JP2008078841A - 伝送路ロス表示装置及びその表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光伝送システムにおける光伝送路の伝送路ロス(スパンロス)を、容易にかつリアルタイムで正確に知ることを可能とする。
【解決手段】 互いに対向する光伝送装置1,2や2,3間のスパンロスを調整するための情報を表示するためのスパンロス表示部20を、これら光伝送装置の一つに接続する。このスパンロス表示部20に、一つの光伝送装置の送信レベル情報または受信レベル情報を表示すると共に、他方の光伝送装置から送信レベル情報または受信レベル情報を受けて表示する。また、スパンロス表示部20において、これら情報の差を算出してスパンロスとして表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は伝送路ロス表示装置及びその表示方法に関し、特に互いに対向する光伝送装置間の伝送路ロスを調整するための情報を表示するための表示方式に関するものである。
光伝送装置においては、受信側の光レベルの許容範囲内に光レベルを調整する必要がある。例えば、光伝送路のロスが少ない場合には、受信側の光レベル許容範囲内に光レベルが入りきれずに、当該許容範囲の上限を超えることがあり、この様な場合、光減衰器などを用いて、受信側の光入力レベルを、当該許容範囲内になるように低下させることが必要になる。
更に述べると、光アンプのダイナミックレンジ(入力許容範囲)は広いものではなく、狭いのが一般的であり、また、光伝送路には伝送路損失(スパンロス)がある。そして、光アンプの入力レベルは、この光アンプのダイナミックレンジ内に入っていることが必要である。従って、光伝送システムの設計に際しては、このスパンロスを考慮して、受信側の光アンプのダイナミックレンジ内に、入力光レベルを入れることが要求される。
このとき、スパンロスが事前に判っていれば問題はないが、事前に判っていない場合には、スパンロスを推定して設計することになるが、このとき、ある程度マージンを持たせて、すなわち、スパンロスをある程度大きく見積って設計することになる。従って、実際のシステム構築では、スパンロスはそれよりも小さくなる傾向にあるので、現地調整の際には、光レベルを確認して、スパンロスを適切な値に調整することが必要になる。一般には、光減衰器を用いて、スパンロスを大きくして、受信側での光レベルを低下させて、受信光アンプのダイナミックレンジ(入力許容範囲)内に入れる、スパンロス調整が行われる。
特に、WDM(Wavelength Division Multiplexing)伝送装置においては、光波長の多重数に応じて送受信レベルが変動するので、システムにおいて許容可能な伝送路のスパンロスの範囲に光レベルを調整することは極めて重要となる。
従来のスパンロス調整では、送信側の光レベルと受信側の光レベルとをそれぞれ測定し、その差分を伝送路のスパンロスとして計算し、こうして計算されたスパンロスが、システムで許容される範囲外であれば、光減衰器などを用いてスパンロス調整を行うようになっている。
ここで、特許文献1を参照すると、光信号の入力レベルを自動調整するために、雑音入力光(ASE)を利用して下流の光アンプの入力に設けられている可変減衰器を自動調整する技術が開示されている。また、特許文献2を参照すると、WDM通信システムにおいて、光パワーの変動による信号エラーを回避するために、光アンプの入出力レベル及び、主信号とは別の監視信号(上流送信パワー情報)を用いて、光アンプのゲイン調整をなす技術が開示されている。
特開2005−204026号公報 特開平11−261490号公報
従来のスパンロス調整では、対向する2台の光伝送装置間の光ファイバのスパンロスを確認するために、対向の光送信パワーと受信光パワーとを、測定器でそれぞれ測定し、その差分をパワーロスとする必要があるために、対向する両側の局舎へオペレータが入局して、それぞれの光レベルの確認を行うことが必要になり、極めて煩雑であるという欠点がある。また、WDM伝送システムでは、上述した如く、光波長の多重数に応じて送受信レベルが変動するので、スパンロスを測定して、スパンロスを正しく調整することは極めて重要である。よって、スパンロスを正確にかつ容易に測定することが要求されている。
なお、上記の特許文献1,2の技術は、光レベルの自動調整技術であり、スパンロスの調整技術でもなく、またスパンロスを測定する技術でもない。
本発明の目的は、光伝送システムにおける光ファイバのスパンロスを容易にかつリアルタイムで正確に知ることができるスパンロス表示装置及びその表示方法を提供することである。
本発明による表示装置は、互いに対向する光伝送装置間の伝送路ロスを調整するための情報を表示するための表示装置であって、前記光伝送装置の一つに接続されて、この一つの光伝送装置の送信レベル情報または受信レベル情報を表示すると共に、他方の光伝送装置から送信レベル情報または受信レベル情報を受けて表示することを特徴とする。更に、前記送信レベル情報及び前記受信レベル情報を基に前記伝送路ロスを算出して表示することを特徴とする。
本発明による表示方法は、互いに対向する光伝送装置間の伝送路ロスを調整するための情報を表示する方法であって、前記光伝送装置の一つに表示装置を接続するステップと、前記表示装置において、この一つの光伝送装置の送信レベル情報または受信レベル情報を表示すると共に、他方の光伝送装置から送信レベル情報または受信レベル情報を受けて表示するステップとを含むことを特徴とする。更に、前記表示装置において、前記送信レベル情報及び前記受信レベル情報を基に前記伝送路ロスを算出して表示するステップを含むことを特徴とする。
本発明によれば、光伝送区間のスパンロスをリアルタイムにモニタすることが可能になるという効果がある。
以下に、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態を示す概略ブロック図である。図1の例においては、WDM伝送システムを示すが、WDM伝送システムに限定されるものではないことは勿論である。
図1を参照すると、伝送装置1はWDM送信装置であり、伝送装置2はWDM中継装置であり、伝送装置3はWDM受信装置である。これら伝送装置間は光ファイバ4〜7による光伝送路によって接続されている。伝送装置1は、複数の送信側トランスポンダ101と、波長多重部102と、送信光アンプ103と、送信レベルモニタ部104と、受信レベルモニタ部105と、受信光アンプ106と、波長分離部107と、複数の受信側トランスポンダ108とを有している。
送信側トランスポンダ101は、入力信号をWDMに必要な波長に変換するものであり、波長多重部102は、トランスポンダ101の複数の光信号を波長多重するものである。送信光アンプ103は、この多重された信号を一括増幅して、対向装置2へ光ファイバ4を介して送信するものである。送信レベルモニタ部104は対向装置2へ出力される信号のレベルをモニタするものである。
受信レベルモニタ部105は、対向装置2から伝送路である光ファイバ6を通過して本装置1へ入力される光信号のレベルをモニタするものである。受信光アンプ106は、受信した光信号を増幅するものであり、波長分離部107は、受信光アンプ106により増幅された信号から波長分離するものである。トランスポンダ108は、これら分離された信号を元の信号に戻すものである。
伝送装置2は光中継機能を有しており、受信レベルモニタ部201,204と、光アンプ202,205と、送信レベルモニタ部203,206とを有している。受信レベルモニタ部201は、光ファイバ4を介して本装置2へ入力される光信号のレベルをモニタするものであり、光アンプ202は、光ファイバ4を介して入力される光信号を増幅する中継アンプである。送信レベルモニタ部203は、対向装置3へ出力される光信号レベルをモニタするものである。
受信レベルモニタ部204は、光ファイバ7を介して本装置へ入力される光信号のレベルをモニタするものであり、光アンプ205は、光ファイバ7を介して入力される光信号を増幅する中継アンプである。送信レベルモニタ部206は、対向装置1へ出力される光信号レベルをモニタするものである。
伝送装置3は、受信レベルモニタ部305と、受信光アンプ306と、波長分離部307と、複数の受信側トランスポンダ308と、複数の送信側トランスポンダ301と、波長多重部302と、送信光アンプ303と、送信レベルモニタ部304とを有している。この伝送装置3の各部は、先述した伝送装置1の各部と同一機能を有しているために、説明は省略する。
更に、図1の例においては、スパンロス表示部20が設けられており、このスパンロス表示部20は、伝送装置2のシリアルポートやLANポート22により、当該伝送装置2に直接シリアル(RS−232C)ケーブルやLANケーブルにて接続されるようになっている。なお、伝送装置1や3にも、このスパンロス表示部20を接続するためのポート12や32がそれぞれ設けられているものとする。
ここで、伝送装置1と2との間には、主信号とは別の波長を用いた監視系の信号を通信するための周知の光信号(OSC)路12が設けられており、スパンロス表示部20は、この監視系の信号を用いて、対向装置1の送信レベルモニタ部104のモニタレベルと、本装置2の受信レベルモニタ部201のモニタレベルとを、ポート22を介して取り込んで、表示画面上に表示することができるようになっている。また、両モニタレベルの差を算出して、光ファイバ4の伝送路のスパンロスを表示画面上に表示することができるようにもなっている。
従って、このスパンロス表示部20は、伝送装置1の送信レベルと伝送装置2の送信レベルとを、同時に読みとって表示すると共に、両装置間のスパンロスをもリアルタイムに表示することが可能となる。このスパンロス表示部20の表示内容を確認しつつ、オペレータ(調整者)は、伝送路である光ファイバ4に挿入されている光減衰器(光アッテネータ:ATT)8を用いて、この光ファイバ4のスパンロスを予め決められた許容範囲に入るように調整することになる。
光ファイバ7のスパンロスに関しては、特に図示しないが、同様に監視系の信号を用いて得られた、対向装置3の送信レベルモニタ部304のモニタレベルと、本装置2の受信レベルモニタ部204のモニタレベルとを取り込んで表示し、またスパンロスをも表示することができる。この表示内容に基づいて、調整者は光ファイバ7に挿入されているATT10を用いて、スパンロスの調整が可能となる。
光ファイバ6のスパンロスに関しては、スパンロス表示部20を伝送装置1のポート12に接続して、図示しない監視系の信号を用いて得られた、対向装置2の送信レベルモニタ部206のモニタレベルと、本装置1の受信レベルモニタ部105のモニタレベルとにより、ATT11を用いて調整可能となる。また、光ファイバ5のスパンロスに関しても、スパンロス表示部20を伝送装置3のポート32に接続して、ATT9を用いることにより調整可能である。
光ファイバ4のスパンロス調整の他の方法として、スパンロス表示部20を伝送装置1に接続して、対向装置2の受信レベルモニタ部201のモニタ出力と、本装置1の送信レベルモニタ部104のモニタ出力とを取り込むようにし、そしてATT8を伝送装置1の出力部に接続しておき、スパンロス表示部20の表示内容に基づいて、当該ATT8を調整してスパンロス調整を行うことができる。
光ファイバ5のスパンロスについても、スパンロス表示部20を伝送装置2に接続し、ATT9をこの伝送装置2の出力部に接続することにより、調整することができる。光ファイバ6のスパンロスについても、スパンロス表示部20を伝送装置2に接続し、ATT11をこの伝送装置2の出力部に接続することにより、調整することができる。光ファイバ7のスパンロスについても、スパンロス表示部20を伝送装置3に接続し、ATT10をこの伝送装置3の出力部に接続することにより調整することができる。
本発明の実施の形態を適用した光伝送システムの概略機能ブロック図である。
符号の説明
1〜3 光伝送装置
4〜7 光ファイバ
8〜11 ATT(光アッテネータ)
12,22,32 ポート
20 スパンロス表示部
101,108,301,308 トランスポンダ
102,302 波長多重部
103,106,202,205,
303,306 光アンプ
104,203,206,304 送信レベルモニタ部
105,201,204,305 受信レベルモニタ部
107,307 波長分離部

Claims (6)

  1. 互いに対向する光伝送装置間の伝送路ロスを調整するための情報を表示するための表示装置であって、
    前記光伝送装置の一つに接続されて、この一つの光伝送装置の送信レベル情報または受信レベル情報を表示すると共に、他方の光伝送装置から送信レベル情報または受信レベル情報を受けて表示することを特徴とする表示装置。
  2. 前記送信レベル情報及び前記受信レベル情報を基に前記伝送路ロスを算出して表示することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記光伝送装置間の監視系信号を通信するための光信号を用いて、前記他方の光伝送装置から送信レベル情報または受信レベル情報を受けることを特徴とする請求項1または2記載の表示装置。
  4. 互いに対向する光伝送装置間の伝送路ロスを調整するための情報を表示する方法であって、
    前記光伝送装置の一つに表示装置を接続するステップと、
    前記表示装置において、この一つの光伝送装置の送信レベル情報または受信レベル情報を表示すると共に、他方の光伝送装置から送信レベル情報または受信レベル情報を受けて表示するステップと、
    を含むことを特徴とする表示方法。
  5. 更に、前記送信レベル情報及び前記受信レベル情報を基に前記伝送路ロスを算出して表示するステップを含むことを特徴とする請求項4記載の表示方法。
  6. 前記表示装置において、前記光伝送装置間の監視系信号を通信するための光信号を用いて、前記他方の光伝送装置から送信レベル情報または受信レベル情報を受けるステップを含むことを特徴とする請求項4または5記載の表示方法。
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