JP2008049474A - スライドスリーブおよびデッド型スピンドルを有するチャックシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】パワードライバ装置からの動力により作動するツールチャックを提供する。
【解決手段】パワードライバー装置はハウジングと、ツールチャック50と、スリーブ60とを具備し、前記ツールチャックは、前記ハウジングに回転可能に搭載され、ネジ山のないチャックジョーを支持するチャック本体と、前記チャック本体に回転可能に搭載されているチャック駆動軸とを有する。前記スリーブは、前記チャック本体と前記チャック駆動軸を回転方向にロックするドリル駆動モードおよび、前記チャック本体と前記ハウジングを回転方向にロックするチャックモードに切替えるために前記ツールチャックに搭載される。
【選択図】図1

Description

本米国非仮出願は、米国特許法119条(35 USC §119)に基づき2005年8月31日に提出された米国特許仮出願第60/712,403号明細書に対して優先権を主張し、この特許出願の内容はこの参照により、その全体が本明細書に組み込まれるものである。
本発明は、パワードライバー装置に付属品を搭載するためのツールチャック全般に関し、より具体的にはパワードライバー装置のパワードライバー装置からの動力により作動するチャックジョーを有するツールチャックに関する。
2005年4月19日に提出された、「TOOL CHUCK WITH POWER TAKE OFF AND DEAD SPINDLE FEATURES」と題する同一出願人による同時係属仮出願である、米国特許出願第60/672,503号明細書(「503出願」)は、この参照によりその全体が本明細書に組み込まれるものである。前記503出願では、チャックモードを含む異なるモードで選択的に動作するパワードライバー装置の実施例について説明されている。前記チャックモードにおいては、前記ツールチャックを作動させる(すなわち、開閉する)ために前記パワードライバー装置の動力が増強される。チャックの作動中、チャック本体および前記チャックジョーは回転しない場合がある。使用者にはいずれの回転部品も露出されない(若しくは観察できない)ため、この特性は「デッド型スピンドル(dead spindle)」特性と呼ばれる。
ツールチャックは、パワードライバー装置のハウジングに選択的に接着(すなわち、回転の際に固定された状態)されるスライドスリーブを実装している。前記スリーブが接着されている場合、前記パワードライバー装置は前記ツールチャックを作動させるために動力増強される。一部の場合、前記スリーブによって、前記チャック本体が前記パワードライバー装置のハウジングに選択的に接着される。この場合、前記チャック本体および前記チャックジョーはチャックの作動中に回転しない。これにより、デッド型スピンドル特性に影響を与える。
従来のスライドスリーブ付ツールチャックは、一般に好ましいの性能を提供すると考えられている。しかしながら、前記チャック本体が前記パワードライバー装置のハウジングに選択的に接着されており、前記チャックジョーが前記付属品を締付けるまでモーターが順方向に回転する場合、前記モーターは失速する可能性がある。また、前記ツールチャックを全開した状態で駆動する場合も、モーターが失速する可能性がある。モーター失速によってモーターやパワードライバー装置が損障したり、および/または不安定な締付けトルクを生じる結果となる。
上述した欠点を回避するために様々な機能が開発されてきた。例えば、前記パワードライバー装置に電子クラッチを実装する場合もある。この場合、前記スライドスリーブが選択的に前記パワードライバー装置のハウジングに係合して、前記電子クラッチが有効になり、(チャックの作動中に)負荷トルクが望ましい締付けトルクに制限される。あるいは、通常ドリル/駆動モード中に負荷トルクを制限する機械クラッチを適合させて、(チャックの作動中に)負荷トルクを望ましい締付けトルクに制限することも可能である。
上述した電子クラッチおよび機械クラッチの機能には欠点が伴わないわけではない。例えば、パワードライバー装置に複数の動作速度が備わっている。前記電子クラッチによる選択動作速度の決定および補速が可能でない限り、当該電子クラッチによって生じるトルクはチャックの作動中に変化する。前記パワードライバー装置の機械クラッチが、チャックの作動中に負荷トルクを望ましい締付けトルクに制限する機能を果たす場合も同様のことが当てはまる。
1実施形態例によると(これに限定されるものではない)、パワードライバー装置はハウジングとツールチャックとを具備する。前記ツールチャックは、前記ハウジングに回転可能に搭載され、ネジ山のないチャックジョーを支持するチャック本体と、前記チャック本体に回転可能に搭載されているチャック駆動軸とを有する。前記ツールチャックにスリーブを搭載して、前記チャック本体と前記チャック駆動軸とを回転方向にロックするための「ドリル駆動モード」、および前記チャック本体と前記ハウジングとを回転方向にロックするための「チャックモード」に切替えることが可能である。
別の実施形態例によると(これに限定されるものではない)、パワードライバー装置はハウジングとツールチャックとを具備する。前記ツールチャックは、ネジ山のないチャックジョーを支持するチャック本体と、前記チャック本体に回転可能に搭載されているチャック駆動軸とを有する。スリーブ手段を提供して、前記チャック本体と前記チャック駆動軸とを回転方向にロックするための「ドリル駆動モード」と、前記チャック本体と、前記ハウジングを回転方向にロックするための「チャックモード」に切替えることが可能である。
別の実施形態例によると(これに限定されるものではない)、パワードライバー装置はハウジングを具備する。入力軸は前記ハウジングに回転可能に搭載され、出力軸は前記ハウジングに回転可能に搭載されている。ツールチャックは前記出力軸に搭載されている。スリーブは前記ツールチャックに搭載されている。前記スリーブは、前記入力軸を前記出力軸から離れた位置で駆動させるために、第1の軸方向位置から第2の軸方向位置に調整可能である。
次に、部品の構成および組み合わせの様々な新規詳細を含む、本発明の上記特性および他の特性を添付の図面を参照してより具体的に説明する。前記実施形態例の詳細は、例示目的のみに示すものであり、本発明を限定するものではないことが理解されるものである。本発明の要旨の範囲から逸脱することなく、本発明の原理および特性を多種多様な実施形態に用いることが可能である。
I.図1〜図8で図示する実施形態例
図1〜図8は、チャックシステムの1実施形態例(これに限定されるものではない)を概略的に示すものである。前記チャックシステムは、付属品(例えば、ドリルビット)を保持するためにパワードライバー装置(例えば、ドリル)上に提供されるツールチャック50を具備する。但し、前記ツールチャック50は、様々な付属品(ドリルビット以外)を保持するために、様々なパワードライバー装置(ドリル以外)上に実装するのに適していることが理解されるものである。
A.構造
図1および図2で示すように、前記ツールチャック50は、チャック駆動軸55を支持するチャック本体52と、スリーブ60と、チャックジョー(図示せず)とを具備する。前記チャック駆動軸55は前記チャック本体52に回転可能に搭載されている。前記チャック駆動軸55は、前記パワードライバー装置の出力軸30に固定的に連結されている。前記チャック駆動軸55と前記チャック本体52との間の相対回転運動により前記ツールチャック50が作動する(すなわち、前記チャックジョーを開閉する)。
例えば、前記ツールチャック50は、「プッシャー(pusher)」型チャックジョー(図示せず)を実装する場合もある。この場合、前記チャック駆動軸55の前端部には径方向内向きネジ山58が提供されている。前記「503」出願で説明されている構造と同様に、前記径方向内向きネジ山58は、チャック作動ネジ(図示せず)の径方向外向きネジ山と連動して前記チャックジョーを支持する。前記チャック駆動軸55のネジ山58と前記チャック作動ネジのネジ山との間の連動によって、前記チャックジョーが前記チャック本体52に対して軸方向に前進および後退する。前記チャック作動ネジと前記チャック本体52は前記チャックジョーにより、回転方向にロックされる。
前記スリーブ60および前記チャック本体52は協働性を有し、それによって当該構成部品52、60は相互に対して軸方向に移動自在となり、回転方向にロックされる。例えば、前記スリーブ60は、前記チャック本体52のスプライン53と連動する前部スプライン63(図8を参照)を有する。前記スリーブ60は、前記チャック駆動軸55のスプライン56と選択的に係合する後部スプライン66(図7を参照)を有する。前記スリーブ60は端部キャップ94のポケット98と選択的に係合するスリーブ突起部68を有する。
前記パワードライバー装置はハウジング90を有する。前記ハウジング90は、アセンブルされた本体92および前記端部キャップ94を具備する。代替実施形態においては、前記本体92および前記端部キャップ94は一体構造である場合もある。前記ハウジング90は、前記入力軸10、前記出力軸30およびハンマー機構70を支持する。
前記入力軸10は前記本体92に回転可能に搭載されている。前記入力軸10と前記本体92との間の相対回転運動を容易にするために軸受2(例えば、針状ころ軸受)が提供される。前記入力軸10は、パワードライバー装置の伝動装置(図示せず)の出力と連結されている。当該技術分野で公知の多種多様なパワードライバー装置の伝動装置が適切に実装可能である。前記入力軸10の前端部は止まり穴12を含む。この止まり穴12は前記出力軸30の端部を受ける。前記入力軸10はフランジ14を具備する。前記入力軸10の軸方向前方向きの面は駆動突起部16(図2を参照)を具備する。前記駆動突起部16はテーパーがかった傾斜面を伴う末端部を有する(図8を参照)。
前記出力軸30は前記端部キャップ94に回転可能に搭載されている。前記出力軸30はカプラ20を固定支持する。前記カプラ20の軸方向後方向きの面は被駆動突起部26を具備する。前記被駆動突起部26はテーパーがかった傾斜面を伴う末端部を有する(図8を参照)。以下に詳細に説明するように、前記カプラ20の被駆動突起部26は前記入力軸10の前記駆動突起部16と連動する。前記出力軸30と前記端部キャップ94との間の相対回転運動を容易にするために軸受4が提供される。前記出力軸30は前記軸受4の間を軸方向に移動自在である。前記出力軸30の軸方向への移動は、前記カプラ20および当該出力軸30のフランジ34によって制限される。前記軸受4と前記フランジ34との間にバネ(図示せず)が提供され、前記ハウジング90に対して軸方向前方に前記出力軸30を誘導する。
前記ハンマー機構70は、回転可能なラチェット72と、回転の際に固定位置にあるラチェット74と、カムリング76とを具備する。図1で示すように、前記回転可能なラチェット72および前記入力軸10は、一体構造である。代替実施形態では、前記回転可能なラチェット72および前記入力軸10は、2つの個別の相異なる部分であり、相互固定されている場合もある。前記回転の際に固定位置にあるラチェット74は、前記ハウジング90の前記本体92に対して回転の際に固定されており、且つ軸方向に移動自在である。前記回転の際に固定位置にあるラチェット74は、前記入力軸10が延出可能な中央部開口を有する。前記カムリング76は、前記ラチェット72、74を選択的に係合させるための、利用者が操作可能なレバーまたはスリーブを具備する。
前記回転の際に固定位置にあるラチェット74と前記入力軸10のフランジ14との間にバネ6が提供されている。前記バネ6により、前記回転の際に固定位置にあるラチェット74が軸方向後方に誘導され、前記カムリング76と動作可能に係合するようになる。前記回転の際に固定位置にあるラチェット74の軸方向後方への移動は、前記カムリング76によって制限される。また、前記バネ6により、前記入力軸10(従って前記回転可能なラチェット72)が軸方向前方に誘導される。前記入力軸10の軸方向への移動は、前記カプラ20によって制限される。
前記端部キャップ94の外周に沿って提供されている軸方向の各開口(図示せず)にスライド移動自在にピン8が搭載されている。このピン8の前端部は前記端部キャップ94のポケット98に延出している。
B.動作
前記ツールチャック50は、(1)前記回転の際に固定位置にあるラチェット74の軸方向位置および(2)前記スリーブ60の軸方向位置により異なる動作を行う。この異なる動作モードには(これに限定されるものではない)、「ドリル/駆動モード」と、「ハンマーモード」と、「チャックモード」とが含まれる。
図1および図2は、チャックシステムが付勢されていない状態の「ドリル/駆動モード」を示す。図示するように、前記回転の際に固定位置にあるラチェット74は軸方向後方位置にあり(且つ前記回転可能なラチェット72から係合解除されており)、これによって前記ハンマー機構70が非動作状態になる。また、前記スリーブ60は軸方向前方位置にある。この状態では、前記チャック駆動軸55のスプライン56(図7)が前記スリーブ60の後部スプライン66と係合しており、これによって前記チャック本体52、前記チャック駆動軸55および前記スリーブ60は回転方向にロックされて、1つのユニットとして回転可能となる。前記チャック本体52および前記チャック駆動軸55は回転方向にロックされているため、前記ツールチャック50が動作中に緩むことはない。
次に利用者が前記ドライバー装置の動力を増強すると、前記入力軸10が回転駆動され、この入力軸10は前記回転の際に固定位置にあるラチェット74に対して回転する。前記駆動突起部16と前記被駆動突起部26が係合することにより、前記入力軸10が前記出力軸30を回転駆動する。前記バネ6の誘導によって、前記駆動突起部16のテーパーがかった傾斜面が前記被駆動突起部26のテーパーがかった傾斜面を通過して前記カプラ20に挿入される。この状態では、トルク結合が提供され、前記入力軸10からの全トルクが前記出力軸30に伝達される。前記出力軸30によって前記ツールチャック50は回転駆動される。
図3および図4は、図1および図2に類似した「ドリル/駆動モード」を図示するが、前記チャックシステムは付勢された状態にある。付勢力(または外力)は、例えば、利用者が前記付属品(例えば、ドリルビット)を加工部材に対して押し付けたときに生じる。図示するように、前記付勢力によって前記ツールチャック(従って、前記出力軸30および前記入力軸10)が前記ハウジング90に対して軸方向後方に移動し、さらに前記軸受4と前記出力軸30のフランジ34との間に提供されるバネ(図示せず)および前記バネ6の誘導に反して移動する。
前記出力軸30(従って、前記ツールチャック50)の軸方向後方への移動は、前記フランジ34が前記軸受4に接することによって制限される。このように、付勢力による前記構成部品の軸方向後方への移動が制限されるため、前記回転可能なラチェット72と前記回転の際に固定位置にあるラチェット74との間の間隙が維持され(すなわち、前記ハンマー機構70が非動作状態に維持され)、前記スリーブ60と前記端部キャップ94との間の間隙が維持される。前記付勢力が解除されると前記構成部品は図1および図2で示した状態に戻る。
図5および図6は、チャックシステムが付勢された状態の「ハンマーモード」を示す。前記ハンマーモードを達成するために、利用者が前記カムリング76を操作すると、前記回転の際に固定位置にあるラチェット74が軸方向前方および前記バネ6の誘導に反して移動する。さらに、前記チャックシステムが付勢されているため、(前記カプラ20によって)前記出力軸30が前記入力軸10(従って、前記回転可能なラチェット72)を軸方向後方および前記バネ6の誘導に反して移動する。この状態では、前記回転の際に固定位置にあるラチェット74は前記回転可能なラチェット72と係合している。前記付勢力が前記チャックシステムから解除されると、前記バネ6によって前記回転可能なラチェット72(および前記入力軸10と前記出力軸30)が軸方向前方位置に誘導され、前記ラチェット72、74が係合解除されることが理解されるものである。
次に利用者が前記ドライバー装置の動力を増強すると、前記入力軸10が(前記回転可能なラチェット72と共に)回転駆動され、この入力軸10は前記回転の際に固定位置にあるラチェット74に対して回転する。前記チャックシステムが付勢された状態で維持されていると仮定すると、前記ラチェット72、74間の相対回転運動によって、前記入力軸10、前記出力軸30および前記ツールチャック50が前記ハウジング90に対して移動して、往復軸方向運動が生じる。例えば図示するように、前記回転可能なラチェット72および前記回転の際に固定位置にあるラチェット74はそれぞれ歯を有する場合もある。前記回転可能なラチェット72の歯が前記回転の際に固定位置にあるラチェット74の歯上に重なり合うと、当該回転可能なラチェット72は当該回転の際に固定位置にあるラチェット74から軸方向に離れるように移動する。前記歯が双方を通過した場合、前記チャックシステムに加わる付勢力によって、前記回転可能なラチェット72は、図5および図6で示した軸方向位置に戻る。このように、前記ドライバーが動力増強された場合、前記ツールチャック50は回転および軸方向に往復運動を行う。
図7および図8は前記「チャックモード」を図示する。例示目的のみにおいて、前記パワードライバー装置は(図示するように)チャックシステムが付勢されていない状態で「チャックモード」で動作する。前記回転の際に固定位置にあるラチェット74は軸方向後方位置にあり(且つ前記回転可能なラチェット72から係合解除されており)、これによって前記ハンマー機構70が非動作状態になる。また、利用者は前記スリーブ60を軸方向後方位置に移動してもよい。この軸移動の間、前記スリーブ60の後部スプライン66は前記チャック駆動軸55のスプライン56から係合解除され(それによって前記チャック駆動軸55が前記チャック本体52に対して回転可能になり)、前記スリーブ突起部68は前記端部キャップ94のポケット98に挿入される(それによって前記スリーブ60および前記チャック本体52は前記パワードライバー装置のハウジング90に回転の際接着される)。
前記スリーブ突起部68が前記ポケット98に挿入される際、当該スリーブ突起部68によって前記ピン8(従って、前記入力軸10)が軸方向後方および前記バネ6の誘導に反して駆動される。前記出力軸30(従って、前記カプラ20)は、前記フランジ34と前記軸受4との間に提供されるバネ(図示せず)によって軸方向前方位置に維持される。このように、(図8で示すように)前記入力軸10が軸方向後方へ移動することによって前記駆動突起部16が前記カプラ20の被駆動突起部26から部分的に後退し、前記駆動突起部16のテーパーがかった傾斜面が、周方向において前記被駆動突起部26のテーパーがかった傾斜面に対向するようになる。
次に、利用者が前記ドライバー装置の動力を増強すると、前記入力軸10が回転駆動される。前記駆動突起部16と前記被駆動突起部26が係合することにより、前記入力軸10が前記出力軸30を回転駆動する。前記出力軸30は前記チャック駆動軸55を前記チャック本体52(このチャック本体52は前記スリーブ60によって前記ハウジング90に回転の際接着される)に対して回転駆動する。前記「503」出願で説明したように、前記チャック駆動軸55と前記チャック本体52(従って、前記チャック作動ネジおよび前記チャックジョー)との間の相対回転運動によって前記ツールチャック50が作動する(すなわち、前記パワードライバー装置の作動方向に基づいて開くおよび/または閉じる)。さらに、チャックの作動中は、前記チャック本体および前記チャックジョーは回転しない。使用者にはいずれの回転部品も露出されない(若しくは観察できない)ため、この特性は「デッド型スピンドル(dead spindle)」特性と呼ばれる場合がある。
チャック作動工程中、および前記ツールチャック50が完全に開閉していないとき(例えば、前記チャックジョーが開閉している間)、前記駆動突起部と前記被駆動突起部との間の連動によって、前記入力軸10が前記出力軸30を回転駆動する。前記チャックツール50が(挿入付属品の有無に関わらず)完全に閉じている場合、または完全に開いている場合は、前記駆動突起部16によって前記被駆動突起部26に加わる回転力が増加する。前記回転力が閾値まで増加すると、前記突起部16、26のテーパーがかった傾斜面が協働して前記入力軸10を軸方向後方および前記バネ6の誘導に反して駆動し、その結果当該駆動突起部16は当該被駆動突起部26の末端部上をスライドして通過する。このように、前記駆動突起部16および前記被駆動突起部26によってクラッチ機能が提供され、前記作動工程中に加わるトルクを制限する。
前記入力軸10を前記軸方向後方に駆動するために必要な回転力の大きさに、例えば、前記突起部16、26のテーパーがかった傾斜面の勾配度(または傾斜度)および/または前記バネ6のバネ定数が影響を与えることが理解されるものである。さらに、前記テーパーがかった傾斜面の形状を適切に設計することにより、前記ツールチャック50を締めるためのトルク閾値が当該ツールチャック50を緩めるためのトルク閾値よりも低くなるか、若しくはその逆になる場合がある。
II.図9〜図14で図示する実施形態例
図9〜図14は、上記項目I.で説明したチャックシステムに適切に実装可能なツールチャック150の1実施形態例(これに限定されるものではない)を概略的に示すものである。図9で示すように、前記ツールチャック150は付属品105のシャンクを着脱自在に受けることができる。
A.構造
図9〜図11で示すように、前記ツールチャック150はチャック本体152を具備する。前記チャック本体152はチャック駆動軸155を回転自在に支持する。この実施形態例においては、前記チャック駆動軸155はブッシング110および駆動スリーブ120を含む2つの構成部品を有する。前記ブッシング110は前記パワードライバー装置の出力軸130に固定的に連結されている。前記ブッシング110は、スリーブ160の後部スプライン166(図11を参照)と選択的に協働するスプライン116(図10を参照)を具備する。また、前記ブッシング110は、前記駆動スリーブ120の後方向きのクラッチ面122と協働する前方向きクラッチ面112(図10を参照)を具備する。
前記駆動スリーブ120は前記チャック本体152に対して軸方向に固定されている。軸受107(例えば玉軸受)は前記駆動スリーブ120と前記チャック本体152との間に配置されて当該構成部品120、152の間の相対回転運動を容易にする。前記軸受107は、(例えば)回し金によって共に連結されているか、若しくは離れている。前記軸受107は、前記チャック本体152および前記駆動スリーブ120にそれぞれ提供された環状凹部151、121(図10を参照)との間に保持されている。前記駆動スリーブ120には径方向内向きネジ山128が提供されている。前記径方向内向きネジ山128は、チャック作動ネジ180の径方向外向きネジ山188と連動する。すなわち、前記駆動スリーブ120は、前記チャック作動ネジ180と連結したネジである場合がある。
バネ106は前記チャック本体152と(前記出力軸130に固定的に連結されている)前記ブッシング110との間に保持されている。前記バネ106は前記チャック本体152(従って、前記駆動スリーブ120)を軸方向後方に誘導する。前記チャック本体152の軸方向後方への移動は前記駆動スリーブ120の前記クラッチ面122が前記ブッシング110の前記クラッチ面112に接することによって制限される。
前記チャック作動ネジ180は各チャックジョー101がスライド移動自在である径方向通路186を具備する。前記径方向通路186により前記チャック作動ネジ180が前記チャックジョー101に回転固定される。前記ネジ山128および188の連動により、前記チャック作動ネジ180が前記チャック本体152に対して軸方向に前進および後退する。
前記チャック本体152の前端部は、ノーズ部140およびジョー保持体145を固定支持する。前記ノーズ部140はテーパーがかった形状を有し、前記ジョー保持体145を包囲している。前記ジョー保持体145は、各チャックジョー101がスライド移動自在である傾斜スロット147(図10を参照)を有する。前記チャックジョー101は、前記ジョー保持体145のテーパーがかった外側形状に沿ってスライドするフィン103を有する。前記チャックジョー101が前記ジョー保持体145の前記スロット147から外れるのを防ぐために、前記ノーズ部140の径方向内側面が前記フィン103の径方向外側面に接触している。前記チャック作動ネジ180、前記ノーズ部140および前記ジョー保持体145は前記チャックジョー101を介して回転方向にロックされる。
前記スリーブ160は、前記構成部品152、160が相互に対して軸方向に移動自在であり、回転方向にロックされるという協働性によって、前記チャック本体152に搭載される。例えば、前記スリーブ160は、前記チャック本体152のスプライン153(図10を参照)と連動する前部スプライン163(図10を参照)を有する。前記スリーブ160は、ハウジング190の突起部198と選択的に係合するためのポケット168(図11を参照)を有する。
(前記チャック本体152に対する)前記スリーブ160の軸方向位置は、移動止め157によって誘導される。様々な実施形態において、複数の移動止め157が提供される。前記移動止め157は、バネ159によって径方向外側に付勢されている。前記移動止め157および前記バネ159は、前記チャック本体152のポケット中に嵌入される。以下に詳細に説明するように、前記移動止め157は前記スリーブ160の凹部167と連動して、前記スリーブ160の軸方向位置を誘導する。
B.動作
前記ツールチャック150は、前記スリーブ160の軸方向位置により異なる動作を行う。この異なる動作モードには(これに限定されるものではない)、「ドリル/駆動モード」と、「アセンブリモード」と、「チャックモード」とが含まれる。
図12は前記「ドリル/駆動モード」を示す。図示するように、前記スリーブ160は、前記チャック本体152に対して軸方向中間位置に位置する。この状態では、前記移動止め157は、前記凹部167に提供されている2つの傾斜面161と162との間に位置している。前記スリーブ160の軸方向位置は使用中にずれる可能性がある。そのようなずれが生じた場合、前記傾斜面161および162と、前記バネ付移動止め157は連動して当該スリーブ160が、図示した軸方向中間位置に戻るよう誘導する。
さらに、前記ブッシング110のスプライン116が前記スリーブ160の後部スプライン166と係合し、それによって前記チャック本体152、前記チャック駆動軸155(前記ブッシング110および前記駆動スリーブ120を含む)および前記スリーブ160が回転方向にロックされて、1つのユニットとして回転可能となる。このため、前記ツールチャック150が動作中に緩むことはない。
次に利用者が前記ドライバー装置の動力を増強すると、前記出力軸130が回転駆動され、この出力軸130によって前記ツールチャック150および前記付属品105が回転駆動される。
図13は「アセンブリモード」を図示する。「アセンブリモード」を達成するために、利用者は前記スリーブ160を軸方向前方位置に移動させる。この軸移動の間、前記凹部167の傾斜面161は前記移動止め157を径方向内向きおよび前記バネ159の誘導に反して駆動する。前記ブッシング110の一部が露出されるように、前記スリーブ160は前記軸方向前方位置に能動的に保持される。
前記ブッシング110の露出部分をツールで握持することにより、前記パワードライバー装置の出力軸130上に前記ツールチャック150をアセンブリ(または前記出力軸130からディスアセンブリ)することが可能になる。一旦前記能動的な保持が解除されると、前記傾斜面161および前記バネ付移動止め157の連動によって前記スリーブ160が図12で示した軸方向中間位置に戻るよう誘導される。
図14は前記「チャックモード」を図示する。このモードにおいては、利用者は前記スリーブ160を軸方向後方位置に移動させる。この最初の軸移動中、前記凹部167の傾斜面162によって前記移動止め157が径方向内向きおよび前記バネ159の誘導に反して駆動される。さらなる軸方向の移動の間、前記移動止め157は(前記バネ159によって)径方向外向きおよび傾斜面164を超えて移動する。
さらに、前記スリーブ160の後部スプライン166は、前記ブッシング110の前記スプライン116から係合解除され、これにより前記チャック駆動軸155(前記ブッシング110および前記駆動スリーブ120を含む)が前記チャック本体152に対して回転可能となる。前記端部キャップ194の突起部198は前記スリーブ160のポケット168に挿入される。この状態では、前記スリーブ160、前記チャック本体52、前記ノーズ部140、前記ジョー保持体145および前記チャックジョー101は前記パワードライバー装置のハウジング190に回転の際接着される。
次に利用者が前記ドライバー装置の動力を増強すると、前記出力軸130が回転駆動される。前記出力軸130は前記ブッシング110を回転駆動する。前記ブッシング110は、前記クラッチ面112と122とが係合することによって、前記駆動スリーブ120を回転駆動する。前記駆動スリーブ120は前記チャック作動ネジ180に対して回転するが、このチャック作動ネジ180は、(前記チャックジョー101、前記ノーズ部140、前記ジョー保持体145、前記チャック本体152および前記スリーブ160を介して)前記ハウジング190に接着された状態で維持される。この相対回転運動によって前記チャック作動ネジ180は、前記径方向内向きネジ山128と前記径方向外向きネジ山188とが連動することにより、(前記駆動スリーブ120の回転方向に従って)軸方向に前進および後退する。前記チャック作動ネジ180が平行移動すると、(前記ジョー保持体145中の傾斜スロット147に案内された)前記チャックジョー101は押されるか、若しくは引かれて開閉する。
チャックの作動中、前記スリーブ160、前記チャック本体152、前記ノーズ部140、前記ジョー保持体145、前記チャックジョー101および前記チャック作動ネジ180は、前記ハウジング190に回転の際接着されるが、前記チャック作動ネジ180は(前記駆動スリーブ120の回転運動により)前記チャック本体に対して軸方向に移動して、前記チャックジョー101を開閉する。使用者にはいずれの回転部品も露出されない(若しくは観察できない)ため、この特性はデッド型スピンドル特性と呼ばれる。
前記出力軸30は(前記スリーブ60によって前記ハウジング90に回転の際接着される)前記チャック本体52に対して前記チャック駆動軸55を回転駆動させる。前記「503」出願で説明したように、前記チャック駆動軸55と前記チャック本体52(従って、前記チャック作動ネジおよび前記チャックジョー)との間の相対回転運動によって、前記ツールチャック50が作動する(すなわち、前記パワードライバー装置の作動方向に基づいて開くおよび/または閉じる)。さらに、チャック作動中は、前記チャック本体および前記チャックジョーは回転しない。
チャック作動工程中、および前記ツールチャック150が完全に開閉していないとき(例えば、前記チャックジョー101が開閉している間)、前記クラッチ面112と122の連動によって、前記ブッシング110が前記出力軸30を回転駆動する。前記チャックツール150が(挿入付属品105の有無に関わらず)完全に閉じている場合、または完全に開いている場合は、前記ブッシング110によって前記駆動スリーブ120に加わる回転力が増加する。前記回転力が閾値まで増加すると、前記クラッチ面112および122が外れて(またはスリップして)チャック作動工程中に加わったトルクを制限する。前記クラッチ面112および122がスリップすると、(チャック本体152および前記スリーブ160と共に)前記駆動スリーブ120が軸方向前方および前記バネ106の誘導に反して駆動される。但し、(クラッチスリップの間に起こる)前記軸方向前方移動は、前記端部キャップ194の突起部198を前記スリーブ160のポケットから係合解除させるには不十分である可能性があることが理解される。
前記駆動スリーブ120を前記軸方向前方に駆動するために必要な回転力の大きさに、例えば、前記クラッチ面112と122の形状および/または前記バネ106のバネ定数が影響を与えることが理解されるものである。さらに、前記クラッチ面の形状を適切に設計することにより、前記ツールチャック150を締めるためのトルク閾値が当該ツールチャック150を緩めるためのトルク閾値よりも低くなるか、若しくはその逆になる場合がある。
本発明は、下記の詳細な説明および添付の図面によりさらに十分に理解されるものである。前記図面において、類似要素は類似参照番号で表示されており、前記要素は例示目的のみに示すものであって本発明を限定するものではない。
図1は、本発明の1実施形態例(これに限定されるものではない)に従った、ドリル/駆動モードにおけるチャックシステムの断面図である。 図2は、図1のチャックシステムの部分斜視図である。 図3は、ドリル/駆動モードにおいて付勢された図1のチャックシステムの断面図である。 図4は、図3のチャックシステムの部分斜視図である。 図5は、ハンマーモードにおいて付勢された図1のチャックシステムの断面図である。 図6は、図5のチャックシステムの部分斜視図である。 図7は、チャックモードにおける図1のチャックシステムの断面図である。 図8は、図7のチャックシステムの部分斜視図である。 図9は、本発明の1実施形態例(これに限定されるものではない)に従った、ドリル/駆動モードにおけるツールチャックの部分斜視図である。 図10および図11は、図9のツールチャックの分解斜視図である。 図10および図11は、図9のツールチャックの分解斜視図である。 図12は、ドリル/駆動モードにおける図9のツールチャックの断面図である。 図13は、アセンブリモードにおける図9のツールチャックの断面図である。 図14は、チャックモードにおける図9のツールチャックの断面図である。

Claims (17)

  1. パワードライバー装置であって、
    ハウジングと、
    ツールチャックであって、
    前記ハウジングに回転可能に搭載され、ネジ山のないチャックジョーを支持するチャック本体と、
    前記チャック本体に回転可能に搭載されているチャック駆動軸と
    を有するものである、前記ツールチャックと、
    前記ツールチャックに搭載され、前記チャック本体と前記チャック駆動軸とを回転方向にロックするドリル駆動モードと、前記チャック本体と前記ハウジングを回転方向にロックするチャックモードとを切替えるためのスリーブと
    を有するパワードライバー装置。
  2. 請求項1記載のパワードライバー装置において、前記スリーブは、協働スプライン(cooperating splines)によって前記チャック本体に連結されるものである。
  3. 請求項1記載のパワードライバー装置において、前記スリーブは、前記チャックモードにおいて、前記チャック駆動軸から係合解除されるものである。
  4. 請求項1記載のパワードライバー装置において、前記チャック駆動軸は前記チャック本体の内部に搭載されるものである。
  5. 請求項1記載のパワードライバー装置において、前記スリーブは前記チャック本体の外部に搭載されるものである。
  6. パワードライバー装置であって、
    ハウジングと、
    ツールチャックであって、
    ネジ山のないチャックジョーを支持するチャック本体と、
    前記チャック本体に回転可能に搭載されるチャック駆動軸と
    を有するものである、前記ツールチャックと、
    前記チャック本体と前記チャック駆動軸とを回転方向にロックするドリル駆動モードと、前記チャック本体と前記ハウジングを回転方向にロックするチャックモードとに切替えるためのスリーブ手段と
    を有するパワードライバー装置。
  7. 請求項6記載のパワードライバー装置において、前記スリーブ手段は、協働スプラインによって前記チャック本体に連結されるものである。
  8. 請求項6記載のパワードライバー装置において、前記チャックモードにおいて、前記スリーブ手段は前記チャック駆動軸から係合解除されるものである。
  9. 請求項6記載のパワードライバー装置において、前記チャック駆動軸は、前記チャック本体の内部に搭載されるものである。
  10. 請求項6記載のパワードライバー装置において、前記スリーブ手段は、前記チャック本体の外部に搭載されるものである。
  11. パワードライバー装置であって、
    ハウジングと、
    前記ハウジングに回転可能に搭載される入力軸と、
    前記ハウジングに回転可能に搭載される出力軸と、
    前記出力軸に搭載されるツールチャックと、
    前記ツールチャックに搭載され、前記入力軸を前記出力軸から離すように移動するために、第1の軸方向位置から第2の軸方向位置に切替え可能であるスリーブと
    を有するパワードライバー装置。
  12. 請求項11記載のパワードライバー装置において、前記ツールチャックは、回転方向に前記スリーブにロックされるチャック本体を含むものである。
  13. 請求項11記載のパワードライバー装置において、前記スリーブは、前記第1の軸方向位置において、前記入力軸および前記出力軸が回転方向にロックされるドリル駆動モードを達成するものである。
  14. 請求項11記載のパワードライバー装置において、前記スリーブは、前記第1の軸方向位置において、前記ハウジングに対して回転自在である。
  15. 請求項11記載のパワードライバー装置において、前記スリーブは、前記第2の軸方向位置において、前記入力軸が前記出力軸に対して回転自在であるチャックモードを達成するものである。
  16. 請求項11記載のパワードライバー装置において、前記スリーブは、前記第2の軸方向位置において、前記ハウジングに回転方向にロックされるものである。
  17. 請求項11記載のパワードライバー装置において、前記ツールチャックは、ネジ山のないジョーを支持するものである。
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