JP2008050183A - モズクを含有する肥料と葉面散布剤及び土壌改良剤の製造方法 - Google Patents
モズクを含有する肥料と葉面散布剤及び土壌改良剤の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】
本発明は、モズクを乾燥後粉末に加工し、叉はモズクの粉末を市販の肥料と混合して配合肥料を製造する。更にこの配合肥料を醗酵させる事によって、植物の生育を促がす肥料を製造する。
又モズクを溶液に加工して、病害虫を予防する溶液を製造するが、この溶液を液体肥料に加工して葉面散布剤や、土壌改良剤に活用する事を考案した。
【解決手段】
乾燥モズクを粉砕して粉末に加工し土壌に混合する。叉、市販の肥料と配合しあるいはこの配合肥料を発酵させてから植物に使用すると、植物の生長を助長する効果がある。
更にモズクの粉末より溶液を抽出して液体肥料を製造し、この液体肥料を植物に散布して病害虫発生を予防する葉面散布剤や土壌改良剤として使用する。
このモズクの粉末入りの肥料及び液体肥料が、我が国の農業に於いて農薬を使用しない病害虫に強い植物を育てる事を示唆している。
【選択図】図1
本発明は、モズクを乾燥後粉末に加工し、叉はモズクの粉末を市販の肥料と混合して配合肥料を製造する。更にこの配合肥料を醗酵させる事によって、植物の生育を促がす肥料を製造する。
又モズクを溶液に加工して、病害虫を予防する溶液を製造するが、この溶液を液体肥料に加工して葉面散布剤や、土壌改良剤に活用する事を考案した。
【解決手段】
乾燥モズクを粉砕して粉末に加工し土壌に混合する。叉、市販の肥料と配合しあるいはこの配合肥料を発酵させてから植物に使用すると、植物の生長を助長する効果がある。
更にモズクの粉末より溶液を抽出して液体肥料を製造し、この液体肥料を植物に散布して病害虫発生を予防する葉面散布剤や土壌改良剤として使用する。
このモズクの粉末入りの肥料及び液体肥料が、我が国の農業に於いて農薬を使用しない病害虫に強い植物を育てる事を示唆している。
【選択図】図1
Description
本発明は海藻のモズクを肥料に加工する製造方法と、病害虫の被害を予防する葉面散布剤及び土壌改良剤の製造方法に関する。
今日、海藻類は主に食用に利用されているが、この海藻を12世紀頃の地中海沿岸の国では盛んに肥料に利用されてきた。
わが国でも15世紀頃より肥料に使用されようになり、現在では海藻を養殖して肥料や土壌改良剤に利用している。
わが国でも15世紀頃より肥料に使用されようになり、現在では海藻を養殖して肥料や土壌改良剤に利用している。
肥料に利用される主な海藻は、褐藻類の昆布やその他ヒバマタ科の海藻類も使用されている。
海藻類から肥料を製造する方法には、生の海藻を肥料に使用する方法と、海藻を乾燥してから肥料に加工する方法がある。
沖縄県で生産されているモズク(学名ナガマツモ科の通称フトモズク)は主に食用として利用されているが、今回このモズクから肥料を製造し、更にこのモズクの肥料から植物を病害虫から予防する葉面散布剤や、土壌改良剤に活用できる製造方法を開発した。
モズクには人体に有益な成分である食物繊維が多く含まれ、その他に植物の成長を促がす成分が数多く含まれている。
モズクの含有成分は、季節や生産地によって多少異なるが、炭水化物(40〜60%)、灰分(15〜20%)、繊維類と蛋白(5〜10%)、脂肪、カリウム(2〜3%)、窒素(0,5〜1,5%),リン酸(0.1〜0.2%)の順で含有し、微量ではあるが硫黄やナトリウム類も含有されている。
モズクの炭水化物には食物繊維や多糖体のフコイダン.アルギン酸、その他の糖分が含有されている。
モズクは食物繊維の他に多糖体の総称であるフコイダンを含有しているが、フコイダンには各種抗菌作用がある事が判明しており、このモズクの抗菌作用が植物から病害虫の被害を予防したり、土壌内で連作障害を起こす細菌類を死滅させたりする作用がある。
モズクを粉末に加工し植物の堆肥として土壌に混合すると、土壌に生息するバクテリア類がモズクの成分である食物繊維を分解し、土壌の団塊化を防ぎ通気性.保水性を高める事ができる。
多糖体の総称であるフコイダンは植物の成長を促がすだけでなく、人では胃に寄生してガン細胞を発生させる恐れのある「ピロリ菌」を排除したり、抗腫瘍作用.免疫賦活作用.抗血液凝固作用等の効果があると言われている。
このフコイダンは、癌細胞を「アポート−シス.自然死」させる作用がある事が医学界で証明されている。
一例として、オタマジャクシが蛙になる段階で尻尾が消えていく現象や、母体内において胎児の指にある水掻きが自然と無くなる現象をさしており、特に癌細胞がフコイダンに接触すると消滅したりする。
一例として、オタマジャクシが蛙になる段階で尻尾が消えていく現象や、母体内において胎児の指にある水掻きが自然と無くなる現象をさしており、特に癌細胞がフコイダンに接触すると消滅したりする。
本発明者はモズクの食物繊維の他に、多糖体のフコイダン.アルギン酸等を、植物の成育に必要な肥料に活用できる事に着目した。
モズクの粉末を土壌に混合し、あるいはモズクから抽出する液体成分を土壌に散布する事によって、植物の成長に効果を発揮する。
モズクを堆肥として土壌に混合すると、土壌内に生息する微生物のバクテリア類がモズクの食物繊維を分解して繁殖するが、このバクテリア類が食物繊維を分解して土壌の団粒化、通気性,保水性を高め,植物の根の張りを良くし、更に土壌内で植物の連作障害を引き起こす「カビ型菌」を抑制する効果がある。
モズクを液体肥料に加工し土壌に散布すると、モズクの粉末肥料と同様に土壌に生息するバクテリアは食物繊維等を分解する。又モズクの成分のフコイダンにある抗菌作用が、植物に有害な細菌類を消滅させるという利点がある。
モズクの粉末を溶液に加工してこの容液から液体肥料を製造するが、この液体肥料には多糖体のフコイダンの他に、蛋白質、炭水化物、リン酸、カリウム、窒素等のミネラル類、硫黄やナトリウム,その他アミノ酸に含まれている植物成長ホルモンの40数種類の成分が含有されており、これらの成分を有効に活用できる液体肥料を製造する。
モズクの液体肥料に含まれている硫黄やナトリウム等は、病害虫が好まない成分であることから、植物に寄生する病害虫を遠ざける予防効果がある。
又この液体肥料を植物の葉や茎に散布すると、液体肥料の有効成分を直接葉や茎が吸収する事ができる。
又この液体肥料を植物の葉や茎に散布すると、液体肥料の有効成分を直接葉や茎が吸収する事ができる。
本発明者は、この研究に使用した原料のモズクに対し、食物繊維やフコダンの含有量、その他の抽出効率はどの程度あるか分析した。
特許文献5に記載されている公知の乾燥モズクの製造方法により製造したモズクを粉末に加工し、この粉末を財団法人沖縄県環境科学分析センターと、財団法人日本食品分析センターに分析を依頼した。
非特許文献3によれば、モズクの粉末には100グラム中34.4グラムの食物繊維を含有している事が証明されている。
又非特許文献4によれば、モズクの粉末には100グラム中24.2グラムのフコースを含有している。
本発明は、海藻のモズクを肥料に加工する製造する製造方法である。
モズクを乾燥後粉末に加工して粉末に含有されている食物繊維やフコイダン.アルギン酸等を肥料にとして土壌に混合する。
モズクの粉末を土壌に混合すると、土壌内に生息するカビ型菌のバクテリア類が食物繊維やフコイダン.アルギン酸等を分解し、土壌を肥沃させる上に土壌を改良するのに効果がある。
モズクを乾燥後粉末に加工して粉末に含有されている食物繊維やフコイダン.アルギン酸等を肥料にとして土壌に混合する。
モズクの粉末を土壌に混合すると、土壌内に生息するカビ型菌のバクテリア類が食物繊維やフコイダン.アルギン酸等を分解し、土壌を肥沃させる上に土壌を改良するのに効果がある。
モズクの粉末を煮沸撹拌して溶液を抽出し液体肥料に加工するが、この液体肥料を植物の葉や茎に散布すると、葉や茎に寄生する病害虫や病原菌を予防し、又この液体肥料を土壌に散布する事によって土壌改良剤として効果がある。
モズクの葉面散布剤としては、モズクの容液に微量ではあるが硫黄やナトリウム等が含有されており、この硫黄やナトリウム等は有害虫を寄せ付けず、又は有害菌が発生しにくいという効果が発生し、更にモズクが本来持っている抗菌作用が植物の成長に有効に働く。
又液体肥料を植物の葉面に散布すると、液体肥料の栄養分を葉面から直接吸収して植物の成長を助長する。
又液体肥料を植物の葉面に散布すると、液体肥料の栄養分を葉面から直接吸収して植物の成長を助長する。
モズクの主成分である食物繊維の含有率34.4%とフコースの含有率24.2%の粉末等を土壌に混合すると、この食物繊維が分解され土壌を肥沃させる堆肥になると同時に、モズクの抗菌作用が土壌の有害菌を消滅させる作用がある。
公知の特許文献5の製法で乾燥モズクを製造後、乾燥モズクを粉末や溶液に加工して土壌に混合すると、この粉末や溶液は土壌内のバクテリアの作用で堆肥となり、更に植物を病害虫から予防する葉面散布剤や、土壌の改良剤としての新たな利用方法が開発される。
粉末モズクの乾燥度合いは、粉末化が可能であれば特に規定はしていないが、モズクを乾燥すると生の重量のおよそ25分の1(水分含有量5〜7%)に乾燥され、このモズクの粉末を土壌に混合すると、モズクの粉末は雨水や土壌内の水分を吸収して元の体積の25〜30倍に戻り、土壌に保湿性を持たせる事ができる。
モズクを粉末に加工する際、粉砕する粒度と粉末に含まれる食物繊維やフコイダン.アルギン酸等の高い含有効率が要求される。
この含有効率を維持する為に、特許文献5のようにモズクが本来持っている有効成分を消失させる事なく乾燥させる事ができる製法によって造られたものが最適である。
この含有効率を維持する為に、特許文献5のようにモズクが本来持っている有効成分を消失させる事なく乾燥させる事ができる製法によって造られたものが最適である。
乾燥モズクを粉末化し、野菜類の肥料として用いた場合の効果は、ほぼ厩肥に匹敵するといわれている。
野菜類に肥料として使用すると、キャベツ.玉葱.人参等には堆肥として使用し、トマト.胡瓜.西瓜.ピーマン等には土壌改良剤として、又柑橘類には病害虫に傷められた果実の治療剤として使用する事ができる。
野菜類に肥料として使用すると、キャベツ.玉葱.人参等には堆肥として使用し、トマト.胡瓜.西瓜.ピーマン等には土壌改良剤として、又柑橘類には病害虫に傷められた果実の治療剤として使用する事ができる。
モズクの粉末を肥料に使用すると、土壌内でバクテリア類が食物繊維を分解して堆肥にするが、このモズクの粉末の中に雑草の種子や寄生卵等が混じらないという大きな利点があり、更にモズクの粉末に含有されている食塩やヨウ素が、植物の生育を促進する効果がある。
この様にモズクの有効成分が植物の成長を促がすが、このモズクの粉末と市販の肥料とを配合し、更に配合肥料を醗酵させてから土壌に混合すると、植物の成長に一段と効果を発揮する。
モズクの粉末を使用して茄子の成育情況の実験をした。実験には巾20センチ、長さ50センチ、高さ30センチのプランターを2組準備し、このプランターで茄子を育成して約90日間観察した。
Aのプランターには、市販の土壌に特許文献5の製法で製造したモズクの粉末5%を混ぜ、この土壌に背丈7〜8センチほどの茄子の苗3本を移植した。
Bのプランターには、市販の土壌のみを使用し同じく背丈7〜8センチほどの茄子の苗3本を移植した。
実験開始30日後の茄子の成育状況を観察したところ、Aのプランターの茄子の苗は、Bプランターの茄子の苗より平均して約5センチ程背丈が伸び、茎も大きく葉の付き方がBの茄子より2枚程多かった。
実験開始60日後の成育状況について、Aプランターの茄子3本には花芽が1〜2個付き、小さな茄子の実に成長しつつある。
Bプランターの茄子は、Aプランターの茄子より平均して7〜8センチ短かく、まだ花芽が出来ていない状態で成育の遅れが目立った。
実験開始90日後の成育情況は、Aプランターの茄子3本には2〜3個の花芽から直径3〜5センチ,長さ8〜10センチ程の茄子の実に成長していた。
Bプランターの茄子3本には1〜2個の花芽が付いているが、茄子の実は直径1〜2センチ,長さ4〜5センチと成長が遅く、茄子の成育の遅れが目立った。
この茄子の生育情況を観察した結果、モズクの粉末が植物の成長に大いに寄与し、果実の成長を促がす栄養分を含有している事が判明した。
モズクを土壌の施肥と使用する方法として、モズクを粉末のまま肥料に使用する方法と、液体肥料に加工して葉面散布剤や土壌改良剤を製造し、植物に追肥として与える方法とがある。
モズクの粉末を土壌に混合するだけで植物の成長を促がす効果がある事が判明したが、更にモズクの粉末を液体肥料に加工し、又は液体肥料を醗酵させ肥料効果を高めて土壌に散布すれば、この液体肥料を土壌改良剤として大いに活用する事ができる。
今日、無機化学肥料の継続投与による土壌環境の悪化による植物の弱体化は、植物に対する連鎖障害を引き起こす原因になり、野菜や果実等の品質を低下させている最大の原因である。
土壌に市販の肥料を施肥として使用した場合、これまで無機化学肥料だけで解決できない土壌の体質を、モズクの粉末や液体肥料を土壌に散布するだけで土壌を肥沃させ、土壌環境の悪化を防止するのに大いに役立つ。
発明の効果
発明の効果
海藻のモズクを使用して今日の土壌環境の悪化に対して施肥や液体肥料として土壌に混合すると次のような効果を発揮する。
モズクの粉末を土壌に混合すると、土壌内の微生物が繁殖して土壌を団粒化し、通気性や保水性が高め、作物の根の張りを良くする。
モズクの粉末を土壌に混合すると、土壌の微生物は主に細菌型である為、モズクの粉末が連作障害を引き起こす微生物の「カビ型菌」を抑制する効果がある。
モズクにある抗菌作用が微生物に有効に作用して、有害な微生物を死滅させ、これら微生物の死骸が苦土になり、石灰、ビタミン等に変化し、植物に吸収される。
モズクに含有している多糖類のアルギン酸は、果実の増糖や風味を向上させ品質を高めるのに効果がある。
モズクの粉末を液体肥料に加工し植物に使用すると、この液体肥料は化学農薬と異なり、安全な天然葉面散布剤として効果を発揮する。
又、液体肥料を柑橘類に散布した場合、薬害の心配が全く無いという大きな特徴がある。
又、液体肥料を柑橘類に散布した場合、薬害の心配が全く無いという大きな特徴がある。
モズクを液体肥料として使用する葉面散布剤には、液体肥料に微量に含まれている硫黄やナトリウム等を、有害虫が忌避する為に病害虫が発生しにくいという効果がある。
本発明によればモズクを粉末に加工後、他の粉末と混合して更にこの混合粉末から液体肥料に加工し植物に与えると、これら肥料の成分が効果的な栄養素として植物の生長に有効に働き、新たな肥料の開発が期待される。
図1は、本発明の実施例を製造工程順に説明する為のフローチャートである。モズクの食物繊維や多糖体のフコイダン等を肥料に加工する為、あらかじめ乾燥したモズクを用意してこれを粉砕し、又これを煮沸攪拌して溶液状に加工されたものを用いて肥料を製造する。
以下、本発明の活用例を図1及び図2に基づいて説明する。
図1のaは、原料となる乾燥モズクの準備工程を示す。収穫されたモズクを特許文献5の製法により、生モズク重量のおよそ25分の1(水分5〜7%)に乾燥されたモズクを用意する。
図1のaは、原料となる乾燥モズクの準備工程を示す。収穫されたモズクを特許文献5の製法により、生モズク重量のおよそ25分の1(水分5〜7%)に乾燥されたモズクを用意する。
特許文献5の製法に基づいて製造された乾燥モズクは、モズクが本来保有している有効成分を損なわないという特徴を有している。
図1のbは、乾燥モズクを粗粉砕する工程である。乾燥モズクを粉砕機にて粒度が1.0mm程度の大きさに粗粉砕する。
図1のcは、粗粉砕されたモズクを粉末に加工する工程である。粉砕された乾燥モズクは、粉末機によりさらに微細な粉末へ加工され、粒度が30〜50μm程度の粉末モズクが完成する。
図1のdは、粉末に加工したモズクを植物に肥料として与える。
図1のeは、モズクの粉末を市販の肥料に混合し、これを発酵させる。
図1のfは、モズクの粉末等を発酵させ、植物に肥料として与える。
図2のaは、原料となる乾燥モズクの準備工程を示す。収穫されたモズク
は特許文献5の製法によって乾燥する。
は特許文献5の製法によって乾燥する。
図2のbは、乾燥したモズクを荒粉砕する。
図2のcは荒粉砕したモズクを微粉砕する。
図2のdは微粉砕したモズクを煮沸攪拌して溶液に加工後、この容液を液体肥料に加工する。
図2のeは液体肥料に加工したモズクを植物の葉面散布剤として使用する。
図2のfは液体肥料に加工したモズクを土壌に散布し土壌改良剤として使用する。
図1
a 乾燥モズクを製造する。
b 乾燥モズクを粗粉砕する。
c 乾燥モズクを各種粉末に加工する。
d 粉末にしたモズクを肥料として与える。
e 粉末にしたモズクを市販の肥料と混合する。
f 混合した肥料を発酵させ、植物に肥料として与える。
a 乾燥モズクを製造する。
b 乾燥モズクを粗粉砕する。
c 乾燥モズクを各種粉末に加工する。
d 粉末にしたモズクを肥料として与える。
e 粉末にしたモズクを市販の肥料と混合する。
f 混合した肥料を発酵させ、植物に肥料として与える。
図2
a 乾燥モズクを製造する。
b 乾燥モズクを粗粉砕する。
c 乾燥モズクを各種粉末に加工する。
d 粉末にしたモズクを溶液に加工し、更に液体肥料に加工する。
e 液体肥料に加工したモズクを植物に散布する。
f 液体肥料に加工したモズクを土壌改良剤として使用する。
a 乾燥モズクを製造する。
b 乾燥モズクを粗粉砕する。
c 乾燥モズクを各種粉末に加工する。
d 粉末にしたモズクを溶液に加工し、更に液体肥料に加工する。
e 液体肥料に加工したモズクを植物に散布する。
f 液体肥料に加工したモズクを土壌改良剤として使用する。
Claims (4)
- モズクを含有する肥料及び肥料の製造方法。
- 公知の乾燥モズクの製造方法で製造したモズクを粉末に加工し肥料を製造するが、このモズクの粉末から肥料を製造する事を特徴とする請求項1に記載の肥料の製造方法。
- モズクの粉末と他の粉末を配合して配合粉末に加工するが、この配合粉末を醗酵させ醗酵肥料を製造する。この配合粉末肥料と醗酵配合粉末肥料を製造する事を特徴とする請求項2に記載の肥料の製造方法
- モズクの粉末を煮沸攪拌して溶液に加工して液体肥料を製造して、この液体肥料と他の容液を配合し、更に醗酵させ葉面散布剤や土壌改良剤を製造する。この葉面散布剤や液体肥料を製造する事を特徴とする液体肥料の製造方法。
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JP2006225996A JP2008050183A (ja) | 2006-08-23 | 2006-08-23 | モズクを含有する肥料と葉面散布剤及び土壌改良剤の製造方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-08-23 JP JP2006225996A patent/JP2008050183A/ja not_active Withdrawn
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