JP2008054086A - Ip電話の位置特定方式及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト面や運用面で大きな負担となる認証サーバを用いることなく、IP電話に、「0AB〜J番号」と呼ばれる地域固定の番号を割り当てると共に、この割り当てられた番号を持ったままIP電話が番号エリア外に移動するのを規制する。
【解決手段】本発明は、アクセス網を介してネットワークに接続される加入者宅のVoIP−TAのVoIPポートに接続された電話端末の接続位置を特定して、接続位置に応じた電話番号を設定する。このネットワークに、ユーザ識別情報付与装置及びダウンロード(D/L)サーバを接続する。VoIP−TAは、その電源オン毎にユーザ識別情報付与装置に接続して、電話端末がアクセス網に接続される接続位置固有の情報に基づき、ユーザ識別情報をVoIP−TAに付与する。ダウンロード(D/L)サーバは、ユーザ識別情報に基づいて、電話番号設定情報をVoIP−TAにダウンロードさせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクセス網を介してネットワークに接続される加入者宅のVoIP−TAのVoIPポートに接続された電話端末の接続位置を特定して、接続位置に応じた電話番号を設定するIP電話の位置特定方式及び方法に関する。
近年、VoIP(Voice over Internet Protocol)技術を使ったIP電話が、その通信料の安さのためにユーザを拡大している。VoIP (ボイップ)とは、音声を各種符号化方式で圧縮しパケットに変換した上でIP(Internet Protocol:インターネットプロトコル)ネットワークでリアルタイム伝送する技術である。このIP電話には、「050」で始まる専用の番号が割り当てられている。しかし、固定電話をIP電話に切り換えても、現在の電話番号、即ち、「03」等で始まる「0AB〜J番号」と呼ばれる番号をそのまま使いたいという要望を持つユーザは多い。電話番号の変更が生じれば、取引先や知人に伝えなければならず、企業や個人にとって大きな負担となる。
「0AB〜J番号」は、総務省の定める技術的要件(電子通信番号規則第9条第1号)にあるように、地域固定の番号体系である。例えば、東京23区内の「03」の番号を持つには、電話機は「03」の番号エリア内に設置しなくてはならない。一方、IP電話は、電子メールやウエブの閲覧などと同様に、サーバへ接続できるネットワーク環境さえあればどこからでも利用できる。それ故、IP電話が、「050」で始まる専用の番号ではなく、固定電話と同じく「0AB〜J番号」を持つためには、番号エリア外に移動することを規制することが求められている。
このような観点で、特許文献1は、0AB〜J番号によるIP電話サービスにおける不正接続を阻止するためにVLAN−ID(Virtual LAN-ID)を用いる技術を、従来技術として開示する。VLAN−IDが、収容ポート単位で付与され、ユーザ認証パケットの中にVLAN−IDの要素を追加する。認証サーバにもユーザIDに対応付けてVLAN−IDを登録しておき、もし、ユーザが端末装置を移動させた(収容ポートが変更された)場合には、認証サーバにおいてVLAN−IDが一致しないと判断され、認証不許可となる。
このように、ユーザが端末装置を移動させた場合には、VLAN−IDが一致しないと判断されるものであるが、しかし、VLAN−IDの不一致を判断するための認証サーバが必要となる。認証サーバを持つ事は通信事業者にとって、コスト面や運用面で大きな負担となる。
特開2006−148851号公報 特開2003−169135号公報
本発明は、係る問題点を解決して、コスト面や運用面で大きな負担となる認証サーバ(BASサーバ、Radiusサーバ)を用いることなく、IP電話に、「0AB〜J番号」と呼ばれる地域固定の番号を割り当てると共に、この割り当てられた番号を持ったままIP電話が番号エリア外に移動するのを規制することを目的としている。
本発明のIP(Internet Protocol)電話の位置特定方式及び方法は、アクセス網を介してネットワークに接続される加入者宅のVoIP−TA(Voice over Internet Protocol-terminal adapter)のVoIPポートに接続された電話端末の接続位置を特定して、接続位置に応じた電話番号を設定する。このネットワークに、ユーザ識別情報付与装置及びダウンロード(D/L)サーバを接続する。VoIP−TAは、その電源オン毎にユーザ識別情報付与装置に接続して、該ユーザ識別情報付与装置は、電話端末がアクセス網に接続される接続位置固有の情報に基づき、ユーザ識別情報をVoIP−TAに付与する。ユーザ識別情報と電話番号設定情報を対応させたテーブルを有しているダウンロード(D/L)サーバは、VoIP−TAがユーザ識別情報付与装置から取得したユーザ識別情報に基づいて、電話番号設定情報をVoIP−TAにダウンロードさせる。
ユーザ識別情報付与装置は、ユーザ名毎に一意のIPアドレス、及び一意の端末IDを記憶したテーブルを有する管理サーバであり、該管理サーバは、VoIP−TAから送られてきたユーザIPアドレスを元に、ユーザを識別するための端末IDをユーザ識別情報としてVoIP−TAに返送する。また、ネットワークに接続されたDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバを備えて、該DHCPサーバが、ユーザIPアドレスをVoIP−TAに付与する。VoIP−TAのVoIPポートに一意のVLAN−ID(Virtual LAN-ID)を付与し、DHCPサーバによるユーザIPアドレスの付与は、送信されてきたこの一意のVLAN−IDを元にして行われる。
また、ユーザ識別情報付与装置は、VoIP−TAの電源ON/OFF毎に作成されるONU情報と、識別子と、端末IDからなるテーブルを有する管理サーバであり、該管理サーバは、VoIP−TAから送られてきた識別子を元に、ユーザを識別するための端末IDをユーザ識別情報としてVoIP−TAに返送する。
また、ユーザ識別情報付与装置は、DHCPサーバであり、該DHCPサーバは、VoIP−TAが接続されている光ケーブルを収容する光収容スイッチ(SW)の特定のポートを判断して割り当てた固定IPアドレスを、ユーザ識別情報としてVoIP−TAに返送する。
本発明によれば、コスト面や運用面で大きな負担となる認証サーバを用いることなく、IP電話に、「0AB〜J番号」と呼ばれる地域固定の番号を割り当てることができるだけでなく、この割り当てられた番号を持ったままIP電話が番号エリア外に移動するのを規制することが可能となる。
図1は、本発明の位置特定方式を説明するための概念図である。加入者宅のVoIP−TA(TA[terminal adapter]:通信機器を接続するとき必要な信号変換機器)には、そのデータポートにパソコンが接続され、かつ、VoIPポートに電話端末が接続されるものとして例示している。パソコンを接続することによって、電子メールやウエブの閲覧等が通常に可能となるが、本発明の特徴は、詳細は後述するように、VoIPポートに接続された電話端末の接続位置を特定して、接続位置に応じた電話番号を設定することにある。
このVoIP−TAは、アクセス網を介して、ネットワークに接続されたユーザ識別情報付与装置にアクセス可能となっている。ユーザ識別情報付与装置は、電話端末が接続されるVoIPポートとか、電話端末が光ケーブルを介して接続される光収容SWの特定のポートのような、電話端末がアクセス網に接続される接続位置固有の情報に基づき、端末IDとか固定IPアドレスのユーザ識別情報を、VoIP−TAに付与する。
また、ネットワークには、ダウンロード(D/L)サーバが接続されている。D/Lサーバは、ユーザ識別情報と0AB〜J設定情報を対応させたテーブルを有している。VoIP−TAは、取得したユーザ識別情報に基づき、0AB〜J設定情報をD/Lサーバに要求する。D/Lサーバは、ユーザ識別情報に基づき、ユーザを識別し、VoIP−TAに、0AB〜J設定情報をダウンロード(D/L)させる。これによって、VoIP−TAに設定される0AB〜J設定情報は、VoIP−TAを設置した地域に固有のものとなる。なお、上述のユーザ識別情報付与及び0AB〜J設定は、VoIP−TAの電源ON毎にVoIP−TAの要求に基づき行われる。
(第1の実施形態)
以下、図1に例示した本発明の位置特定方式を具体化する第1〜第4の実施形態を順次説明する。図2は、本発明の第1の実施形態の位置特定方式の固定IPアドレス付与を説明する図である。この第1の実施形態は、VLAN−IDを利用し、かつアクセス網にGE−PON(Gigabit Ethernet-Passive Optical Network:光ファイバーを用いた公衆回線網で1Gbpsの通信速度を実現する技術)を採用する。図示したように、加入者宅のVoIP−TA(terminal adapter:通信機器を接続するとき必要な信号変換機器)には、そのデータポートにパソコンが接続され、かつ、VoIPポートに電話端末が接続されるものとして例示している。
このVoIP−TAは、ONU(Optical Network Unit:光ファイバー加入者通信網における、加入者宅側の終端装置)を介して、OLT(Optical Line Terminal:光ファイバー加入者通信網における、電話局側の終端装置)に接続されている。この電話局側終端装置OLTは、アクセス網にGE−PONを採用して、エルサンスイッチL3SW(layer 3 switch:パケットの行き先を判断して転送を行なうネットワークの中継機器の一つ)及びネットワークを介して、音声用及びデータ用DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ[DHCP(音声)、DHCP(データ)]に接続されている。
図2に例示したような接続配置において、固定IPアドレスを取得するまでを説明する。VoIP−TAのVoIPポートに、一意のVLAN−IDを付与する。データポートには付与しない。加入者宅側終端装置ONUは、VoIPポートに付与されているVLAN−IDをチェックし、指定のVLAN−IDは通過させるが、それ以外は通信不可とする。データパケットはVLAN−ID無しで通過させる。
チェックOKのVLAN−IDは、電話局側終端装置OLTを介し、さらに、エルサンスイッチL3SWを介して中継され、音声用DHCPサーバDHCP(音声)へ向けて送信される。データパケットならば、データ用DHCPサーバDHCP(データ)に送信される。
音声用DHCPサーバDHCP(音声)は、送信されてきたVLAN−IDを元にして、固定のIPアドレスを払い出す。VLAN−IDが無ければ、データ用DHCPサーバDHCP(データ)は、データ用のIPアドレスを払い出す。
図3は、図2に示した第1の実施形態の位置特定方式の0AB〜J設定のダウンロード(D/L)を説明する図である。DHCPサーバに加えて、DNSサーバと、管理サーバと、D/Lサーバがネットワークに接続されている。この管理サーバは、図1を参照して前述したユーザ識別情報付与装置に相当する。なお、通常、VoIP−TAはユーザ設備、D/Lサーバは通信事業者設備、それ以外は回線事業者設備となる。
(1)図2を参照して上述したようにして、VoIP−TAは固定IPアドレスを取得した後、固有のドメイン(××@△△)宛てにパケットを送信する。ネットワークに接続されているドメインネームサーバDNSは固有のドメインから管理サーバのIPアドレスをVoIP−TAへ返信する。
(2)ネットワークに接続されている管理サーバは、VoIP−TAから送られてきた送信元IPアドレスを元に、管理サーバに接続されている管理サーバDBへ問い合わせ、このDBで参照した端末IDをユーザ識別情報としてVoIP−TAに返送する。ここで用いる端末IDとは、ユーザを識別するための任意の文字列である。管理サーバDBは、図3中に例示したように、ユーザ名と、IPアドレスと、端末IDのテーブルからなり、ユーザ名毎に一意のIPアドレス、及び一意の端末IDが記憶されている。
(3)VoIP−TAは管理サーバから得た端末IDを、通信事業者が有するダウンロード(D/L)サーバへ送信する。D/Lサーバは端末IDにてユーザを識別し、VoIP−TAは、0AB〜J設定情報(電話番号情報)をダウンロード(D/L)する。このように、D/Lサーバには、端末IDと、0AB〜J設定情報から成るテーブルが記憶されている。このD/Lサーバ及び上述の管理サーバDBのテーブルは、事前(開通時工事の際)に作成されている。
或いは、図3に示されているユーザB宅のONU及びVoIP−TAに対しては、図中の管理サーバDBに示すように、ユーザB宅のIPアドレスが付与され、それに基づき、ユーザB宅の端末IDが設定される。そして、このユーザB宅の端末IDに基づき0AB〜J設定情報がダウンロードされることになる。
このように、VoIP−TAに設定される0AB〜J設定情報は、VoIP−TAを設置した地域に固有のものとなる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態の位置特定方式の固定IPアドレス付与を説明する図である。この第2の実施形態は、VLAN−IDを利用し、かつアクセス網にVDSL(Very high-bit-rate Digital Subscriber Line)を採用する。図示したように、加入者宅のVoIP−TAには、そのデータポートにパソコンが接続され、かつ、VoIPポートに電話端末が接続されるものとして例示している。
このVoIP−TAは、VDSL(子モデム)を介して、VDSL(親モデム)に接続されている。例えば、集合住宅入口までをVDSL(親モデム)によって、かつ、そこから各宅までをVDSL(子モデム)によって接続するような場合を想定している。このように、アクセス網にVDSLを採用して、エルサンスイッチL3SW及びネットワークを介して、音声用及びデータ用DHCPサーバ[DHCP(音声)、DHCP(データ)]に接続されている。
図4に例示したような接続配置において、固定IPアドレスを取得するまでを説明する。VoIP−TAのVoIPポートに、一意のVLAN−IDを付与する。データポートには付与しない。
VDSL(子モデム)は、そのコネクタRJ-11(一般的な電話回線などで使われる、6芯のモジュラ式コネクタ)のポート毎に、VoIPポートに付与されているVLAN−IDをチェックし、指定のVLAN−IDは通過させるが、それ以外は通信不可とする。データパケットはVLAN−ID無しで通過させる。
チェックOKのVLAN−IDは、VDSL(親モデム)を介し、さらに、エルサンスイッチL3SWを介して中継され、音声用DHCPサーバDHCP(音声)へ向けて送信される。データパケットならば、データ用DHCPサーバDHCP(データ)に送信される。
音声用DHCPサーバDHCP(音声)は、送信されてきたVLAN−IDを元にして、固定のIPアドレスを払い出す。VLAN−IDが無ければ、データ用DHCPサーバDHCP(データ)は、データ用のIPアドレスを払い出す。
図5は、図4に示した第2の実施形態の位置特定方式の0AB〜J設定のダウンロード(D/L)を説明する図である。
(1)図4を参照して上述したようにして、VoIP−TAは固定IPアドレスを取得した後、固有のドメイン(××@△△)宛てにパケットを送信する。ネットワークに接続されているドメインネームサーバDNSは固有のドメインから管理サーバのIPアドレスをVoIP−TAへ返信する。
(2)ネットワークに接続されている管理サーバは、VoIP−TAから送られてきた送信元IPアドレスを元に、管理サーバに接続されている管理サーバDBへ問い合わせ、このDBで参照した端末IDをユーザ識別情報としてVoIP−TAに返送する。ここで用いる端末IDとは、ユーザを識別するための任意の文字列である。管理サーバDBは、図5中に例示したように、ユーザ名と、IPアドレスと、端末IDのテーブルからなり、ユーザ名毎に一意のIPアドレス、及び一意の端末IDが記憶されている。
(3)VoIP−TAは管理サーバから得た端末IDをダウンロード(D/L)サーバへ送信する。D/Lサーバは端末IDにてユーザを識別し、VoIP−TAは、0AB〜J設定情報をダウンロード(D/L)する。このように、VoIP−TAに設定される0AB〜J設定情報は、VoIP−TAを設置した地域に固有のものとなる。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態の位置特定方式を説明する図である。この第3の実施形態は、アクセス網にGE−PONを採用するが、VLAN−IDを利用しない。図示したように、加入者宅のVoIP−TAには、図示省略したが、そのデータポートにパソコンが接続され、かつ、VoIPポートに電話端末が接続される。このVoIP−TAは、ONUを介して、電話局側終端装置OLTに接続されている。電話局側終端装置OLTは、アクセス網にGE−PONを採用して、管理サーバに接続されている。
(1)VoIP−TAの電源ON時、図示省略したが、上述した第1或いは第2の実施形態と同様にDNSサーバを介して管理サーバへ接続し、端末IDを管理サーバへ問い合わせる。管理サーバは、ONU毎にVoIP−TAの識別子をデータベースに持っている。端末IDは、ユーザを識別するための任意の文字列である。管理サーバDBのテーブルは、ONU情報、識別子、端末IDからなり、また、このテーブルは、前述及び後述の実施形態のように事前に作成されるテーブルとは異なり、VoIP−TAの電源ON/OFF毎に作成される。これによって、VOIP−TAの電源ON/OFF毎にどこのONUにVoIP−TAが設置されているかのデータベースが作成され、同時にそれをチェックする。
(2)管理サーバは、VoIP−TAの識別子(A)をチェックして、ONU(AA)に対応した端末ID(10)をVoIP−TAに返送する。このように、ユーザ識別子(つまりVoIP−TA情報)がどのONUの配下に位置しているかのデータベースを電源ON/OFF毎に作成し、ONUに電話番号を紐付けて、それを電源ON毎に、ONUの端末がつながっているVoIP−TAの位置をチェックすることにより位置移動を防ぐことが可能になる。
(3)VoIP−TAは管理サーバから得た端末ID(10)をD/Lサーバへ送信する。
(4)D/Lサーバは端末ID(10)にてユーザを識別し、VoIP−TAは0AB〜J設定情報をD/Lする。
また、図示したように、VoIP−TAがユーザB宅に設置されているものであれば、管理サーバは、VoIP−TAの識別子(B)をチェックし、ONU(BB)に対応した端末ID(20)をVoIP−TAに返送する。VoIP−TAは管理サーバから得た端末ID(20)をD/Lサーバへ送信し、D/Lサーバは端末ID(20)にてユーザを識別して、その0AB〜J設定情報をダウンロード(D/L)する。
図7は、図6に示した第3の実施形態の位置特定方式の位置移動時の動作を説明する図である。
(1)VoIP−TAを移動した場合、移動後、電源ONすることにより、端末IDを管理サーバへ問い合わせる。
(2)管理サーバはVoIP−TAの識別子をチェックし、ONU(BB)に対応した端末ID(20)を送信する(ユーザB宅での正常ID)。
(3)VoIP−TAは管理サーバから得た端末ID(20)をD/Lサーバへ送信する(ユーザB宅での正常動作)。
(4)D/Lサーバは端末ID(20)にてユーザを識別し、0AB〜J設定情報をD/Lする(ユーザB宅での正常動作)。
(第4の実施形態)
図8は、本発明の第4の実施形態の位置特定方式を説明する図である。この第4の実施形態は、光収容スイッチ(SW)ポートを利用するが、VLAN−IDを利用しない。図示の例で、光収容SWから1対1で加入者宅まで接続されるネットワークが、図1のアクセス網に相当する。加入者宅のVoIP−TAには、図示省略したが、そのデータポートにはパソコンが接続され、かつ、VoIPポートに電話端末が接続される。
このVoIP−TAは、メディアコンバータMCを介して光ケーブルに接続されている。さらに、この光ケーブルは、光収容SWの特定のポートに接続されており、かつ、この光収容SWを介して、音声用及びデータ用DHCPサーバ[DHCP(音声)、DHCP(データ)]に接続されている。その動作は、以下の通りである。
(1)VoIP−TA電源ON時、DHCPサーバ(音声)にIPアドレスを問い合わせる。
(2)DHCPサーバ(音声)は、光収容SWのポートを判断し、固定IPアドレスをユーザ識別情報としてVoIP−TAに割り当てる。光収容SWは、回線事業者設備であり、ユーザが接続ポートを移動させることはできないので、光収容SWの接続ポートを判断することにより、電話端末の接続位置を確実に特定することができる。
(3)VoIP−TAは、割り当てられたIPアドレスをD/Lサーバへ送信する。
(4)D/LサーバはIPアドレスにてユーザを識別し、0AB〜J設定情報をD/Lする。
(5)上記の一連の動作とは別に別セッションとしてDHCPサーバ(データ)にIPアドレスを問い合わせる。
(6)DHCPサーバ(データ)はVoIP−TAにIPアドレスを割り当てる。
また、ユーザB宅に設置されたVoIP−TAは、同様に、電源ON時、IPアドレスを問い合わせ、DHCPサーバ(音声)は、光収容SWのポートを判断し、その固定IPアドレスをVoIP−TAに割り当てる。VoIP−TAは、割り当てられた固定IPアドレスをD/Lサーバへ送信し、D/LサーバはIPアドレスにてユーザを識別し、0AB〜J設定情報をD/Lする。
図9は、図8に示した第4の実施形態の位置特定方式の位置移動時の動作を説明する図である。動作は、以下の通りである。
(1)VoIP−TA移動後、電源ON時、DHCPサーバ(音声)にIPアドレスを 問い合わせる。
(2)DHCPサーバ(音声)は、光収容SWのポートを判断し、ポート(2)に対応した固定IPアドレス(210.xxx.xxx.2)をVoIP−TAに割り当てる。
(3)VoIP−TAは割り当てられたIPアドレス(210.xxx.xxx.2)をD/Lサーバへ送信する。
(4)D/LサーバはIPアドレスにてユーザを識別し、210.xxx.xxx.2に対応した0AB〜J設定情報をD/Lする。
(5)上記一連の動作とは別に別セッションとしてDHCPサーバ(データ)にIPアドレスを問い合わせる。
(6)DHCPサーバ(データ)はVoIP−TAにIPアドレスを割り当てる。
本発明の位置特定方式を説明するための概念図である。 本発明の第1の実施形態の位置特定方式の固定IPアドレス付与を説明する図である。 図2に示した第1の実施形態の位置特定方式の0AB〜J設定のダウンロード(D/L)を説明する図である。 本発明の第2の実施形態の位置特定方式の固定IPアドレス付与を説明する図である。 図4に示した第2の実施形態の位置特定方式の0AB〜J設定のダウンロード(D/L)を説明する図である。 本発明の第3の実施形態の位置特定方式を説明する図である。 図6に示した第3の実施形態の位置特定方式の位置移動時の動作を説明する図である。 本発明の第4の実施形態の位置特定方式を説明する図である。 図8に示した第4の実施形態の位置特定方式の位置移動時の動作を説明する図である。

Claims (9)

  1. アクセス網を介してネットワークに接続される加入者宅のVoIP−TA(Voice over Internet Protocol-terminal adapter)のVoIPポートに接続された電話端末の接続位置を特定して、接続位置に応じた電話番号を設定するIP(Internet Protocol)電話の位置特定方式において、
    前記ネットワークに、ユーザ識別情報付与装置及びダウンロード(D/L)サーバを接続し、
    前記VoIP−TAは、その電源オン毎に前記ユーザ識別情報付与装置に接続して、該ユーザ識別情報付与装置は、電話端末がアクセス網に接続される接続位置固有の情報に基づき、ユーザ識別情報を前記VoIP−TAに付与し、
    ユーザ識別情報と電話番号設定情報を対応させたテーブルを有している前記ダウンロード(D/L)サーバは、前記VoIP−TAが前記ユーザ識別情報付与装置から取得したユーザ識別情報に基づいて、電話番号設定情報を前記VoIP−TAにダウンロードさせる、
    ことから成るIP電話の位置特定方式。
  2. 前記ユーザ識別情報付与装置は、ユーザ名毎に一意のIPアドレス、及び一意の端末IDを記憶したテーブルを有する管理サーバであり、該管理サーバは、前記VoIP−TAから送られてきたユーザIPアドレスを元に、ユーザを識別するための端末IDを前記ユーザ識別情報として前記VoIP−TAに返送する請求項1に記載のIP電話の位置特定方式。
  3. 前記ネットワークに接続されたDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバを備えて、該DHCPサーバが、前記ユーザIPアドレスを前記VoIP−TAに付与する請求項2に記載のIP電話の位置特定方式。
  4. 前記VoIP−TAのVoIPポートに一意のVLAN−ID(Virtual LAN-ID)を付与し、前記DHCPサーバによる前記ユーザIPアドレスの付与は、送信されてきたこの一意のVLAN−IDを元にして行われる請求項3に記載のIP電話の位置特定方式。
  5. 前記アクセス網としてGE−PON(Gigabit Ethernet-Passive Optical Network)或いはVDSL(Very high-bit-rate Digital Subscriber Line)を用いる請求項1に記載のIP電話の位置特定方式。
  6. 前記電話番号は、前記VoIP−TAを設置した地域に固有の0AB〜J番号である請求項1に記載のIP電話の位置特定方式。
  7. 前記ユーザ識別情報付与装置は、前記VoIP−TAの電源ON/OFF毎に作成されるONU情報と、識別子と、端末IDからなるテーブルを有する管理サーバであり、該管理サーバは、前記VoIP−TAから送られてきた識別子を元に、ユーザを識別するための端末IDを前記ユーザ識別情報として前記VoIP−TAに返送する請求項1に記載のIP電話の位置特定方式。
  8. 前記ユーザ識別情報付与装置は、DHCPサーバであり、該DHCPサーバは、前記VoIP−TAが接続されている光ケーブルを収容する光収容スイッチ(SW)の特定のポートを判断して割り当てた固定IPアドレスを、前記ユーザ識別情報として前記VoIP−TAに返送する請求項1に記載のIP電話の位置特定方式。
  9. アクセス網を介してネットワークに接続される加入者宅のVoIP−TA(Voice over Internet Protocol-terminal adapter)のVoIPポートに接続された電話端末の接続位置を特定して、接続位置に応じた電話番号を設定するIP(Internet Protocol)電話の位置特定方法において、
    前記ネットワークに、ユーザ識別情報付与装置及びダウンロード(D/L)サーバを接続し、
    前記VoIP−TAは、その電源オン毎に前記ユーザ識別情報付与装置に接続して、該ユーザ識別情報付与装置は、電話端末がアクセス網に接続される接続位置固有の情報に基づき、ユーザ識別情報を前記VoIP−TAに付与し、
    ユーザ識別情報と電話番号設定情報を対応させたテーブルを有している前記ダウンロード(D/L)サーバは、前記VoIP−TAが前記ユーザ識別情報付与装置から取得したユーザ識別情報に基づいて、電話番号設定情報を前記VoIP−TAにダウンロードさせる、
    ことから成るIP電話の位置特定方法。
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