先端部及びその近傍部分を、摩擦係数が大で、かつ、耐熱性に優れる被覆材で被覆してなることを特徴とする箸。
- 前記箸基材が竹材よりなり、前記被覆材がシリコンゴムよりなる請求項1記載の箸。
- 請求項1または2記載の箸よりなる菜箸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006289240A JP2008080075A (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | 箸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006289240A JP2008080075A (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | 箸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008080075A true JP2008080075A (ja) | 2008-04-10 |
Family
ID=39351507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006289240A Pending JP2008080075A (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | 箸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008080075A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013084514A1 (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-13 | 株式会社マキノトレーディング | まな板及びその製造方法 |
-
2006
- 2006-09-26 JP JP2006289240A patent/JP2008080075A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013084514A1 (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-13 | 株式会社マキノトレーディング | まな板及びその製造方法 |
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