JP2008057945A - 平滑銃身またはライフリング付銃身より発射可能で命中精度のよい単体および複合体装弾筒を有する銃砲用装弾 - Google Patents

平滑銃身またはライフリング付銃身より発射可能で命中精度のよい単体および複合体装弾筒を有する銃砲用装弾 Download PDF

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Abstract

【課題】螺旋付銃身を使用することでのみ命中精度を維持できた装弾筒型装弾を平滑銃身からも有効に発射可能とし、螺旋付銃身からは効果的使用が不可能であった鳥獣用散弾を有効に発射可能とする。また、大型散弾の命中率及び有効射程を向上させる。
【解決手段】装弾筒の外周面に複数の螺旋溝状構造または直線溝状構造を設けたことにより、従来、螺旋付銃身のみで利用されていた装弾筒型装弾を、平滑銃身からも正確に発射可能とし、なおかつ螺旋付銃身からも鳥用獣用散弾を適正なる弾幕を確保しつつ発射可能とした。
【選択図】図14

Description

本発明は、散弾銃等で用いられる装弾筒付装弾における装弾筒の形状に関するものであり、装弾筒の形状に工夫を加えることで、より命中精度を高めるとともに銃身の種類で用途を限定されない装弾筒を開発した。
特開2005−16923号公報 特開2001−324297号公報 特開2001−241898号公報 特に記載を知らず。
従来の散弾銃等で用いられていた装弾の装弾筒は、銃身に刻まれた螺旋構造(ライフリング(以下この表記とする))に装弾筒が食い込みつつ前進することにより銃身の中で回転運動を与えられ、銃身より発射された後、弾頭は回転運動に伴うところのジャイロ効果によって飛行姿勢を安定させ命中精度を高めていた。環境アセスメントによる鉛弾使用規制によって、非鉛弾頭の使用が求められ、それに伴って、鉛よりも硬質な非鉛素材製の弾頭を銃身破壊の恐れなく発射できる装弾筒付装弾の需要は増している。
また、ライフリングを持たない平滑銃身では、鉛合金製の弾頭本体に斜めの角度をつけた突起状構造物を複数設置して、銃口離脱後、大気とその溝の間に生じる接触抵抗により銃弾を回転させてある程度の命中精度を得ていた。しかし、実用の命中精度は最大50メートル程度のものでしかなく、鉛公害の問題発生により、鉛弾頭を使っていたこの種の弾頭は将来全面的に使えなくなることが予見される。硬質素材の非鉛弾頭を同様の手段で発射する場合、銃身の破壊の危険がある。この銃身で上記の装弾筒型単体弾を発射しても、回転運動がかからないために銃口を離脱した直後から横転弾となり命中精度が劣悪であったため、使用は事実上不可能であった。
また、弾頭を複数装填した装弾(散弾)の場合、これを平滑銃身より発射後弾頭が四散することで目標を弾幕で包み込み捕獲・破壊していた。しかし、この種の装弾をライフリング付銃身から発射すると、銃身内で与えられる回転運動により遠心力が生じ、銃口より離脱後、複数の散弾は激しく同心円状に飛散して照準線には散弾がなくなってしまうので、目標に対して有効な着弾を示すことはできなかった。
しかしながら、以上の技術によれば、散弾銃の所有者は鉛問題を安全に解決し、なおかつ命中精度を上げるためにはライフリング付銃身を購入することが求められる。しかし、購入費用の負担を所有者にかける。また、ライフリング付銃身を販売をしていないメーカーもある。ライフリング付銃身で、従来の9粒および6粒大型獣用散弾または鳥用散弾を発射しても、ライフリングが与える回転運動に伴う遠心力により、照準の中央部に散弾が存在しない同心円状散弾散布パターンとなり、獲物に対して効果を与えることは出来なかった。使用する装弾を変えることであらゆる獲物に対応できるという散弾銃のメリットがなくなってしまった。
また、ライフリング付銃身の場合、そのライフリングの回転率が銃の製造元により異なるので、弾頭の直径と全長そして重量の関係によって求められる適正なライフリングの回転率に適合せず、その結果、各製造元の販売している装弾筒付装弾は、良好な命中精度を発揮するに至っていない。
そこで、この発明は、従来の平滑散弾銃銃身でもライフリング付銃身においても、一発弾ないし散弾を使用するにあたり、一発弾は命中精度よく、なおかつ散弾を使用の場合は安定した散布パターンを実現し、さらに大型散弾においては従来の9粒・6粒散弾実包以上の命中精度を実現するとともに、使用する弾頭の鉛製または非鉛製の別を問わずに使用できる装弾筒付装弾を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、請求項1の発明は、装弾筒の外周面に螺旋溝状構造を円周に対し均等に複数設置したことを特徴とする装弾筒である。銃身内において、発射ガスが装弾筒を推進する際に、発射ガスの一部が装弾筒外周面に設けられた螺旋溝状構造に進入し、直進しようとする発射ガスの応力で銃身内において装弾筒に回転運動が励起され、弾頭に回転運動によるジャイロ効果が与えられることで、弾頭の着弾は正確となる。装弾筒自体を回転させるため、平滑銃身よりこの装弾筒を発射しても弾着は正確となる。また、回転は螺旋溝状構造自体の回転率で決定されるので、多種多様な弾頭重量を使用する際も、設置する螺旋溝状構造の回転率を変えることで対応が可能となる。
また、請求項2の発明は、請求項4の複合構造装弾筒において、内部装弾筒の外周面に直線溝状構造を円周に対し均等に複数設置したことを特徴とする装弾筒である。この装弾筒付装弾をライフリング付銃身より発射した場合、外部装弾筒はライフリングにより回転しつつ前進するが、装弾筒を推進する発射ガスの一部は、内部装弾筒の直線溝状構造にも進入する。内部装弾筒は直進して銃口へと向かう発射ガスの応力により回転運動せずに直進しつつ前進し銃身から離脱する。このようにライフリング付銃身から発射した場合でも、ライフリング銃身が与える回転運動は外部装弾筒だけに作用するので、弾頭はジャイロ効果の影響を受けない。搭載する弾頭を鳥用の散弾とすれば、発射された散弾の飛行はジャイロ効果の遠心力を受けないので従来使用していた平滑銃身から発射したのと同様の散布パターンを描く。従来鳥猟には使用が出来なかったライフリング付銃身でも鳥猟が可能となった。
また、請求項3の発明は、使用する銃砲の口径および使用目的によって装弾筒の構造を一体成型のもの、または複数の分割部品を結合させてひとつの装弾筒として機能させたものとの使い分けが可能であり、なおかつ装弾として完成させるに当たり従来必要とされたコロスおよびガスシールを不要とした構造をもつことを特徴とする装弾筒である。部品点数を減らすことにより生じたスペース分を装填する発射用火薬の増加に転用できる。従来は口径が小さいために製造が困難、または、製造コストに見合う精度が達成できないとして敬遠されていた410番級の散弾銃、30口径級のライフル銃においても、製造が容易で廉価、なおかつ精度の高い請求項1記載の装弾筒が使用可能となる。大口径の銃砲においては複合構造の装弾筒を採用することにより、搭載する弾頭の投射重量を増加しつつ命中精度を高めることが可能である。
また、請求項4の発明は、弾頭を収納する装弾筒を同軸をなす外部装弾筒と内部装弾筒からなる複合構造として、内部装弾筒に配置する溝状構造を螺旋溝状構造または直線溝状構造いずれかの選択をすることで、平滑銃身・ライフリング付銃身共に問題なく使用可能で、なおかつ螺旋溝状構造の回転率を変化させることで搭載する弾頭に応じて最適な回転率を与えることが出来ることを特徴とする装弾筒である。従来、ライフリング付銃身の回転率は銃身固有のものであり、その回転率によって使用できる弾頭の重量(=弾頭の全長)は決定されてきた。しかし、装弾筒自体に溝状構造を設置し、その回転率を変化させることで多種多様な弾頭を正確な命中率を保ちつつ発射できるようになった。
また、請求項5の発明は、装弾筒の外周に潤滑剤充填用の溝を装弾筒の軸線に対し直角に複数または単数配置したことを特徴とする装弾筒である。運動励起用の溝状構造を通過する発射ガスが、潤滑剤充填溝と接する部位でその圧力により潤滑剤を装弾筒外面に押し出すことにより、銃身内部において装弾筒が受ける抵抗を軽減する。
また、請求項6の発明は、複合構造の装弾筒において、外部装弾筒と内部装弾筒の間に発生する回転抵抗を軽減させるために、内部装弾筒外面に潤滑剤充填用溝を単数または複数設置したことを特徴とする装弾筒である。内部装弾筒に設置された溝状構造を通過する発射ガスにより、充填材が内外装弾筒間に押し出され潤滑をする。これにより内外の装弾筒間の抵抗を軽減し、それぞれの運動を滑らかに持続させる。
また、請求項7の発明は、装弾筒内に収納した弾頭がずれたり脱落しないように収納するための弾頭保持アダプターを配置し、装弾筒の弾頭収納部先端にアダプターを固定する溝構造を複数設置することで上記アダプターの位置調整を可能としたことを特徴とする装弾筒である。これを配置することで、薬莢に装弾筒を挿入する際も、そして完成した装弾筒付銃砲弾を運搬するにあたっても、弾頭の位置は動かない。装弾筒に複数の大型弾を収納する場合、または弾頭の長さが異なる弾頭を収納する場合はそれに適合した弾頭保持アダプターを使用しつつ位置調整をすることで装弾筒にしっかりと収納することが可能である。装弾筒の弾頭収納部の直径よりも小さい直径の弾頭を入れるにあたっても、弾頭保持アダプターの部品を交換することで対処できるようになる。弾頭保持アダプターを設置することで、製造する装弾筒の種類を低減できるので製造コストの圧縮が可能となる。
また、請求項8の発明は、装弾筒に励起される運動が、収納される弾頭に損失なく伝達されることを目的とした滑り止め機構を配置したことを特徴とする装弾筒である。軟質ゴム等の薄片を配置し、弾頭と装弾筒の密着を高めることで運動の伝達を良くする目的である。
また、請求項9の発明は、装弾筒が銃身から離脱後、空気抵抗により装弾筒の筐体を開傘して弾頭を放出する際に、装弾筒筐体折れ曲がり制御溝を配置することにより、不均等な開傘によって弾頭の飛行姿勢が悪影響を受けることを防止したことを特徴とする装弾筒である。従来は、この目的を果たす機構がなかったために開傘の際に均等に装弾筒筐体が展開しなかった。その結果、装弾筒が離脱を始める弾頭に接触干渉してしまい命中精度を乱していた。この機構を備えた装弾筒は、筐体が開傘するにあたり均等に開いていくため弾頭の離脱がスムーズにおこなわれるので命中精度の向上に寄与する。
また、請求項10の発明は、二つ以上の部品で構成される装弾筒にあって、その合体を維持しつつ発射ガスが過剰に装弾筒内部に侵入することを防ぎ、銃身から装弾筒が離脱の後は速やかに、かつ、スムーズに合体を解除し分離して弾頭を放出することを目的として設置された装弾筒合体機構を設置したことを特徴とする装弾筒である。二つの部品で構成される装弾筒にあっては、尾部に設置された台形状等の組み合わせ機構であり、その前部(収納される弾頭の底部が接する部分)は、開傘時に分離しやすいように空隙を設けている。外部装弾筒と内部装弾筒を組み合わせる複合式装弾筒にあっては、内部装弾筒に設置される装弾筒保持突起状構造と外部装弾筒に設置される内部装弾筒保持溝状構造の組み合わせにより、相互の装弾筒が前後にずれることなく、なおかつ開傘時には相互の部品に不正干渉することなく分離する。
第一発明、第二発明、第三発明、第四発明、第五発明、第六発明、第七発明、第八発明、第九発明、または第十発明によれば、装弾筒は収納された弾頭の種類に適した回転運動ないし直線運動を銃身の種類に制限されずに与えられるので、選択される弾頭に期待される命中精度と効果を発揮することができる。また、弾頭も新規開発することなく従来市販されているライフル銃用非鉛弾頭等を使用することも可能なので製造コストの削減にもつながる。
図1は、二つの部品を組み合わせて一体の装弾筒とする装弾筒の外面図である。
二つの部品を組み合わせて一体の装弾筒となる装弾筒本体1は、合成樹脂製であり、この本体1の外周面には同図に示すように、螺旋溝状構造2がその円周に対し均一に複数設けられている。その螺旋溝状構造2の深さは均一である。本体1の先端部には、潤滑剤を充填する潤滑剤充填溝3が設けられている。潤滑剤充填溝3の深さは、螺旋溝状構造2のそれよりも浅い。
図2は、図1の装弾筒1の断面図である。
同図に示すように、上部と下部に二つの部品があり、それを組み合わせてひとつの装弾筒1を形成する。収納された弾頭4と装弾筒本体1の接する内部壁面には軟質ゴム等の薄片からなる滑り止め5が設けられている。弾頭4の頭部を押さえる弾頭保持アダプター6が設けられ、それを固定するためのアダプター固定用溝7が装弾筒本体1の弾頭収納部先端に複数設けられている。装弾筒1の後部には、組み合わせのガス進入止め及び上下の部品結合及び開放促進を目的とする装弾筒合体機構8が設けられている。この装弾筒合体機構8が弾頭4と接する部分は、装弾筒が分離して弾頭を放出する際に、二つの部品がスムーズに開傘分離することを促進するために中心軸に対して円形の空間となっている。最後部には、発射時の火薬ガスをうけとめ、銃身に密着して加速を助けるための拡張圧力端子12が設けられている。装弾筒1の拡張圧力端子12は、内部へ抉りこんだ構造であるので、装弾への収納時にはこの抉りこみの部分内部まで火薬を充填できる。
図3は、装弾筒を一体成型構造としたものの外見図である。同図に示すように、一体成型装弾筒1−1は、合成樹脂製であり、この一体成型装弾筒1−1の外周面には、螺旋溝状構造2が円周に対し均一に複数設置されている。その深さは均一である。また、一体成型装弾筒1−1の先端から弾頭収納部の底面までを4分割する展開用切れ目9が対角に、かつ装弾筒1−1の外周から装填される弾頭収納部の側面まで達する深さで切り込まれている。一体成型装弾筒1−1の先端部には、潤滑剤充填溝3が複数設けられている。一体成型装弾筒1−1の後部には、展開用切れ目9に沿って弾頭放出時に装弾筒筐体が4つの花弁状に広がる際に弾頭に不正に接触して弾道に悪影響を与えないように、容易にかつ均一に広がることを促進するための装弾筒筐体折れ曲がり制御溝10が複数、螺旋溝状構造2に干渉しないように設置されている。
図4は、図3の一体成型装弾筒1−1の断面図である。
収納された弾頭4と一体成型装弾筒1−1の接する内部壁面には軟質ゴム等の薄片である滑り止め5が設けられている。弾頭4の頭部を押さえる弾頭保持アダプター6が設けられ、そのアダプターの固定のためにアダプター固定用溝7が装弾筒本体1−1の弾頭収納部先端に複数設けられている。装弾筒筐体折れ曲がり制御溝10の断面構造は同図のとおりである。弾頭放出に伴う開傘時には、装弾筒筐体折れ曲がり制御溝の最深部を支点として展開用切れ目9の筐体部分が外部へ展開し弾頭を放出する。最後部には、発射時の火薬ガスをうけとめ、銃身に密着して加速を助けるための拡張圧力端子12が設けられている。一体成型装弾筒の拡張圧力端子12は、内部へ抉りこんだ構造であるので、装弾への収納時にはこの抉りこみの部分内部まで火薬を充填できる。一体成型装弾筒は、単純な構造ゆえに小口径の銃砲用装弾筒を作るにも適し、また大口径の銃砲用としては発射する弾頭の投射重量を増加することが出来る。
図5は、銃身11の内部において、発射された装弾筒1の外周上に複数かつ均等間隔で設けられた螺旋溝状構造2に発射ガスGが侵入し、装弾筒1に回転運動を励起させることの説明図である。装弾筒1に激突する発射ガスGは超高圧のガスである。発射ガスGは装弾筒1を銃口方向へ推進しつつ、装弾筒1の外周面に設置された螺旋溝状構造2へ進入する。螺旋状溝構造2であるがために生じる壁に発射ガスGは激突しつつ直進しようとする。その応力で装弾筒1は図中V方向へ回転を始めつつ前進する。銃身内の装弾筒1の移動距離Tに対する装弾筒1の回転量がtである。その後も新たな発射ガスG‘が順次螺旋状溝構造2に入り続けるためにこの運動は持続され、安定した回転運動として維持される。
図6は、銃身11の内部において、装弾筒1が受ける発射ガスGの圧力の説明である。同図で示すように、4条設置された断面コの字状の螺旋溝状構造2に入った発射ガスGは、銃身11と装弾筒1の間の隙間にも侵入する。螺旋溝状構造2は円周に対し均一に配置されているため、螺旋溝状構造2から銃身11と装弾筒1の隙間に入る発射ガスGは、装弾筒1の全体に偏りなく生じる。それと同時に、螺旋溝状構造2を通過していく発射ガスGは装弾筒1を軸の中心に押し付ける作用も果たす。隙間に侵入した発射ガスGの圧力と螺旋溝状構造2を通過するガスの圧力によって、装弾筒1は中心軸に押し付けられ、銃身11と装弾筒1の間の隙間は発射ガスGによって均一となり、装弾筒1は若干銃身から浮き上がることとなる。後端は、拡張圧力端子12の働きで銃身と接している。結果、銃身の中心軸に装弾筒1の中心軸が同一となりつつ銃身内を移動する。これらのことにより、回転運動Vは、それを妨げる接触抵抗が最小限となり、装弾筒本体の回転運動を持続させる。
図7は、複合構造の装弾筒の外面および断面図である。外部装弾筒1−2と其の内部に収納される内部装弾筒1−3とにより構成される。外部装弾筒1−2と内部装弾筒1−3は、外部装弾筒1−2内面に設置された内部装弾筒保持溝構造13と、内部装弾筒1−3外面に設置された装弾筒保持突起構造14が組み合うことにより一つの装弾筒として機能する。潤滑剤充填溝3には潤滑剤16が充填されている。装弾筒後部において、外部装弾筒1−2と内部装弾筒1−3の接合面に生じる段差は拡張圧力端子12となる。拡張圧力端子12は、装弾筒の内部へ抉りこんだ構造となるので、装弾への収納時にはこの抉りこみの部分内部まで火薬を充填できる。図7の場合は、外部装弾筒1−2の外面は平滑であり、内部装弾筒1−3の外周に刻まれた溝状構造は直線溝状構造15である。この状態で、ライフリング付銃身よりこの装弾筒を発射すると、外部装弾筒1−2は銃身に刻まれたライフリングによって回転運動を励起されるが、内部装弾筒1−3は発射ガスが直線状溝構造15に侵入し、直進を続ける発射ガスの応力で外部装弾筒1−2の回転運動には影響されずに無回転を保つ。潤滑剤充填溝3に充填された充填潤滑剤16は、直線溝構造15を通過する発射ガスの圧力で外部装弾筒1−2と内部装弾筒1−3の接合面に散布され、相互の回転抵抗を減ずる。以上の説明のように外部装弾筒1−2の表面は平滑、それに収納される内部装弾筒1−3に設置された溝構造が直線溝状構造15である場合は、ライフリング付銃身より鳥用散弾を発射する場合に選択する。収納する弾種に散弾粒を選択するが、ライフリングによって本来発生する回転運動(=遠心力)は内部装弾筒1−3には及ばないので平筒銃身から発射した場合と同様の散弾散布パターンを描く。これにより、ライフリング付銃身から実用的に鳥用散弾を発射することが可能となった。
図8は、前述の図7で説明した複合構造装弾筒における内部装弾筒1−3の外見図である。同図に示すように、内部装弾筒1−3の外周面に設置された潤滑剤充填溝3は、直線溝状構造15と直角に交差する。直線溝状構造15の深さは均一であり、その深さは潤滑剤充填溝3よりも深い。潤滑剤充填溝3に充填された潤滑剤は、発射ガスが直線状溝構造15を通過しつつ潤滑剤充填溝3との交差部分に至ると、発射ガスの圧力が潤滑剤充填溝3にも及ぶことで外部装弾筒1−2内部と内部相談筒1−3外面との隙間に散布される。これにより、両部品間の摩擦抵抗を減じて其々の運動を干渉しにくくする。装弾筒保持突起構造14は、図では三箇所の設置であるが増減してよい。一体成型装弾筒1−1の外面を内部装弾筒1−3と同様にして使用することも可能である。
図9および図10は、命中率を保つために、弾頭の直径・長さ・重量が変わることで弾頭に与えられる回転率も変化させる必要があることに対応して、装弾筒外面に設置される螺旋溝状構造2の角度を変化させることで回転率を変化させ、適切な回転数を与えることの実施例である。図9において、内蔵される弾頭4の長さBL1とその半径BD1によって螺旋溝状構造2の角度θ1(=回転率)が決定される。図10において、弾頭4はその長さBL2とその半径BD2が変化したため、螺旋溝状構造2の角度もθ2となるように変化している。平滑銃身より発射の場合は装弾筒1または一体成型装弾筒1−1に設置する螺旋溝状構造2の回転率を変化させることで様々な直径・重さ・長さの弾頭を使用できる。ライフリング付銃身より発射する場合では、複合装弾筒1−2および1−3の組み合わせを用い、その内部装弾筒1−3に設置する螺旋溝状構造2の回転率を適宜変化させることで、そのライフリング付銃身に設置されたライフリングの回転率に左右されること無く様々な大きさ・重さ・長さの弾頭を命中率良く発射できる。
図11および図12は、装弾筒1の外面に螺旋溝状構造2を設けたものに、複数の獣用大型弾頭17を装弾筒1と軸線を同一にして装着した平滑銃身用装弾筒の例である。弾頭保持アダプター6は、弾頭収納部の内径と弾頭の直径の差を補うべく大型化され後方へ延長されている。この状態で発射された弾頭は、一発弾と同様の回転運動がそれぞれの弾頭に偏心することなく伝達されるので安定した飛行をする。そして、先頭の弾頭が生じる衝撃波の影響と、一つ一つの弾頭の製造公差等により若干の弾道の差異を生じるので、中距離から遠距離において適度の散布着弾を示す。中〜遠距離における鹿・イノシシなどの大型獣に対し効果を持つ装弾である。また、国防・治安維持の目的で使う銃砲の弾薬としても効果を持つ。上記の方法で、この種の弾頭を一体成型装弾筒に、また内部装弾筒をつかう複合装弾筒のシステムに搭載することも当然可能である。
図13は、鳥用散弾粒を充填したライフリング付銃身用の複合構造装弾筒を搭載した散弾銃用装弾の断面図である。同図に示すように、散弾銃装弾薬莢18の内部には、鳥用散弾粒19を充填した内部装弾筒1−3とそれを包括する外部装弾筒1−2が収まり、その後方には発射用火薬20が装弾18の底部から装弾筒内の拡張圧力端子12にいたるまで充填されている。鳥用装弾の場合は、散弾粒19を散布することが望ましいので、内部装弾筒1−3に設置された溝状構造は直線溝状構造15として外部装弾筒1−2が銃身によって受ける回転運動とは無関係とする。外部装弾筒1−2の外面は平滑である。装弾先端の閉鎖は、星型完全閉鎖法(スタークリンプ)により閉鎖することで、弾頭保持アダプターを使用せずに済ませ、その分のスペースを充填する散弾粒を増加させることに利用している。ガスシール、コロスを使用しない装弾筒構造であると同時に圧力拡張端子12の部分まで火薬を充填できるので火薬20の量を増加させることが出来る。
図14は、装弾筒1に一発弾4を搭載した平滑銃身用の散弾銃用装弾の断面図である。装弾筒1の外面に設置されるのは螺旋溝状構造2である。散弾銃装弾薬莢18先端の閉鎖は、先端部巻き込み固定法(ロールクリンプ)により閉鎖している。従来の装弾で使用していたコロス、ガスシールなどを必要とせず、なおかつ拡張圧力端子12を設置する装弾筒構造のため、従来よりも充填する火薬20の量を増加することができる。
図15は、薄片様の薄片型外部装弾筒片1−4を、2つの部品の結合よりなる装弾筒片装着用装弾筒1−5の外周に均等に複数配置し、その薄片型外部装弾筒片1−4相互間の隙間を螺旋状または直線状の溝となるように薄片型外部装弾筒片1−4の厚みと位置を利用して設計設置することで前記と同等の効果をもつ装弾筒である。薄片型外部装弾筒片1−4と装弾筒片装着用装弾筒1−5の固定は、薄片型外部装弾筒片1−4の内面に設置された装弾筒片固定用突起構造21と、装弾筒片装着用装弾筒の外周に設置された装弾筒片固定用突起収納溝22により、それと同時に装弾筒片装着用装弾筒1−5前縁に設置された先端固定溝23に、薄片型外部装弾筒1−4内側先端のずれ防止突起24が入ることによりなされる。
図16は、装弾筒片装着用装弾筒1−5の外見図である。同図では、装弾筒片装着用装弾筒1−5は二つの部品を結合させて一体の装弾筒としている。外周面に装弾筒片固定用突起収納溝22を配置し、先端部に先端固定溝23を配置する。内部構造は前述の装弾筒1と同様である。また、同様に一体成型装弾筒1−1の外面に、回転制御用の螺旋溝状構造2を設置する代わりに薄片型外部装弾筒固定突起収納溝22および先端固定溝23を設置することでも使用できる。
図17は、薄片型外部装弾筒片1−4の外見図である。薄片型外部装弾筒片1−4の表面には潤滑剤充填溝3がある。薄片型外部装弾筒片1−4をC−C’線で断面図としたものが図18である。薄片型外部装弾筒片1−4の裏面には装弾筒片固定用突起構造21が設置される。
図19は、薄片型外部装弾筒片1−4が装弾筒片装着用装弾筒1−5と接する面である内面の外見図である。中ほどに装弾筒片固定用突起構造21が、そして先端にずれ防止突起24が設置される。
図20は、従来の技術で作成された装弾筒付装弾の一例である。散弾銃装弾薬莢18の中に、弾頭4を内蔵した従来型装弾筒25が、その後ろにショック吸収用のコロス26、発射ガス漏れ防止のガスシール27、そして火薬20が入っている。コロス25とガスシール26を収納する分、発射用火薬20の充填量が制限されてしまう構造である。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、装弾筒外周面に均等に設置された複数の溝状構造物に流入する発射火薬ガスの働きで、弾頭とそれを収納する装弾筒は回転運動を励起、または非回転運動を維持され、ライフリングの付いていない平滑銃身から発射されても、その弾頭は銃身内で与えられる回転運動によるジャイロ効果で安定した飛行姿勢を保ちつつ命中率を高めることが出来る。また、ライフリング付銃身から発射された散弾であっても、銃身によって起こる回転運動が弾頭を収納する装弾筒には伝達されずに回転しないまま発射されるので、鳥類に対して有効な弾幕を展開することが出来る。
また、従来は大型獣用散弾は、ジャイロ効果を与えないまま発射していたため有効射程が短く尚且つ命中率の悪いものであったが、この装弾筒により発射することでジャイロ効果を付与できるので、この種の大型散弾の命中率および有効射程はともに飛躍的に増大することとなる。
また、従来はライフリング付銃身に固有の回転率だけしか与えることが出来なかったために装弾によって命中率が安定しなかったが、この装弾筒により其々に適した回転率を与えることが可能になるために使用状況により弾頭の形状・重量などを選択できるようになる。
「他の実施形態」
螺旋状溝構造および直線状溝構造は、各図においてはコの字型の断面であったが、断面をUの字型断面、Vの字型断面としてもよい。
溝状構造の幅は、各図においては均等幅としたが、発射ガス入り口となる装弾筒底部では幅を小さく、発射ガスが吹き出る装弾筒先端に向かうにつれ幅を広げてもよい。ジェット噴流効果を期待して、発射ガス入り口を比較的広くし、途中を狭く絞り、出口を広げると言うレイアウトでもよい。
装弾筒は、大口径砲など肉厚のある銃身および砲身をもつもので使う場合は、アルミニュウム等の軟質の金属、炭素繊維等をもって製造しても良い。
装弾筒に設置された潤滑剤充填溝とそこに充填される潤滑剤のかわりに、銃身との摺動面及び回転により生じる摩擦部分にテフロン等の抵抗軽減剤を塗布またはコーティングすることでも同様の効果を生じさせることができる。
装弾筒筐体折れ曲がり制御溝は、直線溝状構造をもつ装弾筒へ設置することも出来る。
装弾筒片固定用突起構造と装弾筒片固定用突起収納溝を設置する代わりに、一方に半球状の突起構造を、もう一方に半球状の凹み構造を複数設けることによる固定でもよい。
本発明に係わる装弾筒は、散弾銃所持者の狩猟等における利便性に大きく寄与するとともに経済的負担を軽減し、なおかつ環境保護・環境資源の適正な管理に役立つため、産業上の利用可能性を有する。また、国防・治安維持目的で使用される銃砲用装弾に本発明に係わる装弾筒を利用することで、それら銃砲の使用目的が拡大し多種な利用が可能となる。
図1は、二つの部品を組み合わせて一体の装弾筒とする装弾筒の外面図である。 図2は、図1の装弾筒の断面図である 図3は、装弾筒を一体成型構造としたものの外見図である 図4は、図3の一体成型装弾筒の断面図である。 図5は、銃身内部を通過中に、発射された装弾筒本体の外周上に複数かつ均等間隔で設けられた螺旋状溝構造に発射ガスが侵入し、装弾筒に回転運動を励起させることの説明図である。 図6は、銃身内部を通過中に、装弾筒が受ける発射ガスを利用して運動を制御することの説明である。 図7は、複合構造の装弾筒の外面および断面図である。 図8は、複合構造装弾筒における内部装弾筒の外見図である。 図9は、複合構造の装弾筒の内部装弾筒において、その外側に設置される螺旋溝状構造の角度を変化させることで回転率を変化させ、適切な回転数を与えることの実施例である。 図10は、複合構造の装弾筒の内部装弾筒において、その外側に設置される螺旋溝状構造の角度を変化させることで回転率を変化させ、適切な回転数を与えることの実施例である。 図11は、装弾筒の外面に螺旋溝状構造を設けたものに、複数の獣用大型弾頭を装弾筒と軸線を同一にして装着した平滑銃身用装弾筒の例である。 図12は、装弾筒の外面に螺旋溝状構造を設けたものに、複数の獣用大型弾頭を装弾筒と軸線を同一にして装着した平滑銃身用装弾筒の例である。 図13は、鳥用散弾粒を充填したライフリング付銃身用の複合構造装弾筒を搭載した散弾銃用装弾の断面図である。 図14は、装弾筒に一発弾を搭載した平滑銃身用の散弾銃用装弾の断面図である 図15は、薄片様の外部装弾筒片を、2つの部品の結合よりなる装弾筒片装着用装弾筒の外周に均等に複数配置し、その外部装弾筒片間の隙間を螺旋状または直線状の溝となるように設計設置することで前記と同等の効果を持たせた装弾筒である。 図16は、装弾筒片装着用装弾筒1−5の外見図である。 図17は、薄片型外部装弾筒片の外見図である。 図18は、薄片型外部装弾筒片の断面図である。 図19は、薄片型外部装弾筒片が装弾筒片装着用装弾筒と接する内面の外面図である。 図20は、従来の技術で作成された装弾筒付装弾の一例図である。
符号の説明
1 装弾筒
1−1 一体成型装弾筒
1−2 外部装弾筒
1−3 内部装弾筒
1−4 薄片型外部装弾筒片
1−5 装弾筒片装着用装弾筒
2 螺旋溝状構造
3 潤滑剤充填溝
4 弾頭
5 滑り止め
6 弾頭保持アダプター
7 アダプター固定用溝
8 装弾筒合体機構
9 展開用切れ目
10 装弾筒筐体折れ曲がり制御溝
11 銃身
12 拡張圧力端子
13 内部装弾筒保持溝構造
14 装弾筒保持突起構造
15 直線溝状構造
16 充填潤滑剤
17 獣用大型弾頭
18 散弾銃装弾薬莢
19 鳥用散弾粒
20 発射用火薬
21 装弾筒片固定用突起構造
22 装弾筒片固定用突起収納溝
23 先端固定溝
24 ずれ防止突起
25 従来型装弾筒
26 コロス
27 ガスシール
BL1 弾頭長さその1
BL2 弾頭長さその2
BD1 弾頭半径その1
BD2 弾頭半径その2
θ1 螺旋溝角度その1
θ2 螺旋溝角度その2
G 発射ガス
G‘ 後続発射ガス
V 回転方向
V‘ 持続回転方向
T 銃身内移動量
t 装弾筒回転量

Claims (10)

  1. 弾頭を収納する装弾筒の外周面に、円周に対し均等に複数の螺旋溝状構造を設けたことを特徴とする銃砲用装弾筒。
  2. 前記の機構は、弾頭を収納する装弾筒の外周面に、円周に対し均等に複数の直線溝状構造を設けたことを特徴とする請求項1記載の銃砲用装弾筒。
  3. 前記の機構は、弾頭を収納する装弾筒を一つの成型物とするか、または複数の分割部品を結合させることで一つの装弾筒とすることを選択できるものであり、その構造から装弾作成時に部品点数を減じることが可能であることを特徴とする請求項1記載の銃砲用装弾筒。
  4. 前記の機構は、弾頭を収納する装弾筒を、同軸を成す外部装弾筒と内部装弾筒を組み合わせた複合構造の装弾筒とし、内部装弾筒外周面に設置する溝状構造を直線および螺旋いずれかの選択をすることで、平滑銃身およびライフリング付銃身共に使用ができ、なおかつ収納する弾頭の目的に応じた命中精度を確保することを特徴とする請求項1記載の銃砲用装弾筒。
  5. 前記の機構は、弾頭を覆う装弾筒の外周面に潤滑用グリス等の潤滑剤を充填する溝を単数または複数配置することを特徴とする請求項1記載の銃砲用装弾筒。
  6. 前記の機構は、複合構造の装弾筒にあっては、内側装弾筒表面に潤滑剤を充填することが出来る溝を単数または複数配置したことを特徴とする請求項1記載の銃砲用装弾筒。
  7. 前記の機構は、可動式の弾頭保持アダプターと、そのアダプターを位置を調整しつつ固定できるアダプター固定用溝を配置することを特徴とする請求項1記載の銃砲用装弾筒。
  8. 前記の機構は、収納された弾頭の滑り止め機構を配置することを特徴とする請求項1記載の銃砲用装弾筒。
  9. 前記の機構は、装弾筒の開傘状態を制御するための装弾筒筐体折れ曲がり制御溝を配置したことを特徴とする請求項1記載の銃砲用装弾筒。
  10. 前記の機構は、二つ以上の部品で構成される装弾筒において、組合わせ式の装弾筒合体機構を設置することを特徴とする請求項1記載の銃砲用装弾筒。
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