JP2008046735A - インターネットコミュニティにおける参加者および参加者によって発信された情報の評価値計算方法およびプログラム - Google Patents

インターネットコミュニティにおける参加者および参加者によって発信された情報の評価値計算方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】インターネットコミュニティにおける情報の重要度や信頼度が分からないという問題、また現実的にインターネットコミュニティサービスに適用可能な評価指標、計算方法がないという問題を解決するため、インターネットコミュニティにおける具体的な評価指標と計算方法を考案し、現実的にサービスとして実現可能な新規の方法にて対処することにより、インターネットコミュニティ参加者の評価値、参加者によって発信された情報の評価値の計算方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】インターネットコミュニティにおいて発信された情報を含む全ての評価関係を参加者同士の評価関係に帰結させることで計算量の縮小を実現し、実際のサービスに適用可能としつつ、参加者間の評価関係から参加者の評価値を計算し、さらに、参加者の評価値から発信された情報の評価値を計算する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターネット上で情報交換や議論を行うインターネットコミュニティにおいて、参加者の重要度や信頼度を示す評価値を計算する方法およびプログラム、インターネットコミュニティにおいて発信された情報の重要度や信頼度を示す評価値を計算する方法およびプログラムに係る。
インターネットにおける情報交換や議論は一般的に浸透している。インターネット上で情報交換や議論を行うインターネットコミュニティは、例えば「Yahoo!掲示板」(www.bbs.yahoo.co.jp)や「アットコスメ」(www.cosme.net)に代表されるシステムがある。
この場合、インターネット上の情報交換は、一般に対面での情報交換とは異なり、相手が誰か分からず、情報がどれぐらい信頼できるものなのか分からないという問題がある。このような問題を解決するため、例えば、情報提供行為に対する五段階の評価情報を入力し、これらの情報を公開する評価システムが存在する。
上記のような単純な評価システムにおいては、現実には一人の参加者が多数の架空アカウントを作成し、その架空の参加者同士でやり取りを行って実体のない評価を入力することにより評価を高めるという不正が可能である。また、一部の参加者同士が結託して互いに評価し合うことにより、結託した参加者の評価を不正に高めることも可能である。
結託による不正行為を軽減するため、特許文献1においては、コミュニティ参加者をノードとし、信頼関係を矢とし、ノードと矢に重み付けを行い信頼値を計算する、という提案がなされている。
特開2005−135071
特許文献1を含め、既存の方法ではインターネットコミュニティにおける具体的な評価指標と計算方法が提案されておらず、また、既存の方法では計算量が大きく実際のサービスに適用することができない。
本発明の目的は、上述の問題を解決するため、インターネットコミュニティにおける具体的な評価指標と計算方法を考案し、現実的にサービスとして実現可能な新規の方法にて対処することにより、インターネットコミュニティ参加者の評価値計算方法及びプログラムを提供することである。
本発明は、インターネットコミュニティにおいて参加者間の評価関係から参加者の評価値を計算する。さらに、参加者の評価値から発信された情報の評価値を計算する。発信された情報を含む全ての評価関係を参加者同士の評価関係に帰結させることで計算量の縮小を実現し、実際のサービスに適用可能とすることを特徴とする。
掲示板サイトなどインターネットコミュニティに適合する評価指標と計算方法によって、客観視でき、不正に耐えうる評価値を得られるようになり、かつ、計算量の縮小によって、現実的にサービスに適用可能となる。ひいては玉石混交の多数の情報を評価値によって秩序化でき、情報の重要度や信頼度に対する判断材料が定量的に示されることによって、より生産的な情報共有、情報交換が可能となる。
この発明の一実施形態を図1に示している。図1は、例えばインターネットコミュニティ内に置かれたコンピュータシステムであって、この実施形態の評価値計算装置の全体構成を示すものである。この図1に示すコンピュータシステムは、入力手段が評価値入力手段10、出力手段が評価値出力手段20、制御装置が評価関係探索手段30及び評価値計算手段40、そして記憶手段が評価値記録手段50とした構成を図示している。
評価値計算装置は、参加者の利用者端末からインターネット等の通信手段によって送信されたリクエストを受理する。受理したリクエストが、評価値計算に算入される入力の場合、評価値入力手段10による評価値入力処理により、評価値を評価値記録手段50に記録する。続いて、評価関係探索手段30による評価関係解析処理を行い、評価値記録手段50に格納された評価値を利用して、評価関係情報を取得する。そして、評価値計算手段40により、得られた評価関係情報を利用し、評価値計算処理を実行することにより評価値を計算し、算出された評価値を評価値記録手段50に格納する。
評価値入力手段は、参加者のユーザIDとパスワードとを認証することにより、ある参加者が別の参加者になりすまして評価値を入力することを防止する機能を有する。このために、インターネットコミュニティの参加者に対して、予め会員登録等の手段により、ユーザIDとパスワードを与える手段を備えることが不可欠である。この場合のユーザの認証に関しては、既に使われている種々の認証方法を用いることができる。
評価値計算に算入される入力に関して述べる。本発明では、議論や情報共有、情報交換を行う掲示板のようなインターネットコミュニティをモデルとした評価指標を設定する。そして、インターネットコミュニティ内の全ての評価関係を参加者同士の評価関係に帰着させて評価値計算を行う。本発明で設定したモデルは、数値や評価項目を置き換えることにより、様々なインターネットコミュニティに現実的に適用可能である。
評価情報として、評価者ID,被評価者ID,評価回数、及び評価値をデータベースに記録する。この評価情報が入力されることにより、データベースに評価情報レコードとして記録されることになる。
まず、利用者(評価者)の端末からインターネットを介して評価情報を受理する。受理した評価情報から評価者ID及び被評価者IDを取出す。取得した評価者IDと被評価者IDをキーとしてデータベース内に記録された評価情報レコードを検索する。ここで、既に評価情報レコードが存在している場合、評価回数を更新し、評価値の再計算を行い評価値も更新する。データベース内に対応する評価情報レコードが存在しない場合には、<評価者ID,被評価者ID、評価回数、評価値>の組からなる新たな評価情報レコードを追加設定する。
本発明が想定するインターネットコミュニティシステムを参加者側から見た場合、構成要素は話題(トピック)と発言の二つに分けることができる。
話題は、何について話し合うかを参加者が設定するものであり、本インターネットコミュニティシステムにおいては任意の参加者が話題を作成することができる。
また、発言はすべてどれかの話題に属しており、同じ話題において、それ自体よりも古いいずれかの発言への参照となることができる。
発言への評価は、各評価者間の評価の度合いの差異を縮小し、より正しい評価値を算出するため、かつ計算量の縮小のため「プラス」「マイナス」の二種類に抽象させる。
本インターネットコミュニティシステムで考慮する評価関係は以下である。
・発言者と、その発言に対して発言をする人との間の関係
・発言者と、その発言に対して評価をくだす人との間の関係
・話題(トピック)を作成する人と、そのトピックに参加する全発言者の関係
・トピックの全参加者と、そのトピックで発言をする発言者の関係
これらのそれぞれのリンクについて、後者から前者への評価とみなして評価ポイントを加算する。
Figure 2008046735
評価の加算対象及びポイント数は各インターネットコミュニティによって設定可能だが、例えば以下のようにする。
・コメントに対して「良い」の評価が行われたとき、評価者から被評価者に1ポイント加算。
例えば、参加者1がjのコメントに「良い」の評価を行ったとき、A1j=1になる。
・参照としてコメントしたとき、コメントした人からコメントされた人に1ポイント加算。
・トピックに書き込みをしたとき、書き込んだ人からトピックの管理者(トピックを立てた人)に0.1ポイント加算。
・コメントに対して「悪い」の評価が行われたとき、評価した人から被評価者に-1ポイント加算。
また、計算の効率性と不正の防止のため
・評価値がマイナスになると0にする。
・一人の参加者から他の参加者への評価の合計を1にする。
また、評価値計算のために評価者間の評価関係が構築されている必要があるので
・トピック参加者から他の全参加者に0.1ポイント加算。
参加者数を次元数とする評価関係の正方行列を作成し、一人の評価者からの評価ポイント合計が1になるように変換する。さらに、被評価数を評価値計算の指標とするため、上記行列を転置する。
Figure 2008046735
この値は、多くの参加者から評価されなければ高くならず、また、評価値の低い参加者同士で評価のやり取りを行っても評価値は高くならない。
以上の方法によって、不正に評価値を操作することが困難な、インターネットコミュニティにおける参加者の重要度や信頼度を表す評価値を算出することができる。また、全ての評価関係を評価者と被評価者という人と人の関係に帰結させることで計算量を縮小を実現できる。
また、各インターネットコミュニティサイトによって評価対象、評価指標が異なることがあるが、パラメータを変えることによって、評価値を補正することができる。
参加者の評価値から、発信された情報の評価値を求めることが可能である。発信された情報の評価値計算に適用される要素は、情報を発信した参加者の評価値、発信された情報に対する評価ポイント、評価した評価者の評価値である。発信された情報をt人が評価したとし、発信された情報に対する評価ポイントをEijとする。このとき、評価者iが情報発信者jを評価するとし、iは該当する情報を評価した評価者の集合である。評価者の評価値をEnとすると、発信された情報の評価値Ecは下記によって算出される。
Figure 2008046735
本発明は、インターネットコミュニティにおける参加者の一定期間の評価を計算するものだが、時間経過と共に評価ポイントが蓄積しやすく、長期間活動しているユーザ、古いユーザの方が優位になってしまう。そこで、以下の式のように、評価ポイントを時間によって減衰させることが考えられる。
Figure 2008046735
インターネットコミュニティ参加者の評価値、及び発信された情報の評価値は様々な応用可能性がある。ビジネスモデルへの応用は特に以下において有効である。
インターネットコミュニティにおいて相対的に影響力のあるユーザを判別できることにより、商品販売や広告ターゲッティングなど、マーティング活動を効果的に行うことができる。
また、掲示板サイトのようなインターネットコミュニティには多くの情報が投稿されるが、情報を発信する参加者の評価値と発信された情報の評価値を用い、評価関係を解析することにより、重要な情報の流れや核となる部分だけを抽出することができる。
図面の簡単な説明
評価値計算装置の図 行列Mの図 固有ベクトルの図

Claims (3)

  1. インターネットコミュニティの参加者間の情報評価行為から、被評価者と評価者の間に評価関係を構築することにより参加者の評価値を計算する手段と、インターネットコミュニティの話題(トピック)を提供する参加者を被評価者と見なし、提供された情報が属するトピックの参加者を評価者と見なし、被評価者と評価者の間に評価関係を構築することにより参加者の評価値を計算する手段と、ある参加者の情報提供行為に対して、他の参加者が情報提供行為を加えるという状況において、元の情報提供者を被評価者と見なし、元の情報提供者に対して情報提供行為を加える参加者を評価者と見なし、被評価者と評価者の間に評価関係を構築することにより参加者の評価値を計算する手段と、インターネットコミュニティのトピック参加者を被評価者と見なし、トピックにおける情報提供者を評価者と見なし、被評価者と評価者の間に評価関係を構築することにより参加者の評価値を計算する手段とを備えることを特徴とするインターネットコミュニティシステム。
  2. 前記請求項1によって計算されるインターネットコミュニティ参加者の評価値から、参加者によって発信された情報の評価値を計算する手段。
  3. 請求項1乃至2のいずれかに記載のインターネットコミュニティシステムとしてコンピュータを機能させるプログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013001854A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 楽天株式会社 レビュー投稿制御装置、レビュー投稿制御方法、レビュー投稿制御プログラム、及びそのプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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