JP2008073813A - Machining method by machining center - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、5軸制御マシニングセンタを用いてワークを切削加工する方法に関するものである。 The present invention relates to a method of cutting a workpiece using a 5-axis control machining center.
マシニングセンタ等の工作機械では、運転することにより様々な部分(例えば高速で回転する主軸の軸受部等)が発熱し、この発熱が機体の熱変形を引き起こして加工精度を低下させることが知られている。加工精度の低下を防ぐために、熱変形量を測定して、この測定データに基づいてNCデータを補正することが例えば特許文献1で提案されている。
In a machine tool such as a machining center, it is known that various parts (for example, a bearing portion of a main shaft that rotates at high speed) generate heat when operated, and this heat generation causes thermal deformation of the machine body and decreases machining accuracy. Yes. In order to prevent a reduction in machining accuracy, for example,
特許文献1のマシニングセンタは、ワーク加工治具及びマシニングセンタの主軸に設けられたX,Y2軸の磁気センサと磁石とによって、ワーク加工位置の近くで少なくとも2軸方向の実際の主軸位置を検出し、その検出した実際の主軸位置に基づいて主軸のワーク加工位置を補正することにより、ワークの加工精度を高めることを狙ったものである。
The machining center of
特許文献1に記載されたマシニングセンタは、ワーク加工位置を補正するものであるが、5軸制御のマシニングセンタで加工を行う場合は、ワーク加工位置の補正だけでは必要な加工精度を得ることができない場合がある。このような従来技術の課題に鑑みて、本発明は、5軸制御マシニングセンタに適用でき、マシニングセンタの変形を補償しながら高精度に加工を進めることができる切削加工方法を提供することを目的とする。
The machining center described in
本発明は、上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。 In order to achieve the above object, the present invention employs the following technical means.
請求項1に記載の発明では、直交する3本の直線送り軸(X,Y,Z)及び2本の回転送り軸(A,C)を有する5軸制御マシニングセンタ(1)により、複数の工具の1つをマシニングセンタの主軸(3)に順次装着してテーブル(7)に載置されたワークの切削加工をNCプログラムの指令に従って行う切削加工方法において、5軸制御マシニングセンタ(1)は、その自動工具交換装置(ATC)により主軸(3)に装着されて被測定物の3次元の位置を測定するプローブ(10)と、マシニングセンタのテーブル(7)に固定されてプローブ(10)により位置を測定される基準ブロック(8,108)と、工具長を測定する工具測定装置(9,109)とを具備し、該切削加工方法が、1回実施される準備工程と、複数の工具の中の1つが主軸(3)に装着される度毎に実施される加工工程とを含んでなるものであり、準備工程において、プローブ(10)が基準ブロック(8,108)の初期位置を測定し、加工工程において、1つの工具による加工が終わる度毎に、プローブ(10)が基準ブロック(8,108)の位置を測定し、その測定で得られた基準ブロック(8,108)の位置と初期位置との差を算出し、その差に基づいて2本の回転送り軸(A,C)、工具測定装置(9,109)、及びワークのそれぞれの位置データを補正し、その補正した位置データによって後続する1つの工具による加工を行うことを特徴としている。
In the invention described in
この加工方法では、ワークの原点位置だけを補正するのではなく、2本の回転送り軸(A,C)の位置データも補正するのでより高い加工精度が得られる。また、マシニングセンタの変位量の検出のための手段は、ワークの平行及び芯出しのために通常も用いられるプローブと、テーブル側に設置される単純な構造の基準ブロックとから構成されるので、標準的に用いられるマシニングセンタに基準ブロックを付加すればよく、したがって設備的な追加の負担をほとんど要することなく本加工方法を実施できる。 In this machining method, not only the origin position of the workpiece is corrected, but also the position data of the two rotary feed axes (A, C) is corrected, so that higher machining accuracy can be obtained. Further, the means for detecting the displacement amount of the machining center is composed of a probe that is usually used for parallel and centering of the workpiece and a simple structure reference block installed on the table side. Therefore, it is only necessary to add a reference block to a machining center that is used in general, and therefore, this machining method can be carried out with little additional load on equipment.
請求項2に記載の発明では、工具測定装置(109)の一部を基準ブロック(8,108)として機能させたことを特徴としている。これにより、工具測定装置(109)の初期位置データも得られ、より精度の高い工具長データが得られる。
The invention according to
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。 In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each said means is an example which shows a corresponding relationship with the specific means as described in embodiment mentioned later.
本願発明の切削加工方法の実施例について、図を参照して以下に説明する。本実施例の切削加工方法は、NCプログラムの指令により、複数の切削工具を順次用いてマシニングセンタを駆動して切削加工を実施するものである。用いられるマシニングセンタは、図1に示す5軸制御マシニングセンタ1であり、互いに直交するX,Y,Z軸の3つの直線送り軸と、前記X軸及びZ軸にそれぞれ平行なA軸及びC軸の2つの回転送り軸とを備えている。
Embodiments of the cutting method of the present invention will be described below with reference to the drawings. The cutting method according to the present embodiment performs cutting by driving a machining center using a plurality of cutting tools sequentially according to a command from an NC program. The machining center used is the 5-axis
マシニングセンタ1は、本実施例では立形であって、構造的な主要部として、基礎となるベッド2と、主軸3及びそれを駆動するモータ(不図示)等を収容している主軸ヘッド4と、ベッド2から上方に延びて主軸ヘッド4を支持する門形のコラム5と、ベッド2上に配設されてワークを保持するトラニオン6とを備えている。主軸ヘッド4はX軸及びZ軸に沿って直線移動し、トラニオン6はY軸に沿って直線移動すると共にA軸及びC軸を中心に回転するように構成されている。また、トラニオン6はその中心部の上側にワークを載置する部分である、8角形のテーブル7を備えている。
The
またマシニングセンタ1は、図示されていないが、自動工具交換装置(ATC)及び制御部も具備しており、制御部は、NCプログラム及びNCプログラムが読み込むコモン変数等を記憶する記憶部(不図示)を備えている。また自動工具交換装置は、そのマガジン(不図示)に複数の切削工具及び後述するプローブを収容し、またそれらの選択された一つを主軸3へ装着することと主軸3から取り外すことができる。
Although not shown, the
さらに本実施例のマシニングセンタ1は、基準ブロック8と、工具測定装置9と、主軸3に装着可能なプローブ10とを具備している。前記基準ブロック8は、直方体形状をしており、X−Y平面に平行な上面8aとZ軸方向に貫通する基準穴8bとを有している。基準ブロック8は、マシニングセンタ1の発熱等による、主軸3とトラニオン6あるいはベッド2との間のXYZ方向の相対変位を測定する際の測定ポイントを提供するためのものであって、本実施例ではテーブル7の左側の側面に固定されている。
Further, the
前記工具測定装置9は、切削工具(不図示)を主軸3に装着した状態でその先端位置を測定して工具長データを得るものであり、また測定データを制御部に伝送することができる。本実施例では接触式の一般的なタイプのものであり、図4の連結部材11を介してトラニオン6に固定されている。
The tool measuring
前記プローブ10は、その概略形状が図1に示されるように、測定用の接触子であるスタイラス10aと本体部10bとマシニングセンタの主軸3に装着されるシャンク10cとから構成されている。このプローブ10は、非使用時には自動工具交換装置のマガジンに他の工具と共に格納されているが、使用時には自動工具交換装置によってマシニングセンタの主軸3に装着されて、テーブル7に固定された基準ブロック8あるいはワーク等の被測定物の、機械原点Moからの3次元の位置を測定し、また測定したデータを制御部に伝送することができる。
As shown in FIG. 1, the
次に、各構成要素の位置関係を図2〜5を参照して詳細に説明する。図2はトラニオン6のテーブル7にワークWが載置及び図示しない固定手段により固定された状態を示す斜視図であり、図3はそのときの平面図であり、図4及び5は側面図である。マシニングセンタの機械原点Moは、図3及び図4に示す位置にあり、主軸端面位置は図4の場合はZ方向ではゼロである。基準ブロック8の位置は、基準穴8bの中心と基準ブロックの上面8aが交わった点である基準ブロック原点Roで規定され、その機械原点Moからの位置はRx、Ry(図3),Rz(図4)で表される。本実施例のワーク原点WoはワークWの左上角の頂点に設定され、その機械原点Moからの距離はWx,Wy(図3),Wz(図4)で表される。図5で示されるように、プローブ10は主軸3に装着されたとき主軸端からプローブ10のスタイラス10aの先端までの距離がLpとなる。
Next, the positional relationship of each component will be described in detail with reference to FIGS. 2 is a perspective view showing a state in which the workpiece W is placed on the table 7 of the
A軸は、その機械原点MoからのY及びZ方向の距離がY0,Z0で表され、基準ブロック原点Roとの間の距離はRAy、RAz(図4)である。C軸は、その機械原点Moからの距離がX0,Y0で表され、基準ブロック原点Roとの間の距離はRCx,RCyである。なお、本実施例ではA軸とC軸は図2で示されるように交差していて、それらのY方向距離は共にY0である。また、工具測定装置9は、その機械原点MoからのZ方向の位置がTz(図4)で表され、基準ブロック原点Roとの間の距離はRTzである。
In the A axis, the distances in the Y and Z directions from the machine origin Mo are represented by Y 0 and Z 0 , and the distances from the reference block origin Ro are RAy and RAz (FIG. 4). The distance from the machine origin Mo is expressed by X 0 and Y 0 on the C axis, and the distance from the reference block origin Ro is RCx and RCy. In this embodiment, the A-axis and the C-axis intersect as shown in FIG. 2, and their Y-direction distances are both Y 0 . Further, in the tool measuring
次に、このように構成されたマシニングセンタ1を使って本発明の加工方法がどのように実施されるかについて説明すると、本発明の加工方法は、1回実施される準備工程と、複数の工具中の1本が主軸3に装着されて実施される加工工程とを含んでなるものであり、前記加工工程は、主軸3に装着される工具の数だけ繰り返し実施される。準備工程において、基準ブロック8の加工前における位置(原点位置Ro)をプローブ10により測定しておき、加工工程において、1つの工具による加工が終わった後に毎回、基準ブロック8の位置を測定し、この加工後に測定した値と加工前に測定した値の差、つまり基準ブロック8の変位を算出し、この差に基づいて、A軸、C軸、工具測定装置9、及びワークWのそれぞれの位置データを補正し、この補正した位置データがNCプログラムに反映されて次の1つの工具による加工が行われる。なお、A軸、C軸、工具測定装置9の位置は、それらと基準ブロック8との間のあらかじめ記憶された距離データRAy(図3)、及びRAz(図4)、並びにRCx(図3)及びRCy、並びにRTz(図4)と、準備工程で測定した基準ブロックの位置データとから算出され、また算出された値が前述のように補正される。
Next, how the machining method of the present invention is implemented using the
フローチャートである図6A及びBを参照してより詳しく説明する。図6Aは準備工程のステップ1〜8(S1〜8)を示し、図6Bは加工工程のステップ9〜21(S9〜21)を示している。準備工程においてはまず、自動工具交換装置(ATC)がプローブ10を主軸3に装着する(ステップ1)。次に、プローブ10で基準ブロックの上面8aの位置を測定して基準ブロックの初期Z位置データRz0としてコモン変数へ記憶する(ステップ2)。次に、基準ブロックの基準穴8bの位置を測定して初期X及びY位置データRx0,Ry0としてコモン変数へ記憶する(ステップ3)。なお、基準ブロック8の位置を測定するときは、A軸のY方向位置は、例えば図3に示す所定の標準位置に位置決めし、またA軸及びC軸の回転送りは0度にしておく。次に、ステップ2で得られた基準ブロックの初期Z位置データRz0と距離データRAzとプローブの主軸端からの突出量LpとからA軸のZ位置Z0を算出してコモン変数へ記憶する(ステップ4)。次に、ステップ2で得られた基準ブロックのZ位置データRz0と距離データRTzとLpとから工具測定装置のZ位置データTzを算出してコモン変数へ記憶する(ステップ5)。次に、ステップ3で得られた基準ブロックの初期X及びY位置データRx0,Ry0と距離RCx、RCyとからC軸のX及びY位置データX0,Y0を算出してコモン変数へ記憶する(ステップ6)。次に、ステップ3で得られた基準ブロックの初期X及びY位置データRx0,Ry0と距離RAyよりA軸のY位置データY0を算出してコモン変数へ記憶する(ステップ7)。
This will be described in more detail with reference to FIGS. 6A and 6B which are flowcharts. FIG. 6A shows
次に、テーブル7上に載置及び固定されたワークWの位置をプローブ10で測定しながらワークの平行だし及び芯出しを行い、平行及び芯出しされたワーク原点の位置データWx,Wy,Wz及びC軸の回転送り量Wcを設定する(ステップ8)。
Next, the
次に加工工程が図6Bに示されるようにステップ9から始まる。ステップ9では、自動工具交換装置(ATC)が主軸3からプローブ10を取り外して代わりに第1の切削工具を装着する。次に、工具測定装置9によって第1の切削工具の工具長を測定し記憶する(ステップ10)。なおこのときさらに工具径を測定してもよい。次いで、ここまでのステップで得られたA軸、C軸、ワークの位置データ及び工具長データが反映されたNCプログラムによってワークを切削加工する(ステップ11)。次に、前記ステップ11の加工が最後の切削工具による加工か否かの判定をする(ステップ12)。ここで最後の切削工具による加工であれば終了し、そうでなければステップ13へ進む。
The machining process then begins at
ステップ13では、切削水またはエアーの吹き付けにより基準ブロックの上面8a及び基準穴8b面に付着している切屑等を除去する。次に、自動工具交換装置(ATC)が主軸3から切削工具を取り外して代わりにプローブ10を装着する(ステップ14)。次に、プローブ10で基準ブロックの上面8aの位置を測定し、その結果得られた基準ブロック8の加工後におけるZ位置データRznと、準備工程で得られた初期Z位置データRz0との差ΔRznを算出して記憶する(ステップ15)。算出した差ΔRznによりA軸のZ位置データZ0及び工具測定装置のZ位置データTzを補正して、それぞれのコモン変数へ上書き記憶する(ステップ16)。同様に前記差ΔRznでワークのZ位置データWzを補正して上書き記憶する(ステップ17)。次に、プローブ10により基準ブロックの基準穴8bの位置を測定し、その結果得られた基準ブロックの加工後におけるX及びY位置データRxn,Rynと、準備工程で取得した初期X及びY位置データRx0,Ry0との差ΔRxn及びΔRynを算出して記憶する(ステップ18)。次に、ステップ18で得られた差ΔRxn及びΔRynによりC軸のX及びY位置データX0,Y0を補正してコモン変数へ上書き記憶する(ステップ19)。次に、ステップ18で得られた差ΔRynによりA軸のY位置データY0を補正してコモン変数へ上書き記憶する(ステップ20)。次に、ステップ18で得られた差ΔRxn及びΔRynによりワーク原点位置データWx、Wyを補正して上書き記憶する(ステップ21)。このようにステップ14〜21において、A軸、C軸、ワーク、及び工具測定装置9のそれぞれの位置データが更新される。
In step 13, chips and the like adhering to the
次に、ステップ9に戻り、主軸3からプローブ10を取り外して第2の切削工具を装着し、ステップ10にて工具長を測定した後、ステップ11にて、前記更新されたA軸、C軸、ワークの位置データ及び工具長データが反映されたNCプログラムによってワークを切削加工する(ステップ11)。以下同様に複数の工具の残りの各々に対してステップ9〜21を繰り返す。
Next, returning to step 9, the
前述の実施例では、基準ブロック8は、テーブル7の左側の側面に固定されていたが、基準ブロック8が工具経路への障害になるような場合、あるいはワークが大きく基準ブロック8に干渉する場合は、図7に示すようにテーブル7からやや離れたトラニオン6の部分に配置してもよい。ただし基準ブロックとワークとの距離が大きくなるにつれて、測定された基準ブロックの変位量と、必要な補正量との間の誤差も大きくなるので、基準ブロックの設置場所はワーク及びA軸、C軸に近接していることが好適である。
In the above-described embodiment, the reference block 8 is fixed to the left side surface of the table 7. However, when the reference block 8 becomes an obstacle to the tool path, or when the workpiece greatly interferes with the reference block 8. May be arranged in a portion of the
また、基準ブロックの形態は図8に示すように、直方体のブロックの上面から、先端に球体108aを備えたロッド108bを延ばしたタイプの基準ブロック108を用いてもよい。さらに、図9で示されるように工具測定装置109の一部に、プローブのスタイラスが接触する平坦な上面109aと基準穴109bを設けることにより、工具測定装置109の一部が基準ブロックとしても働くように構成してもよい。
In addition, as shown in FIG. 8, a
3 主軸
6 トラニオン
7 テーブル
8 基準ブロック
9 工具測定装置
10 プローブ
A A軸
C C軸
Mo 機械原点
W ワーク
Wo ワーク原点
3
Claims (2)
前記5軸制御マシニングセンタ(1)は、その自動工具交換装置により前記主軸(3)に装着されて被測定物の3次元の位置を測定するプローブ(10)と、前記マシニングセンタのテーブル(7)に固定されて前記プローブ(10)により位置を測定される基準ブロック(8,108)と、工具長を測定する工具測定装置(9,109)とを具備し、
該切削加工方法が、1回実施される準備工程と、前記複数の工具の中の1つが前記主軸(3)に装着される度毎に実施される加工工程とを含んでなるものであり、
前記準備工程において、前記プローブ(10)が前記基準ブロック(8,108)の初期位置を測定し、
前記加工工程において、1つの工具による加工が終わる度毎に、前記プローブ(10)が前記基準ブロック(8,108)の位置を測定し、その測定で得られた前記基準ブロック(8,108)の位置と前記初期位置との差を算出し、その差に基づいて前記2本の回転送り軸(A,C)、前記工具測定装置(9,109)、及び前記ワーク(W)のそれぞれの位置データを補正し、その補正した前記位置データによって後続する1つの工具による加工を行うことを特徴とする、切削加工方法。 A 5-axis control machining center (1) having three linear feed axes (X, Y, Z) orthogonal to each other and two rotary feed axes (A, C) is used to transfer one of a plurality of tools to the spindle ( 3) In a cutting method of performing cutting of a workpiece (W) sequentially mounted on the table (7) according to a command of the NC program,
The 5-axis control machining center (1) includes a probe (10) that is mounted on the spindle (3) by the automatic tool changer to measure the three-dimensional position of the object to be measured, and a table (7) of the machining center. A reference block (8, 108) which is fixed and whose position is measured by the probe (10), and a tool measuring device (9, 109) for measuring the tool length;
The cutting method includes a preparation step that is performed once, and a processing step that is performed each time one of the plurality of tools is mounted on the spindle (3).
In the preparation step, the probe (10) measures the initial position of the reference block (8, 108),
In the machining step, each time machining with one tool is finished, the probe (10) measures the position of the reference block (8, 108), and the reference block (8, 108) obtained by the measurement is measured. And a difference between the initial position and the initial position. Based on the difference, each of the two rotary feed shafts (A, C), the tool measuring device (9, 109), and the workpiece (W) is calculated. A cutting method characterized by correcting position data and performing machining with a subsequent tool based on the corrected position data.
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