JP2008040037A - ヘッドマウントディスプレイ装置および情報端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの使い勝手を向上したヘッドマウントディスプレイおよび情報端末を提供する。
【解決手段】情報端末は、受信した情報を表示する表示画面を備え、例えば、簡易情報の時は小さい第1の表示領域とし、詳細情報の時はそれより大きい第2の表示領域というように、情報の種類や内容に応じて表示領域を変化させることによって、できるだけユーザの視界を妨げることを抑制しつつ、かつ必要な範囲の情報を確認できるようにする。
【選択図】図2
【解決手段】情報端末は、受信した情報を表示する表示画面を備え、例えば、簡易情報の時は小さい第1の表示領域とし、詳細情報の時はそれより大きい第2の表示領域というように、情報の種類や内容に応じて表示領域を変化させることによって、できるだけユーザの視界を妨げることを抑制しつつ、かつ必要な範囲の情報を確認できるようにする。
【選択図】図2
Description
本発明は、情報表示を行うヘッドマウントディスプレイ装置および情報端末に関する。
ミックスド・リアリティが実現可能なヘッドマウントディスプレイ装置において、架空像としてアイコンのようなイメージ像を、現実の視界と重ね合わせ、視線により、該アイコン像を移動させ、視界中の所望の位置を指定可能とする発明が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ヘッドマウントディスプレイ装置は、例えばユーザが外を歩いている場合にも装着することがあり、このような場合、現実の視界をなるべく妨げないようにすることが必要である。一方、ヘッドマウントディスプレイ装置への表示を求められる情報は様々であり、情報によって、全て表示することが求められたり、一部のみ表示すれば十分であったりする。また、表示を要するタイミングも情報によって異なる。そのため、ユーザの使い勝手向上のためには、複数種類の表示方法により情報を表示することが必要である。
そこで、本発明は、ユーザの使い勝手を向上したヘッドマウントディスプレイおよび情報端末を提供することを目的とする。
本発明に係る情報端末は、情報を表示する表示画面を備え、情報の種類や内容に応じて、情報を受信する表示領域を変化させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの使い勝手を向上したヘッドマウントディスプレイおよび情報端末を提供することができる。
図1は、ヘッドマウントディスプレイ装置の内部構成の一例を説明する図である。
ヘッドマウントディスプレイ装置1は、CDMA(Code Division Multiple Access)方式などの携帯電話通信あるいは、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)通信を行う通信部10を備え、例えばメールを送受信したり、ナビゲーション情報を取得したりするなど、データの送受信をすることができる。なお、通信部10に代えて、あるいは追加して、放送受信部を設けるようにしても良い。
制御部11は、通信部10によるデータ受信や、入力部12を用いて入力されるユーザ指示に応じて、表示部13の制御を行う。表示部13は、表示画面14と、制御部11からの制御に応じて表示画面14への画像表示を制御する表示制御部15と、表示画面の位置を移動させるための機構部16を備えている。また、記憶部17は、通信部10により受信したデータや入力部12を介して入力されたデータや、制御部10により実行される制御プログラムデータなどを記憶する。
図2は、ユーザ2がヘッドマウントディスプレイ装置1を装着している状態を示す概略図である。図2(1)はユーザ2を正面から見た図であり、図2(2)はユーザ2を上から見た図である。図2において、201はユーザ2の視野範囲を示しており、領域202は視野範囲201を平面で示したものである。領域203は、視野範囲202の中で表示画面14により現実の視界が妨げられる範囲、即ち、ユーザ2により表示画面14を見ることができる範囲を示している。ヘッドマウントディプレイ装置1がメール受信などを行っていない待受状態の場合は、図2(2)のように表示画面14が少し見える状態に配置する。このように表示画面14を配置することにより、表示画面14が現実の視界を重ねて表示できない非透過型であっても、ヘッドマウントディプレイ装置1を装着することによりユーザの視界が妨げられることを抑制することができる。
以下、ヘッドマウントディプレイ装置1でメールを受信した場合の動作処理について説明を行う。
図3は、ヘッドマウントディプレイ装置1での動作処理を示すフローチャートである。この動作処理は、記憶部17に記憶されたプログラムデータに基づき、制御部11により実行される。
ヘッドマウントディプレイ装置1が待受状態(S301)において、通信部10によるメール受信を検出すると(S302)、制御部11は表示制御部15を介して、図2(2)の領域203にメール着信を示すアイコンを表示させる(S303)。このように、表示画面14の位置を変えずにアイコン表示を行うことにより、ユーザの視界を狭くすることなく、ユーザにメール着信を知らせることができる。なお、この際に、領域203以外の表示画面14の領域には情報を表示しないようにすることにより、表示制御部15による処理負担を軽減することができる。
また、このように表示画面14の位置を変更しない状態で表示を行うため、ユーザがメール着信を認識しやすいように、アイコンをブリンク表示させたり、表示画面の背景色を代えて表示させたりすることが好ましい。
なお、図4のメールアイコンは一例であり、メール着信を示す他のマークを用いても良い。また、ヘッドマウントディプレイ装置1にスピーカーなどの音声発生部を備え、アイコン表示とともに音を発生するようにしても良い。
入力部12を介してユーザから差出人表示指示が入力されると(S304)、制御部11は機構部16により表示画面14の位置を移動させ、表示画面14にメールの差出人を示す情報を表示させる(S305)。図5は、表示画面14を移動後に、ユーザ2がヘッドマウントディスプレイ装置1を装着している状態を示す概略図である。図5(2)に示すように、ユーザ2により表示画面14を見ることができる範囲である領域204は、図2(2)の領域203よりも大きくなっており、この領域に差出人を示す情報が表示される。
なお、本例では差出人情報を表示しているがこれに限定するものではなく、メールの種類が分かる簡易情報であれば、他の情報であっても良い。例えば、メールの緊急度を示す情報や、メールの件名であっても良い。
表示画面14に差出人を表示させた状態で、入力部12を介してユーザから本文表示指示が入力されると(S306)、制御部11は、機構部16により表示画面14の位置をさらに移動させ、表示画面14にメール本文を表示させる(S307)。図6は、表示画面14をさらに移動後に、ユーザ2がヘッドマウントディスプレイ装置1を装着している状態を示す概略図である。図6(2)に示すように、ユーザ2により表示画面14を見ることができる範囲である領域205は、領域204よりもさらに大きくなっており、この領域にメール本文が表示される。
なお、S304において、ユーザから本文表示指示が入力された場合についても、制御部11は、表示画面14を図6に示す位置に表示画面14を移動させ、メール本文を表示する。
S306およびS308において、ユーザから終了指示が入力されると、制御部11は、表示を終了させ、表示画面14を図2に示す元の位置まで移動させる(S309)。なお、S304において、ユーザから終了指示が入力された場合も、表示を終了させ(S310)、待受状態に戻る(S310)。なお、ユーザからの終了指示の入力にかえて、表示画面14に情報が表示されてから、所定時間以上ユーザからの入力がない場合は自動的に表示を終了するようにしても良い。
ヘッドマウントディスプレイ装置1を装着中に、ユーザが歩行や作業を行っている場合があるため、メールが着信するたびに、表示画面が移動して現実の視界が妨げられる範囲が大きくなると、ユーザの作業等を妨げる可能性がある一方、作業等を行っている場合であっても、特定の差出人からのメールや緊急メールについては確認したいという要望がある。本例では、まずは表示画面を移動させることなくメール着信に関する表示を行うことにより、ユーザは視界が狭められることなく、メール着信を知ることができる。そして、ユーザ指示に応じて、表示画面を移動させることにより表示領域を拡大し、簡易情報およびメール本文を表示するため、不意に視界が狭められて作業等の邪魔になることを防止しつつ、必要な範囲の情報を確認することができる。
なお、本例では、メールを受信した場合に、メール着信を示す情報、メール簡易情報、メール本文情報と3段階に情報を分けて表示したが、これに限定するものではなく、2段階や4段階以上に分けても良い。また、メールを受信した場合に情報を表示する場合に限らず、例えば、受信したナビゲーション情報やその他の情報を表示するようにしても良い。例えばナビゲーション情報の場合、表示領域が小さいときには矢印のみで道案内を行い、ユーザ指示に応じて表示領域を大きくするとともに、地図表示などのより詳細な情報を表示する。
また、本例では、ユーザ指示に応じて、表示画面14を移動させ、段階の異なる情報を表示したが、これに限定するものではない。例えば、受信した情報の緊急度に応じて、自動的に表示画面14を移動させて、情報を表示するようにしても良い。以下、その一例について説明する。
例えば、工事場所から100m離れた時点にて、緊急度が低いことを示す付加情報とともに工事情報を受信した場合、図7(1)に示すように領域203に工事場所があることを示すアイコンを表示する。そして、更に工事場所から10m離れた時点に近づいた時点で、緊急度高の付加情報とともに工事情報を受信すると、表示画面14を移動させ、図7(2)に示すように領域203より大きな領域204に注意を促すメッセージを表示する。このように、情報の緊急度にしたがって、表示領域と表示内容を可変させることにより、伝えたい情報をより確実にユーザに提供することができる。
また、以上の例では、ヘッドマウントディスプレイ装置1の表示画面14を移動させることで、ユーザが視野範囲202の中で表示画面14により現実の視界が妨げられる範囲、即ち、ユーザにより表示画面14を見ることができる範囲を変化させたが、これに限定するものではない。例えば、透過型の表示画面14を用い、情報を表示する領域を変化させることにより、現実の視界が妨げられる範囲を変化させるようにしても良い。
なお、以上の例では、現実の視界とともに、メール情報等の情報を表示する場合について説明したが、表示画面14に映画や放送番組等を表示しながら、受信した情報を表示する領域を変更する場合に、本方法を適用しても良い。
また、以上、ヘッドマウントディスプレイ1において表示領域を可変とする例について説明したが、携帯電話、パソコン、カーナビ等のディスプレイ装置を有する情報端末に適用しても良い。
1…ヘッドマウントディスプレイ装置、10…通信部、11…制御部、12…入力部、13…表示部、14…表示画面、15…表示制御部、16…機構部、17…記憶部
Claims (6)
- 情報を表示する表示画面を備えた情報端末であって、
情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した情報に含まれる簡易情報を表示する場合は前記表示画面の第1の表示領域に表示し、前記情報に含まれる詳細情報を表示する場合は前記第1の表示領域よりも大きな第2の表示領域に表示するように制御する制御手段と、
を備えていることを特徴とする情報端末。 - 情報を表示する表示画面を備えた情報端末であって、
情報の緊急度を示す緊急情報を含んだ情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した情報に含まれる緊急情報に応じて、前記表示画面に前記情報を受信する表示領域を変化させるように制御する制御手段と、
を備えていることを特徴とする情報端末。 - 情報を表示する表示画面を備えた情報端末において、
アプリケーション動作に連動して、当該アプリケーションに関する表示領域を可変させ、表示内容を切り替えることを特徴とする情報端末。 - 頭部に装着し使用者に対して情報表示を行うヘッドマウントディスプレイ装置において、
アプリケーション動作に連動して表示領域を可変させ、表示内容を切り替えることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。 - 頭部に装着し使用者に対して情報表示を行うヘッドマウントディスプレイ装置において、
情報の緊急度を示す緊急信号を受信する受信機能を備え、
受信した緊急信号の緊急度に連動して情報を表示する表示領域を可変させ、表示内容を切り替えることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。 - 頭部に装着し使用者に対して情報表示を行うヘッドマウントディスプレイ装置において、
表示領域の大きさに連動して表示方法を切り替えることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=39175132
Family Applications (1)
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JPWO2020235035A1 (ja) * | 2019-05-22 | 2020-11-26 |
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2006
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