JP2008071254A - 駐車場管理システム及び、このシステムに利用する車載装置 - Google Patents

駐車場管理システム及び、このシステムに利用する車載装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車載装置を利用して駐車場を管理する駐車場管理システムを手間なく構築することができる駐車場管理システムを提供する。
【課題手段】 駐車場PにDSRCによる無線通信が可能な第2無線通信器60を設置し、DSRCによる無線通信が可能な車載装置3を備えた車両Cが、第2無線通信器60の通信範囲である特定通信範囲に位置したら、管理装置5で識別情報を作成し、その作成した識別情報を第2無線通信器60から車載装置3に送信し、車載装置3とICカード49に記憶させている。そして、店舗S内に設置されたレジスタ7にICカード49に記憶された識別情報を読み込ませて車載装置3に送信し、同一の識別情報を記憶する車載装置3があったら応答がある。従って、このシステムを用いれば、駐車場Pから離れた店舗S内から車両の盗難がないか確認することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、駐車場に駐車された車両を管理する駐車場管理システム、及び、このシステムで利用される車載装置に関する。
現在、駐車場のさまざまなインテリジェンス化が進められている。そして、その具体的な方法として、ETC(Electronic Toll Collection)システムなどで用いられる車載装置を利用する方法が検討されている。
特許文献1には、この車載装置を用いた駐車場のインテリジェンス化を進めたシステムとして、駐車料金収受システムが提案されている。この駐車料金収受システムは、駐車場の出口における駐車料金の収受を自動化したシステムである。
この駐車料金収受システムでは、駐車場の入口と出口にDSRC(Dedicated ShortRange Communication:狭域通信)による通信が可能な通信機が設置される。
そして、車両が駐車場に入ろうとするときは、車載装置からIDが送信され、通信機側でそのIDと入場時刻が記憶される。
一方、車両が駐車場から出ようとするときは、車載装置から通信機にIDが送信される。すると、駐車場側では、そのIDに対応付けて記憶している入場時刻と現在時刻との差分から駐車時間が算出され、その駐車時間に応じた駐車料金を算出する処理が行われる。
さらに駐車場側では、ICカードの利用枠から駐車料金を引いた残額を算出する処理が行われ、その残額の情報が駐車場側の通信機から車載装置に送信する処理が行われると共に、ゲートを上げる処理が行われる。
特開2001−167301号公報
ところで、近年、広い駐車場を備えた郊外型の大型店舗が増えているが、このような店舗では、駐車場に止めた車から利用客が長時間に渡って離れることが多く、また、このような店舗の駐車場は不特定多数の人間が利用するので、車両盗難の危険性が高い。
近年は車両盗難事件も増えているので、車両盗難のリスクがますます高まっている。
このように車両盗難のリスクが高まると、店舗としては売り上げが落ちるので、好ましいものではない。
そのため、上述した駐車料金収受システムのように、ETCなどで利用されている車載装置を利用して駐車場に止められた車両を監視するシステムを構築することが求められている。
しかし、この車載装置を利用して駐車場に止められた車両を監視するシステムなど、新たなシステムを構築しようとした場合、サービス毎に、車載装置の固有のIDと車両の登録番号とを紐付けした新たなIDを登録するセットアップ作業と、車載装置の固有のIDと車両の登録番号とを登録機関に通知して、登録機関から新たなIDの発行を受ける手続きとが必要である。
すなわち、ETCなどで利用されている車載装置を、駐車場を管理するシステムでも利用しようとした場合、駐車場を管理するシステムでも、上述したようなセットアップ作業と、手続きとが必要である。
ところが、駐車場を管理するシステムを構築するため、駐車場を利用するすべての車両の車載装置に上述したようなセットアップ作業や、登録手続をしていたのでは、システムを構築する上での作業量が多くなり、しかも、登録機関から新たなIDの発行を受けるには、およそ1週間ほどの時間がかかり、また、費用も発生するので、駐車場を管理するシステムを構築しようとしても大変な手間がかかった。
そこで本発明では、車載装置を利用して駐車場を管理する駐車場管理システムを手間なく構築することができる駐車場管理システムを提供することを目的とする。
[請求項1]
上記目的を達成するための請求項1に記載の駐車場管理システムでは、車載装置が特定通信範囲内に入ることによって、車載装置と管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、管理装置は、識別情報を作成して、車載装置に送信する処理を実行する。
そして、車載装置は、受信した識別情報を第1記憶手段に記憶するとともに形態可能な情報記憶媒体に書き込む処理を実行している。
また、問合装置で情報記憶媒体から識別情報が読み込まれたら、管理装置が問合装置と車載装置とを中継し、問合装置は、車載装置に対し、読み込まれた識別情報に対応する識別情報を記憶しているか問い合わせる処理を実行する。
そして、車載装置は、問合装置からの問い合せを受け、問合装置で読み込まれた識別情報に対応する識別情報を記憶していたら、問合装置に対し応答する処理を実行し、問合装置は、車載装置からの応答の有無により、車両盗難の有無を報知する処理を実行する。
このように、本発明の駐車場管理システムは、管理装置から付与された識別情報を利用することで、車載装置の固有のIDを利用することなく構築できるので、車載装置の固有のIDを利用する場合に比べて、手間なく構築することができる。
また、この駐車場管理システムは、問合装置から問い合せを行えば、駐車場に駐車した車両が盗難にあっていないか確認できるので、例えば、問合装置を店舗内の所定の場所に設置しておけば、その店舗を利用している利用客は、駐車場に出向かなくても、車両が盗難にあっていないことを店舗内から確認することができる。
そのため、この駐車場管理システムを用いれば、利用客は車両盗難の有無を店舗内から確認できるので、利用客にとっては、安心して買い物ができ、店舗側としても、売上の向上を見込むことができる。
尚、問合装置は、店舗内に設置されたレジスタ装置に備えられていてもよい。
情報記憶手段は、形態可能なものであれば、IDカードでもよいし、携帯電話などでもよい。
また、車載装置が特定通信範囲内に入ることによって、車載装置と管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったか否かの判定は、管理装置、車載装置の双方で行ってもよいし、管理装置のみ、あるいは、車載装置のみで行ってもよい。この場合、判断を行っていない他方の装置には、判断を行った一方の装置から通知するなどして、車載装置と管理装置との間の通信を確立するようにしてもよい。
また、問合装置で情報記憶媒体から識別情報が読み込まれたか否かの判定は、問合装置が行えばよい。
さらに、請求項2に記載したように、第2無線通信手段は、駐車場の各駐車スペースに設置してもよい。その場合、各第2無線通信手段の特定通信範囲は、各駐車スペース内に駐車された車両に備えられた車載装置とDSRCにより無線通信可能な範囲に設定するとよい。
[請求項3]
請求項3に記載したように、第2無線通信手段として、入口無線通信手段と、場内無線通信手段とを備えるよう構成してもよい。
この場合、車載装置が入口の特定通信範囲内に入ることによって、車載装置と管理装置の入口無線通信手段との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、管理装置が、識別情報を作成するよう構成するとよい。
またこの場合、第1通信手段と場内無線通信手段とを用いて、管理装置が問合装置と車載装置とを中継するよう構成するとよい。
この請求項3に記載の駐車場管理システムは、請求項2に記載の駐車場管理システムのように、各駐車スペースに第2無線通信手段を設置する場合に比べて、入口と場内の最小2つの無線通信装置を備えればいいので、低コストで駐車場管理システムを構築できる。
[請求項4]
ところで、請求項3のように構成した場合、管理装置は、入口を開閉する入口開閉手段を備えるように構成し、識別情報を作成して、車載装置に送信する処理を実行したら、入口開閉手段により入口を開く処理を実行するよう構成してもよい。
このようにすると、駐車場に入る車両に確実に識別情報を付与してから、車両を駐車場に入場させることができる。
尚、請求項8に記載の車載装置は、この請求項1〜4のいずれかに記載の駐車場管理システムで用いられることが好ましい。
[請求項5]
駐車場管理システムでは、車両の盗難を防止するため、不正な出庫を防止する構成を備えるとよい。
具体的には、管理装置が、駐車場の出口の予め定められた出口通信範囲内に位置する車載装置とDSRCにより無線通信する出口無線通信手段と、出口を開閉する出口開閉手段と、識別情報を記憶する第2記憶手段とを備えるよう構成してもよい。
そして、車載装置が出口通信範囲内に入ることによって、車載装置と管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、車載装置において、携帯記憶手段に記憶された識別情報を送信する処理が実行されるよう構成するとよい。
また、管理装置において、車載装置から受信した識別情報と、第2記憶手段に記憶された識別情報とを比較して、これらの識別情報が一致したら出口開閉手段で出口を開く処理が実行されるよう構成するとよい。
これによれば、正当な識別情報が記憶された携帯記憶手段が車載装置にセットされなければ出口開閉手段が開かず、車両を駐車場から出すことはできないので、請求項1〜4に記載の駐車場管理システムに比べ、駐車場からの車両の盗難を確実に防止することができる。
尚、請求項9に記載の車載装置は、この請求項5に記載の駐車場管理システムで用いられることが好ましい。
[請求項6]
問合装置が、レジスタ装置のように、入力者の操作に応じて清算情報を作成する清算手段を備える装置である場合、車載装置に、清算情報の受信履歴を示す履歴情報を記憶する第1履歴記憶手段を備え、管理装置にも、履歴情報を記憶する第2履歴記憶手段を備えるように構成するとよい。
そして、問合装置で情報記憶媒体から識別情報が読み込まれたら、問合装置には、車載装置に対し、問い合わせに加えて、清算情報をも送信する処理を実行させ、管理装置には、清算情報を問合装置から受信したら、第2履歴記憶手段に記憶された履歴情報を更新し、更新した新たな履歴情報を第2履歴記憶手段に記憶すると共に、前記清算情報を車載装置に送信する処理を実行させ、車載装置には、清算情報を問合装置から受信したら、第1履歴記憶手段に記憶された履歴情報を更新し、更新した新たな履歴情報を第1履歴記憶手段に記憶する処理を実行させるよう構成する。
また、車載装置が出口通信範囲内に入ることによって、車載装置と管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、車載装置には、第1履歴記憶手段に記憶された履歴情報を送信する処理を実行させ、管理装置には、車載装置から受信した履歴情報と、第2履歴記憶手段に記憶された履歴情報とを比較させて、識別情報に加え、これらの履歴情報も一致したら出口開閉手段で出口を開く処理を実行させる。
このように構成すると、識別情報に加えて、履歴情報の一致不一致をも判定して、正当でなければ(履歴情報が一致しなければ)駐車場から車両を持ち出すことができないので、請求項5に記載の駐車場管理システムに比べ、車両の盗難をより効果的に防止することができる。
尚、請求項10に記載の車載装置は、この請求項6に記載の駐車場管理システムで用いられることが好ましい。
[請求項7]
さらに効果的に車両の盗難を防止するには、請求項7に記載されているように、車載装置には、車両を起動する起動スイッチの入り切りを検出する第1検出手段及び、情報記憶媒体にアクセス可能な状態となったか否かを検出する第2検出手段を備えさせるとよい。そして、車載装置には、第2検出手段が情報記憶媒体にアクセス可能な状態となったことを検出していない間に、第1検出手段が起動スイッチの操作があったことを検出したら、第1履歴記憶手段に記憶された履歴情報を消去する処理を実行させるよう構成するとよい。
このようにすると、情報記憶媒体が車載装置にセットされていない状態で起動スイッチを入れると、車載装置に記憶されていた履歴情報が消えて、出口で履歴情報の照会がとれないので、出口開閉装置が開くことが確実に防止される。
従って、この請求項7に記載の駐車場管理システムを用いると、請求項6に記載の駐車場管理システムに比べ、より効果的に車両の盗難を防止することができる。
尚、請求項11に記載の車載装置は、この請求項7に記載の駐車場管理システムで用いられることが好ましい。
以下、本発明が適用された実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
本実施形態の駐車場管理システム1は、駐車場に止められた各車両を管理するシステムである。
<1.駐車場>
まず、本実施形態の駐車場管理システムが適用された駐車場について説明する。
ここで図1は、本実施形態の駐車場管理システムが適用された駐車場の模式図である。
この駐車場Pは、図1に示すように、郊外型の大型店舗S等に併設されたものであり、複数台の車両Cを駐車させることができる広さを有する。
この駐車場Pには、複数の車両を効率よく駐車させるために、車両一台を止めることができる大きさの複数の駐車スペースPSが設けられており、駐車場Pの路面には、各駐車スペースPSを示す複数の白線PWが引かれている。そして、各駐車スペースPSには、本実施形態の特徴的な構成である、DSRCにより無線通信が可能な第2無線通信器60がそれぞれ設置されている。
また、駐車場Pの出口POには、出口POを開閉する出口ゲートPOG(本発明の出口開閉手段に相当する)と、この出口ゲートPOGを通過する車両CとDSRCにより通信可能な出口無線通信器61とが設置されている。
《1−1.第2無線通信器60及び出口無線通信器61の通信範囲》
この駐車場Pに設置された第2無線通信器60及び出口無線通信器61の通信範囲は、次のように設定されている。
各第2無線通信器60の通信範囲は、図1に示すように、各第2無線通信器60が設置された各駐車スペースPSと略同じ範囲であって、各駐車スペースPSに停車した車両Cに備えられた車載装置3(図2参照)と通信可能な範囲に設定されている。
出口無線通信器61の通信範囲は、駐車場の出口であって、出口ゲートPOGの駐車場側から非駐車場側までの所定範囲に設定されている。その広さは、出口ゲートPOGを通過する車両Cに備えられた車載装置3(図2参照)と通信して後述する退場時処理(S4)を実行するために必要な広さに設定されている。
尚、以下、各第2無線通信器60の通信範囲は、特定通信範囲と呼び、一方、出口無線通信器61の通信範囲は、出口通信範囲と呼ぶ。
<2.駐車場管理システム1の全体説明>
次に、本実施形態の駐車場管理システム1の全体構成について説明する。
ここで、図2は、駐車場管理システム1の全体説明図である。図3は、車載装置3の内部構成を示すブロック図である。図4は、管理装置5の内部構成を示すブロック図である。図5は、レジスタ7の内部構成を示すブロック図である。
本実施形態の駐車場管理システム1は、図2に示すように、車両Cに搭載された車載装置3、駐車場を管理する管理装置5、駐車場Pを有する大型店舗S内に設置され、車両盗難の問い合せを行うことができるレジスタ7とで構成される。
《2−1.車載装置3》
車載装置3の筐体(図示せず)は、ICカード49を挿入可能な形状に形成されている。
また、この車載装置3は、図3に示すように、コンピュータからなる中央制御部30と、ICカード49が車載装置3の筐体内に挿入されたことを検出するカード検出部32とを備えている。
さらに、この車載装置3は、本発明の書込手段に相当する装置であって、車載装置3の筐体内に挿入されたICカード49に対し各種情報の書き込み及び読み込みを行うリーダライタ部34と、外部とDSRCにより無線通信する第1無線通信部36とを備えている。
このうち、中央制御部30は、後述する各種処理を実行するCPU30aと、各種処理を実行するためのプログラム等を記憶しているROM30bと、本発明の第1記憶手段に相当し、各種処理を実行する際に必要な情報を一時記憶するRAM30cとを備えている。
そして、この車載装置3では、中央制御部30と、カード検出部32、リーダライタ部34、第1無線通信部36とが通信可能に接続されている。
《2−2.管理装置5》
管理装置5は、図4に示すように、コンピュータ50と、複数の第2無線通信器60と、DSRCにより無線通信を行う出口無線通信器61と、出口ゲートPOGを開閉する出口駆動モータ62とを主に備えている。
このうちコンピュータ50は、中央制御部52を備えている。
この中央制御部52は、後述する各種処理を実行するCPU52aと、各種処理を実行するためのプログラム等と記憶しているROM52bと、各種処理を実行する際に必要な情報を一時記憶するRAM52cとを備えている。
また、コンピュータ50は、レジスタ7と通信するための第1通信部54を備えている。
そして、この管理装置5では、中央制御部52と、第1通信部54、各第2無線通信器60、出口無線通信器61、及び、出口駆動モータ62とが通信可能に接続されている。
《2−3.レジスタ7》
レジスタ7は、駐車場Pから離れた大型店舗S(図1参照)内の会計を行う場所に設置されており、図5に示すように、本体70と、リーダライタ80とを備えている。
このうち本体70は、コンピュータからなる中央制御部72と、操作者が商品の値段を打ち込んだり、商品に付けられたバーコードを読み込んだりする入力部74と、商品の値段等を表示するモニタ76と、管理装置5の第1通信部54と通信する第2通信部78とを備えている。
さらに中央制御部72は、後述する各種処理を実行するCPU72aと、各種処理を実行するためのプログラム等と記憶しているROM72bと、各種処理を実行する際に必要な情報を一時記憶するRAM72cとを備えている。
一方、リーダライタ80の筐体(図2参照)は、ICカード49を挿入可能な形状に形成されている。リーダライタ80は、本発明の読込手段に相当し、その筐体内に挿入されたICカード49に対し各種情報の書き込み及び読み込みを行う装置である。
また、本実施形態では、モニタ76が本発明の報知手段に相当し、レジスタ7が問合装置に相当する。
そして、このレジスタ7では、中央制御部72と、入力部74、モニタ76、第2通信部78、及び、リーダライタ80とが通信可能に接続されている。
<3.入場時・退場時に実行される処理>
次に、車載装置3及び管理装置5で実行される各種処理のうち、入場時、退場時に実行される処理について説明する。
《3.1.入退場時処理》
まず、車載装置3で実行される入退場時処理について説明する。
ここで、図6及び図7は、車載装置3で実行される入退場時処理のフローチャートである。
この入退場時処理(S1)は、車載装置3が備える中央制御部30のCPU30aで実行される処理である。
この入退場時処理(S1)は、車両Cのエンジンが始動すると開始され、まずS100の処理が実行される。
S100では、ICカード49が車載装置3の筐体に挿入されたか否かを判定する処理が実行される。
ICカード49が車載装置3に挿入されると、カード検出部32が検出信号を出力するので、このS100で行われる判定は、その検出信号が入力されたか否かを判定することによって行われる。
このS100において、ICカード49が挿入された、すなわち、検出信号が入力されたと判定されると(S100:YES)、S110の処理が実行される。一方、S100において、ICカード49が挿入されていないと判定されると(S100:NO)、後述するS230の処理が実行される。
尚、ICカード49が車載装置3に挿入されると、中央制御部30が、リーダライタ部34を用いて、ICカード49に各種情報を書き込んだり読み込んだりすることが可能となる。
そのため以下では、中央制御部30がICカード49に対しいつでも各種情報の読み込み、書き込みができるものとして説明する。
S110では、車両Cが駐車場Pに入場するのか退場するのかを判定する処理が実行される。
本実施形態では、車両Cの入場時には、後述するS190でフラグが立てられて、そのフラグ情報がRAM30cに記憶され、一方、車両Cの退場時には、後述するS216でそのフラグが倒されて、フラグ情報がRAM30cから消去される。
また、ICカード49が車載装置3に挿入されるのは、駐車場Pに入場する時(以下「入場タイミング」という)と、駐車場Pから退場しようとする時(以下「退場タイミング」という)とである。
従って、本実施形態では、入場タイミングのときは車載装置3のRAM30cにフラグが立っておらず、退場タイミングのときはフラグが立っていることとなる。
そのため、このS110では、フラグが立っているか否かが判定され、フラグが立っていなかったら入場タイミング、フラグが立っていたら退場タイミングと判定する処理が実行される。
そして、S110において、入場タイミングと判定されたら(S110:入場)、S120の処理が実行され、一方、退場タイミングと判定されたら(S110:退場)、図7の(1)以下の処理が実行される。
S120では、車両がいずれかの駐車スペースPSに入ったか否かを判定する処理が実行される。
本実施形態では、車両Cがいずれかの駐車スペースPSに入ると、車載装置3が第2無線通信器60の特定通信範囲に入り(図1参照)、車載装置3の第1無線通信部36と第2無線通信器60との間でDSRCによる無線通信が可能となる。
そのため、このS120では、車載装置3の第1無線通信部36がいずれかの第2無線通信器60との間でDSRCによる通信が可能となったか否かを判定する処理が行われる。
このS120において、車両Cがいずれかの駐車スペースPSに入った、すなわち、車載装置3の第1無線通信部36が第2無線通信器60との間でDSRCによる通信が可能となったと判定されると(S120:YES)、S130の処理が実行され、車両Cがまだいずれの駐車スペースPSにも入っていない場合は(S120:NO)、待機するよう処理される。
S130では、入場時刻に関する情報(以下「入場時刻情報」という)を載せた信号(以下「入場時刻信号」)が受信されたか否かを判定する処理が実行される。
本実施形態では、車載装置3の第1無線通信部36と第2無線通信器60との間の通信が可能になると、後述するように、第2無線通信器60から入場時刻信号が送信される(S310:図8参照)。
そのため、このS130では、第1無線通信部36がその入場時刻情報を受信したか否かを判定する処理が実行される。
このS130において、入場時刻信号を受信したと判定されると(S130:YES)、S140及びS150の処理が実行され、受信していないと判定されると(S130:NO)、待機するよう処理される。
S140では、S130で受信した入場時刻信号に載せられた入場時刻情報をRAM30cに記憶させるとともに、リーダライタ部34を用いてICカード49にも記憶させる処理が実行される。
そして、続くS150では、第1無線通信部36を介して、入場時刻情報を受信したことを示す確認信号を送信する処理が実行される。
S160では、IDに関する情報(以下「ID情報」という)を載せた信号(以下「ID信号」という)を受信したか否かを判定する処理が実行される。
本実施形態では、後述するように、第2無線通信器60がS150の処理で車載装置3の第1無線通信部36から送信された確認信号を受信すると、管理装置5ではID情報が生成され、第2無線通信器60からID信号が送信される(S330:図8参照)。
そのため、このS160では、車載装置3の第1無線通信部36が、第2無線通信器60から送信されたID信号を受信したか否かを判定する処理が実行される。
このS160において、ID信号を受信したと判定されると(S160:YES)、S170及びS180の処理が実行され、受信していないと判定されると(S160:NO)、待機するよう処理される。
S170では、S160で受信したID信号に載せられたID情報をRAM30c(図3参照)に記憶させるとともに、リーダライタ部34を用いてICカード49にも記憶させる処理が実行される。
続くS180では、第1無線通信部36からID信号を受信したことを示す確認信号を送信する処理が実行される。
さらに続くS190では、RAM30cにフラグを立てる処理が実行される。
そして、S190の処理が終了すると、再びS100の処理が実行され、ICカード49が一旦抜き出されて再び挿入されたか否かが判定される。
次に、S110において、車両Cが駐車場Pから退場すると判定された(S110:退場)ときに実行される、図7において(1)で示した図7に記載のS200以下の処理について説明する。
S200では、ICカード49を車載装置3に挿入した者が、車両Cの正当な所有者か否かが判定される。
本実施形態では、入場時に、車載装置3及びICカード49に、共通の入場時刻情報及びID情報が記憶される(S140、S170)。そのため、車載装置3にICカード49を挿入した者が、車両Cの正当な所有者であれば、車載装置3と、ICカード49に記憶された入場時刻情報及びID情報は必ず一致する。
そこで、このS200では、車載装置3及び挿入されたICカード49に記憶されたそれぞれの入場時刻情報及びID情報が一致するか否かを判定する処理が行われる。
このS200において、ICカード49を車載装置3に挿入した者が、車両Cの正当な所有者である場合、すなわち、車載装置3とICカード49とに記憶された入場時刻情報及びID情報とが一致した場合は(S200:YES)、S210の処理が実行され、一方、ICカード49を車載装置3に挿入した者が、車両Cの正当な所有者でない場合は(S200:NO)、S220の処理が実行される。
S210では、車両Cが出口ゲートPOGに近づいたか否かを判定する処理が実行される。
本実施形態では、車両Cが出口ゲートPOGに近づき、車載装置3が出口無線通信器61の出口通信範囲に入ると(図1参照)、出口無線通信器61と車載装置3の第1無線通信部36との間でDSRCによる無線通信が可能となる。
そのため、このS210では、車載装置3の第1無線通信部36が出口無線通信器61との間でDSRCによる通信が可能となったか否かを判定する処理が実行される。
このS210において、車両Cが出口ゲートPOGに近づいた、すなわち、第1無線通信部36が出口無線通信器61との間でDSRCによる無線通信が可能となったと判定されると(S210:YES)、S212の処理が実行され、車両Cが出口ゲートPOGに近づいていないと判定された場合は(S210:NO)、待機するよう処理される。
S212では、入場時刻情報、ID情報に加え、後述する履歴情報を乗せた信号を、第1無線通信部36を使って送信する処理が実行される。
本実施形態では、このS212で送信された入場時刻情報、ID情報、履歴情報を乗せた信号を出口無線通信器61が受信すると、出口ゲートPOGを開く処理が実行され(S430:図9参照)、退場信号が出口無線通信器61から送信される(S440;図9参照)。
そのため、S212に続くS214では、その退場信号を受信したか否かを判定する処理が実行される。
このS214において、退場信号を受信したと判定されると(S214:YES)、S216の処理が実行され、退場信号を受信していないと判定された場合は(S214:NO)、待機するよう処理される。
S216では、RAM30C及びICカード49に記憶された入場時刻情報、ID情報、履歴情報、フラグ情報を消去する処理が実行される。
そして、S216の処理が終了すると、図6及び図7に(2)で示すように、再び、ICカード49が挿入されたか否かを判定するS100の処理が実行される。
次に、S200において、ICカード49を車載装置3に挿入した者が、車両Cの正当な所有者ではないと判定された場合(S200:NO)に実行されるS220以下の処理ついて説明する。
S220では、RAM30Cに記憶されたID情報を消去する処理が実行される。
このようにRAM30Cに記憶されたID情報を消去してしまえば、S200において常に否定判定され(S200:NO)、車両Cが出口ゲートPOGに近づいても、出口ゲートPOGが開かないので、車両盗難を確実に防止することができる。
尚、消去されたIDは、入場時刻情報が一致するICカード49が車載装置3に挿入され、そして、管理装置5に問い合わせ、ICカード49に記憶された入場時刻情報とID情報と同じ組合わせの入場時刻情報とID情報が管理装置5にも記憶されている場合、そのICカード49に記憶されたID情報を記憶させるようにして、S200で肯定判定されるようにしてもよいし、他の方法でIDが再び記憶されるようにしてもよい。
S222では、車両Cが出口ゲートPOGに近づいたか否かを判定する処理が実行される。
本実施形態では、車両Cが出口ゲートPOGに近づき、車載装置3が出口無線通信器61の出口通信範囲に入ると、出口無線通信器61と第1無線通信部36との間でDSRCによる無線通信が可能となる。
そのため、このS222では、第1無線通信部36が出口無線通信器61との間でDSRCによる無線通信が可能となったか否かを判定する処理が実行される。
このS222において、車両Cが出口ゲートPOGに近づいた、すなわち、第1無線通信部36が出口無線通信器61との間でDSRCによる無線通信が可能となったと判定されると(S222:YES)、S224の処理が実行され、車両Cが出口ゲートPOGに近づいていないと判定されると(S222:NO)、待機するよう処理される。
S224では、警報信号を送信する処理が実行される。
このようにすれば、管理装置5側で、車両が盗難にあっているか否かを判定することができる。
そして、S224の処理が終了すると、図6及び図7に(2)で示すように、再び、ICカード49が挿入されたか否かを判定するS100の処理が実行される。
次に、S100において、ICカード49が車載装置3の筐体に挿入されていない場合(S100:NO)に実行されるS230以下の処理ついて説明する。
S230では、車両Cが出口ゲートPOGに近づいたか否かを判定する処理が実行される。
本実施形態では、車両Cが出口ゲートPOGに近づき、車載装置3が出口無線通信器61の出口通信範囲に入ると、出口無線通信器61と第1無線通信部36との間でDSRCによる無線通信が可能となる。
そのため、このS230では、第1無線通信部36が出口無線通信器61との間でDSRCによる無線通信が可能となったか否かを判定する処理が実行される。
このS230において、車両Cが出口ゲートPOGに近づいた、すなわち、車載装置3の第1無線通信部36と出口無線通信器61との間でDSRCによる無線通信が可能となったと判定されると(S230:YES)、S232の処理が実行され、車両Cが出口ゲートPOGに近づいていない場合は(S230:NO)、再びS100の処理が実行される。
S232では、警報信号を送信する処理が実行される。
このようにすれば、管理装置5側で、車両が盗難にあっているか否かを判定することができる。
そして、S232の処理が終了すると、再びS100の処理が実行される。
《3.2.駐車場装置処理》
次に、管理装置5で実行される処理について説明する。
[3.2.1.入場時処理]
ここで、図8は、管理装置5で実行される処理のうち、車両Cが入場するときに実行される入場時処理のフローチャートである。
この入場時処理は、駐車場Pの営業時間中は常時実行されている。
この入場時処理では、まず、S300の処理が実行される。
S300では、いずれかの駐車スペースPS(図1参照)に、車両Cが駐車されたか否かが判定される。
本実施形態では、各駐車スペースPSに第2無線通信器60が設置されており、車両Cが駐車スペースPSに駐車されることによって、いずれかの第2無線通信器60の特定通信範囲に車載装置3が入ると、第2無線通信器60と車載装置3の第1無線通信部36との間でDSRCによる無線通信が可能となる。
そのため、S300で行われる判定は、第2無線通信器60が車載装置3の第1無線通信部36との間でDSRCによる無線通信が可能となったか否かを判定することによって行われる。
このS300において、車両Cが駐車された、すなわち、いずれかの駐車スペースPSの第2無線通信器60が車載装置3の第1無線通信部36と通信可能となったと判定されると(S300:YES)、S310の処理が実行され、車両Cが駐車されていないと判定されると、待機するよう処理される。
S310では、入場時刻情報を乗せた入場時刻信号を送信する処理が実行される。
入場時刻としては、S300で車両Cが駐車スペースPSに駐車されたときの時刻が用いられる。また、時刻に関する情報は、本実施形態では、中央制御部52が自ら時刻を計時しているので、入場時刻情報は中央制御部52内で得られる。
入場時刻信号は、S300で入場が確認された第2無線通信器60から送信する処理が実行される。
このS310で入場時刻信号が送信され、車載装置3が時刻情報を受信すると(S130)、確認信号が車載装置3から送信される(S150)。
S320では、この確認信号を受信したか否かが判定される。
このS320において、確認信号を受信したと判定されると(S320:YES)、S330の処理が実行され、確認信号を受信していないと判定されると(S320:NO)、待機するよう処理される。
S330では、ID情報を送信する処理が実行される。
このS330が開始されると、中央制御部52では、複数の数字や記号をランダムに組み合わせたID情報を作成する処理が実行される。そして、ID情報が作成されると、そのID情報を乗せたID信号を、S300で入場が確認された第2無線通信器60から送信する処理が実行される。
このS340でID信号が送信され、車載装置3がID信号を受信すると(S160)、確認信号が車載装置3から送信される(S180)。
S340では、この確認信号を受信したか否かが判定される。
このS340において、確認信号を受信したと判定されると(S340:YES)、再びS300の処理が実行され、確認信号を受信していないと判定されると、待機するよう処理される。
[3.2.2.退場処理]
ここで、図9は、管理装置5で実行される処理のうち、車両Cが退場するときに実行される退場時処理のフローチャートである。
この退場時処理は、駐車場Pの営業時間中は常時実行されている。
この退場時処理では、まず、S400の処理が実行される。
S400では、出口ゲートPOG(図1参照)に、車両Cが近づいたか否かが判定される。
本実施形態では、出口に出口無線通信器61が設置されており、車両Cが出口ゲートPOGに近づくことによって、出口無線通信器61の出口通信範囲に車両Cが入ると、出口無線通信器61と車載装置3の第1無線通信部36との間でDSRCによる無線通信が可能となる。
そのため、S400で行われる判定は、出口無線通信器61が車載装置3の第1無線通信部36との間でDSRCによる無線通信が可能となったか否かを判定することによって行われる。
このS400において、車両Cが出口ゲートPOGに近づいた、すなわち、出口無線通信器61が車載装置3の第1無線通信部36と通信可能となったと判定されると(S400:YES)、S410の処理が実行され、車両Cが駐車されていないと判定されると、待機するよう処理される。
S410では、車載装置3からどのような信号を受信したかが判定される。
本実施形態では、車両Cの正当な使用者が自己のICカード49を車載装置3に挿入して、車両Cを出口に近づけると、車載装置3から出口無線通信器61に対して、入場時刻信号やID信号が送信される。一方、(1)ICカード49が車載装置3に挿入されていない場合(S100:NO)や、(2)車載装置3に挿入されたICカード49が不正なICカード49である場合(S200:NO)は、警報信号が送信される(S224、S232)。
そのためS410では、入場時刻信号やID信号を受信したのか、警報信号を受信したのかを判定している。
このS410において、入場時刻信号やID信号を受信したと判定されると、S420の処理が実行され、警報信号を受信したと判定されると、本処理は終了する。
すなわち、S410において警報信号を受信した場合は、出口ゲートPOGが開くことはないので、車両Cを駐車場Pから盗み出すことが防止される。
S420では、車載装置3から受信した情報の組み合わせが正しいか否かが判定される。
本実施形態では、レジスタ7で清算情報が形成されると、その清算情報が入場時刻情報及びID情報と関連付けられ、レジスタ7から管理装置5のコンピュータ50に送信される。そして、入場時刻情報とID情報とに関連づけられた複数の清算情報が履歴情報として、コンピュータ50に記憶される。
そのため、車載装置3から受信した入場時刻情報、ID情報、及び、履歴情報の組み合わせと同じ組み合わせの入場時刻情報、ID情報、及び、履歴情報がコンピュータ50に記憶されていれば、駐車場側でも、車載装置3とICカード49とが正しい組み合わせ、すなわち、退場しようとしている車両Cの運転者が、その車両Cの所有者であることが判定できる。
このS410において、退場しようとしている車両Cの運転者が、その車両Cの所有者、すなわち、車載装置3から受信した情報の組み合わせが正しいと判定されたら、S430〜S440の処理が実行され、退場しようとしている車両Cの運転者が、その車両Cの所有者ではないと判定されると、本処理を終了する。
S430では、出口ゲートPOGを開く処理が実行される。
このS430の処理では、出口駆動モータ62が駆動され、出口ゲートPOGを開く処理が実行される。
S440では、ICカード49に記憶された入場時刻情報、ID情報、履歴情報、フラグ情報等の消去を許可する退場信号を送信する処理が実行される。
尚、S410で警報信号を受信した場合(S410:警報信号受信)や、S420で受信情報が不正であると反対された場合(S420:NO)というのは、今まさに車両Cが盗難にあっている場合であるので、管理装置5側において、警報信号が受信されたら出口に近づいた車両の運転席部分を撮影したり、警備員室内で警報音をならしたり、出口で警報音を鳴らすなど、してもよい。
<4.駐車時に実行される処理>
次に、各装置3〜7で実行される各種処理のうち、駐車時に実行される処理について説明する。
《4.1.問合処理》
ここで図10は、レジスタ7で実行される問合処理のフローチャートである。
このレジスタ装置処理S5は、店員がレジスタ7の入力部74を使って商品の値段等を入力し終え、図示しない清算ボタンの押下するか、S500以下の処理の開始を指示する図示しないボタンを押下するか。リーダライタ80にICカード49が挿入される等すると開始される。
このレジスタ装置処理(S5)では、まずS500の処理が実行される。
S500では、リーダライタ80がICカード49から入場時刻情報やID情報を読み込む処理が実行され、これらがRAM72Cに記憶される。
S510では、問合信号を送信する処理が実行される。
具体的には、ICカード49から読み込んだ入場時刻情報やID情報を乗せた問合信号が作成され、その問合信号を第2通信部78を介して管理装置5のコンピュータ50に送信する処理が実行される。
このようにすると、管理装置5がレジスタ7と車載装置3とを中継し、管理装置5において、第2無線通信器60から車両Cの車載装置3に、レジスタ7から受信した問合信号を送信する処理が実行される(S610:図11参照)。
S520では、車両Cが盗まれていないか否かを判定する処理が実行される。
本実施形態では、駐車場Pに車両Cが駐車されていると、問合信号を受信した車載装置3からレジスタ7に応答信号が返信されてくる(S720:図12参照)。このS520では、その応答信号を受信したか否かが判定される。
このS520において、応答信号が受信された、すなわち車両Cが盗まれていないと判定されると(S520:YES)、S530の処理が実行され、応答信号が受信されていないと判定されると(S520:NO)、後述するS540の処理が実行される。
S530では、レジスタ7の入力部74から入力されるなどして求められた買い物品の値段の合計等を示す清算情報を管理装置5及び車載装置3に送信させる処理が実行される。
本実施形態では、この清算情報が管理装置5及び車載装置3で蓄積されて履歴情報として記憶される。
S540では、車両Cが盗まれていない旨を報知する処理が実行される。
ここでは、レジスタ7に備えられているモニタ76に車両Cが駐車場Pに駐車されていることを文字表記することによって報知する処理が実行される。
そして、S540の処理が終了すると、再びS500の処理が実行される。
次に、S520の処理で、応答信号が受信されていないと判定された場合(S520:NO)に行われるS550以下の処理ついて説明する。
S550では、問合信号を送信してから所定時間経過したか否かを判定する処理が実行される。
本実施形態では、管理装置5で受信された問合信号が、各第2無線通信器60から一斉に送信され、その後管理装置5では、いずれかの車載装置3から応答信号が受信されるまで所定時間待機される処理が実行されるなど、レジスタ7が問合信号を送信してから応答信号を受信するまで、所定時間を要する。
そのため、ここでは、応答信号をただちに受信しなくても、車両Cが盗まれたと判定しないようにするために、所定時間経過するまで待機する処理が実行される。
このS550において、所定時間経過したと判定されると(S550:YES)、S560の処理が実行され、所定時間が経過していない判定されると(S550:NO)、再びS520の処理が実行される。
S560では、車両Cが盗まれている旨を報知する処理が実行される。
ここでは、レジスタ7に備えられているモニタ76に車両Cが盗難にあっていることを文字表記することによって報知する処理が実行される。
そして、S560の処理が終了すると、再びS500の処理が実行される
《4.2.中継処理》
ここで図11は、管理装置5で実行される中継処理のフローチャートである。
この中継処理(S6)は、駐車場Pが利用できる間は常時実行されている。
この中継処理(S6)では、まずS600の処理が実行される。
S600では、問合信号を受信したか否かが判定される。
本実施形態では、レジスタ7でICカード49から入場時刻情報及びID情報が読み取られると、管理装置5に問合信号が送られてくる(S510:図10参照)ので、このS600では、その問合信号を受信したか否かを判定する処理が実行される。
このS600において、問合信号が送られてきたと判定されると(S600:YES)、S610の処理が実行され、問合信号が送られてきていないと判定されると(S600:NO)、待機するよう処理される。
S610では、各第2無線通信器60から問合信号を送信する処理が実行される。
このS610では、駐車場Pに複数の第2無線通信器60が設置されているので、これら第2無線通信器60からS600の処理で受信した問合信号をDSRCにより無線で一斉に送信する処理が実行される。そしてS620の処理が実行される。
S620では、応答信号を車載装置3から受信したか否かを判定する処理が実行される。
本実施形態では、問合信号を受信したいずれかの車載装置3が、その問合信号に含まれる入場時刻情報及びID情報に一致する入場時刻情報及びID情報を記憶していたら、その車載装置3が応答信号を送信してくるので(S720:図12参照)、このS620では、いずれかの車載装置3からその応答信号を受信したか否かが判定される。
このS620において、応答信号が受信されると(S620:YES)、S630の処理が実行され、応答信号が受信されていないと判定されると(S620:NO)、後述するS660の処理が実行される。
S630では、受信した応答信号をレジスタ7に送信する処理が実行される。
このS630では、S620においていずれかの第2無線通信器60が応答信号を受信すると、第1通信部54を介してレジスタ7にその応答信号を送信する処理が実行される。
S640では、清算情報を受信したか否かを判定する処理が実行される。
本実施形態では、レジスタ7が応答信号を受信すると、レジスタ7から管理装置5に清算信号を送信してくるので(S530)、その清算信号を受信したか否かを、このS640では判定する処理が実行される。
このS640において、清算信号を受信したと判定されると(S640:YES)、S650の処理が実行され、清算信号を受信していないと判定されると(S640:NO)、待機するよう処理される。
S650では、履歴情報を更新する処理が実行される。
本実施形態では、管理装置5の中央制御部52は、清算情報を集めた履歴情報を記憶しているが、S650では、この履歴情報をS640で受信した清算情報を加えた新たな履歴情報に更新する処理が実行される。
また、S650では、受信した清算信号を、第2無線通信器60を介して車載装置3に送信する処理も実行される。
そして、S650の処理が終了すると、再び、S600の処理が実行される。
次に、S620の処理で、応答信号が受信されていない(S620:NO)と判定されたときに実行されるS660について説明する。
S660では、応答信号を送信してから所定時間経過したか否かを判定する処理が実行される。
本実施形態では、駐車場Pという、人の出入りがありしかも野外での場所で、無線通信により問合信号及び応答信号の無線通信を行っているので、気象条件や他の電波、人の行き来などの様々な諸条件により、問合信号や応答信号の送信が妨害されることがある。そのため、S610において問合信号が送信されるときや、車載装置3において応答信号が送信されるとき、これらの信号は所定時間、断続的に繰り返し送信される。
従って、このS660では、問合信号を送信した後すぐに応答信号が受信されなくても、その所定時間の間、応答信号が受信されるのを待つため、その所定時間が経過したか否かを判定する処理が実行される。
このS660において、所定時間経過したと判定されると(S660:YES)、再びS600の処理が実行され、所定時間が経過していない判定されると(S660:NO)、再びS620の処理が実行される。
《4.3.応答処理》
ここで図12は、車載装置3で実行される応答処理のフローチャートである。
この応答処理(S7)は、車両Cのエンジンが切られている間、実行される処理である。
この応答処理(S7)では、まずS700の処理が実行される。
S700では、問合信号を受信したか否かが判定される。
本実施形態では、レジスタ7でICカード49に記憶されたID情報等が読み込まれると、問合信号が管理装置5の第2無線通信器60を介して、DSRCにより無線で車載装置3に送信される(S510、S610)。
そのためこのS700では、管理装置5の第2無線通信器60からDSRCによる無線で送信された問合信号を受信したか否かが判定される。
このS700において、問合信号が受信されたと判定されると(S700:YES)、S710の処理が実行され、問合信号を受信していないと判定されると(S700:NO)、待機するよう処理される。
S710では、受信した問合信号に含まれる入場時刻情報やID情報が、RAM30cに記憶された入場時刻情報及びID情報と一致しているか判定される。
本実施形態では、入場時に、車載装置3及びICカード49に、同じ入場時刻情報及びID情報とが記憶される(S140、S170)。そして、そのICカード49に記憶された入場時刻情報とID情報とが、レジスタ7で読み込まれると(S500)、それらの情報を含む問合信号が送信されてくる(S510)。
そのため、このS710では、問合信号に乗せられた入場時刻情報やID情報が、RAM30cに記憶された入場時刻情報及びID情報と一致しているか判定される。
このS710において、入場時刻情報及びID情報が一致したと判定されると(S710:YES)、S720の処理が実行され、一致しないと判定されると(S710:NO)、再びS700の処理が実行される。
S720では、応答信号を送信する処理が実行される。
本実施形態では、車両Cが盗難にあっていない場合、問合信号を送ってきたレジスタ7に盗難にあっていないことを知らせる必要があるので、このS720では、盗難にあっていないことを知らせるための応答信号を第1無線通信部36を介してDSRCの無線で送信する処理が実行される。
S730では、清算信号を受信したか否かを判定する処理が実行される。
本実施形態では、レジスタ7が応答信号を受信すると、レジスタ7が管理装置5を介して車載装置3に清算信号を送信してくる(S530)。そのためこのS730では、レジスタ7から送られてくる清算信号を受信したか否かを判定している。
このS730において、清算情報を受信したと判定されると(S730:YES)、S740の処理が実行され、受信していない判定されると(S730:NO)、受信するまで待機する処理が実行される。
S740では、履歴情報を更新する処理が実行される。
このS740では、RAM30Cに記憶された履歴情報を、この履歴情報にS730において受信した清算情報を加えた履歴情報に更新する処理が実行され、その履歴情報がRAM30Cに記憶される処理が実行される。
そして、S740の処理が終了すると、再び、S700の処理が実行される。
<5.本実施形態の特徴的な作用効果>
1.本実施形態の駐車場管理システム1では、車載装置3が特定通信範囲内に入ることによって、車載装置3と管理装置5との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、管理装置5は、識別情報(入場時刻情報、ID情報)を作成して、車載装置3に送信する処理を実行する(S310、S330)。
そして、車載装置3は、受信した識別情報をRAM30cに記憶するとともにICカード49に書き込む処理を実行している(S140、S170)。
また、レジスタ7でICカード49から識別情報が読み込まれたら(S500)、管理装置5がレジスタ7と車載装置3とを中継し、レジスタ7は、車載装置3に対し、読み込まれた識別情報に対応する識別情報を記憶しているか問い合わせる処理を実行する(S510)。
そして、車載装置3は、レジスタ7からの問い合せを受け、レジスタ7で読み込まれた識別情報に対応する識別情報を記憶していたら、レジスタ7に対し応答する処理を実行し(S720)、レジスタ7は、車載装置3からの応答の有無により、車両盗難の有無を報知する処理を実行する(S540、S560)。
このように、本実施形態の駐車場管理システム1は、管理装置5から付与された識別情報を利用することで、車載装置3の固有のIDを利用することなく構築できるので、車載装置3の固有のIDを利用する場合に比べて、手間なく構築することができる。
また、この駐車場管理システム1は、店舗S内に設置されたレジスタ7から問い合せを行えば、駐車場Pに駐車した車両Cが盗難にあっていないか確認できるので、その店舗Sを利用している利用客は、駐車場Pに出向かなくても、車両Cが盗難にあっていないことを店舗S内から確認することができる。
そのため、この駐車場管理システム1を用いれば、利用客は車両盗難の有無を店舗S内から確認できるので、利用客にとっては、安心して買い物ができ、店舗S側としても、売上の向上を見込むことができる。
2.本実施形態の駐車場管理システム1では、車載装置3が出口通信範囲内に入ることによって、車載装置3と管理装置5との間でDSRCによる無線通信が可能となったら(S210:YES)、車載装置3において、ICカード49に記憶された識別情報を送信する処理が実行される(S212)。
また、管理装置5において、車載装置3から受信した識別情報と、RAM52cに記憶された識別情報とを比較して、これらの識別情報が一致したら(S420:YES)、出口ゲートPOGを開く処理が実行される(S430)。
そのため、本実施形態では、正当な識別情報が記憶されたICカード49が車載装置3にセットされなければ出口ゲートPOGが開かず、車両Cを駐車場Pから出すことはできないので、駐車場Pからの車両Cの盗難を確実に防止することができる。
3.本実施形態の駐車場管理システム1では、レジスタ7でICカード49から識別情報が読み込まれると、レジスタ7では、問合信号と清算信号とを車載装置3に送信する処理が実行される(S510、S530)。そして、管理装置5では、受信した清算信号に基づいて履歴情報を更新する処理が実行されると共に、清算信号を車載装置3に送信する処理が実行される(S650)。さらに、車載装置3では、受信した清算信号に基づいて履歴情報を更新する処理が実行される(S740)。
また、本実施形態の駐車場管理システム1では、車載装置3が出口通信範囲内に入ることによって、車載装置3と管理装置5との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、車載装置3では、RAM30cに記憶された識別情報及び履歴情報を管理装置5に送信する処理が実行される(S212)。そして、管理装置5には、車載装置3から受信した識別情報及び履歴情報と、RAM52cに記憶された識別情報及び履歴情報とを比較させて、識別情報に加え、これらの履歴情報も一致したら出口ゲートで出口を開く処理が実行される(S420)。
このように構成すると、識別情報に加えて、履歴情報の一致不一致をも判定して、正当でなければ駐車場Pから車両Cを持ち出すことができないので、車両Cの盗難をより効果的に防止することができる。
4.本実施形態では、ICカードが49が車載装置3に挿入され、ICカード49及び車載装置3のそれぞれに記憶された入場時刻情報とID情報とが一致しなければ(S200:YES)、識別情報が管理装置5側に送信されず、出口ゲートが開かないので、より確実に車両Cの盗難を防止できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
尚、この第2実施形態では、第1実施形態と異なる点のみ説明する。また、同一構成については、同じ符号を付して説明する。
<1.駐車場>
まず、本実施形態の駐車場管理システムが適用された駐車場について説明する。
ここで図13は、本実施形態の駐車場管理システムが適用された駐車場の説明図である。
この駐車場Pは、図13に示すように、郊外型の大型店舗S等に併設された複数台の車両Cを駐車させることができる広さを有するものである。
この駐車場Pは、入口PIに、入口PIを開閉する入口ゲートPIG(本発明の入口開閉手段に相当する)と、この入口ゲートPIGを通過する車両CとDSRCにより通信可能な入口無線通信器65とが設置されている。
また、この駐車場Pには、DSRCにより無線通信が可能な場内無線通信器67が一台、駐車場の天井部分に設置されている。
すなわち、本実施形態では、第2無線通信器60に相当する構成として、入口無線通信器65、及び、少なくとも一台の場内無線通信器67が備えられている。
《1−1.入口無線通信器65及び場内無線通信器67の通信範囲》
この駐車場Pに設置された入口無線通信器65及び場内無線通信器67の特定通信範囲は、次のように設定されている。
入口無線通信器65の特定通信範囲は、駐車場の入口PIであって、入口ゲートPIGの駐車場側から非駐車場側までの所定範囲に設定されている。その広さは、入口ゲートPIGを通過する車両Cに備えられた車載装置3(図2参照)と通信して後述する入場時処理を実行するために必要な広さに設定されている。
場内無線通信器67の特定通信範囲は、図13に示すように、駐車場Pに設けられた全ての駐車スペースPSを少なくともカバーする範囲に設定されている。
尚、以下、第2無線通信器60の特定通信範囲は、場内特定通信範囲と呼び、一方、入口無線通信器65の特定通信範囲は、入口特定通信範囲と呼ぶ。
<2.駐車場管理システム1の全体説明>
次に、本実施形態の駐車場管理システム1の全体構成について説明する。
ここで、図14は、駐車場管理システム1の全体説明図である。図15は、管理装置5の内部構成を示すブロック図である。
本実施形態の駐車場管理システム1は、図14に示すように、車両Cに搭載された車載装置3、駐車場を管理する管理装置5、駐車場Pを有する大型店舗S内に設置され、車両盗難の問い合せを行うことができるレジスタ7とで構成される。
《2−1.管理装置5》
管理装置5は、図15に示すように、コンピュータ50と、DSRCにより無線通信を行う出口無線通信器61と、出口ゲートPOGを開閉する出口駆動モータ62と、DSRCにより無線通信を行う入口無線通信器65と、入口ゲートPOGを開閉する入口駆動モータ66と、場内無線通信器67とを主に備えている。
そして、この管理装置5では、中央制御部52と、第1通信部54、出口無線通信器61、出口駆動モータ62、入口無線通信器65、及び、入口駆動モータ66、場内無線通信器67とが通信可能に接続されている。
<3.入場時・退場時に実行される処理>
次に、管理装置5で実行される各種処理のうち、入場時に実行される処理について説明する。
《3.1.入場時処理》
次に、管理装置5で実行される処理について説明する。
ここで、図16は、管理装置5で実行される処理のうち、車両Cが入場するときに実行される入場時処理のフローチャートである。
この入場時処理は、駐車場Pの営業時間中は常時実行されている。
この入場時処理では、まず、S300の処理が実行される。
S300では、車両Cが入口PIに近づいたか否かが判定される。
本実施形態では、入口PIに入口無線通信器65が設置されており、車両Cが入口PIに近づくことによって、入口無線通信器65の入口特定通信範囲に車載装置3が入ると、入口無線通信器65と車載装置3の第1無線通信部36との間でDSRCによる無線通信が可能となる。
そのため、S300で行われる判定は、入口無線通信器65が車載装置3の第1無線通信部36との間でDSRCによる無線通信が可能となったか否かを判定することによって行われる。
このS300において、車両Cが入口に近づいた、すなわち、入口無線通信器65が車載装置3の第1無線通信部36と通信可能となったと判定されると(S300:YES)、S310の処理が実行され、車両Cが駐車されていないと判定されると、待機するよう処理される。
以下、S310〜S330までは、図8で説明した処理と同様の処理が実行される。
そして、S340において、確認信号を受信したと判定されると(S340:YES)、S350の処理が実行される。
S350では、入口ゲートPIGを開く処理が実行される。
このS350の処理では、入口駆動モータ66が駆動され、入口ゲートPIGを開く処理が実行される。
そして、このS350が終了すると、再びS300の処理が実行される。
尚、駐車時に実行される処理については、第1実施形態において、各第2無線通信器60から問合信号等の通信が行われているが、本実施形態では、場内無線通信器67で行われている点が異なるだけである。
<4.本実施形態の特徴的な作用効果>
第1実施形態と同様の作用効果に加え、以下のような作用効果がある。
1.本実施形態では、車載装置3が入口特定通信範囲内に入ることによって、車載装置3と管理装置5の入口無線通信器65との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、管理装置5が、識別情報を作成するよう構成されている。
この駐車場管理システム1は、第1実施形態に記載された駐車場管理システム1のように、各駐車スペースPSに第2無線通信器60を設置する場合に比べて、入口と場内の最小2つの無線通信装置65、67を備えればいいので、低コストで駐車場管理システム1を構築できる。
2.また本実施形態では、識別情報を車載装置3に送信する処理を実行したら、入口ゲートPIGにより入口を開く処理を実行している(S350)。
このようにすると、駐車場Pに入る車両Cに確実に識別情報を付与してから、車両Cを駐車場Pに入場させることができる。
[他の形態]
1.上記実施形態では、携帯可能な情報記憶媒体としてICカード49を用いたが、各種情報の読み出し及び書き込みを行えるものであればどのようなものでもよく、例えば、磁気カードでも良いし、携帯電話でもよい。
ICカード49に代えて携帯電話を用いる場合は、上記実施形態のリーダライタ部34に代えて、携帯電話との間で無線通信が可能な無線通信装置を車載装置3に組み込んでもよい。
2.上記実施形態では、レジスタ7と、入口無線通信器65、第2無線通信器60、出口無線通信器61とをコンピュータ50を介して接続したものについて説明したが、これらを直接接続し、互いに通信できるよう構成してもよい。
この場合、上記実施形態ではコンピュータ50で行われていた各種処理のうち必要な処理を、入口無線通信器65、第2無線通信器60、出口無線通信器61のそれぞれで実行させるなどしてもよい。
3.上記実施形態では、車載装置3が、車両Cを起動する起動スイッチの入り切りを検出する第1検出部及び、情報記憶媒体にアクセス可能な状態となったか否かを検出する第2検出部を備えてもよい。そして、車載装置3には、第2検出部がICカード49にアクセス可能な状態となったことを検出していない間に、第1検出部が起動スイッチの操作があったことを検出したら、RAM30cに記憶された履歴情報を消去してもよい。
このようにすると、ICカード49が車載装置3にセットされていない状態で起動スイッチを入れると、車載装置3に記憶されていた履歴情報が消えて、出口で履歴情報の照会がとれないので、出口ゲートPOGが開くことが確実に防止され、より効果的に車両の盗難を防止することができる。
4.S310において、時刻に関する情報は、インターネット等を介して外部から得てもよいし、標準時刻を示す電波を受信するなどして得てもよい。
[本発明と本実施形態との対応関係]
本実施形態のRAM30Cは本発明の第1記憶手段に相当し、ICカード49は情報記憶媒体、リーダライタ部34は書込手段、リーダライタ80は読込手段、モニタ76は報知手段に相当する。
また、本実施形態の出口ゲートPOGは本発明の出口開閉手段に相当し、入口ゲートPIGは入口開閉手段、RAM52cは第2記憶手段に相当する。
さらに、本実施形態のレジスタ7が本発明の清算手段に相当し、RAM30Cが第1履歴記憶手段、RAM52Cが第2履歴記憶手段に相当する。
第1実施形態:駐車場管理システムが適用された駐車場の模式図である。 第1実施形態:駐車場管理システム1の全体説明図である。 第1実施形態:車載装置3の内部構成を示すブロック図である。 第1実施形態:管理装置5の内部構成を示すブロック図である。 第1実施形態:レジスタ7の内部構成を示すブロック図である。 第1実施形態:車載装置3で実行される車載器処理のフローチャートである。 第1実施形態:車載装置3で実行される車載器処理のフローチャートである。 第1実施形態:管理装置5で実行される処理のうち、車両Cが入場するときに実行される入場時処理のフローチャートである。 第1実施形態:管理装置5で実行される処理のうち、車両Cが退場するときに実行される退場時処理のフローチャートである。 第1実施形態:レジスタ7で実行される問合処理のフローチャートである。 第1実施形態:管理装置5で実行される中継処理のフローチャートである。 第1実施形態:車載装置3で実行される応答処理のフローチャートである。 第2実施形態:駐車場管理システムが適用された駐車場の説明図である。 第2実施形態:駐車場管理システム1の全体説明図である。 第2実施形態:管理装置5の内部構成を示すブロック図である。 第2実施形態:管理装置5で実行される処理のうち、車両Cが入場するときに実行される入場時処理のフローチャートである。
符号の説明
1…駐車場管理システム
3…車載装置、
30…中央制御部、32…カード検出部、34…リーダライタ部、36…第1無線通信部、49…ICカード、
5…管理装置、
50…コンピュータ、52…中央制御部、54…第1通信部、60…第2無線通信器、61…出口無線通信器、62…出口駆動モータ、65…入口無線通信器、66…入口駆動モータ、67…場内無線通信器
7…レジスタ、
70…本体、72…中央制御部、74…入力部、76…モニタ、78…第2通信部、80…リーダライタ

Claims (11)

  1. 駐車場を利用する各車両に備えられた車載装置、前記駐車場を管理する管理装置、及び、車両盗難の問い合せを行う問合装置で構成される駐車場管理システムであって、
    前記車載装置は、DSRCにより無線通信する第1無線通信手段、前記管理装置から付与される識別情報を記憶可能な第1記憶手段、及び、携帯可能な情報記憶媒体に前記識別情報を書き込む書込手段を備え、
    前記管理装置は、駐車場の予め定められた特定通信範囲内に位置する前記車載装置とDSRCにより無線通信する第2無線通信手段、及び、前記問合装置と通信する第1通信手段を備え、
    前記問合装置は、前記情報記憶媒体から前記識別情報を読み込む読込手段、前記管理装置と通信する第2通信手段、及び、報知を行う報知手段を備え、
    前記車載装置、前記管理装置、及び、前記問合装置の各装置において、以下の処理を実行することを特徴とする駐車場管理システム。
    (1)前記車載装置が前記特定通信範囲内に入ることによって、前記車載装置と前記管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、
    前記管理装置は、前記識別情報を作成して、前記車載装置に送信する処理を実行し、
    前記車載装置は、受信した前記識別情報を前記第1記憶手段に記憶するとともに前記情報記憶媒体に書き込む処理を実行する。
    (2)前記管理装置が前記問合装置と前記車載装置とを中継し、
    前記問合装置で前記情報記憶媒体から前記識別情報が読み込まれたら、
    前記問合装置は、前記車載装置に対し、読み込まれた前記識別情報に対応する前記識別情報を記憶しているか問い合わせる処理を実行し、
    前記車載装置は、前記問合装置からの問い合せを受け、前記問合装置で読み込まれた前記識別情報に対応する前記識別情報を記憶していたら、前記問合装置に対し応答する処理を実行し、
    前記問合装置は、前記車載装置からの応答の有無により、車両盗難の有無を報知する処理を実行する。
  2. 請求項1記載の駐車場管理システムにおいて、
    前記第2無線通信手段は、前記駐車場の各駐車スペースに設置され、
    前記各第2無線通信手段の前記特定通信範囲は、前記各駐車スペース内に駐車された車両に備えられた車載装置とDSRCにより無線通信可能な範囲に設定されていることを特徴とする駐車場管理システム。
  3. 請求項1記載の駐車場管理システムにおいて、
    前記第2無線通信手段は、
    前記駐車場の入口部分を前記特定通信範囲とし、その入口の前記特定通信範囲内に位置する前記車載装置とDSRCにより無線通信する入口無線通信手段と、
    前記駐車場内の駐車可能な部分を少なくとも前記特定通信範囲とし、前記駐車場内の前記特定通信範囲内に位置する前記車載装置とDSRCにより無線通信する場内無線通信手段と、
    を備え、
    前記車載装置、前記管理装置、及び、前記問合装置の各装置において、以下の処理を実行することを特徴とする駐車場管理システム。
    (1’)前記車載装置が入口の前記特定通信範囲内に入ることによって、前記車載装置と前記管理装置の前記入口無線通信手段との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、
    前記管理装置は、前記識別情報を作成して、前記車載装置に送信する処理を実行し、
    前記車載装置は、受信した前記識別情報を記憶するとともに前記情報記憶媒体に書き込む処理を実行する。
    (2’)前記第1通信手段と前記場内無線通信手段とを用いて、前記管理装置が前記問合装置と前記車載装置とを中継し、
    前記問合装置で前記情報記憶媒体から前記識別情報が読み込まれたら、
    前記問合装置は、前記車載装置に対し、読み込まれた前記識別情報に対応する前記識別情報を記憶しているか問い合わせる処理を実行し、
    前記車載装置は、前記問合装置からの問い合せを受け、前記問合装置で読み込まれた前記識別情報に対応する前記識別情報を記憶していたら、前記問合装置に対し応答する処理を実行し、
    前記問合装置は、前記車載装置からの応答の有無により、車両盗難の有無を報知する処理を実行する。
  4. 請求項3に記載の駐車場管理システムにおいて、
    前記管理装置は、
    前記入口を開閉する入口開閉手段を備え、
    前記管理装置において、以下の処理を実行することを特徴とする駐車場管理システム。
    (3)前記管理装置は、前記識別情報を作成して、前記車載装置に送信する処理を実行したら、前記入口開閉手段により前記入口を開く処理を実行する。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の駐車場管理システムにおいて、
    前記管理装置は、
    前記駐車場の出口の予め定められた出口通信範囲内に位置する前記車載装置とDSRCにより無線通信する出口無線通信手段と、
    出口を開閉する出口開閉手段と、
    前記識別情報を記憶する第2記憶手段と
    を備え、
    前記車載装置、及び、前記管理装置の各装置において、以下の処理を実行することを特徴とする駐車場管理システム。
    (4)前記車載装置が前記出口通信範囲内に入ることによって、前記車載装置と前記管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、
    前記車載装置は、前記携帯記憶手段に記憶された前記識別情報を送信する処理を実行し、
    前記管理装置は、前記車載装置から受信した前記識別情報と、前記第2記憶手段に記憶された前記識別情報とを比較して、これらの前記識別情報が一致したら前記出口開閉手段で出口を開く処理を実行する。
  6. 請求項5に記載の駐車場管理システムにおいて、
    前記問合装置は、入力者の操作に応じて清算情報を作成する清算手段を備え、
    前記車載装置は、前記清算情報の受信履歴を示す履歴情報を記憶する第1履歴記憶手段を備え、
    前記管理装置は、前記履歴情報を記憶する第2履歴記憶手段を備え、
    前記管理装置、及び、前記車載装置において、以下の処理を実行することを特徴とする駐車場管理システム。
    (5)前記問合装置で前記情報記憶媒体から前記識別情報が読み込まれたら、
    前記問合装置は、前記車載装置に対し、前記問い合わせに加えて、前記清算情報をも送信する処理を実行し、
    前記管理装置は、前記清算情報を前記問合装置から受信したら、前記第2履歴記憶手段に記憶された前記履歴情報を更新し、更新した新たな前記履歴情報を第2履歴記憶手段に記憶すると共に、前記清算情報を車載装置に送信し、
    前記車載装置は、前記清算情報を前記問合装置から受信したら、前記第1履歴記憶手段に記憶された前記履歴情報を更新し、更新した新たな前記履歴情報を第1履歴記憶手段に記憶する処理を実行する。
    (6)前記車載装置が前記出口通信範囲内に入ることによって、前記車載装置と前記管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、
    前記車載装置は、前記第1履歴記憶手段に記憶された前記履歴情報を送信する処理を実行し、
    前記管理装置は、前記車載装置から受信した前記履歴情報と、前記第2履歴記憶手段に記憶された前記履歴情報とを比較して、前記識別情報に加え、これらの前記履歴情報も一致したら前記出口開閉手段で出口を開く処理を実行する。
  7. 請求項6記載の駐車場管理システムにおいて、
    前記車載装置は、
    前記車両を起動する起動スイッチの入り切りを検出する第1検出手段及び、前記情報記憶媒体にアクセス可能な状態となったか否かを検出する第2検出手段を備え、
    前記車載装置において、以下の処理を実行することを特徴とする駐車場管理システム。(7)前記車載装置は、前記第2検出手段が前記情報記憶媒体にアクセス可能な状態となったことを検出していない間に、前記第1検出手段が前記起動スイッチの操作があったことを検出したら、前記第1履歴記憶手段に記憶された前記履歴情報を消去することを特徴とする駐車場管理システム。
  8. 請求項1〜4のいずれかに記載の駐車場管理システムで用いられる車載装置であって、
    DSRCにより無線通信する第1無線通信手段、前記管理装置から付与される識別情報を記憶可能な第1記憶手段、及び、携帯可能な情報記憶媒体に前記識別情報を書き込む書込手段を備え、
    (1)前記特定通信範囲内に入ることによって、前記管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、
    受信した前記識別情報を前記第1記憶手段に記憶するとともに前記情報記憶媒体に書き込む処理を実行し、
    (2)前記管理装置に中継されて前記問合装置から問い合せがあり、前記問合装置で読み込まれた前記識別情報に対応する前記識別情報を記憶していたら、前記問合装置に対し応答する処理を実行することを特徴とする車載装置。
  9. 請求項5に記載の駐車場管理システムで用いられる車載装置であって、
    DSRCにより無線通信する第1無線通信手段、前記管理装置から付与される識別情報を記憶可能な第1記憶手段、及び、携帯可能な情報記憶媒体に前記識別情報を書き込む書込手段を備え、
    (1)前記特定通信範囲内に入ることによって、前記管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、
    受信した前記識別情報を前記第1記憶手段に記憶するとともに前記情報記憶媒体に書き込む処理を実行し、
    (2)前記管理装置に中継されて前記問合装置から問い合せがあり、前記問合装置で読み込まれた前記識別情報に対応する前記識別情報を記憶していたら、前記問合装置に対し応答する処理を実行し、
    (4)前記出口通信範囲内に入ることによって、前記管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、前記第1記憶手段に記憶された前記識別情報を送信する処理を実行することを特徴とする車載装置。
  10. 請求項6に記載の駐車場管理システムで用いられる車載装置であって、
    DSRCにより無線通信する第1無線通信手段、前記管理装置から付与される識別情報を記憶可能な第1記憶手段、携帯可能な情報記憶媒体に前記識別情報を書き込む書込手段、及び、前記履歴情報を記憶する第1履歴記憶手段を備え、
    (1)前記特定通信範囲内に入ることによって、前記管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、
    受信した前記識別情報を前記第1記憶手段に記憶するとともに前記情報記憶媒体に書き込む処理を実行し、
    (2)前記管理装置に中継されて前記問合装置から問い合せがあり、前記問合装置で読み込まれた前記識別情報に対応する前記識別情報を記憶していたら、前記問合装置に対し応答する処理を実行し、
    (4)前記出口通信範囲内に入ることによって、前記管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、前記第1記憶手段に記憶された前記識別情報を送信する処理を実行し、さらに、前記第1履歴記憶手段に記憶された前記履歴情報を送信する処理を実行することを特徴とする車載装置。
  11. 請求項7に記載の駐車場管理システムで用いられる車載装置であって、
    DSRCにより無線通信する第1無線通信手段、前記管理装置から付与される識別情報を記憶可能な第1記憶手段、携帯可能な情報記憶媒体に前記識別情報を書き込む書込手段、前記履歴情報として前記清算情報を記憶する第1履歴記憶手段、前記車両を起動する起動スイッチの入り切りを検出する第1検出手段、及び、前記情報記憶媒体にアクセス可能な状態となったか否かを検出する第2検出手段を備え、
    (1)前記特定通信範囲内に入ることによって、前記管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、
    受信した前記識別情報を前記第1記憶手段に記憶するとともに前記情報記憶媒体に書き込む処理を実行し、
    (2)前記管理装置に中継されて前記問合装置から問い合せがあり、前記問合装置で読み込まれた前記識別情報に対応する前記識別情報を記憶していたら、前記問合装置に対し応答する処理を実行し、
    (4)前記出口通信範囲内に入ることによって、前記管理装置との間でDSRCによる無線通信が可能となったら、前記第1記憶手段に記憶された前記識別情報を送信する処理を実行し、さらに、前記第1履歴記憶手段に記憶された前記履歴情報を送信する処理を実行し、
    (6)前記第2検出手段が前記情報記憶媒体にアクセス可能な状態となったことを検出していない間に、前記第1検出手段が前記起動スイッチの操作があったことを検出したら、前記第1履歴記憶手段に記憶された前記履歴情報を消去する処理を実行することを特長とする車載装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017010466A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 矢崎エナジーシステム株式会社 通信システム及び通信制御方法
CN106846512A (zh) * 2017-03-03 2017-06-13 深圳市迅朗科技有限公司 一种停车电子收费方法与系统

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