JP2008060748A - 携帯端末およびその通信方法ならびにプログラム - Google Patents

携帯端末およびその通信方法ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 単体の携帯端末に手を加えることなくダイバーシティ受信が可能で、かつプロセッサに単体以上の処理能力を付与することが可能な携帯端末の提供。
【解決手段】 データ通信を行うことが可能な同種の複数の端末、一例として2台の端末(端末A41および端末B51)を、各々の端末の外部コネクタ18を介して接続し、これにより両端末を同期させ、かつダイバーシティ受信を行わせ、さらに両端末のプロセッサ9に処理を分担させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯端末およびその通信方法ならびにプログラムに関し、特に2台の携帯端末を接続して通信を行う携帯端末およびその通信方法ならびにプログラムに関する。
図4は従来のこの種の携帯端末の一例の構成図である。同図を参照しながら従来のこの種の携帯端末、一例としてCDMA(Code Division Multiple Access )方式携帯電話の構成例について説明する。
同図を参照すると、従来のCDMA方式携帯電話の一例は、アンテナ1と、アンテナ共用器2と、送受信装置61と、発振器16と、基準カウンタ19と、画像表示部21と、スピーカ22と、キー入力部23と、データメモリ10とを含んで構成される。
また、送受信装置61は受信回路3と、アナログ/デジタル変換部(A/D)4と、フィンガー部5と、レイク(Rake)合成部6と、復号化回路8と、データ処理・制御用プロセッサ9と、符号化回路11と、拡散・変調部12と、デジタル/アナログ変換部(D/A)13と、送信回路14とを含んで構成される。
同図において、アンテナ1で受信した電波はアンテナ共用器2を介して受信回路3でダウンコンバートされ、A/D変換部4でアナログ信号からデジタル信号に変換される。デジタル化された受信信号はフィンガー部5でマルチパス毎に逆拡散および復調された後レイク合成部6で複数のパスの復調結果が合成される。
レイク合成されたデータは復号化回路8に入力され、誤り訂正などのために符号化されたデータを復号する。復号化された受信データはデータ処理・制御用プロセッサ9へ入力され、暗号化解除や、ヘッダ除去など、通信システムで規定されているデータ加工処理を行う。この結果、取得したデータはデータメモリ10へ保存される。
一方、送信データはデータ処理・制御用プロセッサ9でヘッダ付加および暗号化など、通信システムで規定されているデータ加工処理を行った後、符号化回路11で誤り訂正符号により符号化される。符号化されたデータは拡散・変調部12で拡散および変調されD/A変換部13でデジタル信号からアナログ信号に変換される。このアナログ信号は送信回路14でアップコンバートされた後、アンテナ共用器2を介してアンテナ1から基地局に送信される。
これらの回路は発振器16により生成される基準クロックに基づき動作する。本端末はこの基準クロックを元に電源投入時からの基準クロックのカウント値を保持した基準カウンタ19を有しており、基地局とのタイミングを合わせるための時計として利用される。
画面表示部21は受信データが静止画あるいは動画データである場合にそれらを表示し、スピーカー22は受信データが音楽あるいは音声データであった場合に音を鳴らす。キー入力部23は端末操作を行うための部位である。
一方、ともに通信のみが可能な待機状態にある機器Aおよび機器Bを、それぞれ待機状態から所定の処理動作が実行可能な動作モードに切り換えて、機器Aは機器Bの機能を用いた、単独では不可能であった処理を実行する携帯機器が開示されている(特許文献1参照)。
また、携帯電話と携帯電話用アダプタとを接続してダイバーシティ処理を行う通信システムが開示されている(特許文献2参照)。
また、カメラ付き携帯電話機を複数台接続して画像を分担して撮影する技術が開示されている(特許文献3参照)。
また、複数の携帯情報端末を、側面コネクタを介して電気的に接続し、表示コンテンツが同一となるように同期させ、あるいはカメラ部による撮像を同期させる携帯情報端末が開示されている(特許文献4参照)。
また、この種の他の携帯端末の例が特許文献5および6に開示されている。
特開2002−314647号公報(段落0056および図7) 特開2004−364077号公報(段落0036、0041、0044、0045および図9) 特開2005−269521号公報(段落0020,0029、図2および図5) 特開2006−018365号公報(段落0028、0042,0045、図3および図9) 特開2006−020005号公報 特開平10−056412号公報
携帯電話を利用したデータ通信では標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)で規定されているHSDPA(High Speed Downlink Packet Access) などが有り、数Mbpsから数10Mbps程度まで高速通信サービスが開始されている。
しかしながら、従来の携帯端末、一例としてCDMA方式の受信機においては、次のような課題がある。
第1の課題は、より高速なデータ通信を行うためには受信感度の向上が必要であり、例えば受信ダイバーシティ方式を採用した場合には受信回路が2系統必要になってしまうため、端末コストが上がり、消費電流も増えてしまう点である。
第2の課題は、より高速データ通信を行うためにはデータ処理を行うプロセッサの処理能力の向上が必要であり、より高性能なプロセッサを搭載した場合には端末コストが上がり、消費電流も増えてしまう点である。
一方、特許文献1開示の技術は、機器Aおよび機器Bを接続して、単独では不可能な処理を実行する、としか記載されておらず、具体的にどのような処理を行うのかは不明である。すなわち、2台の機器を接続してダイバーシティ受信を行う構成は全く記載されていない。
また、特許文献2開示の技術は、電話機本体を2台接続する構成ではないため、構成が本発明と全く相違する。
また、特許文献3開示の技術は、電話機本体を複数台接続する構成であるが、その目的が本発明と全く相違し、したがってその構成も本発明と全く相違する。
また、特許文献4開示の技術は、特許文献3開示の技術と同様に、電話機本体を複数台接続する構成であるが、その目的が本発明と全く相違し、したがってその構成も本発明と全く相違する。
また、特許文献5および6開示の技術にも本発明の構成は全く記載されていない。
そこで本発明の目的は、単体の携帯端末に手を加えることなくダイバーシティ受信が可能で、かつプロセッサに単体以上の処理能力を付与することが可能な携帯端末およびその通信方法ならびにプログラムを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明による携帯端末は、データ通信が可能な携帯端末であって、他の携帯端末と同期を取る同期手段と、他の携帯端末が受信したデータと自携帯端末が受信したデータとを合成しダイバーシティ受信を行うダイバーシティ受信手段とを含むことを特徴とする。
また、本発明による通信方法は、データ通信が可能な携帯端末の通信方法であって、他の携帯端末と同期を取る同期ステップと、他の携帯端末が受信したデータと自携帯端末が受信したデータとを合成しダイバーシティ受信を行うダイバーシティ受信ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明によるプログラムは、データ通信が可能な携帯端末の通信方法のプログラムであって、コンピュータに、他の携帯端末と同期を取る同期ステップと、他の携帯端末が受信したデータと自携帯端末が受信したデータとを合成しダイバーシティ受信を行うダイバーシティ受信ステップとを実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
ここで、本発明の作用を述べる。本発明に係る携帯端末は、データ通信を行うことが可能な同種の複数の端末、一例として2台の端末(端末Aと端末B)を電気的に接続してダイバーシティ受信を行わせ、かつ両端末のプロセッサに処理を分担させる。これにより、単体の携帯端末に手を加えることなくダイバーシティ受信が可能で、かつプロセッサに単体以上の処理能力を付与することが可能となる。
本発明によれば、上記構成を含むことにより、単体の携帯端末に手を加えることなくダイバーシティ受信が可能で、かつプロセッサに単体以上の処理能力を付与することが可能となる。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る携帯端末の第1実施例の構成図である。同図は携帯端末の一例として、CDMA方式の携帯電話端末の一例を示している。なお、同図において前述の図4と同様の構成部分については同一番号を付し、その説明を省略する。
図1を参照すると、本発明に係る携帯端末の第1実施例は、アンテナ1と、アンテナ共用器2と、送受信装置31と、発振器16と、スイッチ17と、外部コネクタ18と、基準カウンタ19と、スイッチ20と、画像表示部21と、スピーカ22と、キー入力部23と、データメモリ10と、プログラム格納メモリ24とを含んで構成される。
また、送受信装置31は受信回路3と、アナログ/デジタル変換部(A/D)4と、フィンガー部5と、レイク(Rake)合成部6と、スイッチ7と、復号化回路8と、データ処理・制御用プロセッサ9と、符号化回路11と、拡散・変調部12と、デジタル/アナログ変換部(D/A)13と、送信回路14とを含んで構成される。
なお、スイッチ17および20はオン・オフ(閉・開)スイッチであり、スイッチ7は2接点切替えスイッチである。また、プログラム格納メモリ24には本発明に係る通信方法のプログラムが格納されている。なお、プログラム格納メモリ24については後述する。
同図において、アンテナ1で受信した電波はアンテナ共用器2を介して受信回路3でダウンコンバートされ、A/D変換部4でアナログ信号からデジタル信号に変換される。デジタル化された受信信号はフィンガー部5でマルチパス毎に逆拡散、復調された後レイク合成部6で複数のパスの復調結果が合成される。
なお、レイク合成部6には外部コネクタ18から入力された復調データの入力も可能であり、また、スイッチ7により合成結果を復号化回路8または外部コネクタ18を介して外部に出力可能な構成としている。スイッチ7を介して復号化回路8に入力された場合は、誤り訂正などのために符号化されたデータを復号する。
復号化された受信データはデータ処理・制御用プロセッサ9へ入力され、暗号化解除や、ヘッダ除去など、通信システムで規定されているデータ加工処理を行う。この結果、取得したデータはデータメモリ10へ保存される。
一方、送信データはデータ処理・制御用プロセッサ9でヘッダ付加、暗号化など、通信システムで規定されているデータ加工処理を行った後、符号化回路11で誤り訂正符号により符号化される。符号化されたデータは拡散・変調部12で拡散および変調されD/A変換部13でデジタル信号からアナログ信号に変換される。このアナログ信号は送信回路14でアップコンバートされた後、アンテナ共用器2を介してアンテナ1から基地局に送信される。
これらの回路は発振器16により生成される基準クロックに基づき動作するが、スイッチ17により端末内部の発振器16と外部コネクタ18を介して外部発振器からの供給を切り替えることができる。また、本端末はこの基準クロックを元に電源投入時からの基準クロックのカウント値を保持した基準カウンタ19を有しており、基地局とのタイミングを合わせるための時計として利用される。この基準カウンタ19に関してもスイッチ20を介して端末内部の値と外部コネクタ18を介して外部カウンタの値を切り替えることができる。
画面表示部21は受信データが静止画あるいは動画データである場合にそれらを表示し、スピーカー22は受信データが音楽あるいは音声データであった場合に音を鳴らす。キー入力部23は端末操作を行うための部位である。
図2は本発明に係る携帯端末を一例として2台、外部コネクタ18を介して電気的に接続した状態を示す構成図である。同図を参照すると、携帯端末A41と携帯端末B51とが外部コネクタ18を介して電気的に接続されている。
携帯端末A41と携帯端末B51との接続は接続ケーブル25を用いて行われる。接続ケーブル25は少なくとも信号線25−1〜25−4を含んで構成される。
信号線25−1は外部コネクタ18を介して携帯端末A41のスイッチ17の一端と、携帯端末B51のスイッチ17の一端とを接続する。信号線25−2は外部コネクタ18を介して携帯端末A41のスイッチ20の一端と、携帯端末B51のスイッチ20の一端とを接続する。信号線25−3は外部コネクタ18を介して携帯端末A41のレイク合成部6の入力端子と、携帯端末B51のスイッチ7の外部コネクタ18出力側端子とを接続する。信号線25−4は外部コネクタ18を介して携帯端末A41のデータ処理・制御用プロセッサ9の外部制御入出力端子9aと、携帯端末B51のデータ処理・制御用プロセッサ9の外部制御入出力端子9aとを接続する。
また、本実施例では、一例として、携帯端末A41側のスイッチ17および20はともにオン(閉)、スイッチ7は復号化回路8側に切り替えられており、携帯端末B51側のスイッチ17および20はともにオフ(開)、スイッチ7は外部コネクタ18側に切り替えられている。
それぞれの構成要素は図1の携帯端末と同様であるが、接続ケーブル25をつないだことをデータ処理・制御用プロセッサ9が認識すると端末B51側のレイク合成部6の出力はスイッチ7により外部コネクタ18を介して端末A41側のレイク合成部6に入力され、2台の携帯端末A41およびB51を使用したスペースダイバーシティ受信機として動作する。
この際、発振器16はスイッチ17により端末A41側の発振器16が共用され、同様に基準カウンタ19もスイッチ20により端末A41側のカウンタ値が共用される。これにより、2つの携帯端末A41およびB51のタイミング同期が取られる。
また、データ処理・制御用プロセッサ9も外部コネクタ18を介してプロセッサ間通信が可能となり、2つのプロセッサを利用できるため、処理能力が約2倍になり、高速データ通信の処理が可能となる。
さらに、画面表示部21およびスピーカ22も2台分使用できるため、画面表示内容や音の出力チャネル数を増加することが出来る。
以上説明したように、本発明の第1実施例によれば、家族や友人などで所有する携帯電話どうしを接続することが可能となる。これにより2台の端末の受信回路を利用できるため、スペースダイバーシティ効果により受信性能を改善することが可能となる。同時に2台分のプロセッサの処理能力を利用できるため、単体より約2倍の高速通信データを処理することが可能となる。また、単体では、受信回路およびプロセッサの処理能力を増加しなくても済むため、端末コストおよび消費電流が増加しない。
第2実施例は携帯端末の通信方法に関するものである。図3は本発明に係る携帯端末の通信方法の手順の一例を示すフローチャートである。同図は携帯端末A41およびB51のデータ処理・制御用プロセッサ9の制御動作を示している。
なお、動作説明の便宜上、携帯端末A41をメイン(主端末)、携帯端末B51をサブ(副端末)と設定しているが、その逆の設定も可能である。
携帯端末A41のデータ処理・制御用プロセッサ9は、外部コネクタ18にサブ端末が接続されたかを判定する(ステップS1)。なお、接続された端末がサブかメインかは外部コネクタ18に識別端子などを設けることで判定できる。
サブ端末が接続されている場合(ステップS1にて“Yes”の場合)はステップS2へ、接続されていない場合(ステップS1にて“No”の場合)はステップS11へ進む。
外部コネクタ18にサブ端末が接続されている場合(ステップS1にて“Yes”の場合)は、同データ処理・制御用プロセッサ9は、スイッチ17および20をオン(閉)にし、自携帯端末A41の発振器16および基準カウンタ19を接続する(ステップS2)。
同データ処理・制御用プロセッサ9は、スイッチ7を複合化回路8側へ切り替える(ステップS3)。
同データ処理・制御用プロセッサ9は、データ伝送に必要な回路の電源をオンにする(ステップS4)。
同データ処理・制御用プロセッサ9は、サブ端末B51側より入力されたレイク合成後信号を自端末A41のフィンガー出力信号とレイク合成する(ステップS5)。
同データ処理・制御用プロセッサ9は、サブ端末B51のデータ処理・制御用プロセッサ9に割り振る処理を、接続ケーブル25を介して通知する(ステップS6)。
同データ処理・制御用プロセッサ9は、サブ端末B51のスピーカ22に出力する音声チャネルを通知する(ステップS7)。
同データ処理・制御用プロセッサ9は、サブ端末B51の画面表示部21に表示する情報を通知する(ステップS8)。
次に、外部コネクタ18にサブ端末が接続されていない場合(ステップS1にて“No”の場合)について説明する。
ステップS11では、外部コネクタ18にメイン端末(携帯端末A41)が接続されたかを判定する。すなわち、メイン端末(携帯端末A41)が接続されたかを判定するのはサブ端末(携帯端末B51)であるため、ステップS12〜S17は携帯端末B51のデータ処理・制御用プロセッサ9の動作となる。
一方、ステップS21〜S23は、外部コネクタ18にメイン端末(携帯端末A41)もサブ端末(携帯端末B51)も接続されていない場合を示しており、これはメイン端末(携帯端末A41)およびサブ端末(携帯端末B51)の単独動作を示している。
まず、ステップS11〜S17の動作について説明する。
携帯端末B51のデータ処理・制御用プロセッサ9は、外部コネクタ18にメイン端末(携帯端末A41)が接続されたかを判定する(ステップS11)。
外部コネクタ18にメイン端末(携帯端末A41)が接続された場合(ステップS11にて“Yes”の場合)、携帯端末B51のデータ処理・制御用プロセッサ9は、スイッチ17および20をオフ(開)にし、携帯端末A41の発振器16および基準カウンタ19を接続する(ステップS12)。
同データ処理・制御用プロセッサ9は、スイッチ7を外部コネクタ18側出力とし、自端末(携帯端末B51)のレイク合成データをメイン端末(携帯端末A41)に出力する(ステップS13)。
同データ処理・制御用プロセッサ9は、未使用回路の電源をオフにする(ステップS14)。図2のサブ端末(携帯端末B51)では復号化回路8、符号化回路11、拡散・変調部12、デジタル/アナログ変換部(D/A)13、送信回路14、発振器16、基準カウンタ19およびキー入力部23は使用しない。
同データ処理・制御用プロセッサ9は、メイン端末(携帯端末A41)から自端末(携帯端末B51)のデータ処理・制御用プロセッサ9に割り振られた処理を受け取り、処理を行う(ステップS15)。
同データ処理・制御用プロセッサ9は、メイン端末(携帯端末A41)からスピーカ22に出力するチャネル通知を受け、該当チャネルの音声をスピーカ22から出力する(ステップS16)。
同データ処理・制御用プロセッサ9は、メイン端末(携帯端末A41)から画面表示部21に表示する情報通知を受け取り、画面表示部21に出力する(ステップS17)。
次に、外部コネクタ18にメイン端末(携帯端末A41)が接続されなかった場合(ステップS11にて“No”の場合)、
メインおよびサブ端末(携帯端末A41およびB51)のデータ処理・制御用プロセッサ9は、スイッチ17および20をオン(閉)にし、自端末の発振器16および基準カウンタ19を接続する(ステップS21)。
同データ処理・制御用プロセッサ9は、スイッチ7を自端末の複合化部8側への出力とする(ステップS22)。
同データ処理・制御用プロセッサ9は、データ伝送に必要な回路の電源をオンにする(ステップS23)。
以上説明したように、本発明の第2実施例によれば、第1実施例と同様の効果を奏する通信方法が得られる。
第3実施例は携帯端末の通信方法のプログラムに関するものである。図1および図2を参照すると、前述したように、携帯端末A41およびB51の各々は、プログラム格納メモリ24を含んでおり、プログラム格納メモリ24には本発明に係る通信方法のプログラムが格納されている。そのプログラムとは、図2にフローチャートで示す通信手順のプログラムである。
携帯端末A41あるいはB51のデータ処理・制御用プロセッサ9(コンピュータ)は、プログラム格納メモリ24からそのプログラムを読み出し、そのプログラムに従って各部位を制御する。その制御の内容は既に述べたので、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、本発明の第3実施例によれば、第1実施例と同様の効果を奏する通信方法のプログラムが得られる。
上記第1〜第3実施例では、2台の携帯端末を接続する場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、3台以上の接続も可能である。すなわち、図2を参照すると、携帯端末A41の外部コネクタ18に携帯端末B51からの接続ケーブル25と、他の携帯端末からの接続ケーブルとを並列に接続することが可能である。
以上説明したように、本発明の第4実施例によれば、任意の台数の携帯端末の接続が可能となる。
すなわち、本発明は、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は携帯電話2台分の受信回路を用いてダイバーシティ受信できる構成としているので、端末1台あたりの回路および消費電流を増加させずに受信感度を改善できることである。
第2の効果は携帯電話2台分のプロセッサを用いてデータ処理を行える構成としているので、端末1台あたりの回路および消費電流を増加させずに処理能力を向上させ、高速なデータ伝送ができることである。
第3の効果は携帯電話2台分のスピーカおよび画面表示部を利用できる構成としているので、端末1台あたりの回路および消費電流を増加させずに画面および音声の出力能力が向上することである。
本発明に係る携帯端末の第1実施例の構成図である。 本発明に係る携帯端末を一例として2台、外部コネクタ18を介して電気的に接続した状態を示す構成図である。 本発明に係る携帯端末の通信方法の手順の一例を示すフローチャートである。 従来のこの種の携帯端末の一例の構成図である。
符号の説明
1 アンテナ
2 アンテナ共用器
3 受信回路
4 アナログ/デジタル変換部(A/D)
5 フィンガー部
6 レイク(Rake)合成部
7、17、20 スイッチ
8 復号化回路
9 データ処理・制御用プロセッサ
9a 外部制御入出力端子
10 データメモリ
11 符号化回路
12 拡散・変調部
13 デジタル/アナログ変換部(D/A)
14 送信回路
16 発振器
18 外部コネクタ
19 基準カウンタ
21 画像表示部
22 スピーカ
23 キー入力部
24 プログラム格納メモリ
31 送受信装置

Claims (12)

  1. データ通信が可能な携帯端末であって、
    他の携帯端末と同期を取る同期手段と、他の携帯端末が受信したデータと自携帯端末が受信したデータとを合成しダイバーシティ受信を行うダイバーシティ受信手段とを含むことを特徴とする携帯端末。
  2. 他の携帯端末の制御装置と自携帯端末の制御装置とを接続し、制御処理を分担させる制御装置接続手段を含むことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記制御装置による制御により所定データを表示する画面表示部と、前記制御装置による制御により所定音声を出力するスピーカとが含まれ、複数の制御装置が接続されることにより、前記画面表示部における画面表示および前記スピーカにおける音声の制御が分担されることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  4. 2台以上の他の携帯端末と接続されることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の携帯端末。
  5. データ通信が可能な携帯端末の通信方法であって、
    他の携帯端末と同期を取る同期ステップと、他の携帯端末が受信したデータと自携帯端末が受信したデータとを合成しダイバーシティ受信を行うダイバーシティ受信ステップとを含むことを特徴とする通信方法。
  6. 他の携帯端末の制御装置と自携帯端末の制御装置とを接続し、制御処理を分担させる制御装置接続ステップを含むことを特徴とする請求項5記載の通信方法。
  7. 前記制御装置による制御により所定データを表示する画面表示部と、前記制御装置による制御により所定音声を出力するスピーカとが含まれ、複数の制御装置が接続されることにより、前記画面表示部における画面表示および前記スピーカにおける音声の制御が分担されることを特徴とする請求項6記載の通信方法。
  8. 2台以上の他の携帯端末と接続されることを特徴とする請求項5〜7いずれかに記載の通信方法。
  9. データ通信が可能な携帯端末の通信方法のプログラムであって、
    コンピュータに、他の携帯端末と同期を取る同期ステップと、他の携帯端末が受信したデータと自携帯端末が受信したデータとを合成しダイバーシティ受信を行うダイバーシティ受信ステップとを実行させるためのプログラム。
  10. 他の携帯端末の制御装置と自携帯端末の制御装置とを接続し、制御処理を分担させる制御装置接続ステップを含むことを特徴とする請求項9記載のプログラム。
  11. 前記制御装置による制御により所定データを表示する画面表示部と、前記制御装置による制御により所定音声を出力するスピーカとが含まれ、複数の制御装置が接続されることにより、前記画面表示部における画面表示および前記スピーカにおける音声の制御が分担される画面表示および音声制御分担ステップを含むことを特徴とする請求項10記載のプログラム。
  12. 2台以上の他の携帯端末と接続されることを特徴とする請求項9〜11いずれかに記載のプログラム。
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